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Fターム[4G070AA05]の内容

流体と固体粒子存在下でのプロセス及び装置 (4,666) | 流体の種類 (572) | 気体と液体との混合物 (78)

Fターム[4G070AA05]に分類される特許

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【課題】反応器内の無駄な空間をなくし反応終了後に残る液と触媒を分離して排出する。
【解決手段】略円筒形状の反応器21内にガス分配器30の吐出口から原料ガス28を供給する。反応器内で反応液24と原料ガスと触媒25を上下に流動させて反応させる。触媒分離装置22は、ガス分配器30の下側中央に筒状壁36の開口を有する仕切り板35を設けた。筒状壁36の内側にライザー管39を挿入してガスで上昇流を生じる。仕切り板35の外周側に小孔43を設けてダウンチューブ44を嵌挿させて反応器下端部の凹曲面に沿わせる。ダウンチューブ44の上端を仕切り板より上方に突出させ、屋根部45で囲う。仕切り板の下側に触媒分離フィルター47と排出管48を設けた。仕切り板とダウンチューブとライザー管とでスラリーの循環路を形成し、ダウンチューブの下端出口から出たスラリーをよどみ空間で上昇させ触媒分離フィルターで生成液を分離させる。 (もっと読む)


【課題】三相スラリー反応器を動作させる方法を提供する。
【解決手段】低いレベルで、少なくとも1つの気体反応物を、垂直に延在する、懸濁液中に懸濁された固体粒子のスラリー体中に供給する工程であって、スラリー体が、共通反応器シェル12の内側の、複数の垂直に延在する水平に隔置されたスラリー流路16内に収容され、スラリー流路16が、垂直に延在する水平に隔置された仕切り壁またはプレート14の間に画定され、各スラリー流路16は、高さおよび横幅が幅よりはるかに大きいような高さ、幅、および横幅を有する工程を含む、三相スラリー反応器10を動作させる方法。気体反応物は、スラリー流路16内に存在するスラリー体を通って上方に進むとき、反応させられ、それにより、非気体および/または気体生成物を形成する。気体生成物および/または未反応の気体反応物は、スラリー体の上のヘッド空間内で、スラリー体から離脱される。 (もっと読む)


【課題】液相反応系(カルボニル化反応系など)の温度および圧力変動を抑制し、安定化する。
【解決手段】メタノールと一酸化炭素とを、それぞれ、供給ライン17,19により、カルボニル化触媒系を含む液相反応系3に供給し、反応系の液面を一定に保ちながら、生成した酢酸を含む反応混合物の一部を反応系から抜き取りつつフラッシュ蒸留塔4に供給し、このフラッシュ蒸留により分離されたカルボニル化触媒系を含む高沸点成分を循環ライン21により反応系3に循環する。循環ライン21では、流量を流量センサF3で検出するとともに温度を温度センサT2で検出し、検出されたデータに基づいて、制御ユニット8を利用して、温度調整ユニット6により循環する高沸点成分の温度をコントロールし、前記反応系の温度及び圧力変動を抑制する。 (もっと読む)


【課題】触媒を吸着保持することで触媒反応の効率を向上できる。
【解決手段】触媒反応装置1は、反応器2内に触媒保持部20を設ける。触媒保持部20は、反応器2の円筒管部分を2枚の仕切り板で仕切った内側領域4にアモルファス合金細線9を充填する。内側領域4内に磁力を作用させる永久磁石22を反応器2の外側に設けた。内側領域4に微粒状の触媒19を含む反応液10を充填した。触媒19は一部に強磁性体を含む。反応器2の下端部に原料ガスの供給管を設けて吐出口から液内に気泡を放出する。永久磁石22の磁力によって反応器2内で触媒19をアモルファス合金細線9で分散して吸着保持させた状態で、反応液10と反応ガス11とが触媒19によって反応させる。 (もっと読む)


【課題】液面位置を高精度に検出すること。
【解決手段】スラリーが収容された収容容器30に併設されるスタンドパイプ82と、スタンドパイプ82と収容容器30とを連通する連通管84、86と、スタンドパイプ82内のスラリーに浮遊するフロート88と、スラリーに含有された触媒粒子のスタンドパイプ82内への侵入を規制する規制部94と、を備えているフロート式液面計80を提供する。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素と水素からメタノールなどを合成し二酸化炭素を固定化する反応を、液相法で効率良く実施できる装置を提供する。
【解決手段】触媒粒子を有機溶媒に分散させた触媒懸濁液中に、二酸化炭素と水素の混合ガスを導入し、マイクロ波を照射して反応させるための反応装置であって、触媒懸濁液(10)を収容する反応管(1)の内部に、触媒懸濁液(10)が流通する中空部(33)を有し一部又は全部が微細孔を有する素材で形成されている内筒(31)と、その周囲を取り囲む外筒(30)とから構成され、かつ、内筒(31)と外筒(30)との間に形成された閉空間(32)の壁面にガス導入口(3a)を有する二重筒構造の円筒型フィルター(2a)と、前記ガス導入口に接続された反応ガス導入管(3)と、前記触媒懸濁液(10)が流通する中空部(33)にガスを噴出する撹拌用ガス導入管(4)と、未反応ガスならびに生成ガスを排出する排出管(5)と、を備えるスラリー床型の二酸化炭素固定化反応装置。 (もっと読む)


【課題】固体触媒を充填した反応器によってトリクルベッド式反応を実施するにあたり、簡便で除熱効果に優れ、かつ反応に悪影響を与えることの少ない安価な反応器を提供し、また、この反応器を用いて反応物を製造する方法を提供する。
【解決手段】固体触媒に灌液流条件下にて気体及び液体を接触させ気液固触媒反応を実施するトリクルベッド式反応の際に使用する固体触媒を充填する円筒状の反応器本体10と、反応器本体10の内壁面18に接し、かつ反応器本体10の中心軸Xに対して実質的に平行に設けられた伝熱板20とを備え、反応器本体10の固体触媒が充填される領域における、中心軸Xに垂直に交わる任意の異なる二つの断面の間の反応器区分での伝熱板20の表面積が、該反応器区分の容積に対し8.0〜100[m/m]となるように設けられている。 (もっと読む)


【課題】充填物の充填や抜出しが容易で反応性能を損わない多パス構造ラジアルフロー型反応器を提供する。
【解決手段】直立配置される筒状の反応容器内に、粒状充填物の連続した充填層を収容する充填領域と、充填領域の外側と内側にそれぞれ配された流体が軸方向に流通可能な外側流路および内側流路とを含み、充填領域と外側流路との間でかつ充填領域と内側流路との間で流体が流通可能に構成された反応器であって、充填領域の内側縁との間に粒状充填物が通過可能な隙間をもって充填領域を軸方向に区画する仕切り板と外側流路における軸方向の流体の流通を遮断する閉塞部とを含む外側仕切り構造、及び、充填領域の外側縁との間に粒状充填物が通過可能な隙間をもって充填領域を軸方向に区画する仕切り板と内側流路における軸方向の流体の流通を遮断する閉塞部とを含む内側仕切り構造のうちの少なくとも一つを含む。 (もっと読む)


本発明は、発熱プロセスを実行するための反応器(1)であって、反応器シェル(2)と、反応物および冷却剤を反応器シェル(2)に導入するための入口(3、7)と、反応器シェル(2)から生成物および冷却剤を除去するための出口(4、8)と、少なくとも2つの反応器管(9)と、冷却剤室(6)と、冷却剤室(6)の下方のガス供給装置(11)とを備え、少なくとも2つの反応器管(9)が、冷却剤室(6)の下方の空間(15)と冷却剤室(6)の上方の空間(13)の間の流体連通を可能にするように冷却剤室(6)を通じて延在し、前記反応器(1)が、1つまたは複数の高多孔質触媒を含み、(1つまたは複数の)触媒が、少なくとも1mmの大きさを有すると共に、多孔質体および触媒材料を含み、多孔質体が、50〜98体積%の範囲内の多孔率を有する。 (もっと読む)


【課題】反応器用急冷ゾーン装置を提供すること。
【解決手段】本発明の急冷装置は、急冷部及び混合部を含んでなり、前記急冷部は、急冷流体を噴射させるために中心部から放射状に分岐された流体分配管が設置され、底面には一つ以上の第1流体排出口が設けられ、前記混合部は、前記第1流体排出口の下方にそれぞれ位置する傾斜バッフル(baffle)と、前記傾斜バッフルが前記混合部の外壁と内壁との間で分割された空間に位置するように設けられた一つ以上の仕切りと、前記傾斜バッフル及び前記仕切りによって混合された流体が排出される第2流体排出口とを備えることを特徴とし、さらに第2流体排出口にガイドを設けて追加渦流を形成し、気液接触を極大化させる効果を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】下降流触媒反応装置の冷却ゾーン内で使用するための、取り付けやすいきわめて単純で、コンパクトな設計の、また比較的小さなサイズのデバイスを提供する。
【解決手段】下降流触媒反応装置1の冷却ゾーン11内のデバイスであって、内壁20に、水平に且つ平行に取り付けられる下側平トレー18および該下側平トレー18の上に配置される上側平トレー17を備え、上側平トレー17は、穿孔されており、下側平トレー18および上側平トレー17の間の接続要素であって、液体とガスの混合物を収集し、分配する分配チューブ19を備え、この分配チューブ19は上側平トレー17の上の特定の高さから延在し、下側固定触媒床の上から特定の距離にある下側平トレー18の下で終端している。 (もっと読む)


放射状の管状反応器に挿入するための触媒キャリアであって、管を画定する有孔内壁、有孔外壁、環状容器を閉鎖する上面、および環状容器を閉鎖する底面を有する、使用時に触媒を保持するための環状容器;環状容器の内壁によって形成された前記管の底部を閉鎖する面;前記容器の底面の位置、または底面に近い位置から、シールの位置よりも下方の位置へ、環状容器の有孔外壁から上方に延在する覆い;および、上面、または上面の近くに配置され、前記覆いの外面を超える長さで前記容器から延在するシール、を含む触媒キャリア。 (もっと読む)


本発明は、粒状固体触媒材料の少なくとも1つの触媒塔の上方で、少なくとも1つのガス相と少なくとも1つの液相を有する下方に流れる多相混合物の分配を改善するために、流れ分配導管または煙突と連結する流体分配装置である。液体とガスの相を受容するための流体分配装置は、ガス相が流入できる、1つ以上の開口を、その高さ方向の頂部および・または上部に有し、混合キャビティに開口するガス導管を装置内に有している。流体分配装置は、液体進入のための、1つ以上の側部開口を備えている。側部開口は、液体が、内部混合キャビティに開口する液体導管に入ることを可能にする。混合キャビティは、液体とガスの相の間の密接な接触を可能にする。したがって、本発明の流れ分配装置は、平らでないトレイのための改良された公差を提供する。
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【課題】 プロセス流れから汚染物を除去する方法を提供する。
【解決手段】 プロセス流れを濾過する目的で網状材料を用いる。前記網状材料はまたプロセス装置内のプロセス流れの流れ分配も助長する。そのような網状材料を相当数の前記網状材料の間に隙間が存在するように詰め込むことができるが、その隙間を濾過および流れ分配が向上するように変えることができる。本濾過方法では、また、プロセス装置から出る汚染物を除去する方法も提供する。本方法はいろいろなプロセス流れおよびプロセス装置で使用可能である。そのような網状材料にはセラミック、金属材料および化学的蒸着要素が含まれ得る。そのような網状材料にいろいろな形状および大きさを持たせることができかつまたそれが触媒的に活性を示すようにすることも可能である。 (もっと読む)


容器内に含まれ、かつ共に少なくとも1つの懸濁液を形成する固体粒子および少なくとも1つの液相ならびに気相からなる多相混合物から液体を分離するための方法および装置であり、混合物の少なくとも一部は、容器外部に配置される少なくとも1つのクロスフローろ過器中を循環し、したがって混合物の前記一部を、ろ過された液体と濃縮物とに分離する。 (もっと読む)


本発明は、圧力降下を増大させることなく、触媒反応器の高さが制約された床間空間で気体及び流体のより効果的な混合をもたらす、新規な手段を提供する。詳細には、この装置は、2相系の気相及び液相の混合の際、既存の混合体積の有効性を改善する。本発明によれば、混合装置は、入ってくる流出液を、高度に弓なりになった流れにし、触媒反応器の制約ある床間空間内で高度な混合を生成するのに役立つ。
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【課題】猛毒なダイオキシン類の発生を抑制するために、PCBを一重項酸素などの活性酸素種を含んだ電子化空気によって、200℃前後の低温でガス化させることにより安全に処置できる構造と操作が簡単な処理法および処理装置を提供する。
【解決手段】攪拌機2と流動媒体を内装する反応器1にPCBトを供給し、放電針と電磁誘導コイルの組み合わせによって構成される空気の電子化装置9から発生する電子化空気ロに水蒸気ニを混合して200℃前後に加熱した活性空気ホを作り、それを反応器に吹き込んで、加熱された活性空気の酸化力によってPCBを加水分解して脱塩素化を図り、その加水分解物(ガス状物質)を800℃以上の高温度で焼却してダイオキシン類の発生が抑制されるようにした。 (もっと読む)


気体分配構造を有するスラリー泡カラム反応器(11)には、上側スパージャー(12)と、下側スパージャー(13)と、開放端を有するチューブ(14)とを備えている。前記下側スパージャー(13)から供給された気体が前記チューブ(14)内に進入し、前記チューブ(14)内に存在しているスラリーの密度を低下させる。このスラリー密度差によって、前記チューブ(14)内における前記スラリーを上昇させ、それにより前記チューブ外側のスラリー(14)を下降させて、スラリーの循環を維持するとともに前記容器壁を触媒で洗浄する。
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【課題】簡単な構造でシール性の向上と収率の向上を図ることができると共に、カラムやエンドフィッティングの交換作業や配管作業を簡便に行うことのできる水素化反応に適した反応装置提供する。
【解決手段】反応装置は、水素触媒を充填した金属製のカラム11の入口から原液L1と水素ガスHとを導入し、これらをカラム11内の水素触媒の作用で水素化反応させ、反応液L2をカラム11の出口から導出するもので、カラム11の入口側には、円盤状のフィルタ12と分散板13とを介して入口側エンドフィッティング21が固着され、カラム11の出口側には、円盤状のフィルタ14を介して出口側エンドフィッティング31が固着される。入口側エンドフィッティング21には入口側ヘッド41が着脱可能に連結され、出口側エンドフィッティング31には出口側ヘッド51が着脱可能に連結される。 (もっと読む)


【課題】反応槽モジュールの数を自由に変更でき、かつそれぞれの反応槽の中を視認可能とし、それぞれの反応槽の反応条件を個別に制御可能なコンビナトリアル固相合成装置およびそれに用いられる反応槽モジュールを提供することである。
【解決手段】反応槽モジュールMは、中心部に筒状の反応槽1、そのすぐ外周囲に温度調節層、その外周囲に断熱層の3層構造を有する。筒状の反応槽1、上内蓋2、下内蓋3、ガラス内管4、およびガラス外管5は、上中蓋8と下中蓋9により外側から押さえられている。筒状の反応槽1の側面の肉厚を光が透過する程度に選択すると、筒状の反応槽1内の様子を観察することができる。反応槽モジュールMはそれぞれ独立して構成されるため、1つ1つの反応槽モジュールをそれぞれの反応条件に応じて制御可能なコンビナトリアル固相合成装置を組むことができる。 (もっと読む)


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