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Fターム[4L055FA10]の内容

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Fターム[4L055FA10]に分類される特許

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【課題】 湿式抄造法による木質繊維板の製造方法であって、結合剤の添加量に応じた所望強度の木質繊維板を得ると共に、結合剤を増やした場合も濾水性を確保でき、抄造歩留りを向上させて濾水を汚染させることなく効率的に木質繊維板を製造する。
【解決手段】 水中に木質繊維と結合剤とを投入、混合してなるスラリーにアクリルアミド系凝集剤等の高分子凝集剤を添加することにより、木質繊維と結合剤との凝集力を高めて湿式抄造時の結合剤の歩留りを向上させ、さらに、この木質繊維と結合剤との凝集物を攪拌等により破壊することなくそのまま抄造することによって抄造歩留りを向上させ、濾水を汚すことなくウェットマットを形成し、このウェットマットを乾燥して木質繊維板を得る。 (もっと読む)


【課題】従来の化学パルプの製造法において、SP蒸解法は、木質原料の選定問題、蒸解薬品の回収による環境問題、二酸化硫黄ガスの大気汚染問題があり、また、KP蒸解法も硫黄化合物による大気汚染および漂白排水のCOD、BOD、色度等の水質汚染問題が存在するため蒸解工程と漂白工程での使用薬品を平易して、更に、蒸解工程と漂白工程の廃液・排水を統合し、濃縮・燃焼によりエネルギーの回収を行い、クローズド化可能な化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】蒸解と漂白の両工程で同じ薬品を採用し、核薬品は二酸化塩素あるいは過酸化水素、過酢酸、過蟻酸等又は前記過酸化物の発生剤のいずれか一つが前記蒸解工程及び漂白工程で積極的に脱リグニン化に有効である。 (もっと読む)


【課題】紙を薄くすると不透明性が低下するだけでなく、製紙原料中の填料の歩留率も低下し、白色度も低下する傾向にある。また紙力のうち特に内部強度も低下する傾向にある。そのため本発明の目的は、紙を軽量化しても紙力のうち特に内部強度の低下が少なく、しかも白色度が低下しない処理を施した製紙用填料を提供する。
【解決手段】合成系水溶性アニオン性高分子と合成系水溶性カチオン性高分子を無機物微粒子水性分散液に添加し、微細凝集粒子を形成させ製造した紙用添加剤を製紙原料に添加することによって達成できる。これら水溶性高分子の重量平均分子量は、5,000〜500,000であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】古紙を離解したパルプ懸濁液中に遊離したインク粒子に対する選択的な凝集性能を高め、かつ古紙中に填料などとして含まれる灰分の除去が優れている脱墨助剤および脱墨古紙の製造方法を提供する。
【解決手段】ベンジル基のように親油性であるカチオン性単量体あるいは前記カチオン性単量体を必須として含む単量体混合物の重合体を含有する脱墨助剤は、印刷インクなどのような油性物質と親和力が高いため選択的にインク粒子に吸着し、インクを凝集させていく。その結果、従来に較べ純度の高い脱墨古紙を製造することができる。また脱墨古紙を製造する過程においては、フローテータ内又はその上流のパルプスラリーに、前記重合体を含有する脱墨助剤を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】抄紙工程におけるワーヤー上での填料の歩留まりが高く、狭い粒度分布を有することにより、紙の表面強度及び内部結合強度を高くできる多孔性填料とその製造方法を提供する。
【解決手段】抄紙用填料において、下記一般式(1)で表されるカチオン性単量体からなるカチオン性高分子化合物の少なくとも1種が吸着し、レーザー回折法により測定された平均粒子径が4.0〜40μmである多孔性填料。


一般式(1)においてRは水素又はメチル基、R、R、Rは炭素数1〜3のアルキルあるいはアルコキシル基であり、Aは酸素原子またはNH、Bは炭素数2〜4のアルキレン基またはアルコキシレン基を表し、Xは陰イオンをそれぞれ表す。 (もっと読む)


本発明は、より高い比率の鉱物性充填剤粒子を有する紙マットを製造する方法を提供し、本発明の方法以外では、この高い比率は紙の強度の期待損失なしには可能とはならない。本方法は、少なくとも一部の充填剤粒子を、充填剤物質が強度混和剤に付着することを防止する物質で被覆することにより、より多量の充填剤粒子の使用を可能とする。この強度混和剤はセルロース繊維を互いに強固に保持し、及び充填剤粒子上で浪費されることがない。本方法は、充填剤粒子がPCC−GCC混合物であり、及びGCC粒子が付着防止被覆により被覆されている場合に特に効果的である。
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【課題】製紙機械の速度を増してもファイン及び充填材の望ましくない分配等の有害な変化が生じない、製紙機械において紙料から紙匹を成形するための装置・方法を提供する。
【解決手段】ループ状で連続パスを走行するフォーミングワイヤ上または1対の収束フォーミングワイヤ間での紙匹の形成を開始するための装置及びそれを用いる方法を提供する。該装置は、フォーミングシューの多孔質フェース面全般にわたりフォーミングワイヤ上またはフォーミングワイヤ間に紙料の流れを噴射するヘッドボックスを備える。またフォーミングシューのフェース面の多孔質部に、近接するフォーミングワイヤにより絞り出された水を、制御された方法でフォーミングシューにより走行させて製紙機械から取り除くことができるようにするための複数の開口、例えばドリル穴、小スロット、ハニカム穿孔などを、設ける。 (もっと読む)


【課題】近年の高速オフセット輪転印刷に対応し、自動仕立て機での紙詰まりトラブルの発生を防止することが可能なオフセット印刷用新聞用紙を提供すること
【解決手段】原紙が中性抄紙法で抄造され、該原紙の表裏面に表面処理剤が塗工された新聞用紙であって、前記原紙が古紙パルプを主成分とし、前記表面処理剤が、少なくとも(A)表面サイズ剤、(B)紙力増強剤、及び(C)導電剤を含有することを特徴とする、オフセット印刷用新聞用紙。 (もっと読む)


【課題】
大型化・高速化した抄紙機において原料となるセルロース繊維スラリーにアニオントラッシュを多く含有する場合に有効な填料歩留りを向上させる紙の製造方法を提供する。
【解決手段】
セルロース繊維スラリーに、硫酸アルミニウム、カチオン性紙力増強剤、填料を添加した後、アニオン性歩留向上剤をスクリーン処理の前後に分割添加して、さらに好ましくはアニオン性歩留向上剤のスクリーン処理後に添加する量が、スクリーン処理前に添加する量の同量以下で灰分10質量%以上の紙を製造する。 (もっと読む)


【課題】近年における紙・板紙のリサイクルの比率が増加し古紙が製紙原料へ多量に混入してきている。またこれに伴いアニオントラッシュやピッチ・スティッキーの存在量も増加し、製紙用水の悪化も進んでいる。そのためワイヤー上の歩留率および紙質低下の方向に作用することは避けられない。このような状況下では既存のジメチルアミノエチルアクリレートの四級化物とアクリルアミドの共通重合物によるカチオン当量と分子量の調節だけでは対応が難しくなってきている。従ってこれに替わる新しい組成の歩留向上剤、紙力増強剤あるいはピッチ障害を防止する成紙上の欠点発生防止剤を提供する。
【解決手段】下記式のカチオン性単量体、イタコン酸、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリルアミドの各構成単位を有する水溶性高分子からなる製紙用薬剤によって達成することができる。
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【課題】衛生用紙製造のクレーピング工程において強く望まれている、粘着力の低いコーティング膜の上に均一で高い粘着力を持った接着膜を形成するという課題を解決できるヤンキードライヤーコーティング剤及びこれを用いたヤンキードライヤーコーティング方法を提供する。
【解決手段】ポリアミドポリアミンの2級アミノ基に対するエピクロルヒドリンの反応モル比が特定の範囲であり、かつ、エピクロルヒドリンの反応後の、ポリアミドポリアミン−エピクロルヒドリン樹脂中の、未反応2級アミノ基に対する多塩基性無機酸の反応モル比が特定の範囲であるポリアミドポリアミン−エピクロルヒドリン樹脂を有効成分として含有することを特徴とするヤンキードライヤーコーティング剤及びこれを用いたヤンキードライヤーコーティング方法。 (もっと読む)


【課題】 不純物が少なく、輸送コストや環境負荷が小さい特定のイオン性を有する粉末状イオン性水溶性高分子を提供することであって、凝集剤用途詳しくは汚泥の脱水処理用途、製紙スラッジの脱水処理用途と製紙原料に添加して抄紙する方法に対して優れた機能を発揮する粉末状イオン性水溶性高分子およびその用途を提供する。
【解決手段】 分散剤および疎水性分散媒を含有する連続相と、カチオン性単量体および複数の不飽和二重結合を有する多官能性単量体を必須として含有する分散相とからなる分散液を逆相懸濁重合させた後、得られる重合体を乾燥した電荷内包率が35%以上90%以下であることを特徴とする粉末からなるイオン性水溶性高分子と、カチオン性基を有する電荷内包率が5%以上35%未満の水溶性高分子の粉末から選択される一種あるいは二種との混合物からなるイオン性水溶性高分子を提供することで本課題を解決できる。
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本発明は石膏が繊維の表面に結晶として現れている石膏−繊維複合製造物に係り、硫酸カルシウム半水和物及び/または硫酸カルシウム無水物と前記繊維の水性懸濁液とを接触させることによって前記石膏の結晶が得られる。本発明は前記石膏−繊維複合製造物の製造方法にも係る。製紙において、この複合製造物を填料又は塗工顔料として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 紙及び板紙の製紙工程において、地合いを損なうことなく、歩留の向上、濾水性、搾水性の改善及び生産性の向上を図る抄紙方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 抄紙工程において、抄紙前の製紙原料中に一段目としてカチオン性あるいは両性アクリルアミド系共重合体からなる歩留向上剤を添加、一つ以上のせん断工程を経た後、二段目として前記歩留向上剤より分子量の低い水溶性重合体を添加することにより達成できる。
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【課題】 輸送コストや環境負荷の小さいイオン性の水溶性高分子とその製造法を提供することであり、凝集剤用途さらに詳しくは汚泥の脱水処理用途、製紙スラッジの脱水処理用途と製紙原料に添加して抄紙する方法に対して優れた機能を発揮するイオン性の水溶性高分子を提供する。
【解決手段】 界面活性剤により水に非混和性有機液体を連続相、カチオン性単量体および複数の不飽和二重結合を有する多官能性単量体を必須として含む単量体混合物水溶液を分散相となるよう乳化し重合した後、得られる油中水滴型エマルジョン状液体を、乾燥工程を経ることによって造粒し製造したイオン性水溶性高分子であって、特定のイオン性を発現する粉末からなるイオン性水溶性高分子を提供することで本課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】多孔性填料スラリーでの粘度が低く、取り扱い性が優れており、紙に配合した際の嵩高化効果および白紙不透明度が高く、しかも適切な平均粒子径および狭い粒度分布を有し、紙の表面強度および内部結合強度を高くできる多孔性填料とその製造方法、また、嵩高であり、不透明度、表面強度および内部結合強度が高い紙を提供する。
【解決手段】本発明の多孔性填料は、コア粒子と、該コア粒子の周囲に付着した酸化ケイ素化合物とアルミニウムを有する多孔性填料であって、蛍光X線分析法によるケイ素とアルミニウムの比率が100/0.05〜100/10である。本発明の紙は、上述した多孔性填料を含有するものである。 (もっと読む)


【課題】古紙パルプを含む紙料を用いても、抄紙系を複雑にすることなく、操業性を悪化させずに、再生紙の強度を向上させることが可能な添加剤を提供する。
【解決手段】古紙パルプを含むパルプスラリーまたは紙料スラリーに添加される、再生紙製造用のカチオン化タピオカ澱粉であって、カチオン置換度が0.048〜0.207であり、糊化状態での比電荷量が300〜850meq/gであることを特徴とする、カチオン化タピオカ澱粉、それを含む再生紙、並びにその製造法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 脱墨性と脱灰性を両立できる脱墨工程用脱灰剤を提供する。
【解決手段】 本発明の脱墨工程用脱灰剤は、1級アミノ基および2級アミノ基から選ばれる少なくとも2つを有するポリアルキレンポリアミン化合物の少なくとも1種であるポリアミン化合物(a1)または該ポリアミン化合物(a1)とグリコール化合物(a2)との混合物を(A)とし、該(A)と特定の架橋剤(B)と特定の高級脂肪酸源(C)とを、モル比が(A):(B):(C)=1:0.2〜0.8:0.5〜1.5となる割合で反応させて得られるポリアミンポリアミド化合物又はその塩を含有する。 (もっと読む)


【課題】低米坪でありながら、不透明度と手肉感に優れた紙を提供すること。
【解決手段】パルプに填料を内添した紙であって、前記填料に、填料処理剤としてアニオン性化合物をあらかじめ添加した後、パルプに混合して抄紙することにより得られることを特徴とする紙。前記アニオン性化合物がスチレン−アクリルポリマーであることが好ましく、前記填料が、製紙スラッジ由来の再生粒子、脱墨フロス由来の再生粒子凝集体、又は、脱墨フロス由来の再生粒子凝集体をシリカで被覆したシリカ被覆再生粒子凝集体であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】パルプ製造工程における白液から電解法により高濃度の多硫化イオウを含む蒸解液を高効率かつ低電力で製造する方法において、電解槽の性能を回復するのに重要な洗浄方法を提供する。
【解決手段】多孔性アノード2を配するアノード室3、カソード室5、アノード室3とカソード室5を区画する隔膜6を有し、アノード室2に硫化物イオンを含む溶液を導入し、カソード室5に苛性ソーダを含む水溶液を導入して、電解酸化で多硫化硫黄を含む多硫化物を製造するための電解槽1において、該アノード室3を無機酸、キレート剤、スケール洗浄剤の少なくとも一つを含有する水溶液で洗浄することによって、電解槽1の性能を回復する。 (もっと読む)


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