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Fターム[5H026BB10]の内容

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Fターム[5H026BB10]に分類される特許

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【課題】カソード用セパレータの酸化性ガス流路内での液滴詰り(フラッティング)現象を抑制することが可能な直接メタノール型燃料電池を提供する。
【解決手段】メタノール水溶液が燃料として供給されるアノード1と、酸化性ガスが供給されるカソード2と、前記アノード1とカソード2の間に介在される電解質膜3と、前記アノード1側に配置され、前記アノード1と対向する面に燃料流路5が形成されたアノード用セパレータ4と、前記カソード2側に配置され、前記カソード2と対向する面に酸化性ガス流路8が形成されたカソード用セパレータ7とを備え、少なくとも前記カソード用セパレータ7は、少なくとも前記酸化性ガス流路8内面に撥水性官能基およびイオン性官能基を有する高分子重合体を含む被膜9、11が形成されていることを特徴とする直接メタノール型燃料電池。 (もっと読む)


【課題】固体酸化物形燃料電池のセルの空気極とインターコネクタとを接合する接合剤であって、焼成温度を比較的低温に設定しても十分に電気抵抗が小さく且つ接合強度が十分に大きいものを提供すること。
【解決手段】スピネル型結晶構造を有する遷移金属酸化物(MnCo)を構成する各金属元素(Mn,Co)の粉末が出発原料とされる。この粉末の混合物を含むペーストを、空気極とインターコネクタとの間に介在させた状態で焼成することによって、本発明に係る接合剤が得られる。この接合剤は、「共連続構造」を有していて、「共連続構造」において多数の基部同士を互いに連結する腕部の太さが0.3〜2.5μmである。スピネル系材料(MnCo)の粉末を出発原料として形成された接合剤に比して、電気抵抗が小さく、且つ、接合強度が大きい。 (もっと読む)


【課題】燃料電池内部における親水性を調整して、燃料電池の排水性を向上させ、発電性能を向上させる技術を提供する。
【解決手段】燃料電池は、電極面に反応ガス行き渡らせるためのガス拡散部材と、ガス拡散部材の外側に配置されるセパレータとを備える。ガス拡散部材の流路壁面とセパレータの外表面とは親水被膜によって構成されている。ガス拡散部材とセパレータの基材表面には、セパレータの親水性の方がガス拡散部材の親水性よりも高くなるように、親水被膜に親水性を向上させるための原子を含有させる第1の親水性調整加工、または、親水被膜に被覆される前の面の形状を変形させて親水性を向上させる第2の親水性調整加工が施されている。また、セパレータの外表面とガス拡散部材の流路壁面とは、水の接触角が40°以下である。 (もっと読む)


【課題】優れた耐久性を有する新規なポリマー及び高分子電解質を提供する。
【解決手段】式(1a)〜(1d)の何れかの型に分類される構造を1以上含むポリマーであって、該ポリマーに含まれる式(1a)〜(1d)の型に分類される構造の数の合計に対する、式(1c)および(1d)に分類される構造の数の合計の比率が85%以上であるポリマー。
(ここで、A〜A12はそれぞれ独立に、イオン交換基またはイオン交換基を含有する置換基を表す。R〜R12はそれぞれ独立に、イオン交換基を除く置換基を有していてもよい炭素数1〜20のアルキル基、イオン交換基を除く置換基を有していてもよい炭素数1〜20のアルコキシ基、イオン交換基を除く置換基を有していてもよい炭素数6〜20のアリール基、イオン交換基を除く置換基を有していてもよい炭素数6〜20のアリールオキシ基、イオン交換基を除く置換基を有していてもよい炭素数2〜20のアシル基、及び、フッ素原子から選ばれる置換基を表す。p〜p12はそれぞれ独立に0以上3以下の整数である。R〜R12が、複数ある場合、それぞれ同一でも異なっていてもよい。) (もっと読む)


【課題】末端水酸基を備えるポーラスシリコン領域を少なくとも金属化する新しい方法を提供する。
【解決手段】ポーラスシリコン領域は、1つのステップで、水溶液に溶解した金属イオンのインサイチュ還元の実施と、前記領域に得られた金属粒子の固定と、が行われて、金属化される。このステップは、特に金属化される領域を、金属イオンを含む溶液に接触することを有し、前記領域の表面は、金属イオンがインサイチュ還元され、且つ金属粒子が固定することができるように予め官能基付与される。ポーラスシリコン領域の官能基付与は、2つの特有のタイプの化学基によるグラフトにより達成される。用いられる第1の化学基は、金属イオン及び/又はその金属イオンに対応する金属をキレートする化学基であり、一方、第2の化学基は金属イオンを還元する化学基である。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質膜として用いたとき、優れた耐久性を有する膜を得ることができる、ポリアリーレン系共重合体を提供する。
【解決手段】 イオン交換基を有するセグメントと、イオン交換基を実質的に有しないセグメントとをそれぞれ複数個有するポリアリーレン系共重合体であって、
イオン交換基を有するセグメントの少なくとも一個がポリアリーレン構造を含むこと、 イオン交換基を有するセグメントのポリスチレン換算の重量平均分子量が10,000〜250,000であること、及び
ポリアリーレン系共重合体のイオン交換容量が3.0meq/g以上であること、
を特徴とするポリアリーレン系共重合体。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質の耐久性評価に有用な処理方法であって、長時間の燃料電池運転試験を行う必要がなく簡易であり、かつ燃料電池の運転状態に近い状態を再現可能な高分子電解質の処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明はイオン交換基を含む高分子電解質の処理方法であって、高分子電解質に水、鉄イオン及び過酸化水素を共存せしめた後、該高分子電解質の水分量が20重量%以下になるまで該高分子電解質を乾燥させる方法である。また、本発明は鉄イオンを含む水溶液に高分子電解質を浸漬させたのち、該高分子電解質の重量を基準とした水分量が20重量%以下になるまで該高分子電解質を乾燥させる第1処理工程と、第1処理工程における処理を経た高分子電解質を過酸化水素水に浸漬させたのち、該高分子電解質の重量を基準とした水分量が20重量%以下になるまで乾燥させる第2処理工程とを備える処理方法である。 (もっと読む)


機械的に安定なポリアゾールポリマーを製造する方法であって、以下の工程:a)i)芳香族及び/又は複素環式芳香族ジアミンカルボン酸を反応させることによって得ることができるものを除く、少なくとも1つのアミノ基を繰り返し単位中に有するポリアゾール、ii)少なくとも1種の強酸、及びiii)少なくとも1種の安定化剤、を含み、且つ膜中、安定化剤の合計含有量は、0.01〜30質量%である膜を供給する工程、b)膜中の安定化反応を、直ちに、又は次の膜の処理工程で行う工程、c)適切であれば、追加的に、工程b)に従い得られた膜を、強酸でドープするか、又は存在する水を更に除去することによって、存在する酸を濃縮する工程、を含み、且つ前記安定化剤が、少なくとも1種のオキサジン−ベースの化合物を含むことを特徴とする方法。このようにして得られるポリアゾールポリマーは、特に、高い伝導性、及び非常に良好な機械的安定性でよって特徴付けられる。従って、これらは、燃料電池への適用に特に適切である。 (もっと読む)


【課題】取扱性が良好であり、酸点が多く酸触媒としての機能やプロトン導電性に優れた固体酸及びその製造方法を提供する。
【解決手段】酸化グラフェン及び/又は厚さ10nm以下の酸化グラファイトをスルホン化することによって得られる固体酸。酸化グラフェン及び/又は酸化グラファイトの面方向の円相当径は1μm以上であることが好ましい。また、スルホ基は0.5〜10.0mmol/gのスルホン酸密度で導入されていることが好ましい。そして、この固体酸を、固体酸触媒やプロトン伝導膜に用いる。 (もっと読む)


【課題】メタノール透過阻止性に優れ、面積変化がないか又は低下したものであり、且つプロトン伝導性が優れた電解質膜の製造方法の提供。
【解決手段】多孔性基材の細孔にプロトン伝導性を有する第1ポリマーを充填してなる電解質膜の製造方法であって、i) ポリオレフィン類からなる群から選ばれる少なくとも1種の第2ポリマーとii) そのポリマー内に二重結合を有する第3ポリマーとを有して形成される多孔性基材を準備する工程;前記第2ポリマー同士を架橋して前記多孔性基材に架橋化第2ポリマーを形成する工程;及び得られた多孔性基材の細孔に、プロトン伝導性を有する第1ポリマーを充填する工程;を有する、上記方法によって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


一体型PEM燃料電池はガス不浸透性プレート(24)の表面から延伸し、かつMEA組立体のアノードおよびカソードを形成すべく互いに隣接する端に対向するコーティングされていない端(212)で終端するファイバの群(211)を用いるバイポーラプレート組立体を有する。端部にはビーズまたは薄膜の形態で触媒サポートと触媒を与えることができ、膜に結合される。組立体は一体化されたシールを用いることができ、スタックの終端において同様のファイバ構成物を用いたコレクタプレートを備える。
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【課題】酸素イオン導電率の低い単斜晶相が少なく、熱膨張率が特定の範囲にあり、かつ熱収縮開始温度が高い低温作動型固体電解質燃料電池用の固体電解質材料であるスカンジア安定化ジルコニアを提供する。
【解決手段】(ZrO21−x−y(Sc23(AO(ここで、Aはアルミニウム、ランタン、セリウム、プラセオジム、サマリウム、ガドリニウム、コバルト、マンガンおよび銅からなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、0.02≦x≦0.2、0.005≦y≦0.1、1.0≦z≦2.0である。)で表され、かつ立方晶相と単斜晶相とを含有し、単斜晶相率が1〜30%であることを特徴とするスカンジア安定化ジルコニア。 (もっと読む)


【課題】加湿機能を有する燃料電池構造を提供する。
【解決手段】膜電極接合体20、第1の多孔質金属板30、金属板40およびエンドプレート50から構成し、膜電極接合体20は、アノードガス拡散層24、カソードガス拡散層25、プロトン交換膜21、触媒層22、23からなる。
第1の多孔質金属板30は、アノードガス拡散層24に相対して配置され、金属板40は、カソードガス拡散層25に相対して配置され、それぞれアノードガス拡散層24と接触する第1のガス流路32及びカソードガス拡散層25と接触する第2のガス流路42を形成し、また、それぞれエンドプレートとの間に冷却水流路31、41を形成する。
第1の多孔質金属板30は、冷却水路31から冷却水を圧力差と毛細管現象により第1のガス流路32中に進入させて燃料を加湿する。 (もっと読む)


アミン中和スルホン化ブロックコポリマーおよびスルホン化ブロックコポリマーを中和するための方法であって、この方法は有機溶媒およびミセル形態にある非中和ブロックコポリマーを含む溶液を提供し、ならびに少なくとも1種類のアミンを溶液に添加することを含む。 (もっと読む)


【課題】セパレータの表面に高い親水性を付与すると共にこの親水性を長期間維持することができ、ガス供給排出用溝が水滴により閉塞されることを防いで燃料電池の高い発電効率を維持することができる燃料電池セパレータの製造方法を提供する。
【解決手段】燃料電池セパレータAを製造するにあたり、エポキシ樹脂を含む熱硬化性樹脂、フェノール系化合物を含む硬化剤、及び黒鉛粒子を含有し、前記フェノール系化合物に対する前記エポキシ樹脂の当量比が0.8〜1.2の範囲である成形用組成物を成形する。得られた成形体の表面をSO3で処理する表面処理を施す。成形用組成物中にエポキシ樹脂とフェノール系化合物とを配合すると共にその配合比を調整するという非常に簡易な手法によって成形体1に水酸基を分布させ、これにより、表面処理時には、成形体1の表面にSO3が反応しやすくなる。 (もっと読む)


【課題】Auを含む表面層をTi基材上に強固かつ均一に形成させることができ、燃料電池用セパレータに要求される耐食性、導電性及び耐久性も確保できる燃料電池用セパレータ材料を提供する。
【解決手段】Ti基材2の表面に、Al、Cr、Fe、Co、Ni、Cu、Mo、Sn及びBiからなる群より選択される少なくとも1種類以上の金属からなる第1成分とAuとを含む表面層6が形成され、表面層における第1成分の含有量が、第1成分の比重(g/cm3)×0.001〜第1成分の比重(g/cm3)×0.01(μg/mm)であり、かつAuの含有量が0.070(μg/mm)以上であり、表面層のどの深さにおいても、金属状態の第1成分の含有量が25質量%以下である燃料電池用セパレータ材料である。 (もっと読む)


【課題】固体高分子型燃料電池を得るに際して、凍結乾燥法を用いて、ガスチャネル、プロトン伝導パス、三相界面の全てを増大させることができる固体高分子型燃料電池用電極触媒層の製造方法および固体高分子型燃料電池用電極触媒層を提供する。
【解決手段】(1)プロトン伝導性高分子を含む分散液を基材表面に塗布し溶媒が乾燥する前に凍結させ真空下で乾燥する工程、(2)前記工程(1)で得たプロトン伝導性高分子の多孔膜に、触媒担持カーボンの分散液を含浸させ乾燥させる工程、(3)前記工程(2)で得たプロトン伝導性高分子の多孔膜の細孔に触媒担持カーボンを含浸させた中間体に、プロトン伝導性高分子の分散液を含浸させ乾燥させる工程を有する工程を経る。 (もっと読む)


【課題】耐久性が高く、長期にわたって安定な発電が可能な固体高分子型燃料電池を提供する。
【解決手段】スルホン酸基を有する重合体、および数平均一次粒子径が1nm〜20nmであって、数平均二次粒子径が30nm〜200nmである金属酸化物粒子を含む固体高分子電解質膜。スルホン酸基を有する重合体、金属酸化物粒子を含み、該金属酸化物粒子がノニオン性界面活性剤及びアニオン性界面活性剤の存在下で、金属化合物を酸化させて得られたものである固体高分子電解質膜。 (もっと読む)


【課題】導電性、耐食性、機械的強度、薄型化等の各種要求特性を満たす燃料電池用セパレータを、容易かつ安価に製造する方法を提供する。
【解決手段】燃料電池用セパレータは、基板21と、基板21の一方の面に設けられた反応ガス流路23と、基板21の一方の面と反対の面に設けられた冷却用流路24とを備えている。反応ガス流路23及び冷却用流路24の少なくとも一方が、基板21上にフォトレジストにより流路成形パターン形成する工程と、流路成形パターンが構成する凹部25A,25Bと凸部に導電性樹脂材を塗布する工程と、導電性樹脂材を硬化する工程と、流路成形パターンの凸部の頂部に硬化した導電性樹脂材を研磨除去する工程と、流路成形パターンの凸部を形成するフォトレジスト膜25a,25bを除去する工程を経て形成される。 (もっと読む)


【課題】導電性材料でドーピングした、導電性アルカリ塩を含む、エステル硬化させたアルカリ性フェノール系レゾール樹脂を含んでなる電極、電解質および/またはセパレータプレートを提供する。
【解決手段】本発明によるセパレータプレートは、ガス流を導くための一個以上のフローフィールドを有する燃料電池で使用するのに好適なセパレータプレートであって、前記プレートが、導電性アルカリ塩を含み、エステル硬化させたアルカリ性フェノール系レゾール樹脂を含んでなる。 (もっと読む)


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