説明

硬磁性材料磁気記録媒体等磁性体の使用案

【課題】硬磁性材料を利用した製品を提示する。
【解決手段】硬磁性材料を箔にしてテープとした硬磁性対磁気記録媒体。硬磁性材料を溶湯噴霧法などで微粉末としテープに塗布した硬磁性粉塗布磁気記録媒体。硬磁性合金構成元素を個別に化学的な粉末にして、適切に混合して全体として硬磁性材料たらしめてテープ或いはシートに塗布した化学的硬磁性粉塗布磁気記録媒体。炭素族元素混合強力硬磁性材料を使用した前記磁気記録媒体。水素を吸い付ける磁石陰極と酸素を吸い付ける磁石陽極を用いた磁石電極式真正燃料電池。界磁コイルをアルミニウム線とし、固定子と回転子のコアをLi,Al,Mgの中から単体或いは合金として用い、集電子を一つ増設し各極に送電して固定子の磁極を多極化した軽量高効率電動モーター。捻り角度を45度にした風力学回転羽根。プロペラ等の推進機を胴体や翼などに左右二つに分け、外向きに設けた風力学的効率化飛行機。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【9000000001】
私は、先日、大辞林で「還元鉄」の存在を知った。「鉄の酸化物の還元によって得られる極微細粉末状の金属鉄。触媒として用いられ、また消化管での溶解吸収が速いので増血剤としても用いられる」とある。
これだけしか分からないので、赤鉄鉱石や砂鉄のような磁鉄鉱石を炭素や一酸化炭素や水素で還元すると、途端に、粉末状態の鉄粉になるのかどうか判らないが、とにかく、極微細な鉄粉が生産できるらしい。
そこで、この極微細鉄粉を使用して、磁気記録用の磁気テープが出来ないかと咄嗟に思い付いた。と言うのは、私は、予てより、従来のγ−ヘマタイトγ−Fe、コバルト被着酸化鉄Co−γ−Fe、純鉄(メタル)Fe、クロムCrO等の磁気記録テープ(現代商品大辞典・新商品版、東洋経済新報社、320〜323P)は、どう考えて見ても、実用可能な物とは、私には思えないのである。と言うのは、これらは、確かに磁性体ではあるが、所謂磁石になる硬磁性材料では無く電磁石にしか成らない軟磁性材料であるからである。
この両者は、次のように定義されている。磁石の内、磁場の中に在る時だけ磁気を帯びる物を「一時磁石」、磁場を取り除いても残留磁気や保持力の大きい物を「永久磁石」と言う。前者には、軟鉄・珪素鋼・パーマロイ(鉄・ニッケル合金)等があり、後者には、炭素鋼(含有炭素2%以下0.02%までの物を言う)・タングステン鋼・KS鋼・MK鋼があり、磁化率は低いが保磁力が大きい。以上は「現代新百科事典、学研」による。
従って、従来の軟鉄(含有炭素0.02%以下の物を言う)のテープでは、記録した磁気を保持する能力が無いことが解かる。
磁性に関する「理科年表」(平成2年版)の記述は次のようになっている。即ち、「CGS電磁単位で表わした磁束密度B、磁場の強さH、磁化、すなわち単位体積当りの磁気モーメントIの間には、B=μH=H+4πIの関係がある。ここでミューμを透磁率という。反磁性体、常磁性体においてはIはHに比例し、その比例定数χ=I/Hを磁化率という。ただしχはモル当りまたはグラム当りの値を用いることが多い。反磁性体および一部の常磁性体のχは温度によらないが、多くの常磁性体ではχ=C/T(Tは絶対温度)のように変化する。Cをキュリー定数という。
強磁性体では一般にμが著しく大きく、Hを増すとIは増大し、ついに飽和磁化Iの値に達する。Iの値は温度に依存し、通常は温度が上ると減小してついには消失する。この時の温度Tをキュリー温度とよぶ。
強磁性体のIはHの一価関数でなく、Iの以前の変化の経路によって変る。これをヒステリシス現象という。飽和まで磁化した後Hを0にする時残っているBを残留磁化B、Bを0にするのに必要な逆方向のHの大きさHを保磁力という。
消磁状態の強磁性体を磁化する場合のB−H曲線を初磁化曲線とよび、その原点におけるこう配μを初透磁率、曲線上の点に対するB/Hの最大値μを最大透磁率という。磁化のサイクルを行なわせた時に失われたエネルギーはヒステリシス曲線の囲む面積W=1/4∫πHdBに等しい。これをヒステリシス損失という。このほかに電気抵抗の小さい磁性材料では渦電流による損失が大きくきく。

ところで、私は過日(平成16・8・31)、「永久磁石化性記憶媒体」(特願2004−288625)を出願している。その出願の所以は、従来の軟鉄性の磁気記録テープ6等は、全く、論外な存在であり、従って、鋼鉄性の磁気記録テープにしなくてはならないが、鋼鉄性粉末は存在して居ないようであり、また、その時点では、私も製造法をよう発明しえなかったので、そこは、スチールテープやスチールシートで行く以外に無かろうと、それらを発明出願したものであった。
しかし、斯くて、永久磁石用材料の存在を知りうることになり、また、「特許請求の範囲」を拡大する必要に迫られ、ここに出願する次第となった。また、先願時には、不可能では無いかと思われた「永久磁石化性金属粉末塗装テープ」用の鋼鉄粉末も製造可能では無いかと思われるので、ここに出願することにした。
冒頭に記したように、「還元鉄」は、極微細粉末金属鉄とあるから、恐らく純度の高い軟鉄なのであろう。この酸化鉄の炭素による還元工程を少し延長する等すれば、炭化された鉄が出来るのでは無いかと思われるが、どうも、上表中のFeCのような物は製造できないように思われる。
従って、硬磁性の磁気テープを造るには、硬磁性材料(体)の粉体を造る必要に迫られる。例えば、上表の中の炭素鋼を粉にする必要がある。粉末治金と言うことが行なわれていて、スチールパウダーと言う物が製造されて居るらしい。その製法は、現代商品大辞典・新商品版(東洋経済新報社)によると、「通常の金属鋳造法と同様、高周波誘導炉等により原料を溶解し、成分調整した後、その溶湯を高圧水やガスジェットによるセン断力、もしくは機械的な遠心力の作用で粉砕・凝固させるもので、得られる噴霧粉atomized powderはマイクロインゴットとも称すべきものである」と言う「溶湯噴霧法」(94p、112p)によるのが通常のようである。
この合金粉末製造法で以て、表IIIの永久磁石用材料などの中から適切な物を合金粉末にしうるならば、それを以て塗装式の磁気テープを製造すれば、読み書き自由とは行かないが、non once moreの理想的な磁気記録テープが製造可能であろうと思う。
また、別な方法も考えられると思う。即ち、炭素1%・マンガン1%の炭素鋼を例に述べれば、私は、シュウ酸鉄Fe−(OOC)と炭酸マンガンMnCOとγ−ヘマタイトγ−Feは粉末であるので、これらを、C1%・Mn1%・Fe98%になるように調合して磁気記録テープの磁気塗料に造れば宜しいと思う。即ち、2.292Fe(OOC)+MnCO+47.229Feとすれば宜しいことになる。
なお、正確には判らないが、永久磁石は、トランジスタがシリコンに砒素などの若干の不純物の添加によってその機能性が生まれるように、鉄やコバルトのような常磁性体に、炭素や銅や亜鉛や鉛や金や銀などの反磁性体を微量混合して合金とした物は「永久磁石」に成るらしい。寡学にて、斯くのごとく断定し、これを発展させて永久磁石論を展開した書物を知らない。
ここに、「現代新百科事典・学研」と「大辞林・第二版」から拾った反磁性体は、これも寡勉強で、何故、反磁性体たるのか謎であるが、この中に、炭素と鉛が含まれて、特に炭素は、初期段階の永久磁石においては唯一有効な反磁性体であったことから推量すると、炭素と鉛は、私の発見している「元素の周期表」の14族のC・Si・Ge・Sn・Pbの電磁波吸収性元素の族に入っており、これら所謂炭素族元素は、それぞれの最適応電磁波領域においては最も有効な反磁性体であるように思える。
永久磁石の発達の歴史を一瞥すると、炭素鋼・ダングステン鋼・KS鋼・MK鋼と強力化して来たとある。これらの永久磁石を単純に軟鉄などを吸い付ける能力として測定した場合には、確かにMK鋼が最も強力なのであろう。
しかし、これをパーマネンスピーカーのような交流電気振動機械の一部として使用した場合、これが最も強い永久磁石であると言えるのかどうかと、疑問を呈して見たい。このスピーカーでは、ボイスコイルは、電灯線の50・60サイクルと言うような、一定の低周波数で作動するのでは無く、数10サイクルから1万サイクルくらいまでで働く。
そこで、私は、思うのであるが、50・60サイクルには炭素鋼永久磁石はぴったりかも判らないが、1万サイクルには「錫鋼永久磁石」とかが向いているのでは無かろうかと。
そこで、磁気記録テープと言うことになると、記録するサイクル(周波数)には、用途々々で大きな開きが多様に存在する。従って、鉄やコバルト等の優秀な強磁性体に永久磁石用不純物として合金する反磁性体は用途のサイクルに従ってC・Si・Ge・Sn・Pbの中から適切な物を選択することが大切なのでは無かろうかと思う。
これら14族金属以外にも、反磁性体として列挙されている物は多い。しかし、それらは、14族金属が100%ならば例えば60%と言うような物では無かろうか。
なお、私の調べた範囲では、マンガンMnは優秀な常磁性体なのか反磁性体なのか判らない。周期表で見ると、最外殻電子数1のFe等の8族元素と最外殻電子数2のCo等の9族元素、また最外殻電子数2のNiやPtの10族元素は、三常磁性体ベース金属と言える物であり、また、最外殻電子数1のCuやAgやAuの11族元素、また最外殻電子数2のZnやCdやHgの12族元素は二反磁性体ベース金属と呼べる物であるが、Mnはこれらの外に在り、Cと同じ役割を果たす物とは思えないが、炭素にマンガンをほぼ等量添えて鉄に合金すると、磁石力は相当増すらしい。本来なら不必要に不純物を添加する訳であるから、性能は低下するのが道理であるが、そうならない所を見ると、何か例えば補助剤のような役割を果たす物なのかも判らない。
なおまた、私は、上記のような、磁性体の学習をしていて、酸素Oは常磁性体であり、水素Hは反磁性体であることを知った。私は、過日(平成16/10/21)、「電離性ガス再利用型電池」(特願2004−336665)(真正燃料電池)を発明して居る。水素と酸素を別々の水槽に圧縮機で以て圧入して溶解度を高め、そこに発生するHとO−−を電極に吸い寄せ付けて電気発生をさせる物である。従来の燃料電池に代わる物である。
従来の燃料電池の基本的発想は、その源を水の電気分解に求めており、水を電気分解すると、陽極に酸素ガスが陰極に水素ガスが発生する。通常では、その両者を化学反応させると、詰まり燃焼させると、エネルギーとして取り出せるのは「熱」であり決して電気では無い。ところが、両者を分解するときに電気を使用したのだから、両者を結合させるときに電気を取り出せ無いことは有るまいと言うのが、1839年のウィリアム・グローブ(イギリス)の提案であった。その時、彼は電気分解装置における電池を外してそこに電流計を接続したら針が振れたと言うのであるが、私は実験していないので、本当のことかどうか判らない。
一般に、電池と言うのは、電解液の中に電極が解けて電離(イオン化)して陽極と陰極に電位差が生じて電気発生するのである。例えば、ボルタ電池では、負荷を掛けると、硫酸銅の電解液の中に亜鉛陰電極の一部が溶け出て硫酸銅の銅に取って替り硫酸亜鉛となり、銅は銅陽電極の上に付着(析出)する。また、ボルタ電池を改良したダニエル電池では、亜鉛負極の一部が硫酸亜鉛電解液の中に溶け出して亜鉛陽イオン化していた物が放電して浮遊し、銅正極では硫酸銅電解液の銅陽イオンの一部が放電して銅正極の上に析出して付着する。従って、燃料電池の場合、負極上では水素陽イオン溶液の一部の水素陽イオンが放電して水素ガスに還り浮上し、正極上では酸素陰イオン溶液の一部の酸素陰イオンが放電して酸素ガスに還り浮上しなくては(析出しなくては)ならないことになる。
なお、ダニエル電池は、硫酸亜鉛と硫酸銅とは素焼などを透うして繋がっているが、私のガス電池のように両液を独立させても問題は無いのではあるまいか。
従って、従来の燃料電池においては、水素陽イオンと酸素陰イオンとが低温燃焼して、その瞬間に電気発生が起きると想定しているのであるが、上記のボルタ電池やダニエル電池における化学反応とは全く異なることを期待しているのでは無かろうか。電池の反応も一種の酸化・還元反応には違いないが、起電力に化ける、イオン化傾向に差のある、陰陽両極の物質が溶解して直接酸化・還元反応を起こしたのでは、つまり、燃料電池において水素と酸素が燃焼して水と成っては、電気発生を起こすことは無いと言えるのである。
つまり、陰陽両極の酸化・還元反応を迂回的に間接的に行なわせる所に勘所があると言える。その意味で、従来、燃料電池と呼ばれた所以は、「水素ガスと酸素ガスをロケットエンジンのように燃焼させる」所にある。もう少し詳しくは、「最近、水素や炭化水素、一酸化炭素などの燃料を直接燃やして仕舞わずに、同じ燃焼反応を〈電極上で起電的に〉行なわせ、電流を取り出す燃料電池が開発され、一部特別の用途の場合には実用化されている。化学エネルギーの電気エネルギーへの変換効率が高いと言う特徴がある」(万有百科大事典・化学、439P、1974/10/20初版)、「水素や一酸化炭素を燃料として酸素(または空気)と反応して発電する装置」(槌屋治紀著・燃料電池、14P、筑摩新書、2003/11/10)、また、「経済産業省・資源エネルギー庁は、まず個体高分子型燃料電池を中心とする燃料電池の開発と商用化、さらにその普及に対して強いサポートの意志を表明した。この背景には燃料電池の実用化が、21世紀の半ばには到来するであろう水素エネルギー社会への架け橋として、きわめて重要な役割を果たすものと期待されるからである」、そして、「総合的に問題を解決する為に、開発戦略を策定するための「燃料電池実用化戦略研究会」が資源エネルギー庁の諮問機関として設立された。また同研究会の答申を受けて、官・民・学の有機的な協力関係を樹立するための組織「燃料電池実用化推進協議会」を発足させた。このような動きは各省庁に跨がる政府全体の政策へ反映されて来て、2002年度には経済産業、国土交通、環境各省の副大臣によって構成された「燃料電池プロジェクトチーム」が発足することになった」、そしてまた、「燃料電池技術は、多方面の科学工学分野を包含する高度な技術体系であり、したがって総合的に各分野の技術を結集してこそ実用化を阻む課題が解決され、燃料電池の実用化や商用化の目標が達成されるものと思われる」(以上、水素エネルギー最前線、文部科学省科学技術動向研究センター、75p、工業調査会、2003/7/25初版)。
斯く在る如く、日本の燃料電池開発関係者達は、燃料電池とは、初期の発想そのままに、〈水素を電極の上で燃やして水を発生させるべき物〉と信じ切って今日まで莫大な研究開発投資を継続し続けて来た。この発想に私が新発明を以て疑義を呈しても、何のその、来年度予算にも莫大な開発費を計上しているのであろう。世界中のどの関係学者も、カナダのジェフリー・バラードの怪しい発明は「元祖」として信じられても、私の発明には一顧だにしようとしない。ロータリーエンジンも同じであったが、怪しい見本を製作して、行く行くとその見本を法外な価格で売りつけては、その理論性には全く意を払わない。1989年8月30日に米国で特許出願されてこの方、その理論的根拠の不毛性ゆえに、今日まで、何らの進展も見ず、文部科学省の言っているように、21世紀半ば迄も掛かると言うのである。何たる無駄か。
さて、電池と言う物は、陰陽両極にイオン化傾向に差が有りさえすれば、イオン化傾向の大きい電極から小さい電極に自由電子が移動しその反対に電流が流れると規定されている。しかし、水素と酸素は金属では無く、イオン化傾向の大小によるのでは無く、原子価の正負による。「水素は水に溶けて、H=2H+2eとなるが、これは標準電極電位の標準反応として、その電位は0.000Vと規定されている。また、酸素は、電気陰性度(ポーリング)は3.5で、弗素に次いで陰性の強い元素である」(化学辞典、水素と酸素の項から、東京化学同人)。これから判るように、両者間には、当然電位差が生じ、電流が流れうる。起電力は1.23Vと言われている(化学IB・II精義・上巻、386P、培風館)。前出願書類では、この値を燃焼発熱量と比べて見たが、ほぼ等しかった。
このように、起電力は十分であり、特別なサポートは必要でないと思われるが、若し、必要があったり、効率の向上に有効ならば、「水素の常磁性」と「酸素の反磁性」とを利用して、電極への被吸着性を高められないかと考えた。能く判らないが、若し、水素がN極に引きつけられるのであれば、酸素はS極に引きつけられるのではあるまいか。若しそうならば、両電極をそれぞれに合った磁極にしたくなる。適切な永久磁石板に金や白金やパラジウムやニッケル等の良電導性のrustless metalをメッキしたり被覆したりして使用すれば宜しいことになる。
この原理を混合ガスの分離装置の効率化に使用できないかと気づいた。私は、過般(平成14/6/28)、「水素固定再生法」(特願2002−225376)を出願している。従来、水素エンジンにしても水素・酸素燃料電池にしても、それを車などの移動体に搭載する場合の燃料たる水素の供給スタンドでの貯蔵法や車積載法にこれならと言う方法が無かった。と言うのは、水素を液化したいのであるが、融点が実にマイナス259.3℃で天然ガス・メタンのマイナス184℃などより遙に低く、絶対温度ゼロの温度の無い世界のマイナス273℃に殆ど近く、マイナス272.2℃のヘリウムに次いで液化困難であり、強行すれば、液体水素は使い物ならない程に割高になる。その為、水素は先ず効率的な貯蔵・運搬法を開発しない限り使い物になる燃料では無かったのである。
そこで、いろいろ考案工夫された結果、水素を吸蔵する単体金属として知られていた鉛Pbをもじって、どうかして採算に乗る程度の吸蔵合金は出来ないかと、それは人件費的に経費的に膨大なコストが投入されたが、未だ、全く物になっていない。今判っている最も効率の良MgNiで、その合金の重さの3.6%の重さの水素しか吸蔵できないのである。
そこで、私は、過日(平成7/1/26)、「電熱点火源往復内燃機関」(特願平7−44719)において、水素の貯蔵・運搬は超高圧縮法で対処する以外に有るまいと提案した。その後、この方法が主流として通って来た。しかし、現在の所、容器とコンプレッサーの開発は採算的には遅々として進まず、水素タンクの容積に対する収容水素の重ささえ公表できない状態である。
仕方なく、燃料電池派は、車上でのガソリンの改質法をしきりに研究したらしいが、私にはどんな方法が提案されて居たのか見当が付かない。よしんば、出来たとしても、水素を採った後の炭素や炭化物を大気に捨てなくてはならず、全く不経済であるばかりか環境汚染問題に何ら寄与する所がない。
万事窮していた所に、私はまた、上記の「水素固定再生法」を発明提案できていた。それから早、3年が経とうとしている。そして、上記のように、その間に「真正燃料電池」を発明提案できた。そして、ついこの前、前記の「電熱点火源往復内燃機関」を遙に凌ぐ妙案「高圧縮化ガソリンエンジンと完全燃焼化ディーゼルエンジン」(特願2005−51940)を提案している。
水素エンジンは、ガソリンや軽油のように、種々な炭化水素の混合物では無く、無化水素その物であるから、オクタン価やセタン価を考慮しなくてならないようなことは何も無い。従って、着火法さえ確立すれば、エンジンとしては余り込み入った技術は必要では無い。
私は、上記の妙案では、端的には「吸排気弁にも連続火花プラグを設けて」燃料の燃焼速度を二乗倍的に速め、ノッキング的異常燃焼や不完全燃焼を極力排除して高圧縮化を達成し燃焼効率は疎か燃料効率を飛躍的に改善しようと言う物である。
斯くなれば、真正燃料電池にも水素エンジンにも水素燃料を便利に効率能く供給する方法は必須条件となる。水素は、今のところ、石炭やオイルサンドやオイルシェルから水性ガスとして採取するのが最善の方法である。行く行くは、私の発明の「半円筒羽根風車式風力発電装置」(特願2004−187094)(籠風車式)や「新作動理論に基づいた太陽熱風力発電」(特願2002−34015)によって人類はほぼ無尽蔵にエネルギーを獲得できることになるであろうが。
さて、水性ガスは、従来のコークスを原料とした物では、総発熱量は2830kcal/mであり、その組成成分率は、水素50.8%、一酸化炭素39.7%、二酸化炭素4.7%、窒素4.0%、メタン0.8%である。
そこで、水性ガスの水素と一酸化炭素とを効率能くすっきりと分離採取したいことになるが、私は安静にして置けば、水素の重さ2に対して一酸化炭素は28であるから、自然に水素は上部を占め一酸化炭素は下部に沈滞するだろうから、水素はその上澄みを採りその後を一酸化炭素主体として採れば然したる困難は在るまいと思っているが、場合によっては、純度の高い一酸化炭素の需要もあろうから、その場合には、水素の常磁性を利用して水素を吸引できる磁極板の設置を検討してみてはと思う。
斯くして、採取した水素は、空気から採取した窒素と化合させてアンモニアにし、それを液体化し、貯蔵・運搬性に変態させて、車などには、水と友に積み込み、そこで水と反応させて、水素と一酸化窒素を作り、水素を分別して燃料としたい訳になる。この場合でも、水素の重さ2に対して一酸化窒素は30であるので、安静にして置けば、自然に上下に分離する。しかし、車などの走行振動に耐えうるか心配である。そこで、その分離器に水素を吸引する磁極板を設ければ相当改善するのでは有るまいか。この場合においても、燃料は無理に純粋な水素である必要は無い。少々一酸化窒素が混じっていても、可なりその混入率が安定して居れば問題は無い。理想空気燃料比A/F34.2で以て吸入する空気には3/4もの窒素が含まれて居るのであるから。
そこで序でに、ガソリンを40lを搭載した場合の発熱量と同じ発熱量の液体アンモニア+水の重ささは、ガソリンの場合と比べて何割増しで納まろうか見ておこう。
G; 40l×0.735kg/l(20℃)=29.4kg
29.4kg×44.2Mj/kg=1299.48Mmj
H; 1299.48J÷120Mj/kg=10.829kg
2NH+2HO→5H+2NO
2NH/5H=2(14+1×3)/5×2=34/10=3.4
10.829kg×3.4=36.819kg
10.829kg+36.819=47.638kg
つまり、重さにして、47.638kg/29.4kg=1.62倍の重さとなる。従って、水素エンジンには、少なし3割増しくらいの燃料効率が求められる。前述したように、水素燃料にはオクタン価やセタン価の問題が生じないので、また、排ガス浄化用の触媒装置を取り付ける必要が無いので、私の「モータースーパーチャージャー」(平成16/6/27出願、特願2004−217986)が付設でき、そのくらい以上には効率的に製造できるかも判らない。
この水素エンジンが飛行機に向かない所に水素エネルギー時代の泣き所があった。飛行機でも船舶でもノンストップで長距離を航行する物は、出発地において全距離分の燃料を満載しなくてはならず、然も到着地に着いた時には零載の状態になるを宿命として来た。仕方なく、船舶では、飛行機のように直行便と言うものは内海用のフェリーにしか無く、大型コンテナ船などは、港々で貨物を拾っては超長距離を回漕している。積載燃料との関係からこのようにしているのである。つまり港々で燃料を補給する方策でないと燃料タンクを馬鹿でっかくしなくてはならず、貨物積載能力を削らなくては成らなくなるからである。それにしても、寄港時点では、タンクは空になっている。この搭載燃料の変化に対して正常姿勢に維持するようにバランス制御することが実に難しかった。勿論、飛行機においては、もっと困難であった。
上述の私の「水素固定再生法」における液体アンモニアに反応させる水に海水がそのまま使用できれば、船舶用水素エンジンは重油エンジンよりも積載燃料は相当軽くなる。1/3.5〜1/4くらいで済むことになる。ところが、飛行機には海水をと言う訳には行かないので、水素エンジンは無理である。
そこで、私は、真正燃料電池を飛行機にと考えている。燃料を補給する必要が無いので、実用化できれば、これまでの搭載燃料の満タン〜空タンから生じていた機体設計上の制約から解放され、飛行機設計は全く新しい世紀を迎えることになる。
飛行機は、真正燃料電池と言うことになれば、原動機は直流モーターでと言うことになる。ところが、このモーターたるや重さ当りの出力となると、遙かにエンジンに及ばない。モーターは大変重い物なのである。
そこで、何が何でも、直流モーターの軽量化が成されなくては為らない。私は、過ぐる出願の「軽量化ブラウン管」(特願2002−303593)において、コイル類を銅からアルミに代えると約40%軽量化可能であることを提案している。そこで、課題は永久磁石や電磁石用コアの軽量化である。その時知ったのであるが、電磁石は本来ならコアを必要として居ない。磁力線の方向を制御する為に設けられていると言う。私の見る所では、モーターの固定子を見ても回転子を見ても特別に磁力線の方向を変えて居るようには見えない。磁気レコーダーの磁気ヘッド等と比べて見ればよく判って貰えよう。私は、反磁性体の含まれていないリチウムLi;7g・アルミニウムAl;27g・マグネシウムMg;24gの単体か或いはこれらの合金のコアでも十分で有るように思える。勿論、乗用車用等のモーターにも使用したい。なお、永久磁石は軽くしようが無いようである。一日も早く真正燃料電池や軽量化モーター等の勿論真正磁気テープ等の実用化実験をして見たい。
斯くて、直流モーターの軽量化に見通しが立つとすれば、現在の主流であるジェットエンジンに代わるモータープロペラでと言うことになる。しかし、プロペラの推進力は長さの二乗と回転数の二乗に比例する。従って、若し、今回転数を一定しトルクに制限が無いとすれば、プロペラを長くすれば宜しい。4倍重い荷を運びたくなれば、4=16から、16/1=16から、161/2=4、即ち、矢張り、プロペラを4倍長くしなくてはならないことになる。そこで、昔のB29のような大型機では、そんなにプロペラを長く出来ないので、この場合のエンジンを4つに分けて、つまり、4÷4=4=2、即ち、4mを1台の所を2mを4台にしなくてはならない。勿論、エンジンの総出力は同じとなる。即ちプロペラの占める回転面積は同じであるから。
従って、ボーイング747のような超大型機をプロペラ機にする場合には、8台くらいもエンジンを搭載しなくてはならないかも知れない。それでも、相当長いプロペラをと言うことになるのであろう、従って、ジェットエンジンにして、プロペラの直径より遙かに小さい口のジェットエンジンとすれば、性能は兎も角、ずっと格好が良くなるのである。
従って、私のモータープロペラ推進機においても、ジェット機に勝とも劣らない格好良さを出さないと、乗客を引きつけない。そこで、プロペラを必要なだけ幾重にも多重にして、ジェットエンジンのようにカバーに中に入れることを考えて見た。言ってみれば、掃除機のモーターファンの取付け方のようにである。
そこで、プロペラの直径8mの場合で考えて見よう。このプロペラが風を切る面積Sは=πr=π4=50.265mである。これを4モータープロペラに分担させれば、50.265m÷4=12.566m、このプロペラの直径すなわち長さは、12.566m=πrから、r=2mとなる。そして、時速800kmにおいて各プロペラへ要求される出力は、W=1/2ASV=1/2A・12.566m・(222.2m/s)=1/2・1.205kg/m・12.566m・10,970,645.05m/s=83058918.23kgm1/3=83059kwとなる。全モータープロペラでは、83059kw×4=332236kwとなる。これは、逆に見ると、プロペラが800kmの風を受けた場合に発生しうる発電エネルギーなら発電エネルギーであり、飛行機としては、長さ2mのモータープロペラを4基設けて時速800kmで飛ぶ場合には、この範囲内に納まるように全ての諸元を調整して設計しなくてはならないことを示す。
そこで、問題にしているプロペラであるが、万有百科大事典によると、「ライト兄弟によって初めて実用化された。その推力に就いては、二つの理論がある。一は、運動量理論と言い、プロペラを回転させることによって、飛行機の速度よりも遙かに速い空気の流れ(プロペラ後流と言う)をつくりだし、プロペラの前後の空気の運動量の差による反作用として推力を得る、と言うものである。二は、翼素理論と言い、これによれば、プロペラの羽根の各部分の断面が飛行機の翼と同じように働くと考える。そして、プロペラの回転によって羽根に当たる風と、飛行機の前進によって前方から受ける風とを合成した風向きに対して、羽根角をある角度(翼でいう迎え角、プロペラでは滑り角−スリップ)を持たせておけば、翼と同じようにプロペラにも空気力学的な力が生じ、その揚力成分が前向きに働いて飛行機を引っ張り、推力を生じると言うものである。現在、両方の理論が併行して用いられている。
だそうであるが、私には、言っていることがはっきりと理解できない。そこで、羽根の捻り角に対して一粒の粒子が飛び込んで来て当たったとした場合から考えを起こした。粒子が羽根に垂直すなわち90度に当たれば即ち羽根に捻じれが無ければ、粒子は飛んで来た方向と全く反対方向に真っ直ぐに反射する。また、180度に捻れば、全く反射できない。135度では、粒子は真横に逸れる。今、仮に、風に対して120度に捻ったとすれば、入射角は60度となり、反射角は120度となる。この入射・反射の合成ベクトルは、入反射角60度の半分30度であるから、入射ベクトルに対しては30度となる。一辺aの等辺平行四辺形の鋭内角対角線は、cos30×a×2=1.732aとなり、また、cos20a2=1.879となる。これは、入射角が小さい程、法線上の合成ベクトルは大きい。
私は、この法線上の合成ベクトルがプロペラの推力と言えるのでは無いかと考えた。そして、ヨットの帆走技術を思い出した。そして、「万有百科大事典・科学技術」によると、「帆は、風を受けると、飛行機の翼のように揚力を生ずる。その揚力は、艇を前進させる力と横に押し流す力とに分けられるが、後者をセンターボードまたはキールなどの作用で打ち消し、前進力だけを利用する。帆のアスペェクトレーショaspectratio(縦横比)によって多少の差はあるが、ブームが、艇の進もうとする方向と、風の方向の作る角のほぼ二等分線上にあるようにすると、前進力は最も大きくなる。しかし、最大前進力を得る位置は微妙で、たとえばシートの長さ2〜5cmでも変化する」。どうも、説明が曖昧でこの文章では、判らないが、多分、「ほぼ二等分線(多分、法線のことを言うのであろう)に対して帆のブームが直角に向くようにすることを言うのであろう。
このように理解すると、上記のモータープロペラの場合、飛行機の進行方向に重なるか平行してプロペラを設けたのでは、決して飛行機は前進しないことになる。昔の日本海軍機・零戦のような1プロペラでは、離陸時のように、機体が水平では無く、上を向いている場合には、推力が出るが、巡航状態に入ると推力は生じなくなると考えられる。
すなわち、水平飛行においては、飛行機の進むべき方向に対してプロペラの向きが僅か逸れていなくてはならないことが判る。しかし、単プロペラ機では、ヨットのように、「前進させる力と横に押し流す力とに分かれるが、後者をセンターボードまたはキールなどの作用で打ち消し、前進力だけを利用する」為には、背中に可なり大きな鰭のような物を設けなくてはならないことになる。現在、この役割を垂直尾翼が果たして居るのかどうか、私には判らない。
このことは、プロペラ機だけに言えることでは無く、ジェット機に就いても言える。即ち、ジェットエンジンの向きが進行方向より僅かそっぽに逸れて居なくてはならないことになる。
従って、その「横に押し流す力」を上手く処理するには、単プロペラ・単ジェットでは無く、翼の左右に一台ずつとか複数台ずつとかをそれぞれ僅かに外向きに逸らさなくてはならないことになる。勿論、こうすれば、離陸滑走時に、機首を上げる為に機尾を下げて置く必要は無く、翼の迎角を即ちフラップや昇降舵などを上げるだけで上手く行くと考えられる。
なお、プロペラ機の場合には、左右翼のエンジンの回転方向を逆にしてプロペラの捻りも逆にする必要がある。従来、この発想は無かったようで、1エンジンにプロペラを2枚重ねてその捻りを逆にする等していたらしいが、エネルギーを損することになるので奨励されるべきことでは無い。
ところで、ジェットエンジンであるが、「ガスタービンは、ディーゼルエンジンに比較して熱効率が劣る」(マイクロガスタービンの本、52P)ので、これを高効率に改良するか、他に替えたい所であった。何故劣るかと言うと、「一般的に、熱効率は温度が高く圧力が高い程高くなる」(前掲書、24P)のであるが、その圧縮比がディーゼルエンジン程に大きくすることが出来ない所にその原因があることになる。
私は、以前から、どうすれば、このジェットエンジンの圧縮を上げられるかを考えて来た。現在のターボファン式圧縮機では、今が限界であれば、これをリシプロ式圧縮機に替えることを提案して来た。しかし、そもそもは、プランジャ式の圧縮機を使用していたが、圧力が足りなかったとある。そして、ターボファン式に移行したと言うのである。しかし、今日のディーゼンエンジンの燃焼効率を高める努力の結晶であるボッシュの燃料ポンプの圧力は350〜600気圧と言われている。これを水平対抗にして多段気筒化すれば、現在、6〜8くらいまでと言われている圧力比をディーゼルエンジンの圧縮比21くらいに相当するくらい迄に上げることが出来るのでは有るまいか。
上記の水平対抗コンプレッサーは一軸式なら回転数が同じであるから、初段から徐々に圧縮気筒容積を小さくして行き、終段では極めて高い高圧が生じるようにすると宜しいのでは無いかと思う。
また、ターボファン式では、軸流式と遠心式とがある(前掲書、62p)と言われている。しかし、どうも、能く判らない。軸流式と言うのは、ベルヌーイの定理p+1/2ρvが先にありきの観があり、超高速流を作り出してそれを急激に体積が膨らむ所に解放すれば高圧が得られると考えられている物である。また、遠心式と言うのは、捻り少ない団扇式の羽根を沢山然も何段にも重ねて設けて空気を外側に撥ね飛ばして圧力を高めると言う考えに拠る物である。
感じであるが、どうも、これらが、1872年のブレイトン(アメリカ)の提案そのままで、エンジンとしては相当効率が悪い性質なのであるが、「圧縮機」・「燃焼機」・「タービン」から成る「ガスジェネレーター」と言われる部分に抜本的改革を必要としているように思われる。特に、ターボファン圧縮機の圧力を上げるに工夫が必要であったが、誰もが、従来思想から飛び出せず、その精度の向上に精力を傾けるだけに過ぎなかった。
今、資料が手に入らず、詳しくは論じて居れないが、写真で見る限り、ターボファンは等円筒形でその中に各段の羽根車が等間隔で設けられて居る。これで、回転数は、1万回以上だと言うのである。私は、ターボファンは、口広に円錐筒形に各段の羽根車は前段の羽根車の圧縮能力に即ちベルヌイのS=Sに従って羽根車の間隔を定めると宜しいのでは無いかと思うに至っている。
勿論、これは、地上ガスタービンエンジンにも応用されるべきことであり、特に、マイクロガスタービンには光明となるかも知れない。炭酸ガスが地球を温暖化するかどうかに就いては、私は、問題にする程のことは有るまいと言う立場である。エネルギーの供給量が不変な状態においては、どんな細工をしても熱を保存して温暖を保つことは私の経験では有りえないからである。即ち、部屋暖房にしても、ストーブを消すと、断熱の程度には従うが、必ず、暖房効果は消失して仕舞う。従って、地球の炭酸ガスによる温暖化効果も人工熱の発生に休止タームが有りさえすれば、正常化は維持されるに違いない。
しかし、夏期の市街地の冷房用の排熱には、工夫が必要であることは、実感して来た。これには、それぞれに、適切な排熱用の煙突を義務付けるようにしたいと提案する。
また、市街地の発電所などが出す排煙にも、断熱効果の良い高い煙突を義務付け、排煙を速やかに分散させるべきである。
問題は、自動車の排ガスつまり炭酸ガスCOと水蒸気HOの対策である。空気の成分は、3/4が窒素Nであり、1/4が酸素Oである。それぞの重さは、COが44、HOが18、Nが28、Oが32である。従って、最も重い炭酸ガスは地上に這いつくばることになる。この排除に妙案が無いと、自動車の排ガス問題は解決しない。若し、温暖化論者が言うように、太陽の赤外線は、これらのガスの中の炭酸ガスのみに吸収され、それを温暖化するのであれば、炭酸ガスは軽くなって這いつくばりから上昇化して解放されることになる。余りにも量が大いかれば、自然の浄化作用を超えることになるので、車のエンジンを出来るだけ小型にしうるように以て行くことが肝心である。この小型化を逆にしているのが、自動変速機とその高性能化である。この簡易化にも考案が有るので何れ清書して出願したい。
もう一つは、排ガスの内の煤煙と街の塵埃の日光遮妨である。これらが、市街地の上空を覆うことの無いように、排ガス対策に協力を求める政治活動は大切である。政治が甘いことや無謀や強制を止め、因ってきたる所を正しく理論的に提示し可能な対策案を提示できるように正統性と正当性を身に着けること程今日国民から望まれている現実は無い。自己が可能な対策案を持たず国民に「こうせよ」と法制化することは憲法で許して居ることでは無い。公共組織の存在性は、即ち、税金を使用できると言うことは、民間では現時点で手に負えないことを解決しうる案を公正に提示できてこそにある。この可能性の無い所には、公共の徴税権の認められる根拠は無い。
若し、現状打開に対策案を持たない場合には、現状に対する徴税額は大幅に減収する筈であるから、解決課題に対する目的税を掲げ、対策案を公募する姿勢が大切であろう。こう言う公募に上辺だけは似たことを政府は実施したことがあるが、公募課題が自由であった為、何が何だか理解の出来ない課題を以て研究費を要求するものばかりとなり、「江崎レナオ」選公募研究費支給制度も生きることは出来なかった。
現在の国民的解決課題を公表することすら出来なくなって仕舞っている政府・行政の非科学的伏魔殿の打破なしには、今日の国民のあがらうことも知ることさえも出来ない言うに言えない対電磁波派に対する苦しみから解放されることは無い。それには、何より「公明選挙」への要求が大切である。そして、誰もが自己の明確な主張を以て立候補できるように、非政党中心主義つまり個人主義の公職選挙法が要求される。選挙法の改正は今日の国民的最重要課題である。身奇麗な若々しい気力に満ちた人たちの蜂起を期待して止まない。
さて、斯かる面から見ると、市街地をマイクロガスタービンが所狭しと占めることは望ましいことでは無いことが判る。必要な時必要なだけ発電できる点では極めて燃料効率的であるので、期待して来た人は多いかった。従って、マイクロがスタービンは、水素式に開発され前述の「ナガイ式水素固定法」で以て燃料水素を供給する以外に「本格的な燃料水素時代」が訪れるまでは有るまい。
しかし、これも前述の「ナガイ式(真正)燃料電池」が開発実用化されると、果たして存在理由を永久的に見いだし得るか何とも言えない。
ところで、述べることを忘れて居たが、「ガスジェネレーター」のターボファンの羽根の設け方であるが、ファンの捻り角度を緩くすれば、その回転によって生じる風の力の向き(cos(90°−捻り角(最大45°)→90°〜45°)→0〜0.7071)は段々回転軸に平行的になる。従って、回転軸に平行な向きの力としてcosθ(捻り角)で修正する割合が少なくなり(cos(90°〜45°))(cos(捻り角)→45°〜0°)→0.7071〜1)=0〜0.5)、その分有利であるが、風を切る面(tanθ(捻り角→0°〜45°)→0〜1は狭くなるので、仕事としては小さくなり面白く無い。これらファンの性質を総合的に最大化して仕事にすることが大切である。
そこで、捻り角は45度が最大との予感がするので、今、45°÷2=22.5°の場合を見てみよう。
(cos(90°−捻り角22.5°))(cos捻り角22.5°)=0.3827×0.9239=0.3536 0.3536×2=0.7072
tan22.5=0.4142
総力 0.4142×0.7072=0.2929
また、捻り角30度の場合では、
(cos(90°−捻り角30°)(cos捻り角30°)=0.5×0.8660=0.4330 0.4330×2=0.8660
tan300=0.5776
総力 0.5770×0.8660=0.4997
序でに、捻り角45度の場合には、
(cos(90°−捻り角45°)(cos捻り角45°)=0.7071×0.7071=0.5 0.5×2=1.0
tan450=1
総力 1.0×1=1.0
従って、ターボファンの羽根の捻り角は45度の場合が一番効率が良いことが判る。勿論、これには、最大のエンジンの出力を必要とすることは勿論である。このことは、当然飛行機のプロペラや船舶のスクリューや風力発電機の風車windmillに就いても言える。
勿論、プロペラやスクリューやウインドミルのブレイドやフライヤは、可能な限り幅を広くして数を多くする方が強力である。しかし、ウインドミル以外は正面からでは無く、前から横に吸い込んで仕事をするので、相当、羽根と羽根との間隔は必要であろう。私は4〜6枚くらいが宜しいような気がする。勿論、その総面積が風の質量を受けとめる面積Sとなる。例えば、捻り角45度の風車の出力Wは1/2SV・1.293kg/m・273℃/(273+t)℃となる。勿論、飛行機の推進力もこの公式で以て算出できる。また、ファン式コンプレッサーの圧力は、上記Wを1秒当りの流量mで以て割ったもの(m/s)である。
私は、「ヘリコプター・ジェット機」なる物を考案している。helix−wingで以て上昇・下降し、それを格納してジェットエンジンで航空しようと言う物である。発想して1年以上にもなるが、まだ、清書できないで居る。ここに、helix−wingの計算方法も開発したことにも成ったので、半年以内には清書できよう。
また、宇宙飛行用の「ジェット・ロケットエンジン」を考案して居る。大気の層は、上空1000kmにも達していると言われている。しかし、対流圏と呼ばれている、空気が日射・放射冷却によって対流が起こり、雲の生成や降雨など通常の気象現象の起こる層の厚さは、平均して14、5kmと言われている。この層内では、ジェットエンジンが十分働くと思われるので、宇宙に打ち上げるロケットのエンジンはここでは大気の酸素を以て燃料を燃焼させるようにしたいと考案して居る。上述の如く、ジェットエンジンをもっともっと燃料効率を能くしうると考案したので、立派なジェットロケットエンジンが開発可能であると思って居る。
ロケットは燃料の水素と友に燃焼剤として酸素を搭載して居る。この酸素が馬鹿に重い。何ゆえに、ミサイル等でも、斯かるようなことに成って仕舞っているのか、私には判らないが、どうも、考えが浅かったと言えよう。ジェットエンジンの働く大気圏の範囲内では、ジェットエンジンにするべきでは無かったか。従って、ミサイルは超小型を除いては全てジェットでよかったように思われる。大気圏は上空70kmに及ぶと言う。
ちなみに、水素と酸素は、2H+O→2HOの燃焼反応をするが、重さでは、水素4に対して酸素32が必要である。従って、酸素を積まなくて宜しいと成ると、燃料の重さは、4/(4+32)=0.111つまり9分の1に減少する。遠くへ飛ばす物ほど相対的に軽く創れることになる。本当に買い手がある物ならジェットミサイルかミサイルジェットエンジンを製造販売して見たい。勿論、宇宙ジェットロケットやそのエンジンを製造販売したいものである。
「実用化試験研究所」を設立したいが、その事務と資金調達を請け負って貰える金融機関はあるまいか。電磁波で覗かされている金融機関の中に、名乗り出てくれる所があれば大変嬉しい。大いに期待している。 斯くて、もう30数年に及ぶ長い永いたった一人の孤独な道であり、然も、その全過程を電磁波で以て日本中は疎か世界中に公開されながら、とうとう、磁気記録媒体と燃料電池の非明瞭性を打破し明瞭なる確実性を点し得たと確信できるに至った。
上にも述べたように、未だ、不確実な道を確証しうる能力が無く、走り回っている研究者や組織は多いが、この私の成果を覗かせられながら尚無視暴走を主張しようとする人々は、横領罪とか詐欺罪とか偽証罪とかで次から次に告発されることになろう。
一歩ずつまやかしの科学技術の悪質性が露呈されて行き、その悪魔のシンジケートの正体が暴露されて行きつつあるが、これらの発明によってそれは大いに加速されることになろう。特に、犯罪の性格があやしき先端技術をベースとしたものには、警察がその予防・鎮圧にマンパワーを発揮しえなかった。しかし、私の積年の努力に成果が上がりだし、悪魔のシンジケートの根幹が何処にあるかが明らかになり、犯罪の核心を掴みえることが可能に成りつつある。
防犯と社会秩序の回復維持に、大いなる確信的自信が湧き上がって来よう。国民個人々々の良心を保障することをベースとした「憲法の保障する「基本的人権」」を保障し、個人々々の幸福追求の権利を警護しうる警察に還って行くことが可能になったと言える。
自らが卑しく劣ると主張し自認していて、憲法に保障されている他人の基本的人権を侵害することを当然とした、偽贋な人権主義の温床は何処にあったかを、国民は、莫大な生命と身体と財産の犠牲と1000兆円にも昇る国債残とを以て、やっと明確に知りうる所となった。
その偽贋人権主義の犠牲者に、必ず新生的に誕生することになる新時代の政府は、何よりも優先的に損害賠償をしなくてはならないことになる。私の、本発明などの数々の発明は必ずやその賠償の源資を稼ぎ出そう。そして、不幸の中で幸いにも生き残れた人達に健全・健康に働き所得を上げて貰え人並みな家庭生活を営んで貰える仕事や職場を保障することになろう。
私は、エネルギーは発明保障しえたと大威張りであるが、地球の大きさで以て規定されている食料に就いては、色々と考案は提供しているが、食料の安全保障を達成できたとはまだ威張れない。
しかし、地図を開いて、世界中を見回すと、ここに電気エネルギーの開発をもたらせば、農地に開墾できる大地はまだまだ莫大である。自然界は、またまだ人知・人力の挑戦を挑発し続けている。先人に対して人間としての礼節を尽くし、その自然界の挑発に挑戦させて貰えられれば、我が国民のみならず如何なる国民もいっ迄も飢餓に苦しみ戦争を起こしいがみ合うことも無くなろう。如何なる戦争も事変もその根源は飢餓の発生あると言う真実を忘却しては為らない。
如何なる武器兵器を開発し軍事的に防衛・先取防衛しても、其処に飢餓が発生していれば、何の役にも立たない。飢餓が蔓延すると、結局他人を殺戮してでも生きたくなる。国家の防衛とは、私が人生の殆どを費やした苦しみが、一族同胞の食糧的不足状態からの解放要求にベースを置いて居るように、国民の飢餓に備える以外の何物でも無い。では一一族同胞だけで或いは一国だけで、その保障は成り立つかと言うと、決してそうでは無い。他党や他国の飢餓に対しても安全保障に努めない限り、自己の安全保障は決して成り立たない。
高度な高級な生活を皆に保障しうる社会と言うものは在りえない。他人の努力の成果を見て、あれが欲しいと言い張る偽贋人権主義は、他人の努力の過程を忘却する空想主義である。他人が努力していれば、それに嫉妬して偽贋政治運動をする代りに、何故、他人に負けない努力を少なし意欲を持ったり持たせたりしなかったのか。つまり、その場その場の対策による生存性で以て多くの人達が我慢に足りるのでは無く、もう少し先の自己の在り方を語り合おうとはしなかったのか。その我慢が破壊される飢餓状態に直面すると、そこには必ず紛争や戦争が発生するのであるから。
アメリカが建国いらい軍事的に防衛・先取的防衛的に国家の安全を保障し得て来たのは、常に食糧自給に余剰が生じていて、食糧的にも安全が保障され続けて居たからである。我が日本などの食糧不足国は、この事実を忘却して、軍事的な安全保障が可能であると決して論じてはならないのである。また、平和論者が戦場や焼け跡の惨状を以て戦争反対を論じることは、木を見て森を語るの類であり、それは決して真の反戦論とは言い難い。
平和論は、訪れている或いは迫りつつある飢餓に対して対策を論じるものでなくては為らない。武器生産の拡大を以て景気浮揚策と論じる右翼に対して、食糧増産と食糧輸入の為の交換商品の増産政策を以て対抗してこそ真の平和派である。
現在の同和主義者の狙いは、如何にして、同和対策が破壊した国民の良心と経済生活と財政に対する責任を、またまた誰か他人の所為にして逃げ切る所にある。その為に策している国の在り方が正統な民主主義国家から独裁的な軍事国家主義への移行である。その為には、正統な民主主義では、同和的な要求が強くて何事につけても行政が上手く行かないのだと言う経済政治社会状態を同和対策時代に続いて故意に維持しようとしている。この故意は同和対策時代が持たらした破壊状態を正常に戻す号令を政府が絶対に出さない所に総じては見られる。
(公序良俗違反につき、不掲載)
今日の国民の良心の破壊と経済生活の破壊は、自分たちの同和対策政策にあると、政府は総括(政治運動・組合運動などで、以後の運動のため、それまで行なってきた運動の方針や成果を自ら評価・検討すること)することなく、どうかして、自分たちの過去を忘却して貰える「ハッショ」を演出することに躍起になっていると言って宜しかろう。しかし、彼らにとって悲しいことは、その旗振りを正面切って真面に誰もやってくれないことである。仕方なく、自らが電磁波を使用して「闇行為」としてその馬鹿を演じなくてはならなくなって仕舞ったことである。
この毎日の闇行為の失態を尚一層の闇行為で以て自己の同和主義下の家来たちを自己以下に犯罪陶酔的にして相対的に有利に名誉回復しようと煽り続けるのであるが、どうも正統なハッシズムの品位を生み出す学問的知力に乏しく、尚一層の醜態にと陥っている。しかし、その国民の経済生活破壊作用だけは甚大であり、現状に対する誰にも普遍的な即効的対策が急がれていると私には思える。
従って、生存している全ての人間達は、最低限の食事だけは保障されなくてはならない。何度も繰り返すが、国民の全てに、人類の全てに、欲しくなった時には、一定の公共の場で、腹一杯になる「パンとミルクとフルーツ缶詰」の最低限食ではあるが無償で支給されるように成らなくてはならない。
この状態から立ち上がる人もあろうしその状態に埋没して仕舞う人もあろう。それは、結局、その時々の経済的景気の然らしめる所のものである。
真なる科学技術を以てしなくては、結局、国民や他国民にそっぽを向かれ、景気を浮揚したり維持したり出来ないことが今ほど理解されたことは無い。結局は、その責任は、代々の国会議員にある。彼らがまやかしの放置を好いこととして、その代償に賄賂を欲しいままにして来たからである。今も殆どの議員がまだその犯罪集団から抜け出そうとしない。毎週々々何処かで行なわれる公職選挙は、まだまだその犯罪集団への誘惑の場と化し続けている。
新鮮な正真正銘な確信の持てる科学技術製品を世界の市場に少しずつ提供しうるように創国し続けることが、結局は、健全な国家を形創って行く基本的な姿勢だと言うことになる。犯罪を警察的に禊できた技術技能の多士済済の真摯なご協力を裡心より期待している。
ところで、ここまでで締め括って居て、また、気づいたのである。私は、上に「人類はエネルギーを永遠に獲得しうることに確信が持てるように成った。そして、その約束されたエネルギーは、人類に絶えざる勤勉ささえあれば、必ずやこの母なる大地の上に永久なる食糧を約束してくれるだろう」と述べた。
私の数々のエネルギーに関する確かな稔りの約束される提案は、その意味で、人類が、飢餓から確実に脱出できるとの自信で以て歩むべき道でもある。即ち、人類は、新しいVioを、即ち食糧を豊かに獲得しようと自然へ挑み掛かれば、確かな成果が約束される営みに無くては為らない信頼に足る科学技術的挑戦の可能性を掴み得た。
今、それに就いて、多くを語れる知識に乏しい。しかし、本筋は判った。天然生物の基本的な営みは、太陽の恵みによる雨の循環作用にベースがある。生物は、空気を静態と見れば、この雨の動態循環で地球上に生存し得ている。しかし、悲しいかな、雨水は高きから低きに生物の栄養素を流し去るが大地に還る雨は決してその栄養素を運んではくれない。黄河のように、長江のように、ミシシッピのように、アマゾンのように、ヴォルガのように、ナイルのように、ガンジスのように、ユーフラテスのように、何億年と広大な流域の生物の肥料・食糧・飼料たる資源を大海に連れ流し続けても、大地の恵みは尽きないかに見える。
しかし、ここ半世紀の漁獲高・酪畜高・穀穫高・林穫高などを詳しくみれば、自然界の動態循環だけに縋っては居れなく成っている。
私たちは、この母なる地球で、出来るだけ自然な経済生活環境に共生しようと説く声を聞き始めて久しい。農薬の公害性の主張から始まったその共生論は、初期の段階では確かに成果を上げたかに見えた。しかし、それは、都市飲料水の汚染と絡んで、化学肥料までも否定するに至り、世界的農業生産高の減少をもたらし、延いては、漁獲高の大幅な減少をもたらしている。
農薬公害は電磁波の農薬代替使用によって、解決可能であったし、もっともっと副作用を軽減して適切に代替化可能であるが、化学肥料の水道水汚染公害性をすっかり解決しうる方法は中々見つからない。下流域でないと満足な水量は無い。今日のように、人口が大河の河口域に集中すると、河川上流域の比較的に純度の高い水を飲料水として供給することは、つまり上流域のダムでは用を足さなくなって来ている。
そこで、流し台の洗い水とか洗面水とか洗濯水とか風呂水とか水洗トイレ水とかは、純度の低い現在の水道水を使用し、飲料炊飯水は川上の汚染度の低い水を使用できるようになると国民誰しも安心である。
そこで、私は、上流の山中のダムの水をその付近で浄水し、それを適当な大きさの缶に詰めて、希望する各戸に配達するようにすると宜しかろうと提案する。その飲料水の配達業務は、(公序良俗違反につき、不掲載)や私鉄各社に任せると宜しかろう。飲料缶コンテナを造り、浄水場から最寄りの駅、駅から専用コンテナ貨物列車で都市のデポセンターへ、センターから地域々々の各デポへ、各デポから各家庭へ配達したい。こうすれば、現在の水道水は浄水度を低下せしめえて、微生物をカルキなどで十分消毒しても何ら問題はなくなる。
そこで、配達飲料水の水源であるが、発電は、「真正燃料電池」や「籠風車式風力発電」や「太陽熱風力発電」に徐々にウェイトが移って行くので、山中の水力発電用のダムを徐々に配達飲料水用に転換して行けよう。
一昔前は、専用の水道管の敷設をと言うことになったであろうが、今日では、そう言う施設の効率的運転がとてもでは無いが困難なものであることが判って来ている。電力は、幾ら発電して居ても、不要に余るものは、何らの設備をしなくても熱を発して自己処理して仕舞うが、水道設備では、不要余り水の下水設備を設け無くてはならず、至る所に適地が在るとは限らない。然も、その調整上の余り水の廃棄率は電力より遙に高い。自動スイッチと自動バルブでは設置性に遙かな差があるからである。
斯くの如く非飲料水に不純物純度を下げ得れば、各田畑で遠慮なく有機なり化学なりの肥料を使用できることになる。十分な肥料を要求する多収穫品種に全て移行しえ、また酪畜農や養鶏農も遠慮なしに奨励できることになる。そして、環境運動家も運動の対象をまやかし隠しから正真な運動に移行せざるを得なくなり、電磁波の使用適正化を主課題とせざるを得なくなろう。政治の在り方が本物志向に転換して行かざる得なくなるに違いない。
今日の使用機械類の万事非科学性は、公共の行政サービスの中に不明朗性やまやかし性や犯罪性を宿さずには居られなくしている。それに耐えられない、官・民・学における、本質的に正しく生きるように躾られた上流育ち人達が泣きを見ることに成っている。この反人間性社会を人類が歴史を刻んで創り上げて来た本来の人間らしい経済生活社会に創り還して行く万般における作業に、勇気と真心の残っている多くの人達に立ち上がって貰らいたいと期待している。
斯かるまやかし機器と非人間性を排除した正真な社会でこそ、自然に対して人間が子孫再生産的に経済生活するには何が大切であるかを邪魔なく知りうることになろう。それは、経済生活の生産手段の弛まざる蓄積過程である。今日のえげつなくあくどく野卑な日本の高位高所得者たちは、他人家族の歴史的貢献を否定抹消することに異常に躍起であるが、彼らの高所得の殆どは歴史的貢献家族の歴史的蓄積がストレートに稼ぎ出している。彼らは、その恩恵を強奪するだけで、日本の将来に備える生活資本的・生活手段的蓄積には、人材的にも物質的にも一向に意を尽くすことを知らない。
農地一つを取って見ても海面漁業一つを取って見ても森林の状況を一つ取ってみても、美田を次なる国民に残す努力には全く意を注がない。歴史的美田を片っ端から必要も無いのに埋め立てさせており、また、可能な限り痩せ衰えさせている。それは端的には米一俵(30kg)5,100円の買入価格を押しつけることとなって顕われている。一反つまり10アールで500kg穫れたとしても、8万5,000円にしかならない。一町1ヘクタール耕作したとしてもたったの85万円である。それを、私たち地主を無視して、耕作を止めれば只で取り上げて俺たちの物に登記変更するぞ脅されては只働きにしがみ付かさせている。
この米作経済では、どうして、田の地力を衰えさせないように施肥などして再生産的に耕作できようか。そして、我が家など地主が地代など取れようか。にも拘らず、地域の不良達を涙金で以て飼い、私の留守には家宅侵入させ、私の大切な書籍類や公的私的通知や領収書や発明関係書類や貴重品や絵画や買い置き食品や道具類や預金通帳や印鑑や衣類や寝具や家電製品や下着のたぐいまで、その折に電磁波の許す物は何でも盗んで行く。その上、部屋の中を猫の仕業に似せて目茶苦茶にひっくり返し、そこに蚤を入れた泥を撒いたり、汚物をぬすったり、書籍などにもぬすったり、挙げ句は蒲団の中に糞を盛るなどまでする。家具類の殆どを破壊し、便所は使えなくし、電話代や水道代や電気代などは3倍くらいに吹っかけ、自動車には当り屋を敢行させたり、駐車中には毎日のように至る所を壊して行く。そして修理代を吹っかけさしては不良にリペートを与えさせる。玄関の鍵は幾ら取り替えても合い鍵を与え、またロッカーを求める度に合い鍵を与えて泥棒をさせる。
そして、電磁波か毒薬か判らないように、数十年間も極端な便秘や大痔出血や遣り切れない程に消化管の異常発酵をさせたり、その為だろう水分や栄養の吸収が困難になり水下痢を連発させる。医者に行っても、対処の仕様が無いと言う。中には、舌癌の前兆だと不要に舌を切開し2カ月間も食事を満足できなくして放逐される医者や内視鏡詐欺や入れ歯詐欺など遣りたい放題をする者まで出て金を強盗する。精神病院には20数回も押し込められた。その度に、他人か同胞か知らないが、発明泥棒と毒害を気にして追っかけ入院してくれる人まである。勿論、車で出かける度に大変な車が出てくる。
(公序良俗違反につき、不掲載)
兎に角、近所の不良達はこの郷から全く外へ出ない。そして、私の家に空き巣に入ることしか生活上の変化は全く無いらしい。そもそも勤めに出たことが全く無い者たちであるから、郷外は異郷に違和なのであろう。同和対策は斯かる蛙を代々飼育して我が家の糞バエを増殖した。忌むことは同和対策が不労を奨励することである。
さて、neo−vioであるが、自然界の大原則は、「五月雨を集めて速し」と流れ去るだけであると述べたが、人間がこの大原則のままになるまいとする所に、科学技術の進歩への要請があった。食糧の獲得確保こそその文明行為の結晶である。大海に流れ込む陸上生物の栄養素を再び陸上に持たらす者は人間と鳥だけである。従って、海鳥が上陸してくれて糞として陸上生物に栄養素を運んでくれる生態を人為的に拡大することは大切である。それには先ず、人為的に海鳥に繁殖の為の餌を与える以外に無い。海鳥の好む小魚が繁殖するように、適切に有機的・化学的肥料を海面に撒与することである。勿論、大魚たちも小魚を求めて遣って来る。
そして、人間も、積極的に海洋から陸上生物の栄養素の回収に努めなくてはならない。今日までの漁業は、近海漁業を開発の犠牲にして遠洋漁業に活路を求めさせられた。しかし、今日に至って見ると、採算的に合わない。資源の枯渇化による不漁化によって燃料の高騰に耐えられなくなる所に来て仕舞ったからである。では、もう一度近海漁業に還れるかと言うと、現状では人工海岸がそれを拒む。
そこで、その人工海岸が陸上からの栄養素の万遍な流入を阻んでいるので、人工的な肥料の撒与でそれを補う必要がある。魚を上手く誘導しうるように、その遊泳の道筋に上手く微生物を繁殖させうるように肥料を撒与しなくてはならない。即ち、魚の乗って来る黒潮や親潮の道々に撒与するのである。そこでは、魚のみならず海草も繁茂し魚の餌のみならず人間の食糧としても収穫できよう。私は、以前の出願書類において、広大なネット栽培による海藻の海洋プランテーションを提案しているが、若しこれに成功すれば、大陸諸国のカルシウム補給に貢献できる我海洋国水産業最大の輸出産業になると夢を膨らまさせている。
斯くて、これからのneo−vioは、従来のインターヘロン培養や家畜の人工交配、怪しいクローン、如何わしいゲノム創薬や遺伝子組替え大豆、電磁波隠しのエイズやBSEやサースのような暗黒政治用的なものでは無く、人間が大自然の法則に則って居るだけでは、その高きが低きに水平化して、終には、皆が生存できる栄養の摂取基盤を失って仕舞うと言う、生物滅亡作用に防衛保障活動をしなくてはならない所にある。つまり、端的には、自然界の何をも低きに流し去る運行に対して、人為的に高きに戻す運搬活動において存在性のある生物活用産業と言えるのである。
neo−vioの広大な関連産業の殖産興業(生産を増やし産業を興すこと)効果は無辺である。人類には確かに、食糧が不足している。その大増産活動こそ政治経済に期待切望されている最大の課題である。国家と国民に永遠の生存を繁栄的に保障する努力の歴史こそ古今東西の人類の在り方である。
私は、近年猫を飼うようになって、生き物を飼育栽培することにほど掛けた愛情と知性と信義が正確に還って来ることは無いことをしみじみと実感している。ところが、人間となると猫とは違って、掛けた愛情と知性と信義が還ってくることは殆ど無い。
それは、人間には他の生物と異なって「思想」と言うものが有るからである。そして、同和思想を振り回せば、自己は労働をしなくても他人の労働の成果が盗み取れると、知能が低かれば低い程確信できるらしい。その犯罪性を繰り返し繰り返し指摘していないと、貧富に拘らず罪を重ねることに平気となる。思想中毒症とでも言う現象である。つまり非人化現象である。即ち極度の精神病となる。この過程において親などの矯正作用を受けないと、病状は深刻化し、終には社会的廃人となる。私の地域には、こう言う思想病廃人が沢山廃出されている。親に代わって、早い内にその思想精神病(他人の生命・身体・財産を盗み取るのは当然だと犯罪を正当に思い込む心の在り方)を矯正して遣ってくれる人があれば宜しかったのである。日本の精神科医は、アメリカと違って、カンセリングの能力が殆ど無い。豊かな生まれ育ちの者が殆ど成らないからである。「思想精神病医学」を開拓してくれる暖かい心の人たちを、同和主義政治家が跡を絶たない限り、社会は待望している。「愛情と知性と信義」のgentryやladyには好い職業と成るのでは有るまいか。
確かに、「必要は発明の母である」。しかし、今日ほどこの箴言が忘れられて居る時代も珍しい。全て、同和思想の為せる技である。「和して競う」が人間社会の歴史を向上させて来た。その源が「愛情と知性と信義とセンス」であると、私は事有れば述べ続けて来た。こうして毎日同和思想の声と泥棒とに会って来て見ると、その「愛情と知性と信義とセンス」は全て広大な科学知識と経済法律知識をgrandとして居ないと湧出しないことが判って来た。つまり、事の道理が解らない者は、事・件に直面しても吐く言葉も為す技も有る筈が無いのである。悪し様に腹を立てるか知らん顔をする以外に無いことになる。私を覗く全ての人々が肝に銘じて広く理解する所となった。そして、それら知識は正確な言葉で理解され記憶されて居ないと有効な知識とは成らないことも。従って、人間の知力の源こそ「言葉の総体」である。現在、私ほど日本の言葉の普及に貢献させられている日本人はあるまい。「言葉の江家」に生まれた矜持である。
ところでこうして、我国が同和対策時代に敗戦して仕舞って見ると、私は、今改めて見たのであるが、「殖産興業政策」と言う言葉の重みを認識した。大辞林・第二版によると、「明治前期に政府によって推進された資本主義育成策。富国強兵をめざし、軍事工業と官営工業を中心に欧米の生産技術や制度を導入して、急速な工業発展をはかった」とある。これを捩れば、「食糧・エネルギー・鉱業資源の輸入の安全保障を念頭に、その対価を稼ぐ自動車に代わる「新輸出製品」工業の育成の為に、新製品開発育成新企業興業政策を大々的に推進する」と成ろう。極端なことを言えば、私の発明の研究開発実用化の為に、財政多難な折であるから、譲って貰える所は全て回して貰って、余裕のある「新防衛予算」を組んで貰いたいと言うことになる。
自信を以て、この自国自らが犯した国難を突破、新日本を築きたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
「明細書」に述べたように、永久磁石となりうる「硬磁性材料」は色々あるが、その中の適切な物を、少なし巻き取れる程に「箔」にして、テープとかシートとかの使用目的に合った形状に加工した、「硬磁性体磁気記録媒体」。
【請求項2】
「明細書」に述べたように、永久磁石となりうる「硬磁性材料」は、「溶湯噴霧法」などで以て「微細粉末」にしうることが判ったので、「硬磁性粉」を塗布したテープとかシートとかのような使用目的に合った形状に加工した、「硬磁性粉塗布磁気記録媒体」。
【請求項3】
「明細書」に、炭素鋼を例に採って述べたように、「硬磁性合金」の構成元素をそれぞれ個別に化学的な粉末にして、適切に混合して、全体として「硬磁性材料」たらしめて、それを塗布したテープとかシートとかのような使用目的に合った形状に加工した、「化学的硬磁性粉塗布磁気記録媒体」。
【請求項4】
「明細書」に述べたように、「元素周期表」の14族の所謂「炭素族元素」は、周波数に段階的にそれぞれ固有的に応じて電磁波を他族元素よりは最も有効に吸収しうる元素であると発見しえて居たのであるが、これら元素が「硬磁性合金」における「常磁性体」ベース元素に対する「硬磁性化元素」として最適と思われるので、それぞれが最も能く電磁波を吸収する周波数別に用途に応じて使用しうるように加工した、「所謂炭素族元素混合強力硬磁性材料」と、特にこれらを使用した、「請求項1」における「硬磁性箔記録媒体」や、「請求項2」における「硬磁性粉塗布記録媒体」や、「請求項3」における「化学的硬磁性粉塗布磁気記録媒体」。
【請求項5】
「明細書」に述べたように、水素は「常磁性体」であり酸素は「反磁性体」であるので、磁石の同一極に友に飛び着くことは無いように思える。従って、水素と酸素の混合状態にN極とS極とを挿入すると、水素と酸素は別々の極に飛び付くと思われる。
そこで、若し、私の「電離性ガス再利用型電池(真正燃料電池genuine fuel cell)」の電極に、水素を吸い付ける磁石陰極と酸素を吸い付ける磁石陽極とを用いれば効率が高まるようであれば、両電極を良導体でメッキするか被覆するか等して、そのようにした、「磁石電極式真正燃料電池」。
【請求項6】
また、その他の、例えば、「水性ガス」の水素と一酸化炭素との分離を行なうような、ガス分離装置において、常磁性極と反磁性極とを装置して、常磁性ガスと反磁性ガスとの分離を行なうようにして、或いは常磁性極か或いは反磁性極かの一方を装置して、磁性ガスと非磁性ガスとの分離を行なうようにして、混合ガスの分離効率を高めるようにした、「磁石式ガス分離装置」。
【請求項7】
特に、「明細書」で述べた所の「水素固定再生法」において、水性ガス(C+HO→CO+H)を水素と一酸化炭素とに分離して、水素を窒素と反応させてアンモニアを採り(3H+N→2NH)、それを液体アンモニアにして、自動車などに積めるようにして、そこでは、別載の水と反応させて燃料水素を採ると言う方法において、水素と一酸化炭素との効率的な分離法の一として、「請求項6」の「磁石式ガス分離装置」を使用して見たい。
そこで、少なし、常磁性ガスの水素が吸引されるように磁石を設けて、水素と一酸化炭素との分離を効率的に行なうようにした磁石式ガス分離装置、即ち、「磁石式水素・一酸化炭素分離装置」。
【請求項8】
また、自動車上で、液体アンモニアと水とを反応させて水素と一酸化窒素を発生させて(2NH+HO→5H+2NO)、水素を燃料として使用する場合の水素の効率的な分離法の一として、「請求項6」の「磁石式ガス分離装置」を使用して見たい。
そこで、少なし、常磁性ガスの水素が吸引されるように磁石を設けて、水素と一酸化窒素との分離を効率的に行なうようにした磁石式ガス分離装置、即ち、「磁石式水素・一酸化窒素分離装置」。
【請求項9】
「明細書」に述べたように、「真正燃料電池」には、現在の割重な直流モーターは堪らない。コイル類は銅からアルミニウムに代えれば、約40%は軽量化できる。問題は鉄心である。鉄心は磁力線の方向を制御する為にあると言われている。固定子も回転子も可能な限り多極化しうれば、磁力線の方向の制御は不要化する。然らば、無理に軟鉄のような重い軟強磁性体を使用する必要は無くなる。
さてそこで、 電動モーターを出来るだけ軽く且つ出来るだけ効率を良くしたい。
その一方法として、界磁コイルをアルミニウム線で以てした、「アルミニウムコイル電動モーター」。
【請求項10】
また、その一方法として、固定子と回転子のコアを、軽くても反磁性体では駄目なので、正磁性体である、リチウムLi(7g)、アルミニウムAl(27g)、マグネシウムMg(24g)の中から、単体か或いは合金かにしてした、「正磁性軽金属コア電動モーター」。
【請求項11】
また、その一方法として、固定子の磁極を回転子のように多極化するには、回転子の軸に、回転子用と友に固定子用の集電子(回転軸に絶縁して取付け、ブラシに接触させて、外部から回転コイルに、或いは回転コイルから外部に、電流を導く環)をもう一つ設けて各極に送電するようにしてした、「固定子多極化電動モーター」。
【請求項12】
「請求項9」における「アルミニウムコイル電動モーター」と「請求項10」における「正磁性軽金属コア電動モーター」と「請求項11」における「固定子多極化電動モーター」の中から、必要に応じてその発明を組み合わせて、軽量化かつ高効率化した、「軽量高効率電動モーター」。
【請求項13】
「明細書」において述べたように、モータープロペラ等のプロペラやスクリュー等の推進器の羽根blade、扇風機や送風機や換気扇の羽根fan、羽根車式圧縮機の羽根fan、風力発電機などの風車の羽根flier、等の捻り角度は45度が総合的に最も効率である。
従って、bladeやfanやflierの捻り角度を45度にしたプロペラやスクリューやファンや風車や回転翼などと、これに類した風力学回転羽根。
【請求項14】
「明細書」において述べたように、飛行機では、モータープロペラやジェットエンジン等の推進機の向きは飛行方向に対してある程度逸れて居ないと、推進力が満足には出ないのではないか。
そこで、飛行機において、モータープロペラやジェットエンジン等の推進機は、胴体や翼などに左右二つ分けて、それぞれを有る程度外向きに設けた、プロペラの場合にはその回転方向は左右反対にした、風力学的効率化飛行機。

【公開番号】特開2006−286162(P2006−286162A)
【公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−135381(P2005−135381)
【出願日】平成17年4月4日(2005.4.4)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により明細書の一部または全部を不掲載とする。
【出願人】(594052526)
【出願人】(502234662)
【出願人】(502378678)
【出願人】(502395365)
【Fターム(参考)】