説明

オーディオ装置、着信メロディ供給プログラム、及び着信メロディ供給方法

【課題】ユーザの嗜好に適合した着信メロディを、より簡便に利用することができるようにする技術を提供する。
【解決手段】オーディオ装置において、装置が音声信号を取得することができるコンテンツのうち、着信メロディ用に使用するものの選択を受け入れる選択手段(ステップ22)と、選択手段により選択されたコンテンツに係る音声信号に基づき、着信メロディ用のファイルを作成する作成手段(ステップ23)と、作成手段により作成された着信メロディ用ファイルを、特定の携帯電話に送信する送信手段(ステップ26)とを設ける。送信手段はたとえば、作成手段により作成された着信メロディ用ファイルを添付ファイルとする電子メールを、携帯電話のメールアドレス宛に送信することにより、着信メロディ用ファイルを携帯電話に送信することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着信メロディを作成し、携帯電話に供給する機能を有するオーディオ装置、着信メロディを作成し、携帯電話に供給する機能をオーディオ装置に実現させる着信メロディ供給プログラム、及びオーディオ装置により着信メロディを作成し、携帯電話に供給する着信メロディ供給方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話において着信を知らせるための着信メロディとしては、コンテンツ配信会社から有料で配信されるものを、携帯電話でダウンロードして利用するものが主流となっている。図5は携帯電話による着信メロディ用のデータをダウンロードする概念を示す概念図である。図中の51は着信メロディ用のデータを提供するWebサイト、52はWebサイト51が接続されたインターネット網、53はインターネット網52を介してWebサイト51にアクセスすることが可能な携帯電話である。
【0003】
携帯電話53はインターネットプロバイダが提供する、携帯電話網上のアクセスポイントを介してインターネット網52に接続し、Webサイト51から着信メロディ用データをダウンロードすることができる。
【0004】
着信メロディに関連する技術としてはこの他、携帯電話において、マイクロホン等からのアナログ音声信号をA/D変換し、これに周波数分析を施して所定の音階データと比較することによりエンコードを行って着信メロディを作成する技術が知られている(たとえば特許文献1参照)。また、発信者側の携帯電話が送信するWAVファイル形式の着信音データを、受信側の携帯電話が受信し、これを着信メロディとして使用するようにした技術が知られている(たとえば特許文献2参照)。
【0005】
また、マイクやCDプレーヤから入力された音声信号に基づき、自動採譜処理技術により音高及び音価からなる楽音情報を生成して記憶しておき、着信時に、楽音情報を読み出して、その内容に応じた音声信号を音源部において生成し、着信メロディとして出力するようにした電話装置が知られている(たとえば特許文献3参照)。
【0006】
また、CDやMD等のデジタル音源の装置から出力されたデジタル信号をメモリに格納し、格納されているデジタル信号を読み出して周波数分析を行い、これを音階データと比較することにより音高及び音長を決定して着信メロディ用データを作成する機能を有する携帯電話装置が知られている(たとえば特許文献4参照)。
【0007】
さらに、電子楽器等に用いられるSMF(スタンダード・ミディ・フォーマット)方式のファイルを、携帯電話の着信メロディ等に用いられるSMAF(シンセティック・ミュージック・モバイル・アプリケーション・フォーマット)方式に変換する方法が知られている(たとえば特許文献5参照)。
【0008】
【特許文献1】特開2000−332862号公報
【特許文献2】特開2000−349863号公報
【特許文献3】特開2001−045103号公報
【特許文献4】特開2001−144834号公報
【特許文献5】特開2004−101619号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述の図5で示されるような、コンテンツ配信会社から着信メロディを配信する方法によれば、配信される着信メロディは、広く一般大衆に知られたメロディである場合が多いので、必ずしもユーザの好みを十分に反映することはできない。
【0010】
一方、携帯電話において、マイクやCDからの音声信号に基づき、着信メロディ用データを作成し、利用する上述の技術によれば、携帯電話の機能が複雑になる。また、携帯電話等を買い換えた場合、作成した着信メロディ用データを利用することができなくなるという問題もある。
【0011】
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、ユーザの嗜好に適合した着信メロディを、より簡便に利用することができるようにする技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、第1の発明に係るオーディオ装置は、装置が音声信号を取得することができるコンテンツのうち、着信メロディ用に使用するものの選択を受け入れる選択手段と、前記選択手段により選択されたコンテンツに係る音声信号に基づき、着信メロディ用のファイルを作成する作成手段と、前記作成手段により作成された着信メロディ用ファイルを、特定の携帯電話に送信する送信手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
ここで、コンテンツとしては、たとえば、オーディオ装置に装填されたCDのいずれかのトラックに記録されている楽曲や、装置のハードディスクにおいて所定形式の楽音ファイルとして記憶されているコンテンツ、マイクを介して入力される音声信号により形成されるコンテンツが該当する。要するに、オーディオ装置が音声信号を取得することができるコンテンツであればよい。
【0014】
着信メロディ用のファイルを作成する作成手段としては、いわゆる自動採譜処理技術を用いて音高や音長で構成されるデータファイルを作成したり、MIDI形式のファイルを作成したりするものや、WAV形式の音楽ファイルに基づいてSMAF形式のファイルを作成するものが該当する。要するに、着信メロディ用ファイルを送信する携帯端末装置において着信メロディとして再生することができる形式の着信メロディ用ファイルを作成するものであればよい。
【0015】
携帯電話とは広義の携帯電話を意味し、携帯電話には、PHS(パーソナル・ハンディホーン・システム)等が含まれる。また、特定の携帯電話とは、たとえば、オーディオ装置の所有者が所有する携帯電話が該当する。送信手段としては、たとえば、USBインタフェース及びUSBケーブルを介して送信を行うものや、電子メールにより添付ファイルとして送信するものが該当する。送信方法は、有線であるか無線であるかを問わない。
【0016】
この構成において、選択手段が着信メロディの作成に使用するコンテンツの選択を受け入れると、作成手段は選択されたコンテンツに係る音声信号に基づき、着信メロディ用ファイルの作成を行う。その際、作成手段は、たとえば、選択されたコンテンツがCDに記録されている楽曲であれば、その楽曲のトラックの再生を行って得られる最初の所定部分に基づき、着信メロディ用ファイルを作成することができる。着信メロディ用ファイルが作成されると、送信手段は着信メロディ用ファイルを所定の携帯電話に送信する。携帯電話は、これを受信し、保管しておくことにより、着信時に着信メロディとして再生することができる。
【0017】
第2の発明に係るオーディオ装置は、第1発明において、前記送信手段は、前記作成手段により作成された着信メロディ用ファイルを添付ファイルとする電子メールを、前記携帯電話のメールアドレス宛に送信するものであることを特徴とする。
【0018】
第3の発明に係るオーディオ装置は、第1又は第2発明において、前記選択手段により選択されたコンテンツのうち、着信メロディ用に使用する部分の指定を受け入れる指定手段を有することを特徴とする。
【0019】
第4の発明に係る着信メロディ供給プログラムは、第1〜第3のいずれかの発明に係るオーディオ装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0020】
第5の発明に係る着信メロディ供給方法は、オーディオ装置が、音声信号を取得することができるコンテンツのうち、着信メロディ用に使用するものの選択を受け入れる選択手順と、オーディオ装置が、前記選択手順において選択されたコンテンツに係る音声信号に基づき、着信メロディ用のファイルを作成する作成手順と、オーディオ装置が、前記作成手順において作成された着信メロディ用ファイルを、特定の携帯電話に送信する送信手順とを具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、オーディオ装置により着信メロディ用ファイルを作成し、携帯電話に転送するようにしたため、オーディオ装置において得られる種々の音声信号を利用して着信メロディ用ファイルを作成し、携帯電話において利用することができる。したがって、配給会社からの配給によっては入手できない着信メロディを作成し、利用することができる。またこの場合、携帯電話は着信メロディの作成機能を自ら備える必要はないので、簡便な構成により、ユーザの好みを反映した着信メロディの供給を受けることができる。
【0022】
また、選択されたコンテンツのうち、着信メロディの作成に使用する部分を指定することができるようにしたため、楽曲の寂(さび)部分のみや、好みの部分のみを着信メロディに使用することができるので、さらにユーザの好みを反映することができる。
【0023】
また、オーディオ装置において着信メロディ用ファイルの作成を行うようにしたため、パソコンを使い慣れていないユーザでも、各種音声信号源からの音声信号に基づく着信メロディの作成を行うことができる。また、パソコンでは容易には利用できない、FM放送やMD(ミニディスク)に基づく音声信号を利用して着信メロディ用ファイルを作成することもできる。
【0024】
また、着信メール用ファイルの送信を、電子メールを利用して行うようにしたため、携帯電話が通常有する電子メール機能を利用し、携帯電話に対し、着信メール用ファイルの送信を簡便に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
図1は本発明の一実施形態に係るオーディオ機器により、着信メロディ用のファイルを供給する様子を示すブロック図である。図中の11は着信メロディ用ファイルを生成し、供給するオーディオ機器、12はオーディオ機器11が接続するインターネット網、13はインターネット網12を介してオーディオ機器11から着信メロディ用ファイルの供給を受ける携帯電話である。
【0026】
オーディオ機器11は、自己がアナログ音声信号やデジタル音声信号を取得することができるコンテンツのうち、着信メロディ用に使用するものの選択を受入れ、選択されたコンテンツに係る音声信号に基づいて、携帯電話13が対応している着信メロディ用のファイルを作成する機能を備える。また、作成したファイルをメールに添付し、予め登録されているメールアドレスに宛てて送信することにより、携帯電話13に対し、作成した着信メロディ用ファイルを供給する機能を備える。
【0027】
着信メロディ用ファイルの基礎となるコンテンツとしては、たとえば、オーディオ機器11に装着されているCD(コンパクトディスク)やMD(ミニディスク)に記録されているコンテンツ、オーディオ機器11によりFM放送を受信して聴取することができる放送コンテンツ、マイクを介してオーディオ機器11に入力される音声信号によるコンテンツ、オーディオ機器11が有するハードディスクにおいて所定形式のファイルとして記憶されているコンテンツ等が該当する。このようなコンテンツのうちたとえば、最初から又は指定された箇所から所定時間分、あるいは指定された時間分が、着信メロディ用ファイルの作成に使用される。
【0028】
オーディオ機器11は種々の形式の着信メロディ用ファイルを作成する機能を有する。そのうちの1つの形式は、携帯電話13が着信メロディとして再生することができるものとなっている。このようなファイル形式として、たとえば、MIDI形式やSMAF形式が該当する。予め携帯電話13が対応しているファイル形式が選定されており、着信メロディ用ファイルの作成に際しては、選定された形式の着信メロディ用ファイルが作成される。携帯電話13はインターネット網12を介して自己のメールアドレスに送られてくるメールを受信する機能や、所定形式の着信メロディ用ファイルに基づき、着信時に着信メロディを再生する機能を備える。
【0029】
図2は、オーディオ機器11における着信メロディ供給処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。オーディオ機器11は、着信メロディ供給処理を開始すると、まず、ステップ21において、着信メロディ用データの作成開始の指示を待つ。作成開始の指示を受けると、ステップ22へ進み、着信メロディ用データの基礎となるコンテンツの選択を受け入れる。
【0030】
選択対象となるコンテンツとしては、たとえば、オーディオ機器11に装填されているCDやMD中の楽曲のほか、オーディオ機器11により受信中のFM放送によるものやマイクからのアナログ信号により構成されるものが該当する。FM放送によるコンテンツを選択する場合、予め選局され、かつ対象とする範囲が指示されている必要がある。その範囲のコンテンツの楽音が記憶され、着信メロディ用ファイルの作成に使用されることになる。
【0031】
次に、ステップ23において、選択されたコンテンツに基づき、着信メロディ用ファイルの作成を行う。このとき、選択されたコンテンツの最初から所定時間分の音声信号が、着信メロディ用ファイルの作成に使用される。あるいは、選択されたコンテンツのうち、指定された範囲を使用するようにしてもよい。その場合の範囲指定は、コンテンツの楽音波形を表示させ、範囲をカーソル等により指定させたり、コンテンツの楽音をスピーカから出力させて、所望の範囲をキーの押下等によるタイミングで指示させたりすることにより、受け入れることができる。あるいは、着信メロディ用ファイルの作成に使用する部分の長さを時間により指定させ、コンテンツの最初又は指定された時点から、指定された時間分を使用するようにしてもよい。
【0032】
このようにして、選択されたコンテンツのうちの対象となる部分の音声信号に基づいて着信メロディ用ファイルの作成が行われる。作成は、使用する音声信号部分を、携帯電話13が着信メロディとして再生することができるSMAF形式のファイルやMIDI形式のファイルに変換することにより行われる。
【0033】
より具体的には、コンテンツを構成するデジタル音声信号やアナログ音声信号に基づいて着信メロディ用ファイルの作成が行われる。たとえば、WAV形式のコンテンツのデータから着信メロディ用ファイルへの変換を行ったり、コンテンツのデータを一旦、MIDI形式のデータに変換してからさらに着信メロディ用ファイルへの変換を行ったり、アナログ音声信号に基づいて着信メロディ用ファイルを生成したりすることにより、着信メロディ用ファイルの作成が行われる。また、携帯電話13がWAV形式の着信メロディ用ファイルに対応している場合には、選択されたコンテンツがWAV形式のファイルのものであれば、WAV形式のまま、着信メロディに使用する部分を抽出して、着信メロディ用ファイルとすることができる。
【0034】
着信メロディ用データの作成が完了すると、インターネット網12への接続動作を開始し、ステップ24及び25において、インターネット網12への接続が完了するのを待機する。所定時間内にインターネット網12への接続が完了しなかった場合には、ステップ25においてこれを検出し、着信メロディ供給処理を終了する。この場合、ユーザの指示に応じ、作成した着信メロディ用データを保存しておき、後ほど使用したり、送信できるようにしたりしてもよい。
【0035】
所定時間内にインターネット網12への接続が完了した場合には、ステップ24からステップ26へ進み、予め登録されている携帯電話13のメールアドレスを宛先としてメールデータを作成し、作成した着信メロディ用ファイルを添付ファイルとして送信する。この後、着信メロディ供給処理を終了する。送信されたメールは携帯電話13によって受信され、その添付ファイルは、着信メロディ用のファイルとして用いられることになる。
【0036】
本実施形態によれば、オーディオ機器11において取得することができるアナログ及びデジタルの種々の音声信号に基づいて着信メロディ用データを作成し、携帯電話13に対して供給することができる。したがって、個々のユーザの好みを反映した着信メロディを携帯電話13において享受することができる。
【0037】
また、着信メロディ用ファイルの作成に際し、選択されたコンテンツのうちの作成に使用する範囲を指定できるようにすることによって、選択したコンテンツのうちの寂(さび)の部分のみや好みの部分のみを着信メロディに使用するといったことが可能となる。これにより、オリジナリティのある着信メロディの作成を行うことができる。また、オーディオ機器11のハードディスク等に蓄積されている非圧縮の音楽データや、圧縮された音楽ファイルのコンテンツを着信メロディとして活用することができる。
【0038】
図3は本発明の他の実施形態に係るオーディオ機器により、着信メロディ用のファイルを供給する様子を示すブロック図である。図中の31は着信メロディ用ファイルを生成して供給するオーディオ機器、32はオーディオ機器11から着信メロディ用ファイルの供給を受ける携帯電話である。
【0039】
オーディオ機器31は図1のオーディオ機器11と同様の着信メロディ用ファイルの作成機能を備える。携帯電話32は図1の携帯電話13と同様の、着信メロディの再生機能を備える。オーディオ機器31及び携帯電話32はUSBインタフェースを備え、USBケーブルを介して相互に通信を行うことができる。
【0040】
図4は、オーディオ機器31における着信メロディ供給処理を示すフローチャートである。この処理は所定のプログラムに従って行われる。ステップ41〜43の処理は、図2におけるステップ21〜23の処理と同じである。すなわち本実施例の場合、オーディオ機器31はインターネット網に接続する必要がないので、ステップ43における着信メロディ用ファイルの作成処理を完了すると、直ちにステップ44において、得られた着信メロディ用ファイルを、USBインタフェース及びUSBケーブルを介して、携帯電話32に送信する。送信された着信メロディ用ファイルは、携帯電話32によって受信され、着信時における着信メロディの再生に使用されることになる。
【0041】
本実施形態によれば、オーディオ機器31は、インターネットへの接続機能を備えていなくても、着信メロディ用ファイルを携帯電話32に供給することができる。したがって図1におけるオーディオ機器の場合と同様の効果を、より簡便に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施形態に係るオーディオ機器により、着信メロディ用のファイルを供給する様子を示すブロック図である。
【図2】図1中のオーディオ機器における着信メロディ供給処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施形態に係るオーディオ機器により、着信メロディ用のファイルを供給する様子を示すブロック図である。
【図4】図3中のオーディオ機器における着信メロディ供給処理を示すフローチャートである。
【図5】従来技術に係る携帯電話による着信メロディ用のデータをダウンロードする概念を示す概念図である。
【符号の説明】
【0043】
11,31:オーディオ機器、12,52:インターネット網、13,32,53:携帯電話、51:Webサイト。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置が音声信号を取得することができるコンテンツのうち、着信メロディ用に使用するものの選択を受け入れる選択手段と、
前記選択手段により選択されたコンテンツに係る音声信号に基づき、着信メロディ用のファイルを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された着信メロディ用ファイルを、特定の携帯電話に送信する送信手段とを具備することを特徴とするオーディオ装置。
【請求項2】
前記送信手段は、前記作成手段により作成された着信メロディ用ファイルを添付ファイルとする電子メールを、前記携帯電話のメールアドレス宛に送信するものであることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
【請求項3】
前記選択手段により選択されたコンテンツのうち、着信メロディ用に使用する部分の指定を受け入れる指定手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のオーディオ装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかのオーディオ装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする着信メロディ供給プログラム。
【請求項5】
オーディオ装置が、音声信号を取得することができるコンテンツのうち、着信メロディ用に使用するものの選択を受け入れる選択手順と、
オーディオ装置が、前記選択手順において選択されたコンテンツに係る音声信号に基づき、着信メロディ用のファイルを作成する作成手順と、
オーディオ装置が、前記作成手順において作成された着信メロディ用ファイルを、特定の携帯電話に送信する送信手順とを具備することを特徴とするオーディオ装置による着信メロディ供給方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−232783(P2007−232783A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−50913(P2006−50913)
【出願日】平成18年2月27日(2006.2.27)
【出願人】(000003595)株式会社ケンウッド (1,981)
【Fターム(参考)】