説明

ゲームを用いたパスワード入力装置および方法

【課題】ゲームを用いてパスワードを入力することにより、ユーザの関心を高めること。
【解決手段】本発明は、ゲームを用いたパスワード入力装置および方法に関する。本発明によれば、1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示するステップと、表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示するステップと、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを表示手段に表示するステップと、キャラクタイメージがパスワードイメージと接触したか否かを判断するステップと、判断の結果、キャラクタイメージがパスワードイメージと接触する場合、接触したパスワードイメージに対応する1つ以上のパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きがなされるように制御するステップを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームを用いたパスワード入力装置および方法に関し、より詳細には、ゲーム上に生成されるパスワードイメージにキャラクタイメージを移動させてパスワードを入力する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、情報通信およびインターネット技術の発達に伴い、オフラインで主に行われてきた業務を、オンラインを介して容易かつ迅速に処理することができるようになった。例えば、銀行などの金融機関は、オンラインを介して預金関連の業務をすべて処理できるだけでなく、官公署ではオンラインを介して関連書類を申請して発給を受けることもできる。
【0003】
しかしながら、このようなオンラインを介した金融サービスまたは官公署の書類申請などのようなサービスは、これに相当する保安システムを伴わなければならない。
【0004】
このように、従来の保安システム技術によれば、例えば、金融業界やゲーム業界で用いるパスパッド方式の場合、スパイウェア(spyware)がマウスクリックを感知して座標とスクリーンショット(Screen Shot)を認知することが可能であり、その結果を特定の電子メールアドレスのサーバなどに送信する方法により、パスワードが容易にハッキングされるという問題点があった。
【0005】
参考までに、スパイウェアとは、他人のコンピュータに知らないうちに勝手に入り込み、重要な個人情報を無断で収集するプログラムなどを指称する。例えば、インターネットやパソコン通信(Personal Computer Communication)で無料で公開されているソフトウェアをダウンロードするときに共に設置される。
【0006】
また、従来技術によれば、例えば、公的証明書方式の場合には多くの費用を所要する上に、ユーザの立場ではこれを必ず所持する必要があるという問題点があった。さらに、このような公的証明書をメール上で保管しておく場合、ハッキングにさらされる危険性が高まるという問題点もあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した問題点を解決するために、本発明に係るゲームを用いたパスワード入力装置および方法は、ゲームを用いてパスワードを入力することにより、ユーザの関心を高めることができる。
【0008】
また、本発明に係るゲームを用いたパスワード入力装置および方法は、ゲーム上でパスワードを入力する回数ごとにパスワードの生成位置が異なるため、パスワードがハッキングされる危険を減らすことができる。
【0009】
さらに、本発明に係るゲームを用いたパスワード入力装置および方法は、ゲームを用いてパスワードを入力するとき、これによる補償を提供することで、ユーザのパスワード入力サービスに対する使用を増大させることができる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態に係るゲームを用いたパスワード入力方法は、1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示するステップと、前記表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示するステップと、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを前記表示手段に表示するステップと、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したか否かを判断するステップと、前記判断の結果、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触する場合、前記接触したパスワードイメージに対応する1つ以上のパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御するステップとを含む。
【0011】
また、本発明の一実施形態に係るゲームを用いたパスワード入力装置は、1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示するパスワードイメージ表示部と、前記表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示する障害物イメージ表示部と、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを前記表示手段に表示するキャラクタイメージ表示部と、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したか否かを判断する判断部と、前記判断の結果、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触する場合、前記接触したパスワードイメージに対応する1つ以上のパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御する認証部とを含む。
【発明の効果】
【0012】
上述したように、本発明によれば、ゲームを用いてパスワードを入力することにより、ユーザの関心を高めることができる。
【0013】
また、本発明によれば、ゲーム上でパスワードを入力する回数ごとにパスワードの生成位置が異なるため、パスワードがハッキングされる危険を減らすことができる。
【0014】
さらに、本発明によれば、ゲームを用いてパスワードを入力するとき、これによる補償を提供することで、ユーザのパスワード入力サービスに対する使用を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態に係るゲームを用いたパスワード入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るパスワード入力ゲームの一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るパスワード入力ゲームにおけるパスワードイメージ生成過程を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るパスワード入力ゲームのキャラクタイメージ移動の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るゲームを用いたパスワード入力方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付の図面および添付の図面に記載された内容に基づき、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明するが、本発明がこれらの実施形態によって制限または限定されることはない。
【0017】
一方、本発明を説明するにおいて、関連する公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。また、本明細書で用いられる用語(terminology)は、本発明の好ましい実施形態を適切に表現するために用いられた用語であり、これはユーザや運用者の意図または本発明が属する分野の慣例などによって異なることがある。したがって、本用語に対する定義は、本明細書全般に渡る内容に基づいて判断されるべきである。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係るゲームを用いたパスワード入力装置の構成を示すブロック図である。
【0019】
本発明は、オンラインを介した保安認証サービスに適用する技術であり、銀行および官公署のパスワード入力サービスだけではなく、オンラインによって提供されるサービスなどの多様なパスワード入力サービスに適用することができる。
【0020】
本明細書では、説明を容易にするために、オンラインゲームに適用するゲームを用いたパスワード入力装置および方法を例示して説明するが、本発明をオンラインゲームに適用するときに、オンラインゲームのログイン過程で実行してもよいし、オンラインゲームの進行中に実行してもよい。
【0021】
さらに、本発明は、ユーザのサービス申請に基づいて実行してもよいし、各サービス提供業社の基本的なサービスとしてユーザに提供されてもよい。
【0022】
したがって、本発明のゲームを用いたパスワード入力装置100を、ユーザがサービスを利用する方法により、図1〜4を参照しながら順に説明する。
【0023】
まず、パスワードイメージ表示部110は、1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示する。
【0024】
図2は、本発明の一実施形態に係るパスワード入力ゲームの一例を示す図である。
【0025】
このとき、1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージは、図2に示すように、0〜9までの数字であってもよいが、ゲームを用いたパスワード入力装置100の設定に応じて、文字などのパスワードに変更してもよい。
【0026】
また、本発明は、ハッキングの危険を防ぐために、パスワード情報をこれに対応するパスワードイメージに変換して提供している。すなわち、既存のテキスト形式のパスワードは、ハッカーがプログラムを追跡することによって容易にハッキングされていたが、本発明はこのようなテキスト形式のパスワード情報をイメージ形式で提供することにより、ハッキングの危険を減らそうとしている。
【0027】
また、本発明は、各パスワードイメージを一定の形式に従って順に表示するのではなく、それぞれのパスワードイメージが無作為(randomly)に表示されるようにすることにより、固定した位置に生成されるパスワードイメージを分析してハッキングする危険を減らすようにしている。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態に係るパスワード入力ゲームにおけるパスワードイメージ生成過程を示す図である。
【0029】
例えば、本発明は、図3に示すように、図2とは異なり、パスワードイメージの表示位置を相違させることにより、パスワード入力に対する保安をより強化することができる。
【0030】
次に、障害物イメージ表示部120は、表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示する。
【0031】
次に、キャラクタイメージ表示部130は、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを表示手段に表示する。
【0032】
このとき、本発明は、外部入力手段としてキーボードまたはマウスなどの多様な手段を用いてキャラクタイメージを移動させることができる。このとき、キーボードはマウスに比べてキャラクタイメージの移動経路を把握することが難しいため、パスワード入力において保安水準をより向上させることができる。
【0033】
本発明は、ユーザが直接に操作するキャラクタイメージを配置してパスワードイメージに移動することによってパスワードを入力する方式であり、ユーザが調整するキャラクタイメージを、配置された障害物イメージを避けてパスワードイメージに移動するようにし、移動する経路をゲームごとに相違させることができるため、ハッキングの危険を減らすことができる。
【0034】
図4は、本発明の一実施形態に係るパスワード入力ゲームのキャラクタイメージ移動の一例を示す図である。
【0035】
このとき、図4に示すように、障害物イメージは、所定の設定にしたがって最初に表示される位置に固定表示または流動表示されるようにしてユーザの関心を高めることができるだけなく、キャラクタイメージの移動経路をより多様にすることができ、保安水準を向上させることもできる。
【0036】
次に、判断部140は、キャラクタイメージがパスワードイメージと接触したか否かを判断する。
【0037】
すなわち、判断部140は、例えば、キャラクタイメージの座標情報とパスワードイメージの座標情報とがマッチングした場合にキャラクタイメージがパスワードイメージと接触したものと判断してもよいし、座標情報に対して接触したか否かを確認することの他にも、イメージ結合による多様なアルゴリズムを適用して判断してもよい。
【0038】
次に、認証部150は、判断結果、キャラクタイメージがパスワードイメージと接触した場合、接触したパスワードイメージに対応するパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御する。
【0039】
また、本発明で提供されるパスワード情報は1桁以上とすることができ、パスワード情報の桁数だけ上述した過程を繰り返して実行する。
【0040】
例えば、本発明は、予め設定されたパスワード情報が4桁の数字である場合、上述した過程を4回繰り返して該当するパスワード情報を正確に入力することにより、認証手続きを終えることができる。
【0041】
また、本発明は、上述したように、ユーザ認証のためにパスワード入力を4回に渡って実行する場合、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを表示手段に表示する速度を変化させることにより、キャラクタ移動によるパスワード追跡を防ぐことができる。
【0042】
また、本発明は、キャラクタイメージを移動する過程において障害物イメージと接触する場合、キャラクタイメージを障害物イメージと一定の距離だけ離れた位置に移動させてもよいし、一定の時間だけ停止させてもよい。
【0043】
このとき、判断部140は、例えば、キャラクタイメージの座標情報と障害物イメージの座標情報とがマッチングした場合、キャラクタイメージが障害物イメージと接触したものと判断することができるが、これは上述した内容と同じように、イメージ接触に対する他のアルゴリズムに基づいて接触するか否かを判断することもできる。
【0044】
また、本発明は、パスワードイメージを瞬間撮影して分析することにより、パスワードがハッキングされる問題点を解決するために、パスワードイメージを予め設定された時間だけ表示するようにもできる。
【0045】
すなわち、パスワードイメージは、例えば、予め設定された時間が10秒である場合には10秒間だけ表示されるようになるが、これは、ユーザが記憶することができる時間となるため、10秒後には自動的に消えるようにできる。
【0046】
さらに他の例として、パスワードイメージは、キャラクタイメージがパスワードイメージに近づく場合に自動的に消えるようにし、ハッキングプログラムなどによって瞬間撮影されても該当するパスワードが表示されないため、パスワードに対する保安を維持することもできる。
【0047】
また、本発明のキャラクタイメージは、予め設定された時間内に外部入力手段による動き情報が受信されない場合、上述した過程を再実行するようにキャラクタイメージを再配置することもできる。
【0048】
また、本発明は、キャラクタイメージが接触したパスワードイメージに対応するパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御するステップが予め設定された時間内に実行された場合、ユーザ認証手続きが行われたユーザ端末機に対するマイレージが提供されるように制御することもできる。
【0049】
すなわち、本発明は、制限時間内にゲームを用いてパスワードを入力すれば、ユーザに追加で褒賞またはポイントなどのマイレージを提供することにより、ゲームを用いたパスワード入力方法の使用を増大させることができる。
【0050】
上述して説明したように、本発明は、ゲームを用いたパスワード入力装置100を用いてゲームを通じてパスワードを入力することができ、ユーザの関心をさらに高めることができ、キャラクタの移動経路を常に相違させることができるため、パスワードに対する保安水準を高めることができる方法を提示している。このような方法を、パスワード入力装置100の構成の機能的側面を考慮した上で、図5を参照しながら順に説明する。
【0051】
このとき、上述した方法は、パスワード入力装置100を利用する方法に準する内容であり、装置の機能的要素をすべて含んでいるため、これによる詳細な説明は省略して簡略に説明する。
【0052】
図5は、本発明の一実施形態に係るゲームを用いたパスワード入力方法を示すフローチャートである。
【0053】
まず、パスワードイメージ表示部110は、図5に示すように、1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示する(S510)。
【0054】
次に、障害物イメージ表示部120は、表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示する(S520)。
【0055】
次に、キャラクタイメージ表示部130は、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを表示手段に表示する(S530)。
【0056】
次に、判断部140は、キャラクタイメージが障害物イメージと接触したか否かを判断し(S540)、キャラクタイメージの座標情報と障害物イメージの座標情報とがマッチングした場合、キャラクタイメージが障害物イメージと接触したものと判断し、キャラクタイメージを障害物イメージから予め設定された距離だけ離れた位置に移動させて表示するか、または、予め設定された時間だけ停止させて表示する(S550)。
【0057】
最後に、判断部140は、キャラクタイメージがパスワードイメージと接触したか否かを判断し(S560)、判断の結果、キャラクタイメージがパスワードイメージと接触する場合、接触したパスワードイメージに対応するパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御する(S570)。
【0058】
このとき、本発明のパスワード情報は1桁以上であり、パスワード情報の桁数だけ各ステップを繰り返して実行するようにする。
【0059】
また、本発明は、各ステップを繰り返す場合、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを表示手段に表示する速度を変化させることもできる。
【0060】
本発明によれば、ゲームを用いてパスワードを入力することにより、ユーザの関心をさらに高めることができる。
【0061】
また、本発明によれば、ゲーム上でパスワードを入力する回数ごとにパスワードの生成位置が異なるため、パスワードがハッキングされる危険を減らすことができる。
【0062】
さらに、本発明によれば、ゲームを用いてパスワードを入力するとき、これによる補償を提供することで、ユーザのパスワード入力サービスに対する使用を増大させることができる。
【0063】
上述した本発明に係る実施形態は、コンピュータにより実現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータで読取可能な媒体に記録されてもよい。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造なども単独または組み合わせて含んでもよい。記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行可能な高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の上述の実施形態の動作をするために、1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するよう設定されてもよく、その逆も同様である。
【0064】
上述したように、本発明のいくつかの実施形態を参照して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。該当する技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解できるであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示するパスワードイメージ表示部と、
前記表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示する障害物イメージ表示部と、
外部入力手段から受信した動き情報に基づいて、移動するキャラクタイメージを前記表示手段に表示するキャラクタイメージ表示部と、
前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したか否かを判断する判断部と、
前記判断の結果、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触した場合、前記接触したパスワードイメージに対応するパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御する認証部と
を含むことを特徴とするゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項2】
前記判断部は、前記キャラクタイメージの座標情報と前記パスワードイメージの座標情報とがマッチングした場合、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したものと判断することを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項3】
前記パスワード情報は1桁以上であり、
前記キャラクタイメージ表示部は、前記外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを、前記パスワード情報の桁数だけ、前記表示手段に繰り返して表示することを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項4】
前記キャラクタイメージ表示部は、前記キャラクタイメージを繰り返して表示する場合、前記外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを前記表示手段に表示する速度を変化させることを特徴とする請求項3に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項5】
前記判断部は、前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触したか否かを判断し、前記判断の結果、前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触した場合、前記キャラクタイメージを、前記障害物イメージから所定距離だけ離れた位置に移動させて表示し、または、所定時間だけ停止させて表示することを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項6】
前記判断部は、前記キャラクタイメージの座標情報と前記障害物イメージの座標情報とがマッチングした場合、前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触したものと判断することを特徴とする請求項5に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項7】
前記障害物イメージは、所定の設定にしたがって、最初に表示される位置に固定表示または流動表示されることを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項8】
前記外部入力手段は、キーボード及びマウスのうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項9】
前記パスワードイメージは、所定時間だけ表示されることを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項10】
前記認証部は、前記ユーザ認証手続きが予め設定された時間内に実行された場合、前記ユーザ認証手続きが行われたユーザ端末機に対するマイレージが提供されるように制御することを特徴とする請求項1に記載のゲームを用いたパスワード入力装置。
【請求項11】
1つ以上のパスワード情報に対応するパスワードイメージを表示手段に表示するステップと、
前記表示手段に1つ以上の障害物イメージを表示するステップと、
外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを前記表示手段に表示するステップと、
前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したか否かを判断するステップと、
前記判断の結果、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触した場合、前記接触したパスワードイメージに対応するパスワード情報に基づいてユーザ認証手続きが行われるように制御するステップと、
を含むことを特徴とするゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項12】
前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したか否かを判断するステップは、前記キャラクタイメージの座標情報と前記パスワードイメージの座標情報とがマッチングした場合、前記キャラクタイメージが前記パスワードイメージと接触したものと判断することを特徴とする請求項11に記載のゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項13】
前記パスワード情報は1桁以上であり、
前記パスワード情報の桁数だけ前記各ステップを繰り返して実行することを特徴とする請求項11に記載のゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項14】
前記各ステップを繰り返す場合、外部入力手段から受信した動き情報に基づいて移動するキャラクタイメージを前記表示手段に表示する速度を変化させることを特徴とする請求項13に記載のゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項15】
前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触したか否かを判断するステップと、
前記判断の結果、前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触した場合、前記キャラクタイメージを前記障害物イメージから所定距離だけ離れた位置に移動させて表示するか、または、所定時間だけ停止させて表示するステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項16】
前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触したか否かを判断するステップは、前記キャラクタイメージの座標情報と前記障害物イメージの座標情報とがマッチングした場合、前記キャラクタイメージが前記障害物イメージと接触したものと判断することを特徴とする請求項15に記載のゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項17】
前記障害物イメージは、所定の設定にしたがって最初に表示される位置に固定表示または流動表示されることを特徴とする請求項11に記載のゲームを用いたパスワード入力方法。
【請求項18】
請求項11〜17のうちのいずれか一項の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2011−524045(P2011−524045A)
【公表日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−511505(P2011−511505)
【出願日】平成21年5月26日(2009.5.26)
【国際出願番号】PCT/KR2009/002769
【国際公開番号】WO2009/145540
【国際公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(508206737)ネオプル, インコーポレイテッド (2)
【氏名又は名称原語表記】Neople, Inc.
【住所又は居所原語表記】2F,JBK Bldg. 108−6 Samseong−dong, Gangnam−gu,Seoul, Republic of Korea
【Fターム(参考)】