説明

サリノスポラミドA及びその類縁体の全合成

本発明は、化学及び医療の分野で使用され得る或る特定の化合物、及び或る特定の化合物を製造する方法に関する。詳細には、種々の化合物及び中間体を製造する方法、並びにこれらの化合物及び中間体自体が本明細書中に記載される。より詳細には、式(V)の化合物からサリノスポラミドA及びその類縁体を製造する方法が本明細書中に記載される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学合成方法であって、
(a)式(I):
【化1】

の化合物を、式(II):
【化2】

の化合物と反応させ、式(III):
【化3】

の化合物を形成させる工程と、
(b)前記式(III)の化合物を脱保護し、式(IV):
【化4】

の化合物を形成させる工程と、
(c)前記式(IV)の化合物上で分子内アルドール反応を実施し、式(V):
【化5】

の化合物を形成する工程と、
(d)前記式(V)の化合物の炭素−炭素二重結合を開裂させると共に、開裂された該二重結合を第三級ヒドロキシ基で環化させ、式(VI):
【化6】

の化合物を形成する工程と、
(e)前記式(VI)の化合物のヘミアセタールを保護し、式(VII):
【化7】

の化合物を形成する工程と、
(f)前記式(VII)の化合物のCOOR2基をアルコールに還元し、式(VIII
):
【化8】

の化合物を形成する工程と、
(g)前記式(VIII)の化合物のアルコールを酸化させ、式(IX):
【化9】

の化合物を形成する工程と、
(h)前記式(IX)の化合物を少なくとも1つのR4を含有する有機金属部分と反応
させることによって、R4を該式(IX)の化合物に付加し、式(X):
【化10】

の化合物を形成する工程と、
(i)前記式(X)の化合物上のPG1を除去すると共に、該式(X)の化合物のヘミ
アセタールを還元的に開環し、式(XXIII):
【化11】

の化合物を形成する工程と、
(j)前記式(XXIII)の化合物の第一級ヒドロキシ基を保護し、式(XXIV):
【化12】

の化合物を形成する工程と、
(k)前記式(XXIV)の化合物のアミナール基を開裂させ、式(XXV):
【化13】

の化合物を形成する工程と、
(l)前記式(XXV)の化合物の第二級アルコールを保護し、式(XXVp):
【化14】

の化合物を形成する工程と、
(m)第一級アルコール基を変換すると共に、前記式(XXVp)の化合物の第二級アルコール上のPG2保護基部分を除去し、式(XXVI):
【化15】

の化合物を形成する工程と、
(n)前記式(XXVI)の化合物の第一級アルコール上のPG3保護基部分を除去し
、式(XXVII):
【化16】

の化合物を形成する工程と、
(o)前記式(XXVII)の化合物の第一級アルコールを、前記PG3保護基部分で
保護し、式(XXVI):
【化17】

の化合物を形成する工程であって、該PG3が工程(m)における前記PG3と同じであっても又は異なっていてもよい、工程と、
(p)前記式(XXVI)の化合物の上でラクトン化反応を実施し、式(XXVIII):
【化18】

の化合物を形成する工程と、
(q)前記式(XXVIII)の化合物上のPG3保護基部分を除去し、式(XV)

【化19】

の化合物を形成する工程とを含む、化学合成方法。
(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、ア
ジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
A及びRBはそれぞれ独立して、C16アルキル、C26アルケニル及びC26アルキニルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、RA及びRBは任意選択的に互いに結合して、任意選択的に置換された5、6、7又は8員へテロシクリルを形成することができ、
Yは酸素又は硫黄であり、
Zはハロゲンであり、且つ
PG1及びPG3はそれぞれ保護基部分である)
【請求項2】
前記式(XV)の化合物の第一級ヒドロキシ基を置換し、式(XVI)の化合物を形成することをさらに含み、
該式(XVI)の化合物が下記構造:
【化20】

(式中、Xはハロゲンである)
を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記式(XV)の化合物の第一級ヒドロキシ基を置換し、式(XVI−B)の化合物を
形成することをさらに含み、
該式(XVI−B)の化合物が下記構造:
【化21】

(式中、Xはハロゲンである)
を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
(1)前記式(XVI−B)の化合物の第二級ヒドロキシ基を酸化させる工程であって、該式(XVI−B)の化合物が下記構造:
【化22】

を有し、式(XXII):
【化23】

の化合物を形成する工程と、
(2)前記式(XXII)の化合物のケト基を還元する工程であって、式(XVI−A)の化合物を形成し、該式(XVI−A)の化合物が下記構造:
【化24】

を有する工程をさらに含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
(1)前記式(XVI−B)の化合物の第二級ヒドロキシ炭素中心の立体化学を反転させる工程であって、該式(XVI−B)の化合物が下記構造:
【化25】

を有し、式(XVI−A)の化合物を形成し、該式(XVI−A)の化合物が下記構造:
【化26】

を有する請求項3に記載の方法。
【請求項6】
PG1及びPG2がそれぞれ独立して、ベンジル、置換ベンジル、アルキルカルボニル、アリールアルキルカルボニル、置換メチルエーテル、置換エチルエーテル、置換ベンジルエーテル、テトラヒドロピラニルエーテル、シリルエーテル、エステル及びカーボネートから成る群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記有機金属部分が、有機マグネシウム化合物、有機リチウム化合物、有機スズ化合物、有機銅酸化物化合物、有機亜鉛化合物、有機ボロン化合物、及び有機パラジウム化合物、金属カルボニル、メタロセン、カルビン錯体、及び有機半金属から成る群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記有機金属部分が、R4−MgR7、R4−ZnR7、−Li、(R4p−B(R73-p、及び(R4q−Sn(R74-qから成る群から選択され、
7が、ハロゲン、又はアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アリール、アリール
アルキル、イソピノカンフェニル、ヒドロキシ、アルコキシ及びカルボニルアルコキシの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択され、2つ以上のR7が存在する場合、該
7基は任意選択的に互いに結合して、任意選択的に置換されたシクロアルキル、シクロ
アルケニル、ヘテロアルキル又はヘテロアルケニル環を形成することができ、
pが1〜3の整数であり、且つ
qが1〜4の整数である、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
4が2−シクロヘキセニルである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
3がメチルである、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
5が−C(=O)OR6であり、R6が水素、又は置換若しくは非置換C1〜C24アルキルである、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
5が−C(=O)Zであり、Zがハロゲンである、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
式(V)の化合物から式(X)の化合物を製造する方法であって、前記式(V)の化合物の炭素−炭素二重結合を開裂させると共に、開裂された該二重結合を第三級ヒドロキシ基で環化させる工程と、
−COOR2をアルデヒドに変換させる工程であって、R2が水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択される工程と、
少なくとも1つのR4を含有する有機金属部分を用いてR4を前記アルデヒドに付加する工程であって、R4が、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12シクロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル
、C3〜C12ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロア
リールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される工程とを含む方法。
【請求項14】
アミナール基を開裂させる工程と、
PG1を除去すると共に、ヘミアセタールを還元的に開環する工程であって、PG1が保護基部分である、除去すると共に開環する工程と、
4員ラクトン環を形成する工程と、
を含む、式(X)の化合物から式(XV)の化合物を製造する方法。
【請求項15】
前記アミナール基の開裂が、前記PG1の除去及び前記ヘミアセタールの還元的な開環
の前、且つ前記4員ラクトン環の形成前である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記アミナール基の開裂が、前記PG1の除去及び前記ヘミアセタールの還元的な開環
の後であるが、前記4員環の形成前である、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
式(V)の化合物から式(XVII)の化合物を製造する方法であって、前記式(V)の化合物の炭素−炭素二重結合を開裂させると共に、開裂された該二重結合を第三級ヒドロキシ基で環化させる工程と、
前記第三級ヒドロキシ基による環化後に、少なくとも1つのR4を含有する有機金属部
分を用いてR4を付加する工程であって、R4が、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12シクロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリ
ールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアル
キル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される工程とを含む方法。
【請求項18】
アミナール基を開裂させる工程と、
PG1を除去すると共に、ヘミアセタールを還元的に開環する工程であって、PG1が保護基部分である工程と、
ラクトン化反応を介して4員環を形成する工程と、
ケトン上の任意の保護基を除去する工程と、
を含む、式(XVII)の化合物から式(XXII)の化合物を製造する方法。
【請求項19】
前記アミナール基の開環が、前記PG1の除去及び前記ヘミアセタールの還元的な開環
の前、且つ前記ラクトン化反応を介した4員環の形成前である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記アルミナール基の開裂が、前記PG1の除去及び前記ヘミアセタールの還元的な開
環の後であるが、前記ラクトン化反応を介した4員環の形成前である、請求項18に記載の方法。
【請求項21】
式(I):
【化27】

の化合物を、式(II):
【化28】

の化合物と反応させる工程であって、式(III):
【化29】

の化合物を形成する工程とを含む、式(III)の化合物を製造する方法。
(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
Yは酸素又は硫黄であり、且つ
A及びRBはそれぞれ独立して、C16アルキル、C26アルケニル及びC26アルキニルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、RA及びRBは任意選択的に互いに結合して、任意選択的に置換された5、6、7又は8員へテロシクリルを形成し得る)
【請求項22】
前記式(I)の化合物が構造:
【化30】

を有し、
前記式(II)の化合物が構造:
【化31】

を有し、
前記式(III)の化合物が構造:
【化32】

を有する、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記式(I)の化合物が構造:
【化33】

を有し、
前記式(II)の化合物が構造:
【化34】

を有し、
前記式(III)の化合物が構造:
【化35】

を有する、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
式(III)の化合物を脱保護し、式(IV)の化合物を形成することを含む、式(IV)の化合物を製造する方法。
【化36】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
Yは酸素又は硫黄であり、且つ
A及びRBはそれぞれ独立して、C16アルキル、C26アルケニル及びC26アルキニルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、RA及びRBは任意選択的に互いに結合して、任意選択的に置換された5、6、7又は8員へテロシクリルを形成し得る)
【請求項25】
前記式(III)の化合物が構造:
【化37】

を有し、
前記式(IV)の化合物が構造:
【化38】

を有する、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記式(III)の化合物が構造:
【化39】

を有し、
前記式(IV)の化合物が構造:
【化40】

を有する、請求項24に記載の方法。
【請求項27】
式(IV)の化合物上で分子内アルドール反応を実施し、式(V)の化合物を形成することを含む、式(V)の化合物を製造する方法。
【化41】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、且つ
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される)
【請求項28】
前記式(IV)の化合物が構造:
【化42】

を有し、
前記式(V)の化合物が構造:
【化43】

を有する、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記(IV)の化合物が構造:
【化44】

を有し、
前記式(V)の化合物が構造:
【化45】

を有する、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
前記式(IV)の化合物が構造:
【化46】

を有し、
前記式(V)の化合物が構造:
【化47】

を有する、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記式(IV)の化合物が構造:
【化48】

を有し、
前記式(V)の化合物が構造:
【化49】

を有する、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
式(V)の化合物の二重結合を開裂させると共に、開裂された該二重結合を第三級ヒドロキシ基で環化させ、式(VI)の化合物を形成することを含む、式(VI)の化合物を製造する方法。
【化50】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、且つ
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される)
【請求項33】
前記式(V)の化合物が構造:
【化51】

を有し、
前記式(VI)の化合物が構造:
【化52】

を有する、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記式(V)の化合物が構造:
【化53】

を有し、
前記式(VI)の化合物が構造:
【化54】

を有する、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
式(VI)の化合物の酸素含有複素環に結合するヒドロキシ置換基を保護することを含む、式(VII)の化合物を製造する方法。
【化55】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、且つ
PG1は保護基部分である)
【請求項36】
前記式(VI)の化合物が構造:
【化56】

を有し、
前記式(VII)の化合物が構造:
【化57】

を有する、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記式(VI)の化合物が構造:
【化58】

を有し、
前記式(VII)の化合物が構造:
【化59】

を有する、請求項35に記載の方法。
【請求項38】
式(VII)の化合物のCOOR2基をアルコールに還元し、式(VIII)の化合物
を形成することを含む、式(VIII)の化合物を製造する方法。
【化60】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、且つ
PG1は保護基部分である)
【請求項39】
前記式(VII)の化合物が構造:
【化61】

を有し、
前記式(VIII)の化合物が構造:
【化62】

を有する、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記式(VII)の化合物が構造:
【化63】

を有し、
前記式(VIII)の化合物が構造:
【化64】

を有する、請求項38に記載の方法。
【請求項41】
式(VIII)の化合物のアルコール基をアルデヒドへと酸化させ、式(IX)の化合物を形成することを含む、式(IX)の化合物を製造する方法。
【化65】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、且つ
PG1は保護基部分である)
【請求項42】
前記式(VIII)の化合物が構造:
【化66】

を有し、
前記式(IX)の化合物が構造:
【化67】

を有する、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
式(VIII)の化合物が構造:
【化68】

を有し、
前記式(IX)の化合物が構造:
【化69】

を有する、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
式(IX)の化合物を少なくとも1つのR4を含有する有機金属部分と反応させること
によって、R4を該式(IX)の化合物に付加し、式(X)の化合物を製造することを含
む、式(X)の化合物を製造する方法。
【化70】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG1は保護基部分である)
【請求項45】
前記有機金属部分が、9−シクロヘキス−2−エニル−9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンである、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記式(IX)の化合物が構造:
【化71】

を有し、
前記式(X)の化合物が構造:
【化72】

を有する、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記式(IX)の化合物が構造:
【化73】

を有し、
前記式(X)の化合物が構造:
【化74】

を有する、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
前記式(IX)の化合物が構造:
【化75】

を有し、
前記式(X)の化合物が構造:
【化76】

を有する、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
前記式(IX)の化合物が構造:
【化77】

を有し、
前記式(X)の化合物が構造:
【化78】

を有する、請求項44に記載の方法。
【請求項50】
式(X)の化合物上の保護基部分を除去すると共に、ヘミアセタールを還元的に開環し、式(XXIII)の化合物を形成することを含む、式(XXIII)の化合物を製造する方法。
【化79】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG1は保護基部分である)
【請求項51】
前記式(X)の化合物が構造:
【化80】

を有し、
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化81】

を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記式(X)の化合物が構造:
【化82】

を有し、
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化83】

を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記式(X)の化合物が構造:
【化84】

を有し、
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化85】

を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項54】
前記式(X)の化合物が構造:
【化86】

を有し、
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化87】

を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項55】
式(XXIII)の化合物の第一級ヒドロキシ基を保護し、式(XXIV)の化合物を形成することを含む、式(XXIV)の化合物を製造する方法。
【化88】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホ
アルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つPG3は保護基部分である)
【請求項56】
式(XXIII)の化合物が構造:
【化89】

を有し、
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化90】

を有する、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化91】

を有し、
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化92】

を有する、請求項55に記載の方法。
【請求項58】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化93】

を有し、
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化94】

を有する、請求項55に記載の方法。
【請求項59】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化95】

を有し、
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化96】

を有する、請求項55に記載の方法。
【請求項60】
式(XXIV)の化合物のアミナール基を開裂させ、式(XXV)の化合物を形成することを含む、式(XXV)の化合物を製造する方法。
【化97】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG3は保護基部分である)
【請求項61】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化98】

を有し、
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化99】

を有する、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化100】

を有し、
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化101】

を有する、請求項60に記載の方法。
【請求項63】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化102】

を有し、
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化103】

を有する、請求項60に記載の方法。
【請求項64】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化104】

を有し、
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化105】

を有する、請求項60に記載の方法。
【請求項65】
式(XXV)の化合物の第二級アルコールを保護し、式(XXVp)の化合物を形成することを含む、式(XXVp)の化合物を製造する方法。
【化106】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシ
アルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG2及びPG3は保護基部分である)
【請求項66】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化107】

を有し、
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化108】

を有する、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化109】

を有し、
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化110】

を有する、請求項65に記載の方法。
【請求項68】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化111】

を有し、
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化112】

を有する、請求項65に記載の方法。
【請求項69】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化113】

を有し、
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化114】

を有する、請求項65に記載の方法。
【請求項70】
第一級アルコール基を変換すると共に、式(XXVp)の化合物の第二級アルコール上のPG2保護基部分を除去し、式(XXVI)の化合物を形成することを含む、式(XX
VI)の化合物を製造する方法。
【化115】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよく、且つ
PG2及びPG3は保護基部分である)
【請求項71】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化116】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化117】

を有する、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化118】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化119】

を有する、請求項70に記載の方法。
【請求項73】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化120】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化121】

を有する、請求項70に記載の方法。
【請求項74】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化122】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化123】

を有する、請求項70に記載の方法。
【請求項75】
式(XXVI)の化合物の第一級アルコール上のPG3保護基部分を除去し、式(XX
VII)の化合物を形成することを含む、式(XXVII)の化合物を製造する方法。
【化124】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル
、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよく、且つ
PG3は保護基部分である)
【請求項76】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化125】

を有し、
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化126】

を有する、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化127】

を有し、
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化128】

を有する、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化129】

を有し、
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化130】

を有する、請求項75に記載の方法。
【請求項79】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化131】

を有し、
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化132】

を有する、請求項75に記載の方法。
【請求項80】
式(XXVII)の化合物の第一級アルコールを、請求項57における前記PG3と同
じであっても又は異なっていてもよいPG3保護基部分で保護し、式(XXVI)の化合
物を形成することを含む、式(XXVI)の化合物を製造する方法。
【化133】

(式中
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよく、且つ
PG3は保護基部分である)
【請求項81】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化134】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化135】

を有する、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化136】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化137】

を有する、請求項80に記載の方法。
【請求項83】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化138】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化139】

を有する、請求項80に記載の方法。
【請求項84】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化140】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化141】

を有する、請求項80に記載の方法。
【請求項85】
式(XXVI)の化合物上でラクトン化反応を実施し、式(XXVIII)の化合物を形成することを含む、式(XXVIII)の化合物を製造する方法。
【化142】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよく、且つ
PG3は保護基部分である)
【請求項86】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化143】

を有し、
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化144】

を有する、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化145】

を有し、
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化146】

を有する、請求項85に記載の方法。
【請求項88】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化147】

を有し、
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化148】

を有する、請求項85に記載の方法。
【請求項89】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化149】

を有し、
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化150】

を有する、請求項85に記載の方法。
【請求項90】
式(XXVII)の化合物上でラクトン化反応を実施し、式(XV)の化合物を形成することを含む、式(XV)の化合物を製造する方法。
【化151】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル
、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよいが、
但し、前記式(XXVII)の化合物及び前記式(XV)の化合物は、下記構造及び立体化学:
【化152】

(式中、R5は−C(=O)OR6であり、ここでR6は水素、メチル又はt−ブチルで
ある)
を有することができない)
【請求項91】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化153】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化154】

を有するが、但し、R4が2−シクロヘキセニルであり且つR3がメチルである場合、R5
は−C(=O)OR6(式中、R6は水素、メチル又はt−ブチルである)をとり得ない、請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化155】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化156】

を有する、請求項90に記載の方法。
【請求項93】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化157】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化158】

を有するが、但し、R5は−C(=O)OR6(式中、R6は水素、メチル又はt−ブチル
である)ではない、請求項90に記載の方法。
【請求項94】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化159】

を有し、
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化160】

を有する、請求項90に記載の方法。
【請求項95】
式(XXVIII)の化合物上のPG3保護基部分を除去し、式(XV)の化合物を形
成することを含む、式(XV)の化合物を製造する方法。
【化161】

(式中、R3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36
クロアルケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル
、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG3は保護基部分である)。
【請求項96】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化162】

を有し、
前記式(XV)の化合物が構造:
【化163】

を有する、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化164】

を有し、
前記式(XV)の化合物が構造:
【化165】

を有する、請求項95に記載の方法。
【請求項98】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化166】

を有し、
前記式(XV)の化合物が構造:
【化167】

を有する、請求項95に記載の方法。
【請求項99】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化168】

を有し、
前記式(XV)の化合物が構造:
【化169】

を有する、請求項95に記載の方法。
【請求項100】
式(XV)の化合物の第一級ヒドロキシ基を置換し、式(XVI)の化合物を形成することを含む、式(XVI)の化合物を製造する方法。
【化170】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができるが、
但し、前記式(XV)の化合物及び前記式(XVI)の化合物は、下記構造及び立体化学:
【化171】

(式中、R3はメチルであり、R4は2−シクロヘキセニルであり、Xは塩素である)
を有することができない)
【請求項101】
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化172】

を有し、
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化173】

を有するが、但し、R3がメチルであり且つXが塩素である場合、R4は2−シクロヘキセニルをとり得ない、請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化174】

を有し、
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化175】

を有する、請求項100に記載の方法。
【請求項103】
前記式(XV)の化合物が構造:
【化176】

を有し、
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化177】

を有する、請求項100に記載の方法。
【請求項104】
式(XVI)の化合物のR4に隣接するC−5炭素に結合するアルコール基をケトンへ
と酸化させ、式(XXII)の化合物を形成することを含む、式(XXII)の化合物を製造する方法。
【化178】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシ
アルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
Xはハロゲンである)
【請求項105】
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化179】

を有し、
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化180】

を有する、請求項104に記載の方法。
【請求項106】
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化181】

を有し、
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化182】

を有する、請求項104に記載の方法。
【請求項107】
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化183】

を有し、
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化184】

を有する、請求項104に記載の方法。
【請求項108】
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化185】

を有し、
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化186】

を有する、請求項104に記載の方法。
【請求項109】
式(XXII)の化合物のR4に隣接する炭素に付随するケトンをアルコールへと還元
し、式(XVI)の化合物を形成することを含む、式(XVI)の化合物を製造する方法。
【化187】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
Xはハロゲンである)
【請求項110】
前記還元することが、酵素又はNaBH4を還元剤として使用することを含む、請求項
109に記載の方法。
【請求項111】
前記酵素が、KRED−EXP−B1Y及びKRED−EXP−C1Aから成る群から選択される、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化188】

を有し、
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化189】

を有する、請求項109に記載の方法。
【請求項113】
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化190】

を有し、
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化191】

を有する、請求項109に記載の方法。
【請求項114】
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化192】

を有し、
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化193】

を有する、請求項109に記載の方法。
【請求項115】
前記式(XXII)の化合物が構造:
【化194】

を有し、
前記式(XVI)の化合物が構造:
【化195】

を有する、請求項109に記載の方法。
【請求項116】
式(XVI−B)の化合物の第二級ヒドロキシ基の立体化学を反転させ、式(XVI−A)の複素環式化合物を形成することを含む、式(XVI−A)の化合物を製造する方法。
【化196】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
Xはハロゲンである)
【請求項117】
前記式(XVI−B)の化合物が構造:
【化197】

を有し、
前記式(XVI−A)の化合物が構造:
【化198】

を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項118】
式(III):
【化199】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
Yは酸素又は硫黄であり、且つ
A及びRBはそれぞれ独立して、C16アルキル、C26アルケニル及びC26アルキニルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、RA及びRBは任意選択的に互いに結合して、任意選択的に置換された5、6、7又は8員へテロシクリルを形成し得る)
の化合物。
【請求項119】
前記式(III)の化合物が構造:
【化200】

を有する、請求項118に記載の化合物。
【請求項120】
前記式(III)の化合物が構造:
【化201】

を有する、請求項118に記載の化合物。
【請求項121】
式(IV):
【化202】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、且つ
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される)
の化合物。
【請求項122】
前記式(IV)の化合物が構造:
【化203】

を有する、請求項121に記載の化合物。
【請求項123】
前記式(IV)の化合物が構造:
【化204】

を有する、請求項121に記載の化合物。
【請求項124】
式(V):
【化205】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、且つ
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される)
の化合物。
【請求項125】
前記式(V)の化合物が構造:
【化206】

を有する、請求項124に記載の化合物。
【請求項126】
前記式(V)の化合物が構造:
【化207】

を有する、請求項124に記載の化合物。
【請求項127】
前記式(V)の化合物が構造:
【化208】

を有する、請求項124に記載の化合物。
【請求項128】
前記式(V)の化合物が構造:
【化209】

を有する、請求項124に記載の化合物。
【請求項129】
式(VI):
【化210】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、且つ
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択される)
の化合物。
【請求項130】
前記式(VI)の化合物が構造:
【化211】

を有する、請求項129に記載の化合物。
【請求項131】
前記式(VI)の化合物が構造:
【化212】

を有する、請求項129に記載の化合物。
【請求項132】
式(VII):
【化213】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
2は、水素、又はC16アルキル、アリール及びアリールアルキルの置換若しくは非置
換変異体から成る群から選択され、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、且つ
PG1は保護基部分である)
の化合物。
【請求項133】
前記式(VII)の化合物が構造:
【化214】

を有する、請求項132に記載の化合物。
【請求項134】
前記式(VII)の化合物が構造:
【化215】

を有する、請求項132に記載の化合物。
【請求項135】
式(VIII):
【化216】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、且つ
PG1は保護基部分である)
の化合物。
【請求項136】
前記式(VIII)の化合物が構造:
【化217】

を有する、請求項135に記載の化合物。
【請求項137】
前記式(VIII)の化合物が構造:
【化218】

を有する、請求項135に記載の化合物。
【請求項138】
式(IX):
【化219】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、且つ
PG1は保護基部分である)
の化合物。
【請求項139】
前記式(IX)の化合物が構造:
【化220】

を有する、請求項138に記載の化合物。
【請求項140】
前記式(IX)の化合物が構造:
【化221】

を有する、請求項138に記載の化合物。
【請求項141】
式(X):
【化222】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル
、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG1は保護基部分である)
の化合物。
【請求項142】
前記式(X)の化合物が構造:
【化223】

を有する、請求項141に記載の化合物。
【請求項143】
前記式(X)の化合物が構造:
【化224】

を有する、請求項141に記載の化合物。
【請求項144】
前記式(X)の化合物が構造:
【化225】

を有する、請求項141に記載の化合物。
【請求項145】
前記式(X)の化合物が構造:
【化226】

を有する、請求項141に記載の化合物。
【請求項146】
式(XXIII):
【化227】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG1は保護基部分である)
の化合物。
【請求項147】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化228】

を有する、請求項146に記載の化合物。
【請求項148】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化229】

を有する、請求項146に記載の化合物。
【請求項149】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化230】

を有する、請求項146に記載の化合物。
【請求項150】
前記式(XXIII)の化合物が構造:
【化231】

を有する、請求項146に記載の化合物。
【請求項151】
式(XXIV):
【化232】

(式中、
1は、水素又は置換若しくは非置換C16アルキルであり、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG3は保護基部分である)
の化合物。
【請求項152】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化233】

を有する、請求項151に記載の化合物。
【請求項153】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化234】

を有する、請求項151に記載の化合物。
【請求項154】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化235】

を有する、請求項151に記載の化合物。
【請求項155】
前記式(XXIV)の化合物が構造:
【化236】

を有する、請求項151に記載の化合物。
【請求項156】
式(XXV):
【化237】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG3は保護基部分である)
の化合物。
【請求項157】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化238】

を有する、請求項156に記載の化合物。
【請求項158】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化239】

を有する、請求項156に記載の化合物。
【請求項159】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化240】

を有する、請求項156に記載の化合物。
【請求項160】
前記式(XXV)の化合物が構造:
【化241】

を有する、請求項156に記載の化合物。
【請求項161】
式(XXVp):
【化242】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、且つ
PG2及びPG3は保護基部分である)
の化合物。
【請求項162】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化243】

を有する、請求項161に記載の化合物。
【請求項163】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化244】

を有する、請求項161に記載の化合物。
【請求項164】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化245】

を有する、請求項161に記載の化合物。
【請求項165】
前記式(XXVp)の化合物が構造:
【化246】

を有する、請求項161に記載の化合物。
【請求項166】
式(XXVI):
【化247】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよく、且つ
PG3は保護基部分である)
の化合物。
【請求項167】
前記PG3保護基部分が、ベンゾイル、TBS及びTESから成る群から選択される、
請求項166に記載の化合物。
【請求項168】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化248】

を有する、請求項166に記載の化合物。
【請求項169】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化249】

を有する、請求項166に記載の化合物。
【請求項170】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化250】

を有する、請求項166に記載の化合物。
【請求項171】
前記式(XXVI)の化合物が構造:
【化251】

を有する、請求項166に記載の化合物。
【請求項172】
式(XXVII):
【化252】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
5は、−C(=O)OR6、−C(=O)SR6、−C(=O)NR66、及び−C(=
O)Zから成る群から選択され、
各R6は独立して、水素、ハロゲン、又はC1〜C24アルキル、アシル、アルキルアシル、アリールアシル、アリール、アリールアルキル、p−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタフルオロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロエチル、及びヘテロアリールの置換若しくは非置換変異体から成る群から選択することができ、
Zはハロゲンであってもよいが、
但し、前記式(XXVII)の化合物は、式(XXVII−A)の化合物の構造及び立体化学:
【化253】

(式中、R3はメチルであり、R4は2−シクロヘキセニルであり、R5は−C(=O)
OR6、且つR6は水素、メチル又はt−ブチルである)
を有することができない)
の化合物。
【請求項173】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化254】

を有するが、但し、R3がメチルであり、R5が−C(=O)OR6であり、且つR6が水素、メチル又はt−ブチルである場合、R4は2−シクロヘキセニルをとり得ない、請求項
172に記載の化合物。
【請求項174】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化255】

を有する、請求項172に記載の化合物。
【請求項175】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化256】

を有するが、但し、R5は−C(=O)OR6(式中、R6は水素、メチル又はt−ブチル
である)でない、請求項172に記載の化合物。
【請求項176】
前記式(XXVII)の化合物が構造:
【化257】

を有する、請求項172に記載の化合物。
【請求項177】
式(XXVIII):
【化258】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキ
ル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができ、
PG3は保護基部分であるが、
但し、前記式(XXVIII)の化合物は、式(XXVIII−A)の化合物の構造及び立体化学:
【化259】

(式中、R3はメチルであり、R4は2−シクロヘキセニルであり、PG3は−C(=O
)CH2CH3又はメシレートである)
を有することができない)
の化合物。
【請求項178】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化260】

を有するが、但し、R4が2−シクロヘキセニルであり且つR3がメチルである場合、PG3は−C(=O)CH2CH3又はメシレートをとり得ない、請求項177に記載の化合物

【請求項179】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化261】

を有する、請求項177に記載の化合物。
【請求項180】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化262】

を有する、請求項177に記載の化合物。
【請求項181】
前記式(XXVIII)の化合物が構造:
【化263】

を有する、請求項177に記載の化合物。
【請求項182】
式(XV):
【化264】

(式中、
3は、C16アルキル、C36シクロアルキル、C26アルケニル、C36シクロアル
ケニル、アリール及びアリールアルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択され、
4は、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C3〜C12
クロアルキル、C3〜C12シクロアルケニル、C3〜C12シクロアルキニル、C3〜C12
テロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、(シクロアルキル)アルキル、(ヘテロシクリル)アルキル、アシル、アシルアルキル、アルキルオキシカルボニルオキシ、カルボニルアシル、アミノカルボニル、アジド、アジドアルキル、アミノアルキル、アミノアルキルの塩、カルボキシアルキル、カルボキシアルキルの塩、アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキルの塩、ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルの塩、フェニル、アルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、カルボキシ、シアノ、アルカンスルホニルアルキル、アルカンスルフィニルアルキル、アルコキシスルフィニルアルキル、チオシアノアルキル、ボロン酸アルキ
ル、ボロン酸エステルアルキル、グアニジノアルキル、グアニジノアルキルの塩、スルホアルキル、スルホアルキルの塩、アルコキシスルホニルアルキル、スルホオキシアルキル、スルホオキシアルキルの塩、アルコキシスルホニルオキシアルキル、ホスホノオキシアルキル、ホスホノオキシアルキルの塩、(アルキルホスホオキシ)アルキル、ホスホリルアルキル、ホスホリルアルキルの塩、(アルキルホスホリル)アルキル、ピリジニルアルキル、ピリジニルアルキルの塩、ヘテロアリールアルキルの塩、及びポリハロゲン化アルキルを含むハロゲン化アルキルの置換又は非置換変異体から成る群から選択することができるが、
但し、前記式(XV)の化合物は、式(XV−A)の化合物の構造及び立体化学:
【化265】

(式中、R3はメチルであり、R4は2−シクロヘキセニルである)
を有することができず、また
前記式(XV)は構造:
【化266】

(式中、R3はメチルであり、且つR4は、シクロヘキシル、イソプロピル又はフェニルである)
を有することができない)
の化合物。
【請求項183】
前記式(XV)の化合物が構造:
【化267】

を有するが、但し、R3がメチルである場合、R4は、2−シクロヘキセニル、シクロヘキシル、イソプロピル又はフェニルをとり得ない、請求項182に記載の化合物。
【請求項184】
前記式(XV)の化合物が構造:
【化268】

を有するが、但し、R3がメチルである場合、R4は、シクロヘキシル、イソプロピル又はフェニルをとり得ない、請求項182に記載の化合物。
【請求項185】
前記式(XV)の化合物が構造:
【化269】

を有する、請求項182に記載の化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【図7d】
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【図7e】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【公表番号】特表2009−532484(P2009−532484A)
【公表日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−504312(P2009−504312)
【出願日】平成19年4月6日(2007.4.6)
【国際出願番号】PCT/US2007/008562
【国際公開番号】WO2007/117591
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(505041656)ネレアス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】