説明

ソーラーカー

【課題】単に光電池の仕組みを習得するのみならず、自由に動かして楽しみながら光電池への関心を高めることのできるソーラーカーを提供する。
【解決手段】リモコン部21の光電池は、左側モジュール22aと右側モジュール22bとに分かれている。左側モジュール22aに正極端子22c及び負極端子22dを有し、右側モジュール22bに正極端子22e及び負極端子22fを有する。左側モジュール22aとソーラーカー本体部11の左電動機16とが接続され、右側モジュール22bと右電動機17と接続されている。そして、遮光部23で、光電池の左側モジュール22a及び右側モジュール22bを片側ずつ覆ったり、両側同時に覆ったりすることで、ソーラーカー本体部11の進む方向を変えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ソーラーカーに関し、特に複数の電池モジュールの領域から構成された光電池を用いたソーラーカーに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、光電池の性能が向上し、光電池を利用した住宅設備や乗り物等が実用化されてきている。このような背景から、小・中学校の理科の授業等でも光電池の仕組みについて扱うことが多くなってきている。このため、学校教育用の教材として、光電池を用いた教材が多く出回っている。
例えば、特許文献1の太陽電池・燃料電池発電システムの教材は、住宅用ソーラーパネルが設置された住宅に見立てた模型である。この模型の住宅の屋根に付いている光電池に光を当てると、例えば住宅の内部にある照明が点灯したり、換気扇が回転したりするようになっている。また、光電池が光を受けなくなると、照明が消灯したり、換気扇が止まったりするようになっている。
【0003】
また、非特許文献1のソーラーロボットは、自動車の模型である。このソーラーロボットは、自動車に搭載された左右2つの太陽電池モジュールで発電された電気を基に、左右の車輪が独立して回転するようになっている。そして、光の当たる方向が変わると、左右2つの車輪が異なる回転数で回転することから、自動車が光源の方向に進むようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−280033号公報
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】http://members.jcom.home.ne.jp/kobysh/experiment/solar/robo1.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献1や非特許文献1の教材では、光電池に光を当てれば模型が動くため、光電池が光を受けることによって光電池で電気が発電されることを、教材を使う子供たちに理解させることができる。しかしながら、特許文献1や非特許文献1の教材は、教材を使う子供たちが実際に自由に模型を動かして楽しみながら使えるものではなかった。どうせ同じことを学ぶのであれば、自由に模型を動かして楽しみながら学んだ方が、勉強への関心が高まる。
そこで、本発明の目的は、上記の課題に鑑み、単に光電池の仕組みを習得するのみならず、自由に動かして楽しみながら光電池への関心を高めることのできるソーラーカーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るソーラーカーは、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
本発明に係る第1のソーラーカーは、それぞれ電気的に独立した複数の電気モジュールの領域を有して、光を受けて電気を発電する光電池と、その各電気モジュールの領域にそれぞれ接続する複数の正極端子及び負極端子の組と、複数の車輪と、前記光電池によって発電された電気で前記複数の車輪を駆動する複数の電動機と、を有することを特徴とする。
【0008】
上記の第1のソーラーカーによれば、光電池の電池モジュールの領域が分かれているため、電池モジュールの複数の領域を覆い方を変えることで各電池モジュールの領域の発電量が変わる。これにより、各電池モジュールの領域と接続された複数の電動機の回転数が異なることにより、ソーラーカーの進む方向を変えることが可能となる。また、各電池モジュールと複数の電動機とを接続する際に、例えば、各電池モジュールを直列に接続した上で、直列に接続された電池モジュールと複数の電動機とを接続することが可能となる。電池モジュールが複数あり、さらに端子も複数あるため、各電池モジュールの接続の仕方を直列又は並列に容易に変更することが可能となる。
【0009】
本発明に係る第2のソーラーカーは、前記複数の車輪と、前記複数の電動機と、をソーラーカー本体部とし、前記光電池と、前記複数の正極端子及び負極端子の組と、を前記ソーラーカー本体部を制御するリモコン部として分離したことを特徴とする。
上記の第2のソーラーカーによれば、ソーラーカーの構成部を、ソーラーカー本体部とリモコン部とに分けて、リモコン部で各電池モジュールの領域の発電量が変えることで、ソーラーカー本体部を制御することが可能となる。
【0010】
本発明に係る第3のソーラーカーは、前記電気モジュールの領域毎に設けられ、当該領域への光を遮断する遮光部を有することを特徴とする。
上記の第3のソーラーカーによれば、遮光部を用いて電池モジュールの複数の領域の覆い方を変えることで、各電池モジュールの領域の発電量を変えることが可能となる。
本発明に係る第4のソーラーカーは、前記複数の電動機にコンデンサを電気的に接続するための端子を有することを特徴とする。
上記の第4のソーラーカーによれば、2つの電動機の電気が充電されたコンデンサを接続することができるようにしておくことで、ソーラーカーを光電池とコンデンサとの両方で動くハイブリッド・ソーラーカーにグレードアップすることが可能となる。
【0011】
本発明に係る走行車用リモコンは、複数の車輪を駆動する複数の電動機を備えた走行車を操作するリモコンであって、それぞれ電気的に独立した複数の電気モジュールの領域を有する光電池と、その各電気モジュールの領域にそれぞれ接続する複数の正極端子及び負極端子の組と、前記複数の電気モジュールの領域と前記複数の電動機とを電気的にそれぞれ接続することを特徴とする。
上記の走行車用リモコンによれば、走行車とリモコンとを接続する際、複数の電気モジュールの領域と複数の電動機とを電気的にそれぞれ接続する。そして、遮光部により光を遮ることで、各電動機の回転数を変化させて、走行車の進行方向を操作することが可能となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、光電池が少なくとも2つの電池モジュールの領域で構成され、遮光部で電池モジュールの領域を覆うことで各電池モジュールの領域の発電量を変えることができるようになっている。このため、複数の電動機の回転数をそれぞれ変えて、ソーラーカーの進む方向を変えることができる。このように、光電池をソーラーカー本体部のリモコン部として用いて、実際に教材を使う子供たちが自由に模型を動かして楽しみながら、光電池への関心を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係るソーラーカー10の構成を示す図である。
【図2】ソーラーカー本体部11とリモコン部21との接続例を示す模式図である。
【図3】リモコン部21を用いたソーラーカー本体部11の操作例を示す第1の模式的平面図である。
【図4】リモコン部21を用いたソーラーカー本体部11の操作例を示す第2の模式的平面図である。
【図5】リモコン部21を用いたソーラーカー本体部11の操作例を示す第3の模式的平面図である。
【図6】リモコン部21を用いたソーラーカー本体部11の操作例を示す第4の模式的平面図である。
【図7】コンデンサ40を電気的に接続するための端子41付近を示す要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等の構成要素は同一符号によって示す。
(実施形態)
(ソーラーカー10の構成)
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係るソーラーカー10の構成を説明する。図1に示すソーラーカー10は、ソーラーカー本体部11とリモコン部21とに分かれている。そして、ソーラーカー本体部11とリモコン部21とが、4本のミノムシクリップ付きケーブル31で接続されている。このソーラーカー10は、教材を使う子供たちが楽しみながら簡単に組み立てられるような組み立て式になっている。
【0015】
まず、ソーラーカー本体部11は、胴体アーム12、前車輪13、左後車輪14、右後車輪15、左電動機16、右電動機17及びギアボックス18から構成される。
胴体アーム12に、前車輪13とギアボックス18とが取り付けられている。ギアボックス18は、左電動機16の回転力を左後車輪14に、右電動機17の回転力を右後車輪15に、それぞれ独立して伝達するためのギアを有している。ギアボックス18に、左電動機16及び右電動機17が取り付けられている。前車輪13は左電動機16及び右電動機17と接続されておらず、前車輪13には、例えば固定車タイプのキャスタ等が用いられる。左後車輪14は、ギアボックス18を介して左電動機16と接続されている。また、右後車輪15は、ギアボックス18を介して右電動機17と接続されている。左電動機16は左後車輪14を駆動し、右電動機17は右後車輪15を駆動する。左電動機16及び右電動機17には、同一性能の直流電動機を用いる。
【0016】
また、リモコン部21は、光電池22及び遮光部23から構成される。
光電池22は、光を受けて電気を発電するものである。この光電池22は、複数の単体モジュールによって構成されている。複数の単体モジュールのうち、左側の領域に配置されている左側モジュール22aを構成する単体モジュールは、その配列方向に直列に接続されている。同様に、右側の領域に配置されている右側モジュール22bを構成する単体モジュールは、その配列方向に直列に接続されている。そして、左側モジュール22aには正極端子22c及び負極端子22dが、右側モジュール22bには正極端子22e及び負極端子22fが接続されている。
【0017】
遮光部23は、左側モジュール22aに対応する左遮光部23Lと、右側モジュール22bに対応する右遮光部23Rとから構成されている。左遮光部23Lは、図中に示す矢印YAの方向に動かすことができ、左側モジュール22aを覆うことができる。また、右遮光部23Rは、図中に示す矢印YBの方向に動かすことができ、右側モジュール22bを覆うことができる。この左遮光部23L及び右遮光部23Rで、光電池22の左側モジュール22a及び右側モジュール22bを片側ずつ覆ったり、両側同時に覆ったりすることができるようになっている。この遮光部23の材質には、光を妨げることのできる厚紙や合成樹脂等が用いられる。また、遮光部23には、このような折りたたみ式のもの以外にも、例えばスライド式のものを用いることもできる。さらには、遮光部23がなくても、手により、左側モジュール22a又は右側モジュール22bに入光する光を遮ることもできる。
【0018】
ミノムシクリップ付きケーブル31は、ミノムシクリップが両端部分に付いた導体ケーブルである。ミノムシクリップが付いているため、各端子間の電気的接続状態を自由につなぎ変えることができるようになっている。また、ミノムシクリップの代わりに、ワニグチクリップを用いても良い。なお、ソーラーカー本体部11が、リモコン部21から離れたところを走行するものであるため、長めの長さを有するミノムシクリップ付きケーブル31を用いる。
例えば、図2に示すように、4本のミノムシクリップ付きケーブル31を用いて、光電池22の左側モジュール22aの正極端子22c及び負極端子22dと、左電動機16の正極端子及び負極端子とを接続する。また、光電池22の左側22bの正極端子22e及び負極端子22fと、右電動機17の正極端子及び負極端子とを接続する。
【0019】
(リモコン部21を用いたソーラーカー本体部11の操作例)
続いて、図3〜図6を参照して、リモコン部21を用いたソーラーカー本体部11の操作例を説明する。なお、本実施形態の説明では、光電池22に与える光の光源に電球32を用いる。
まず、図3(a)に示すように、光電池22の左側モジュール22a及び右側モジュール22bの両方を左遮光部23L及び右遮光部23Rで覆っていない。このとき、光電池22が電球32から光を受けると、左側モジュール22a及び右側モジュール22bとでほぼ均一に電気が発電される。このため、図3(b)に示すように、左電動機16と右電動機17とがほぼ同じ回転数で回転して、ソーラーカー本体部11はほぼ真直ぐ進む。
【0020】
次に、図4(a)に示すように、光電池22の右側モジュール22bだけを右遮光部23Rで覆っている。このとき、光電池22が電球32から光を受けると、主に左側モジュール22aだけで電気が発電される。このため、図4(b)に示すように、左側モジュール22aと接続されている左電動機16の回転数が、右電動機17の回転数よりも多くなる。よって、ソーラーカー本体部11は、図中に示す矢印YRの方向、つまり右寄りの方向に進む。
【0021】
また、図5(a)に示すように、光電池22の左側モジュール22cだけを左遮光部23Lで覆っている。このとき、光電池22が光を受けると、主に右側モジュール22bだけで電気が発電される。このため、図5(b)に示すように、右側モジュール22bと接続されている右電動機17の回転数が、左電動機16の回転数よりも多くなる。よって、ソーラーカー本体部11は、図中に示す矢印YLの方向、つまり左寄りの方向に進む。
このように、遮光部23により光電池22の覆い方を変えることで、ソーラーカー本体部11の進む方向を自由に変えることができる。つまり、光電池22を発電機能を兼ねたリモコンとして用いることができる。そして、教材を使う子供たちが実際に自由に模型を動かして楽しみながら、光電池について学習することができる
【0022】
また、上述した以外にも、各端子同士の接続方法を変えることができる。例えば、図6(a)に示すように、光電池22の左側モジュール22aの負極端子22dと、右側モジュール22bの正極端子22eとをミノムシクリップ付きケーブル31で接続することで、左側モジュール22aと右側モジュール22bとを直列に接続する。左側モジュール22aの正極端子22cを左電動機16及び右電動機17の正極端子に接続する。また、右側モジュール22bの負極端子22fを左電動機16及び右電動機17の負極端子に接続する。
【0023】
このような接続方法であると、光電池22の左側モジュール22a及び右側モジュール22bのどちらかを遮光部23で覆っても、ソーラーカー本体部11の進行方向を変えることはできない。但し、遮光部23により光電池22のモジュールの覆い方を変えることで、ソーラーカー本体部11の走行スピードを変えることができる。
図6(b)に示すように、右側モジュール22bだけを右遮光部23Rで覆っている場合、光電池22が電球32から光を受けて発電することができる発電量は、光電池22で発電することのできる最大の発電量のほぼ半分である。このため、ソーラーカー本体部11は後述する図6(c)の場合よりもゆっくりと真直ぐ進む。
【0024】
そして、図6(c)に示すように、左側モジュール22a及び右側モジュール22bの両側を遮光部23で覆わないようにすると、光電池22で最大の発電量の電気が発電される。このため、ソーラーカー本体部11は、図6(b)の場合よりもスピードを上げて真直ぐ進む。
上述したように接続方法を変えることによって、遮光部23により光電池22のモジュールの覆い方を変えると、ソーラーカー本体部11の走行スピードを変えることができる。
【0025】
背景技術で上述したような通常の光電池は、正極端子と負極端子とが1組しか付いていなかった。これに対し、本例において用いる光電池22は、左側モジュール22aと右側モジュール22bとに分かれ、正極端子と負極端子とが2組付いている。このため、1つの光電池の中でモジュールを直列に接続したり、並列に接続したりすることができる。そして、光電池22をリモコンとして用いて、ソーラーカー本体部11の進む方向やスピードを変えることができる。
【0026】
(変形例)
なお、光電池22は、左側モジュール22aと右側モジュール22bとの2つに分かれているが、より多くのモジュールに分かれていても良い。例えば、4つのモジュールを設けて、その4つのモジュールを左側モジュールと右側モジュールとに2つずつ使うこともできる。上述したように、ミノムシクリップ付きケーブル31を用いて様々な接続の仕方ができるので、例えば直列につなぐモジュールの数が多くなるほど発電量が多くなることを、教材を使う子供たちに理解させることができる。
また、本実施形態では、電動機と接続されている車輪は左右一対の2つの後車輪だけであったが、これ以外にも、例えば前後左右に4つの車輪を付けて、これらの車輪を各モジュールの複数系統で制御すれば、ソーラーカー本体部11を回転させる等のより複雑な動きを行うこともできる。
【0027】
さらに、蓄電池を追加し、蓄電池を光電池と共に接続しても良い。例えば、図7に示すように、左電動機16及び右電動機17に、電荷が充電されたコンデンサ40を電気的に接続するための端子41を、ソーラーカー本体部11の胴体アーム12に設けておく。そして、端子41にコンデンサ40を取り付けた上で、コンデンサ40と、左電動機16及び右電動機17とをミノムシクリップ付きケーブル31で接続することができる。これにより、ソーラーカーを、光電池22とコンデンサ40との両方で駆動するハイブリッド・ソーラーカーにグレードアップすることができる。コンデンサ40には、例えば2.5V、10F程度の定格の電解コンデンサを用いれば良い。これにより、光電池22とコンデンサ40との両方が機能しているときに最大の発電量となることを、教材を使う子供たちに一層楽しく理解させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
例えば、光電池の仕組みについて扱う小・中学校の理科の授業等で、学習用の教材として利用することができる。
【符号の説明】
【0029】
10 ソーラーカー
11 ソーラーカー本体部
12 胴体アーム
13 前車輪
14 左後車輪
15 右後車輪
16 左電動機
17 右電動機
18 ギアボックス
21 リモコン部
22 光電池
23 遮光部
31 ミノムシクリップ付きケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
それぞれ電気的に独立した複数の電気モジュールの領域を有して、光を受けて電気を発電する光電池と、
その各電気モジュールの領域にそれぞれ接続する複数の正極端子及び負極端子の組と、
複数の車輪と、
前記光電池によって発電された電気で前記複数の車輪を駆動する複数の電動機と、
を有することを特徴とするソーラーカー。
【請求項2】
前記複数の車輪と、前記複数の電動機と、をソーラーカー本体部とし、
前記光電池と、前記複数の正極端子及び負極端子の組と、を前記ソーラーカー本体部を制御するリモコン部として分離したことを特徴とする請求項1に記載のソーラーカー。
【請求項3】
前記電気モジュールの領域毎に設けられ、当該領域への光を遮断する遮光部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のソーラーカー。
【請求項4】
前記複数の電動機にコンデンサを電気的に接続するための端子を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のソーラーカー。
【請求項5】
複数の車輪を駆動する複数の電動機を備えた走行車を操作するリモコンであって、
それぞれ電気的に独立した複数の電気モジュールの領域を有する光電池と、
その各電気モジュールの領域にそれぞれ接続する複数の正極端子及び負極端子の組と、
前記複数の電気モジュールの領域と前記複数の電動機とを電気的にそれぞれ接続することを特徴とする走行車用リモコン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−53235(P2012−53235A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−195119(P2010−195119)
【出願日】平成22年8月31日(2010.8.31)
【出願人】(000003193)凸版印刷株式会社 (10,630)
【出願人】(593063161)株式会社NTTファシリティーズ (475)
【Fターム(参考)】