説明

タンパク質キナーゼ阻害活性を有する二環式ヘテロアリール誘導体

本発明は、タンパク質キナーゼに対して優れた阻害活性を有する新規な二環式ヘテロアリール誘導体、その薬学的に許容可能な塩、溶媒和物及び水和物に関するものであり、これを有効成分として含み、異常細胞増殖疾患を予防または治療するための医薬組成物に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はタンパク質キナーゼ阻害活性を有する新規な二環式ヘテロアリール誘導体、及びこれを含む異常細胞増殖疾患の予防または治療用医薬組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
細胞内には細胞の増殖、成長、転移、細胞死滅を調節する多様な細胞シグナル伝達系が存在して各構成要素は有機的に連結されている(Kaelin, Nature Reviews Cancer 2005;5:689)。遺伝的または環境的な要因により細胞内の調節機能に異常が生じれば、非正常的な細胞の増殖またはシグナル伝達系の崩壊が発生して正常細胞の腫瘍細胞への変化過程が進行される (Hanahan and Weinberg, Cell 2000;100:57)。
【0003】
タンパク質チロシンキナーゼは、かかる細胞の調節に重要な役割を担当している (Melnikova and Golden, Nature Reviews Drug Discovery 2004;3:993)。タンパク質チロシンキナーゼの異常発現や突然変異は癌細胞で観察された。
【0004】
タンパク質チロシンキナーゼは、ATPからタンパク質基質上に位置するチロシンにリン酸基の移送を触媒する酵素であって、多くの成長増殖因子受容体タンパク質が細胞内シグナルを伝達するチロシンキナーゼとしての機能をする。正常な成長因子と受容体との間の相互作用は細胞成長を正常に調節するが、もし受容体タンパク質の突然変異や過剰発現が発生する場合、異常なシグナル伝達によって腫瘍細胞及び癌が発生する。
【0005】
タンパク質チロシンキナーゼは、受容体の成長因子の種類によって多くの亜科に分けられ、とりわけ上皮細胞成長因子受容体(epidermal growth factor receptor, EGFR)チロシンキナーゼに関して多くの研究が進行されて来た(Hynes and Lane, Nature Reviews Cancer 2005;5:341)。EGFRチロシンキナーゼは、受容体とチロシンキナーゼとから構成されており、細胞外部のシグナルを、細胞膜を介して細胞の核に伝達する役割をする。EGFRチロシンキナーゼは、構造差によってEGFR(Erb−Bl)、Erb−B2、Erb−B3、Erb−B4に分けられ、これらタンパク質はそれぞれホモ二量体(homodimer)−またはヘテロ二量体(heterodimer)−シグナル伝達複合体を形成することができる。また、かかるホモ二量体のうち一つ以上の過剰発現が悪性腫瘍細胞で観察される。また、EGFRとErb−B2とは両方ともホモ二量体−シグナル伝達複合体の形成に重要な役割をすると知られている。
【0006】
現在まで開発された低分子EGFRチロシンキナーゼ阻害剤としては、ゲフィチニブ(Gefitinib)、エルロチニブ(Erlotinib)、ラパチニブ(Lapatinib)などが挙げられる。ゲフィチニブ(Gefitinib)またはエルロチニブ(Erlotinib)はEGFRを選択的かつ可逆的に阻害し、ラパチニブ(Lapatinib)はEGFRとErb−B2をすべて阻害し、腫瘍細胞の成長を抑えて患者の生存期間を大きく延ばし、治療上の利点を提供している。
【0007】
線維芽細胞増殖因子受容体(fibroblast growth factor receptor, FGFR)チロシンキナーゼは、約800余個のアミノ酸で構成されており、3種の免疫グロブリン類似(immunoglobulin (Ig)-like)ドメイン(D1、D2、D3)を有するクラス5(class V)受容体チロシンキナーゼの一つである。FGFRチロシンキナーゼは、4種の亜科(FGFR1、FGFR2、FGFR3、FGFR4)に分けられ、より詳細には48種の亜科に分類される。また、水溶性FGFRチロシンキナーゼ(FGFR5)は4種の亜科を有する。FGFRのリガンドであるFGF(fibroblast growth factor)はヘパリン結合成長因子(heparin-binding growth factor)であって、その種類としては23種が報告されている。一般的に1種のFGFは種々のFGFRチロシンキナーゼを活性化させるが、FGF−7は単にFGFR2Bの活性のみを促進させると知られている。
【0008】
FGFが免疫グロブリン類似ドメインII及びIIIにと結合してなるFGFRの非共有結合性(non-covalent)ホモまたはヘテロ二量体複合体はFGFRのキナーゼドメインの活性化ループ(activation loop)の自己リン酸化を起こした。FGFR1の自己リン酸化部位は、ホスホリパーゼC(phospholipase C, PLC)のSrc類似2(Src homology 2, SH2)ドメインと結合して、FGFR1自己リン酸化部位とPLCとの相互作用は、PLCをリン酸化及び活性化させる(Hubbard, Progress in Biophysics &. MolecularBiology 1999;71:343)。これにより連続的に細胞内のMAPK経路またはPI3K/AKT経路を通じてシグナル伝達が行われる。
【0009】
FGF/FGFRによるシグナル伝達は、細胞の分化、増殖、死滅、血管新生などで多様に関連しているが、特に胎児の発達過程及び傷の治療に重要な役割をすると知られている。しかし、FGF/FGFRの過剰発現と活性化突然変異によって誘導された異常シグナル伝達は、膀胱癌、乳房癌、前立線癌、胃癌、肺癌、血液癌などのような腫瘍細胞発生の原因になることもある。
【0010】
例えば、FGFR3の活性化突然変異と9番染色体(chromosome 9)のヘテロ接合性消失(loss of heterozygosity, LOH)は表在性膀胱尿路上皮癌(urothelial cell carcinoma, UCC)の発生と最も連関性が高い。また、S249Cの点突然変異のような活性化されたFGFR3突然変異が、非浸潤性膀胱癌の発生との連関性が高いということは既に広く知られている(Sibley et al., Oncogene 2001;20:4416)。
【0011】
FGFR3−S249C突然変異による膀胱癌の治療は、FGFR3 shRNAまたはRNAiを用いて細胞増殖を抑えることで可能である。FGFR3−S249C突然変異は、一つの分子とジスルフィド(disulfide)結合を形成することで、FGFR細胞外ドメインのヘテロ二量体の形成を誘導し、これはFGFRを活性化状態で維持させる(Tomlinson et al., Oncogene 2007;26:5889)。また、最近、膀胱尿路上皮癌患者の約30%でH−Ras突然変異が発見された事実が報告された(Dinney et al., Cancer Cell 2004;6:111)。
【0012】
FGFR3は多発性骨髄腫(multiple myeloma, MM)のような悪性血液腫瘍を発生させると知られており、多発性骨髄腫は、多発性骨髄腫患者の約15%でFGFR3を含むt(4;14)(p16.3;q32.3)染色体異常により発生する(Chesi et al., Nat. Genet. 1997;16:260)。また、改良されたFGFR3遺伝子によって誘導されたK650E点突然変異は致死性異形成症2型(thanatophoric dysplasia type II)を誘導することが明らかになった(Tavormina et al., Hum. Mol. Genet. 1995;4:2175)。ベンゾイミダゾールキノリノン誘導体、CHIR−258(TKI258)は多様なチロシンキナーゼを阻害し、特に、FGFR3を強力に阻害し、現在臨床試験段階にある。
【0013】
FGFR3のキナーゼドメインの活性化ループ(activation loop)のG374R突然変異は、軟骨形成不全症(achondroplasia)患者の約98%で発見される(Richette et al., Joint Bone Spine 2008;75:125)。軟骨細胞内のG374R突然変異により誘導された、活性化されたFGFR3は、軟骨結合部の早期閉鎖(premature synchondrosis closure)を誘導して骨芽細胞(osteoblast)の分化を促進する。また、活性化されたFGFR3のシグナル伝達は、骨形成タンパク質7(bone morphogenetic protein 7, BMP7)を増加させるか、MAPK依存的にNoggin(BMPアンタゴニスト)mRNAの発現を阻害させる(Matsushita et al., Human Molecular Genetics 2009;18:227)。
【0014】
FGFR3b及びFGFR3c突然変異は悪性頸部腫瘍(cervix carcinomas)患者の93%で発見され、活性化されたFGFR3突然変異(例:S249C、 G372C、K652E)は悪性頸部腫瘍の25%程度で現れる(Cappellen et al., Nat. Genet. 199;23:18)。
【0015】
一方、脂漏性角化症(seborrheic keratose)患者の約40%でFGFR3突然変異が発見された。これらのうち、大部分の点突然変異はR248Cであったし、比較的低い頻度でA393E突然変異が観察された(Hafner et al., J. Invest. Dermatol. 2006;126:2404)。
【0016】
血管内皮細胞増殖因子受容体−2(vascular endothelial growth factor receptor-2, VEGFR-2)は、キナーゼ挿入ドメイン−含有受容体/胎児肝キナーゼ(KDR/Flk-1)として知られており、受容体チロシンキナーゼの下位範疇のクラスIIIに属し、血管新生(angiogenesis)と関連性が非常に高い。血管新生は、癌、リウマチ関節症、糖尿病性網膜症、及び新生血管緑内障を起こすことができる。VEGFR-2を阻害することで血管新生を抑えることができるという研究に基づき、VEGFR-2は抗癌治療の重要な分子標的として見なされてきている。これと関連して、多数のVEGFR-2低分子阻害剤が発見され、これらの中で相当数が臨床試験段階にある(Schenone et al., Curr. Med. Chem.2007;14:2495)。例えば、ソラフェニブとスニチニブはVEGFR-2を含む多様なチロシンキナーゼを標的として現在市販されている。
【0017】
血管新生に係る、別の受容体チロシンキナーゼであるTie−2は、血管内皮細胞に広く発現されており、造血細胞(haematopoietic cell)でも発見されている。Tie−2のリガンドとして知られているアンジオポイエチン(Angiopoietin)は二つの種類(Ang1とAng2)があるが、Ang1はTie−2の細胞外ドメインに結合してTie−2の自己リン酸化を誘導して、Ang2はリンパ管系(lymphatic vascular system)で重要な役割をする(Davis et al., Cell 1996;87:1161)。マウスを用いた実験で、Tie−2阻害による腫瘍の血管新生及び成長が抑えられるという事実が確認された(Lin et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 1998;95:8829)。
【0018】
RET(rearranged during transfection)は神経及び排出システムの癌原遺伝子(protooncogene)で発現される受容体チロシンキナーゼの一種である。RETのN末端細胞外ドメインはCLR(cadherin-like repeats)、カルシウム結合部位(calcium-binding site)、9個のN−グリコシル化部位(N-glycosylation site)、及び高システイン領域(cysteine-rich region)からなり(Aiaksinen et al., Nat. Rev. Neurosci. 2002;3:383)、RETのN−末端細胞外ドメインは自己リン酸化することができる少なくとも12個以上のチロシンを含む。例えば、RET9の細胞外ドメインには16個のチロシンがある。GFL/GFR複合体はRETの細胞外ドメインに結合してキナーゼドメインの自己リン酸化及び活性化を引き起こす(Aiaksinen et al., Nat. Rev. Neurosci. 2002;3:383)。RETは副交感神経系(parasympathetic nervous systems)と腸神経系(enteric nervous systems)の発達と伸長において重要な役割をすると知られている(Pachnis et al., Development 1993;119:1005)。
【0019】
先天性巨大結腸症であるヒルシュスプルング病(Hirschsprung’s disease)は、生殖細胞突然変異(germline mutation)によって誘導されたRET異常により現われる(manie et al., trends genet. 2001;17:580)。多発性内分泌腺腫(multiple endocrine neoplasia, MEN)2A型と2B型、及び家族性甲状腺髄様癌(familial medullary thyroid carcinoma, FMTC)のような癌はRET突然変異による機能亢進により現れる。また、RETは甲状線癌に対して有効な分子標的として見なされている(Cote and Gagel, N. Engl. J. Med. 2003;349:1566)。
【発明の概要】
【0020】
本発明の目的はタンパク質キナーゼに対する阻害活性に優れた新規な二環式ヘテロアリール誘導体を提供する。
【0021】
本発明の他の目的は前記二環式ヘテロアリール誘導体を有効成分として含む、異常細胞増殖疾患の予防または治療用医薬組成物を提供する。
【0022】
本発明の一態様によれば、本発明は下記化学式1で表される構造を有する二環式ヘテロアリール誘導体、その薬学的に許容可能な塩、水和物及び溶媒和物からなる群より選択される化合物を提供する:
【化1】

【0023】
前記式中、
Wは、CHまたはNであり、
Xは、CH、SまたはNRであり、
は、H、C1−4アルキル、またはC3−14アリールで置換されたC1−4アルキルであり、
Yは、−(CH、−CHCR、−CCR、−(CHNR、−(CHOR、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−NRC(O)R、または−S(O)NRであり、
Nは、0〜3の整数であり、
は、HまたはC1−6アルキルであり、
は、H、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、またはC2−7ヘテロシクロアルキルであり、前記Rは、ハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−NR、−OR、−C(O)NR及び−NRC(O)Rからなる群より選択される少なくとも一つの置換基で置換されてもよく、
及びRは、それぞれ独立にH、C1−6アルキル、またはC3−7シクロアルキルであり、
Zは、H、ハロゲン、C1−6アルキル、−OR、−SR、−S(O)R、−S(O)、−NR、−NRC(O)R、−NRC(O)NR、−NRC(S)NR、または−NRS(O)であり、
は、HまたはC1−6 アルキルであり、
は、H、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、またはC2−7ヘテロシクロアルキルであり、前記Rは、ハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、C2−7ヘテロシクロアルキル、−(CHNR、−(CHOR、−(CHC(O)OR、−(CHC(O)NR、−(CHNRC(O)R、−(CHSR、−(CHS(O)R及び−(CHS(O)からなる群より選択される少なくとも一つの置換基で置換されてもよく、
mは、0〜3の整数であり、
及びRは、それぞれ独立にH、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、またはC2−7ヘテロシクロアルキルであり、前記R及びRはそれぞれ独立にハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−NR1010、−OR10、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール及びC2−7ヘテロシクロアルキルからなる群より選択される少なくとも一つの置換基で置換されもよく、
10は、HまたはC1−6アルキルである。
【0024】
本発明の他の態様によれば、本発明は前記化合物を有効成分として含み、タンパク質キナーゼの過剰発現により誘導された異常細胞増殖疾患の予防または治療に用いられる、医薬組成物を提供する。
【発明の詳細な説明】
【0025】
本発明の好ましい実施の態様において、前記WはCHであり、前記XはSである。また、前記Yは、−(CH、−CHCR、−CCR、−C(O)OR、または−C(O)NRであり、前記Zは、−NR、−NRC(O)R、または、−NRC(O)NRであることが好ましく、この際、R〜Rは化学式1で定義した通りである。
【0026】
より好ましくは、前記Yは、−(CH、−CHCR、−CCR、−C(O)OR、または−C(O)NRであり、RはHであり、Rは、フェニル、2−フルオロフェニル、2−ヒドロキシフェニル、4−アミノフェニル、4−メトキシフェニル、4−ニトロフェニル、2−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、3−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、4−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、2,6−ジメチルフェニル、2−クロロ−6−メチルフェニル、3,5−ジメトキシフェニル、3−シアノ−5−メトキシフェニル、3−カルバモイル−5−メトキシフェニル、4−クロロ−3−フルオロフェニル、2,3−ジクロロフェニル、4−クロロ−3(トリフルオロメチル)フェニル、2−クロロ−4−メチルフェニル、5−フルオロ−2−メチルフェニル、5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル、2−メチル−5−ニトロフェニル、2−メチル−5−カルボエトキシフェニル、2−メチル−5−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、2−メチル−5−(シクロプロピルカルボニルアミノ)フェニル、4−アミノ−3−フルオロフェニル、4−アミノ−2−メチルフェニル、5−アミノ−2−メチルフェニル、4−アミノ−2−フルオロフェニル、2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル、5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3,5−ジメチルフェニル、2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3,5−ジヒドロキシフェニル、2,6−ジクロロ−3(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−メトキシフェニル、4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル、2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル、4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル、4−アミノナフタレン−1−イル、2−クロロピリジン−4−イル、2,3−ジアミノピリジン−4−イル、6−アセチルチオフェン−2−イル、3−(シクロプロピルカルバモイル)クマリン−6−イル、1H−ピラゾール−4−イル、6−メトキシベンゾフラン−4−イル、6−メトキシキノリン−8−イル、6−メチルピリジン−3−イル、3−フェノキシフェニル及びベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルからなる群より選択される。
【0027】
また、さらに好ましくは、前記Zは、アミノ、ジエチルアミノ、2−ヒドロキシエチルアミノ、シクロプロピルアミノ、2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2−モルホリノエチルアミノ、フェネチルアミノ、2−ヒドロキシエチルアミノ、(ヒドロキシカルボニル)メチルアミノ、(エトキシカルボニル)メチルアミノ、2−(フェニルアミノ)エチルアミノ、3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ、3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ、3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピルアミノ、4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ブチルアミノ、4−(1H−イミダゾール−1−イル)ブチルアミノ、5−(ジエチルアミノ)ペンチルアミノ、5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ペンチルアミノ、5−(1H−イミダゾール−1−イル)ペンチルアミノ、ピペリジン−4−イルアミノ、2,4−ジメトキシベンジルアミノ、フェニル、2,3,4−トリフルオロフェニルアミノ、3−クロロ−4−フルオロフェニルアミノ、3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ、4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ、4−モルホリノフェニルアミノ、4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ、3(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−プロピオニルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(イソプロピルカルバモイル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(エトキシカルバモイル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)2−メトキシフェニルアミノ、4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)2−メトキシフェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ、4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ、4−(4−メチルピペラジン−1−イルアミノ)フェニルアミノ、4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニルアミノ、4−(ピペリジン−4−イルアミノ)フェニルアミノ、4−(4−(1−メチルピペリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−メトキシフェニルアミノ、4−(ヒドロキシカルボニル)フェニルアミノ、4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルアミノ、4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ、4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)フェニルアミノ、4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)エチル)フェニルアミノ、4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3(トリフルオロメチル)フェニルアミノ、4−(1−ベンジルピペリジン−4−イルカルバモイル)フェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルアミノ、4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ、ピリジン−2−イルアミノ、ピリジン−4−イルアミノ、4−メチルピリジン−2−イルアミノ、5−メチルピリジン−2−イルアミノ、6−メチルピリジン−3−イルアミノ、5−クロロピリジン−2−イルアミノ、5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)ピリジン−2−イルアミノ、5−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ、4−(((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−((2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、6−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−メチルピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−モルホリノピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3,5−ジメチルモルホリノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((1H−イミダゾール−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(2−モルホリノ−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3(ジエチルアミノ)プロポキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((2−メトキシエトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(ジエチルアミノ)ピリジン−2−イルアミノ、4−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ、4−(チアゾリジン−3−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(2−(ジエチルアミノ)−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−カルバモイルピリジン−2−イルアミノ、5−(3(ジエチルアミノ)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(3(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(モルホリン−4−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(4−メチルピペラジン−1−イルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ、6−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(3(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(3(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン−4−イルアミノ、4−メチル6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−2−イルアミノ、6−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ、5−ニトロ−チアゾール−2−イルアミノ、2−アミノ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル、2−アミノ−5−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル、1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ、6−メチルベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ、1H−インダゾール−6−イルアミノ、5−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ、3−エトキシカルボニル−1H−インダゾリル−6−アミノ、アセトアミド、シクロプロパンカルボキシアミド、ベンズアミド、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド、1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ、メチルスルホンアミド、3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ウレイド及び3−(エトキシカルボニル)チオウレイドからなる群より選択される。
【0028】
本発明による二環式ヘテロアリール誘導体の最も好ましい例は次の通りであり、本発明の範囲にはこれらの薬学的に許容可能な塩、溶媒和物及び水和物が含まれる。
【0029】
1)3−((4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)4−メチル安息香酸エチル
1a)4−(メチルチオ)−7−((トリメチルシリル)エチニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン
1b)7−エチニル−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン
1c)4−メチル−3((4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
1d)4−メチル−3((4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
2)3−((4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)4−メチル安息香酸エチル
3)4−メチル−3−((4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
4)3−((4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)4−メチル安息香酸エチル
5)4−メチル−3−((4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
6)N−シクロプロピル−7−((3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
7)7−((4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
8)7−((4−ブロモ−2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
9)7−((4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
10)7−((2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
11)7−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
11a)7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
12)(E)−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
13)(E)−7−(4−メトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
14)(E)−2−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェノ−ル
15)(E)−7−(4−アミノスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
16)3−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチル安息香酸(E)−エチル
17)(E)−2−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピルベンズアミド
18)(E)−3−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピルベンズアミド
19)(E)−4−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピルベンズアミド
20)(E)−3(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピル−4−メチルベンズアミド
21)(E)−7−(4−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
22)(E)−2−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−フルオロフェノール
23)(E)−7−(4−アミノ−2−フルオロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
24)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
25)(E)−7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)ビニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
26)(E)−5−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ピリジン−2,3−ジアミン
27)(E)−1−(5−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)チオフェン−2−イル)エタノン
28)(E)−6−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピル−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド
29)(E)−7−(4−アミノ−3−フルオロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
30)(E)−7−(2−メチル−5−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
31)(E)−N−シクロプロピル−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
32)(E)−N−シクロプロピル−7−(4−メトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
33)(E)−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェノ−ル
34)(E)−7−(4−アミノスチリル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
35)3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチル安息香酸(E)−エチル
36)(E)−N−シクロプロピル−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
37)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
38)(E)−N−シクロプロピル−4−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
39)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチルベンズアミド
40)(E)−N−シクロプロピル−7−(4−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
41)(E)−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−フルオロフェノール
42)(E)−7−(4−アミノ−2−フルオロスチリル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
43)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
44)(E)−7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)ビニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
45)(E)−7−(2−(1H−ピラゾール−4−イル)ビニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
46)(E)−5−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ピリジン−2,3−ジアミン
47)(E)−1−(5−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)チオフェン−2−イル)エタノン
48)(E)−N−シクロプロピル−6−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド
49)(E)−7−(4−アミノ−3−フルオロスチリル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
50)(E)−N−シクロプロピル−7−(2−メチル−5−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
51)(E)−N−(3(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド
52)(E)−N−シクロプロピル−3(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
53)(E)−N−シクロプロピル−4−メチル−3(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
54)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
55)(E)−N−(4−メチル−3−(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド
56)(E)−N−シクロプロピル−4−メチル−3−(2−(4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
57)(E)−N−(4−メチル−3(2−(4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド
58)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
59)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(4−メトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
60)(E)−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェノ−ル
61)(E)−7−(4−アミノスチリル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
62)3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチル安息香酸(E)−エチル
63)(E)−N−シクロプロピル−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
64)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
65)(E)−N−シクロプロピル−4−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
66)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチルベンズアミド
67)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(4−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
68)(E)−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−フルオロフェノール
69)(E)−7−(4−アミノ−2−フルオロスチリル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
70)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
71)(E)−7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)ビニル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
72)(E)−N−(3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド
73)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(2−メチル−5−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
74)7−(3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
75)7−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
76)7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
77)7−フェネチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
78)6−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−N−シクロプロピル−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド
79)7−(4−アミノ−2−メチルフェネチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
80)N−シクロプロピル−7−(4−メトキシフェネチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
81)2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)フェノ−ル
82)3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチル安息香酸エチル
83)N−シクロプロピル−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
84)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
85)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチルベンズアミド
86)7−(4−アミノフェネチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
87)7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)エチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
88)7−(2−(1H−ピラゾール−4−イル)エチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
89)7−(5−アミノ−2−メチルフェネチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
90)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
91)N−シクロプロピル−4−メチル−3−(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
92)N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−フェネチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
93)N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(4−メトキシフェネチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
94)2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)フェノ−ル
95)3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチル安息香酸エチル
96)N−シクロプロピル−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
97)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
98)N−シクロプロピル−4−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
99)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチルベンズアミド
100)7−(4−アミノフェネチル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
101)2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−フルオロフェノール
102)7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)エチル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
103)N−(3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド
104)7−(5−アミノ−2−メチルフェネチル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
105)4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸
105a)4−(メチルチオ)−7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン
105b)4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド
106)4−アミノ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
106a)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
106b)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
107)4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸
107c)7−(ブロモメチル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン
107d)(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メチルアセテート
107e)(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メタノール
107f)4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド
108)4−(シクロプロピルアミノ)−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
108a)4−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
108b)4−アミノ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
109)4−クロロ−N−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
110)N−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−メトキシチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
111)4−アミノ−N−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
112)4−クロロ−N−(6−メトキシベンゾフラン−4−イル)−3−メチル−3,4−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
113)4−アミノ−N−(6−メトキシベンゾフラン−4−イル)−3−メチル−3,4−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
114)N−(6−メトキシベンゾフラン−4−イル)−3−メチル−4−(フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
115)4−クロロ−N−(3−シアノ−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
116)4−アミノ−N−(3−カルバモイル−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
117)4−クロロ−N−(6−メトキシキノリン−8−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
118)4−アミノ−N−(6−メトキシキノリン−8−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
119)4−クロロ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
120)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−メトキシチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
121)4−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
122)4−アミノ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
123)4−アミノ−N−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
124)4−アミノ−N−(6−メチルピリジン−3−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
125)4−アミノ−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
126)4−アミノ−N−(2,6−ジメチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
127)4−アミノ−N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
128)4−アミノ−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
129)4−アミノ−N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
130)4−アミノ−N−(2−フルオロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
131)4−アミノ−N−(2,3−ジクロロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
132)4−アミノ−N−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
133)4−アミノ−N−(2−クロロ−4−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
134)4−アミノ−N−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
135)4−アミノ−N−(2−メチル−5−ニトロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
136)4−アミノ−N−(5−アミノ−2−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
137)4−クロロ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
138)4−メトキシ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
139)4−アミノ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
140)4−(2−モルホリノエチルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
141)4−(フェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
142)4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
143)4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
144)4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
145)4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
146)4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
147)4−(ピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
148)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
148b)N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
148c)N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
149)4−アミノ−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
150)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
151)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
152)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
153)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
154)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
155)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
156)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
157)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
158)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(ジエチルアミノ)ペンチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
159)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
160)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ブチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
161)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ペンチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
162)4−(3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
163)4−(4−(1H−イミダゾール−1−イル)ブチルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
164)4−(5−(1H−イミダゾール−1−イル)ペンチルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
165)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
166)4−クロロ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
167)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
168)4−(シクロプロピルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
169)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
170)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
171)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
172)4−(4−(1H−イミダゾール−1−イル)ブチルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
173)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
174)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−N−(4−メトキシベンジル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
175)4−アセトアミド−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
176)4−ベンズアミド−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
177)4−(シクロプロパンカルボキシアミド)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
178)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチルピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
179)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
180)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
181)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
182)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
183)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
184)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−メチルピリジン−3−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
185)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
186)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
187)4−(4−(1−ベンジルピペリジン−4−イルカルバモイル)フェニルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
188)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
189)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
190)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
191)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)エチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
192)4−(7−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)安息香酸
193)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
194)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
195)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
196)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
197)4−(4−(1−ベンジルピペリジン−4−イルカルバモイル)フェニルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
198)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
199)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
200)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
201)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
202)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
203)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
204)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
205)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルホンアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
206)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルホンアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
207)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
208)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
209)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
210)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(3(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
211)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
212)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メチル−6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
213)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−ニトロチアゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
214)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メチル−6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
215)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ウレイド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
216)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(エトキシカルボニル)チオウレイド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
217)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
218)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジヒドロキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
219)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
220)4−(2−アミノ−5−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
221)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−メチルベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
222)4−(2−アミノ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
223)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
224)4−(2−アミノ−5−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
225)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−メチルベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
226)4−(2−アミノ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
227)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
228)4−(1H−インダゾール−6−イルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
229)4−(1H−インダゾール−6−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
230)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
231)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
232)6−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−1H−インダゾール−3−カルボン酸エチル
233)5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
233e)5−ベンジル−N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
234)4−アミノ−5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
235)4−アミノ−5−ベンジル−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
236)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
237)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシベンジル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
238)7−((4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェノキシ)メチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
239)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
240)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
241)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
242)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
243)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−プロピオニルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
244)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(イソプロピルカルバモイル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
245)4−(4−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)ピペラジン−1−カルボン酸エチル
246)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
247)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
248)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−メチルピペラジン−1−イルアミノ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
249)4−(4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
250)4−(5−クロロピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
251)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ピペリジン−4−イルアミノ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
252)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(1−メチルピペリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
253)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
254)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
255)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(モルホリン−4−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
256)4−(5−((1H−イミダゾール−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
257)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(2−モルホリノ−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
258)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−メチルピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
259)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
260)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3,5−ジメチルモルホリノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
261)4−(5−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
262)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−モルホリノピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
263)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
264)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(3−(ジエチルアミノ)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
265)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
266)(R)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
267)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
268)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(4−メチルピペラジン−1−イルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
269)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
270)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
271)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
272)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
273)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
274)4−(5−カルバモイルピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
275)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((2−メトキシエトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
276)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3(ジエチルアミノ)プロポキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
277)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
278)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(ピリジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
279)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
280)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
281)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
282)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ジエチルアミノ)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
283)4−アミノ−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5−メチル−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
284)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5−メチル−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
285)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
286)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2,3,4−トリフルオロフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
287)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−クロロ−4−フルオロフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
288)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
289)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2,3,4−トリフルオロフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
290)4−(3−クロロ−4−フルオロフェニルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
291)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(チアゾリジン−3−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
292)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(ジエチルアミノ)−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
293)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
294)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
295)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
296)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(ジエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
297)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(ピペリジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
298)4−(4−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
299)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
300)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(フェネチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
301)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
302)2−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)酢酸エチル
303)2−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)酢酸
304)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−(フェニルアミノ)エチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド。
【0030】
本発明の化学式1の化合物は例えば下記反応式IまたはIIで表された方法によって製造できる。
【化2】

【化3】

【0031】
前記式中、
R’は、水素またはC1−6アルキルであり、
Y’は、−CHCR、−CCR、または −C(O)ORであり、
Z’は、ハロゲン、−OR、−SR、−S(O)R、−S(O)、または−NRであり、
、R、R、R、W、X、Y及びZは、前記で定義した通りである。
【0032】
前記反応式(I)において、化学式(X)の化合物は、化学式(XI)の化合物をホルムアミドと高温(例:200℃)で縮合反応させて製造することができ、製造された化学式(X)の化合物を塩化チオニル(thionylchloride)及びオキシ塩化リン(phosphorous oxychloride)のような無機ハロゲン化合物と反応させて化学式(IX)の化合物を製造することができる。
【0033】
次いで、化学式(IX)の化合物を臭素化試薬と反応させて臭素基を有する化学式(VIII)の化合物を製造することができ、この時、好ましい臭素化試薬はN−ブロモコハク酸イミド(NBS)またはブローム(Br)である。化学式(VII)の化合物は、化学式(VIII)の化合物を触媒存在下で有機酸金属化合物と反応させて製造することができる。有機酸金属化合物の代表的な例としては、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム及びこれらの混合物が挙げられ、触媒の代表的な例としては、ヨウ化カリウム、ヨウ化テトラ−n−ブチルアンモニウム(TBAI)及びこれらの混合物が挙げられる。
【0034】
化学式(VI)の化合物は、化学式(VII)の化合物に水酸化ナトリウムなどの塩基水溶液を添加して化学式(VII)の化合物からアシル基を除去することで製造できる。得られた化学式(VI)の化合物を酸化剤と反応させてアルコール基をアルデヒド基で置換して化学式(V)の化合物を製造し、これを連続的に他の酸化剤と反応させて化学式(IV)の化合物を製造する。この時、化学式(V)の化合物の形成のために用いられる酸化剤は、好ましくはマンガン酸化物(manganese oxide)であり、化学式(IV)の化合物の形成のために用いられる酸化剤は好ましくは亜塩素酸ナトリウム(sodium chlorite)である。
【0035】
前記反応式(II)によれば、本発明の化学式(I)の化合物は、化学式(II)の化合物を縮合剤と縮合反応させるか、または金属化合物を触媒として用いた結合反応(例、錫木カップリング反応)に適用して製造するか、または化学式(III)の化合物を溶媒中で金属触媒なしにあるいは金属触媒存在下でアミン基含有化合物と求核アリール置換反応させることで製造できる。好ましい縮合剤は、1-エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド(EDC)または2−(1H−7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートメタンアミニウム(HATU)であり、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、N,N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)などとともに、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミドなどの有機溶媒下で用いることができる。結合反応及び置換反応において、触媒として用いられる好ましい金属化合物は、Pd/C、Pd(PPh、Pd(OAc)、Pd(dba)、Pd(dppf)Cl、またはPdCl(PPh である。前記金属化合物は、キサンドホス(Xantphos, CAS No.:161265-03-8)、ダベホス(Davephos, CAS No.:213697-53-1)、ジョンホス (Johnphos, CASNo.: 224311-51-7)、X−ホス(CAS No.:564483-18-7)、tert−ブチルX−ホス(CAS 564483-19-8)及びこれらの混合物のようなリガンドとともに、またはKCO、CsCO、NaCO、KPO、NaOt−Bu、KOt−Buなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、アルコキシド及びこれらの混合物のような塩基とともに用いることができる。反応溶媒としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルスルホキシド、2−ブタノール、2−ペンタノールなどのような有機溶媒を単独にまたは水と混合して用いることができる。反応温度は室温〜200℃範囲であり、好ましくは80〜150℃範囲であることができる。
【0036】
本発明の一実施の態様において、下記反応式(III)に示されたように、下記化学式1aの化合物を下記化学式2aの化合物と反応させて下記化学式1eの化合物を製造することができる。
【化4】

【0037】
前記式中、W、X、ZおよびRは前記で定義した通りである。
【0038】
本発明の他の実施の態様において、下記反応式(IV)に示されたように、下記化学式1bの化合物を下記化学式2bの化合物と反応させて下記化学式1fの化合物を製造することができる。
【化5】

【0039】
前記式中、W、X、ZおよびRは前記で定義した通りであり、Y’はハロゲンである。
【0040】
本発明のまた他の実施の態様において、下記反応式(V)に示されたように、下記化学式1cの化合物を下記化学式2cの化合物と反応させて下記化学式1gの化合物を製造することができる。
【化6】

【0041】
前記式中、W、X、ZおよびRは前記で定義した通りであり、Y’’はハロゲンである。
【0042】
本発明の別の実施の態様において、下記反応式(VI)に示されたように、下記化学式1dの化合物を下記化学式2dの化合物と反応させて下記化学式1hの化合物を製造することができる。
【化7】

【0043】
前記式中、W、X、ZおよびRは前記で定義した通りであり、Z’がハロゲンである場合、Z’’が NHであり、Z’がNHである場合、Z’’はハロゲンである。
【0044】
前記化学式1a〜1dの化合物は本発明の二環式ヘテロアリール誘導体の製造に重要な中間体として寄与する。
【0045】
したがって、本発明はタンパク質キナーゼの過剰発現によって誘導された異常細胞増殖疾患の予防または治療用薬剤を製造するための本発明の化合物の用途を提供する。
【0046】
また、本発明は本発明の化合物を有効成分として含む、タンパク質キナーゼの過剰発現によって誘導された異常細胞増殖疾患の予防または治療のための医薬組成物を提供する。
【0047】
また、本発明は本発明の化合物を哺乳動物に投与することを含む、タンパク質キナーゼの過剰発現によって誘導された異常細胞増殖疾患を予防または治療する方法を提供する。
【0048】
前記タンパク質キナーゼは、ALK、AMPK、Aurora A、Aurora B、 Aurora C、Axl、Blk、Bmx、BTK、CaMK、CDK2/cyclinE、CDK5/p25、 CHK1、CK2、c−RAF、DMPK、EGFR1、Her2、Her4、EphA1、EphB1、FAK、FGFR1、FGFR2、 FGFR3、FGFR4、Flt−1、Flt−3、Flt−4、Fms、Fyn、GSK3beta、HIPK1、IKKbeta、IGFR−1R、IR、Itk、JAK2、JAK3、KDR、Kit、Lck、Lyn、MAPK1、MAPKAP−K2、 MEK1、Met、MKK6、MLCK、NEK2、p70S6K、PAK2、PDGFR alpha、PDGFR beta、PDK1、Pim−1、PKA、PKBalpha、PKCalpha、Plk1、Ret、ROCK−I、Rsk1、SAPK2a、SGK、Src、Syk、Tie−2、Tec、Trk、またはZAP−70であることができ、本発明の医薬組成物はこれらのキナーゼに対する阻害活性に優れている。
【0049】
異常細胞増殖疾患は、胃癌、肺癌、肝臓癌、大腸癌、小腸癌、膵臓癌、脳癌、骨癌、黒色腫、乳房癌、硬化性腺腫、子宮癌、子宮頸癌、頭頸部癌、食道癌、甲状腺癌、副甲状線癌、腎臓癌、肉腫、前立腺癌、尿道癌、膀胱癌、白血病、多発性骨髄腫、血液癌、リンパ種、線維腺腫、炎症、糖尿、肥満、乾癬、リウマチ性関節炎、血管腫、急性または慢性腎臓病、冠状動脈再狭窄症、自己免疫疾患、喘息、神経変性病、急性感染、または血管破裂による眼疾患であることができる。
【0050】
本発明の化合物は、細胞内シグナル伝達阻害剤(cell signal transduction inhibitors)、有糸分裂阻害剤(mitosis inhibitors), アルキル化剤(alkylating agents)、代謝拮抗剤(antimetabolites)、抗生剤(antibiotics)、成長因子阻害剤(growth factor inhibitors)、細胞周期阻害剤(cell cycle inhibitors)、トポイソメラーゼ阻害剤(topoisomerase inhibitors)、生体応答調節剤(biological reaction modifiers)、抗ホルモン剤(antihormonal agents)、抗アンドロゲン剤(antiandrogen)、細胞分化/増殖/生存阻害剤(cell differentiation/proliferation/survival inhibitors)、アポトーシス阻害剤(apoptosis inhibitors)、炎症阻害剤(inflammation inhibitors)及びP糖タンパク阻害剤(P−glycoprotein inhibitors)からなる群より選択される薬剤と併用投与されるか、または複合製剤化されることができる。
【0051】
本発明の医薬組成物のヒトへの1日投与用量は、体重が約70kgの成人患者を基準とした時、0.01〜1,000mg/日が好ましく、本発明の医薬組成物は、1日1回又は数回に分けて投与することができる。このような1日投与用量は患者の健康状態、年齢、体重及び性別、投与経路、並びに疾患重症度によって変わらなければならず、よって、前述した投与用量は本発明の範疇を制限しない。
【0052】
また、本発明の医薬組成物は、前記化学式1で表される二環式ヘテロアリール誘導体、この薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、または水和物を有効成分として含む。本発明の医薬組成物は薬学的に許容可能な担体、補強剤または賦形剤とともに通常的な方法によって錠剤、カプセル剤、トローチ剤、水溶液、懸濁剤などの経口投与用製剤または非経口投与用製剤に製剤化されることができる。
【0053】
本発明の医薬組成物に用いられる賦形剤は、甘味剤、結合剤、溶解剤、溶解補助剤、湿潤剤、乳化剤、等張剤、吸着剤、崩壊剤、酸化防止剤、防腐剤、潤滑剤、充填剤、芳香剤などを含む。賦形剤の代表的な例としては、ラクトース、デキストロース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、セルロース、グリシン、シリカ、タルク、ステアリン酸、ステリン、ステアリン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、でんぷん、ゼラチン、トラガカントゴム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、寒天、水、エタノール、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、オレンジエッセンス、ストロベリーエッセンス、バニラ香及びこれらの混合物が挙げられる。
【0054】
本発明の注射用組成物に用いられる担体の代表的な例としては、蒸留水、食塩水、グルコース溶液、類似グルコース溶液、アルコール、グリコールエーテル(例、ポリエチレングリコール400)、オイル、脂肪酸、脂肪酸エステル、グリセリド、界面活性剤、懸濁剤、乳化剤及びこれらの混合物が挙げられる。
【0055】
以下、本発明を下記実施例に基づいてさらに詳しく説明するが、これは本発明を例示するものであるだけで、本発明の範囲がここに限定されることではない。
【0056】
以下、製造例1の化合物が下記反応式1によって製造された。
【化8】

【製造例1】
【0057】
a.チエノ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン
【化9】

【0058】
メチル−3−アミノチオフェン−2−カルボン酸塩(15g、98.57mmol)をホルムアミド(50mL)に溶解させて180℃で5時間攪拌した。この反応混合物を室温で 2時間さらに攪拌した。得られた反応液を濾過して標題化合物を固体として得た。
【0059】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ12.48(br,1H),8.18(d,J=5.1Hz,1H),8.14(s,1H),7.40(d,J=5.1Hz,1H)。
【0060】
b.7−ブロモチエノ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン
【化10】

【0061】
チエノ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン(4.9g)を酢酸(20mL)に溶解させた後、臭素(5mL)を添加した。密閉反応器で反応混合物を120℃で10時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却させた後、減圧蒸留して酢酸を除去した。得られた残渣を氷水に入れて濾過して乾燥して標題化合物を固体として得た。この標題化合物を精製せずに次の反応に用いた。
【0062】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ12.75(brs,1H),8.36(s,1H),8.24(s,1H)。
【0063】
c.7−ブロモ−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン
【化11】

【0064】
7−ブロモチエノ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン(5.9g)をPOCl(20mL)に溶解させて150℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却させた後、減圧蒸留してPOClを除去した。得られた残渣を氷水に入れて濾過した。分離された固体を飽和NaHCO溶液で洗浄した後、窒素ガスで乾燥して標題化合物を固体として得た。
【0065】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.16(s,1H),8.79(s,1H)。
【0066】
d.7−ブロモ−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン
【化12】

【0067】
7−ブロモ−4−クロロチエノ−[3,2−d]ピリミジン(2g,8.07mmol)をTHF(27mL)に溶解させた後、ナトリウムメタンチオラート(650mg、9.28mmol)を0℃で添加して15時間攪拌した。反応混合物に氷水を添加し、濾過した。分離された固体を窒素ガスで乾燥して標題化合物を固体として得た。この標題化合物を精製せずに次の反応に用いられた。
【0068】
1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ9.09(s,1H),8.57(s,1H),2.76(s,3H)。
【0069】
以下、実施例1の化合物が下記反応式2によって製造された。
【化13】

【0070】
[実施例1]
a.4−(メチルチオ)−7−((トリメチルシリル)エチニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン
【化14】

【0071】
前記製造例1の段階dで製造された7−ブロモ−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン(3g、11.49mmol)をアセトニトリル(30mL)に溶解させた後、ビス(トリフェニルホオスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(204mg、0.29mmol)、ヨウ化銅(I)(76mg、0.40mmol)、ジシクロヘキシルアミン(2.5mL、12.64 mmol)とエチニルトリメチルシラン(3.2mL、22.98mmol)を添加した。反応混合物に15分間窒素ガスを通過させ、80℃で14時間攪拌した。室温まで冷却させた後、珪藻土パッドで濾過し、酢酸エチル(50mL)で洗浄した。濾液を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮した。この反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法法(酢酸エチル/ヘキサン=1/9〜2/8)で精製して黄色固体の標題化合物(2.1g、65%収率)を得た。
【0072】
H NMR(400MHz,CDCl)δ9.05(s,1H),7.99(s,1H),2.74(s,3H),0.30(s,9H),MS m/z:279.34[M+1]。
【0073】
b.7−エチニル−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン
【化15】

【0074】
4−(メチルチオ)−7−((トリメチルシリル)エチニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン(500mg、1.8mmol)をTHF(5 mL)に溶解させた溶液にテトラブチルアンモニウムフルオリド溶液(3.6mL、3.6mmol)を添加した。反応混合物を室温で30分攪拌した後、濃縮した。この反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル/ヘキサン=2/8〜3/7)で精製して黄色固体の標題化合物(340mg、91%収率)を得た。
【0075】
H NMR(400MHz,CDCl)δ9.07(s,1H),8.03(s,1H),3.44(s,1H),2.88(s,3H),MS m/z:207.23[M+1]。
【0076】
c.4−メチル−3−((4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
【化16】

【0077】
7−エチニル−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン(850mg、4.12mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(9mL)に溶解させ、これに3−ヨード−4−メチル安息香酸エチル(902mg、4.12mmol)、Pd(PPh(242mg、0.21mmol)、ヨウ化銅(I)(59mg、0.31mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(1.0mL、6.18mmol)を順次に添加した。反応混合物を室温で16時間攪拌し、珪藻土パッドで濾過し、濃縮した。この反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル/ヘキサン=1/9〜2/8で精製して標題化合物(1.1g、72%収率)を黄色固体として得た。
【0078】
H NMR(400MHz,CDCl)δ9.11(s,1H),8.75(s,1H),8.07(s,1H),7.90(d,1H),7.52(d,1H),4.33(q,2H),2.78(s,3H),2.61(s,3H),1.34(t,3H);MS m/z[M+1]369.44。
【0079】
d.4−メチル−3−((4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
【化17】

【0080】
4−メチル−3−((4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル(440mg、1.19mmol)をジクロロメタン(6mL)に溶解させ、これにmCPBA(616mg、3.57mmol)を0℃で添加した。反応混合物を0℃で30分間攪拌した。これにジクロロメタン(20mL)を添加し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で3回洗浄した。反応液を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮して標題化合物を得た。
【0081】
H NMR(400MHz,CDCl)δ9.58(s,1H),9.13(s,1H),8.10(s,1H),7.94(d,1H),7.70(d,1H),4.33(q,2H),3.54(s,3H),2.63(s,3H)),1.34(t,3H);MS m/z[M+1]385.50。
【0082】
e.3−((4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−リ)エチニル)−4−メチル安息香酸エチル
【化18】

【0083】
4−メチル−3−((4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル(50mg、0.13mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させ、これにエタノールアミン(40μL、0.65mmol)とジイソプロピルエチルアミン(0.1mL、0.65mmol)を順次に添加した。反応混合物を8時間120℃で攪拌し、室温に冷却した後、これに水(20mL)と酢酸エチル(5mL)を添加し、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル/ヘキサン=2/8ないし4/6)で精製して標題化合物(32mg、65%収率)を黄色固体として得た。
【0084】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.52(s,1H),8.47(s,1H),8.09(m,1H),8.03(s,1H),7.89(dd,1H),7.51(d,1H),4.32(q,2H),3.58(m,4H),2.58(s,3H),1.32(t,3H);MS m/z[M+1]382.59。
【0085】
[実施例2]〜[実施例10]
前記実施例1の段階c〜eの手続きに従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0086】
以下、実施例11〜76の化合物が下記反応式3によって製造された。
【化19】

【0087】
前記式中、Rは前記化学式1で定義した通りである。
【0088】
[実施例11]
a.7−ビニルチエノ−[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
【化20】

【0089】
前記製造例1の段階dで製造された化合物を実施例1の段階c及びdの工程に導入して製造された7−ブロモチエノ−[3,2−d]ピリミジン−4-アミン(2.4g、10.43mmol)をジオキサン(30mL)に溶解させ後、20分間窒素を流した。Pd(PPh(723mg、0.63mmol)とトリブチルビニル錫(3.35mL、11.5mmol)を添加した後、120℃で7時間攪拌し、室温に冷却した。反応混合物に10%フッ化カリウム溶液(30mL)を添加して2時間の間攪拌した。反応溶液を珪藻土パッドで濾過して酢酸エチルで洗浄した。水層を酢酸エチルで抽出した。結合された有機層を硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮した。この反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM/MeOH=95/5)で精製して標題化合物を黄色固体として得た。
【0090】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.41(s,1H),8.14(s,1H),6.95(dd,1H),6.36(d,1H),5.38(d,1H)。
【0091】
b.7−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ−[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
【化21】

【0092】
7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン(94mg、0.53mmol)、2−ブロモ−5−ヨード−1,3−ジメトキシベンゼン(200mg、0.58mmol)、Pd(OAc)(7.1mg、0.032mmol)、トリ−(2−フリル)ホスフィン(11mg、0.048mmol)、及びジイソプロピルアミン(0.207mL、1.17mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解させ、混合液を120℃で18時間攪拌した。これに水と酢酸エチルを添加し、酢酸エチルで抽出した。得された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色固体として得た。
【0093】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.48(s,1H),8.19(s,1H),7.91(d,1H),7.48(s,2H),7.45(d,1H),6.93(s,2H),3.90(s,6H);MS m/z[M+1]392.01,393.99。
【0094】
[実施例12]〜[実施例76]
前記実施例11の段階bの手続きに従って、対応する出発物質のそれぞれを用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0095】
以下、実施例77の化合物が下記反応式4によって製造された。
【化22】

【0096】
[実施例77]7−ペンエチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
前記実施例31で製造した(E)−N−シクロプロピル−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン(20mg、0.068mmol)とPd(OH)(20mg)をTHF(2mL)に溶解させた後、水素ガス(1気圧)下で室温で24時間攪拌した。混合液を珪藻土パッドで濾過し、減圧下で濃縮して標題化合物を得た。
【0097】
MS m/z[M+1]256.22。
【0098】
[実施例78]〜[実施例104]
前記実施例77の手続きに従って、実施例11 〜76で製造された各々の化合物を出発物質として用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0099】
以下、実施例105の化合物が下記反応式5によって製造された。
【化23】

【0100】
[実施例105]
a.4−(メチルチオ)−7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン
【化24】

【0101】
前記製造例1の段階dで製造された7−ブロモ−4−(メチルチオ)チエノ−[3,2−d]ピリミジン(500mg、1.92mmol)とPd(PPh(138mg、0.12mmol)をジオキサン(6.5mL)に溶解した。これにトリブチルビニル錫(1.62mL、2.11mmol)を添加し、2.5時間120℃で攪拌し、室温に冷却した。この反応混合物に10%フッ化カリウム溶液を添加した後、室温で1時間攪拌した。反応液を珪藻土パッドで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。水層を酢酸エチルジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル/ヘキサン=5/95)で精製して標題化合物を黄色固体として得た。
【0102】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.05(s,1H),8.40(s,1H),7.02(dd,1H),6.45(d,1H),5.49(d,1H),2.74(s,3H)。
【0103】
b.4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド
【化25】

【0104】
4−(メチルチオ)−7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン(350mg,1.68mmol)をCHCl/MeOH(2mL/2mL)に溶解させ、−78℃に冷却した。反応混合液を30分間オゾン雰囲気下で維持し、窒素雰囲気下で追加5分間維持した後、室温で温度を上げた。これに硫化ジメチル(0.37mL、5.04mmol)を添加し、減圧下で濃縮した。反応濃縮物にジエチルエーテルを添加して固形化した。固体を濾過し、窒素で乾燥して標題化合物を得た。
【0105】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.30(s,1H),9.21(s,1H),9.13(s,1H),2.77(s,3H)。
【0106】
c.4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸塩
【化26】

【0107】
0℃でNaHPO−2HO(513mg、3.29mmol)水溶液(2mL)を4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド(300mg、1.68mmol)溶液(アセトン:ジメチルスルホキシド=1:1、6mL)に添加した。これにNaClO(194mg、2.15mmol)水溶液(2mL)を0℃で添加し、室温で2時間攪拌した。反応液に水(10mL)を添加して室温で2時間攪拌した。生成された固体を濾過し、水で洗浄した後、乾燥して標題化合物を白色固体として得た。
【0108】
1H NMR(400MHz,DMSO−d)δ8.98(s,1H),8.49(s,1H),2.72(s,1H)。
【0109】
以下、実施例106の化合物が下記反応式6によって製造された。
【化27】

【0110】
前記式中、R及びRは前記化学式1で定義した通りである。
【0111】
[実施例106]
a.N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化28】

【0112】
前記実施例105の段階cで製造された4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸(15mg、0.065mmol)、3,5−ジメトキシアニリン(10mg、0.065mmol)とHOBt(N−ヒドロキシベンゾトリアゾール、8.8mg、0.065mmol)をアセトニトリル(2mL)に溶解させた。これにEDCI(37mg、0.20mmol)を室温で添加し、15時間後、水を添加して反応を終えた後、室温で2時間攪拌し、濾過した。濾液を水で洗浄し、乾燥し、標題化合物を得た。
【0113】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.31(s,1H),9.22(s,1H),9.09(s,1H)7.00(s,2H),6.32(s,1H), 3.76(s,6H),2.80(s,3H)。
【0114】
b.N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化29】

【0115】
N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(10mg、2.77mmol)をジクロロメタン(1mL)に溶解させた。これにm−CPBA(4.77mg、2.77mmol)を0℃で添加し、3時間後、反応液と重炭酸ナトリウム水溶液を混合した。混合液をジクロロメタンで抽出し、得された有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後、減圧濃縮して標題化合物を得た。
【0116】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.22(s,1H),9.46(s,1H),9.34(s,1H),7.03(s,2H),6.33(s,1H), 3.77(s,6H),3.08(s,3H)。
【0117】
c.4−アミノ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化30】

【0118】
N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(2mg、0.005mmol)と2.0Mアンモニアイソプロパノール溶液(0.8mL)を密閉容器で混合して110℃で15時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却した後、減圧濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色固体として得た。
【0119】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.87(s,1H),8.89(s,1H),8.59(s,1H),7.91(s,2H),6.97(s,2H),6.30(s,1H),3.78(s,6H)。
【0120】
以下、実施例107の化合物が下記反応式7によって製造された。
【化31】

【0121】
[実施例107]
a.7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン
【化32】

【0122】
3−アミノ−4−メチルチオフェン−2−カルボン酸メチル(3.0g)(Aldrich社、Catalog No.546658)をホルムアミド(5mL)に溶解させ、200℃で3時間攪拌した後、室温に冷却した。これに水(50mL)を添加した後、室温で15時間攪拌した。反応液を濾過して得られた固体を水で洗浄した後、乾燥した。固体をアセトン/ジエチルエーテルに添加して攪拌し、濾過し、標題化合物を白色固体として得た。
【0123】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ12.50(br,1H),8.16(s,1H),7.86(s,1H),2.30(s,3H)。
【0124】
b.4−クロロ−7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン
【化33】

【0125】
7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン(1.5g)をオキシ塩化リン(phosphorous oxychloride、10mL)に溶解させ、110℃で2時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、減圧して濃縮した。反応濃縮物をジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウム水溶液の混合物に添加した。水層をジクロロメタンで4回抽出し、結合された有機層を硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下で濃縮して標題化合物を微白色固体として得た。
【0126】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.06(s,1H),8.24(s,1H),2.43(s,3H)。
【0127】
c.7−(ブロモメチル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン
【化34】

【0128】
4−クロロ−7−メチルチエノ[3,2−d]ピリミジン(6.62g、33.0mmol)とNBS(5.87g、33.0mmol)を四塩化炭素(100mL)に溶解させた。これに過酸化ベンゾイル(1.0g、80%純度)を添加し、100℃で1時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、珪藻土パッドで濾過した後、減圧下で濃縮して標題化合物を黄色固体として得た。
【0129】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.15(s,1H),8.75(s,1H),4.93(s,2H)。
【0130】
d.(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)酢酸メチル
【化35】

【0131】
7−(ブロモメチル)−4−クルロロチエノ[3,2−d]ピリミジン(9.17g、33.0mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(54mL)に溶解させた。これに酢酸ナトリウム(27g、330mmol)とヨウ化カリウム(10.96g、66.0mmol)を添加し、35℃で4時間攪拌した。反応混合物に酢酸エチルを添加し、水で5回洗浄し、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。反応液を硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製して標題化合物を微白色固体として得た。
【0132】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.06(s,1H),8.60(s,1H),5.38(s,2H),2.06(s,3H)。
【0133】
e.(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メタノール
【化36】

【0134】
(4−クルロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メチルアセテート(3.12g、12.06mmol)をTHF(240mL)に溶解させ、これに1N水酸化ナトリウム水溶液(100mL)を添加し、室温で30分間攪拌した。反応混合物に酢酸エチルを添加した後、水層を酢酸エチルで抽出した。結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮して標題化合物を白色固体として得た。
【0135】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.09(s,1H),8.33(s,1H),5.47(t,1H),4.84(d,2H)。
【0136】
f.4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド
【化37】

【0137】
(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メタノール(215mg、0.99mmol)とマンガン酸化物(MnO、863mg、9.9mmol、10eq)をクロロホルム(10mL)に溶解させ、70℃で2時間攪拌した後、常温に冷却した。反応液を珪藻土パッドで濾過し、減圧下で濃縮して標題化合物を白色固体で得た。
【0138】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.30(s,1H),9.40(s,1H),9.20(s,1H)。
【0139】
g.4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化38】

【0140】
クルロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド(100mg、0.47mmol)をジメチルスルホキシド(4.8mL)に溶解させ、10℃に冷却した。NaHPO.2HO(170mg、1.07mmol)を水(0.6mL)に溶解した水溶液を、これに添加して0℃に冷却した。NaClO(170mg、1.88mmol)を水(0.6mL)に溶解した水溶液を、これに0℃で徐々に滴加した。反応混合物を室温に昇温させ2時間攪拌した。これに水(10mL)を添加すると固体が生成されるが、この固体を2時間室温で攪拌した後、濾過して水で洗浄し、室温で乾燥して標題化合物を白色固体として得た。
【0141】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ9.07(s,1H),8.87(s,1H)。
【0142】
以下、実施例108〜136の化合物が下記反応式8によって製造された。
【化39】

【0143】
前記式中、R及びRは前記化学式1で定義した通りである。
【0144】
[実施例108]
a.4−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化40】

【0145】
実施例107の段階gで製造された4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸塩(23mg、0.10mmol)、2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシベンゼンアミン(19mg, 0.10mmol)、及びHOBT(N−ヒドロキシベンゾトリアゾール、13.5mg、0.10mmol)をアセトニトリル(2mL)に溶解させ、これにEDCI(57mg、0.30mmol)を室温で添加した。15時間後、水と酢酸エチルを反応液に添加した。水層を酢酸エチルで抽出した。結合された有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を得た。
【0146】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.69(s,1H),9.39(s,1H),8.88(s,1H),7.02(s,1H),3.84(s,6H)。
【0147】
b.4−アミノ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化41】

【0148】
4−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(7mg)及び2.0Mアンモニアイソプロパノール溶液(2mL)を密閉容器で混合し、70℃で10時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色固体として得た。
【0149】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.33(s,1H),8.94(s,1H),8.53(s,1H),7.95(s,2H),6.99(s,1H),3.89(s,6H)。
【0150】
c.4−(シクロプロピルアミノ)−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化42】

【0151】
4−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(5mg、0.013mmol)とシクロプロピルアミン(10μL)をイソプロパノール(2mL)に溶解させ、110℃で15時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色固体として得た。
【0152】
MS m/z[M+1]407.14,408.30。
【0153】
[実施例109]〜[実施例136]
前記実施例108の手続きに従って、対応する出発物質のそれぞれを用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0154】
以下、実施例137〜147の化合物が下記反応式9によって製造された。
【化43】

【0155】
前記反応式9において、Rは前記化学式1で定義した通りである。
【0156】
[実施例137]4−クロロ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化44】

【0157】
実施例119で製造された4−クロロ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(80mg、0.23mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、塩化スルフリル(sulfuryl chloride、0.2M in ジクロロメタン、2.3mL、0.46mmol)を0℃で30分間滴加し、室温で30分間攪拌した。反応混合物に飽和重炭酸ナトリウムを添加して反応液のpHを8に調節した。反応液をジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=40〜20:1)で精製して標題化合物を得た。
【0158】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.85(s,1H),9.41(s,1H),9.31(s,1H),3.88(s,6H)。
【0159】
[実施例138]〜[実施例147]
前記実施例137と実施例108の段階b及びcの手続きに従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0160】
以下、実施例148〜165の化合物が下記反応式10によって製造された。
【化45】

【0161】
前記式中、Rは前記化学式1で定義した通りである。
【0162】
[実施例148]
a.4−ブロモ−3,5−ジメトキシベンゼンアミン
【化46】

【0163】
3,5−ジメトキシアニリン(5.00g、32.6mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶解させ、−78℃に冷却した。テトラブチルアンモニウムトリブロミド(tetrabutylammonium tribromide、15.7g、32.6mmol)をジクロロメタン(75mL)に溶解した溶液をこれに−78℃で滴加した。反応混合物を30分間攪拌し、室温に徐々に温度を高めて5時間攪拌した。反応溶液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液に添加し、ジクロロメタンで抽出した。結合された有機層を水と塩水でそれぞれ洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下で濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製して標題化合物を微白色固体として得た。
【0164】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ5.95(s,2H),5.33(s,2H),3.70(s,6H)。
【0165】
b.N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化47】

【0166】
4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸(0.88g、3.81mmol)、4−ブロモ−3,5−ジメトキシベンゼンアミン(0.74g、3.18mmol)とHOBt(0.51g、3.81mmol)をアセトニトリル(15mL)に溶解させた。EDCI(2.18g、11.45mmol)を室温で反応液に添加し、15時間攪拌した。反応液を濾過し、生成された固体を乾燥して標題化合物を得た。
【0167】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.15(s,1H),9.38(s,1H),8.97(s,1H),7.27(s,2H),3.86(s,6H)。
【0168】
c.N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化48】

【0169】
4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸の代わりに実施例105の段階cで得た4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸塩を用い、2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシベンゼンアミンの代わりに4−ブロモ−3,5−ジメトキシベンゼンアミンを用いたことを除き、前記実施例108の段階aの手続と同様にして標題化合物を得た。
【0170】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.36(s,1H),9.22(s,1H),9.08(s,1H),7.25(s,2H),3.87(s,6H),2.80(s,3H)。
【0171】
d.N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化49】

【0172】
N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(1.36g、3.81mmol)をアセトニトリル(200mL)に溶解させ、これに塩化スルフリル(0.2M、溶媒:ジクロロメタン、50mL、10.0mmol)を0℃で30分間滴加し、室温で30分間攪拌した。これに飽和重炭酸ナトリウム水溶液を添加して溶液のpHを8に調節した。反応液をジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色固体として得た。
【0173】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.84(s,1H),9.36(s,1H),9.18(s,1H),3.86(s,6H);MS m/z[M+1]496.01,497.97,499.96。
【0174】
[他の製法]実施例148の段階cで製造されたN−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(0.58g、1.32mmol)をアセトニトリル(50mL)に溶解させ、これに塩化スルフリル(1.13mL)とジクロロメタン(70mL)の混合物を添加して0℃で30分間滴加し、室温で30分間攪拌した。反応混合物に飽和重炭酸ナトリウム水溶液を添加して溶液のpHを8に調節した。反応液をジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色固体として得た。
【0175】
[実施例149]〜[実施例165]
前記実施例148と実施例108の段階cの手続きに従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0176】
以下、実施例166の化合物が下記反応式11によって製造された。
【化50】

【0177】
[実施例166]4−クロロ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
実施例119で製造された4−クロロ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(80mg、0.23mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、これに塩化スルフリル(0.2M、溶媒:ジクロロメタン、2.3mL、0.46mmol)を0℃で30分間滴加し、室温で30分間攪拌した。反応混合物に飽和重炭酸ナトリウム水溶液を添加して溶液のpHを8に合調節した。反応液をジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=40〜20:1)で精製して標題化合物を得た。
【0178】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ10.74(s,1H),9.34(s,1H),9.26(s,1H),7.00(s,1H),3.97(s,1H)。
【0179】
[実施例167]〜[実施例172]
前記実施例166と実施例108の段階b及びcの手続きに従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0180】
以下、実施例173の化合物が下記反応式12によって製造された。
【化51】

【0181】
以上、本発明を前記実施例を中心として説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は、本発明の技術的思想の範囲内で通常の知識を有する者であれば多様な変形及び修正が可能であるということはもちろんのこと、これが以下に添付された特許請求の範囲に属するという事実を理解しなければならない。
【0182】
[実施例173]N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
実施例156で製造されたN−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(56mg、0.084mmol)をTHF(1mL)に溶解させて混合液を−78℃に冷却した。N−ブチルリチウム(1.6M、溶媒:ヘキサン、0.70mL、1.13mmol)をここに−78℃で滴加して30分間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を添加して反応を終結させて酢酸エチルで抽出した。水層をジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=10:1)で精製して標題化合物を白色の固体として得た。
【0183】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.45(s,1H),9.95(s,1H),8.92(s,1H),8.63(s,1H),7.46(d,2H),6.97(d,2H),6.95(s,1H),3.86(s,6H),3.16(m,4H),2.40(m,4H),2.36(q,2H),1.03(t,3H);MS m/z[M+1]587.26,589.15。
【0184】
以下実施例174の化合物は、下記反応式13に従って製造された。
【化52】

【0185】
前記式中、R及びRは、前記化学式1で定義された通りであり、Xはハロゲンである。
【0186】
[実施例174]N−(3,5−ジメトキシフェニル)−N−(4−メトキシベンジル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化53】

【0187】
実施例106の段階aで製造されたN−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(30mg、0.083mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(0.6mL)に溶解させて、ここに水素化ナトリウム(60%、溶媒:ミネラルオイル、33mg、0.83mmol)を室温で添加した。30分後、反応混合物にヨウ化テトラブチルアンモニウム(30mg、0.083mmol)とp−メトキシベンジルクロリ(17μL、0.125mmol)を添加した。6時間後、反応混合物に水を添加して反応を終結させて、水層を酢酸エチルで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を微白色の固体として得た。
【0188】
MS m/z[M+1]482.05,483.02。
【0189】
以下実施例175〜177の化合物は、下記反応式14に従って製造された。
【化54】

【0190】
前記式中、Rは前記化学式1で定義された通りである。
【0191】
[実施例175]4−アセトアミド−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化55】

【0192】
実施例167で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(10mg、0.025mmol)ピリジン(0.1mL)に溶解させて、ここに硝酸無水物(15μL、0.16mmol)を室温で添加した。反応混合物を80℃で12時間攪拌して減圧下で濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色の固体として得た。
【0193】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.47(br,1H),11.26(s,1H),9.15(s,1H),9.03(s,1H),6.96(s,1H),3.96(s,6H),2.31(s,3h);MS m/z[M+1]441.16,443.16。
【0194】
[実施例176]及び[実施例177]
前記実施例175の手続に従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0195】
以下実施例178〜183の化合物は、下記反応式15に従って製造された。
【化56】

【0196】
前記式中、Xは、NまたはCHであり、
Yは、ハロゲンであり、
Rは、H、ハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C1−6アルケニル、C1−6アルキニル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、C2−7ヘテロシクロアルキル、−(CHNR、−(CHOR、−(CHC(O)OR、−(CHC(O)NR、−(CHNRC(O)R、−(CHSR、−(CHS(O)R、または−(CHS(O)であり、
及びRは、前記化学式1で定義された通りである。
【0197】
[実施例178]N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチルピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化57】

【0198】
実施例167で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(10mg、0.025mmol)2−ブロモ−5−メチルピリジン(6.5mg、0.038mmol)、Pd(OAc)(0.6mg、0.003mmol)、キサントホス(2.9mg、0.005mmol),CsCO(16mg、0.05mmol)をジオキサン(1mL)に溶解させて、120℃で1.5時間攪拌した。水層を酢酸エチルで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物を白色の固体として得た。
【0199】
MS m/z[M+1]490.23,492.23.
[実施例179]〜[実施例183]
前記実施例178の手続に従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0200】
[実施例184]〜[実施例202]
実施例148の段階dで製造した化合物を出発物質として、前記実施例108の段階b〜cと実施例173の手続に従って適切な反応物質を用いて製造した(表1参照)。
【0201】
以下実施例203〜206の化合物は、下記反応式16に従って製造された。
【化58】

【0202】
[実施例203]N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化59】

【0203】
実施例148の段階dで製造されたN−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(100mg、0.20mmol)、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド(49mg、0.21mmol)、Pddba(8.2mg、0.008mmol)、キサントホス(14mg、0.024mmol)、CsCO(91mg、0.28mmol)をジオキサン(3mL)に溶解させて、120℃で2.5時間攪拌した。水層を酢酸エチルで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20〜10:1)で精製して標題化合物を得た。
【0204】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.57(s,1H),11.40(s,1H),9.20(s,1H),9.08(s,1H),8.03(d,2H),7,03(d,2H),3.86(s,6H),3.35(m,4H),2.50(m,4H),2.36(q,2H),1.04(t,3H);MS m/z[M+1]693.27,695.26。
【0205】
[実施例204]N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化60】

【0206】
N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミドの代わりに実施例166で製造された4−クロロ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミドを使用したことを除き、前記実施例203の手続と同様にして標題化合物を得た。
【0207】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.65(s,1H),11.27(s,1H),9.19(s,1H),9.10(s,1H),8.09(d,2H),7.15(d,2H),6.98(s,1H),3.97(s,6H),3.35(m,4H),2.50(m,4H),2.36(q,2H),1.04(t,3H);MS m/z[M+1]615.14。
【0208】
[実施例205]及び[実施例206]
前記実施例203の手続に従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0209】
[実施例207]〜[実施例214]
前記実施例178の手続に従って、実施例148、149、166または167で製造した化合物を出発物質として用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0210】
以下実施例215の化合物は、下記反応式17に従って製造された。
【化61】

【0211】
前記式中、Rは、前記化学式1で定義された通りである。
【0212】
[実施例215]N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ウレイド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化62】

【0213】
実施例167で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(20mg、0.05mmol)をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解させて、ここに水素化ナトリウム(60%、溶媒:ミネラルオイル、4mg、0.10mmol)を室温で添加した。30分後、反応混合物にトリフルオロ−m−トリルイソシアネート(7μL、0.05mmol)を添加した。2時間後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を添加して室温で15時間攪拌した。反応液を濾過して生成された固体を水で洗浄した。固体をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=100〜20:1)で精製して標題化合物を微白色の固体として得た。
【0214】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.24(s,1H),10.80(s,1H),10.72(s,1H),9.17(s,1H),9.00(s,1H),8.09(s,1H),7.77(d,1H),7.61(t,1H),7.44(d,1H),6.96(s,1H),3.96(s,6H);MS m/z[M+1]586.09,588.11。
【0215】
[実施例216]
前記実施例215の手続に従って、対応する出発物質を用いて標題化合物を製造した(表1参照)。
【0216】
以下実施例217〜219の化合物は、下記反応式18に従って製造された。
【化63】

【0217】
[実施例217]4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化64】

【0218】
実施例167で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(200mg、0.5mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解させて、ここにBBr(95μL、1.0mmol)を0℃で添加して室温で15時間攪拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を添加し、混合液を飽和重炭酸ナトリウム溶液に添加した。水層を酢酸エチルで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20〜10:1)で精製して標題化合物を微白色の固体として得た。
【0219】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.40(s,1H),10.61(s,1H),8.92(s,1H),8.53(s,1H),7.93(s,2H),6.75(s,1H),3.83(s,3H);MS m/z[M+1]385.10,387.10。
【0220】
[実施例218]4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジヒドロキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化65】

【0221】
実施例167で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(200mg、0.5mmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解させて、ここにBBr(95μL、1.0mmol)を0℃で添加して室温で15時間攪拌した。ここに、飽和塩化アンモニウム水溶液を添加し、混合液を飽和重炭酸ナトリウム溶液に添加した。水層を酢酸エチルで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20〜10:1)で精製して標題化合物を微白色の固体として得た。
【0222】
MS m/z[M+1]371.09,373.03。
【0223】
[実施例219]4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化66】

【0224】
実施例217で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(15mg、0.039mmol)とCsCO(127mg、0.39mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(0.1mL)に溶解させた後、ここに2−クロロ−N,N−ジメチルエタンアミン塩酸塩(28mg、0.195mmol)を室温で添加した。15時間後、反応混合物に水を添加し、水層を酢酸エチルで抽出した。結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をクロマトグラフィ−(prep.TLC、DCM:MeOH=20:1、1%の7.0Mアンモニア、溶媒:MeOH)で精製して標題化合物を微白色の固体として得た。
【0225】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.45(s,1H),8.92(s,1H),8.53(s,1H),7.93(s,2H),6.98(s,1H),4.21(t,2H),3,94(s,3H),2.68(m,2H),2.66(s,6H);MS m/z[M+1]456.10,458.10。
【0226】
[実施例220]〜[実施例231]
前記実施例178の手続に従って、実施例148、149、166または167で製造された化合物を出発物質として用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0227】
[実施例232]6−(7(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−1H−インダゾール−3−カルボン酸エチル
【化67】

【0228】
実施例167で製造された4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(30mg、0.075mmol)、1−t−ブチル3−エチル−6−ブロモ−1H−インダゾール−1,3−ジカルボン酸塩(28mg、0.075mmol)、Pddba(6.9mg、0.0075mmol)、キサントホス(8.7mg、0.015mmol)とCsCO(49mg、0.15mmol)をジオキサン(2mL)に溶解させて120℃で6時間攪拌した。反応混合物に水を添加して水層を酢酸エチルで抽出した。結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮した。反応濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=20:1)で精製して標題化合物(9.5mg)を白色の固体として得た。
【0229】
H NMR(400MHz,DMSO−d)δ11.37(s,1H),10.36(s,1H),9.04(s,1H),8.82(s,1H),8.39(s,1H),8.04(d,1H),7.63(d,1H),6.96(s,1H),4.39(q,2H),1.38(t,3H);MS m/z[M+1]586.99,588.97。
【0230】
以下実施例233〜235の化合物は、下記反応式19に従って製造された。
【化68】

【0231】
[実施例233]
a.2−(ベンジルアミノ)酢酸エチル
【化69】

【0232】
BnNH(21.7mL、0.2mol)とEtN(30mL、0.22mol)をCHCl(200mL)に溶解させて、ここにエチルブロモアセテート(20mL、0.18mol)を0℃で添加して室温で1.5時間攪拌した。反応混合物を濾過して濾液を濃縮した。固体と濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー法(酢酸エチル:ヘキサン=1:9→1:5→1:2)で精製して標題化合物(24.1g、69%)を得た。
【0233】
H NMR(CDCl)δ7.29(m,5H),3.80(s,2H),3.31(s,2H),1.90(bs,1H),1.48(s,9H)。
【0234】
b.3−アミノ−1−ベンジル−1H−ピロール−2,4−ジカルボン酸ジエチル
【化70】

【0235】
2−(ベンジルアミノ)酢酸エチル(24.1g、0.13mol)、2−シアノ−3−エトキシアクリル酸エチル(23.2g、0.14mol)をトルエン(200mL)に溶解させて、ここにEtN(19.1mL、0.14mol)を室温で添加して100℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却した後、減圧下で濃縮した。濃縮液にTHF(200mL)とDBUを添加して80℃で3日間攪拌した。反応液を室温に冷却してシリカゲルパッドで濾過した後、濾液を濃縮して標題化合物(29.5g、75%)を得た。
【0236】
H NMR(CDCl)δ7.33(m,4H),7.12(m,2H),5.76(bs,2H),5.40(s,2H),4.26(m,4H),1.33(m,6H)。
【0237】
c.5−ベンジル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル
【化71】

【0238】
3−アミノ−1−ベンジル−1H−ピロール−2,4−ジカルボン酸ジエチル(29.5g、0.093mol)と酢酸ホルムアミジン(29.1g、0.28mol)をN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)に溶解させて110℃で1日間攪拌した後、室温に冷却した。反応混合物にNaHCO水溶液を添加して反応液のpHを7に調整した。反応液を濾過し、固体を酢酸エチルで洗浄して標題化合物(21.8g、79%)を得た。
【0239】
H NMR(DMSO−d)δ8.19(s,1H),7.93(m,1H),7.29(m,5H),5.64(s,2H),4.24(q,2H),1.25(t,3H)。
【0240】
d.5−ベンジル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸
【化72】

【0241】
5−ベンジル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸エチル(1g、3.36mmol)をTHF/HO(1:1、30mL)に溶解させた。ここに水酸化リチウム一水和物(620mg、14.87mol)を室温で添加し、90℃で4時間攪拌して室温に冷却した。反応液を濾過して固体を水で洗浄して標題化合物(800mg、88%)を得た。
【0242】
H NMR(CDCl+DMSO−d)δ12.1(bs,1H),7.93(s,1H),7.74(s,1H),7.46(s,1H),7.31(m,5H),5.68(m,2H)。
【0243】
e.5−ベンジル−N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化73】

【0244】
5−ベンジル−4−オキソ−4,5−ジヒドロ−3H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸(793mg、2.94mmol)をPOCl(15mL)に溶解させて110℃で2時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、減圧下で濃縮した。反応濃縮物にTHF(25mL)を添加し、4−ブロモ−3,5−ジメトキシベンゼンアミン(682mg、2.94mmol)とトリエチルアミン(1.1mL、8.4mmol)を0℃で添加した。混合液を室温で1時間攪拌して反応液を濾過して固体をTHFで洗浄して標題化合物(1.4g、95%)を得た。
【0245】
H NMR(CDCl)δ10.20(s,1H),8.89(s,1H),8.27(s,1H),7.38(m,3H),7.18(m,2H),7.12(s,2H),5.78(s,2H),3.95(s,6H)。
【0246】
f.5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化74】

【0247】
5−ベンジル−N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(60mg、0.12mmol)をアセトニトリル(1.5mL)に溶解させて、ここに2.0M SOClアセトニトリル溶液(3.0mL)を0℃で滴加し、室温で1時間攪拌して減圧下で濃縮した。反応濃縮物にジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウム水溶液を添加した。水層を酢酸エチルジクロロメタンで抽出し、結合された有機層を塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥して減圧濃縮して標題化合物(37mg、54%)を得た。
【0248】
H NMR(CDCl)δ10.10(s,1H),8.89(s,1H),8.30(s,1H),7.40(m,3H),7.20(m,2H),5.76(s,2H),3.92(s,6H)。
【0249】
[実施例234]4−アミノ−5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化75】

【0250】
5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(200mg、0.30mmol)を7.0Mアンモニアメタノール溶液(6mL)に溶解させて、密閉条件下で120℃で6時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却して減圧下で濃縮した。反応濃縮物に酢酸エチルを添加して濾過して標題化合物(150mg、77%)を得た。
【0251】
H NMR(DMSO−d)δ10.32(s,1H),8.29(d,2H),7.48(m,3H),7.26(d,2H),7.02(bs,2H),5.74(d,2H),3.84(s,6H)。
【0252】
[実施例235]4−アミノ−5−ベンジル−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
【化76】

【0253】
4−アミノ−5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド(30mg、0.054mmol)をTHF(1mL)に溶解させて−78℃に冷却した。冷却液に1.6Mn−BuLiヘキサン溶液(0.34mL、0.54mmol)を滴加して−78℃で2時間攪拌した。反応混合物に水を添加して反応を終結させた。反応液を濾過して固体をシリカゲルクロマトグラフィー法(DCM:MeOH=50:1)で精製して標題化合物(5mg、20%)を得た。
【0254】
H NMR(DMSO−d)δ10.40(s,1H),8.28(s,2H),7.39(m,3H),7.28(m,2H),7.01(s,2H),6.93(s,1H),5.72(s,2H),3.95(s,6H)。
【0255】
[実施例236]〜[実施例304]
前記実施例106、108、173、または178の手続に従って、対応する各々の出発物質を用いてそれぞれの標題化合物を製造した(表1参照)。
【0256】
前記実施例1〜304で製造した化合物に対する構造式、NMR及び/またはMassデータを下記表1に示す。
【表1−1】

【表1−2】

【表1−3】

【表1−4】

【表1−5】

【表1−6】

【表1−7】

【表1−8】

【表1−9】

【表1−10】

【表1−11】

【表1−12】

【表1−13】

【表1−14】

【表1−15】

【表1−16】

【表1−17】

【表1−18】

【表1−19】

【表1−20】

【表1−21】

【表1−22】

【表1−23】

【表1−24】

【表1−25】

【表1−26】

【表1−27】

【表1−28】

【表1−29】

【表1−30】

【表1−31】

【表1−32】

【表1−33】

【表1−34】

【表1−35】

【表1−36】

【表1−37】

【表1−38】

【表1−39】

【表1−40】

【表1−41】

【表1−42】

【表1−43】

【表1−44】

【表1−45】

【表1−46】

【表1−47】

【表1−48】

【表1−49】

【表1−50】

【表1−51】

【表1−52】

【表1−53】

【表1−54】

【表1−55】

【表1−56】

【表1−57】

【表1−58】

【表1−59】

【表1−60】

【表1−61】

【表1−62】

【表1−63】

【表1−64】

【表1−65】

【表1−66】

【表1−67】

【表1−68】

【表1−69】

【表1−70】

【表1−71】

【表1−72】

【表1−73】

【表1−74】

【表1−75】

【表1−76】

【表1−77】

【表1−78】

【表1−79】

【表1−80】

【表1−81】

【表1−82】

【表1−83】

【表1−84】

【表1−85】

【表1−86】

【表1−87】

【表1−88】

【表1−89】

【表1−90】

【表1−91】

【表1−92】

【表1−93】

【表1−94】

【表1−95】

【表1−96】

【表1−97】

【表1−98】

【表1−99】

【表1−100】

【表1−101】

【表1−102】

【表1−103】

【表1−104】

【表1−105】

【表1−106】

【表1−107】

【表1−108】

【表1−109】

【表1−110】

【0257】
前記実施例で製造した本発明の化合物を活性成分として下記のように製剤化した。
【0258】
製剤例1:錠剤(直接打錠)
ふるいを通した5.0mgの活性成分、14.1mgのラクトース、0.8mgのクロスポビドンUSNF及びト0.1mgのステアリン酸マグネシウムを混合して加圧して活性成分のそれぞれを含む経口投与用錠剤を作製した。
【0259】
製剤例2:錠剤(湿式造粒)
ふるいを通した5.0mgの活性成分、16.0mgのラクトース、及び4.0mgの澱粉を混合し、0.3mgのポリソルベート80を純水に溶解した溶液をここに添加した後、乾燥及び粒子化した。前記粒子をふるいにかけた後、ふるいにかけられた粒子、2.7mgのコロイド状二酸化ケイ素及び2.0mgのステアリン酸マグネシウムを混合した後、生成された混合物を加圧して活性成分のそれぞれを含む経口投与用錠剤を作製した。
【0260】
製剤例3:粉末とカプセル剤
ふるいを通した5.0mgの活性成分、14.8mgのラクトース、10.0mgのポリビニルピロリドン、及び0.2mgのステアリン酸マグネシウムを混合した後、混合物を装置を用いて、5号硬のカプセルに充填して活性成分のそれぞれを含む経口投与用ゼラチンカプセルを作製した。
【0261】
製剤例4:注射剤
活性成分として100mgを含有させ、その他にも180mgのマンニトール、26mgのNaHPO12HO及び2974mgの蒸留水を含有させて注射剤を製造した。
【0262】
試験例:キナーゼの阻害(IC50
前記実施例で製造された本発明の化合物(試験化合物)のキナーゼ阻害活性を分析してIC50値として示した。
【0263】
以下の試験例1〜3で用いられたすべてのキナーゼは、Upstate社製である。
【0264】
試験例1:Her1、Her2、Her4、Flt1、Flt3、Flt4、KDR、PDGFRα、PDGFRβ、FGFR,Kit及びFmsキナーゼの阻害
100mM HEPES(pH7.4)、25mM MgCl、10mM MnCl及び250μM NaVOを混合してキナーゼ緩衝剤(kinase buffer)を製造した。測定しようとするそれぞれのキナーゼを活性によって反応当たり25〜300ngの濃度で前記製造したキナーゼ緩衝剤で希釈した。また、試験化合物のそれぞれをキナーゼ緩衝剤で100nMから0.1nMまでの濃度で順次に希釈した。96−ウェルマイクロプレートのそれぞれのウェルに前記試験化合物のそれぞれの希釈液と希釈されたキナーゼをそれぞれ10μlずつ入れて、前記プレ−トを室温で10分間培養した。ここに基質とATPをそれぞれ10μlずつ連続して添加してキナーゼ反応を始めた。反応混合物を室温で1時間培養した。ATPはキナーゼのKm値によって決定された濃度まで蒸留水に希釈して溶液の形態で使用した。10〜100ng/mL poly(Glu,Tyr)4:1(Sigma社)を基質として使用した。10μlの6mM EDTAをそれぞれのウェルに入れて5分間攪拌して反応を終結させた。リン酸化程度を測定するために抗ホスホチロシン抗体(anti−phosphotyrosine antibody)とフルオレセイン標識ホスホペプチド(fluorescein−labeled phosphopeptide)を含む50μlの溶液を反応混合物に入れて30分間培養した。それぞれのウェルの蛍光偏光(fluorescence polarization:FP)値は、VictorTMD蛍光度計(Perkin Elmer Lifesciences社製)を用いて測定した。
【0265】
試験例2:IGR1R、Ret、Tie2及びMetキナーゼの阻害
キナーゼ緩衝剤の組成と基質組成を変化させたことを除き、前記試験例1の手続を行ってキナーゼ阻害活性を測定した。具体的に250mM HEPES(pH7.4)、0.05% BRIJ−35、50mM MgCl及び5mM EGTAを混合してキナーゼ緩衝剤を製造した。Ablの基質として1μM Abltideを使用し、Ret、IGF−1R及びMetの基質として1μM IGF1Rtideを使用し、Tie2の基質としてpoly(Glu、Tyr)4:1を使用した。
【0266】
試験例3:Src、Lck、Fsyn及びLynキナーゼの阻害
Srcキナーゼの阻害活性は、Srcキナーゼ分析キット(ProfluorTM、Promega社製)を用いて測定した。測定しようとするそれぞれのキナーゼを反応当たり25ngの濃度でキット(kit)に提供されたキナーゼ緩衝剤で希釈した。また、試験化合物のそれぞれを10%DMSOで100μMから0.1nMまでの濃度で順次に希釈した。96−ウェルマイクロプレートのそれぞれのウェルに前記試験化合物のそれぞれ5μlの希釈液と希釈された20μlのキナーゼを入れて、前記プレ−トを室温で10分間培養した。ここに25μlのATPを添加して1時間培養した後、反応液にプロテアーゼ(protease)溶液を入れて1時間培養した。反応液に25μlの安定化(stabilizer)溶液を入れて遮光した状態で5分間培養した。それぞれのウェルの吸光度を蛍光リーダー(fluorescence reader)(Molecular Devices社製)で測定した(励起波長:485nm、放出波長:530nm)。
【0267】
試験セルの最終濃度と試験化合物で処理されないウェルで培養されたセルの初期濃度(100%とみなす)との差に基づいてIC50(50%の阻害が起きる濃度)を算出した。試験化合物のFGFRキナーゼに対するIC50値を下記表2に、そして実施例177で得られた試験化合物の多様なキナーゼに対するIC50値を下記表3に示す。
【表2】

【表3】

【0268】
前記表2及び3から分かるように、本発明の化合物は、FGFRキナーゼを含む多様なキナーゼに対して優れた阻害活性を示した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記化学式1の構造を有する二環式ヘテロアリール誘導体、その薬学的に許容可能な塩、水和物及び溶媒化物からなる群より選択される化合物:
【化1】

前記式中、
Wは、CHまたはNであり、
Xは、CH、SまたはNRであり、
は、H、C1−4アルキル、またはC3−14アリールで置換されたC1−4アルキルであり、
Yは、−(CH、−CHCR、−CCR、−(CHNR、−(CHOR、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NR、−NRC(O)R、または−S(O)NRであり、
nは、0〜3の整数であり、
は、HまたはC1−6アルキルであり、
は、H、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、またはC2−7ヘテロシクロアルキルであり、前記Rは、ハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−NR、−OR、−C(O)NR及び−NRC(O)Rからなる群より選択される少なくとも一つの置換基で置換されており、
及びRは、それぞれ独立的にH、C1−6アルキル、またはC3−7シクロアルキルであり、
Zは、H、ハロゲン、C1−6アルキル、−OR、−SR、−S(O)R、−S(O)、−NR、−NRC(O)R、−NRC(O)NR、−NRC(S)NR、または−NRS(O)であり、
は、HまたはC1−6 アルキルであり、
は、H、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、またはC2−7ヘテロシクロアルキルであり、前記Rは、ハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、C2−7ヘテロシクロアルキル、−(CHNR、−(CHOR、−(CHC(O)OR、−(CHC(O)NR、−(CHNRC(O)R、−(CHSR、−(CHS(O)R及び−(CHS(O)からなる群より選択される少なくとも一つの置換基で置換されており、
mは、0〜3の整数であり、
及びRは、それぞれ独立的にH、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール、またはC2−7ヘテロシクロアルキルであり、前記R及びRはそれぞれ独立的にハロゲン、−CF、−NO、−CN、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、−NR1010、−OR10、C3−14アリール、C2−13ヘテロアリール及びC2−7ヘテロシクロアルキルからなる群より選択される少なくとも一つの置換基で置換されることができ、
10は、HまたはC1−6アルキルである。
【請求項2】
前記WはCHであり、
前記XはSであることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記Yは、−(CH、−CHCR、−CCR、−C(O)OR、または−C(O)NRであり、
前記Zは、−NR、−NRC(O)R、−NRC(O)NR、または −NRC(O)NRであり、
〜Rは、請求項1で定義した通りであることを特徴とする、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
前記Yは、−(CH、−CHCR、−CCR、−C(O)OR、または−C(O)NRであり、RはHであり、Rは、フェニル、2−フルオロフェニル、2−ヒドロキシフェニル、4−アミノフェニル、4−メトキシフェニル、4−ニトロフェニル、2−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、3−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、4−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、2,6−ジメチルフェニル、2−クロロ−6−メチルフェニル、3,5−ジメトキシフェニル、3−シアノ−5−メトキシフェニル、3−カルバモイル−5−メトキシフェニル、4−クロロ−3−フルオロフェニル、2,3−ジクロロフェニル、4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル、2−クロロ−4−メチルフェニル、5−フルオロ−2−メチルフェニル、5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル、2−メチル−5−ニトロフェニル、2−メチル−5−カルボエトキシフェニル、2−メチル−5−(シクロプロピルカルバモイル)フェニル、2−メチル−5−(シクロプロピルカルボニルアミノ)フェニル、4−アミノ−3−フルオロフェニル、4−アミノ−2−メチルフェニル、5−アミノ−2−メチルフェニル、4−アミノ−2−フルオロフェニル、2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル、5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3,5−ジメチルフェニル、2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル、2,6−ジクロロ−3,5−ジヒドロキシフェニル、2,6−ジクロロ−3−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−メトキシフェニル、4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル、2,4,6−トリクロロ−3,5−ジメトキシフェニル、4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル、4−アミノナフタレン−1−イル、2−クロロピリジン−4−イル、2,3−ジアミノピリジン−4−イル、6−アセチルチオフェン−2−イル、3−(シクロプロピルカルバモイル)クマリン−6−イル、1H−ピラゾール−4−イル、6−メトキシベンゾフラン−4−イル、6−メトキシキノリン−8−イル、6−メチルピリジン−3−イル、3−フェノキシフェニル及びベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルからなる群より選択されることを特徴とする、請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
前記Zは、アミノ、ジエチルアミノ、2−ヒドロキシエチルアミノ、シクロプロピルアミノ、2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ、2−モルホリノエチルアミノ、フェネチルアミノ、2−ヒドロキシエチルアミノ、(ヒドロキシカルボニル)メチルアミノ、(エトキシカルボニル)メチルアミノ、2−(フェニルアミノ)エチルアミノ、3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ、3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ、3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピルアミノ、4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ブチルアミノ、4−(1H−イミダゾール−1−イル)ブチルアミノ、5−(ジエチルアミノ)ペンチルアミノ、5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ペンチルアミノ、5−(1H−イミダゾール−1−イル)ペンチルアミノ、ピペリジン−4−イルアミノ、2,4−ジメトキシベンジルアミノ、フェニル、2,3,4−トリフルオロフェニルアミノ、3−クロロ−4−フルオロフェニルアミノ、3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ、4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ、4−モルホリノフェニルアミノ、4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ、3(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−プロピオニルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(イソプロピルカルバモイル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(エトキシカルバモイル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)2−メトキシフェニルアミノ、4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)2−メトキシフェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ、4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ、4−(4−メチルピペラジン−1−イルアミノ)フェニルアミノ、4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニルアミノ、4−(ピペリジン−4−イルアミノ)フェニルアミノ、4−(4−(1−メチルピペリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ、4−メトキシフェニルアミノ、4−(ヒドロキシカルボニル)フェニルアミノ、4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルアミノ、4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ、4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)フェニルアミノ、4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)エチル)フェニルアミノ、4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ、4−(1−ベンジルピペリジン−4−イルカルバモイル)フェニルアミノ、4−(4−エチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルアミノ、4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ、ピリジン−2−イルアミノ、ピリジン−4−イルアミノ、4−メチルピリジン−2−イルアミノ、5−メチルピリジン−2−イルアミノ、6−メチルピリジン−3−イルアミノ、5−クロロピリジン−2−イルアミノ、5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)ピリジン−2−イルアミノ、5−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ、4−(((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−((2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、6−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−メチルピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−モルホリノピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3,5−ジメチルモルホリノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((1H−イミダゾール−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(2−モルホリノ−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−((2−メトキシエトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(ジエチルアミノ)ピリジン−2−イルアミノ、4−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ、4−(チアゾリジン−3−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ、4−(2−(ジエチルアミノ)−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ、5−カルバモイルピリジン−2−イルアミノ、5−(3−(ジエチルアミノ)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(モルホリン−4−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ、5−(4−メチルピペラジン−1−イルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ、6−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ、6−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン−4−イルアミノ、4−メチル−6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−2−イルアミノ、6−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ、5−ニトロチアゾール−2−イルアミノ、2−アミノ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル、2−アミノ−5−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル、1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ、6−メチルベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ、1H−インダゾール−6−イルアミノ、5−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ、3−エトキシカルボニル−1H−インダゾリル−6−アミノ、アセトアミド、シクロプロパンカルボキサミド、ベンズアミド、4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド、1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ、メチルスルホンアミド、3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ウレイド及び3−(エトキシカルボニル)チオウレイドからなる群より選択されることを特徴とする、請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
前記化学式1の構造を有する二環式ヘテロアリール誘導体は、下記化合物からなる群より選択されることを特徴とする請求項1に記載の化合物:
1)3−((4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)4−メチル安息香酸エチル
1a)4−(メチルチオ)−7−((トリメチルシリル)エチニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン
1b)7−エチニル−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン
1c)4−メチル−3((4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
1d)4−メチル−3((4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
2)3−((4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)4−メチル安息香酸エチル
3)4−メチル−3−((4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
4)3−((4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)4−メチル安息香酸エチル
5)4−メチル−3−((4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチニル)安息香酸エチル
6)N−シクロプロピル−7−((3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
7)7−((4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
8)7−((4−ブロモ−2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
9)7−((4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
10)7−((2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)エチニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
11)7−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
11a)7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
12)(E)−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
13)(E)−7−(4−メトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
14)(E)−2−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェノ−ル
15)(E)−7−(4−アミノスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
16)3−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチル安息香酸(E)−エチル
17)(E)−2−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピルベンズアミド
18)(E)−3−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピルベンズアミド
19)(E)−4−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピルベンズアミド
20)(E)−3(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピル−4−メチルベンズアミド
21)(E)−7−(4−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
22)(E)−2−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−フルオロフェノール
23)(E)−7−(4−アミノ−2−フルオロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
24)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
25)(E)−7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)ビニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
26)(E)−5−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ピリジン−2,3−ジアミン
27)(E)−1−(5−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)チオフェン−2−イル)エタノン
28)(E)−6−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−N−シクロプロピル−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド
29)(E)−7−(4−アミノ−3−フルオロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
30)(E)−7−(2−メチル−5−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
31)(E)−N−シクロプロピル−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
32)(E)−N−シクロプロピル−7−(4−メトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
33)(E)−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェノ−ル
34)(E)−7−(4−アミノスチリル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
35)3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチル安息香酸(E)−エチル
36)(E)−N−シクロプロピル−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
37)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
38)(E)−N−シクロプロピル−4−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
39)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチルベンズアミド
40)(E)−N−シクロプロピル−7−(4−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
41)(E)−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−フルオロフェノール
42)(E)−7−(4−アミノ−2−フルオロスチリル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
43)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
44)(E)−7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)ビニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
45)(E)−7−(2−(1H−ピラゾール−4−イル)ビニル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
46)(E)−5−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ピリジン−2,3−ジアミン
47)(E)−1−(5−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)チオフェン−2−イル)エタノン
48)(E)−N−シクロプロピル−6−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド
49)(E)−7−(4−アミノ−3−フルオロスチリル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
50)(E)−N−シクロプロピル−7−(2−メチル−5−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
51)(E)−N−(3(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド
52)(E)−N−シクロプロピル−3(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
53)(E)−N−シクロプロピル−4−メチル−3(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
54)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
55)(E)−N−(4−メチル−3−(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド
56)(E)−N−シクロプロピル−4−メチル−3−(2−(4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
57)(E)−N−(4−メチル−3(2−(4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド
58)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−スチリルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
59)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(4−メトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
60)(E)−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)フェノ−ル
61)(E)−7−(4−アミノスチリル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
62)3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチル安息香酸(E)−エチル
63)(E)−N−シクロプロピル−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
64)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
65)(E)−N−シクロプロピル−4−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)ベンズアミド
66)(E)−N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチルベンズアミド
67)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(4−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
68)(E)−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−フルオロフェノール
69)(E)−7−(4−アミノ−2−フルオロスチリル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
70)(E)−7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)ビニル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
71)(E)−7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)ビニル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
72)(E)−N−(3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)ビニル)−4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド
73)(E)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(2−メチル−5−ニトロスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
74)7−(3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
75)7−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
76)7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシスチリル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
77)7−フェネチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
78)6−(2−(4−アミノチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−N−シクロプロピル−2−オキソ−2H−クロメン−3−カルボキサミド
79)7−(4−アミノ−2−メチルフェネチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
80)N−シクロプロピル−7−(4−メトキシフェネチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
81)2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)フェノ−ル
82)3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチル安息香酸エチル
83)N−シクロプロピル−2−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
84)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
85)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(シクロプロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチルベンズアミド
86)7−(4−アミノフェネチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
87)7−(2−(2−クロロピリジン−4−イル)エチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
88)7−(2−(1H−ピラゾール−4−イル)エチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
89)7−(5−アミノ−2−メチルフェネチル)−N−シクロプロピルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
90)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
91)N−シクロプロピル−4−メチル−3−(2−(4−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
92)N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−フェネチルチエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
93)N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)−7−(4−メトキシフェネチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
94)2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)フェノ−ル
95)3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチル安息香酸エチル
96)N−シクロプロピル−2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
97)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
98)N−シクロプロピル−4−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)ベンズアミド
99)N−シクロプロピル−3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−メチルベンズアミド
100)7−(4−アミノフェネチル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
101)2−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)−4−フルオロフェノール
102)7−(2−(4−アミノナフタレン−1−イル)エチル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
103)N−(3−(2−(4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)エチル)4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド
104)7−(5−アミノ−2−メチルフェネチル)−N−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
105)4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸
105a)4−(メチルチオ)−7−ビニルチエノ[3,2−d]ピリミジン
105b)4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド
106)4−アミノ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
106a)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
106b)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルフィニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
107)4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボン酸
107c)7−(ブロモメチル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン
107d)(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メチルアセテート
107e)(4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−イル)メタノール
107f)4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルバルデヒド
108)4−(シクロプロピルアミノ)−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
108a)4−クロロ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
108b)4−アミノ−N−(2,6−ジフルオロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
109)4−クロロ−N−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
110)N−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−メトキシチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
111)4−アミノ−N−(2−クロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
112)4−クロロ−N−(6−メトキシベンゾフラン−4−イル)−3−メチル−3,4−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
113)4−アミノ−N−(6−メトキシベンゾフラン−4−イル)−3−メチル−3,4−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
114)N−(6−メトキシベンゾフラン−4−イル)−3−メチル−4−(フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
115)4−クロロ−N−(3−シアノ−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
116)4−アミノ−N−(3−カルバモイル−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
117)4−クロロ−N−(6−メトキシキノリン−8−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
118)4−アミノ−N−(6−メトキシキノリン−8−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
119)4−クロロ−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
120)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−4−メトキシチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
121)4−(2,4−ジメトキシベンジルアミノ)−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
122)4−アミノ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
123)4−アミノ−N−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
124)4−アミノ−N−(6−メチルピリジン−3−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
125)4−アミノ−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
126)4−アミノ−N−(2,6−ジメチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
127)4−アミノ−N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
128)4−アミノ−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
129)4−アミノ−N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
130)4−アミノ−N−(2−フルオロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
131)4−アミノ−N−(2,3−ジクロロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
132)4−アミノ−N−(4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
133)4−アミノ−N−(2−クロロ−4−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
134)4−アミノ−N−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
135)4−アミノ−N−(2−メチル−5−ニトロフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
136)4−アミノ−N−(5−アミノ−2−メチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
137)4−クロロ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
138)4−メトキシ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
139)4−アミノ−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
140)4−(2−モルホリノエチルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
141)4−(フェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
142)4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
143)4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
144)4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
145)4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
146)4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
147)4−(ピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,4,6−卜リクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
148)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
148b)N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロチエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
148c)N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
149)4−アミノ−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
150)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
151)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
152)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
153)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
154)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
155)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−イソプロポキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
156)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
157)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ジエチルアミノ)ブチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
158)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(ジエチルアミノ)ペンチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
159)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
160)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ブチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
161)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ペンチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
162)4−(3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
163)4−(4−(1H−イミダゾール−1−イル)ブチルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
164)4−(5−(1H−イミダゾール−1−イル)ペンチルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
165)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
166)4−クロロ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
167)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
168)4−(シクロプロピルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
169)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−(ジメチルアミノ)エチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
170)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
171)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
172)4−(4−(1H−イミダゾール−1−イル)ブチルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
173)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
174)N−(3,5−ジメトキシフェニル)−N−(4−メトキシベンジル)−4−(メチルチオ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
175)4−アセトアミド−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
176)4−ベンズアミド−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
177)4−(シクロプロパンカルボキシアミド)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
178)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチルピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
179)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
180)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
181)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
182)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(4−エチルピペラジン−1−イル)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
183)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
184)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−メチルピリジン−3−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
185)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
186)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−ヒドロキシエチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
187)4−(4−(1−ベンジルピペリジン−4−イルカルバモイル)フェニルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
188)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
189)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
190)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
191)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)エチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
192)4−(7−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)安息香酸
193)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
194)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
195)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
196)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
197)4−(4−(1−ベンジルピペリジン−4−イルカルバモイル)フェニルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
198)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−カルボニル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
199)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(4−エチルピペラジン−1−イル)−2−オキソエチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
200)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)−3−(トリフルオロメチル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
201)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
202)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(ピロリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
203)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
204)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−エチルピペラジン−1−イル)ベンズアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
205)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルホンアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
206)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(メチルスルホンアミド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
207)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
208)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
209)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
210)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(3(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
211)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
212)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メチル−6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
213)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−ニトロチアゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
214)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メチル−6−(2−モルホリノエチルアミノ)ピリミジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
215)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)ウレイド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
216)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−(エトキシカルボニル)チオウレイド)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
217)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
218)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジヒドロキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
219)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−5−メトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
220)4−(2−アミノ−5−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
221)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−メチルベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
222)4−(2−アミノ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
223)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
224)4−(2−アミノ−5−(4−エチルピペラジン−1−イル)−6−フルオロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
225)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−メチルベンゾ[d]チアゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
226)4−(2−アミノ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−1−イル)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
227)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(1−(4−メトキシベンジル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
228)4−(1H−インダゾール−6−イルアミノ)−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
229)4−(1H−インダゾール−6−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
230)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
231)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−メチル−1H−ピラゾール−3−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
232)6−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)−1H−インダゾール−3−カルボン酸エチル
233)5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
233e)5−ベンジル−N−(4−ブロモ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−クロロ−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
234)4−アミノ−5−ベンジル−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
235)4−アミノ−5−ベンジル−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
236)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメチルフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
237)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシベンジル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
238)7−((4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェノキシ)メチル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−アミン
239)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ジメチルアミノ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
240)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メトキシフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
241)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
242)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
243)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−プロピオニルピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
244)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(イソプロピルカルバモイル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
245)4−(4−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)ピペラジン−1−カルボン酸エチル
246)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−モルホリノフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
247)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
248)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−メチルピペラジン−1−イルアミノ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
249)4−(4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
250)4−(5−クロロピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
251)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ピペリジン−4−イルアミノ)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
252)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(1−メチルピペリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
253)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル)フェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
254)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
255)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(モルホリン−4−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
256)4−(5−((1H−イミダゾール−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
257)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(2−モルホリノ−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
258)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−メチルピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
259)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
260)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3,5−ジメチルモルホリノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
261)4−(5−((4−アセチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
262)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((4−モルホリノピペリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
263)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−オキソピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
264)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(3−(ジエチルアミノ)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
265)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−(ジエチルアミノ)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
266)(R)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
267)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
268)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(4−メチルピペラジン−1−イルカルバモイル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
269)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3−(4−エチルピペラジン−1−イル)プロピルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
270)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−メチルピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
271)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
272)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
273)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(6−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
274)4−(5−カルバモイルピリジン−2−イルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
275)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((2−メトキシエトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
276)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((3(ジエチルアミノ)プロポキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
277)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−((2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
278)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(ピリジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
279)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((4−エチルピペラジン−1−イル)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
280)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(モルホリノメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
281)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
282)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ジエチルアミノ)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
283)4−アミノ−N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5−メチル−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
284)4−アミノ−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−5−メチル−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
285)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(3−(ジエチルアミノ)プロポキシ)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
286)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2,3,4−トリフルオロフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
287)N−(4−ブロモ−2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(3−クロロ−4−フルオロフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
288)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(ピペリジン−1−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
289)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2,3,4−トリフルオロフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
290)4−(3−クロロ−4−フルオロフェニルアミノ)−N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
291)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(チアゾリジン−3−イルメチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
292)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(2−(ジエチルアミノ)−2−オキソエチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
293)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((2−(ジエチルアミノ)エチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
294)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−(((2−ヒドロキシエチル)(メチル)アミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
295)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(4−((2−(ジエチルアミノ)エトキシ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
296)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(ジエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
297)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(ピペリジン−4−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
298)4−(4−((ジエチルアミノ)メチル)ピリジン−2−イルアミノ)−N−(3,5−ジメトキシフェニル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
299)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(5−(2−(ジメチルアミノ)アセトアミド)ピリジン−2−イルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
300)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(フェネチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
301)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−ヒドロキシエチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド
302)2−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)酢酸エチル
303)2−(7−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニルカルバモイル)チエノ[3,2−d]ピリミジン−4−イルアミノ)酢酸
304)N−(2,6−ジクロロ−3,5−ジメトキシフェニル)−4−(2−(フェニルアミノ)エチルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン−7−カルボキサミド。
【請求項7】
下記化学式1aの化合物を下記化学式2aの化合物と反応させることを含む下記化学式1eの化合物の製造方法:
【化2】

前記式中、W、X、Z及びRは、請求項1で定義した通りである。
【請求項8】
下記化学式1bの化合物を下記化学式2bの化合物と反応させることを含む下記化学式1fの化合物の製造方法:
【化3】

前記式中、W、X、Z及びRは、請求項1で定義した通りであり,Y´はハロゲンである。
【請求項9】
下記化学式1cの化合物を下記化学式2cの化合物と反応させることを含む下記化学式1の化合物の製造方法:
【化4】

前記式中、W、X、Z及びRは、請求項1で定義した通りであり、Y’’はハロゲンである。
【請求項10】
下記化学式1gの化合物を下記化学式2dの化合物と反応させることを含む下記化学式1hの化合物の製造方法:
【化5】

前記式中、W、X、Y及びRは、請求項1で定義した通りであり、Z’がハロゲンの場合、Z’’はNHであり、Z’がNHの場合、Z’’はハロゲンである。
【請求項11】
タンパク質キナーゼの過剰発現によって誘導された異常細胞増殖疾患の予防または治療用薬剤の製造のための請求項1に記載の化合物の用途。
【請求項12】
前記タンパク質キナーゼは、ALK、AMPK、Aurora A、Aurora B、 Aurora C、Axl、Blk、Bmx、BTK、CaMK、CDK2/cyclinE、CDK5/p25、 CHK1、CK2、c−RAF、DMPK、EGFR1、Her2、Her4、EphA1、EphB1、FAK、FGFR1、FGFR2、 FGFR3、FGFR4、Flt−1、Flt−3、Flt−4、Fms、Fyn、GSK3beta、HIPK1、IKKbeta、IGFR−1R、IR、Itk、JAK2、JAK3、KDR、Kit、Lck、Lyn、MAPK1、MAPKAP−K2、 MEK1、Met、MKK6、MLCK、NEK2、p70S6K、PAK2、PDGFR alpha、PDGFR beta、PDK1、Pim−1、PKA、PKBalpha、PKC alpha、Plk1、Ret、ROCK−I、Rsk1、SAPK2a、SGK、Src、Syk、Tie−2、Tec、Trk、またはZAP−70であることを特徴とする請求項11に記載の用途。
【請求項13】
前記異常細胞増殖疾患は、胃癌、肺癌、肝臓癌、大腸癌、小腸癌、膵臓癌、脳癌、骨癌、黒色腫、乳房癌、硬化性腺腫、子宮癌、子宮頸癌、頭頸部癌、食道癌、甲状腺癌、副甲状線癌、腎臓癌、肉腫、前立腺癌、尿道癌、膀胱癌、白血病、多発性骨髄腫、血液癌、リンパ種、線維腺腫、炎症、糖尿、肥満、乾癬、リウマチ性関節炎、血管腫、急性または慢性腎臓病、冠状動脈再狭窄症、自己免疫疾患、喘息、神経変性病、急性感染、または血管破裂による眼疾患であることを特徴とする、請求項11に記載の用途。
【請求項14】
細胞内シグナル伝達阻害剤(cell signal transduction inhibitors)、有糸分裂阻害剤(mitosis inhibitors), アルキル化剤(alkylating agents)、代謝拮抗剤(antimetabolites)、抗生剤(antibiotics)、成長因子阻害剤(growth factor inhibitors)、細胞周期阻害剤(cell cycle inhibitors)、トポイソメラーゼ阻害剤(topoisomerase inhibitors)、生体応答調節剤(biological reaction modifiers)、抗ホルモン剤(antihormonal agents)、抗アンドロゲン剤(antiandrogen)、細胞分化/増殖/生存阻害剤(cell differentiation/proliferation/survival inhibitors)、アポトーシス阻害剤(apoptosis inhibitors)、炎症阻害剤(inflammation inhibitors)及びP糖タンパク阻害剤(P−glycoprotein inhibitors)からなる群より選択される薬剤と併用投与されるか、または複合製剤化されることを特徴とする請求項11に記載の用途。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物を有効成分として含む、タンパク質キナーゼの過剰発現によって誘導された異常細胞増殖疾患の予防または治療用医薬組成物。
【請求項16】
請求項1に記載の化合物を哺乳動物に投与することを含む、タンパク質キナーゼの過剰発現によって誘導された異常細胞増殖疾患を予防または治療する方法。

【公表番号】特表2013−518098(P2013−518098A)
【公表日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−551091(P2012−551091)
【出願日】平成23年1月28日(2011.1.28)
【国際出願番号】PCT/KR2011/000615
【国際公開番号】WO2011/093672
【国際公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(599139534)ハンミ ファーム. シーオー., エルティーディー. (56)
【住所又は居所原語表記】#893−5,Hajeo−ri,Paltan−myeon,Hwaseong−si,Gyeonggi−do 445−910,Korea
【出願人】(304039548)コリア・インスティテュート・オブ・サイエンス・アンド・テクノロジー (36)
【Fターム(参考)】