ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のための方法
生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む組成物を生産するための方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[発明の分野]
本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のための方法に関係する。当該発明は、また、前記の方法によって生産されたナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、このような化合物を含む組成物に、ナノ粒子状の形態及び/又は組成物における前記の生物学的に活性な化合物を使用することで生産された医薬に、及び、前記の医薬を手段として投与された前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用する、人を包含する、動物の処置の方法に、関係する。
【背景技術】
【0002】
[背景]
不十分な生物学的利用能は、治療的な組成物、特に、生理学的なpHで水に不十分に可溶性のものである生物学的に活性な化合物を含有するそれらの化合物、の開発において遭遇させられた顕著な問題である。活性な化合物の生物学的利用能は、活性な化合物が、例えば、経口的な又は静脈内の手段を通じて、全身系の投与の後で体内のターゲットの組織に対して利用可能なものになるところの程度である。薬用量の形態並びに活性な化合物の溶解度及び溶解率を包含する、多数の因子は、生物学的利用能に影響を及ぼす。
【0003】
不十分に及び遅く水溶性の化合物は、循環へと吸収される前に、胃腸管から除去される傾向がある。加えて、不十分に可溶性の活性な薬剤は、毛細管を通じた血液の流れをブロックする薬剤の粒子のリスクのせいで、静脈内の投与について嫌われる又は安全でないものでさえある傾向がある。
【0004】
粒子状の薬物の溶解の率が、表面積を増加させるとともに増加することになることは、知られたことである。表面積を増加させることの一つの方式は、粒子サイズを減少させることである。その結果として、微細に分割された又は一定の大きさに作られた薬物を作ることの方法は、薬学的な組成物についての薬物の粒子のサイズ及びサイズの範囲を制御することに対するある見解と共に研究されてきたものである。
【0005】
例えば、ドライミリングの技術は、粒子サイズを低減するために、及び、よって薬物の吸収に影響するために使用されてきたものである。しかしながら、従来のドライミリングにおいては、微細度の限界は、一般に約100ミクロン(1000,000nm)の領域において到達させられるが、その点では、材料は、ミリングチャンバーにおいて固まると共に粒子サイズのいずれのさらなる削減をも予防する。あるいは、湿式のグランディングは、粒子サイズを低減するために用いられることがあるが、しかし、綿状化は、下側の粒子サイズの限界をおおよそ10ミクロン(10,000nm)に制限する。湿式のミリングの工程は、しかしながら、汚染を被りがちなものであるが、それによって、湿式のミリングに対する薬学的な技術における偏りに至る。別の代替のミリングの技術、商業的なエアジェット・ミリングは、約1ミクロンと同程度に低いものから約50ミクロン(1,000−50,000nm)までの平均的なサイズにおける範囲にわたる粒子を提供してきたものである。
【0006】
不十分に可溶性の活性な薬剤を処方するために現行で使用された数個のアプローチがある。一つのアプローチは、可溶性の塩として活性な薬剤を調製することである。このアプローチを用いることができない場合には、交替の(通常では、物理的な)アプローチは、活性な薬剤の溶解度を改善するために用いられる。交替のアプローチは、一般には、それの溶解度を改善するために薬剤の物理的な及び/又は化学的な性質を変化させるものである物理的な条件に活性な薬剤をかける。これらは、マイクロ・イオン化、結晶又は多形の構造の修飾、油に基づいた溶液の展開、共同溶媒の使用、表面の安定化剤又は錯化剤、マイクロ・エマルジョン、超臨界流体、及び固体の分散物及び溶液の生産のような工程の技術を包含する。これらの工程のうちの一つと比べてより多いものは、特定の治療的な化合物の処方を改善するために組み合わせで使用されることがある。
【0007】
このような薬学的な組成物を調製するためのこれらの技術は、複雑なものである経口がある。一例として、エマルション重合で遭遇させられた主な技術的な困難は、製造する工程の終了に(望ましくないレベルの毒性を有することがあるものである)未反応のモノマー又は開始剤のような、汚染物質の取り除きである。
【0008】
低減された粒子サイズを提供することの別の方法は、薬学的な薬物のマイクロカプセルの形成であるが、それらの技術は、超微粉砕すること、重合及び共同分散を包含する。しかしながら、これらの技術は、少なくともミリングによって得られたもののような十分に小さい粒子を生産することの無能力、及び、高価な製造する工程に至るものである、取り除くことが困難なものである毒性のモノマーのような、共同溶媒及び/又は汚染物質の存在を包含する多くの不都合を欠点としてもつ。
【0009】
最後の十年にわたって、熱烈な科学的な調査は、活性な薬剤の溶解度を改善することに向けて、ミリング及びグラインディングのような方法によって超微細な粉末へ薬剤を転換することによって、実行されてきたものである。これらの技術は、全体の表面積を増加させると共に平均的な粒子サイズを減少させることによって、粒子状の固体の溶解率を増加させるために使用されることがある。
【0010】
米国特許第6,634,576号明細書(特許文献1)は、“共同する共同混合物”生産するために、薬学的に活性な化合物のような、固体の基質を湿式でミリングすることの例を開示する。
【0011】
国際特許出願PCT/AU2005/001977(Nanoparticle Composition(s) and Method for Synthesis Thereof)は、とりわけ、機械化学的な合成の条件下で共同反応物と前駆体の化合物を接触させることのステップを含む方法を記載するが、それにおいては、前駆体の化合物と共同反応物との間における固体状態の化学反応は、担体マトリックスに分散させられた治療的に活性なナノ粒子を生産する。国際特許出願PCT/AU2005/001977において議論されたような、機械化学的な合成は、例えば、反応混合物へ機械的なエネルギーを移すためのミリング媒体の存在における反応混合物を攪拌することによって、化学反応、結晶構造の変換、又は材料若しくは材料の混合物における相変化を活性化する、開始する、又は促進させるための機械的なエネルギーの使用に言及すると共に、限定なしに、“機械化学的な活性化”、“機械化学的な加工”、“反応性のミリング”、及び関係付けられた工程を包含する。
【0012】
本発明は、先行の技術に付随の問題のいくつかを改良するものである、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のための方法を提供するか、又はそれに対する代替物を提供する。
【0013】
このような新規な化合物及びそれらを合成するための方法についての要望の例として、骨粗鬆症を考慮する。骨粗鬆症は、多様な病因から起こるものである疾患の群を記述するが、しかし、それらは、単位体積当たりの骨の質量の正味の喪失によって特徴付けられる。骨の質量のこの喪失及び結果として生じる骨の欠損の結果は、体のための適度な支持を提供するための骨格の不良である。骨粗鬆症の最も共通のタイプの一つは、閉経と関連させられる。大部分の女性は、月経の停止の後3から6年までの内に骨の小柱状の区画における骨の質量の約20%から約60%までを失う。この急速な喪失は、一般に、骨の吸収及び形成の増加と関連させられる。しかしながら、吸収性のサイクルは、より支配的なものであると共に、結果は、骨の質量の正味の喪失である。骨粗鬆症は、閉経期後の女性の間における共通の及び深刻な疾患である。
【0014】
閉経期後の骨粗鬆症の処置のための最も一般に受け入れられた方法は、エストロゲン補充療法である。治療が、一般には成功したものであるとはいえ、主としてエストロゲンの処置が頻繁に望まれない副作用を生じさせるので、治療との患者の応諾は、低いものである。処置の追加的な方法は、例えば、FosamaxTM(Merck & Co.,Inc.)のような、ビスホスホナート化合物の投与であるであろう。
【0015】
閉経期前の時間のいたるとろで、大部分の女性は、同じ年齢の男性と比べて心血管の疾患のより少ない発生率を有する。しかしながら、閉経期の後に続くものであるが、女性における心血管の疾患の率は、男性に見られた率に調和するようにゆっくりと増加する。保護のこの損失は、エストロゲンの損失に、及び、特に、血清脂質のレベルを規制するというエストロゲンの能力の損失に、リンクされてきたものである。血清脂質を規制するというエストロゲンの能力の性質は、必ずしも良好に理解されたものではないが、しかし、現在までのところの証拠は、エストロゲンが、過剰なコレステロールを取り除くために肝臓における低い密度の脂質(LDL)の受容体を上方制御することができることを示唆する。加えて、エストロゲンは、コレステロールの生合成におけるいくらかの効果及び心血管の健康における他の有益な効果を有するように見える。
【0016】
エストロゲン補充療法を有する閉経期後の女性における血清脂質が、閉経期前の状態に見出された濃度まで戻ることは、文献において報告されてきたことである。このように、エストロゲンは、この健康状態についての合理的な処置であるように見える。しかしながら、エストロゲン補充療法の副作用は、多数の女性に受け入れられないものであると共に、このようにこの治療の使用を限定する。この健康状態についての理想的な治療は、エストロゲンに類似の様式で血清脂質のレベルを規制するものであるが、しかし、エストロゲン治療法と関連させられた副作用及びリスクの欠けたものである、薬剤であろう。
【0017】
多くの構造的に関係付けられてない化合物は、エストロゲン受容体と相互作用すると共に特有の生体内のプロフィールを生産することが可能なものである。“純粋な”アンタゴニスト(例えば、ICI 164,384)の又は相対的に“純粋な”アゴニスト(例えば、17β−エストラジオール)の典型的な生体内のプロフィールを備えた化合物は、この分類におけるスペクトルの反対の末端を表す。これらの二つの極端の間にあるものは、ある一定の望まれた組織(例えば、骨)における全部の又は部分的なアゴニスト及び生殖組織におけるアンタゴニスト又は最小限のアゴニストとしての臨床的な及び/又は前臨床的な選択性によって特徴付けられた、SERM(“選択的なエストロゲン受容体修飾物質”)である。この薬理学的な分類内で、個々のSERMは、生殖組織における活性のプロフィールに基づいて、さらに分化されることがある。
【0018】
ラロキシフェン、第二世代のSERM、は、トリフェニルエチレンに基づいたエストロゲン受容体リガンドを超える明白な利点を伴った子宮の組織における潜在的に有用な選択性を表示する。このようなものとして、ラロキシフェンは、少なくとも、骨粗鬆症及び心血管の疾患を包含する、閉経期後の合併症の処置について、良好に適したものであるようにみえる。エストロゲン受容体の活性な薬剤の薬理学及び分子生物学においてさらなる前進がなされると、SERMのさらなる細分類が、エストロゲン系の化合物のこれらの新規な分類の治療的な有用性の増加させられた理解と一緒に将来において発展することがあることは、予期されたことである。
【0019】
ラロキシフェンの前進は、それの物理的な特徴、特に、生物学的利用能に影響を及ぼすものである、低い溶解度、によって妨げられてきたものである。それに応じて、ラロキシフェンの物理的な特徴におけるいずれの改善も、潜在的には、より有益な治療を提示する。特に、溶解度を増加させてきたものであるラロキシフェンの形態、このような形態の調製の方法、このような形態を含む薬学的な処方、及びこのような処方の使用の方法を提供することは、当技術に対する顕著な寄与であるであろう。
【0020】
本発明に対する背景が、不十分に又はゆっくりと水に可溶なものである化合物の生物学的利用能を改善するという文脈において議論されるとはいえ、本発明の方法の用途は、当該発明の後に続く記載から明白なものであるように、このようなものに限定されるものではない。
【0021】
さらに、本発明に対する背景が、たいてい、治療的な又は薬学的な化合物の生物学的利用能を改善するという文脈において議論されるとはいえ、本発明の方法の用途は、明りょうにこのようなものに限定されるものではない。例えば、後に続く記載から明白なものであるように、本発明の方法の用途は、獣医学の治療的な用途並びに殺虫剤及び除草剤の用途のような農薬の用途:を包含するが、しかし、それらに限定されるものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0022】
【特許文献1】米国特許第6,634,576号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0023】
[発明の概要]
本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を、ミリングされたグラインディング化合物において分散させられた結果として生じるナノ粒子状の生物学的に活性な化合物が、再凝集に抵抗するように、ミリング可能なグラインディング化合物と一緒に固体の生物学的に活性な化合物をドライミリングすることによって生産することができるという予想外の発見に向けられる。
【0024】
このように、一つの態様において、本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を生産するための方法を含むが、その方法は、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられたナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む固体の分散物又は溶液を生産するために、複数のミリングボディーを含むミルにおいて、固体の生物学的に活性な化合物及び製ミリング可能なグラインディング化合物の混合物をドライミリングすること、
:のステップを含む。
【0025】
用語、ミリング可能な、は、グラインディング化合物が、当該発明の方法のドライミリングの条件の下で物理的に劣化させられることが可能なものであることを意味する。当該発明の一つの実施形態において、ミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物に匹敵する粒子サイズのものである。
【0026】
理論によって束縛されることを望むことなく、ミリング可能なグラインディング化合物の物理的な劣化が、より大きい粒子サイズのグラインディング化合物と比べてより有効な希釈剤として作用することによって当該発明の利点を与えることは、信じられることである。
【0027】
高度に好適な形態において、グラインディング化合物は、生物学的に活性な化合物と比べてより硬いものであると共に、このように当該発明のドライミリングの条件の下でそのようなものを物理的に劣化させることが可能なものである。再度、理論によって束縛されることを望むことなく、ミリング可能なグラインディング化合物が、生物学的に活性な化合物のより小さい粒子の生産を可能とするドライミリングの条件の下で生産されたグラインディング化合物のより小さい粒子と共に、第二のルートを通じて当該発明の利点を与えることは、信じられることである。
【0028】
固体の分散物又は溶液は、その次に、ミリングボディーから分離されると共にミルから取り除かれることがある。
【0029】
好適な態様において、グラインディング化合物は、分散物又は溶液から分離される。一つの態様において、グラインディング化合物が、必ずしも十分にミリングされない場合には、ミリングされてないグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、ミリングされたグラインディング化合物の少なくとも部分は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0030】
ミリングボディーは、ドライミリング工程における破断及び腐食に対して本質的に抵抗性のものである。
【0031】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量に相対的なグラインディング化合物の量、及び、グラインディング化合物の物理的な劣化の程度は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集を阻害するために十分なものである。グラインディング化合物は、当該発明のミリングの条件の下で薬学的な化合物と化学的に反応性のものではない。
【0032】
追加的な態様において、本発明は、また、前記方法によって生産されたナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、前記化合物を含む組成物に、ナノ粒子状の形態における前記の生物学的に活性な化合物及び/又は前記の組成物を使用することで生産された医薬に、及び、前記の医薬を方式によって投与された前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用することで、人を包含する、動物の治療の方法に、関係する。
【0033】
当該発明の医薬は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のみを含むことがある、又は、より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、医薬の調製において一般的に使用されたいずれの所望の賦形剤若しくは他の同様のもののみならず、一つの若しくはより多くの薬学的に許容可能な担体と組み合わせられることがある。
【0034】
本発明の方法が、ナノ粒子状の形態における不十分に水溶性の生物学的に活性な化合物の調製における特定の用途を有する一方で、当該発明の範囲は、それに限定されるものではない。例えば、本発明の方法は、ナノ粒子状の形態における高度に水溶性の生物学的に活性な化合物の生産を可能とする。このような化合物は、例えば、より急速な治療的な作用又はより低い薬用量の方式によって従来の化合物を超える利点を呈することがある。対照的に、水(又は他の同等に極性の溶媒)を利用する湿式のグラインディングの技術は、粒子が、溶媒にかなり溶解する際に、このような化合物に適用されることが不可能なものである。
【0035】
後に記載することになるように、適当なグラインディング化合物の選択は、本発明の方法の特定の高度に好都合な用途を与える。当該発明における使用に適当ないくつかのグラインディング化合物は、粒子サイズに依存性のない方法(このような方法は、グラインディング化合物の劣化のおかげで不適当なものである)によってナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から容易に分離可能なものである。例えば、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と異なる溶解度の性質をもまた所有するものである適当なグラインディング化合物を選択することは、相対的に率直な選択的な溶解の技術によって、二つのものの分離を可能にする。このようなグラインディング化合物の例は、発明の詳細な説明に提供される。このように、当該発明の方法の特に好都合な用途は、不十分に水溶性の生物学的に活性な化合物との併合でグラインディング化合物としての水溶性の塩の使用である。
【0036】
再度、後に記載することになるように、本発明の高度に好都合な態様は、当該発明の方法における使用に適当なある一定のグラインディング化合物が、また医薬における使用にも適当なものであるというである。本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の少なくとも一部分の両方を組み込む医薬の生産のための方法、そのように生産された医薬、及び、前記の医薬の方式によって前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用することで、人を含む、動物の処置の方法、を包括する。
【0037】
類似して、後に記載することになるように、本発明の高度に好都合な態様は、当該発明の方法における使用に適当なある一定のグラインディング化合物が、殺虫剤又は除草剤のような、農薬用の担体における使用にもまた適当なものであるということである。本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の少なくとも一部分の両方を組み込む農薬組成物の生産のための方法、及びそのように生産された農薬組成物を包括する。
【0038】
農薬化合物は、ミリングされたグラインディング化合物と一緒にナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のみを包含することがある、又は、より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びミリングされたグラインディング化合物は、いずれの所望の賦形剤又は医薬の調製に一般的に使用された他の同様な薬剤のみならず、一つの又はより多くの薬学的に許容可能な担体と組み合わせられることがある。
【0039】
類似して、農薬組成物は、ミリングされたグラインディング化合物と一緒にナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のみを包含することがある、又は、より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びミリングされたグラインディング化合物は、いずれの所望の賦形剤又は農薬組成物の調製に一般的に使用された他の同様な薬剤のみならず、一つの又はより多くの担体と組み合わせられることがある。
【0040】
当該発明の一つの特定の形態において、グラインディング化合物は、医薬における使用の適当なもの及び粒子サイズにおける依存性のない方法によってナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から容易に分離可能なものの両方である。このようなグラインディング化合物は、後に続く発明の詳細な説明に記載されたものである。このようなグラインディング化合物は、それらが、グラインディング化合物が医薬へとナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と共に組み込まれることがあるところの程度にまで顕著な柔軟性を与えるという点で高度に好都合なものである。
【0041】
一つの態様において、当該発明は、ラロキシフェンの新規な処方を提供する。ラロキシフェンは、[6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾール[b]チエン−3−イル][4−[2−(1−ピペリジニル)エトキシ]フェニル−であると共に、6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロフェニル)−3−[4(2−ピペリジノエトキシ)−ベンゾイル]ベンゾ[b]−チオフェンとしてもまた知られる。ラロキシフェンの他の名前は、また、文献に見出されることがある。ラロキシフェンについての構造式は、以下に図示されたもの:
【0042】
【化1】
である。
【0043】
当該発明は、約10nmと約500nmとの間の平均の粒子サイズを有する粒子状の形態で、ラロキシフェン、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物を提供する。
【0044】
当該発明は、前記の粒子状のラロキシフェン、それの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を生産するための方法をさらに提供する。
【0045】
当該発明は、また、前記の特定のラロキシフェンを含む又はそれを使用することで処方された薬学的な組成物、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物を提供する。
【0046】
本発明は、骨粗鬆症を包含する、ヒトの病状を緩和すること、血漿脂質を低下させること、並びに、子宮内膜症、子宮の線維症、及び乳癌を阻害することのための、薬学的な組成物の製造における、前記の粒子状のラロキシフェン、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物、の使用をさらに提供する。
【0047】
本発明は、骨粗鬆症を包含する、ヒトの病状を緩和すること、血漿脂質を低下させること、並びに、子宮内膜症、子宮の線維症、及び乳癌を阻害することのための、前記のラロキシフェン、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物を含む又はそれを使用することで処方されたこのような組成物の使用をさらに提供する。
【0048】
一つの態様において、その次に、当該発明は、生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む組成物を生産するための方法を提供するが、その方法は、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物において分散された生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体の分散物を生産するための十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすること
:のステップを含む。薬学的に許容可能な担体は、また、薬学的な組成物、又は医薬、を生産するために、このような組成物と組み合わせられることがある。
【0049】
別の態様において、ナノ粒子は、1000nmと比べてより少ないもの、500nmと比べてより少ないもの、350nmと比べてより少ないもの、200nmと比べてより少ないもの、100nmと比べてより少ないもの、75nmと比べてより少ないもの、50nmと比べてより少ないもの、又は40nmと比べてより少ないものの平均サイズを有する。ナノ粒子の少なくとも50%、又は75%、の粒子サイズは、平均的なサイズの範囲内にあることがある。
【0050】
ミリングの動作のための時間間隔は、好ましくは5分と8時間との間、より好ましくは5分と2時間との間、より好ましくは5分と4時間との間、好ましくは5分と45分との間、より好ましくは5分と30分との間、最も好ましくは10分と25分との間である。
【0051】
この発明の別の態様において、ミリング媒体は、セラミック、ガラス、重合体、強磁性体、及び、スチールボールのような金属からなる群より選択されるが、それは、1mmと20mmとの間、好ましくは2mmと15mmとの間、より好ましくは3mmと10mmとの間の直径を有することがある。
【0052】
当該発明の方法は、生物製品、アミノ酸、タンパク質、ペプチド、ヌクレオチド、核酸、及びそれらの類似体、同族体、及び一次誘導体のような、生物学的に活性な化合物をミリングすることに適切なものである。ジクロフェナク、オランザピン、シルデナフィル、ラロキシフェン、及び他のものを包含するが、しかし、それらに限定されるものではない、多数の薬物は、当該発明の方法に従うものである。
【0053】
別の態様においては、その方法は、少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことのステップをさらに含む。
【0054】
当該発明は、また、少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物において分散させられた生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体の分散物を生産するために十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすることの工程によって形成された、生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含むナノ粒子の組成物を提供する。このようなナノ粒子の組成物は、前述したようなものと同じ粒子サイズの範囲を有することがある。同様に、その工程は、少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことをさらに含むことがある。
【0055】
別の態様においては、当該発明は、このようなヒトに、上に記載したような、ナノ粒子の組成物、薬学的な組成物、又は医薬の薬学的に有効な量を投与することのステップを含むこのような処置の必要なヒトを処置することの方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】図1は、NaClのグラインディング化合物におけるジクロフェナクの酸の体積百分率を減少させるにつれて、ジクロフェナクのナノ粒子(洗浄することによるグラインディング化合物の取り除きの後のナノ粒子)の表面積が増加することを示す。
【図2】図2は、NaClのグラインディング媒体における15体積%のジクロフェナクの酸をドライミリングすることによって得られた、並びに0.01MのHCl及び1mMのCTAB溶液で洗浄することによってグラインディング媒体から分離された、ジクロフェナクの酸のナノ粒子を図示する。より大きい粒子は、(b)における強度分布において見ることができるように、数で重みが付けられた100%(a)であるものである、160±30nmの狭いサイズ分布を達成するために3,000gで1分間に遠心分離によってたいてい取り除かれた。分散物又は溶液における遠心分離による凝集体又はより大きい粒子の取り除きの後のナノ粒子の量は、強度で重みが付けられたサイズ分布(a)によって決定された際に、80重量%と比べてより大きいものである。
【図3】図3は、(a)10000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物の凝集物のモルフォロジー、及び(b)100000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物のナノ粒子状のモルフォロジーを示すものである、180分間にNaClのグラインディング化合物でミリングされたオランザピンのSEMの画像を含む。
【図4】図4は、5、10、15、30、及び50重量%のジクロフェナクの酸対グラインディング化合物の比の洗浄させられたジクロフェナクの酸のナノ粒子の高い分解能のSEM及びTEMのイメージを含む。
【図5】図5は、NH4Clでミリングされた並びに0.1MのHCl及び1mMのCTABで洗浄された、並びにTEMのグリッドで乾燥させられた、ジクロフェナクの酸のTEMのイメージである。
【図6】図6は、ジクロフェナクの酸の存在を示す177℃におけるピークで、及び、NH4Clのグラインディング化合物によるものである194℃におけるピークで、NH4Clのグラインディング化合物でドライミリングされたジクロフェナクの酸について温度に対して熱の流れをプロットする。
【図7】図7は、融点が、ジクロフェナクの酸の粒子の直径の減少のおかげでありそうな、より低い温度へシフトすることを示す、NaClのグラインディング化合物、15体積%)を伴ったジクロフェナクの酸のミリングの時間を増加させることの効果を図示する。
【図8】図8は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩並びにシミュレートされた胃の流体における及びシミュレートされた腸管の流体における商業的なラロキシフェン塩酸塩の溶解プロフィールの比較である。
【図9】図9aから図9dまでは、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を含む走査型電子顕微鏡写真である。
【図10】図10は、動的光散乱(DLS)によって決定された当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のサイズ分布を図示する。
【図11】図11は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩の融点を含む。
【図12】図12は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩についてのXRD−スペクトルを含む。
【図13】図13は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩についての溶液の1H−NMRスペクトルである。
【図14】図14は、商業的なラロキシフェン塩酸塩を伴った当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する。
【図15】図15は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のXRDスペクトルを比較する。
【図16】図16は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン塩酸塩の走査型電子顕微鏡写真である。
【図17】図17は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する。
【図18】図18は、得られたような(a及びb)及び塩化ナトリウムでのミリングによる加工の後(c及びd)のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である。
【図19】図19は、当該発明の実施形態のいくつかの実施形態に利用されたイオン性の界面活性剤の構造を示す。
【図20】図20は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である。
【図21】図21は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン(遊離の塩基)のXRDスペクトルを比較する。
【図22】図22は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する。
【図23A】図23は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を比較する動物実験についての濃度対時間のデータを提供する。
【図23B】図23は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を比較する動物実験についての濃度対時間のデータを提供する。
【図24】図24は、図画の及び表の形態における図16のデータを提供する。
【図25】図25は、表の形態における平均の薬物動態学的なデータを提供する。
【図26A】図26は、Cmax及びAUC0−tの結果の追加の比較を提供する。
【図26B】図26は、Cmax及びAUC0−tの結果の追加の比較を提供する。
【図27】図27は、30、45、及び60分の間のアトリションミルにおいてミリングすることによって生産された洗浄させられた粒子状のフェノフィブラートを示す高い分解能のSEMのイメージを含む。
【図28】図28は、ラクトースのグラインディング化合物におけるラロキシフェンHClの高い分解能のSEM顕微鏡写真を含む。
【図29】図29は、グラインディング化合物としての塩化ナトリウム及びラクトースの両方を伴った及びグラインディング化合物の取り除き無しのミリングされたラロキシフェンを伴ったラロキシフェンHClのAPIの試験管内の溶解を比較する。
【図30】図30は、オランザピンの遊離の塩基をいくつかのより大きい凝集物を伴った微細な粉末(図30)及び約50−100nmの非常に微細な粒子(図30b)へラクトースでグラインディングすることができることを示すSEM顕微鏡写真を比較する。
【発明を実施するための形態】
【0057】
当該発明の他の態様及び利点は、保証する記載のレビューから当業者に明らかなものになると思われる。
【0058】
[図面の簡単な説明]
図1は、NaClのグラインディング化合物におけるジクロフェナクの酸の体積百分率を減少させるにつれて、ジクロフェナクのナノ粒子(洗浄することによるグラインディング化合物の取り除きの後のナノ粒子)の表面積が増加することを示す;
図2は、NaClのグラインディング媒体における15体積%のジクロフェナクの酸をドライミリングすることによって得られた、並びに0.01MのHCl及び1mMのCTAB溶液で洗浄することによってグラインディング媒体から分離された、ジクロフェナクの酸のナノ粒子を図示する。より大きい粒子は、(b)における強度分布において見ることができるように、数で重みが付けられた100%(a)であるものである、160±30nmの狭いサイズ分布を達成するために3,000gで1分間に遠心分離によってたいてい取り除かれた。分散物又は溶液における遠心分離による凝集体又はより大きい粒子の取り除きの後のナノ粒子の量は、強度で重みが付けられたサイズ分布(a)によって決定された際に、80重量%と比べてより大きいものである;
図3は、(a)10000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物の凝集物のモルフォロジー、及び(b)100000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物のナノ粒子状のモルフォロジーを示すものである、180分間にNaClのグラインディング化合物でミリングされたオランザピンのSEMの画像を含む;
図4は、5、10、15、30、及び50重量%のジクロフェナクの酸対グラインディング化合物の比の洗浄させられたジクロフェナクの酸のナノ粒子の高い分解能のSEM及びTEMのイメージを含む;
図5は、NH4Clでミリングされた並びに0.1MのHCl及び1mMのCTABで洗浄された、並びにTEMのグリッドで乾燥させられた、ジクロフェナクの酸のTEMのイメージである;
図6は、ジクロフェナクの酸の存在を示す177℃におけるピークで、及び、NH4Clのグラインディング化合物によるものである194℃におけるピークで、NH4Clのグラインディング化合物でドライミリングされたジクロフェナクの酸について温度に対して熱の流れをプロットする;
図7は、融点が、ジクロフェナクの酸の粒子の直径の減少のおかげでありそうな、より低い温度へシフトすることを示す、NaClのグラインディング化合物、15体積%)を伴ったジクロフェナクの酸のミリングの時間を増加させることの効果を図示する;
図8は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩並びにシミュレートされた胃の流体における及びシミュレートされた腸管の流体における商業的なラロキシフェン塩酸塩の溶解プロフィールの比較である;
図9aから図9dまでは、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を含む走査型電子顕微鏡写真である;
図10は、動的光散乱(DLS)によって決定された当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のサイズ分布を図示する;
図11は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩の融点を含む;
図12は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩についてのXRD−スペクトルを含む;
図13は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩についての溶液の1H−NMRスペクトルである;
図14は、商業的なラロキシフェン塩酸塩を伴った当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する;
図15は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のXRDスペクトルを比較する;
図16は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン塩酸塩の走査型電子顕微鏡写真である;
図17は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する;
図18は、得られたような(a及びb)及び塩化ナトリウムでのミリングによる加工の後(c及びd)のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である。
【0059】
図19は、当該発明の実施形態のいくつかの実施形態に利用されたイオン性の界面活性剤の構造を示す;
図20は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である;
図21は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン(遊離の塩基)のXRDスペクトルを比較する;
図22は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する;
図23は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を比較する動物実験についての濃度対時間のデータを提供する;
図24は、図画の及び表の形態における図16のデータを提供する;
図25は、表の形態における平均の薬物動態学的なデータを提供する;及び
図26は、Cmax及びAUC0−tの結果の追加の比較を提供する。
【0060】
図27は、30、45、及び60分の間のアトリションミルにおいてミリングすることによって生産された洗浄させられた粒子状のフェノフィブラートを示す高い分解能のSEMのイメージを含む。
【0061】
図28は、ラクトースのグラインディング化合物におけるラロキシフェンHClの高い分解能のSEM顕微鏡写真を含む;
図29は、グラインディング化合物としての塩化ナトリウム及びラクトースの両方を伴った及びグラインディング化合物の取り除き無しのミリングされたラロキシフェンを伴ったラロキシフェンHClのAPIの試験管内の溶解を比較する;及び
図30は、オランザピンの遊離の塩基をいくつかのより大きい凝集物を伴った微細な粉末(図30)及び約50−100nmの非常に微細な粒子(図30b)へラクトースでグラインディングすることができることを示すSEM顕微鏡写真を比較する。
【0062】
[発明の詳細な説明]
[一般的なこと]
当業者は、ここに記載された発明が、具体的に記載されたもの以外の変形及び変更を受けやすいものであることを、認めると思われる。当該発明が、全てのこのような変形及び変更を包含することは、理解されることである。当該発明は、また、個々に又は集合的に明細書において参照された又はそれにおいて示唆されたステップ、特徴、組成物、及び化合物の全て、並びに、ステップ若しくは特徴のいずれの及び全ての組み合わせ又はいずれの二つの若しくはより多くのものを包含する。
【0063】
本発明は、例示の目的のためのみであることが意図されたものである、ここに記載された具体的な実施形態による範囲に限定されるものではない。機能的に等価な生産物、組成物、及び方法は、明りょうに、ここに記載されたような発明の範囲内にあるものである。
【0064】
ここに記載された発明は、一つの又はより多くの範囲の値(例.サイズ、濃度、など)を包含することがある。値の範囲は、範囲を定義する値、及び範囲に対する境界を定義するものであるその値に直ちに隣接した値と同じ又は実質的に同じ成果に至るものである範囲に隣接した値を包含する、範囲内の全ての値を包含することが理解されると思われる。
【0065】
ここにおいて引用された(特許、特許出願、雑誌の記事、研究所のマニュアル、本、又は他の文書を包含する)全ての刊行物の全体的な開示は、これにより参照によって組み込まれる。包含は、参考文献のいずれも先行技術を構成する又はこの発明が関係するところの分野において作業をするものの共通の一般的な知識の一部であるという自認がなされることを構成するものではない。
【0066】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、単語“を含む”又は“を含むこと”のような変形は、述べられた整数又は整数の群の包含を暗示するが、しかし、いずれの他の整数又は整数の群の排除を暗示しないことが理解されると思われる。この開示において、及び、特に請求項及び/又は段落において、“を含む”、“が含まれた”、“を含むこと”及び同様のもののような用語が、米国特許法においてそれに帰された意味を有することができる;例.それらが、“を包含する”、“が包含された”、“を包含すること”、及び同様のものを意味することができることは、また、留意されることである。
【0067】
処置の方法に関して、及び特に薬物の薬用量において、ここにおいて使用されたような“治療的に有効な量”は、薬物がこのような処置の必要な顕著な数の主体において投与されるところの具体的な薬理学的な応答を提供するものである薬用量が、ことを意味するものとする。ことは、強調されることである。特定の例において特定の主体へ投与された“治療的に有効な量”は、たとえこのような薬用量が、当業者によって“治療的に有効な量”と思われるとしても、ここに記載された疾患を処置することに常に有効なものであるとは限らないことになる。薬物の薬用量が、特定の例においては、経口的な薬用量として、又は血液中で測定されたような薬物のレベルを参照して、測定されたものであることは、さらに理解されることである。
【0068】
用語“を阻害する”は、進行又は重症度を禁ずること、予防すること、制限すること、及び低下させること、停止させること、又は逆転させること、及び結果として生じる症状におけるこのような作用を包含するものである、それの一般に受け入れられた意味を包含するために定義される。このようなものとして、本発明は、適当なものとして、医学的な治療的な及び予防的な投与の両方を包含する。
【0069】
用語“平均の粒子サイズ”は、レーザー光回折散乱によって決定されたもののような等価な球形の直径として定義される。
【0070】
ミリングの後のもののみならず未加工の状態における粒子又は他の粒子サイズの低減の技術が、形状において不規則なものであるので、厚さ又は長さのような現実のサイズの測定によってではなく、理論的な球形の粒子によって加工された試料の性質に関係付けられたものである粒子の性質の測定によって、それらを特性決定することは、必要なことである。粒子は、このように、“等価な球形の直径”が割り当てられる。
【0071】
多数の“未知の”粒子を特性決定することから見出された値は、プロットされた周波数対直径、又は、他の方法では、重量対直径であることができるが、通常では周波数又は重量についての百分率のアンダーサイズの値を採用する。これは、試料のサイズ分布を表す特性曲線、即ち、累積的な百分率のアンダーサイズの分布曲線を与える。これからの値を、直接的に読み取る又は適当な直線を与えるために対数確率紙にプロットすることができる。平均の等価な球形の体積の直径は、50%のアンダーサイズの値である。
【0072】
粒子サイズを決定することの方法は、当技術において知られたものであると共に、本発明のラロキシフェン塩酸塩の粒子サイズが測定されるところの方法は、ここに記載されたものである。しかしながら、他の方法は、使用されることがある、例えば、米国特許第4605517号明細書(Riley et al.)に記載された方法を参照のこと。
【0073】
ここにおいて使用されたように、粒子サイズは、沈降電界中流体分離法、光子相関分光法、又は分離板型遠心沈降法のような、当業者に周知の従来の粒子サイズを測定する技術によって測定されたような数平均の粒子サイズを指す。“約400nmと比べてより少ないものの有効な平均的な粒子サイズ”によって、粒子の少なくとも90%が、上記した技術によって測定されたとき約400nmと比べてより少ないものの数平均粒子サイズを有することが、意味されることである。
【0074】
ここにおいて使用されたように、用語“有効な平均の粒子の直径”は、粒子が自由に通過することができるところの最も小さい円形の穴の平均の直径として定義される。例えば、球形の粒子の有効な平均の粒子の直径は、平均の粒子の直径に対応すると共に、楕円体の粒子の有効な平均の粒子の直径は、最も長い短軸の平均の長さに対応する。
【0075】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、用語“溶媒和物”は、溶媒の一つの又はより多くの分子と共に、ラロキシフェンのような、溶質の一つの又はより多くの分子を含むものである凝集体を記載するために使用される。
【0076】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、用語“薬学的に許容可能な塩”は、非毒性のものであることが知られると共に薬学の文献において一般的に使用されるものである、酸又は塩基付加塩のいずれかを指す。薬学的に許容可能な塩は、一般には、それらが誘導されるところの化合物と対比された向上させられた溶解度の特性を有すると共に、このようにしばしば、より液体又はエマルジョンとしての処方に従うものである。当該発明の方法において使用された化合物は、主として、多種多様な有機の及び無機の酸と薬学的に許容可能な酸付加塩を形成すると共に、しばしば薬化学に使用されるものである生理学的に許容可能な塩を包含する。このような塩は、また、この発明の一部である。
【0077】
薬学的に許容可能な酸付加塩は、典型的には、等モルの又は過剰な量の酸とラロキシフェンを反応させることによって形成される。反応物は、一般には、ジエチルエーテル又はエチル=アセタートのような相互溶媒において組み合わせられる。塩は、通常、約一時間から10日以内で溶液から沈殿すると共に濾過によって単離されることができる、又は、溶媒を、従来の手段によってストリッピングすることができる。
【0078】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、“ドライミリング”のような、句“ドライミル”又は変形は、少なくとも液体の実質的な欠如におけるミリングを指すことが理解されるべきである。液体が、存在するものであるとすれば、それらは、ミルの内容物がペースト又は好ましくは乾燥粉末の特性を保持するというような量で存在するものである。
【0079】
“流動可能な”は、例えば薬学的な組成物及び処方の製造に使用されるであろうというもののような、自動的な又は半自動的な製造する工程についてそれを適切なものにする物理的な特性を有する粉末を意味する。
【0080】
ここに使用された選択された用語の他の定義は、発明の詳細な説明内に見出されると共にいたるところで当てはまることがある。それ以外に定義されるのではない限り、ここにおいて使用された全ての他の科学的な及び技術的な用語は、当該発明が属するところの当業者に一般的に理解されたものと同じ意味を有する。
【0081】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、用語“ナノ粒子状の形態”は、ナノ粒子の組成物を包含するが、それにおいて、組成物は、少なくとも、1000nmと比べてより小さい平均的な粒子サイズを有するナノ粒子を含む。
【0082】
生物学的に活性な化合物、薬剤、又は薬物の形態の文脈における“従来の”は、非ナノ粒子状の組成物を指す。非ナノ粒子状の活性な薬剤は、約2ミクロンと比べてより大きいものである有効な平均的な粒子サイズを有するが、活性な薬剤の少なくとも50%は、約2ミクロンと比べてより大きいサイズを有することを意味する。
【0083】
“固体の溶液(固溶体)”は、存在するものである異なる構成成分の数にかかわらず、1つの相のみからなる。固体の溶液(固溶体)は、連続的なもの、不連続的なもの、置き換え型のもの、割り込み型のもの、又は非晶質のものとして分類されることがある。典型的な固体の溶液(固溶体)は、結晶質の構造を有するが、それにおいては、溶質の分子は、結晶格子における溶媒の分子を置換するか又は溶媒の分子の間の間隙にフィットするかのいずれかである。割り込み型の結晶質の固体の溶液(固溶体)は、溶解させられた分子が、結晶格子における溶媒の分子の間の間隙の空間を占有するとき、生じる。非晶質の固体の溶液(固溶体)は、溶質の分子が、非晶質の溶媒内で分子的に、しかし不規則に、分散させられるとき、生じる。
【0084】
用語“固体の分散物”は、一般には、少なくとも二つの構成成分を含む固体の状態における系を意味するが、それにおいては、一つの構成成分は、他の構成成分のいたるところで多かれ少なかれ均等に分散させられる。
【0085】
ここにおいて使用された選択された用語についての他の定義は、発明の詳細な説明内に見出されると共にいたるところで当てはまることがある。それ以外に定義されるのではない限り、ここにおいて使用された全ての他の科学的な及び技術的な用語は、当該発明が属するところの当業者に一般的に理解されたものと同じ意味を有する。
【0086】
(具体的なもの)
一つの実施形態において、本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のために生産するための方法に向けられるが、その方法は、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられたナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む固体の分散物又は溶液を生産するために、複数のミリングボディーを含むミルにおいて、固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をドライミリングすること
:のステップを含む。
【0087】
固体の分散物又は溶液は、その次に、ミリングボディーから分離されると共にミルから取り除かれることがある。
【0088】
一つの態様において、グラインディング化合物は、分散物又は溶液から分離される。一つの態様において、グラインディング化合物が、必ずしも十分にミリングされない場合には、ミリングされてないグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、ミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0089】
ミリングボディーは、本質的に、ドライミリングの工程における破断及び腐食に対して抵抗性のものである。ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量に相対的なグラインディング化合物の量、及び、グラインディング化合物のミリングの程度は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集を阻害することに十分なものである。
【0090】
グラインディング化合物は、当該発明の工程に存在する状況の下で薬学的な化合物と化学的に又は機械的に反応性のものであることは決してない。
【0091】
本発明は、また、前記の方法によって生産されたナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、ナノ粒子状の形態における前記の生物学的に活性な化合物を使用することで生産された医薬に、及び、前記の医薬の方式によって投与された前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用することで、人を包含する、動物の処置の方法に関係する。
【0092】
(グラインディング化合物)
上記したように、本発明の方法は、グラインディング化合物が製薬化合物によってミリングされることを必要とする;すなわち、グラインディング化合物は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の形成及び保持を容易にするために、本発明のドライミリング条件の下で、物理的に分解する。必要な低下の正確な範囲は、グラインディング化合物及び生物学的に活性な化合物(例えばグラインディング化合物に生物学的に活性な化合物がより大きいかより小さい好きにさせているいかなる電荷分布も又は表面効果)の特定の特性、グラインディング化合物及び所望の粒子サイズに対する生物学的に活性な化合物の比率及びナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の粒子サイズ分布に依存する。
【0093】
本発明の一実施例において、ミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物に、相当する粒子サイズの中である。
【0094】
必要な低下を成し遂げるのに必要なグラインディング化合物の物理的性質は、正確なミリング状況に依存している。
例えば、より硬いグラインディング化合物は、より活発なドライミリング状況の下で提供される充分な範囲に分解することができる。
【0095】
表示(例えば破壊靭性及びもろさインデックス)で測定されるにつれて、薬品がドライミリング状況の下で分解するというほどに関連するグラインディング化合物の物理的性質は硬度(脆さ)を含む。
【0096】
生物学的に活性な化合物の低い硬度(概して7未満のモーズ硬度)は処理の間、粒子の破断を確実にするために望ましい。その結果、ナノ複合微細構造はミリングの間、発現する。
【0097】
望ましくは、グラインディング化合物は、低い摩耗性の中である。低い摩耗性は、分散又はミリングボディーによるグラインディング化合物のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の溶液の汚染及び/又は媒体ミルの粉砕室を最小にするために望ましい。摩耗性の間接的な徴候は、ミリングを主成分とする汚濁物のレベルを測定することによって得られることができる。
【0098】
望ましくは、グラインディング化合物には、ドライミリングの間、かたまりになる低い傾向がある。客観的にミリングの間、かたまりになる傾向を定量化することが難しい間、ドライミリング発展として媒体ミルのミリングボディー及び粉砕室上のグラインディング化合物の中で“固まる”レベルを観察することによって主観的な計測を得ることは可能である。
グラインディング化合物は、無機であるか有機化合物であってもよい。
【0099】
実施例において、グラインディング化合物は、以下から選ばれる:ナトリウム水素硫酸塩、ナトリウム炭酸水素塩、水酸化ナトリウム又はコハク酸;結晶質の有機酸(例えばフマル酸(特急でない以外のために)、マレイン酸、酒石酸、クエン酸));あるいは、アンモニウムは、実施例(特急でない以外のために)塩化アンモニウム、塩酸メチルアミン、臭化アンモニウム、結晶質の水酸化物のために、炭酸水素塩(製薬許容可能なアルカリ金属の炭酸水素塩)に加塩する(又は揮発性のアミンの塩類)例えば、しかし、制限する、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、そして、バリウム(硫酸ナトリウム)塩化ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、ナトリウム・チオ硫酸塩、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、カリミョウバン、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム。
【0100】
好ましい実施例において、グラインディング化合物は、製薬技術の当業者によるGRAS(一般に、安全であると考えられる)と考えられる化合物である。
【0101】
(グラインディング化合物の相対的な量)
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量と関連するグラインディング化合物の量及びグラインディング化合物の分解の範囲は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集が少なくとも阻害されるかどうか決定する。
【0102】
さらに、本発明のドライミリング条件のグラインディング化合物の分解の範囲はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を生産することを必要とするグラインディング化合物の量に影響を及ぼすことができる。そうすると、より大きな範囲に分解するグラインディング化合物はより少ない相対的な量において必要である。
【0103】
例えば、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率が理論上のパーコレーション閾値より大きいことは可能でもよい。そして、それは、球状粒子の三次元ランダムな分散のために、約15体積%である。本発明の好ましい形態において、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率は、約25体積%未満である。より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率は、約20体積%未満である。本発明の非常に好適な形において、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率は、約15体積%未満である。
【0104】
(ミリングボディー)
本発明の方法では、ミリングボディーは、好ましくは化学的に不活発で、堅い。本願明細書において使われるように、用語“化学的に不活発な”はミリングボディーが化学的に生物学的に活性な化合物又はグラインディング化合物と反応しないことを意味する。
【0105】
上述の通り、ミリングボディーは、ミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0106】
ミリングボディーは、望ましく種々の滑らかな、正形状、平面又は湾曲面のいずれかを有することができる体の形で提供されて、鋭いか高くなった刃を欠いている。実施例、体が楕円ものを有する体の形でありえる適切なミリング、卵形のために、球面であるか右側の円筒状形状。望ましくは、ミリングボディーは、一つ以上のビード、ボール、球体、ロッド、右側のシリンダ、ドラム又は半径−端右側のシリンダ(すなわちシリンダと同じ半径を有する半球状のベースを有する右側のシリンダ)の形で提供される。
【0107】
生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物の性質に従い、ミリング媒体本体は、約3及び10mmの間で、なお多く望ましく、より好ましくは、約1及び約15mmの間で、約0.1及び30mm間の効果的平均粒子直径(すなわち“粒子サイズ”)を好ましくは有する。
【0108】
粒状形態で、ミリングボディーは、セラミック、ガラス、金属又はポリマー組成物のようなさまざまな材料を含むことができる。体をミリングしている適切な金属は典型的に球形で、一般に良好な硬度(すなわちRHC 60−70)(丸み)を有する高い耐摩耗性、そして、狭いサイズ分布、そして、例えば、52100がクロムメッキするタイプから製作されるボールを含むことができる、鋼は316又は440Cステンレス鋼を入力するか又は1065の高い炭素鋼を入力する。
【0109】
好適なセラミック材料は、例えば、それらが欠かれることを回避することを可能にするために砕けるために望ましくは充分な硬度及び抵抗を有するセラミックの広い配列から選ばれることができるか又はミリングうえに十分に高い密度の間、圧壊されることができる。ミリング媒体のための適切な密度は、約1から15g/cm3までの範囲である。好適なセラミック材料は凍石、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ジルコニウム−二酸化ケイ素、イットリア安定する酸化ジルコニウム、マグネシア−安定する酸化ジルコニウム、窒化シリコン、炭化ケイ素、コバルト安定するタングステンカーバイド、などから選ばれることができる。そして、それの混合物と同程度よい。
【0110】
好適なガラス・ミリング媒体は、球形(例えばビード)で、狭いサイズ分布を有して、耐久性があって、例えば、鉛のないソーダ石灰ガラス及びホウケイ酸ガラスを含む。重合ミリング媒体は、好ましくは実質的に球形で、それらが欠かれるか又はミリングの間、圧壊されることを回避することを可能にする充分な硬度及び脆さを有する重合樹脂、製品の汚染に結果としてなっている摩擦を最小化する耐摩耗性及び不純物(例えば金属、溶媒及び残余のモノマー)の解放の広い配列から選ばれることができる。
【0111】
好適な重合樹脂は、例えば、クロスリンクされたポリスチレン(例えばジビニルベンゼン、スチレン共重合体、ポリアクリレート(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリカーボネート、ポリアセタール、塩化ビニル・ポリマー及び共重合体によってクロスリンクされるポリスチレン、ポリウレタン類、ポリアミド類、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、など)から選ばれることができる。非常に小粒子サイズ(メカノケミカル合成に対して)に材料を摩滅させる重合ミリング媒体の使用法は、例えば、米国特許5,478,705号明細書及び米国特許第5,500,331号明細書において開示される。重合樹脂は、概して、約0.8から3.0g/cm3まで変動している密度を有することができる。より高い密度重合樹脂は、好まれる。あるいは、ミリング媒体は、重合樹脂を有する高密度中心的な粒子がその上に付着したことを成っている複合粒子でありえる。中心的な粒子は、ミリング媒体(例えばガラス、アルミナ、酸化ジルコニウム二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、ステンレス鋼、など)として有効なことは公知の材料から選ばれることができる。好適なコア材料は、約2.5g/cm3より大きい密度を有する。
【0112】
本発明の一実施例において、ミリング媒体は強磁性材料から形成される。それによって、磁気分離技術の活用法によってミリング媒体の衣服に起因している汚濁物の除去を容易にする。
【0113】
各々の種類のミリングボディーは、それ自身の効果がある。例えば、金属は最高比重を有する。そして、それは増加した影響エネルギーによる研磨効率を増やす。金属経費は最低から高さまで変動する、しかし、最終製品の金属汚染は問題でありえる。ガラスは、ローコストの見地及び0.004mmの低さの少ないビード・サイズの有効性から有利である。しかしながら、ガラスの比重は他の媒体より低い、そして、相当にミリング時間は必要である。最後に、セラミックは、低い衣服及び汚染(清掃及び高い硬度の容易さ)の見地から有利である。
【0114】
(ドライミリング)
ドライミリング本発明の方法において、生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物は、結晶、粉、等の形で、振動の予め定められた強度で所定の期間の間機械的に煽動される(すなわち、動くことの有無にかかわらず)粉砕室の複数のミリングボディーを有する適切な規模に組み込まれる。概して、ミリング装置は、振動の外部用途によって運動をミリングボディーに与えるために用いる。それによって多様な翻訳、回転又は逆転動作又はそれの組合せは、粉砕室及びその内容に、又は刃に、ここを終端として接続している回転シャフト、プロペラ、インペラ又はパドルで又は両方の動きの組合せによる振動の内部適用によって適用される。
【0115】
ミリングの間、ミリングボディーに与えられる運動は、ミリングボディー及び反応体粉のかけらの間で有意な強度を有する多数の影響又は衝突と同様に力をせん断する用途に結果としてなることがありえる。力の性質及び強度は生物学的に活性な化合物にミリングボディーによって印加した、そして、グラインディング化合物は多種多様な処理によってパラメータに影響される:ミリング装置のタイプ;力の強度は、生成した、方法の運動学的な態様;ミリングボディーのサイズ、密度、形状及び構成;ミリングボディーに対する生物学的に作動中の合成で研磨合成混合の重量比;ミリングの継続;生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の物理的性質;起動の間、ある空気;及び他のものである。
【0116】
都合のよいことに、媒体ミルは、繰り返し又は連続的に機械の圧縮力及び剪断ストレスを生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物に印加することができる。適切な媒体ミルは、以下を含むが、これに限定されるものではない:高エネルギーのボール、砂、ビード又は真珠のミルはミル、遊星ミル、振動する動きボールミル、マルチ軸シェーカ/ミキサー、撹拌されたボールミル、水平小さい媒体機械、マルチ・リングを粉々にしているミル、などをバスケットに入れる。そして、小さいミリング媒体を含む。ミリング装置も、一つ以上の回転シャフトを含むことができる。
【0117】
本発明の好ましい形態において、ミリングがそうである乾燥状態は、ボールミルを遂行した。明細書の剰余の全体にわたって、参照は、ボールミルを経由して行われているミリングを乾燥させるために実行される。このようなミルの実施例はアトリタミルである。そして、ミル、塔ミル、遊星ミル、振動するミル及び重力に従属するタイプ・ボールミルを旋回する。本発明の方法に従うドライミリングがまた、ボール・ミリング以外のいかなる適当手段にもよって成し遂げられることができることはいうまでもない。例えば、ドライミリングは、また、ジェットミル、ロッドミル、ローラーミル又はクラッシャミルを使用して成し遂げられることができる。
【0118】
(生物学的に活性な化合物)
生物学的に活性な化合物は治療的に活性化合物を含む。そして、獣医で人間の用途及び農業化合物(例えば農薬、除草剤及び殺菌剤)のための化合物を含む。そして、薬品などを発芽させる。
【0119】
本発明の好ましい形態において、生物学的に活性な化合物は、有機化合物である。本発明の非常に好適な形において、生物学的に活性な化合物は、獣医であるか人間の用途のための有機、治療的に活性化合物である。本発明の非常に好適な形において、生物学的に活性な化合物は、人間の用途のための有機、治療的に活性化合物である。
【0120】
生物学的に活性な化合物の基質は、通常、技術のうちの1つが従来技術において、より小粒子サイズに起因している改良された特性を要求する化合物である。生物学的に活性な化合物の基質は従来の活性薬剤又は薬であってもよい。但し、本発明の処理はそれらの従来のフォームと比較してすでに粒子サイズを減らした製剤又は薬品に携わっていることができる。
【0121】
生物学的に、本発明ために、適切な活性化合物は生物学、アミノ酸、タンパク質、ペプチド、ヌクレオチド、核酸を含む、そして、類似体、相同物及び第一はそれの誘導剤を命じる。生物学的に活性な化合物は、薬(含むこと)の種々の周知の種類から選択されていることができるが、制限されることができない:肥満防止薬、中枢神経系刺激薬、カロチノイド、コルチコステロイド、エラスターゼ抑制剤、抗真菌薬、腫瘍学治療、制吐剤、鎮痛薬、心血管薬品、抗炎症剤、例えばNSAID及びCOX−2つの抑制剤、駆虫薬、抗不整脈作用薬、抗生物質(ペニシリンを含む)、抗凝血剤、抗うつ薬、抗糖尿病性作用薬、抗てんかん薬、抗ヒスタミン剤、抗高血圧症薬品、抗ムスカリン薬品、反ミコバクテリウム薬品、抗悪性腫瘍薬(免疫抑制薬、抗甲状腺性薬品、抗ウイルス薬、不安緩解剤、鎮静剤(催眠状態にある人及び神経遮断薬)、収斂剤、α−アドレナリン受容体遮断剤、β−アドレノレセプター遮断剤、血液製剤及び代理、心臓変カ性因子、造影剤、咳抑制剤(去痰剤及び粘液溶解剤)、診断薬、画像診断薬品、利尿剤、ドーパミン作動性物質(反パーキンソン薬)、止血剤、免疫学的薬品、脂質を調整している薬品、筋弛緩薬)副交感神経作動薬、副甲状腺カルシトニン及び双ホスホン酸塩、プロスタグランジン、放射性医薬品、性ホルモン(ステロイドを含む)、抗アレルギー性薬品、刺激薬及び食欲減退剤、交感神経興奮剤、甲状腺の薬品、血管拡張薬及びキサンチンである。
【0122】
活性薬剤のこれらの種類及びクラスがマーチンデールにおいて見つけられることができる各々の範囲内の種のリストの説明はExtra Pharmacopoeia,31st Edition(The Pharmaceutical Press,London,1996)である。そして、特に引用したものとする。活性薬剤の他の出所は、Physicians Desk Referenceである(60th Ed.,pub.2005)。従来技術において技術のそれらになじみがある。活性薬剤は、市販で及び/又は公知技術の技術によって調合されることができる。
【0123】
本発明の方法が適切である薬の徹底的なリストは、この明細書のために重荷となって長い;
しかしながら、上で一覧を示す一般の調剤書の参照によって、従来技術において技術のうちの1つが実質的に、本発明の方法が適用されることができるいかなる薬も選ぶことができる。
【0124】
本発明の方法の一般の適用性にも関わらず、生物学的に活性な化合物のより多くの具体例は、含むが、これに限定されるものではない:ハロペリドール(ドーパミン拮抗剤)、DLイソプロテレノール塩酸塩(β−アドレナリン作用性作動筋)、テルフェナジン(H 1−拮抗剤)、プロプラノロール塩酸塩(β−アドレナリン作用性拮抗剤)、デシプラミン塩酸塩(抗うつ薬)、サルメテロール(b2選択アドレナリン作用作動筋)、シルデナフィル・クエン酸塩、タダラフィル及びバルデナフィル。軽微な鎮痛薬(シクロオキシゲナーゼ抑制剤)(フェナミン酸、ピロキシカム、コックス−2抑制剤及びナプロキセン、その他)の全ては、ナノ粒子状の形態において調製されることから利益を得ることができる。
【0125】
本発明に背景の前後関係において述べられるように、生物学的に、生理的pHで十分に水溶性でない活性化合物は特にナノ粒子状の形態において調製されることから利益を得る、そして、本発明の方法は生理的pHで十分に水溶性でない化合物に特に都合よく適用される。
【0126】
このような化合物は、次のものを含むが、これに限定されるものではない:アルベンダゾール、アルベンダゾール・スルホキシド、アルファキサロン、アセチル・ジゴキシン、アシクロビル類似体、アルプロスタジル、アミノフォスチン、アニパミル、アンチトロンビンIII、アテノロール、アジドチミジン、ベクロブラート、ベクロメタゾン、ベロマイシン、ベンゾカイン及び誘導剤、βカロチン、βエンドルフィン、βインターフェロン、ベザフィブラート、2卵子、ビペリデン、ブロマゼパム、ブロモクリプチン、ブシンドロール、ブフロメジル、ブピバカイン、ブスルファン、カドララジン、カンプトテシン、カンタキサンチン、カプトプリル、カルバマゼピン、カルボプロスト、セファレクシン、セファロリン、セファマンドール、セファゼドン、セフルオロキシム、セニネノキシム、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフォキシチン、セフスロジン、セフチゾキシム、クロラムブシル、クロモグリシン酸、シクロニカート、シグリタゾオン、クロニジン、コルテキソロン、コルチコステロン、コルトゾール、コーチゾン、シクロホスファミド、シクロスポリンA、そして、他のシクロスポリン(シタラビン)、デソクリプチン、デソゲストレル、酢酸塩のようなデキサメタゾン・エステル類、デゾシン、ジアゼパム、ジクロフェナク、ジデオキシ・アデノシン、ジデオキシイノシン、ジギトキシン、ジゴキシン、ジヒドロエルゴタミン、ジヒドロ・エルゴトキシン、ジルチアゼム、ドーパミン拮抗剤、ドキソルビシン、エコナゾール、エンドララジン、エンケファリン、エナラプリル、エポプロステノル、エストラジオール、エストラムスチン、エトフィブラート、エトポシド、因子ix、因子viii、フェルバマート、フェンベンダゾール、フェノフィブラート、フェキソフェネジン、フルナリジン、フルルビプロフェン、5−フルオロウラシル、フルラゼパム、ホスホマイシン、フォスミドマイシン、フロセミド、ガロパミル、γインターフェロン、ゲンタマイシン、ゲペフリン、グリクラジド、グリピジド、グリセオフルビン、ハプトグロビン、B型肝炎ワクチン、ヒドララジン、ヒドロクロロチアジド、ヒドロコルチゾン、イブプロフェン、イブプロキサム、インジナビア、インドメタシン、ヨード化された芳香族のX線造影剤(例えばヨーダミド)、臭化イプラトロピウム、ケトコナゾール、ケトプロフェン、ケトチフェン、ケトチフェン・フマル酸エステル、K−ストロファンチン、ラベタロール、乳酸菌ワクチン、リドカイン、リドフラジン、リスリド、リスリド水素マレアート、ロラゼパム、ロバスタチン、メフェナム酸、メルファラン、メマンチン、メスレルジン、メタ・エルゴ線、メトトレキサート、メチル・ジゴキシン、メチルプレドニゾロン、メトロニダゾール、メチソプレノール、メチプラノロール、メトケファミド、メトラゾン、メトプロロール、酒石酸メトプロロール、ミコナゾール、ミコナゾール硝酸塩、ミノキシジル、ミソニダゾール、モルシドミン、ナドロール、ナフィベリン、ナファザトロム、ナプロキセン、自然なインスリン、ネサピジル、ニカルジピン、ニコランジル、ニフェジピン、ニルジピン、ニモジピン、ニトラゼパム、ニトレンジピン、ニトロカンプトテシン、9−ニトロカンプトテシン、オラザピン、オキサゼパム、オクスプレノロール、オキシテトラサイクリン、ペニシリン(例えばペニシリンG ベネタミン)、ペネシリン O、フェニルブタゾン、ピコタミド、ピンドロール、ピポスルファン、ピレタニド、ピリベジル、ピロキシカム、ピルプロフェン、プラスミノゲニシ活性剤、プレドニゾロン、プレドニゾン、プレグネノロン、プロカルバシン、プロカテロール、プロゲステロン、プロインシュリン、プロパフェノン、プロパノロル、プロペントフィリン、プロポフォル、プロプラノロール、ラロキシフェン、リファペンチン、シンバスタチン、半合成のインスリン、ソブレロール、ソマストチン、そして、その誘導剤(ソマトロピン)スチルアミン、塩酸スルフィナロール、スルフィンピラゾン、スロクチジル、スプロフェン、スルプロストン、合成のインスリン、タリノロル、タキソール、タキソテレ、テストステロン、テストステロン・プロピオン酸塩、テストステロン・ウンデカノエート、四茎HI、チアラミドHCl、トルメチン、トラニラスト、トリキラー、トロマンタジン、HCl、ウロキナーゼ、バリアム、ベラパミル、ビダラビン、ビダラビン・リン酸ナトリウム、ビンブラスチン、ビンブリンビンカミン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビンポセチン、ビタミンA、ビタミンE琥珀酸塩及びX線は、薬品を対比する。薬は、塩類が、水性バッファがある場合には、例えば存在するのと同程度よく中性の種でありえるか、基本的でありえるか、酸性でありえる。
【0127】
加えて、ナノ粒子製剤において示される場合、若干の生物学的に活性な化合物は皮膚による吸収の利点を有することができる。このような生物学的に活性な化合物は、ボルタレン(ジクロフェナク)、ロフェコキシブ及びイブプロフェンを含むが、これに限定されるものではない。
【0128】
便利に、生物学的に活性な化合物は中で典型的である温度に耐えることができるドライミリングを冷却されてないものである、80℃、従って、融点約80℃を有する化合物を上回ることができるC以上適切である。下の融点を有する生物学的に活性な化合物のために、媒体ミルは冷やされることができる。それによって、かなり低い融解温度を有する化合物が本発明の方法に従って加工されることができる。例えば、簡素な水冷式のミルは温度50℃以下にしておく、又は、冷却した水はさらにミリング温度を低下させるために用いることがありえた。当業者は、ミルが少し生物学的に作動中の意見−190〜500℃. いかなる温度でも走らせるように設計されていることがありえた反応がそれを合成させることが生物学的に活性な化合物の融点の下で有意に温度までのミリング温度を制御するために有利でもよいと理解する。
【0129】
生物学的に活性な化合物の基質は、商業的に従来の形で得られて及び/又は公知技術の技術によって調製される。
【0130】
生物学的に活性な化合物の基質の粒子サイズが、篩分析によって定まる、約100のμmより少ないことは、好まれるが、重要でない。基質が100のμmについて大きい生物学的に活性な化合物、そしてそれのサイズがそうであるきめの粗い粒子が生物学的に活性な化合物の基質のかけらが中で減少するのを好む場合、従来のミリング方法(例えばエアージェット又は断片化ミリング)を使用している100未満のμmに達する。
【0131】
(ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物)
望ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は1000nm未満の平均粒子サイズ直径の生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む。そして、好ましくは500nm未満である、好ましくは350nm未満、好ましくは200nm未満、好ましくは100nm未満、好ましくは75nm未満、より好ましくは、50nm未満及び場合によっては30nm未満である。
【0132】
望ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は約1nm〜約200nm間の生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む、又は、より好ましくは、約5nmの乃至約との間に、100nmは、より好ましくは、約5及び50nmの間で、約10nm〜約40nmの間でより好ましくは、静まる。本発明の非常に好適な実施例において、生物学的に活性な化合物のナノ粒子は、大きさにおいて約20nm及び30nmの間にある。
これらのサイズは、完全に、分散してナノ粒子にも関連するか又は部分的にかたまりになった。例えば、2つの20nmの粒子がかたまりになる所で、結果として生じる実体は大きさにおいて40nmについてのナノ粒子であって、このように本発明の意味の範囲内のナノ粒子とまだ考えられる。あるいは、定まって、生物学的に活性な化合物のナノ粒子は200nm、より好ましくは、100nm未満、より好ましくは、75nm未満、より好ましくは、50nm未満及びより好ましくは、40nm未満の平均サイズを好ましくは有する。ここで、サイズがナノ粒子にゆだねる平均は完全に分散したか上記の通りに部分的にかたまりになった。
【0133】
望ましくは、より好ましくは、少なくとも60%、ナノ粒子の少なくとも50%がより好ましくは、少なくとも70%平均範囲の中でサイズを有するために、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のナノ粒子は大きさにおいて計量分配される、そして、なお多く、ナノ粒子の好ましくは少なくとも75%は平均範囲の中でサイズを有する。
【0134】
(凝集物)
凝集物が大きさにおいて1000nmを上回るに関係なく、ナノ粒子状の形態(上で特定される範囲の中の平均粒子サイズを有する前記粒子)の生物学的に活性な化合物のかけらを含む凝集物は本発明の範囲内になるために理解されなければならない。
【0135】
(時間)
望ましくは、生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物は、媒体ミル及び/又は複数のミリングボディーからいかなる可能な汚染も最小にするために固体の分散物又はグラインディング化合物のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の溶液を形成するのに必要な最も短い時間の間ミリングされて乾燥している。この時間は、生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物に従い、非常に変化して、数時間まで5分としてショートとしてから変動することができる。2時間を上回るドライミリング時間は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の分解及び望ましくない汚濁物の増加したレベルに至ることができる。
【0136】
振動及び合計をミリングしている時間の適切な率は、ミリング媒体、複数のミリングボディーに対する基質生物学的に活性な化合物及び研磨合成混合の重量比、基質生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の化学で物理的な特性及び経験的に最適化されることができる他のパラメータと同程度よく、ミリング装置のタイプ及び寸法のために調整される。
時間は、5分及び、45分、5分及び30分、及び10分及び20分、5分及び2時間(5分及び1時間)の間から変動することができる。
【0137】
(ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からのグラインディング化合物の分離)
実施例において、方法は、ステップをさらに含む;
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から最も少なく一部のミリングされたグラインディング化合物で分かれること。
【0138】
10%、25%、50%、75%又は実質的にグラインディング化合物の全てを含むがこれに限らず、グラインディング化合物のいかなる部分も、取り出されることができる。
【0139】
本発明の若干の実施例において、ミリングされたグラインディング化合物の有意部分は、類似したサイズのかけらを含むことができる及び/又はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含む粒子より小さい。調子が類似したサイズのかけらを含むナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む及び/又はナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む粒子より小さい粒子から切り離されるミリングされたグラインディング化合物の部分は形をなす、サイズ分布に基づく分離技術は応用できない。
【0140】
これらの状況において、本発明の方法は、静電的な分離、磁気分離、遠心分離(密度分離)、流体力学分離、泡沫浮遊選鉱を含むがこれに限らず技術によって、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から、最も少なく一部のミリングされたグラインディング化合物での分離を含むことができる。
【0141】
都合のよいことに、少なくともナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から一部のミリングされたグラインディング化合物を除去するステップは、手段(例えば選択的な解散、洗浄すること又は純化)によって実行されることができる。
【0142】
本発明の1つの形において、グラインディング化合物はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と異なる溶媒の溶解度特性を備えている、そして、少なくともナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から一部のグラインディング化合物を除去するステップは固体の分散物又は生物学的に活性な化合物の溶液を溶媒を有するグラインディング化合物のナノ粒子状の形態で洗浄することによって実行される。
【0143】
適当な溶媒は、酸、アルカリ性であるか中性の水溶液又は有機溶媒であってもよい。これは薬が不溶性であるいかなる溶媒でもあってもよい、しかし、マトリックスは溶解度の又はあるいは、生物学的に活発なものはナノ粒子状の形態においていずれを合成させるかのある、そして、グラインディング化合物は差動の遠心分離によって分離されることができる。
【0144】
上記した、適当なグラインディング化合物として、多くの非常に水溶性無機塩類を含む。生物学的に活性な化合物が十分に水溶性でない所で、これが固溶体又は水を有するグラインディング化合物のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の分散を接触させることによってナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からグラインディング化合物の安易な分離を容易にするにつれて、特に適当なグラインディング化合物はこのように水溶性塩である。
【0145】
十分に水溶性でない生物学的に活性な化合物の実施例は、上で提供される。
【0146】
水溶性無機塩類の実施例は、以下を含む:ナトリウム硫酸塩、塩化ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、ナトリウム・チオ硫酸塩、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウム、マグネシウム硫酸塩、カリミョウバン、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウムである。
【0147】
好ましい水溶性無機塩類には、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、カリミョウバン、塩化カリウム、臭化カリウム及びナトリウム硫酸塩、特に無水ナトリウム硫酸塩が含まれる。
【0148】
本発明の非常に便利な形において、グラインディング化合物は、塩化ナトリウムである。塩化ナトリウムは、樹状突起であるか、顆粒状であるか、通常の立方の書式に示されることができる。
【0149】
場合によっては、グラインディング化合物の少なくとも部分的な除去から生じているナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、表面安定化剤を有する安定化を必要とすることができる。実施例面安定化剤は、CTAB、セチル・ピリジニウム塩化物、ゼラチン、カゼイン、リン脂質、デキストラン、グリセロール、アラビアゴム、コレステロール、トラガカントゴム、ステアリン酸、ステアリン酸性エステル類及び塩類、カルシウム・ステアリン酸塩、グリセロール・モノ・ステアリン酸塩、セトステアリルアルコール、セトマクロゴルを乳状にしているワックス、ソルビタンエステル、ポリ・オキシ・エチレン・アルキル・エーテル、ポリ・オキシ・エチレン・ヒマシ油誘導体、ポリ・オキシ・エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ドデシル・トリメチル・アンモニウム臭化物、ポリ・オキシ・エチレン・ステアリン酸塩を含む、コロイドの二酸化ケイ素、リン酸塩、ドデシル硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース・カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル・メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース・ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、非晶質のセルロース、マグネシウム・アルミニウム・ケイ酸塩、三エタノールアミン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−エチレンオキシド及びホルムアルデヒドを有するフェノール高粒子、ポロキサマー、ポロキサミン、帯電させられたリン脂質、ジ・ミリストイルホファチジルグリセロール、スルホコハク酸ジオクチル、ナトリウム・スルホ・コハク酸のジアルキルエステル、ジオクチル・ナトリウム・スルホサクシネート、ナトリウム・ラウリル硫酸塩、アルキル‐アリル−ポリエーテル−スルホン酸塩、ステアリン酸蔗糖の混合物及び蔗糖逆涙酸塩(構造の三ブロックコポリマー):−(−PEO)−(−PBO−)−(−PEO−)、p−イソノニルフェノキシポリ−C−グリシドール)、デカノイルN−メチル糖アミド;n−デシル−β−D−グルコピラノシド、n−デシル−β−D−マルトピラノシド、n−ドデシル−β−D−グルコピラノシド、n−ドデシル−β−D−マルトシド(ヘプタノイル−N−メチル糖アミド)、n−ヘプチル−β−D−グルコピラノシド、n−ヘプチル−β−D−チオグルコシド、n−ヘキシル−β−D−グルコピラノシド(ノナノイル−N−メチル糖アミド)n−ノニル−β−D−グルコピラノシド、オクタノイル−N−メチルグルカミド、n−オクチル−β−D−グルコピラノシド、オクチル−酢酸ビニル及びビニル・ピロリドン及び/又は前述のいずれかの混合物のβ−D−チオ・グルコピラノシド、リゾチーム、PEG誘導体化されたリン脂質、PEG誘導体化されたコレステロール、PEG誘導体化されたコレステロール誘導体、PEG誘導体化されたビタミンA、PEG誘導体化されたビタミンE及びランダムコポリマーである。薬品を促進することは、また、ポリマー、生物高粒子、多糖類、セルロース誘導体、アルギン酸塩、非重合化合物及びリン脂質からなる群から選択される少なくとも一つの陽イオン表面安定化剤を含むことができる。容易にしている薬品は、また、カチオン脂質、塩化ベンザルコニウム、スルホニウム化合物、ホスホニウム化合物からなるグループから、選択された少なくとも一つの表面安定化剤(第四級アンモニウム化合物)を含むことができるベンジル−ジ(2−クロロエチル)臭化エチルアンモニウム、ココナッツ・トリメチル塩化アンモニウム、ココナッツ・トリメチル臭化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル塩化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル臭化アンモニウム、デシル・トリエチル塩化アンモニウム、デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、C12−トリメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化C12−トリメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル・アンモニウム、硫酸ミリスチルトリメチル・アンモニウム・メチル、ラウリル・ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、臭化ラウリル・ジメチル・ベンジル・アンモニウム、ラウリル・ジメチル(エテノキシ)4塩化アンモニウム、臭化ラウリル・ジメチル(エテノキシ)4アンモニウム、N−アルキル−(C12−18)ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、N−アルキル−(C14−18)ジメチル−ベンジル塩化アンモニウム、N−テトラデシルジメチルベンジル塩化アンモニウム一水和物、ジメチル・ジ・デシル塩化アンモニウム、Nアルキル−ジメチル(C12−14)−1−ナフチルメチルアンモニウム=クロリド、ハロゲン化トリメチル・アンモニウム、アルキル・トリメチル・アンモニウム塩、ジアルキルジメチル・アンモニウム塩、ラウリルトリメチルアンモニウム=クロリド、エトキシル化されたアルキルアミドアルキルジアルキルアンモニウム塩、エトキシル化されたトリアルキル・アンモニウム塩、ジアルキルベンゼンジアルキルアンモニウム=クロリド、N−ジクレシルジメチルアンモニウム=クロリド、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム、塩化物一水和物、N−アルキル(C12−14)ジメチル−1−ナフチル・メチルアンモニウム=クロリド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド、ジアルキル・ベンゼン・アルキルアンモニウム=クロリド、ラウリル・トリメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ベンジル・メチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ベンジル・ジメチル・アンモニウム=ブロミド、C12トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C15トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C17トリメチル・アンモニウム=ブロミド、ドデシルベンジルトリエチルアンモニウム=クロリド、ボリエステル繊維(DADMAC)ジアリルジメチルアンモニウム=クロリド、ジメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ジメチル・アンモニウム・ハロゲン化物、三セチル・メチルアンモニウム=クロリド、デシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、ドデシルトリエチルアンモニウム=ブロミド、テトラデシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、メチルトリオクチルアンモニウム=クロリド、POLYQUAT 10(TM)、テトラブチルアンモニウム=ブロミド、臭化ベンジル・トリメチル・アンモニウム、コリン・エステル類、塩化ベンザルコニウム、ステアラルコニウム塩化物化合物、セチル・ピリジニウム=ブロミド、セチル・ピリジニウム=クロリド、四級化されたポリオキシエチルアルキルアミンのハライド塩、MIRAPOL(TM)、ALKAQUAT(TM)、アルキル・ピリジニウム塩類;アミン、アミン塩類、アミン酸化物、イミドアゾリニウム塩類、プロトン化された4原子のアクリルアミドは、4原子のポリマー、陽イオン・グアーゴム、ポリメチルメタクリレート・トリメチル・アンモニウム=ブロミド、硫酸ポリビニルピロリドン−2−ジメチルビラミノエチルメタクリル酸塩ジメチル、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、ボリエステル繊維(2−メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウム=ブロミド)(S1001)、ボリエステル繊維(メタクリル酸N−ビニルピロリドン/2−ジメチル・アミノエチル)ジメチル硫酸塩第四級(S1002)、(S−630)ボリエステル繊維(ピロリドン−co−ビニルアセタート)及びボリエステル繊維(2−メチルアクリルオキシアミドプロピルトリメチルアンモニウム=クロリド)(S1004)をメチル化した。
【0150】
場合によっては、好適な安定化剤は、CTABである。技術のそれらは、多種多様な他の表面安定化剤がこのような安定化に適していると従来技術において認める。
【0151】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の付加的な浄化は、技術があってもよい、必須の、それから従来の浄化でなければならない使用する。適切な技術は、必要な浄化の性質に依存する。当業者は、このような技術に精通していて、本発明のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、このような技術の適合を直ちに感謝する。
【0152】
本発明は、部分的に少なくとも、上で記載されている方法によってグラインディング化合物から切り離されて、生物学的に活性な化合物をナノ粒子状の形態に含む、用途のような薬剤及び人を含む動物の治療の調製(薬剤を経由してナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量の投与による)である。
【0153】
非常に有利な本発明の態様は、本発明(それらがドライミリング状況の下で所望の範囲に物理的に分解するという点で)の方法ために、適当な特定のグラインディング化合物がまた、薬剤ために、薬学的に受け入れられてこのように適当であるということである。本発明の方法がナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からグラインディング化合物の完全な分離を含まない所で、本発明はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及び少なくとも一部のミリングされたグラインディング化合物を組み込んでいる薬剤、非常に生産される薬剤及び動物の治療の方法の製造のための方法を含む。そして、人を含む。そして、前記薬剤を経由して前記生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用する。
【0154】
薬剤は生物学的に活性な化合物だけをナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物に含むことができる、又は、より好ましくは、いかなる所望の賦形剤も何かが薬品が薬剤の調製において共通して使うのを好むのと同程度よく、ナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物の生物学的に活性な化合物は一つ以上の薬学的に許容可能な担体と結合されることができる。
【0155】
類似して、非常に有利な本発明の態様は、本発明(それらがドライミリング状況の下で望ましい範囲に物理的に分解するという点で)の方法ために、適当な特定のグラインディング化合物がまた、農業化学組成ために、適当であるということである。本発明の方法がナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からグラインディング化合物の完全な分離を含まない所で、本発明はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及び少なくとも非常に生じられる一部のミリングされた研磨合成、農業化学組成を組み込んでいる農業化学組成の生産及びこのような組成物の使用方法のための方法を含む。
【0156】
農業化学組成は生物学的に活性な化合物だけをナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物に含むことができる、又は、より好ましくは、いかなる所望の賦形剤も薬品が農業化学組成の調製において共通して使うのを好むのと同程度よく、ナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物の生物学的に活性な化合物は一つ以上の許容可能な担体と結合されることができる。
【0157】
本発明の1つの特定の形において、グラインディング化合物は、薬剤ために、適当で粒子サイズに依存していない方法によるナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と、直ちに分離可能である。
このようなグラインディング化合物は、以下の発明の詳細な説明に記載されている。それらが、グラインディング化合物が薬剤にナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物によって組み込まれることができる範囲の有意な柔軟性を産出するという点で、このようなグラインディング化合物は非常に有利である。
【0158】
このように、本発明はナノ粒子状の形態における治療的に活性化合物を含む薬剤の製造のための方法を含む。そして、方法が次のステップを含む:
固体生物学的に活性な化合物の混合物及び、複数のミリングボディーを含むミルにおいて、ミリング可能なグラインディング化合物をミリングして乾燥質で、生物学的に固体の分散物又は溶液から成っているナノ微粒子を生産するために、部分的に少なくとも中で分散する活性化合物はグラインディング化合物をミリングした;及び、
薬剤の製造の前記固体の分散物又は溶液を使用すること
である。
【0159】
固体の分散物又は溶液は、それからミリングボディーから切り離されることができて、ミルから除去されることができる。
【0160】
実施例において、グラインディング化合物は、分散又は溶液から分離される。グラインディング化合物が完全にはミリングされない所で、ひかれてないグラインディング化合物はナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、少なくとも、一部のミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0161】
ミリングボディーは、ドライミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0162】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量及びグラインディング化合物のミリングの範囲と関連するグラインディング化合物の量は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集を阻害するのに十分である。
【0163】
グラインディング化合物は、本発明の方法のドライミリング条件の下で、製薬化合物によって、化学的にも、また、機械的にも反動的でない。
【0164】
望ましくは、薬剤は確実な投薬量の形態である、しかしながら、他の投薬量の形態は当業者によって調製されることができる。
【0165】
前記固溶体又は分散を複数のミリングボディー及び、薬剤の製造の前記固溶体又は分散を使用するステップの前に、方法から切り離すステップを含むことができたあと、1つの形で:
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物において豊かにされる固溶体又は分散を提供するために前記固体の分散物又は溶液から一部のグラインディング化合物を除去すること;
そして、薬剤の製造の前記固溶体又は分散を使用するステップは、特に薬剤の製造のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物において豊かにされる固溶体又は分散を使用するステップを含む。
【0166】
一つの方法では、グラインディング化合物が完全にはミリングされない所で、ひかれてないグラインディング化合物はナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、少なくとも、一部のミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0167】
本発明は前記方法及び動物の治療のための方法によって製造される薬剤を含む。そして、前記薬剤を経由してナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量の投与によって、人を含む。
【0168】
本発明の他の一実施例において、容易にしている薬品は、また、ミリングされる混合に含む。本発明ために、適切なこのような容易にしている薬剤は希釈剤、表面安定化剤、結合薬品、充填薬品、油をさしている薬品、甘味料を含む。そして、薬品に風味をつける。 確実な投薬量の形態又は他の材料を含む薬剤の一部を形成することができる防腐剤、バッファ、湿潤剤、崩壊剤、熱っぽい薬品及び薬品が他の特定の薬剤送達のために必要であった。例えば、薬品及び媒体は見出し医学的な及び薬学的な組成物の下記又はそれのいかなる組合せもの一覧を示した。
【0169】
表面安定化剤の実施例のリストは、上で提供される。
【0170】
(ナノ粒子状の形態及び組成物の生物学的に活性な化合物)
本発明は本発明の方法に従って生じられるナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物を含む。そして、組成物がこのような化合物を含む。そして、最も少なく一部のグラインディング化合物でと共にこのような化合物を含む組成物を含む。
【0171】
グラインディング化合物がナノ粒子状の形態における純粋な薬学的に許容可能な化合物を残すために選択的に実質的に除去される所で、粒子のかたまりは時々、より大きな粒子を形成して起こることができる。記載されている方法のユニークな性質のために、新規な多形構造又はナノ構造形態学を有することで、例えば、これらの新規なかたまりになられた粒子は、ユニークな物理的性質を有することができる。ユニークな多様な構造、そして、又は存在のナノ、構造形態学は、改良された生物学的利用能を含んでいる治療的に有益な所有物に結果としてなることができる。このように、本発明の若干の実施例で、本発明の組成は、ナノ粒子状の実質的に純粋な薬学的に許容可能な化合物が形成するものを含む。他の実施態様において、特にグラインディング化合物の不足が、ナノ粒子が解散率を改善することに有害な方法でかたまりになるために方法の間、形成されるのを許す所で、好適な構成は少なくとも一部のグラインディング化合物を保持する。
【0172】
本発明の組成物の範囲内のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物は、約0.1%及び約99.0重量%間の濃度に存在する。望ましくは、組成物の範囲内のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の濃度は約5%〜約80重量%である。その一方で、10%〜約50重量%の濃度は非常に好まれる。望ましく、濃度は、グラインディング化合物のいかなる部分ものいかなる後の除去(必要に応じて)の前にも、構成のための約10〜15重量%、15〜20重量%、20〜25重量%、25〜30重量%、30〜35重量%、35〜40重量%、40〜45重量%又は45〜50重量%の範囲である。グラインディング化合物の一部又は全体が取り出された所で、構成のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の相対的な濃度は除去されるグラインディング化合物の量に従いかなりより高くてもよい。例えば、グラインディング化合物の全てがナノ粒子の濃度を取り除かれる場合、調製は100重量%(薬品を促進することの存在に従属する)に近づくということであってもよい。
【0173】
グラインディング化合物のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の分散はその重量パーセント濃度上のナノ粒子状の形態に依存する薬学的に許容可能な化合物の重量パーセント濃度に依存している、ナノ粒子の少なくとも0.1%がグラインディング化合物によって切り離される場合、ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物のナノ粒子はグラインディング化合物において“分散する”。望ましくは、ナノ粒子の10%を超えるは、グラインディング化合物によって各々から空間的に切り離される。より好ましくは、ナノ粒子の少なくとも15、20、30、40、50、55、60、65、70、75、80、85、90、92、95、98又は99%は、グラインディング化合物によって各々から空間的に切り離される。
【0174】
本発明によって生産される組成物は、ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の単一の種の包含に、限られていない。ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の複数の種は、従って、構成に存在してもよい。ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の複数の種がある所で、人造ものはそのように、形成されてドライミリング・ステップで調製されることができて、ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物は、別に調製されることができて、そうすると、単一の構成を形成するために結合した。
【0175】
(薬剤)
任意に最も少なく一部のグラインディング化合物(薬学的に許容可能な組成物の調製において共通に使用する他の薬品と同様に、一つ以上の薬学的に許容可能な担体と結合される)でと共に、本発明の薬剤は、薬学的に許容可能な化合物をナノ粒子状の形態に含むことができる。
【0176】
ここで使用しているように、“薬学的に許容可能な担体”はいずれでも含む、そして、全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌性で抗真菌性薬品、等張性及び吸収を遅延させている職員、などは非常に生理的に互換性を持つ。望ましくは、担体は、非経口投与(静脈内であるか、腹膜内であるか、筋肉内であるか、舌下であるか、トランス真皮であるか、口頭の投与)に適している。薬学的に許容可能な担体は、滅菌水溶液又は分散液と、不毛な注射可能な解釈又は分散の即座の調製のための無菌の粉とを含む。薬剤の製造のこのような媒体及び作用薬の用法は、公知技術である。いかなる従来の媒体又は薬品がナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物と適合しないこと以外は、本発明による医薬品組成物の製造においてそれの用途は考察される。
【0177】
本発明による製薬許容可能な担体は、以下の実施例の一つ以上を含むことができる:
(1) 活性薬剤の表面を固守することができるが、中で参加しないか又はポリエチレングリコール(ペッグ)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール、コルスポピドン、ポリビニルピロリドン−ポリビニルアクリラートの共重合体、セルロース誘導体、ヒドロキシ・プロピル・メチルを含むが、これに限定されるものではなくて、活性薬剤(例えば重合表面安定化剤)自体を有するいかなる化学反応も受ける重合表面安定化剤。セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリレート及びポリ・メタクリル酸塩、尿素、糖、多価アルコール及びそれらのポリマー(乳化剤)は、ゴム、澱粉、有機酸及びそれらの塩類(ビニル・ピロリドン及び酢酸ビニル)に砂糖を加える;及び/又は
(2) さまざまなセルロース及び十字にリンクされたポリビニルピロリドン(微結晶性セルロース)のような結合薬品;及び/又は
(3) 充填薬品(例えばラクトース一水和物、無水ラクトース及びさまざまな澱粉);
そして、又は薬品(例えば圧縮される粉の流動性に作用する薬品、含んでいる;及び/又は
(4)コロイド状二酸化ケイ素、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、二酸化ケイ素gei)に油をさしている;及び/又は
(5) 甘味料(例えばいかなる自然な又は人工甘味料を含んでいる蔗糖も、キシリトール、ナトリウム・サッカリン、チクロ、アスパルテーム及びアクスルファームK;及び/又は
(6) 薬品に風味をつけること;及び/又は
(7) カリウム・ソルビン酸塩、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸及びその塩類(ブチルパラベン、アルコール類(例えばエチル又はベンジルアルコール)、フェノールの化合物(例えばフェノール)又はクォーターンに属する化合物(例えば塩化ベンザルコニウム)のようなパラヒドロキシ安息香酸の他のエステル類)のような防腐剤;及び/又は
(8) バッファ;及び/又は
(9) 薬学的に許容可能な不活性充填材(例えば微結晶性セルロース、ラクトース、ジ基本的リン酸カルシウム、糖類及び/又は前述のいずれかの混合物)のような希釈剤;及び/又は
(10) 穀物澱粉、ポテトデンプン、トウモロコシ澱粉及び修正された澱粉のような湿潤剤、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ナトリウム澱粉グリコール酸塩及びそれの混合物;及び/又は
(11)崩壊剤;及び/又は
(12) 熱っぽい薬品(例えば有機酸(クエン酸、酒石酸を含んで、リンゴ酸、フマル酸、脂肪酸、琥珀酸、例えば、そして、アルギン酸及び無水物及び酸性塩)又は炭酸塩(例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、ナトリウム・グリシン炭酸塩、L−リジン炭酸塩及びアルギニン炭酸塩)のような起沸性対又は重炭酸塩(例えば重炭酸ナトリウム又は重炭酸カリウム));及び/又は
(13) 他の薬学的に許容可能な賦形剤。
【0178】
動物ために、適切な本発明の、そして、人の特に薬剤は、概して製造及び記憶の条件の下で無菌でなければならなくて、安定していなければならない。ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含む本発明の薬剤は、高い薬剤濃度に適している溶液、ミクロエマルジョン、リポソーム又は他の手順に沿った構造として処方されることができる。可能性がナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を形成して、投与することの効果による有効性を増やしたので、本発明の薬剤の生物学的に活性な化合物の実際の投薬量レベルは生物学的に活性な化合物の自然に従って多彩でもよい(例えば、増加した溶解度(より急速な消滅)は、ナノ粒子状の形態、などの生物学的に活性な化合物の表面積を増やした。)。このように“治療的に有効な量”を本願明細書において意図的に使用した。動物の治療的な反応を遂行することを必要とするナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量に関連する。このような用途のために効果的総計は、依存する:所望の治療的な効果;投与のルート;生物学的に活性な化合物の効力;処理の所望の継続;治療されている疾患の段階及びひどさ;重量及び患者の健康の一般の状態;
そして、定めている医師の判断である。
【0179】
他の実施形態では、任意に最も少なく一部のグラインディング化合物でと共に、本発明のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、他の生物学的に活性な化合物又は同じ生物学的に活性な化合物さえ有する薬剤に結合されることができる。後の実施例において、異なる解放特徴−ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からの早めの解放及びナノ粒子状の形態又は非ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物のより大きな平均的サイズ生物学的に活性な化合物からの後の解放−を提供する薬剤は、成し遂げられることができる。
【0180】
(ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含む薬剤の投与様式)
本発明の薬剤は、人を含んで、経口的に、直腸に肺もののような、膣内に、局所的に、トランス真皮で、いかなる薬学的に許容可能な方法(粉、軟膏又は低下)もの動物に又は頬側であるか鼻スプレーとして投与されることができる。
【0181】
経口投与のための確実な投薬量の形態は、カプセル、錠剤、ピル、粉、ペレットを有し、顆粒を含む。カプセル、錠剤及びピルのために、投薬量形は、また、バッファ・薬剤を含むことができる。さらに、通常使用された賦形剤のいずれかを組み込んで、以前に一覧を示すそれらのような、そして、通常、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性薬品の、そして、より好ましくは、25%−75%の濃度の10−95%は、薬学的に許容可能な非中毒性の経口的な構成物を形成する。
【0182】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性薬品の溶液が許容可能な担体(好ましくは水性担体)の中で浮遊していたので、本発明の薬剤は非経口的に投与されることができる。種々の水性担体(例えば水、緩衝された水、0.4%の食塩水、0.3%のグリシン、ヒアルロン酸など)が、用いられることができる。これらの組成物は、従来の、周知の殺菌技術によって殺菌されることができるか、又は、フィルターをかけられて無菌でもよい。あるいは、凍結乾燥されて、投与の前に滅菌溶液と結合されている凍結乾燥された調製であるにつれて、結果として生じる水溶液は用途のために包装されることができる。
【0183】
エアゾール投与のために、本発明の薬剤は、表面安定化剤及び推進体に加えて好ましくは供給される。表面安定化剤は、もちろん、非中毒性でなければならなくて、推進体に好ましくは溶解しなければならない。このような薬品の代表例は、6から22まで炭素原子(例えば脂肪族多価アルコールを有するカプロン酸で、オクタン酸で、ラウリン酸で、パルミチン酸で、ステアリンで、リノール酸で、リノレン酸で、オレステリック酸で、オレイン酸又はその周期的無水物)を含んでいる脂肪酸のエステル類又は部分的エステルである。
エステル類を調合されて、例えば、混合であるか天然グリセリドは、使用されることができる。表面安定化剤は、構成(好ましくは0.25−5%)の0.1%−20重量%を構成することができる。構成のバランスは、通常推進体である。鼻腔内交付のためのレシチンと同様に、例えば、要求されるにつれて、担体はまた、含まれることができる。
【0184】
本発明の薬剤は、また、リンパ組織のようなリポソーム(特定の組織に活性薬剤を目標とするのに役立つ)を経て投与されることができるか、又は細胞に選択的に目標とされることができる。リポソームは、エマルジョン類、フォーム、ミセル、不溶性単粒子層、液晶、リン脂質分散液、薄板状層などを含む。これらの調製において、単独で又は他の治療的であるか免疫原性組成物と結合する粒子とともに、ナノ複合微細構造構成物は、リポソームの一部として組み込まれる。
【0185】
上述の通り、それからそこの化合物が、グラインディング化合物が固体物理安定化剤として効果的に作用することができた時から、分散を安定させて、さらにほとんど必要であってはならない最も少なく一部の摩擦でと共に、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、確実な投薬量の形態(例えば、経口的な又は坐薬行政のために)に処方されることができる。
【0186】
しかしながら、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物が液(又はガスの)停職において利用されることになっている場合、一旦固体担体が除去又は少なくとも粒子かたまりの最小化を確実にするために実質的に除去されるならば、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子はさらなる安定化を必要とすることができる。
【0187】
(治療的な用途)
本発明の薬剤の治療的な用法は、鎮痛、抗炎症剤、片頭痛、喘息を有し、活性薬剤が高い生物学的利用能によって投与されることを必要とする他の障害を含む。
【0188】
生物学的に活性な化合物の急速な生物学的利用能が必要である主領域のうちの1つは、痛みの救助においてある。
【0189】
軽微な鎮痛薬(例えば抑制剤(アスピリンは、薬を関連させた)が本発明による薬剤として用意されることができるシクロオキシゲナーゼ)。
【0190】
本発明の薬剤が、また、目疾患の治療のために使われることができる。すなわち、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、生理的食塩水又はゲルの水様の中止として、目上の投与のために処方されることができる。加えて、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、急速な中枢神経系浸透のための鼻を経て、投与のための粉末形態において調製されることができる。
【0191】
心血管疾患の治療は、また、本発明、例えば狭心症の治療及び、特に、モルシドミンに一致することがより良好な生物学的利用能からためになることができるナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から利益を得ることができる。
【0192】
他の本発明の薬剤の治療的な用法には、髪損失、性的機能不全又は乾癬の真皮治療の処置が含まれる。
【0193】
本発明は、現在ラロキシフェンの形の調製のためのより大きな特殊性に関して記載されている。
【0194】
(ラロキシフェンの形態)
本発明は、微粒子の形のないラロキシフェン、薬学的に許容可能なラロキシフェン塩類及び溶媒和物を含む。このようなアモルファス化合物の調製のための方法は、米国特許第6713494号明細書(Eli Lilly and Company)に記載されている。
【0195】
本発明のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物が結晶質の所で、本発明はそれのいかなる特定の多形体にも限られていると理解されてはならない。
【0196】
本発明の薬学的に許容可能な塩類は、有機であるか無機酸の範囲から形成されることができる。
【0197】
このような塩類を形成するために使用する典型的無機酸は、含む塩化水素、臭化水素、ハイドロ・ヨウ素、窒素を含む、高度に硫黄を含む、リンの、低リンの、そして、同類のものである。
【0198】
有機酸(例えば脂肪族モノフォニックの及びジカルボキシル酸、フェニル置換されたアルカン酸、ヒドロキシアルカン酸及びヒドロキシアルカン二酸、芳香族の酸、脂肪族化合物及び芳香族のスルホン酸類)に由来する塩類が、また、用いられることができる。このような薬学的に許容可能な塩類はこのように酢酸塩、フェニル酢酸塩、トリフルオロアセタート、アクリル酸塩、アスコルビン酸塩、ベンゾアート、クロロ・ベンゾアート、ジニトロ・ベンゾアート、ヒドロキシ・ベンゾアート、メトキシ・ベンゾアート、メチル・ベンゾアート、o−アセトキシベンゾアート、ナフタレン−2−ベンゾアート、臭化物、イソ酪酸塩、フェニル酪酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、ブチン−1,4−ジオアート、ヘキシン−1,4−ジオアート、カプロン酸塩、カプリル酸塩、塩化物、ケイ皮酸塩、クエン酸塩、ギ酸塩、フマル酸エステル、グリコール酸塩、ヒップラート、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレアート、ヒドロキシ・マレアート、マロナート、ヘプタノアート、マンデラート、メシラート、ニコチナート、硝酸、イソニコチナート、シュウ酸エステル、フタル酸塩、テレフタル酸塩、リン酸塩、モノ・リン酸水素、リン酸二水素、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、プロピオラート、プロピオン酸塩、フェニル・プロピオン酸塩、サリチル酸塩、セバシン酸、琥珀酸塩、スベリン酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、ピロ硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、スルホン酸塩、ベンゼン・スルホン酸塩、p−ブロモ・フェニル・スルホン酸塩、クロロ・ベンゼン・スルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、酒石酸、キシレンスルホン酸塩、及び、同類を含む。
【0199】
米国特許出願公開第20060154966号明細書は、ラロキシフェンD−乳酸塩、ラロキシフェンL−乳酸塩、ラロキシフェンDL−乳酸塩、ラロキシフェンD−乳酸塩半水化物、ラロキシフェンD−乳酸塩1/4−水和物、ラロキシフェンL−乳酸塩半水化物、ラロキシフェンL−乳酸塩1/4−水和物、ラロキシフェンDL−乳酸塩半水化物及びラロキシフェンDL−乳酸塩1/4−水和物の調製を述べる。
【0200】
特定の用途のために、好適な塩は、塩酸塩である。
【0201】
(粒子サイズ)
還元粒子サイズと関連する経費は、ミリングの直接経費に、限られていない。例えば、米国特許第6894064号明細書(Eli Lilly and Company;ベンゾ・チアペン、同上を含んでいる製剤、及び方法)、“非常に微細に分かれた材料は小型の充填材又は錠剤調製の問題点及び経費を示す。その理由は、次のことにある。材料は途切れずに続かなくて、機械を終える際に固められる”、そして、“このような終了した問題点は最終製品の非均質性を生成する。そして、それは薬剤物質において受け入れられない”と説明する。したがって、“力が、常に、最大生物学的利用能(粒子表面積)及び製造の実際的な限度を得る特性の間にある”、そして、“最高の溶液”が各々の状況に特有でその判定に関してはユニークであることをマークする妥協の点である。
【0202】
現在、それの処理ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物によって、指定された範囲の中に粒子サイズを持ってくるために、若干の周知のラロキシフェン塩酸塩の形と関連して改良された生体外解散側面及び生体内生物学的利用能を呈する医薬品組成物が調製されることができることを分かった。さらに、本発明の若干の形で、これらの好転は、製造斜視図から不利である特徴を輸入せずに成し遂げられることができる。
【0203】
上記したように、本発明は、それにおいて特徴を描写される微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物(約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズを有する粒状形態におけるもの)である。
【0204】
本発明の一つの形態において、平均粒子サイズは、約75nm及び約500nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約400nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約300nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約200nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約100nmの間である。
【0205】
(サイズ分布)
本発明の好ましい形態において、微粒子のラロキシフェン(それの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)は、狭い粒子サイズ分布を有する。
【0206】
本発明の好ましい形態において、粒子の約90%は、約500nm未満の粒子サイズを有する。粒子分布は、超音波処理を用いて、そして、分散からより大きな凝集物を除去する30秒の間の500rcfの遠心分離の後、粒子の分散の動的な光散乱によって測定されることができる。粒子サイズを計量する他の手段は実施例表面積測定値及び電子顕微鏡写真のためにある。そして、それは粒子の測定されたサイズ分布を支えるために用いることができる。
【0207】
本発明の1つの形において、粒子の約50%は、500nm未満の粒子サイズを有する。
本発明の他の形において、粒子の約90%は、500nm未満の粒子サイズを有する。
本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約100及び500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約400nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約300nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約200nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約100nm間の粒子サイズを有する。
【0208】
粒子サイズ生体外解散及び生体内吸収の役割に加えて、他の重要な態様は、製剤製造プロセスのさまざまな動作上のその役割である。粒子サイズ明細書が薬粒子の消化管の吸収のサイトへの一貫した配送を確実にすると共に、それも錠剤製造プロセスの湿式粒状化ステップの間、より良好な制御を考慮に入れる。粒子サイズを制御することによって、カーブがそうである粒状化電力消費の適当な進行を引き出すために必要な水で多くのバリエーションは、減少した。
【0209】
前の言及された制約の中で粒子サイズを維持することによって、水の確立した量は、単調な多く製品用の製造チケットにおいて口述されることができる。粒状化ステップは、多くの錠剤及びカプセルを製造している動作に共通で、粒状化の所望のエンドポイントをもたらすために、水の追加によって、典型的にドライブされる。粒状化エンドポイントに依る下流の装置動作は、粒状化に得られた乾燥粒状化及び結果として生じる粒子サイズ分布をミリングすることである。活性成分の入って来る粒子サイズも粒状化の間、形成されるドライミリングされた凝集物の最終的な粒子サイズ分布を遂行するということを発見された。一定の水量のために、より粗い分布は、ドライミリングされた凝集物のより微細なサイズ分布に結果としてなる。あまりに微細な粒状化分布は、圧縮ステップの間、劣った粒状化フロー及び個々の錠剤重量の弱いコントロールにつながることができる。このように、前に言及される狭い粒子サイズ制約は、また、粒状化ステップの間、必要な水における変化を減らして、容認できない錠剤重量による圧縮の間、錠剤の不認可を予防するために適切な分布のドライミリングされた顆粒を生産することによって方法をオートメーションにより従うようにすることに結果としてなった。
【0210】
(凝集物)
凝集物が大きさにおいて500nmを上回るに関係なく、ラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物(約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズを有する前記粒子)のかけらを含む凝集物は本発明の範囲内になるために理解されなければならない。
【0211】
本発明の中で、それの微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の特定の使用のために、凝集物の形成は、たいへん望ましい。それのラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物のかけらの凝集物は、本発明の中で従来は、減少した粒子サイズと関係している処理不利な点を引きつけることのない若干の周知のラロキシフェン塩酸塩の形と関連して、改良された生体外解散及び生体内生物学的利用能の効果を産出することができる。
【0212】
(他の特性)
本発明の好ましい形態において、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物が5m2以上の表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、7m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、10m2を上回る表面積を有する。好ましくはしかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、15m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、20m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、25m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、30m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、35m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、40m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、50m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、55m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、最高ほぼ57m2の表面積を有する。
【0213】
本発明の一態様において、イヌに経口投与されるときに、12ng/mLを超えるピークのプラズマ濃度(Cmax)を示す微粒子の結晶ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は、それについて形成される。
【0214】
本発明の一態様において、微粒子の結晶ラロキシフェンは、提供されるか、又は薬学的に許容可能な塩又はそれについてイヌに経口投与されるときに、濃度対時間カーブの下で領域を示す溶媒和物(33のng.h/mLより大きいAUC0−t)である。
【0215】
本発明の一態様において、イヌに経口投与されるときに、時間の中央値を1時間以内での最大プラズマ濃度(Tmax)に示す微粒子の結晶ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は、それについて形成される。
【0216】
(微粒子のラロキシフェン塩酸塩を生産する方法)
要約されるにつれて、さらなる本発明は方法をそれの前記微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を生産するために提供する。
【0217】
特に、本発明は、約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズを有する微粒子のラロキシフェン(又は薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物)を生産することのための方法を含む、ステップを含む方法の:
固体ラロキシフェン塩酸塩及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をミリングして、複数のミリングボディーを含むミルで、部分的に少なくとも中で分散する約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズによってそれの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を含む固体の分散物又は溶液を生産することは、グラインディング化合物をミリングした。
【0218】
本発明の好ましい形態において、ミリング・ステップは、ドライミリング・ステップである。
【0219】
本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nmのnm及び約500nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約400nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約300nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約200nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約100nmの間である。
【0220】
本発明の好ましい形態において、粒子の約50%は、約500nm未満の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約100及び500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nmのnm及び約500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約400nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約300nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約200nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約100nm間の粒子サイズを有する。
【0221】
用語“ミリング可能な”は、グラインディング化合物が本発明の方法のドライミリング条件の下で物理的に劣化することができることを意味する。本発明の一実施例において、ミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物に、相当する粒子サイズの中である。
【0222】
非常に好適な形において、グラインディング化合物は、固体のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物より硬い、そして、このように、物理的に分解することができるような本発明のドライミリング条件の下である。再び、理論に束縛されることを望まずに、これらの状況の下で、ミリング可能なグラインディング化合物が、ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩のより小さいかけら又はそれの溶媒和物の生産を可能にしているドライミリング状況の下で生産されるグラインディング化合物のより小さいかけらによって、第2のルートによる本発明の効果を産出すると思われている。
【0223】
それのラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の固体の分散物又は溶液は、それからミリングボディーから切り離されることができて、ミルから除去されることができる。
【0224】
好適な態様において、グラインディング化合物は、分散又は溶液から分離される。さらなる態様において、少なくとも、一部のミリングされたグラインディング化合物は、微粒子のラロキシフェン塩酸塩から分離される。
【0225】
ミリングボディーは、ドライミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0226】
微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物及びグラインディング化合物の物理的な分解の範囲の量と関連するグラインディング化合物の量は、それについてラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の再凝集を阻害するのに十分である。グラインディング化合物は、本発明のミリング条件の下で、それについて製薬ラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物によって化学的に反動的でない。
【0227】
本発明の一実施例において、ミリングされたグラインディング化合物は、それについて微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物に相当する粒子サイズの中である。
【0228】
必要な低下を成し遂げるのに必要なグラインディング化合物の物理的性質は、正確なミリング状況に依存している。例えば、より硬いグラインディング化合物は、より活発なドライミリング状況の下で提供される充分な範囲に分解することができる。
【0229】
インディシア(例えば破壊靭性及びもろさインデックス)で測定されるにつれて、薬品がドライミリング状況の下で分解するというほどに関連するグラインディング化合物の物理的性質は硬度(脆さ)を含む。
【0230】
望ましくは、グラインディング化合物は、低い摩耗性の中である。低い摩耗性は、分散又はミリングボディーによるグラインディング化合物の微粒子のラロキシフェン塩酸塩の溶液の汚染及び/又は媒体ミルの粉砕室を最小にするために望ましい。摩耗性の間接的な徴候は、ミリングを主成分とする汚濁物のレベルを測定することによって得られることができる。
【0231】
望ましくは、グラインディング化合物には、ドライミリングの間、かたまりになる低い傾向がある。客観的にミリングの間、かたまりになる傾向を定量化することが難しい間、ドライミリング発展として媒体ミルのミリングボディー及び粉砕室上のグラインディング化合物の中で“固まる”レベルを観察することによって主観的な計測を得ることは可能である。グラインディング化合物は、無機であるか有機化合物であってもよい。
【0232】
実施例において、グラインディング化合物は、以下から選ばれる:ナトリウム水素硫酸塩、ナトリウム炭酸水素塩、水酸化ナトリウム又はコハク酸;結晶質の有機酸(例えばフマル酸(特急でない以外のために)、マレイン酸、酒石酸、クエン酸));あるいは、アンモニウムは、実施例(特急でない以外のために)塩化アンモニウム、塩酸メチルアミン、臭化アンモニウム、結晶質の水酸化物のために、炭酸水素塩(製薬許容可能なアルカリ金属の炭酸水素塩)に加塩する(又は揮発性のアミンの塩類)例えば、しかし、制限する、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、そして、バリウム(硫酸ナトリウム)塩化ナトリウム、ナトリウムメタ重硫酸塩、ナトリウム・チオ硫酸塩、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、重硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、カリミョウバン、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウムである。
【0233】
適当なグラインディング化合物の選択は、本発明の方法の特定の非常に有利な用途をもつ余裕がある。本発明ために、適当な若干のグラインディング化合物は、粒子サイズ(グラインディング化合物の分解のために不適当なこのような方法)に依存していない方法によって、それについて微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物と直ちに分離可能である。例えば、また、微粒子のラロキシフェンと異なる溶解度特性を備えている適当なグラインディング化合物を選んで、それの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は、比較的直接の選択的な解散技術によって、2つの分離を許す。このようなグラインディング化合物の実施例は、発明の詳細な説明において提供される。このように、本発明の方法の特に有利な用途は、グラインディング化合物としての水溶性塩の消費である。
【0234】
非常に有利な本発明の態様は、本発明の方法ために、適当な特定のグラインディング化合物がまた、薬剤ために、適当であるということである。本発明は、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物及び少なくとも一部のグラインディング化合物(非常に生産される薬剤)及び動物の治療の方法を組み込んでいて、人を含んでいて、前記薬剤を経由して前記生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用している薬剤の製造のための方法を含む。
【0235】
薬剤はミリングされたグラインディング化合物と共に微粒子のラロキシフェンだけ、薬学的に許容可能な塩だけ又はそれの溶媒和物だけを含むことができる、又は、より好ましくは、いかなる所望の賦形剤も薬品が薬剤の調製において共通して使うのを好むのと同程度よく、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物及びミリングされたグラインディング化合物は一つ以上の薬学的に許容可能な担体と結合されることができる。
【0236】
本発明の1つの特定の形において、グラインディング化合物は、薬剤ために、適当で粒子サイズに依存していない方法によってそれの微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物と直ちに分離可能である。このようなグラインディング化合物は、以下の発明の詳細な説明に記載されている。それらが、グラインディング化合物が薬剤にそれについて微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物によって組み込まれることができる範囲の有意な柔軟性を産出するという点で、このようなグラインディング化合物は非常に有利である。
【0237】
本発明の1つの形において、グラインディング化合物は、塩化ナトリウムである。
【0238】
本発明の1つの形において、グラインディング化合物は、炭酸カルシウムである。
好ましい実施例において、グラインディング化合物は、製薬技術の当業者によるGRAS(一般に、安全であると考えられる)と考えられる化合物である。
【0239】
本発明の好ましい形態において、ステップの前に:
固体ラロキシフェン塩酸塩及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をミリングして乾燥質で、複数のミリングボディーを含むミルで、部分的に少なくとも中で分散する約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズによってそれの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を含む固体の分散物又は溶液を生産することはグラインディング化合物をミリングした;
本発明の方法は、それの固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を実質的に乾燥させるステップを備えている。
【0240】
好ましくは、しかし、そのステップの前に:
固体ラロキシフェン塩酸塩及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をミリングして乾燥質で、複数のミリングボディーを含むミルで、部分的に少なくとも中で分散する約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズによってそれの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を含む固体の分散物又は溶液を生産することはグラインディング化合物をミリングした;本発明の方法は、グラインディング化合物を実質的に乾燥させるステップを備えている。
【0241】
当業者は、化合物から水を取り除くことの多くの技術を知っている。本発明の1つの形において、固体のラロキシフェン(薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)を実質的に乾燥させるステップは、ラロキシフェン塩酸塩を適切な期間の間の乾燥剤減圧下にさらすことによって実行される。当業者は、適当な乾燥剤の範囲を知っている。
【0242】
本発明の1つの形において、乾燥剤は、P2O5である。
【0243】
ミリングボディーの数及びサイズは、ミリングの間、適用されるエネルギー量を変えるために多彩でありえる。これは、サイズの変化及び結果として生じるラロキシフェンの特徴に結果としてなる。実施例は製造の現在のスケールのために最適化される特定の組合せに明らかにする、しかしながら、当業者は方法が拡大・縮小されるにつれて、印加される媒体・サイズ、数及びエネルギーをミリングすることへのバリエーションが同じ製品を生産することを必要とすると認める。
【0244】
望ましくは、固体のラロキシフェン固体のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物の固体のラロキシフェン(薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)の濃度は、約5%及び約25%の体積/体積の間である。好ましくはしかし、濃度は、約5%及び約20%の体積/体積の間である。本発明の非常に好適な形において、濃度は、約10%及び約15%の体積/体積の間である。本発明の1つの形において、濃度は、約15%の体積/体積である。
【0245】
(ミリングボディー)
本発明の方法では、ミリングボディーは、好ましくは化学的に不活発で、堅い。本願明細書において使われるように、用語“化学的に不活発な”はミリングボディーが化学的にラロキシフェン塩酸塩又はグラインディング化合物と反応しないことを意味する。
【0246】
ミリングボディーは、ミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0247】
ミリングボディーは、望ましく種々の滑らかな、正形状、平面又は湾曲面のいずれかを有することができる体の形で提供されて、鋭いか高くなった刃を欠いている。実施例、体が楕円ものを有する体の形でありえる適切なミリング、卵形のために、球面であるか右側の円筒状形状である。望ましくは、ミリングボディーは、一つ以上のビード、ボール、球体、ロッド、右側のシリンダ、ドラム又は半径−端右側のシリンダ(すなわちシリンダと同じ半径を有する半球状のベースを有する右側のシリンダ)の形で提供される。
【0248】
ミリング媒体本体は、約3及び10mmの間で、なお多く望ましく、より好ましくは、約1及び約15mmの間で、約0.1及び30mm間の効果的平均粒子直径(すなわち“粒子サイズ”)を好ましくは有する。
【0249】
粒状形態で、ミリングボディーは、セラミック、ガラス、金属又はポリマー組成物のようなさまざまな材料を含むことができる。体をミリングしている適切な金属は典型的に球形で、一般に良好な硬度(すなわちRHC 60−70)(丸み)を有する高い耐摩耗性、そして、狭いサイズ分布、そして、例えば、52100がクロムメッキするタイプから製作されるボールを含むことができる、鋼は316又は440Cステンレス鋼を入力するか又は1065の高い炭素鋼を入力する。
【0250】
好適なセラミック材料は、例えば、それらが欠かれることを回避することを可能にするために砕けるために望ましくは充分な硬度及び抵抗を有するセラミックの広い配列から選ばれることができるか又はミリングうえに十分に高い密度の間、圧壊されることができる。ミリング媒体のための適切な密度は、約1から15g/cm3までの範囲である。好適なセラミック材料は凍石、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ジルコニウム−二酸化ケイ素、イットリア安定する酸化ジルコニウム、マグネシアで安定する酸化ジルコニウム、窒化シリコン、炭化ケイ素、コバルト安定するタングステンカーバイド、などから選ばれることができる。そして、それの混合物と同程度よい。
【0251】
好適なガラス・ミリング媒体は、球形(例えばビード)で、狭いサイズ分布を有して、耐久性があって、例えば、鉛のないソーダ石灰ガラス及びホウケイ酸ガラスを含む。重合ミリング媒体は、好ましくは実質的に球形で、それらが欠かれるか又はミリングの間、圧壊されることを回避することを可能にする充分な硬度及び脆さを有する重合樹脂、製品の汚染に結果としてなっている摩擦を最小化する耐摩耗性及び不純物(例えば金属、溶媒及び残余のモノマー)の解放の広い配列から選ばれることができる。
【0252】
好適な重合樹脂は、例えば、クロスリンクされたポリスチレン(例えばジビニルベンゼン、スチレン共重合体、ポリアクリレート(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリカーボネート、ポリアセタール、塩化ビニル・ポリマー及び共重合体によってクロスリンクされるポリスチレン、ポリウレタン類、ポリアミド類、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、など)から選ばれることができる。非常に小粒子サイズ(メカノケミカル合成に対して)に材料を摩滅させる重合ミリング媒体の使用法は、例えば、米国特許第5,478,705号明細書及び第5,500,331号明細書において開示される。重合樹脂は、概して、約0.8から3.0g/cm3まで変動している密度を有することができる。より高い密度重合樹脂は、好まれる。あるいは、ミリング媒体は、重合樹脂を有する高密度中心的な粒子がその上に付着したことを成っている複合粒子でありえる。中心的な粒子は、ミリング媒体(例えばガラス、アルミナ、酸化ジルコニウム二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、ステンレス鋼、など)として有効なことは公知の材料から選ばれることができる。好適なコア材料は、約2.5g/cm3より大きい密度を有する。
【0253】
本発明の一実施例において、ミリング媒体は強磁性材料から形成される。それによって、磁気分離技術の活用法によってミリング媒体の衣服に起因している汚濁物の除去を容易にする。
【0254】
各々の種類のミリングボディーは、それ自身の効果がある。例えば、金属は最高比重を有する。そして、それは増加した影響エネルギーによる研磨効率を増やす。金属経費は最低から高さまで変動する、しかし、最終製品の金属汚染は問題でありえる。ガラスは、ローコストの見地及び0.004mmの低さの少ないビード・サイズの有効性から有利である。しかしながら、ガラスの比重は他の媒体より低い、そして、相当にミリング時間は必要である。最後に、セラミックは、低い衣服及び汚染(清掃及び高い硬度の容易さ)の見地から有利である。
【0255】
本発明の特定の形において、ミリングボディーは、ほぼ3cm3の体積及び40gの大量の複数の鋼鉄ボールを含む。
【0256】
(ドライミリング)
ドライミリングにおいて、本発明の方法(それの固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)及びグラインディング化合物は、結晶、粉、等の形で、振動の予め定められた強度で所定の期間の間機械的に煽動される(すなわち、動くことの有無にかかわらず)粉砕室の複数のミリングボディーを有する適切な規模に組み込まれる。概して、ミリング装置は、振動の外部用途によって運動をミリングボディーに与えるために用いる。それによって多様な翻訳、回転又は逆転動作又はそれの組合せは、粉砕室及びその内容に、又は刃に、ここを終端として接続している回転シャフト、プロペラ、インペラ又はパドルで又は両方の動きの組合せによる振動の内部適用によって適用される。
【0257】
ミリングの間、ミリングボディーに与えられる運動は、ミリングボディー及び反応体粉のかけらの間で有意な強度を有する多数の影響又は衝突と同様に力をせん断する用途に結果としてなることがありえる。塩酸塩及び挽くこと倍加させる固体のラロキシフェンは、多種多様な処理パラメータによって影響される:ミリング装置のタイプ;力の強度は、生成した、方法の運動学的な態様;ミリングボディーのサイズ、密度、形状及び構成;ラロキシフェン塩酸塩の重量比及びミリングボディーに対する研磨合成混合;ミリングの継続;研磨ものは倍加させる物理的性質;起動の間、ある空気;そして、他。
【0258】
都合のよいことに、媒体ミルは、繰り返し又は連続的に機械の圧縮力及び剪断ストレスを生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物に印加することができる。適切な媒体ミルは、以下を含むが、これに限定されるものではない:高エネルギーのボール、砂、ビード又は真珠のミルはミル、遊星ミル、振動する動きボールミル、マルチ軸シェーカ/ミキサー、撹拌されたボールミル、水平小さい媒体機械、マルチ・リングを粉々にしているミル、などをバスケットに入れる。そして、小さいミリング媒体を含む。ミリング装置も、一つ以上の回転シャフトを含むことができる。
【0259】
本発明の好ましい形態において、ドライミリングは、ボールミルにおいて遂行される。明細書の剰余の全体にわたって、参照は、ボールミルを経由して行われているミリングを乾燥させるために実行される。このようなミルの実施例はアトリタミルである。そして、ミル、塔ミル、遊星ミル、振動するミル及び重力に従属するタイプ・ボールミルを旋回させる。本発明の方法に従うドライミリングがまた、ボール・ミリング以外のいかなる適当手段にもよって成し遂げられることができることはいうまでもない。例えば、ドライミリングは、また、ジェットミル、ロッドミル、ローラーミル又はクラッシャミルを使用して成し遂げられることができる。
【0260】
それの固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の粒子サイズが約100μmより少ないことは好まれるが、重要でない。そして、そのことは篩分析で測定されることができる。固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩の粗い粒子サイズ又はそれの溶媒和物が約100μmより大きい、それから、それは、好まれる固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩のかけら又はそれの溶媒和物が、大きさにおいて従来のミリング方法(例えばエアージェット又は断片化ミリング)を使用している100未満のμmになって最初である。
【0261】
成り立っている医薬品組成物又は本発明の処方された使用している、微粒子のラロキシフェン(又はそれの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)
概要において述べられるように、本発明も成り立っている医薬品組成物を形成するか又はそれの上述の微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を使用することを処方した。
【0262】
本発明の医薬品組成物は薬学的に許容可能な担体を含むことができる。そこにおいて、“薬学的に許容可能な担体”はいずれでも含む、そして、全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌性で抗真菌性薬品、等張性及び吸収を遅延させている職員、などは非常に生理的に互換性を持つ。望ましくは、薬学的に許容可能な担体は、非経口であるか、静脈内であるか、腹膜内であるか、筋肉内であるか、舌下であるか、トランス真皮であるか、口頭の投与に適している。薬学的に許容可能な担体は、滅菌水溶液又は分散液と、不毛な注射可能な解釈又は分散の即座の調製のための無菌の粉とを含む。医薬品組成物の製造のこのような媒体及び作用薬の用法は、公知技術である。いかなる従来の媒体又は薬品が本発明の微粒子のラロキシフェン塩酸塩と適合しないこと以外は、本発明による医薬品組成物の製造においてそれの用途は考察される。
【0263】
本発明による医薬品組成物は、以下の添加物の一つ以上を含むことができる:
(1)重合は活性薬剤の表面を固守することができるが、一部を取り入れないか又はポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール、コルスポビドン、ポリビニルピロリドン−ポリビニルアクリラートの共重合体、セルロース誘導体、ヒドロキシ・プロピル・メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース・フタル酸塩、ポリアクリレート及びポリ・メタクリル酸塩、尿素、糖、多価アルコールが挙げられるが、これに限定されるものではなくて、活性薬剤(例えば重合表面安定化剤)自体を有するいかなる化学反応も受ける安定化剤に表面をつける、そして、それらのポリマー(乳化剤)はゴム、澱粉、有機酸及びそれらの塩類(ビニル・ピロリドン及び酢酸ビニル)に砂糖を加える;及び/又は
(2) さまざまなセルロース及び十字にリンクされたポリビニルピロリドン(微結晶性セルロース)のような結合薬品;及び/又は
(3) 充填薬品(例えばラクトース一水和物、無水ラクトース及びさまざまな澱粉);及び/又は
(4) 薬品(例えば圧縮、含んでいるコロイド状二酸化ケイ素である粉の流動性に作用する薬品、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、シリカゲル)に油をさすこと;及び/又は
(5) 甘味料(例えばいかなる自然な又は人工甘味料を含んでいる蔗糖も、キシリトール、ナトリウム・サッカリン、チクロ、アスパルテーム及びアクスルファームK);及び/又は
(6) 薬品に風味をつけること;及び/又は
(7) ソルビン酸カリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸及びその塩類(ブチルパラベン、アルコール類(例えばエチル又はベンジルアルコール)、フェノールの化合物(例えばフェノール)又は第四級の化合物(例えば塩化ベンザルコニウム)のようなパラヒドロキシ安息香酸の他のエステル類)のような防腐剤;及び/又は
(8) バッファ;及び/又は
(9) 薬学的に許容可能な不活性充填材(例えば微結晶性セルロース、ラクトース、二塩基性のリン酸カルシウム、糖類及び/又は前述のいずれかの混合物)のような希釈剤;及び/又は
(10) 穀物澱粉、ポテトデンプン、トウモロコシ澱粉及び修飾された澱粉のような湿潤剤、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ナトリウム澱粉グリコール酸塩及びそれの混合物;及び/又は
(11) 崩壊剤;及び/又は
(12) 発泡性の薬剤(例えば有機酸(クエン酸及び酒石酸を含んで、リンゴ酸、フマル酸、脂肪酸、琥珀酸、例えば、そして、アルギン酸及び無水物及び酸性塩)又は炭酸塩(例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、ナトリウム・グリシン炭酸塩、L−リジン炭酸塩及びアルギニン炭酸塩)のような起沸性対又は重炭酸塩(例えば重炭酸ナトリウム又は重炭酸カリウム));及び/又は
(13) 他の薬学的に許容可能な賦形剤である。
【0264】
動物ために、そして、人において特に適切な医薬品組成物は、概して製造及び記憶の条件の下で無菌でなければならなくて、安定していなければならない。ナノ粒子を含む医薬品組成物は、高い薬剤濃度に適している溶液、ミクロエマルジョン、リポソーム又は他の手順に沿った構造として処方されることができる。
【0265】
本発明の医薬品組成物は、経口的に、直腸に肺もののような、膣内に、局所的に、トランス真皮で、いかなる薬学的に許容可能な方法(粉、軟膏又は低下)もの人間及び動物に又は頬側であるか鼻スプレーとして投与されることができる。
ラロキシフェンは重要な第1のパス代謝に従属する。そして、それは生物学的利用能に衝撃を与える。
【0266】
従来は、処方されたラロキシフェンは、通常、経皮的送達に従わないと考慮される。
しかしながら、微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は本発明の溶媒和物は、このような交付により従う。
【0267】
経口投与のための確実な投薬量の形態は、カプセル、錠剤、ピル、粉、ペレット、顆粒を有し、同類を含む。このような投薬量形は、また、バッファ・薬剤を含むことができる。
【0268】
本発明の医薬品組成物は、許容可能な担体(好ましくは水性担体)の中に浮遊される微粒子のラロキシフェン塩酸塩の溶液として、非経口的に投与されることができる。
種々の水性担体(例えば水、緩衝された水、0.4%の食塩水、0.3%のグリシン、ヒアルロン酸など)が、用いられることができる。これらの組成物は、従来の、周知の殺菌技術によって殺菌されることができるか、又は、フィルターをかけられて無菌でもよい。あるいは、凍結乾燥されて、投与の前に滅菌溶液と結合されている凍結乾燥された調製であるにつれて、結果として生じる水溶液は用途のために包装されることができる。
【0269】
エアゾール投与のために、本発明の医薬品組成物は、表面安定化剤及び推進体に加えて好ましくは供給される。表面安定化剤は、非中毒性でなければならなくて、推進体に好ましくは溶解しなければならない。このような薬品の代表例は、6から、オクタン酸、ラウリン酸で、パルミチン酸で、ステアリンのようで、リノール酸で、22の炭素原子(例えばカプロン酸)までリノレン酸、脂肪族多価アルコールを有するオレステリック酸、オレイン酸又はその周期的無水物を含んでいる脂肪酸のエステル類又は部分的エステルである。エステル類を調合されて、例えば、混合であるか天然グリセリドは、使用されることができる。表面安定化剤は、構成(好ましくは0.25−5%)の0.1%−20重量%を構成することができる。構成のバランスは、通常推進体である。鼻腔内交付のためのレシチンと同様に、例えば、要求されるにつれて、担体はまた、含まれることができる。
【0270】
本発明の医薬品組成物は、また、リンパ組織のようなリポソーム(特定の組織に活性薬剤を目標とするのに役立つ)を経て投与されることができるか、又は細胞に選択的に目標とされることができる。リポソームは、エマルジョン類、フォーム、ミセル、不溶性単粒子層、液晶、リン脂質分散液、薄板状層などを含む。これらの調製において、単独で又は他の治療的であるか免疫原性組成物と結合する粒子とともに、ナノ複合微細構造構成物は、リポソームの一部として組み込まれる。
【0271】
加えて、本発明の化合物は、維持された解放投薬量の形態として製剤によく適している。
製剤はまた、それらが活性成分だけを放出するように構成されることができる又は、好ましくは事項で、腸管の中で、及び/又は期間にわたって分かれる。このような製剤は、コーティング、エンベロープ又は重合物質又はワックスから作られることができる保護マトリックスを含むことができる。
【0272】
適切な表面安定化剤は、CTAB、セチル・ピリジニウム塩化物、ゼラチン、カゼイン、リン脂質、デキストラン、グリセロール、アラビアゴム、コレステロール、トラガカントゴム、ステアリン酸、ステアリン酸性エステル類及び塩類、カルシウム・ステアリン酸塩、グリセロール・モノ・ステアリン酸塩、セトステアリルアルコール、セトマクロゴルを乳状にしているワックス、ソルビタンエステル、ポリ・オキシ・エチレン・アルキル・エーテル、ポリ・オキシ・エチレン・ヒマシ油誘導体、ポリ・オキシ・エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ドデシル・トリメチル・アンモニウム臭化物、ポリ・オキシ・エチレン・ステアリン酸塩を含むことができる、コロイドの二酸化ケイ素、リン酸塩、ドデシル硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース・カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル・メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルソース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、非晶質のセルロース、マグネシウム・アルミニウム・ケイ酸塩、三エタノールアミン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、4(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−酸化エチレン及びホルムアルデヒドを有するフェノール高粒子、ポロキサマー、ポロキサミン、帯電されるリン脂質、ジ・ミリストイルホファチジルグリセロール、スルホコハク酸ジオクチル、ナトリウム・スルホ・コハク酸のジアルキルエステル、ジオクチル・ナトリウム・スルホサクシネート、ナトリウム・ラウリル硫酸塩、アルキル−アリル−ポリエーテルスルホン酸塩、ステアリン酸蔗糖の混合物及び蔗糖逆涙酸塩(構造の三ブロックコポリマー):−(−PEO−)−(−PBO−)−(−PEO−)−p−イソノニルフェノキシポリ−(グリシジル)、デカノイルN−メチル糖アミド;n−デシル−β−D−グルコピラノシド、n−デシル−β−D−マルトピラノシド、n−ドデシル−β−D−グルコピラノシド、n−ドデシル−β−D−マルトシド(ヘプタノイル−N−メチル糖アミド)n−ヘプチル−β−D−グルコピラノシド、n−ヘプチル−β−D−チオグルコシド、n−ヘキシル−β−D−グルコピラノシド(ノナノイル−N−メチル糖アミド)n−ノニル−β−D−グルコピラノシド、オクタノイル−N−メチルグルカミド、n−オクチル−β−D−グルコピラノシド、オクチル−酢酸ビニル及びビニル・ピロリドン及び/又は前述のいずれかの混合物のβ−D−チオ・グルコピラノシド、リゾチーム、PEG誘導体化されたリン脂質、PEG誘導体化されたコレステロール、PEG誘導体化されたコレステロール誘導体、PEG誘導体化されたビタミンA、PEG誘導体化されたビタミンE及びランダムコポリマーである。
【0273】
安定化剤がまた、そうすることができる適切な表面は、ポリマー、生物高粒子、多糖類、セルロース誘導体、アルギン酸塩、非重合化合物からなる群から選択される陽イオン表面安定化剤を有し、リン脂質を含む。
【0274】
適切な表面安定化剤は、また、カチオン脂質、塩化ベンザルコニウム、スルホニウム化合物、ホスホニウム化合物からなるグループから、選択された表面安定化剤(第四級アンモニウム化合物)を含むことができるベンジル−ジ(2−クロロエチル)臭化エチルアンモニウム、ココナッツ・トリメチルアンモニウム=クロリド、ココナッツ・トリメチル臭化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル塩化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル臭化アンモニウム、デシル・トリエチル塩化アンモニウム、デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、C12−15−ジメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化C12−15ジメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル・アンモニウム、硫酸ミリスチルトリメチル・アンモニウム・メチル、ラウリルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウム=ブロミド、ラウリル・ジメチル(エタノキシ)4つの塩化アンモニウム、臭化ラウリル・ジメチル(エタノキシ)4つのアンモニウム、N−アルキル(C12−18)ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、N−アルキル(C14−18)ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド一水和物、ジメチル・ジ・デシル塩化アンモニウム、Nアルキル−ジメチル(C12−14)−1−ナフチルメチル塩化アンモニウム、トリメチル・アンモニウム・ハロゲン化物、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチル・アンモニウム塩、ラウリル・トリメチル塩化アンモニウム、エトキシル化されたアルキルアミドアルキルジアルキルアンモニウム塩、エトキシル化されたトリアルキル・アンモニウム塩、ジアルキルベンゼンジアルキルアンモニウム=クロリド(N−ジクレシルジメチルアンモニウム=クロリド、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド一水和物、N−アルキル(C12−14)ジメチル−1−ナフチルメチルアンモニウム=クロリド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド、ジアルキル・ベンゼン・アルキルアンモニウム=クロリド、ラウリル・トリメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ベンジル・メチル塩化アンモニウム、アルキル・ベンジル・ジメチル・アンモニウム=ブロミド、C12トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C15トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C17トリメチル・アンモニウム=ブロミド、ドデシルベンジルトリエチル塩化アンモニウム、ボリエステル繊維)、(DADMAC)ジアリルジメチルアンモニウム=クロリド、ジメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ジメチル・アンモニウム・ハロゲン化物、三セチル・メチルアンモニウム=クロリド、デシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、ドデシルトリエチルアンモニウム=ブロミド、テトラデシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、メチルトリオクチルアンモニウム=クロリド、POLYQUAT 10(TM)、テトラブチルアンモニウム=ブロミド、ベンジル・トリメチル・アンモニウム=ブロミド、コリン・エステル類、塩化ベンザルコニウム、ステアラルコニウム=クロリド化合物、臭化セチル・ピリジニウム、塩化セチル・ピリジニウム、四級化されたポリオキシエチルアルキルアミンのハライド塩、MIRAPOL(TM)、ALKAQUAT(TM)、アルキル・ピリジニウム塩類;
アミン、アミン塩類、アミン酸化物、イミダゾリニウム塩類、プロトン化された四要素からなるアクリルアミド、メチル化された四要素からなるポリマー、陽イオン・グアー、臭化ポリメチルメタクリレート・トリメチル・アンモニウム、硫酸ポリビニルピロリドン−2−ジメチルビラミノエチルメタクリル酸塩ジメチル、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ボリエステル繊維(臭化2−メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウム)(S1001)、ボリエステル繊維(N−ビニルピロリドン/2−ジメチル・アミノエチル・メタクリル酸塩)ジメチル硫酸塩の第四級のもの(S1002)、(S−630)ポリ(ピロリドン−co−ビニルアセタート)、及び、ボリエステル繊維(2−メチルアクリルオキシアミドプロピルトリメチルアンモニウム=クロリド)(S1004)である。
【0275】
若干の実施例において、好適な表面安定化剤は、CTABである。
【0276】
塩酸微粒子のラロキシフェンが本発明の方法を使用してできる実施例において、そして、本発明の方法が、本発明の好ましい形態において、表面安定化剤を利用すること、医薬品組成物の表面安定化剤は、それが方法で使用したのと同じ表面安定化剤である。当業者によって理解されるように、医薬品組成物を調製することのためによりはるかに多量の表面安定化剤を微粒子のラロキシフェン塩酸塩に加えることは、望ましくてもよい。
【0277】
それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物が本発明の方法を使用して生じる実施例において、そして、本発明の方法が、本発明の好ましい形態において、グラインディング化合物を利用すること、医薬品組成物の水溶性の希釈剤は、方法で使用するグラインディング化合物と同様である。当業者によって理解されるように、方法で使用するグラインディング化合物の量と関連して、医薬品組成物を調製することのためによりはるかに多量の水溶性の希釈剤を微粒子のラロキシフェン塩酸塩に加えるか又は構成の調製の前にいくつかのグラインディング化合物を除去することは、望ましくてもよい。
【0278】
1つの形において、本発明、CTABの形の界面活性剤及び塩化ナトリウムの形の水溶性の希釈剤によれば、本発明の医薬品組成物は、本発明又は薬学的に許容可能な塩に従う微粒子のラロキシフェンを含む経口的な投薬量の形態又はそれの溶媒和物である。
【0279】
本発明の別の実施例(それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)が付加的な治療薬の有効量とともに投与されることができるにつれて、エストロゲン、プロゲスチン、ラロキシフェンを含むベンゾ・チオフェン化合物を含むがこれに限らず、ナフチルは抗エストロゲン活性、ビス・ホスホン酸塩化合物(例えばアレンドロネート及びチルドロナート)、副甲状腺ホルモン(PTH)があることを倍加させる。そして、PTH(例えばPTH(1−34)、カルシトニン、骨形態形成タンパク質(BMPs)又は組合せそれについて)の切り詰めた及び/又は再結合物形態を含む。利用できるこれらの付加的な治療薬の異なる形は、従来技術において同上及び適用できる一回分を盛っている療法と関連するさまざまなユーティリティと同様に、技術のそれらにとって周知である。
【0280】
エストロゲン及びプロゲスチンのさまざまな形は、市販である。ここに用いられているように、用語エストロゲンは、エストロゲン活性及びエストロゲンを主成分とする薬品を有する化合物を含む。実施例、エストラジオール・エストロン、エストリオール、イクイリン、イクイレニン、エストラジオールシピオナート、吉草酸エストラジオール、エチニル・エストラジオール、リン酸ポリ・エストラジオール、エストロピペート、ジエチルスチルベストール、ジエネストールのために、本発明の実行に役立つエストロゲン化合物は、含むクロロ三アニス・エン、そして、それの混合物である。エストロゲンを主成分とする薬品は、例えば、Premarin(TM)のような17−α−エチニル・エストラジオール(0.01−0.03mg/日)、メストラノール(05−0.15mg/日)及び抱合型発情遺伝子ホルモン類を含む(Wyeth−Ayerst;0.2−2.5mg/日)である。ここに用いられているように、用語プロゲスチンは、プロゲステロンの活性(例えばプロゲステロン、ノルエチノドレル、ノルゲストレル、メゲストール酢酸塩、ノルエチンドロン、プロゲスチンを主成分とする薬品、など)を有する化合物を含む。プロゲスチンを主成分とする薬品は、例えば、Provera(TM)のようなメドロキシプロゲステロンを含む(アップジョン;2.5−10mg/日)、ノレチルノドレル(1.0−10.0mg/日)及びノルエチンドロン(0.5−2.0mg/日)である。好適なエストロゲンを主成分とする化合物はPremarin(TM)である、そして、ノレチルモドレル及びノルエチンドロンは好適なプロゲスチンを主成分とする薬品である。各々のエストロゲン及びプロゲスチンに基づく作用薬の投与の方法は、従来技術において公知で、それと整合している。
【0281】
今、本発明を、後に続く限定するものではない例を参照して記載することにする。例の記載は、この明細書の先行する段落において少しも限定するものではなく、当該発明の方法及び組成物の例示のために提供される。
【0282】
[例]
多数の強化及び修正が基本的な発明の概念から逸脱することなく、上記した方法になされることができることは、材料及び製薬技術の当業者にとって明らかである。例えば、若干の用途で、生物学的に活性な化合物の基質は、前もって処理されることができて、前もって処理された形の方法に供給されることができる。全てのこのような変更態様及び強化は本発明の範囲内であると考慮される。そして、それの性質は前述の説明及び添付の請求の範囲から決定されることになっている。さらにまた、以下の実施例は、図示する目的だけのために提供されて、本発明の処理又は組成物の範囲を制限することを目的としない。
【0283】
A.塩化ナトリウムのグラインディング化合物でのジクロフェナクの酸の加工
ジクロフェナクの酸(DCA)
【0284】
【化2】
の0.439gの形態における生物学的に活性な化合物及び塩化ナトリウムの3.681gの形態におけるグラインディング化合物からなる混合物(それによって、2cm3の合計の体積を備えた、15及び85体積%に対応する、それぞれ、10.7及び89.3重量%における混合物を提供する)を、ミリング媒体としての十個の10mm(40g)のステンレススチールボールを含有する70cm3の焼き入れ鋼のボールミルコンテナを備えたSpec 8000Dミキサー/ミルを使用することで15分間ドライミリングした。これは、グラインディング化合物の塩化ナトリウムのマトリックス内で分散させられたナノ粒子状の形態におけるDCAを含む分散物の形成に帰着した。
【0285】
粒子サイズ上のNaClに、DCAの体積比の効果を調べるために、実験が外へもたらされたミリング:NaCl(総2cm3、15分のミリング時間量)に対するDCAの5つの体積%(3.43重量%)、10体積%(7重量%)、30体積%(22.5重量%)及び50体積%(45重量%)である。
【0286】
ナノ粒子状の形態におけるジクロフェナク酸の超微粒子は、希塩酸によって洗浄することによるグラインディング化合物を除去することによって回収された。洗浄された粉は、空気の数時間の間の室温で、その後乾燥した。
【0287】
ナノ粒子状の形態におけるジクロフェナク酸から、グラインディング化合物を除去するために、分散は、以下の通りに洗浄された。体積パーセントに従い、分散の量を変化させている0.25gのジクロフェナクのかけらを得ることは、使用された。15の体積% DCA分散のために、2.339gが円錐フラスコの0.01MのHCl及び1mMのCTAB(臭化セチル・トリメチル・アンモニウム)の活発にかきまぜられた溶液の40のmlにゆっくり加えられたこと。サンプルは、30分間撹拌されて、遠心分離(タカ管)のための15mLのプラスチック管に満たされた。サンプルは、それから繰り返しを3に従属した:遠心分離(ところが、遠心分離速度は、5,000gからの8,000gまで、そして、最後に3分の期間の間の12,000gに対する各々の洗っているステップのために増加した)、上澄みの除去、0.01MのHCl及び1mMのCTABの追加及び渦及び超音波処理(それぞれ5−10秒)による再分散させた。
【0288】
SEM及びTEM画像(図4)は、洗った後に、100−200nmのサイズ範囲の命令の直径のそのナノ粒子を示す。BET結果は図1において示した、得られた最も高い表面積(11.755の+−0.1035m2/g)が5体積% DCAのためにあったことを示す。図2から分かるように、動的光散乱(DLS)分析は、160+−30nmの粒子サイズを示した。
【0289】
200nm及び30−50nmのオーダー上の大多数より少ないナノ粒子については、15体積%サンプル(表面安定化剤CTABによって安定する)のための結果として生じる分散が、薬(XRD、FTIR及びDSCによって)のジクロフェナク酸の形を含むとわかった。ナノ粒子状の形態(分散を洗った後に、そして、表面安定化剤CTABによって安定させる)のDCAのTEMはまた、球状で非球面ナノ粒子を示した。そして、非球面粒子がロッド形に見えた。そして、約30nmの短軸寸法及び約150nmの長軸寸法を有した。175−185℃の範囲の融点によって、ナノ粒子状の形態におけるDCAの融点のDSC分析は、ジクロフェナク酸としてその識別に確証した。
【0290】
図7は、化合物(15体積%)を挽いているNaClを有するジクロフェナク酸のミリング時間を増やす効果を例示する)、融点が温度(たぶんジクロフェナク酸のかけらの直径の減少による)を低下させるためにシフトすることを示す。
【0291】
B.オランザピンプラス塩化ナトリウムのグラインディング化合物の加工
従来のオランザピン
【0292】
【化3】
の粉末の0.39gの形態における生物学的に活性な化合物を、NaClの3.68gの形態におけるグラインディング化合物と共にミリング装置(70cm3のステンレススチールボールミルコンテナ)に置いき、それによって、2cm3の合計の体積を備えた、15及び85体積%に対応する、それぞれ9.6及び90.4重量%における混合物を提供した。40gの10mmのスチールボールを含むミリング媒体を、ミリングに先立ちハウス真空の下で閉じた。冷却を、圧縮された空気の流れ(100kcpa)で達成した。混合物を、15分及び180分間ドライミリングし、両方の時間にミリングの後に結果として生じる組成物は、グラインディング媒体NaClに分散させられたナノ粒子状の形態におけるオランザピンを含んだ。
【0293】
図3から分かるように、結果として生じる分散の走査電子顕微鏡検査(SEM)は、100nmのオーダー上のオランザピンのナノ結晶構造及びナノ粒子を示した。検定される時間をミリングすることを含んだ、そして、2つの別々のミリングの180分は動作する。材料が15及び180分、若干の脱色を示した200℃の範囲の融点によって、時間をミリングして180分に生産されるナノ粒子の融点の分析は結果として生じる構成がオランザピンであることを確認した。そして、それは薬の劣化に帰される。
【0294】
C.塩化アンモニウムのグラインディング化合物でのジクロフェナクの酸の加工
従来のDCA
【0295】
【化4】
の粉末の0.439gの形態における生物学的に活性な化合物を、NH4Clの2.596gの形態におけるグラインディング化合物と共にミリング装置(70cm3のステンレススチールボールミルコンテナ)に置き、それによって、2cm3の合計の体積を備えた、15及び85体積%に対応する、それぞれ14.5及び85.5重量%における混合物を提供する。40gの10mmのスチールボール(10ピース)を含むミリング媒体を、ミルにおいて用いた。冷却を、圧縮された空気の流れ(100kcpa)で達成した。ミリングの時間は、15分であり、且つ、ミリングの後に結果として生じる組成物は、HN4Clグラインディング化合物に分散させられたナノ粒子状の形態におけるDCAを含んだ。
【0296】
ナノ粒子サイズは、洗った(図5)後に代表的なTEMから見られることができて、直径約200nm(DCA NaClミリングのために記載されているにつれて、0.01MのHCl及び1mMのCTABによって洗浄することは実行された)である。DSCの融点はナノ粒子がジクロフェナク酸(図6)として得られることを示す、ジクロフェナク酸の融点は182℃で文献の後ろにある。融点を177℃に見ることができる、シフトは多分少ない粒子サイズによるだろう。194℃の大きいピークは、NH4Clによるものである。
【0297】
D.ラロキシフェン
それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物が本発明の方法を使用して生じる実施例において、そして、本発明の方法が、本発明の好ましい形態において、グラインディング化合物を利用すること、医薬品組成物の水溶性の希釈剤は、方法で使用するグラインディング化合物と同様である。当業者によって理解されるように、方法で使用するグラインディング化合物の量と関連して、医薬品組成物を調製することのためによりはるかに多量の水溶性の希釈剤を微粒子のラロキシフェン塩酸塩に加えるか又は構成の調製の前にいくつかのグラインディング化合物を除去することは、望ましくてもよい。
【0298】
1つの形において、本発明、CTABの形の界面活性剤及び塩化ナトリウムの形の水溶性の希釈剤によれば、本発明の医薬品組成物は、本発明又は薬学的に許容可能な塩に従う微粒子のラロキシフェンを含む経口的な投薬量の形態又はそれの溶媒和物である。
【0299】
本発明の別の実施例(それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)が付加的な治療薬の有効量とともに投与されることができるにつれて、エストロゲン、プロゲスチン、ラロキシフェンを含むベンゾ・チオフェン化合物を含むがこれに限らず、ナフチルは抗エストロゲン活性、ビス・ホスホン酸塩化合物(例えばアレンドロネート及びチルドロナート)、副甲状腺ホルモン(PTH)があることを倍加させる。そして、PTH(例えばPTH(1−34)、カルシトニン、骨形態形成タンパク質(BMPs)又は組合せそれについて)の切り詰めた及び/又は再結合物形態を含む。利用できるこれらの付加的な治療薬の異なる形は、従来技術において同上及び適用できる一回分を盛っている療法と関連するさまざまなユーティリティと同様に、技術のそれらにとって周知である。
【0300】
エストロゲン及びプロゲスチンのさまざまな形は、市販である。ここに用いられているように、用語エストロゲンは、エストロゲン活性及びエストロゲンを主成分とする薬品を有する化合物を含む。実施例、エストラジオール・エストロン、エストリオール、イクイリン、イクイレニン、エストラジオールシピオナート、吉草酸エストラジオール、エチニル・エストラジオール、リン酸ポリ・エストラジオール、エストロピペート、ジエチルスチベストール、ジエンストールのために、本発明の実行に役立つエストロゲン化合物は、含むクロロ三アニス・エン、そして、それの混合物である。エストロゲンを主成分とする薬品は、例えば、Premarin(TM)のような17−α−エチニル・エストラジオール(0.01−0.03mg/日)、メストラノール(05−0.15mg/日)及び抱合型発情遺伝子ホルモン類を含む(Wyeth−Ayerst;0.2−2.5mg/日)。ここに用いられているように、用語プロゲスチンは、プロゲステロンの活性(例えばプロゲステロン、ノルエチノドレル、ノルゲストレル、メゲストール酢酸塩、ノルエチンドロン、プロゲスチンを主成分とする薬品、など)を有する化合物を含む。プロゲスチンを主成分とする薬品は、例えば、Provera(TM)のようなメドロキシプロゲステロンを含む(アップジョン;2.5−10mg/日)、ノレチルノドレル(1.0−10.0mg/日)及びノルエチンドロン(0.5−2.0mg/日)である。好適なエストロゲンを主成分とする化合物はPremarin(TM)である、そして、ノレチルノドレル及びノルエチンドロンは好適なプロゲスチンを主成分とする薬品である。各々のエストロゲン及びプロゲスチンに基づく作用薬の投与の方法は、従来技術において公知で、それと整合している。
【0301】
病状を緩和するための使用
概要において述べられるように、楽にする病状、含んでいる骨粗鬆症、下がっている血清脂質及び阻害している子宮内膜症のための薬剤、子宮線維症及び乳癌の製造及び成り立っているか又は上述の微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩を使用して処方される組成物又は、骨粗鬆症(下がっている血清脂質)を含む病状を軽減して、子宮内膜症、子宮線維症及び乳癌を阻害するために、それの溶媒和物を使う能力で、さらなる本発明は上述の微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩を使う能力又はそれの溶媒和物を形成する。
【0302】
本発明は方法を病理学(例えば骨粗鬆症)の処置に提供する。そして、血清脂質が、本発明によって、それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の治療的に有効な量の投与によって子宮内膜症、子宮線維症及び乳癌を降ろして、阻害する。
【0303】
微粒子のラロキシフェン(又はそれの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)の特定の投薬量は、人間を含んで、哺乳類の兆し及び/又は疾患を治療するか、阻害するか又は、予防するために必要であった、この発明によって上記の病気を患うことは特定の疾患、症状及び、それのラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の粒状形態による潜在的増加した有効性と同様に、厳しさ(例えば増加した溶解度、より急速な消滅、増加した表面積)に依存する。
【0304】
このような用途のために効果的総計は、依存する:所望の治療的な効果;投与のルート;
治療的に活性薬品の効力;処理の所望の継続;治療されている疾患の段階及びひどさ;
重量及び患者の健康の一般の状態;そして、定めている医師の判断である。
【0305】
通常、認められて効果的服用が、15mgから1000mgまで、そして、より概して15mgから80mgまである。このような投薬量は、1から各日の倍の3への処理を必要とする患者に又はより少なくとも6ヵ月間概して又は慢性的に有効性(一般に少なくとも2ヵ月の期間の)のために必要とされるのと同程度しばしば投与される。
【0306】
上記のように、それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は本発明の中で種々のルートによって投与されることができる。そして、それのより抜きは主治の医師によって決定される。
【0307】
本発明のラロキシフェン化合物は確立した手順(例えば米国特許第4,133,814号明細書、米国特許第4,418,068号明細書及び米国特許第4,380,635号明細書において詳述されるそれら)に従って作られることができる、そして、欧州特許出願95306050.6、公開番号0699672は、Kjell等により1995年8月30日に出願された。そして、1996年3月6日に公開された。そして、本願明細書においてその全ては参照によって組み込まれてある。加えて、欧州特許出願公開第0670162A1号明細書(1995年9月6日に公開された)において開示される情報は、本願明細書において参照によって組み込まれてある。
【0308】
アモルファス・ラロキシフェン塩類及び特定の薬学的に許容可能な塩類の調製のための方法は、この明細書のより初期に述べられる。
【0309】
D1.ラロキシフェンHCl
塩酸(0.5805g)従前通りの活発な製薬の合成ラロキシフェン10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)へのNaCl(5.5208g)によって導いたmm鋼鉄ボールである。ラロキシフェン塩酸塩/塩混合の総量は、薬の15の体積%を有する3cm3であった。ラロキシフェン塩酸塩及び塩化ナトリウムを挽いている化合物は、記憶減圧下によって粉になる前に乾燥していてP2O5が治ったように保たれた。鋼鉄粉砕室は水分及び空気を除去する閉減圧下であった。そして、低下/酸化を減らした。
【0310】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、微細なNaClの母体の範囲内で分散するラロキシフェン塩酸塩からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。
【0311】
粉砕室は、それから、真空をリリースするために慎重に開かれて、いかなる空輸粒子も沈殿することができるために閉まった。粉砕室は、それから純粋な粒子の吸入を予防する換気フード及び8ミリリットルのガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)によって移される内容において開かれて、P2O5の上の真空デシケータに格納された。
【0312】
ミリングされたラロキシフェン塩酸塩から塩化ナトリウムを除去するために、固体分散物は、以下の通りに洗浄された。固体の分散物は、界面活性剤CTABの0.1gを混ぜ合わせられて、25mLのショット瓶において配置された。20mLの氷は0.1MのHClの溶液を冷やした、そして、臭化(CTAB)1mMのセチル・トリメチル・アンモニウムは加えられた。瓶は、閉じて、Spexボールミルに直ちに取り付けられて、3分間振られた。振動している手順の後、淡黄色の分散は、形をなして、遠心分離の前にアイスバスにおいて保存した。サンプルは、それから以下(3x)に従属した:遠心分離(遠心分離速度は、6000gからの8000gまで、そして、最後にそれぞれ3分の期間の間の12000gに対する各々の洗っているステップのために増加した)、上澄みの除去、0.01MのHCl及び1mMのCTABの追加及び渦ミキシングによる再分散である。
【0313】
分散は、それから時計皿に積み換えられて、空気の流れを通じて乾燥した。
中止が乾燥した層をガラス面の上に形成するために下って乾燥させた約3時間乾燥した後に、これは、P2O5の上の真空デシケータの夜にわたって格納された。これは、真空デシケータのガラス・バイアルに格納された0.48gの乾燥粉を産生した。
【0314】
微粒子のラロキシフェン塩酸塩の解散特性は、シミュレーションされた胃状況のUSP装置で、そして、商業的なラロキシフェン塩酸塩と比較して試験された。約60mgの微粒子のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩は、それぞれ、ゼラチン・カプセルにもたらされた。解散特性は、溶液濃度対時間の関数として、続かれた。解散状況は、以下の通りだった:2gのNaClを含んでいる1Lの0.1MのHClは、ガスを除去されて、USPの37℃に持ってこられたパドルで漕ぐ解散容器を従わせて、そして、約80回転数/分で動いた。塩酸ラロキシフェンは、どちらででもあった粉として又は金属おもりを有するゼラチン・カプセルにおいて試験する。各々の時間位置のために、2mLのサンプルは溶液から取り除かれた、よりかなりの集計を取り除くために、それは10000gで1分間遠心分離機で分離された、そして、1.5mlは溶液の表面から引かれた、そして、濃度は特性、線形、精度及び反復に関して確証される方法を走らせているウォーターズHPLCを使用して測定された。
【0315】
図8の解散側面は商業的なラロキシフェン塩酸塩に対して微粒子のラロキシフェン塩酸塩のかなり強化された溶解度特性に明らかにする、これはシミュレーションされた腸の流体の50分後に溶液濃度のほとんど5倍の増加の実施例について参照されることができる。
それが強調されるために必要とするこれらのデータを理解するために、状況がラロキシフェンの市場に出された投薬量及び1リットルにつき60mgの薬の濃度の近くに保たれたことは、溶解度より上によい。
【0316】
図9aの走査型電子顕微鏡写真から分かるように、商業的なラロキシフェンHClのかけらは、最高数マイクロメートルのガラス質のかけらを有する幅広いサイズ分布を有するようである。NaClを有するラロキシフェンHClの塩製粉の後、約100−200nmのサイズの小さい構造は、支配的な特徴(図9b)である。洗っている手順及び乾燥、小さい構造がラロキシフェンHClのかけら(塩マトリックスが洗浄することによって削除されたので)のものであると考えられることができたあと、粒子のような建造物は約100−200nm(図9c及びd)のサイズを示す。
【0317】
SEMで測定されるサイズは、動的な軽い散乱(DLS)(図10)によって乾燥する前に、分散のサイズ分布との良好な一致においてある。ここで、1秒が300nm・ピークに達する強度の128 +−53nm(傾く数)の数が検出されたあと、粒子サイズはサイズ分布を有するマルヴァーンHPPS力光散乱装置で決定された。測定値の前に、いかなるよりかなりの集計も又は凝集物は6000gで1分の遠心分離によって除去された、そして、上澄みだけは分析された。これは、ミリング方法で得られた粒子が洗っている手順の間、かなり成長しなかったことを示す。
【0318】
粉になった後の減少した粒子サイズのさらなる証拠及び洗浄することは0.1m2/gの約7〜20m2/gに対する商業的なラロキシフェンHClのための微粒子のラロキシフェン塩酸塩から増加したBET表面積である。そして、粒子の直径が減少するにつれて、それは質量比に増加した表面によって説明されることができる。様々な例の表面積を以下に表にまとめる。
【0319】
【表1】
融点は、低減された粒子サイズについてのさらなる証拠である、商品と比較された際に、ナノ粒子状のラロキシフェンHClについて十摂氏温度だけ低減された立ち上がりを示す。
【0320】
XRD−spectra(図12)は、ナノ粒子状のラロキシフェンHClが商業的なラロキシフェンHClと同じ結晶相においてあって、粒子が結晶質のままのことを示唆するように見えることを示す。市販ラロキシフェンと比較して、ナノ粒子ラロキシフェンのピークを相関的に広げることは、減少する粒子サイズのさらなるインジケータである。
【0321】
溶液の1H−NMR−スペクトル(図13に示される)は、化合物が商業的なラロキシフェンHClと同一であることを確認する、また、界面活性剤CTABの約2重量%を洗って、乾燥した後にあると決定された。溶液の1H NMRスペクトルは約10mgの微粒子のラロキシフェンHClの中で測定された、そして、商業的なラロキシフェンHCl(示されないデータ)はd6−DMSOに溶けた。
【0322】
FT−IR−スペクトル(図14)は、さらにラロキシフェンHCl及びナノ粒子状のラロキシフェンHClの化学的な同一性を示す。
【0323】
洗った後の塩含有量は、ごくわずかな、そして、NaClの0.65重量%が残留した。ICP測定値によって定まるあったサンプルが有意に約0.08重量%のNaClによって、塩濃度を低下させることを示さなかった。この診察は、また、粉になっている(示されないデータ)塩の後、直接サンプルと比較して、洗った後に、サンプルのXRD−スペクトルのNaClパターンの消失で支えられた。
【0324】
化学的なHClがIR−スペクトルの類似性によって確認されて、さらにあったラロキシフェンの中で同一化する。そして、それはほとんど同一である。これも、洗った後のCTABの量が全く少ない(図14)ことを確認する。にもかかわらず、ゼータ電位の反転は、界面活性剤が同様に重要な役割を演ずることを示すようである。
【0325】
D2.ラロキシフェンHCl(非晶質のもの)
塩酸(0.3867g)従前通りの活発な製薬の合成ラロキシフェン10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)へのNaCl(3.672g)によって導いたmm鋼鉄ボールである。ラロキシフェン塩酸塩/塩混合の総量は、薬の15体積%を有する2cm3であった。ラロキシフェン塩酸塩及び塩化ナトリウムを挽いている化合物が、ミリングの前にいかなる付加的な乾燥工程なしでも用いられた。鋼鉄粉砕室は、空中から水分を除去して、低下/酸化を減らす閉減圧下であった。
【0326】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、微細なNaClの母体の範囲内で分散するラロキシフェン塩酸塩からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。
【0327】
粉砕室は、それから、真空をリリースするために慎重に開かれて、いかなる空輸粒子も沈殿することができるために閉まった。粉砕室は、それから純粋な粒子の吸入を予防する換気フード及び8mlのガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)によって移される内容において開かれて、P2O5の上の真空デシケータに格納された。
【0328】
ミリングされたラロキシフェン塩酸塩から塩化ナトリウムを除去するために、solid−分散は、以下の通りに洗浄された。固体の分散物の約4.1gは、25のmlショット瓶において配置されて、氷の20のmlが0.1MのHClの溶液を冷却した、そして、1mMのドデシル硫酸ナトリウム(SDS)が加えられたと付け加えた。瓶は閉じた、そして、Spexボールミルに取り付けられて、1分後に振りまわされるとすぐに、淡黄色の分散がそうであった振動している手順は形をなして、遠心分離の前にアイスバスにおいて保存した。サンプルはそれから3分の期間の間の6000gで遠心分離ステップを受けた、そして、上澄みは取り除かれた。サンプルは、4mLの0.1MのHCl及び1mMのSDS溶液によって分散した。
【0329】
分散は、それから時計皿に積み換えられて、空気の流れを通じて乾燥した。中止が乾燥した層をガラス面の上に形成するために下って乾燥させた約3時間乾燥した後に、これは、P2O5の上の真空デシケータの夜にわたって格納された。
【0330】
XRDはラロキシフェンの結晶構造をミリングして、洗った後に、HClが失われることを示す、そして、10から35(2シータ)への強度の幅広い増加は形のない相(図15)の間直説法である。ミリングの前に、ミリングの後、そして、洗った後に、XRDスペクトルは、異なる処理ステージを示す。商業的なラロキシフェン HClは、その結晶状態による異なったピークを示す。塩製粉の後の一般的なピークは大部分は塩化ナトリウム及びアルミニウム試料ホルダの使用法による、それらがマトリックスであまり薄いにつれて、ラロキシフェンHClのピークは識別されることができない。ものを洗っているステップの後、塩化ナトリウムの若干のピークは残る、しかし、ラロキシフェンHClの幅広いバンドだけは見られることができる。そして、それはアモルファス相に帰されることができる。
【0331】
そこで、関係された、示している非常に少し水晶の命令がそうであるラロキシフェンHClの結晶に関連したほんの少数のピークだけは、形成される。XRDスペクトルも、約27(2シータ)のピークから分かるように、サンプルのままになっている若干の塩化ナトリウムがまだあるという何かを示す。
【0332】
SEMは、若干の小さい粒子が100−200nmについてのサイズが形成されていたことを示す。いくつかの粒子は、わずかに延長される(図16)ようである。
【0333】
BET表面積は、10.6m2/gであるために正確に計っていた(高い表面を有する材料が形成されたことを確認して、SEM画像から結果を支える)。
【0334】
IR−スペクトル(特に2960cm−1のピーク)ラロキシフェンのHCl塩が中であることを示すの両方のミリングされた洗浄されたサンプル(図17)。若干のピークは純粋なラロキシフェンHClスペクトルにおいてそれからより発音されない、しかし、これは残留する塩によるかもしれない。
【0335】
D3. ラロキシフェン・遊離塩基
0.3640g Raloxifene遊離塩基及び3.6725gのNaCl(20体積 %薬)は、室温で、15分の間の10の10mmの鋼鉄ボールでミリングされた。
【0336】
出発のSEMは、ガラス質の見ているラロキシフェン・ベースの大きな部分を示して、微細構造(あまり滑らかでない(図18a及びb))を有しない。塩製粉の後のSEMは、対照的に、より大きな凝集物(図18c及びd)を形成する直径約100nmの小さいかけらを有する微細構造を示す。粒子は形状において均一に見えている、そして、塩又は薬の違いは観察されることができない。
【0337】
ボール・ミリングの後、塩は、主にpH9(ラロキシフェンの溶解度が非常に低い)のバッファの分散によって除去された、しかし、NaClは、溶ける(0.01MのTRIS−バッファに、pHは、HClによって調整された)(TRIS:(塩酸トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)。コロイド的に粒子を安定させて、寄せ集めを予防するために、ノニオン界面活性剤Plasdone(R)S−630(0.5g/mL)及びイオン界面活性剤ナトリウム・ドデシル硫酸塩特別割引販売(0.2mM)は、加えられた(図19)。分散は、50のmlを中で撹拌された。その後に、15分(水浴の超超音波処理の2、3秒が続く)の間の磁気撹拌器棒との言及された混合である。
【0338】
分散は、それから、15のmlの Falcon管及び5,000gの遠心分離速度を使用している遠心分離によって洗浄された。上澄みは廃棄された、そして、沈殿物は振動することによって30mLの0.01MのTRIS−バッファ(pH9)及び1mMの特別割引販売によって分散した。5,000gのさらなる遠心分離はあとに続いた、そして、ペレットは3mLの0.01Mのトリス(pH9)及び1mMの特別割引販売によって分散した。
【0339】
分散は窒素流を通じて乾燥した、そして、真空は乾燥した。図20のSEM画像はナノ・スケール上の微細構造を現す。そして、それは100nm未満での構造を示す。
粒子は構造のようなネットワークで乾燥したようである。そして、多分重合界面活性剤Plasdoneによって架橋されるだろう。
【0340】
BET表面積は、0.4095m2/g、57.7178の+−の非常にかなりの表面積を示した。1.3g/cm3の密度によって、算出する。そして、モノ分散したナノ粒子を装って、このような表面積を有する粒子直径は、約80nmである。(1.2g/cm3の密度のために:85nm、そして、1.4g/cm3(70nm))。
【0341】
XRDはラロキシフェン・ベースが不定形であることを示す、そして、洗った後の結果として生じる製品は同様に不定形であると、それもラロキシフェンのHCl塩(図21)に明確に異なるピークに明らかにする。粉XRDは、ラロキシフェン(ralox)遊離塩基が粉になって、洗った後に保持されることを示す。範囲の塩をミリングしているサンプルは、NaClの強いピークによって支配される;洗った後に、NaClピークの低い強度は、NaClの量が非常に減少して、ラロキシフェン・遊離塩基のアモルファス相を現すことを示す。塩母体の前に粉になっている塩が除去されたあと、ラロキシフェン・遊離塩基は直接サンプルと比較して、まだ少量のNaClを含むようである。
【0342】
拡散反射IRによって、遊離塩基がボール・ミリングの後、保持されることを示された、そして、マトリックス(図22)の消滅の後、約2900cm−1のピークとして示す。マトリックスの消滅の後、約1750cm−1の付加的なピークはノニオン界面活性剤Plasdone S−630にきっとよる。そして、それは多分ナノ粒子の表面に適用されるだろう。
【0343】
形のないラロキシフェンの下位100nmのかけらが主成分を解くと結論されることができる、Plasdoneがありえるノニオン界面活性剤によって被覆する形成する。
【0344】
D4.動物実験
この研究は、12匹の雄で雌のビーグル犬に2つの投薬量製剤の経口投与に続いているラロキシフェン塩酸塩の薬物動態学の調査を必要とした。
形が調査した2つの投薬量は、1であった)ラロキシフェン塩酸塩のかけら(本発明及び2の方法に従って開発される))標準のAPIである。カプセルがPharmaceutics Laboratory of TetraQによって備えたので、両方の形は投与された。
【0345】
イヌへの投与の前に試験されるにつれて、微粒子のラロキシフェン塩酸塩は以下の特性を有した:粒子の>75%、160−342nmの範囲の90%>によって、サイズの220−350nmの範囲であった。差を走査している熱量測定又はDSCは、近似の10℃に比較APIと比較して、溶解することの開始の減少を示した。シミュレーションされた胃流体及びシミュレーションされた腸の流体(1Lの流体の60mg)の標準状態の微粒子のラロキシフェンの消滅は、比較APIと比較して、解散の重要な増加を示した。90分のポスト追加で、ほぼ15mg/Lの微粒子のラロキシフェンは、SGFのための8mg/Lの比較API対検出された;そして、4.5mg/L対SIFのための0.75mg/Lである。
【0346】
サンプルが迫撃砲及び乳棒を使用することをすりへらすことを要約するために従属しないときに、より重要でない増加が観察された点に注意する。挽くことは、比較APIの解散側面に影響を及ぼさなくて、しかしながらラロキシフェン塩酸塩のための解散率及び溶解度を増やした。これは、比較APIでなく、微粒子のラロキシフェンの遊離した凝集物の存在と整合している。
【0347】
研究は、6人の男性及び6匹の雌の健康なビーグル犬において行われる交差試験として設計された。ラロキシフェンは、各々各々の2つの一回分を盛っている場合上の2つの調製のうちの1つを受信している3匹の雌のイヌに加えて、3人の男性を有する経口の服用として投与された。11のプラズマ・サンプルは各々の服用に続いている24時間の期間の各々の動物から集められた、そして、これらの全てはラロキシフェン濃度の決定に利用できた。
【0348】
プラズマ・サンプルはドライアイス上のTetraQ−ADME研究所へ運搬された、そして、全ては到着に応じて完全な(冷凍された)状態においてあった。プラズマ・サンプルのラロキシフェンの濃度は、展開されるLC−MS/MS分析で測定されて、TetraQ−ADMEによって確証された。
【0349】
薬物動態学的分析は、Excel Softwareのための目的書面にしたマクロを使用して実行された。標準モデルから独立した薬物動態学的方法が、用いられた。名目サンプリング時間が、算出において使われた。プラズマ・ラロキシフェン濃度は、以下のパラメータを決定するために用いた:
(i)Cmax 最大のプラズマ濃度(生のデータから直接に読み込まれる)。
【0350】
(ii)Tmax Cmaxが達成された時間(また、生のデータから直接に読み込まれる)。
【0351】
(iii)ke 端末除去率定数(ほぼログ線形端末除去相(Excel 2003ソフトウェアの最小二乗法線形後退機能を使用する)に最高の適合の回帰直線の傾斜として決定された)。
最終版3又は4つのかなりの濃度からのデータが、全てのデータセットのための回帰分析において使われた。
【0352】
(iv)t1/2 端末除去半減期=ln2/ke
(v)AUC0−t 時刻ゼロから分析(台形の支配統合で測定される)の計量の下限より上の最後のかなりのラロキシフェン濃度の時間へのプラズマ濃度時間カーブの下の領域である。第1のかなりの濃度の前に起こった定量化(LLOQ)の下限より少ない濃度値は、ゼロにセットされた。
【0353】
(vi)AUCt−∞ 最後の時間からのプラズマ−濃度時にカーブの下の領域は、公式Ct/keによって定まる、プラズマ濃度を無限に調整したどこでCt、値がその時に、最後の測定されたプラズマ濃度が起こった最高の適合で境界線上に算出した、そして、keが終端の除去率定数である濃度は上で定められる。
【0354】
(vii)AUC0−∞ AUC0−t及びAUCt−∞の和。
【0355】
個々の主体データは、線形濃度尺度を使用して計画されて、図23に示される。iCeuticaラロキシフェンHClナノ粒子は通常、試験物質1としてラベルされる、そして、商業的な利用できるラロキシフェンHClは試験物質2としてラベルされる。グループの一回分を盛っている各々のための各名目サンプリング時間の平均+−SD値は、図24の表でグラフィック形に示される。
【0356】
グループの一回分を盛っている各々のための平均+−SDデータは、図25において示される。付加的な比較は、図26の2つの一回分を盛っているグループのためのCmax及びAUC0−t結果のためになされる。
【0357】
微粒子のラロキシフェンHClの投与は濃度対時間カーブの下で最大のプラズマ濃度(Cmax)及び面積の56%の増加の近似の59%の増加に結果としてなった(AUC0−tは、市販API(12.26の+−5.47及び4.54ng/mL 7.69の+−及び33.39の+−20.54及び21.36の+−16.79 ng.h/mL、それぞれ)のそれらの以下の投与に匹敵した。加えて、最大濃度(Tmax)までの時間の中央値は、市販APIのその以下の投与と比較して微粒子のラロキシフェンHClの投与に続いて、より短かった(それぞれ1.00対1.50時間)。
【0358】
1匹の雌の動物に対するもの以外は、AUC0−tの分析及び個々の動物のためのCmaxデータは全てが市販APIと比較して微粒子のラロキシフェンHClの投与に続いているより高い結果のパターンに続くことを示した。そのために、下の結果は微粒子のラロキシフェンHClの投与に続いているAUC0−t及びCmaxのために得られた。このイヌのための結果は、他の動物に対するものと、明らかに矛盾した;しかしながら、説明は、結果のこの見かけの不整合に対して提供されることができない。
【0359】
得られた結果間のバリエーションは、両方の製剤の中で一回分を盛ること後の、相当に高かった。データの正式な統計比較は、実行されなかった。しかしながら、より短いTmax結果としての井戸が本発明の製剤には初めに、そして、処理期間の全体にわたって成し遂げられているより高いプラズマ濃度に結果としてなる方法のラロキシフェンのプラズマ薬物動態学に影響するために可能性があることを示唆するにつれて、より高いCmax及びAUC0−tは結果としてなる。
【0360】
E.冷却されたアトリションミルにおける塩化ナトリウムのグラインディング化合物でのフェノフィブラートの加工
5gのフェノフィブラート
【0361】
【化5】
の形態における生物学的に活性な化合物を、おおよそ1kgの0.25インチのステンレススチールのミリングボールを備えた20mLの体積において1:7体積比(15%:85%)に対応する37gの塩化ナトリウムと共に110mLのアトリションミル(Union Process,Modified Model 01−HD)に置いた。ミリングベッセルを、外部の循環冷却器の使用を通じて0℃に維持し、且つ、アルゴンガスの流れの下でミリングを行った。ミリングを、30、45、及び60分間に500rpmで行い、且つ、粒子を、塩化ナトリウムを取り除くために脱イオン水において洗浄した。図27は、おおよそ700nm、500nm、及び50nm未満の結果の粒子を図示するSEMピクチャを示す。
【0362】
F.ラクトースのグラインディング化合物を使用することでミリングされたラロキシフェンHCL
塩酸(0.5805g)従前通りの活発な製薬の合成ラロキシフェン10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)へのラクトース(4.284g)によって導いたmm鋼鉄ボールである。ラロキシフェン塩酸塩/ラクトース混合の総量は、薬の15体積%を有する3cm3であった。ラロキシフェン塩酸塩及びラクトースを挽いている化合物は、記憶減圧下によって粉になる前に乾燥していてP2O5が治ったように保たれた。鋼鉄粉砕室は水分及び空気を除去する閉減圧下であった。そして、低下/酸化を減らした。
【0363】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、ラクトースの母体の範囲内で分散するラロキシフェン塩酸塩からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。
【0364】
粉砕室はそれから、真空をリリースするために慎重に開かれた、そして、いかなる空輸粒子も定着することができた。粉砕室は、純粋な粒子の吸入を予防するために、換気フードにおいて開かれた、そして、8mLのガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)で移されて、P2O5である。
【0365】
真空デシケータに格納される内容は、SEM画像(図28)から見られることができる、薬の混合物及びラクトースを挽いている化合物は、ラロキシフェン薬を表すと考えられている100nm以下で、粒子を含む。図28aは、よく5ミクロン・メーターの下の若干の小さい粒子がミリングから形成されることを示す。より高い拡大で下部構造、それは、粒子を示す約100nmの粒子要素が、見られることができる。
【0366】
ラクトースの粒子及び化合物を挽いているNaClの解散は、市販API(図29)と比較された。ミリングされたラロキシフェンが示したラクトース及びNaClはAPIと関連して解散特性を強化した。そして、それは種々のグラインディング化合物を使用している薬の解散特性を強化する能力を例示して、さらにグラインディング化合物がそれらの強化された特性を保持するために製剤の前にAPIから切り離される必要はないことを証明する。
【0367】
G.ラクトースのグラインディング化合物を使用することでミリングされたオランザピンの遊離塩基
従来の活発な製薬合成オランザピンの遊離塩基(0.5846g)は、10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)に、ラクトース(4.284g)によって導かれたmm鋼鉄ボールである。オランザピン/ラクトース混合の総量は、薬の15体積%を有する3cm3であった。オランザピンの遊離塩基及びラクトースを挽いている化合物は、記憶減圧下によって粉になる前に乾燥していてP2O5が治ったように保たれた。鋼鉄粉砕室は水分及び空気を除去する閉減圧下であった。そして、低下/酸化を減らした。
【0368】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、ラクトースを挽いている居住区域の中で分散するオランザピンの遊離塩基からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。粉砕室は、それから、真空をリリースするために慎重に開かれて、いかなる空輸粒子も沈殿することができるために閉まった。
粉砕室は、それから純粋な粒子の吸入を予防する換気フード及び8つのmlガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)によって移される内容において開かれて、P2O5の上の真空デシケータに格納された。
【0369】
図30から分かるように、純粋な粒子は、ラクトースを挽いている化合物のミリングの後、得られることができる。
【0370】
GRAS化合物の幅広い範囲が本発明のためにグラインディング化合物として使われることができることを思われる。しかしながら、若干のグラインディング化合物は、特定の効果を提供することができる。
例えば、オランザピン−塩化ナトリウムに対する合成混合物を挽いている類似した状況の下で生じられるオランザピン−ラクトース研磨合成混合物は優れた流動性を呈するように見える。そして、それはオートメーション化した製剤システムで有利である。
【0371】
多数の強化及び修正が基本的な発明の概念から逸脱することなく、上記した方法になされることができることは、材料及び製薬技術の当業者にとって明らかである。例えば、若干の用途で、前駆体生物学的に活性薬品化合物は、前もって処理されることができて、前もって処理された形の方法に供給されることができる。全てのこのような変更態様及び強化は本発明の範囲内であると考慮される。そして、それの性質は前述の説明及び添付の請求の範囲から決定されることになっている。さらにまた、前の実施例は、図示する目的だけのために提供されて、本発明の処理又は組成物の範囲を制限することを目的としない。
【技術分野】
【0001】
[発明の分野]
本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のための方法に関係する。当該発明は、また、前記の方法によって生産されたナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、このような化合物を含む組成物に、ナノ粒子状の形態及び/又は組成物における前記の生物学的に活性な化合物を使用することで生産された医薬に、及び、前記の医薬を手段として投与された前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用する、人を包含する、動物の処置の方法に、関係する。
【背景技術】
【0002】
[背景]
不十分な生物学的利用能は、治療的な組成物、特に、生理学的なpHで水に不十分に可溶性のものである生物学的に活性な化合物を含有するそれらの化合物、の開発において遭遇させられた顕著な問題である。活性な化合物の生物学的利用能は、活性な化合物が、例えば、経口的な又は静脈内の手段を通じて、全身系の投与の後で体内のターゲットの組織に対して利用可能なものになるところの程度である。薬用量の形態並びに活性な化合物の溶解度及び溶解率を包含する、多数の因子は、生物学的利用能に影響を及ぼす。
【0003】
不十分に及び遅く水溶性の化合物は、循環へと吸収される前に、胃腸管から除去される傾向がある。加えて、不十分に可溶性の活性な薬剤は、毛細管を通じた血液の流れをブロックする薬剤の粒子のリスクのせいで、静脈内の投与について嫌われる又は安全でないものでさえある傾向がある。
【0004】
粒子状の薬物の溶解の率が、表面積を増加させるとともに増加することになることは、知られたことである。表面積を増加させることの一つの方式は、粒子サイズを減少させることである。その結果として、微細に分割された又は一定の大きさに作られた薬物を作ることの方法は、薬学的な組成物についての薬物の粒子のサイズ及びサイズの範囲を制御することに対するある見解と共に研究されてきたものである。
【0005】
例えば、ドライミリングの技術は、粒子サイズを低減するために、及び、よって薬物の吸収に影響するために使用されてきたものである。しかしながら、従来のドライミリングにおいては、微細度の限界は、一般に約100ミクロン(1000,000nm)の領域において到達させられるが、その点では、材料は、ミリングチャンバーにおいて固まると共に粒子サイズのいずれのさらなる削減をも予防する。あるいは、湿式のグランディングは、粒子サイズを低減するために用いられることがあるが、しかし、綿状化は、下側の粒子サイズの限界をおおよそ10ミクロン(10,000nm)に制限する。湿式のミリングの工程は、しかしながら、汚染を被りがちなものであるが、それによって、湿式のミリングに対する薬学的な技術における偏りに至る。別の代替のミリングの技術、商業的なエアジェット・ミリングは、約1ミクロンと同程度に低いものから約50ミクロン(1,000−50,000nm)までの平均的なサイズにおける範囲にわたる粒子を提供してきたものである。
【0006】
不十分に可溶性の活性な薬剤を処方するために現行で使用された数個のアプローチがある。一つのアプローチは、可溶性の塩として活性な薬剤を調製することである。このアプローチを用いることができない場合には、交替の(通常では、物理的な)アプローチは、活性な薬剤の溶解度を改善するために用いられる。交替のアプローチは、一般には、それの溶解度を改善するために薬剤の物理的な及び/又は化学的な性質を変化させるものである物理的な条件に活性な薬剤をかける。これらは、マイクロ・イオン化、結晶又は多形の構造の修飾、油に基づいた溶液の展開、共同溶媒の使用、表面の安定化剤又は錯化剤、マイクロ・エマルジョン、超臨界流体、及び固体の分散物及び溶液の生産のような工程の技術を包含する。これらの工程のうちの一つと比べてより多いものは、特定の治療的な化合物の処方を改善するために組み合わせで使用されることがある。
【0007】
このような薬学的な組成物を調製するためのこれらの技術は、複雑なものである経口がある。一例として、エマルション重合で遭遇させられた主な技術的な困難は、製造する工程の終了に(望ましくないレベルの毒性を有することがあるものである)未反応のモノマー又は開始剤のような、汚染物質の取り除きである。
【0008】
低減された粒子サイズを提供することの別の方法は、薬学的な薬物のマイクロカプセルの形成であるが、それらの技術は、超微粉砕すること、重合及び共同分散を包含する。しかしながら、これらの技術は、少なくともミリングによって得られたもののような十分に小さい粒子を生産することの無能力、及び、高価な製造する工程に至るものである、取り除くことが困難なものである毒性のモノマーのような、共同溶媒及び/又は汚染物質の存在を包含する多くの不都合を欠点としてもつ。
【0009】
最後の十年にわたって、熱烈な科学的な調査は、活性な薬剤の溶解度を改善することに向けて、ミリング及びグラインディングのような方法によって超微細な粉末へ薬剤を転換することによって、実行されてきたものである。これらの技術は、全体の表面積を増加させると共に平均的な粒子サイズを減少させることによって、粒子状の固体の溶解率を増加させるために使用されることがある。
【0010】
米国特許第6,634,576号明細書(特許文献1)は、“共同する共同混合物”生産するために、薬学的に活性な化合物のような、固体の基質を湿式でミリングすることの例を開示する。
【0011】
国際特許出願PCT/AU2005/001977(Nanoparticle Composition(s) and Method for Synthesis Thereof)は、とりわけ、機械化学的な合成の条件下で共同反応物と前駆体の化合物を接触させることのステップを含む方法を記載するが、それにおいては、前駆体の化合物と共同反応物との間における固体状態の化学反応は、担体マトリックスに分散させられた治療的に活性なナノ粒子を生産する。国際特許出願PCT/AU2005/001977において議論されたような、機械化学的な合成は、例えば、反応混合物へ機械的なエネルギーを移すためのミリング媒体の存在における反応混合物を攪拌することによって、化学反応、結晶構造の変換、又は材料若しくは材料の混合物における相変化を活性化する、開始する、又は促進させるための機械的なエネルギーの使用に言及すると共に、限定なしに、“機械化学的な活性化”、“機械化学的な加工”、“反応性のミリング”、及び関係付けられた工程を包含する。
【0012】
本発明は、先行の技術に付随の問題のいくつかを改良するものである、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のための方法を提供するか、又はそれに対する代替物を提供する。
【0013】
このような新規な化合物及びそれらを合成するための方法についての要望の例として、骨粗鬆症を考慮する。骨粗鬆症は、多様な病因から起こるものである疾患の群を記述するが、しかし、それらは、単位体積当たりの骨の質量の正味の喪失によって特徴付けられる。骨の質量のこの喪失及び結果として生じる骨の欠損の結果は、体のための適度な支持を提供するための骨格の不良である。骨粗鬆症の最も共通のタイプの一つは、閉経と関連させられる。大部分の女性は、月経の停止の後3から6年までの内に骨の小柱状の区画における骨の質量の約20%から約60%までを失う。この急速な喪失は、一般に、骨の吸収及び形成の増加と関連させられる。しかしながら、吸収性のサイクルは、より支配的なものであると共に、結果は、骨の質量の正味の喪失である。骨粗鬆症は、閉経期後の女性の間における共通の及び深刻な疾患である。
【0014】
閉経期後の骨粗鬆症の処置のための最も一般に受け入れられた方法は、エストロゲン補充療法である。治療が、一般には成功したものであるとはいえ、主としてエストロゲンの処置が頻繁に望まれない副作用を生じさせるので、治療との患者の応諾は、低いものである。処置の追加的な方法は、例えば、FosamaxTM(Merck & Co.,Inc.)のような、ビスホスホナート化合物の投与であるであろう。
【0015】
閉経期前の時間のいたるとろで、大部分の女性は、同じ年齢の男性と比べて心血管の疾患のより少ない発生率を有する。しかしながら、閉経期の後に続くものであるが、女性における心血管の疾患の率は、男性に見られた率に調和するようにゆっくりと増加する。保護のこの損失は、エストロゲンの損失に、及び、特に、血清脂質のレベルを規制するというエストロゲンの能力の損失に、リンクされてきたものである。血清脂質を規制するというエストロゲンの能力の性質は、必ずしも良好に理解されたものではないが、しかし、現在までのところの証拠は、エストロゲンが、過剰なコレステロールを取り除くために肝臓における低い密度の脂質(LDL)の受容体を上方制御することができることを示唆する。加えて、エストロゲンは、コレステロールの生合成におけるいくらかの効果及び心血管の健康における他の有益な効果を有するように見える。
【0016】
エストロゲン補充療法を有する閉経期後の女性における血清脂質が、閉経期前の状態に見出された濃度まで戻ることは、文献において報告されてきたことである。このように、エストロゲンは、この健康状態についての合理的な処置であるように見える。しかしながら、エストロゲン補充療法の副作用は、多数の女性に受け入れられないものであると共に、このようにこの治療の使用を限定する。この健康状態についての理想的な治療は、エストロゲンに類似の様式で血清脂質のレベルを規制するものであるが、しかし、エストロゲン治療法と関連させられた副作用及びリスクの欠けたものである、薬剤であろう。
【0017】
多くの構造的に関係付けられてない化合物は、エストロゲン受容体と相互作用すると共に特有の生体内のプロフィールを生産することが可能なものである。“純粋な”アンタゴニスト(例えば、ICI 164,384)の又は相対的に“純粋な”アゴニスト(例えば、17β−エストラジオール)の典型的な生体内のプロフィールを備えた化合物は、この分類におけるスペクトルの反対の末端を表す。これらの二つの極端の間にあるものは、ある一定の望まれた組織(例えば、骨)における全部の又は部分的なアゴニスト及び生殖組織におけるアンタゴニスト又は最小限のアゴニストとしての臨床的な及び/又は前臨床的な選択性によって特徴付けられた、SERM(“選択的なエストロゲン受容体修飾物質”)である。この薬理学的な分類内で、個々のSERMは、生殖組織における活性のプロフィールに基づいて、さらに分化されることがある。
【0018】
ラロキシフェン、第二世代のSERM、は、トリフェニルエチレンに基づいたエストロゲン受容体リガンドを超える明白な利点を伴った子宮の組織における潜在的に有用な選択性を表示する。このようなものとして、ラロキシフェンは、少なくとも、骨粗鬆症及び心血管の疾患を包含する、閉経期後の合併症の処置について、良好に適したものであるようにみえる。エストロゲン受容体の活性な薬剤の薬理学及び分子生物学においてさらなる前進がなされると、SERMのさらなる細分類が、エストロゲン系の化合物のこれらの新規な分類の治療的な有用性の増加させられた理解と一緒に将来において発展することがあることは、予期されたことである。
【0019】
ラロキシフェンの前進は、それの物理的な特徴、特に、生物学的利用能に影響を及ぼすものである、低い溶解度、によって妨げられてきたものである。それに応じて、ラロキシフェンの物理的な特徴におけるいずれの改善も、潜在的には、より有益な治療を提示する。特に、溶解度を増加させてきたものであるラロキシフェンの形態、このような形態の調製の方法、このような形態を含む薬学的な処方、及びこのような処方の使用の方法を提供することは、当技術に対する顕著な寄与であるであろう。
【0020】
本発明に対する背景が、不十分に又はゆっくりと水に可溶なものである化合物の生物学的利用能を改善するという文脈において議論されるとはいえ、本発明の方法の用途は、当該発明の後に続く記載から明白なものであるように、このようなものに限定されるものではない。
【0021】
さらに、本発明に対する背景が、たいてい、治療的な又は薬学的な化合物の生物学的利用能を改善するという文脈において議論されるとはいえ、本発明の方法の用途は、明りょうにこのようなものに限定されるものではない。例えば、後に続く記載から明白なものであるように、本発明の方法の用途は、獣医学の治療的な用途並びに殺虫剤及び除草剤の用途のような農薬の用途:を包含するが、しかし、それらに限定されるものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0022】
【特許文献1】米国特許第6,634,576号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0023】
[発明の概要]
本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を、ミリングされたグラインディング化合物において分散させられた結果として生じるナノ粒子状の生物学的に活性な化合物が、再凝集に抵抗するように、ミリング可能なグラインディング化合物と一緒に固体の生物学的に活性な化合物をドライミリングすることによって生産することができるという予想外の発見に向けられる。
【0024】
このように、一つの態様において、本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を生産するための方法を含むが、その方法は、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられたナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む固体の分散物又は溶液を生産するために、複数のミリングボディーを含むミルにおいて、固体の生物学的に活性な化合物及び製ミリング可能なグラインディング化合物の混合物をドライミリングすること、
:のステップを含む。
【0025】
用語、ミリング可能な、は、グラインディング化合物が、当該発明の方法のドライミリングの条件の下で物理的に劣化させられることが可能なものであることを意味する。当該発明の一つの実施形態において、ミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物に匹敵する粒子サイズのものである。
【0026】
理論によって束縛されることを望むことなく、ミリング可能なグラインディング化合物の物理的な劣化が、より大きい粒子サイズのグラインディング化合物と比べてより有効な希釈剤として作用することによって当該発明の利点を与えることは、信じられることである。
【0027】
高度に好適な形態において、グラインディング化合物は、生物学的に活性な化合物と比べてより硬いものであると共に、このように当該発明のドライミリングの条件の下でそのようなものを物理的に劣化させることが可能なものである。再度、理論によって束縛されることを望むことなく、ミリング可能なグラインディング化合物が、生物学的に活性な化合物のより小さい粒子の生産を可能とするドライミリングの条件の下で生産されたグラインディング化合物のより小さい粒子と共に、第二のルートを通じて当該発明の利点を与えることは、信じられることである。
【0028】
固体の分散物又は溶液は、その次に、ミリングボディーから分離されると共にミルから取り除かれることがある。
【0029】
好適な態様において、グラインディング化合物は、分散物又は溶液から分離される。一つの態様において、グラインディング化合物が、必ずしも十分にミリングされない場合には、ミリングされてないグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、ミリングされたグラインディング化合物の少なくとも部分は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0030】
ミリングボディーは、ドライミリング工程における破断及び腐食に対して本質的に抵抗性のものである。
【0031】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量に相対的なグラインディング化合物の量、及び、グラインディング化合物の物理的な劣化の程度は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集を阻害するために十分なものである。グラインディング化合物は、当該発明のミリングの条件の下で薬学的な化合物と化学的に反応性のものではない。
【0032】
追加的な態様において、本発明は、また、前記方法によって生産されたナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、前記化合物を含む組成物に、ナノ粒子状の形態における前記の生物学的に活性な化合物及び/又は前記の組成物を使用することで生産された医薬に、及び、前記の医薬を方式によって投与された前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用することで、人を包含する、動物の治療の方法に、関係する。
【0033】
当該発明の医薬は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のみを含むことがある、又は、より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、医薬の調製において一般的に使用されたいずれの所望の賦形剤若しくは他の同様のもののみならず、一つの若しくはより多くの薬学的に許容可能な担体と組み合わせられることがある。
【0034】
本発明の方法が、ナノ粒子状の形態における不十分に水溶性の生物学的に活性な化合物の調製における特定の用途を有する一方で、当該発明の範囲は、それに限定されるものではない。例えば、本発明の方法は、ナノ粒子状の形態における高度に水溶性の生物学的に活性な化合物の生産を可能とする。このような化合物は、例えば、より急速な治療的な作用又はより低い薬用量の方式によって従来の化合物を超える利点を呈することがある。対照的に、水(又は他の同等に極性の溶媒)を利用する湿式のグラインディングの技術は、粒子が、溶媒にかなり溶解する際に、このような化合物に適用されることが不可能なものである。
【0035】
後に記載することになるように、適当なグラインディング化合物の選択は、本発明の方法の特定の高度に好都合な用途を与える。当該発明における使用に適当ないくつかのグラインディング化合物は、粒子サイズに依存性のない方法(このような方法は、グラインディング化合物の劣化のおかげで不適当なものである)によってナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から容易に分離可能なものである。例えば、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と異なる溶解度の性質をもまた所有するものである適当なグラインディング化合物を選択することは、相対的に率直な選択的な溶解の技術によって、二つのものの分離を可能にする。このようなグラインディング化合物の例は、発明の詳細な説明に提供される。このように、当該発明の方法の特に好都合な用途は、不十分に水溶性の生物学的に活性な化合物との併合でグラインディング化合物としての水溶性の塩の使用である。
【0036】
再度、後に記載することになるように、本発明の高度に好都合な態様は、当該発明の方法における使用に適当なある一定のグラインディング化合物が、また医薬における使用にも適当なものであるというである。本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の少なくとも一部分の両方を組み込む医薬の生産のための方法、そのように生産された医薬、及び、前記の医薬の方式によって前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用することで、人を含む、動物の処置の方法、を包括する。
【0037】
類似して、後に記載することになるように、本発明の高度に好都合な態様は、当該発明の方法における使用に適当なある一定のグラインディング化合物が、殺虫剤又は除草剤のような、農薬用の担体における使用にもまた適当なものであるということである。本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の少なくとも一部分の両方を組み込む農薬組成物の生産のための方法、及びそのように生産された農薬組成物を包括する。
【0038】
農薬化合物は、ミリングされたグラインディング化合物と一緒にナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のみを包含することがある、又は、より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びミリングされたグラインディング化合物は、いずれの所望の賦形剤又は医薬の調製に一般的に使用された他の同様な薬剤のみならず、一つの又はより多くの薬学的に許容可能な担体と組み合わせられることがある。
【0039】
類似して、農薬組成物は、ミリングされたグラインディング化合物と一緒にナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のみを包含することがある、又は、より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及びミリングされたグラインディング化合物は、いずれの所望の賦形剤又は農薬組成物の調製に一般的に使用された他の同様な薬剤のみならず、一つの又はより多くの担体と組み合わせられることがある。
【0040】
当該発明の一つの特定の形態において、グラインディング化合物は、医薬における使用の適当なもの及び粒子サイズにおける依存性のない方法によってナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から容易に分離可能なものの両方である。このようなグラインディング化合物は、後に続く発明の詳細な説明に記載されたものである。このようなグラインディング化合物は、それらが、グラインディング化合物が医薬へとナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と共に組み込まれることがあるところの程度にまで顕著な柔軟性を与えるという点で高度に好都合なものである。
【0041】
一つの態様において、当該発明は、ラロキシフェンの新規な処方を提供する。ラロキシフェンは、[6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)ベンゾール[b]チエン−3−イル][4−[2−(1−ピペリジニル)エトキシ]フェニル−であると共に、6−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロフェニル)−3−[4(2−ピペリジノエトキシ)−ベンゾイル]ベンゾ[b]−チオフェンとしてもまた知られる。ラロキシフェンの他の名前は、また、文献に見出されることがある。ラロキシフェンについての構造式は、以下に図示されたもの:
【0042】
【化1】
である。
【0043】
当該発明は、約10nmと約500nmとの間の平均の粒子サイズを有する粒子状の形態で、ラロキシフェン、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物を提供する。
【0044】
当該発明は、前記の粒子状のラロキシフェン、それの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を生産するための方法をさらに提供する。
【0045】
当該発明は、また、前記の特定のラロキシフェンを含む又はそれを使用することで処方された薬学的な組成物、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物を提供する。
【0046】
本発明は、骨粗鬆症を包含する、ヒトの病状を緩和すること、血漿脂質を低下させること、並びに、子宮内膜症、子宮の線維症、及び乳癌を阻害することのための、薬学的な組成物の製造における、前記の粒子状のラロキシフェン、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物、の使用をさらに提供する。
【0047】
本発明は、骨粗鬆症を包含する、ヒトの病状を緩和すること、血漿脂質を低下させること、並びに、子宮内膜症、子宮の線維症、及び乳癌を阻害することのための、前記のラロキシフェン、又はそれの薬学的に許容可能な塩若しくは溶媒和物を含む又はそれを使用することで処方されたこのような組成物の使用をさらに提供する。
【0048】
一つの態様において、その次に、当該発明は、生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む組成物を生産するための方法を提供するが、その方法は、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物において分散された生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体の分散物を生産するための十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすること
:のステップを含む。薬学的に許容可能な担体は、また、薬学的な組成物、又は医薬、を生産するために、このような組成物と組み合わせられることがある。
【0049】
別の態様において、ナノ粒子は、1000nmと比べてより少ないもの、500nmと比べてより少ないもの、350nmと比べてより少ないもの、200nmと比べてより少ないもの、100nmと比べてより少ないもの、75nmと比べてより少ないもの、50nmと比べてより少ないもの、又は40nmと比べてより少ないものの平均サイズを有する。ナノ粒子の少なくとも50%、又は75%、の粒子サイズは、平均的なサイズの範囲内にあることがある。
【0050】
ミリングの動作のための時間間隔は、好ましくは5分と8時間との間、より好ましくは5分と2時間との間、より好ましくは5分と4時間との間、好ましくは5分と45分との間、より好ましくは5分と30分との間、最も好ましくは10分と25分との間である。
【0051】
この発明の別の態様において、ミリング媒体は、セラミック、ガラス、重合体、強磁性体、及び、スチールボールのような金属からなる群より選択されるが、それは、1mmと20mmとの間、好ましくは2mmと15mmとの間、より好ましくは3mmと10mmとの間の直径を有することがある。
【0052】
当該発明の方法は、生物製品、アミノ酸、タンパク質、ペプチド、ヌクレオチド、核酸、及びそれらの類似体、同族体、及び一次誘導体のような、生物学的に活性な化合物をミリングすることに適切なものである。ジクロフェナク、オランザピン、シルデナフィル、ラロキシフェン、及び他のものを包含するが、しかし、それらに限定されるものではない、多数の薬物は、当該発明の方法に従うものである。
【0053】
別の態様においては、その方法は、少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことのステップをさらに含む。
【0054】
当該発明は、また、少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物において分散させられた生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体の分散物を生産するために十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすることの工程によって形成された、生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含むナノ粒子の組成物を提供する。このようなナノ粒子の組成物は、前述したようなものと同じ粒子サイズの範囲を有することがある。同様に、その工程は、少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことをさらに含むことがある。
【0055】
別の態様においては、当該発明は、このようなヒトに、上に記載したような、ナノ粒子の組成物、薬学的な組成物、又は医薬の薬学的に有効な量を投与することのステップを含むこのような処置の必要なヒトを処置することの方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】図1は、NaClのグラインディング化合物におけるジクロフェナクの酸の体積百分率を減少させるにつれて、ジクロフェナクのナノ粒子(洗浄することによるグラインディング化合物の取り除きの後のナノ粒子)の表面積が増加することを示す。
【図2】図2は、NaClのグラインディング媒体における15体積%のジクロフェナクの酸をドライミリングすることによって得られた、並びに0.01MのHCl及び1mMのCTAB溶液で洗浄することによってグラインディング媒体から分離された、ジクロフェナクの酸のナノ粒子を図示する。より大きい粒子は、(b)における強度分布において見ることができるように、数で重みが付けられた100%(a)であるものである、160±30nmの狭いサイズ分布を達成するために3,000gで1分間に遠心分離によってたいてい取り除かれた。分散物又は溶液における遠心分離による凝集体又はより大きい粒子の取り除きの後のナノ粒子の量は、強度で重みが付けられたサイズ分布(a)によって決定された際に、80重量%と比べてより大きいものである。
【図3】図3は、(a)10000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物の凝集物のモルフォロジー、及び(b)100000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物のナノ粒子状のモルフォロジーを示すものである、180分間にNaClのグラインディング化合物でミリングされたオランザピンのSEMの画像を含む。
【図4】図4は、5、10、15、30、及び50重量%のジクロフェナクの酸対グラインディング化合物の比の洗浄させられたジクロフェナクの酸のナノ粒子の高い分解能のSEM及びTEMのイメージを含む。
【図5】図5は、NH4Clでミリングされた並びに0.1MのHCl及び1mMのCTABで洗浄された、並びにTEMのグリッドで乾燥させられた、ジクロフェナクの酸のTEMのイメージである。
【図6】図6は、ジクロフェナクの酸の存在を示す177℃におけるピークで、及び、NH4Clのグラインディング化合物によるものである194℃におけるピークで、NH4Clのグラインディング化合物でドライミリングされたジクロフェナクの酸について温度に対して熱の流れをプロットする。
【図7】図7は、融点が、ジクロフェナクの酸の粒子の直径の減少のおかげでありそうな、より低い温度へシフトすることを示す、NaClのグラインディング化合物、15体積%)を伴ったジクロフェナクの酸のミリングの時間を増加させることの効果を図示する。
【図8】図8は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩並びにシミュレートされた胃の流体における及びシミュレートされた腸管の流体における商業的なラロキシフェン塩酸塩の溶解プロフィールの比較である。
【図9】図9aから図9dまでは、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を含む走査型電子顕微鏡写真である。
【図10】図10は、動的光散乱(DLS)によって決定された当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のサイズ分布を図示する。
【図11】図11は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩の融点を含む。
【図12】図12は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩についてのXRD−スペクトルを含む。
【図13】図13は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩についての溶液の1H−NMRスペクトルである。
【図14】図14は、商業的なラロキシフェン塩酸塩を伴った当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する。
【図15】図15は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のXRDスペクトルを比較する。
【図16】図16は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン塩酸塩の走査型電子顕微鏡写真である。
【図17】図17は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する。
【図18】図18は、得られたような(a及びb)及び塩化ナトリウムでのミリングによる加工の後(c及びd)のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である。
【図19】図19は、当該発明の実施形態のいくつかの実施形態に利用されたイオン性の界面活性剤の構造を示す。
【図20】図20は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である。
【図21】図21は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン(遊離の塩基)のXRDスペクトルを比較する。
【図22】図22は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する。
【図23A】図23は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を比較する動物実験についての濃度対時間のデータを提供する。
【図23B】図23は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を比較する動物実験についての濃度対時間のデータを提供する。
【図24】図24は、図画の及び表の形態における図16のデータを提供する。
【図25】図25は、表の形態における平均の薬物動態学的なデータを提供する。
【図26A】図26は、Cmax及びAUC0−tの結果の追加の比較を提供する。
【図26B】図26は、Cmax及びAUC0−tの結果の追加の比較を提供する。
【図27】図27は、30、45、及び60分の間のアトリションミルにおいてミリングすることによって生産された洗浄させられた粒子状のフェノフィブラートを示す高い分解能のSEMのイメージを含む。
【図28】図28は、ラクトースのグラインディング化合物におけるラロキシフェンHClの高い分解能のSEM顕微鏡写真を含む。
【図29】図29は、グラインディング化合物としての塩化ナトリウム及びラクトースの両方を伴った及びグラインディング化合物の取り除き無しのミリングされたラロキシフェンを伴ったラロキシフェンHClのAPIの試験管内の溶解を比較する。
【図30】図30は、オランザピンの遊離の塩基をいくつかのより大きい凝集物を伴った微細な粉末(図30)及び約50−100nmの非常に微細な粒子(図30b)へラクトースでグラインディングすることができることを示すSEM顕微鏡写真を比較する。
【発明を実施するための形態】
【0057】
当該発明の他の態様及び利点は、保証する記載のレビューから当業者に明らかなものになると思われる。
【0058】
[図面の簡単な説明]
図1は、NaClのグラインディング化合物におけるジクロフェナクの酸の体積百分率を減少させるにつれて、ジクロフェナクのナノ粒子(洗浄することによるグラインディング化合物の取り除きの後のナノ粒子)の表面積が増加することを示す;
図2は、NaClのグラインディング媒体における15体積%のジクロフェナクの酸をドライミリングすることによって得られた、並びに0.01MのHCl及び1mMのCTAB溶液で洗浄することによってグラインディング媒体から分離された、ジクロフェナクの酸のナノ粒子を図示する。より大きい粒子は、(b)における強度分布において見ることができるように、数で重みが付けられた100%(a)であるものである、160±30nmの狭いサイズ分布を達成するために3,000gで1分間に遠心分離によってたいてい取り除かれた。分散物又は溶液における遠心分離による凝集体又はより大きい粒子の取り除きの後のナノ粒子の量は、強度で重みが付けられたサイズ分布(a)によって決定された際に、80重量%と比べてより大きいものである;
図3は、(a)10000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物の凝集物のモルフォロジー、及び(b)100000の倍率におけるオランザピン/グラインディング化合物の混合物のナノ粒子状のモルフォロジーを示すものである、180分間にNaClのグラインディング化合物でミリングされたオランザピンのSEMの画像を含む;
図4は、5、10、15、30、及び50重量%のジクロフェナクの酸対グラインディング化合物の比の洗浄させられたジクロフェナクの酸のナノ粒子の高い分解能のSEM及びTEMのイメージを含む;
図5は、NH4Clでミリングされた並びに0.1MのHCl及び1mMのCTABで洗浄された、並びにTEMのグリッドで乾燥させられた、ジクロフェナクの酸のTEMのイメージである;
図6は、ジクロフェナクの酸の存在を示す177℃におけるピークで、及び、NH4Clのグラインディング化合物によるものである194℃におけるピークで、NH4Clのグラインディング化合物でドライミリングされたジクロフェナクの酸について温度に対して熱の流れをプロットする;
図7は、融点が、ジクロフェナクの酸の粒子の直径の減少のおかげでありそうな、より低い温度へシフトすることを示す、NaClのグラインディング化合物、15体積%)を伴ったジクロフェナクの酸のミリングの時間を増加させることの効果を図示する;
図8は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩並びにシミュレートされた胃の流体における及びシミュレートされた腸管の流体における商業的なラロキシフェン塩酸塩の溶解プロフィールの比較である;
図9aから図9dまでは、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を含む走査型電子顕微鏡写真である;
図10は、動的光散乱(DLS)によって決定された当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のサイズ分布を図示する;
図11は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩の融点を含む;
図12は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩についてのXRD−スペクトルを含む;
図13は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩についての溶液の1H−NMRスペクトルである;
図14は、商業的なラロキシフェン塩酸塩を伴った当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する;
図15は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のXRDスペクトルを比較する;
図16は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン塩酸塩の走査型電子顕微鏡写真である;
図17は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する;
図18は、得られたような(a及びb)及び塩化ナトリウムでのミリングによる加工の後(c及びd)のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である。
【0059】
図19は、当該発明の実施形態のいくつかの実施形態に利用されたイオン性の界面活性剤の構造を示す;
図20は、当該発明の実施形態に従った粒子状のラロキシフェン(遊離の塩基)の走査型電子顕微鏡写真である;
図21は、本発明の方法に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン(遊離の塩基)のXRDスペクトルを比較する;
図22は、本発明の方法の実施形態に従った加工の様々なステージにおけるラロキシフェン塩酸塩のFT−IRスペクトルを比較する;
図23は、当該発明の実施形態の粒子状のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩を比較する動物実験についての濃度対時間のデータを提供する;
図24は、図画の及び表の形態における図16のデータを提供する;
図25は、表の形態における平均の薬物動態学的なデータを提供する;及び
図26は、Cmax及びAUC0−tの結果の追加の比較を提供する。
【0060】
図27は、30、45、及び60分の間のアトリションミルにおいてミリングすることによって生産された洗浄させられた粒子状のフェノフィブラートを示す高い分解能のSEMのイメージを含む。
【0061】
図28は、ラクトースのグラインディング化合物におけるラロキシフェンHClの高い分解能のSEM顕微鏡写真を含む;
図29は、グラインディング化合物としての塩化ナトリウム及びラクトースの両方を伴った及びグラインディング化合物の取り除き無しのミリングされたラロキシフェンを伴ったラロキシフェンHClのAPIの試験管内の溶解を比較する;及び
図30は、オランザピンの遊離の塩基をいくつかのより大きい凝集物を伴った微細な粉末(図30)及び約50−100nmの非常に微細な粒子(図30b)へラクトースでグラインディングすることができることを示すSEM顕微鏡写真を比較する。
【0062】
[発明の詳細な説明]
[一般的なこと]
当業者は、ここに記載された発明が、具体的に記載されたもの以外の変形及び変更を受けやすいものであることを、認めると思われる。当該発明が、全てのこのような変形及び変更を包含することは、理解されることである。当該発明は、また、個々に又は集合的に明細書において参照された又はそれにおいて示唆されたステップ、特徴、組成物、及び化合物の全て、並びに、ステップ若しくは特徴のいずれの及び全ての組み合わせ又はいずれの二つの若しくはより多くのものを包含する。
【0063】
本発明は、例示の目的のためのみであることが意図されたものである、ここに記載された具体的な実施形態による範囲に限定されるものではない。機能的に等価な生産物、組成物、及び方法は、明りょうに、ここに記載されたような発明の範囲内にあるものである。
【0064】
ここに記載された発明は、一つの又はより多くの範囲の値(例.サイズ、濃度、など)を包含することがある。値の範囲は、範囲を定義する値、及び範囲に対する境界を定義するものであるその値に直ちに隣接した値と同じ又は実質的に同じ成果に至るものである範囲に隣接した値を包含する、範囲内の全ての値を包含することが理解されると思われる。
【0065】
ここにおいて引用された(特許、特許出願、雑誌の記事、研究所のマニュアル、本、又は他の文書を包含する)全ての刊行物の全体的な開示は、これにより参照によって組み込まれる。包含は、参考文献のいずれも先行技術を構成する又はこの発明が関係するところの分野において作業をするものの共通の一般的な知識の一部であるという自認がなされることを構成するものではない。
【0066】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、単語“を含む”又は“を含むこと”のような変形は、述べられた整数又は整数の群の包含を暗示するが、しかし、いずれの他の整数又は整数の群の排除を暗示しないことが理解されると思われる。この開示において、及び、特に請求項及び/又は段落において、“を含む”、“が含まれた”、“を含むこと”及び同様のもののような用語が、米国特許法においてそれに帰された意味を有することができる;例.それらが、“を包含する”、“が包含された”、“を包含すること”、及び同様のものを意味することができることは、また、留意されることである。
【0067】
処置の方法に関して、及び特に薬物の薬用量において、ここにおいて使用されたような“治療的に有効な量”は、薬物がこのような処置の必要な顕著な数の主体において投与されるところの具体的な薬理学的な応答を提供するものである薬用量が、ことを意味するものとする。ことは、強調されることである。特定の例において特定の主体へ投与された“治療的に有効な量”は、たとえこのような薬用量が、当業者によって“治療的に有効な量”と思われるとしても、ここに記載された疾患を処置することに常に有効なものであるとは限らないことになる。薬物の薬用量が、特定の例においては、経口的な薬用量として、又は血液中で測定されたような薬物のレベルを参照して、測定されたものであることは、さらに理解されることである。
【0068】
用語“を阻害する”は、進行又は重症度を禁ずること、予防すること、制限すること、及び低下させること、停止させること、又は逆転させること、及び結果として生じる症状におけるこのような作用を包含するものである、それの一般に受け入れられた意味を包含するために定義される。このようなものとして、本発明は、適当なものとして、医学的な治療的な及び予防的な投与の両方を包含する。
【0069】
用語“平均の粒子サイズ”は、レーザー光回折散乱によって決定されたもののような等価な球形の直径として定義される。
【0070】
ミリングの後のもののみならず未加工の状態における粒子又は他の粒子サイズの低減の技術が、形状において不規則なものであるので、厚さ又は長さのような現実のサイズの測定によってではなく、理論的な球形の粒子によって加工された試料の性質に関係付けられたものである粒子の性質の測定によって、それらを特性決定することは、必要なことである。粒子は、このように、“等価な球形の直径”が割り当てられる。
【0071】
多数の“未知の”粒子を特性決定することから見出された値は、プロットされた周波数対直径、又は、他の方法では、重量対直径であることができるが、通常では周波数又は重量についての百分率のアンダーサイズの値を採用する。これは、試料のサイズ分布を表す特性曲線、即ち、累積的な百分率のアンダーサイズの分布曲線を与える。これからの値を、直接的に読み取る又は適当な直線を与えるために対数確率紙にプロットすることができる。平均の等価な球形の体積の直径は、50%のアンダーサイズの値である。
【0072】
粒子サイズを決定することの方法は、当技術において知られたものであると共に、本発明のラロキシフェン塩酸塩の粒子サイズが測定されるところの方法は、ここに記載されたものである。しかしながら、他の方法は、使用されることがある、例えば、米国特許第4605517号明細書(Riley et al.)に記載された方法を参照のこと。
【0073】
ここにおいて使用されたように、粒子サイズは、沈降電界中流体分離法、光子相関分光法、又は分離板型遠心沈降法のような、当業者に周知の従来の粒子サイズを測定する技術によって測定されたような数平均の粒子サイズを指す。“約400nmと比べてより少ないものの有効な平均的な粒子サイズ”によって、粒子の少なくとも90%が、上記した技術によって測定されたとき約400nmと比べてより少ないものの数平均粒子サイズを有することが、意味されることである。
【0074】
ここにおいて使用されたように、用語“有効な平均の粒子の直径”は、粒子が自由に通過することができるところの最も小さい円形の穴の平均の直径として定義される。例えば、球形の粒子の有効な平均の粒子の直径は、平均の粒子の直径に対応すると共に、楕円体の粒子の有効な平均の粒子の直径は、最も長い短軸の平均の長さに対応する。
【0075】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、用語“溶媒和物”は、溶媒の一つの又はより多くの分子と共に、ラロキシフェンのような、溶質の一つの又はより多くの分子を含むものである凝集体を記載するために使用される。
【0076】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、用語“薬学的に許容可能な塩”は、非毒性のものであることが知られると共に薬学の文献において一般的に使用されるものである、酸又は塩基付加塩のいずれかを指す。薬学的に許容可能な塩は、一般には、それらが誘導されるところの化合物と対比された向上させられた溶解度の特性を有すると共に、このようにしばしば、より液体又はエマルジョンとしての処方に従うものである。当該発明の方法において使用された化合物は、主として、多種多様な有機の及び無機の酸と薬学的に許容可能な酸付加塩を形成すると共に、しばしば薬化学に使用されるものである生理学的に許容可能な塩を包含する。このような塩は、また、この発明の一部である。
【0077】
薬学的に許容可能な酸付加塩は、典型的には、等モルの又は過剰な量の酸とラロキシフェンを反応させることによって形成される。反応物は、一般には、ジエチルエーテル又はエチル=アセタートのような相互溶媒において組み合わせられる。塩は、通常、約一時間から10日以内で溶液から沈殿すると共に濾過によって単離されることができる、又は、溶媒を、従来の手段によってストリッピングすることができる。
【0078】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、“ドライミリング”のような、句“ドライミル”又は変形は、少なくとも液体の実質的な欠如におけるミリングを指すことが理解されるべきである。液体が、存在するものであるとすれば、それらは、ミルの内容物がペースト又は好ましくは乾燥粉末の特性を保持するというような量で存在するものである。
【0079】
“流動可能な”は、例えば薬学的な組成物及び処方の製造に使用されるであろうというもののような、自動的な又は半自動的な製造する工程についてそれを適切なものにする物理的な特性を有する粉末を意味する。
【0080】
ここに使用された選択された用語の他の定義は、発明の詳細な説明内に見出されると共にいたるところで当てはまることがある。それ以外に定義されるのではない限り、ここにおいて使用された全ての他の科学的な及び技術的な用語は、当該発明が属するところの当業者に一般的に理解されたものと同じ意味を有する。
【0081】
この明細書のいたるところで、文脈がそれ以外のことを要求するのではない限り、用語“ナノ粒子状の形態”は、ナノ粒子の組成物を包含するが、それにおいて、組成物は、少なくとも、1000nmと比べてより小さい平均的な粒子サイズを有するナノ粒子を含む。
【0082】
生物学的に活性な化合物、薬剤、又は薬物の形態の文脈における“従来の”は、非ナノ粒子状の組成物を指す。非ナノ粒子状の活性な薬剤は、約2ミクロンと比べてより大きいものである有効な平均的な粒子サイズを有するが、活性な薬剤の少なくとも50%は、約2ミクロンと比べてより大きいサイズを有することを意味する。
【0083】
“固体の溶液(固溶体)”は、存在するものである異なる構成成分の数にかかわらず、1つの相のみからなる。固体の溶液(固溶体)は、連続的なもの、不連続的なもの、置き換え型のもの、割り込み型のもの、又は非晶質のものとして分類されることがある。典型的な固体の溶液(固溶体)は、結晶質の構造を有するが、それにおいては、溶質の分子は、結晶格子における溶媒の分子を置換するか又は溶媒の分子の間の間隙にフィットするかのいずれかである。割り込み型の結晶質の固体の溶液(固溶体)は、溶解させられた分子が、結晶格子における溶媒の分子の間の間隙の空間を占有するとき、生じる。非晶質の固体の溶液(固溶体)は、溶質の分子が、非晶質の溶媒内で分子的に、しかし不規則に、分散させられるとき、生じる。
【0084】
用語“固体の分散物”は、一般には、少なくとも二つの構成成分を含む固体の状態における系を意味するが、それにおいては、一つの構成成分は、他の構成成分のいたるところで多かれ少なかれ均等に分散させられる。
【0085】
ここにおいて使用された選択された用語についての他の定義は、発明の詳細な説明内に見出されると共にいたるところで当てはまることがある。それ以外に定義されるのではない限り、ここにおいて使用された全ての他の科学的な及び技術的な用語は、当該発明が属するところの当業者に一般的に理解されたものと同じ意味を有する。
【0086】
(具体的なもの)
一つの実施形態において、本発明は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の調製のために生産するための方法に向けられるが、その方法は、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられたナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む固体の分散物又は溶液を生産するために、複数のミリングボディーを含むミルにおいて、固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をドライミリングすること
:のステップを含む。
【0087】
固体の分散物又は溶液は、その次に、ミリングボディーから分離されると共にミルから取り除かれることがある。
【0088】
一つの態様において、グラインディング化合物は、分散物又は溶液から分離される。一つの態様において、グラインディング化合物が、必ずしも十分にミリングされない場合には、ミリングされてないグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、ミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0089】
ミリングボディーは、本質的に、ドライミリングの工程における破断及び腐食に対して抵抗性のものである。ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量に相対的なグラインディング化合物の量、及び、グラインディング化合物のミリングの程度は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集を阻害することに十分なものである。
【0090】
グラインディング化合物は、当該発明の工程に存在する状況の下で薬学的な化合物と化学的に又は機械的に反応性のものであることは決してない。
【0091】
本発明は、また、前記の方法によって生産されたナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、ナノ粒子状の形態における前記の生物学的に活性な化合物を使用することで生産された医薬に、及び、前記の医薬の方式によって投与された前記の生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用することで、人を包含する、動物の処置の方法に関係する。
【0092】
(グラインディング化合物)
上記したように、本発明の方法は、グラインディング化合物が製薬化合物によってミリングされることを必要とする;すなわち、グラインディング化合物は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の形成及び保持を容易にするために、本発明のドライミリング条件の下で、物理的に分解する。必要な低下の正確な範囲は、グラインディング化合物及び生物学的に活性な化合物(例えばグラインディング化合物に生物学的に活性な化合物がより大きいかより小さい好きにさせているいかなる電荷分布も又は表面効果)の特定の特性、グラインディング化合物及び所望の粒子サイズに対する生物学的に活性な化合物の比率及びナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の粒子サイズ分布に依存する。
【0093】
本発明の一実施例において、ミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物に、相当する粒子サイズの中である。
【0094】
必要な低下を成し遂げるのに必要なグラインディング化合物の物理的性質は、正確なミリング状況に依存している。
例えば、より硬いグラインディング化合物は、より活発なドライミリング状況の下で提供される充分な範囲に分解することができる。
【0095】
表示(例えば破壊靭性及びもろさインデックス)で測定されるにつれて、薬品がドライミリング状況の下で分解するというほどに関連するグラインディング化合物の物理的性質は硬度(脆さ)を含む。
【0096】
生物学的に活性な化合物の低い硬度(概して7未満のモーズ硬度)は処理の間、粒子の破断を確実にするために望ましい。その結果、ナノ複合微細構造はミリングの間、発現する。
【0097】
望ましくは、グラインディング化合物は、低い摩耗性の中である。低い摩耗性は、分散又はミリングボディーによるグラインディング化合物のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の溶液の汚染及び/又は媒体ミルの粉砕室を最小にするために望ましい。摩耗性の間接的な徴候は、ミリングを主成分とする汚濁物のレベルを測定することによって得られることができる。
【0098】
望ましくは、グラインディング化合物には、ドライミリングの間、かたまりになる低い傾向がある。客観的にミリングの間、かたまりになる傾向を定量化することが難しい間、ドライミリング発展として媒体ミルのミリングボディー及び粉砕室上のグラインディング化合物の中で“固まる”レベルを観察することによって主観的な計測を得ることは可能である。
グラインディング化合物は、無機であるか有機化合物であってもよい。
【0099】
実施例において、グラインディング化合物は、以下から選ばれる:ナトリウム水素硫酸塩、ナトリウム炭酸水素塩、水酸化ナトリウム又はコハク酸;結晶質の有機酸(例えばフマル酸(特急でない以外のために)、マレイン酸、酒石酸、クエン酸));あるいは、アンモニウムは、実施例(特急でない以外のために)塩化アンモニウム、塩酸メチルアミン、臭化アンモニウム、結晶質の水酸化物のために、炭酸水素塩(製薬許容可能なアルカリ金属の炭酸水素塩)に加塩する(又は揮発性のアミンの塩類)例えば、しかし、制限する、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、そして、バリウム(硫酸ナトリウム)塩化ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、ナトリウム・チオ硫酸塩、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、カリミョウバン、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム。
【0100】
好ましい実施例において、グラインディング化合物は、製薬技術の当業者によるGRAS(一般に、安全であると考えられる)と考えられる化合物である。
【0101】
(グラインディング化合物の相対的な量)
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量と関連するグラインディング化合物の量及びグラインディング化合物の分解の範囲は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集が少なくとも阻害されるかどうか決定する。
【0102】
さらに、本発明のドライミリング条件のグラインディング化合物の分解の範囲はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を生産することを必要とするグラインディング化合物の量に影響を及ぼすことができる。そうすると、より大きな範囲に分解するグラインディング化合物はより少ない相対的な量において必要である。
【0103】
例えば、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率が理論上のパーコレーション閾値より大きいことは可能でもよい。そして、それは、球状粒子の三次元ランダムな分散のために、約15体積%である。本発明の好ましい形態において、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率は、約25体積%未満である。より好ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率は、約20体積%未満である。本発明の非常に好適な形において、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子の体積比率は、約15体積%未満である。
【0104】
(ミリングボディー)
本発明の方法では、ミリングボディーは、好ましくは化学的に不活発で、堅い。本願明細書において使われるように、用語“化学的に不活発な”はミリングボディーが化学的に生物学的に活性な化合物又はグラインディング化合物と反応しないことを意味する。
【0105】
上述の通り、ミリングボディーは、ミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0106】
ミリングボディーは、望ましく種々の滑らかな、正形状、平面又は湾曲面のいずれかを有することができる体の形で提供されて、鋭いか高くなった刃を欠いている。実施例、体が楕円ものを有する体の形でありえる適切なミリング、卵形のために、球面であるか右側の円筒状形状。望ましくは、ミリングボディーは、一つ以上のビード、ボール、球体、ロッド、右側のシリンダ、ドラム又は半径−端右側のシリンダ(すなわちシリンダと同じ半径を有する半球状のベースを有する右側のシリンダ)の形で提供される。
【0107】
生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物の性質に従い、ミリング媒体本体は、約3及び10mmの間で、なお多く望ましく、より好ましくは、約1及び約15mmの間で、約0.1及び30mm間の効果的平均粒子直径(すなわち“粒子サイズ”)を好ましくは有する。
【0108】
粒状形態で、ミリングボディーは、セラミック、ガラス、金属又はポリマー組成物のようなさまざまな材料を含むことができる。体をミリングしている適切な金属は典型的に球形で、一般に良好な硬度(すなわちRHC 60−70)(丸み)を有する高い耐摩耗性、そして、狭いサイズ分布、そして、例えば、52100がクロムメッキするタイプから製作されるボールを含むことができる、鋼は316又は440Cステンレス鋼を入力するか又は1065の高い炭素鋼を入力する。
【0109】
好適なセラミック材料は、例えば、それらが欠かれることを回避することを可能にするために砕けるために望ましくは充分な硬度及び抵抗を有するセラミックの広い配列から選ばれることができるか又はミリングうえに十分に高い密度の間、圧壊されることができる。ミリング媒体のための適切な密度は、約1から15g/cm3までの範囲である。好適なセラミック材料は凍石、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ジルコニウム−二酸化ケイ素、イットリア安定する酸化ジルコニウム、マグネシア−安定する酸化ジルコニウム、窒化シリコン、炭化ケイ素、コバルト安定するタングステンカーバイド、などから選ばれることができる。そして、それの混合物と同程度よい。
【0110】
好適なガラス・ミリング媒体は、球形(例えばビード)で、狭いサイズ分布を有して、耐久性があって、例えば、鉛のないソーダ石灰ガラス及びホウケイ酸ガラスを含む。重合ミリング媒体は、好ましくは実質的に球形で、それらが欠かれるか又はミリングの間、圧壊されることを回避することを可能にする充分な硬度及び脆さを有する重合樹脂、製品の汚染に結果としてなっている摩擦を最小化する耐摩耗性及び不純物(例えば金属、溶媒及び残余のモノマー)の解放の広い配列から選ばれることができる。
【0111】
好適な重合樹脂は、例えば、クロスリンクされたポリスチレン(例えばジビニルベンゼン、スチレン共重合体、ポリアクリレート(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリカーボネート、ポリアセタール、塩化ビニル・ポリマー及び共重合体によってクロスリンクされるポリスチレン、ポリウレタン類、ポリアミド類、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、など)から選ばれることができる。非常に小粒子サイズ(メカノケミカル合成に対して)に材料を摩滅させる重合ミリング媒体の使用法は、例えば、米国特許5,478,705号明細書及び米国特許第5,500,331号明細書において開示される。重合樹脂は、概して、約0.8から3.0g/cm3まで変動している密度を有することができる。より高い密度重合樹脂は、好まれる。あるいは、ミリング媒体は、重合樹脂を有する高密度中心的な粒子がその上に付着したことを成っている複合粒子でありえる。中心的な粒子は、ミリング媒体(例えばガラス、アルミナ、酸化ジルコニウム二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、ステンレス鋼、など)として有効なことは公知の材料から選ばれることができる。好適なコア材料は、約2.5g/cm3より大きい密度を有する。
【0112】
本発明の一実施例において、ミリング媒体は強磁性材料から形成される。それによって、磁気分離技術の活用法によってミリング媒体の衣服に起因している汚濁物の除去を容易にする。
【0113】
各々の種類のミリングボディーは、それ自身の効果がある。例えば、金属は最高比重を有する。そして、それは増加した影響エネルギーによる研磨効率を増やす。金属経費は最低から高さまで変動する、しかし、最終製品の金属汚染は問題でありえる。ガラスは、ローコストの見地及び0.004mmの低さの少ないビード・サイズの有効性から有利である。しかしながら、ガラスの比重は他の媒体より低い、そして、相当にミリング時間は必要である。最後に、セラミックは、低い衣服及び汚染(清掃及び高い硬度の容易さ)の見地から有利である。
【0114】
(ドライミリング)
ドライミリング本発明の方法において、生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物は、結晶、粉、等の形で、振動の予め定められた強度で所定の期間の間機械的に煽動される(すなわち、動くことの有無にかかわらず)粉砕室の複数のミリングボディーを有する適切な規模に組み込まれる。概して、ミリング装置は、振動の外部用途によって運動をミリングボディーに与えるために用いる。それによって多様な翻訳、回転又は逆転動作又はそれの組合せは、粉砕室及びその内容に、又は刃に、ここを終端として接続している回転シャフト、プロペラ、インペラ又はパドルで又は両方の動きの組合せによる振動の内部適用によって適用される。
【0115】
ミリングの間、ミリングボディーに与えられる運動は、ミリングボディー及び反応体粉のかけらの間で有意な強度を有する多数の影響又は衝突と同様に力をせん断する用途に結果としてなることがありえる。力の性質及び強度は生物学的に活性な化合物にミリングボディーによって印加した、そして、グラインディング化合物は多種多様な処理によってパラメータに影響される:ミリング装置のタイプ;力の強度は、生成した、方法の運動学的な態様;ミリングボディーのサイズ、密度、形状及び構成;ミリングボディーに対する生物学的に作動中の合成で研磨合成混合の重量比;ミリングの継続;生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の物理的性質;起動の間、ある空気;及び他のものである。
【0116】
都合のよいことに、媒体ミルは、繰り返し又は連続的に機械の圧縮力及び剪断ストレスを生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物に印加することができる。適切な媒体ミルは、以下を含むが、これに限定されるものではない:高エネルギーのボール、砂、ビード又は真珠のミルはミル、遊星ミル、振動する動きボールミル、マルチ軸シェーカ/ミキサー、撹拌されたボールミル、水平小さい媒体機械、マルチ・リングを粉々にしているミル、などをバスケットに入れる。そして、小さいミリング媒体を含む。ミリング装置も、一つ以上の回転シャフトを含むことができる。
【0117】
本発明の好ましい形態において、ミリングがそうである乾燥状態は、ボールミルを遂行した。明細書の剰余の全体にわたって、参照は、ボールミルを経由して行われているミリングを乾燥させるために実行される。このようなミルの実施例はアトリタミルである。そして、ミル、塔ミル、遊星ミル、振動するミル及び重力に従属するタイプ・ボールミルを旋回する。本発明の方法に従うドライミリングがまた、ボール・ミリング以外のいかなる適当手段にもよって成し遂げられることができることはいうまでもない。例えば、ドライミリングは、また、ジェットミル、ロッドミル、ローラーミル又はクラッシャミルを使用して成し遂げられることができる。
【0118】
(生物学的に活性な化合物)
生物学的に活性な化合物は治療的に活性化合物を含む。そして、獣医で人間の用途及び農業化合物(例えば農薬、除草剤及び殺菌剤)のための化合物を含む。そして、薬品などを発芽させる。
【0119】
本発明の好ましい形態において、生物学的に活性な化合物は、有機化合物である。本発明の非常に好適な形において、生物学的に活性な化合物は、獣医であるか人間の用途のための有機、治療的に活性化合物である。本発明の非常に好適な形において、生物学的に活性な化合物は、人間の用途のための有機、治療的に活性化合物である。
【0120】
生物学的に活性な化合物の基質は、通常、技術のうちの1つが従来技術において、より小粒子サイズに起因している改良された特性を要求する化合物である。生物学的に活性な化合物の基質は従来の活性薬剤又は薬であってもよい。但し、本発明の処理はそれらの従来のフォームと比較してすでに粒子サイズを減らした製剤又は薬品に携わっていることができる。
【0121】
生物学的に、本発明ために、適切な活性化合物は生物学、アミノ酸、タンパク質、ペプチド、ヌクレオチド、核酸を含む、そして、類似体、相同物及び第一はそれの誘導剤を命じる。生物学的に活性な化合物は、薬(含むこと)の種々の周知の種類から選択されていることができるが、制限されることができない:肥満防止薬、中枢神経系刺激薬、カロチノイド、コルチコステロイド、エラスターゼ抑制剤、抗真菌薬、腫瘍学治療、制吐剤、鎮痛薬、心血管薬品、抗炎症剤、例えばNSAID及びCOX−2つの抑制剤、駆虫薬、抗不整脈作用薬、抗生物質(ペニシリンを含む)、抗凝血剤、抗うつ薬、抗糖尿病性作用薬、抗てんかん薬、抗ヒスタミン剤、抗高血圧症薬品、抗ムスカリン薬品、反ミコバクテリウム薬品、抗悪性腫瘍薬(免疫抑制薬、抗甲状腺性薬品、抗ウイルス薬、不安緩解剤、鎮静剤(催眠状態にある人及び神経遮断薬)、収斂剤、α−アドレナリン受容体遮断剤、β−アドレノレセプター遮断剤、血液製剤及び代理、心臓変カ性因子、造影剤、咳抑制剤(去痰剤及び粘液溶解剤)、診断薬、画像診断薬品、利尿剤、ドーパミン作動性物質(反パーキンソン薬)、止血剤、免疫学的薬品、脂質を調整している薬品、筋弛緩薬)副交感神経作動薬、副甲状腺カルシトニン及び双ホスホン酸塩、プロスタグランジン、放射性医薬品、性ホルモン(ステロイドを含む)、抗アレルギー性薬品、刺激薬及び食欲減退剤、交感神経興奮剤、甲状腺の薬品、血管拡張薬及びキサンチンである。
【0122】
活性薬剤のこれらの種類及びクラスがマーチンデールにおいて見つけられることができる各々の範囲内の種のリストの説明はExtra Pharmacopoeia,31st Edition(The Pharmaceutical Press,London,1996)である。そして、特に引用したものとする。活性薬剤の他の出所は、Physicians Desk Referenceである(60th Ed.,pub.2005)。従来技術において技術のそれらになじみがある。活性薬剤は、市販で及び/又は公知技術の技術によって調合されることができる。
【0123】
本発明の方法が適切である薬の徹底的なリストは、この明細書のために重荷となって長い;
しかしながら、上で一覧を示す一般の調剤書の参照によって、従来技術において技術のうちの1つが実質的に、本発明の方法が適用されることができるいかなる薬も選ぶことができる。
【0124】
本発明の方法の一般の適用性にも関わらず、生物学的に活性な化合物のより多くの具体例は、含むが、これに限定されるものではない:ハロペリドール(ドーパミン拮抗剤)、DLイソプロテレノール塩酸塩(β−アドレナリン作用性作動筋)、テルフェナジン(H 1−拮抗剤)、プロプラノロール塩酸塩(β−アドレナリン作用性拮抗剤)、デシプラミン塩酸塩(抗うつ薬)、サルメテロール(b2選択アドレナリン作用作動筋)、シルデナフィル・クエン酸塩、タダラフィル及びバルデナフィル。軽微な鎮痛薬(シクロオキシゲナーゼ抑制剤)(フェナミン酸、ピロキシカム、コックス−2抑制剤及びナプロキセン、その他)の全ては、ナノ粒子状の形態において調製されることから利益を得ることができる。
【0125】
本発明に背景の前後関係において述べられるように、生物学的に、生理的pHで十分に水溶性でない活性化合物は特にナノ粒子状の形態において調製されることから利益を得る、そして、本発明の方法は生理的pHで十分に水溶性でない化合物に特に都合よく適用される。
【0126】
このような化合物は、次のものを含むが、これに限定されるものではない:アルベンダゾール、アルベンダゾール・スルホキシド、アルファキサロン、アセチル・ジゴキシン、アシクロビル類似体、アルプロスタジル、アミノフォスチン、アニパミル、アンチトロンビンIII、アテノロール、アジドチミジン、ベクロブラート、ベクロメタゾン、ベロマイシン、ベンゾカイン及び誘導剤、βカロチン、βエンドルフィン、βインターフェロン、ベザフィブラート、2卵子、ビペリデン、ブロマゼパム、ブロモクリプチン、ブシンドロール、ブフロメジル、ブピバカイン、ブスルファン、カドララジン、カンプトテシン、カンタキサンチン、カプトプリル、カルバマゼピン、カルボプロスト、セファレクシン、セファロリン、セファマンドール、セファゼドン、セフルオロキシム、セニネノキシム、セフォペラゾン、セフォタキシム、セフォキシチン、セフスロジン、セフチゾキシム、クロラムブシル、クロモグリシン酸、シクロニカート、シグリタゾオン、クロニジン、コルテキソロン、コルチコステロン、コルトゾール、コーチゾン、シクロホスファミド、シクロスポリンA、そして、他のシクロスポリン(シタラビン)、デソクリプチン、デソゲストレル、酢酸塩のようなデキサメタゾン・エステル類、デゾシン、ジアゼパム、ジクロフェナク、ジデオキシ・アデノシン、ジデオキシイノシン、ジギトキシン、ジゴキシン、ジヒドロエルゴタミン、ジヒドロ・エルゴトキシン、ジルチアゼム、ドーパミン拮抗剤、ドキソルビシン、エコナゾール、エンドララジン、エンケファリン、エナラプリル、エポプロステノル、エストラジオール、エストラムスチン、エトフィブラート、エトポシド、因子ix、因子viii、フェルバマート、フェンベンダゾール、フェノフィブラート、フェキソフェネジン、フルナリジン、フルルビプロフェン、5−フルオロウラシル、フルラゼパム、ホスホマイシン、フォスミドマイシン、フロセミド、ガロパミル、γインターフェロン、ゲンタマイシン、ゲペフリン、グリクラジド、グリピジド、グリセオフルビン、ハプトグロビン、B型肝炎ワクチン、ヒドララジン、ヒドロクロロチアジド、ヒドロコルチゾン、イブプロフェン、イブプロキサム、インジナビア、インドメタシン、ヨード化された芳香族のX線造影剤(例えばヨーダミド)、臭化イプラトロピウム、ケトコナゾール、ケトプロフェン、ケトチフェン、ケトチフェン・フマル酸エステル、K−ストロファンチン、ラベタロール、乳酸菌ワクチン、リドカイン、リドフラジン、リスリド、リスリド水素マレアート、ロラゼパム、ロバスタチン、メフェナム酸、メルファラン、メマンチン、メスレルジン、メタ・エルゴ線、メトトレキサート、メチル・ジゴキシン、メチルプレドニゾロン、メトロニダゾール、メチソプレノール、メチプラノロール、メトケファミド、メトラゾン、メトプロロール、酒石酸メトプロロール、ミコナゾール、ミコナゾール硝酸塩、ミノキシジル、ミソニダゾール、モルシドミン、ナドロール、ナフィベリン、ナファザトロム、ナプロキセン、自然なインスリン、ネサピジル、ニカルジピン、ニコランジル、ニフェジピン、ニルジピン、ニモジピン、ニトラゼパム、ニトレンジピン、ニトロカンプトテシン、9−ニトロカンプトテシン、オラザピン、オキサゼパム、オクスプレノロール、オキシテトラサイクリン、ペニシリン(例えばペニシリンG ベネタミン)、ペネシリン O、フェニルブタゾン、ピコタミド、ピンドロール、ピポスルファン、ピレタニド、ピリベジル、ピロキシカム、ピルプロフェン、プラスミノゲニシ活性剤、プレドニゾロン、プレドニゾン、プレグネノロン、プロカルバシン、プロカテロール、プロゲステロン、プロインシュリン、プロパフェノン、プロパノロル、プロペントフィリン、プロポフォル、プロプラノロール、ラロキシフェン、リファペンチン、シンバスタチン、半合成のインスリン、ソブレロール、ソマストチン、そして、その誘導剤(ソマトロピン)スチルアミン、塩酸スルフィナロール、スルフィンピラゾン、スロクチジル、スプロフェン、スルプロストン、合成のインスリン、タリノロル、タキソール、タキソテレ、テストステロン、テストステロン・プロピオン酸塩、テストステロン・ウンデカノエート、四茎HI、チアラミドHCl、トルメチン、トラニラスト、トリキラー、トロマンタジン、HCl、ウロキナーゼ、バリアム、ベラパミル、ビダラビン、ビダラビン・リン酸ナトリウム、ビンブラスチン、ビンブリンビンカミン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビンポセチン、ビタミンA、ビタミンE琥珀酸塩及びX線は、薬品を対比する。薬は、塩類が、水性バッファがある場合には、例えば存在するのと同程度よく中性の種でありえるか、基本的でありえるか、酸性でありえる。
【0127】
加えて、ナノ粒子製剤において示される場合、若干の生物学的に活性な化合物は皮膚による吸収の利点を有することができる。このような生物学的に活性な化合物は、ボルタレン(ジクロフェナク)、ロフェコキシブ及びイブプロフェンを含むが、これに限定されるものではない。
【0128】
便利に、生物学的に活性な化合物は中で典型的である温度に耐えることができるドライミリングを冷却されてないものである、80℃、従って、融点約80℃を有する化合物を上回ることができるC以上適切である。下の融点を有する生物学的に活性な化合物のために、媒体ミルは冷やされることができる。それによって、かなり低い融解温度を有する化合物が本発明の方法に従って加工されることができる。例えば、簡素な水冷式のミルは温度50℃以下にしておく、又は、冷却した水はさらにミリング温度を低下させるために用いることがありえた。当業者は、ミルが少し生物学的に作動中の意見−190〜500℃. いかなる温度でも走らせるように設計されていることがありえた反応がそれを合成させることが生物学的に活性な化合物の融点の下で有意に温度までのミリング温度を制御するために有利でもよいと理解する。
【0129】
生物学的に活性な化合物の基質は、商業的に従来の形で得られて及び/又は公知技術の技術によって調製される。
【0130】
生物学的に活性な化合物の基質の粒子サイズが、篩分析によって定まる、約100のμmより少ないことは、好まれるが、重要でない。基質が100のμmについて大きい生物学的に活性な化合物、そしてそれのサイズがそうであるきめの粗い粒子が生物学的に活性な化合物の基質のかけらが中で減少するのを好む場合、従来のミリング方法(例えばエアージェット又は断片化ミリング)を使用している100未満のμmに達する。
【0131】
(ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物)
望ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は1000nm未満の平均粒子サイズ直径の生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む。そして、好ましくは500nm未満である、好ましくは350nm未満、好ましくは200nm未満、好ましくは100nm未満、好ましくは75nm未満、より好ましくは、50nm未満及び場合によっては30nm未満である。
【0132】
望ましくは、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は約1nm〜約200nm間の生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む、又は、より好ましくは、約5nmの乃至約との間に、100nmは、より好ましくは、約5及び50nmの間で、約10nm〜約40nmの間でより好ましくは、静まる。本発明の非常に好適な実施例において、生物学的に活性な化合物のナノ粒子は、大きさにおいて約20nm及び30nmの間にある。
これらのサイズは、完全に、分散してナノ粒子にも関連するか又は部分的にかたまりになった。例えば、2つの20nmの粒子がかたまりになる所で、結果として生じる実体は大きさにおいて40nmについてのナノ粒子であって、このように本発明の意味の範囲内のナノ粒子とまだ考えられる。あるいは、定まって、生物学的に活性な化合物のナノ粒子は200nm、より好ましくは、100nm未満、より好ましくは、75nm未満、より好ましくは、50nm未満及びより好ましくは、40nm未満の平均サイズを好ましくは有する。ここで、サイズがナノ粒子にゆだねる平均は完全に分散したか上記の通りに部分的にかたまりになった。
【0133】
望ましくは、より好ましくは、少なくとも60%、ナノ粒子の少なくとも50%がより好ましくは、少なくとも70%平均範囲の中でサイズを有するために、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物のナノ粒子は大きさにおいて計量分配される、そして、なお多く、ナノ粒子の好ましくは少なくとも75%は平均範囲の中でサイズを有する。
【0134】
(凝集物)
凝集物が大きさにおいて1000nmを上回るに関係なく、ナノ粒子状の形態(上で特定される範囲の中の平均粒子サイズを有する前記粒子)の生物学的に活性な化合物のかけらを含む凝集物は本発明の範囲内になるために理解されなければならない。
【0135】
(時間)
望ましくは、生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物は、媒体ミル及び/又は複数のミリングボディーからいかなる可能な汚染も最小にするために固体の分散物又はグラインディング化合物のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の溶液を形成するのに必要な最も短い時間の間ミリングされて乾燥している。この時間は、生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物に従い、非常に変化して、数時間まで5分としてショートとしてから変動することができる。2時間を上回るドライミリング時間は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の分解及び望ましくない汚濁物の増加したレベルに至ることができる。
【0136】
振動及び合計をミリングしている時間の適切な率は、ミリング媒体、複数のミリングボディーに対する基質生物学的に活性な化合物及び研磨合成混合の重量比、基質生物学的に活性な化合物及びグラインディング化合物の化学で物理的な特性及び経験的に最適化されることができる他のパラメータと同程度よく、ミリング装置のタイプ及び寸法のために調整される。
時間は、5分及び、45分、5分及び30分、及び10分及び20分、5分及び2時間(5分及び1時間)の間から変動することができる。
【0137】
(ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からのグラインディング化合物の分離)
実施例において、方法は、ステップをさらに含む;
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から最も少なく一部のミリングされたグラインディング化合物で分かれること。
【0138】
10%、25%、50%、75%又は実質的にグラインディング化合物の全てを含むがこれに限らず、グラインディング化合物のいかなる部分も、取り出されることができる。
【0139】
本発明の若干の実施例において、ミリングされたグラインディング化合物の有意部分は、類似したサイズのかけらを含むことができる及び/又はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含む粒子より小さい。調子が類似したサイズのかけらを含むナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む及び/又はナノ粒子状の生物学的に活性な化合物を含む粒子より小さい粒子から切り離されるミリングされたグラインディング化合物の部分は形をなす、サイズ分布に基づく分離技術は応用できない。
【0140】
これらの状況において、本発明の方法は、静電的な分離、磁気分離、遠心分離(密度分離)、流体力学分離、泡沫浮遊選鉱を含むがこれに限らず技術によって、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から、最も少なく一部のミリングされたグラインディング化合物での分離を含むことができる。
【0141】
都合のよいことに、少なくともナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から一部のミリングされたグラインディング化合物を除去するステップは、手段(例えば選択的な解散、洗浄すること又は純化)によって実行されることができる。
【0142】
本発明の1つの形において、グラインディング化合物はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と異なる溶媒の溶解度特性を備えている、そして、少なくともナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から一部のグラインディング化合物を除去するステップは固体の分散物又は生物学的に活性な化合物の溶液を溶媒を有するグラインディング化合物のナノ粒子状の形態で洗浄することによって実行される。
【0143】
適当な溶媒は、酸、アルカリ性であるか中性の水溶液又は有機溶媒であってもよい。これは薬が不溶性であるいかなる溶媒でもあってもよい、しかし、マトリックスは溶解度の又はあるいは、生物学的に活発なものはナノ粒子状の形態においていずれを合成させるかのある、そして、グラインディング化合物は差動の遠心分離によって分離されることができる。
【0144】
上記した、適当なグラインディング化合物として、多くの非常に水溶性無機塩類を含む。生物学的に活性な化合物が十分に水溶性でない所で、これが固溶体又は水を有するグラインディング化合物のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の分散を接触させることによってナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からグラインディング化合物の安易な分離を容易にするにつれて、特に適当なグラインディング化合物はこのように水溶性塩である。
【0145】
十分に水溶性でない生物学的に活性な化合物の実施例は、上で提供される。
【0146】
水溶性無機塩類の実施例は、以下を含む:ナトリウム硫酸塩、塩化ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、ナトリウム・チオ硫酸塩、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウム、マグネシウム硫酸塩、カリミョウバン、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウムである。
【0147】
好ましい水溶性無機塩類には、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、カリミョウバン、塩化カリウム、臭化カリウム及びナトリウム硫酸塩、特に無水ナトリウム硫酸塩が含まれる。
【0148】
本発明の非常に便利な形において、グラインディング化合物は、塩化ナトリウムである。塩化ナトリウムは、樹状突起であるか、顆粒状であるか、通常の立方の書式に示されることができる。
【0149】
場合によっては、グラインディング化合物の少なくとも部分的な除去から生じているナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、表面安定化剤を有する安定化を必要とすることができる。実施例面安定化剤は、CTAB、セチル・ピリジニウム塩化物、ゼラチン、カゼイン、リン脂質、デキストラン、グリセロール、アラビアゴム、コレステロール、トラガカントゴム、ステアリン酸、ステアリン酸性エステル類及び塩類、カルシウム・ステアリン酸塩、グリセロール・モノ・ステアリン酸塩、セトステアリルアルコール、セトマクロゴルを乳状にしているワックス、ソルビタンエステル、ポリ・オキシ・エチレン・アルキル・エーテル、ポリ・オキシ・エチレン・ヒマシ油誘導体、ポリ・オキシ・エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ドデシル・トリメチル・アンモニウム臭化物、ポリ・オキシ・エチレン・ステアリン酸塩を含む、コロイドの二酸化ケイ素、リン酸塩、ドデシル硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース・カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル・メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース・ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、非晶質のセルロース、マグネシウム・アルミニウム・ケイ酸塩、三エタノールアミン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−エチレンオキシド及びホルムアルデヒドを有するフェノール高粒子、ポロキサマー、ポロキサミン、帯電させられたリン脂質、ジ・ミリストイルホファチジルグリセロール、スルホコハク酸ジオクチル、ナトリウム・スルホ・コハク酸のジアルキルエステル、ジオクチル・ナトリウム・スルホサクシネート、ナトリウム・ラウリル硫酸塩、アルキル‐アリル−ポリエーテル−スルホン酸塩、ステアリン酸蔗糖の混合物及び蔗糖逆涙酸塩(構造の三ブロックコポリマー):−(−PEO)−(−PBO−)−(−PEO−)、p−イソノニルフェノキシポリ−C−グリシドール)、デカノイルN−メチル糖アミド;n−デシル−β−D−グルコピラノシド、n−デシル−β−D−マルトピラノシド、n−ドデシル−β−D−グルコピラノシド、n−ドデシル−β−D−マルトシド(ヘプタノイル−N−メチル糖アミド)、n−ヘプチル−β−D−グルコピラノシド、n−ヘプチル−β−D−チオグルコシド、n−ヘキシル−β−D−グルコピラノシド(ノナノイル−N−メチル糖アミド)n−ノニル−β−D−グルコピラノシド、オクタノイル−N−メチルグルカミド、n−オクチル−β−D−グルコピラノシド、オクチル−酢酸ビニル及びビニル・ピロリドン及び/又は前述のいずれかの混合物のβ−D−チオ・グルコピラノシド、リゾチーム、PEG誘導体化されたリン脂質、PEG誘導体化されたコレステロール、PEG誘導体化されたコレステロール誘導体、PEG誘導体化されたビタミンA、PEG誘導体化されたビタミンE及びランダムコポリマーである。薬品を促進することは、また、ポリマー、生物高粒子、多糖類、セルロース誘導体、アルギン酸塩、非重合化合物及びリン脂質からなる群から選択される少なくとも一つの陽イオン表面安定化剤を含むことができる。容易にしている薬品は、また、カチオン脂質、塩化ベンザルコニウム、スルホニウム化合物、ホスホニウム化合物からなるグループから、選択された少なくとも一つの表面安定化剤(第四級アンモニウム化合物)を含むことができるベンジル−ジ(2−クロロエチル)臭化エチルアンモニウム、ココナッツ・トリメチル塩化アンモニウム、ココナッツ・トリメチル臭化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル塩化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル臭化アンモニウム、デシル・トリエチル塩化アンモニウム、デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、C12−トリメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化C12−トリメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル・アンモニウム、硫酸ミリスチルトリメチル・アンモニウム・メチル、ラウリル・ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、臭化ラウリル・ジメチル・ベンジル・アンモニウム、ラウリル・ジメチル(エテノキシ)4塩化アンモニウム、臭化ラウリル・ジメチル(エテノキシ)4アンモニウム、N−アルキル−(C12−18)ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、N−アルキル−(C14−18)ジメチル−ベンジル塩化アンモニウム、N−テトラデシルジメチルベンジル塩化アンモニウム一水和物、ジメチル・ジ・デシル塩化アンモニウム、Nアルキル−ジメチル(C12−14)−1−ナフチルメチルアンモニウム=クロリド、ハロゲン化トリメチル・アンモニウム、アルキル・トリメチル・アンモニウム塩、ジアルキルジメチル・アンモニウム塩、ラウリルトリメチルアンモニウム=クロリド、エトキシル化されたアルキルアミドアルキルジアルキルアンモニウム塩、エトキシル化されたトリアルキル・アンモニウム塩、ジアルキルベンゼンジアルキルアンモニウム=クロリド、N−ジクレシルジメチルアンモニウム=クロリド、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム、塩化物一水和物、N−アルキル(C12−14)ジメチル−1−ナフチル・メチルアンモニウム=クロリド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド、ジアルキル・ベンゼン・アルキルアンモニウム=クロリド、ラウリル・トリメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ベンジル・メチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ベンジル・ジメチル・アンモニウム=ブロミド、C12トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C15トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C17トリメチル・アンモニウム=ブロミド、ドデシルベンジルトリエチルアンモニウム=クロリド、ボリエステル繊維(DADMAC)ジアリルジメチルアンモニウム=クロリド、ジメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ジメチル・アンモニウム・ハロゲン化物、三セチル・メチルアンモニウム=クロリド、デシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、ドデシルトリエチルアンモニウム=ブロミド、テトラデシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、メチルトリオクチルアンモニウム=クロリド、POLYQUAT 10(TM)、テトラブチルアンモニウム=ブロミド、臭化ベンジル・トリメチル・アンモニウム、コリン・エステル類、塩化ベンザルコニウム、ステアラルコニウム塩化物化合物、セチル・ピリジニウム=ブロミド、セチル・ピリジニウム=クロリド、四級化されたポリオキシエチルアルキルアミンのハライド塩、MIRAPOL(TM)、ALKAQUAT(TM)、アルキル・ピリジニウム塩類;アミン、アミン塩類、アミン酸化物、イミドアゾリニウム塩類、プロトン化された4原子のアクリルアミドは、4原子のポリマー、陽イオン・グアーゴム、ポリメチルメタクリレート・トリメチル・アンモニウム=ブロミド、硫酸ポリビニルピロリドン−2−ジメチルビラミノエチルメタクリル酸塩ジメチル、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、ボリエステル繊維(2−メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウム=ブロミド)(S1001)、ボリエステル繊維(メタクリル酸N−ビニルピロリドン/2−ジメチル・アミノエチル)ジメチル硫酸塩第四級(S1002)、(S−630)ボリエステル繊維(ピロリドン−co−ビニルアセタート)及びボリエステル繊維(2−メチルアクリルオキシアミドプロピルトリメチルアンモニウム=クロリド)(S1004)をメチル化した。
【0150】
場合によっては、好適な安定化剤は、CTABである。技術のそれらは、多種多様な他の表面安定化剤がこのような安定化に適していると従来技術において認める。
【0151】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の付加的な浄化は、技術があってもよい、必須の、それから従来の浄化でなければならない使用する。適切な技術は、必要な浄化の性質に依存する。当業者は、このような技術に精通していて、本発明のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物に、このような技術の適合を直ちに感謝する。
【0152】
本発明は、部分的に少なくとも、上で記載されている方法によってグラインディング化合物から切り離されて、生物学的に活性な化合物をナノ粒子状の形態に含む、用途のような薬剤及び人を含む動物の治療の調製(薬剤を経由してナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量の投与による)である。
【0153】
非常に有利な本発明の態様は、本発明(それらがドライミリング状況の下で所望の範囲に物理的に分解するという点で)の方法ために、適当な特定のグラインディング化合物がまた、薬剤ために、薬学的に受け入れられてこのように適当であるということである。本発明の方法がナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からグラインディング化合物の完全な分離を含まない所で、本発明はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及び少なくとも一部のミリングされたグラインディング化合物を組み込んでいる薬剤、非常に生産される薬剤及び動物の治療の方法の製造のための方法を含む。そして、人を含む。そして、前記薬剤を経由して前記生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用する。
【0154】
薬剤は生物学的に活性な化合物だけをナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物に含むことができる、又は、より好ましくは、いかなる所望の賦形剤も何かが薬品が薬剤の調製において共通して使うのを好むのと同程度よく、ナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物の生物学的に活性な化合物は一つ以上の薬学的に許容可能な担体と結合されることができる。
【0155】
類似して、非常に有利な本発明の態様は、本発明(それらがドライミリング状況の下で望ましい範囲に物理的に分解するという点で)の方法ために、適当な特定のグラインディング化合物がまた、農業化学組成ために、適当であるということである。本発明の方法がナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からグラインディング化合物の完全な分離を含まない所で、本発明はナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物及び少なくとも非常に生じられる一部のミリングされた研磨合成、農業化学組成を組み込んでいる農業化学組成の生産及びこのような組成物の使用方法のための方法を含む。
【0156】
農業化学組成は生物学的に活性な化合物だけをナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物に含むことができる、又は、より好ましくは、いかなる所望の賦形剤も薬品が農業化学組成の調製において共通して使うのを好むのと同程度よく、ナノ粒子状の形態及びグラインディング化合物の生物学的に活性な化合物は一つ以上の許容可能な担体と結合されることができる。
【0157】
本発明の1つの特定の形において、グラインディング化合物は、薬剤ために、適当で粒子サイズに依存していない方法によるナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物と、直ちに分離可能である。
このようなグラインディング化合物は、以下の発明の詳細な説明に記載されている。それらが、グラインディング化合物が薬剤にナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物によって組み込まれることができる範囲の有意な柔軟性を産出するという点で、このようなグラインディング化合物は非常に有利である。
【0158】
このように、本発明はナノ粒子状の形態における治療的に活性化合物を含む薬剤の製造のための方法を含む。そして、方法が次のステップを含む:
固体生物学的に活性な化合物の混合物及び、複数のミリングボディーを含むミルにおいて、ミリング可能なグラインディング化合物をミリングして乾燥質で、生物学的に固体の分散物又は溶液から成っているナノ微粒子を生産するために、部分的に少なくとも中で分散する活性化合物はグラインディング化合物をミリングした;及び、
薬剤の製造の前記固体の分散物又は溶液を使用すること
である。
【0159】
固体の分散物又は溶液は、それからミリングボディーから切り離されることができて、ミルから除去されることができる。
【0160】
実施例において、グラインディング化合物は、分散又は溶液から分離される。グラインディング化合物が完全にはミリングされない所で、ひかれてないグラインディング化合物はナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、少なくとも、一部のミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0161】
ミリングボディーは、ドライミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0162】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量及びグラインディング化合物のミリングの範囲と関連するグラインディング化合物の量は、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の再凝集を阻害するのに十分である。
【0163】
グラインディング化合物は、本発明の方法のドライミリング条件の下で、製薬化合物によって、化学的にも、また、機械的にも反動的でない。
【0164】
望ましくは、薬剤は確実な投薬量の形態である、しかしながら、他の投薬量の形態は当業者によって調製されることができる。
【0165】
前記固溶体又は分散を複数のミリングボディー及び、薬剤の製造の前記固溶体又は分散を使用するステップの前に、方法から切り離すステップを含むことができたあと、1つの形で:
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物において豊かにされる固溶体又は分散を提供するために前記固体の分散物又は溶液から一部のグラインディング化合物を除去すること;
そして、薬剤の製造の前記固溶体又は分散を使用するステップは、特に薬剤の製造のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物において豊かにされる固溶体又は分散を使用するステップを含む。
【0166】
一つの方法では、グラインディング化合物が完全にはミリングされない所で、ひかれてないグラインディング化合物はナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。さらなる態様において、少なくとも、一部のミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物から分離される。
【0167】
本発明は前記方法及び動物の治療のための方法によって製造される薬剤を含む。そして、前記薬剤を経由してナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量の投与によって、人を含む。
【0168】
本発明の他の一実施例において、容易にしている薬品は、また、ミリングされる混合に含む。本発明ために、適切なこのような容易にしている薬剤は希釈剤、表面安定化剤、結合薬品、充填薬品、油をさしている薬品、甘味料を含む。そして、薬品に風味をつける。 確実な投薬量の形態又は他の材料を含む薬剤の一部を形成することができる防腐剤、バッファ、湿潤剤、崩壊剤、熱っぽい薬品及び薬品が他の特定の薬剤送達のために必要であった。例えば、薬品及び媒体は見出し医学的な及び薬学的な組成物の下記又はそれのいかなる組合せもの一覧を示した。
【0169】
表面安定化剤の実施例のリストは、上で提供される。
【0170】
(ナノ粒子状の形態及び組成物の生物学的に活性な化合物)
本発明は本発明の方法に従って生じられるナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物を含む。そして、組成物がこのような化合物を含む。そして、最も少なく一部のグラインディング化合物でと共にこのような化合物を含む組成物を含む。
【0171】
グラインディング化合物がナノ粒子状の形態における純粋な薬学的に許容可能な化合物を残すために選択的に実質的に除去される所で、粒子のかたまりは時々、より大きな粒子を形成して起こることができる。記載されている方法のユニークな性質のために、新規な多形構造又はナノ構造形態学を有することで、例えば、これらの新規なかたまりになられた粒子は、ユニークな物理的性質を有することができる。ユニークな多様な構造、そして、又は存在のナノ、構造形態学は、改良された生物学的利用能を含んでいる治療的に有益な所有物に結果としてなることができる。このように、本発明の若干の実施例で、本発明の組成は、ナノ粒子状の実質的に純粋な薬学的に許容可能な化合物が形成するものを含む。他の実施態様において、特にグラインディング化合物の不足が、ナノ粒子が解散率を改善することに有害な方法でかたまりになるために方法の間、形成されるのを許す所で、好適な構成は少なくとも一部のグラインディング化合物を保持する。
【0172】
本発明の組成物の範囲内のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物は、約0.1%及び約99.0重量%間の濃度に存在する。望ましくは、組成物の範囲内のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の濃度は約5%〜約80重量%である。その一方で、10%〜約50重量%の濃度は非常に好まれる。望ましく、濃度は、グラインディング化合物のいかなる部分ものいかなる後の除去(必要に応じて)の前にも、構成のための約10〜15重量%、15〜20重量%、20〜25重量%、25〜30重量%、30〜35重量%、35〜40重量%、40〜45重量%又は45〜50重量%の範囲である。グラインディング化合物の一部又は全体が取り出された所で、構成のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の相対的な濃度は除去されるグラインディング化合物の量に従いかなりより高くてもよい。例えば、グラインディング化合物の全てがナノ粒子の濃度を取り除かれる場合、調製は100重量%(薬品を促進することの存在に従属する)に近づくということであってもよい。
【0173】
グラインディング化合物のナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の分散はその重量パーセント濃度上のナノ粒子状の形態に依存する薬学的に許容可能な化合物の重量パーセント濃度に依存している、ナノ粒子の少なくとも0.1%がグラインディング化合物によって切り離される場合、ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物のナノ粒子はグラインディング化合物において“分散する”。望ましくは、ナノ粒子の10%を超えるは、グラインディング化合物によって各々から空間的に切り離される。より好ましくは、ナノ粒子の少なくとも15、20、30、40、50、55、60、65、70、75、80、85、90、92、95、98又は99%は、グラインディング化合物によって各々から空間的に切り離される。
【0174】
本発明によって生産される組成物は、ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の単一の種の包含に、限られていない。ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の複数の種は、従って、構成に存在してもよい。ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物の複数の種がある所で、人造ものはそのように、形成されてドライミリング・ステップで調製されることができて、ナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物は、別に調製されることができて、そうすると、単一の構成を形成するために結合した。
【0175】
(薬剤)
任意に最も少なく一部のグラインディング化合物(薬学的に許容可能な組成物の調製において共通に使用する他の薬品と同様に、一つ以上の薬学的に許容可能な担体と結合される)でと共に、本発明の薬剤は、薬学的に許容可能な化合物をナノ粒子状の形態に含むことができる。
【0176】
ここで使用しているように、“薬学的に許容可能な担体”はいずれでも含む、そして、全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌性で抗真菌性薬品、等張性及び吸収を遅延させている職員、などは非常に生理的に互換性を持つ。望ましくは、担体は、非経口投与(静脈内であるか、腹膜内であるか、筋肉内であるか、舌下であるか、トランス真皮であるか、口頭の投与)に適している。薬学的に許容可能な担体は、滅菌水溶液又は分散液と、不毛な注射可能な解釈又は分散の即座の調製のための無菌の粉とを含む。薬剤の製造のこのような媒体及び作用薬の用法は、公知技術である。いかなる従来の媒体又は薬品がナノ粒子状の形態における薬学的に許容可能な化合物と適合しないこと以外は、本発明による医薬品組成物の製造においてそれの用途は考察される。
【0177】
本発明による製薬許容可能な担体は、以下の実施例の一つ以上を含むことができる:
(1) 活性薬剤の表面を固守することができるが、中で参加しないか又はポリエチレングリコール(ペッグ)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール、コルスポピドン、ポリビニルピロリドン−ポリビニルアクリラートの共重合体、セルロース誘導体、ヒドロキシ・プロピル・メチルを含むが、これに限定されるものではなくて、活性薬剤(例えば重合表面安定化剤)自体を有するいかなる化学反応も受ける重合表面安定化剤。セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリレート及びポリ・メタクリル酸塩、尿素、糖、多価アルコール及びそれらのポリマー(乳化剤)は、ゴム、澱粉、有機酸及びそれらの塩類(ビニル・ピロリドン及び酢酸ビニル)に砂糖を加える;及び/又は
(2) さまざまなセルロース及び十字にリンクされたポリビニルピロリドン(微結晶性セルロース)のような結合薬品;及び/又は
(3) 充填薬品(例えばラクトース一水和物、無水ラクトース及びさまざまな澱粉);
そして、又は薬品(例えば圧縮される粉の流動性に作用する薬品、含んでいる;及び/又は
(4)コロイド状二酸化ケイ素、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、二酸化ケイ素gei)に油をさしている;及び/又は
(5) 甘味料(例えばいかなる自然な又は人工甘味料を含んでいる蔗糖も、キシリトール、ナトリウム・サッカリン、チクロ、アスパルテーム及びアクスルファームK;及び/又は
(6) 薬品に風味をつけること;及び/又は
(7) カリウム・ソルビン酸塩、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸及びその塩類(ブチルパラベン、アルコール類(例えばエチル又はベンジルアルコール)、フェノールの化合物(例えばフェノール)又はクォーターンに属する化合物(例えば塩化ベンザルコニウム)のようなパラヒドロキシ安息香酸の他のエステル類)のような防腐剤;及び/又は
(8) バッファ;及び/又は
(9) 薬学的に許容可能な不活性充填材(例えば微結晶性セルロース、ラクトース、ジ基本的リン酸カルシウム、糖類及び/又は前述のいずれかの混合物)のような希釈剤;及び/又は
(10) 穀物澱粉、ポテトデンプン、トウモロコシ澱粉及び修正された澱粉のような湿潤剤、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ナトリウム澱粉グリコール酸塩及びそれの混合物;及び/又は
(11)崩壊剤;及び/又は
(12) 熱っぽい薬品(例えば有機酸(クエン酸、酒石酸を含んで、リンゴ酸、フマル酸、脂肪酸、琥珀酸、例えば、そして、アルギン酸及び無水物及び酸性塩)又は炭酸塩(例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、ナトリウム・グリシン炭酸塩、L−リジン炭酸塩及びアルギニン炭酸塩)のような起沸性対又は重炭酸塩(例えば重炭酸ナトリウム又は重炭酸カリウム));及び/又は
(13) 他の薬学的に許容可能な賦形剤。
【0178】
動物ために、適切な本発明の、そして、人の特に薬剤は、概して製造及び記憶の条件の下で無菌でなければならなくて、安定していなければならない。ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含む本発明の薬剤は、高い薬剤濃度に適している溶液、ミクロエマルジョン、リポソーム又は他の手順に沿った構造として処方されることができる。可能性がナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を形成して、投与することの効果による有効性を増やしたので、本発明の薬剤の生物学的に活性な化合物の実際の投薬量レベルは生物学的に活性な化合物の自然に従って多彩でもよい(例えば、増加した溶解度(より急速な消滅)は、ナノ粒子状の形態、などの生物学的に活性な化合物の表面積を増やした。)。このように“治療的に有効な量”を本願明細書において意図的に使用した。動物の治療的な反応を遂行することを必要とするナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物の量に関連する。このような用途のために効果的総計は、依存する:所望の治療的な効果;投与のルート;生物学的に活性な化合物の効力;処理の所望の継続;治療されている疾患の段階及びひどさ;重量及び患者の健康の一般の状態;
そして、定めている医師の判断である。
【0179】
他の実施形態では、任意に最も少なく一部のグラインディング化合物でと共に、本発明のナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、他の生物学的に活性な化合物又は同じ生物学的に活性な化合物さえ有する薬剤に結合されることができる。後の実施例において、異なる解放特徴−ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物からの早めの解放及びナノ粒子状の形態又は非ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物のより大きな平均的サイズ生物学的に活性な化合物からの後の解放−を提供する薬剤は、成し遂げられることができる。
【0180】
(ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含む薬剤の投与様式)
本発明の薬剤は、人を含んで、経口的に、直腸に肺もののような、膣内に、局所的に、トランス真皮で、いかなる薬学的に許容可能な方法(粉、軟膏又は低下)もの動物に又は頬側であるか鼻スプレーとして投与されることができる。
【0181】
経口投与のための確実な投薬量の形態は、カプセル、錠剤、ピル、粉、ペレットを有し、顆粒を含む。カプセル、錠剤及びピルのために、投薬量形は、また、バッファ・薬剤を含むことができる。さらに、通常使用された賦形剤のいずれかを組み込んで、以前に一覧を示すそれらのような、そして、通常、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性薬品の、そして、より好ましくは、25%−75%の濃度の10−95%は、薬学的に許容可能な非中毒性の経口的な構成物を形成する。
【0182】
ナノ粒子状の形態における生物学的に活性薬品の溶液が許容可能な担体(好ましくは水性担体)の中で浮遊していたので、本発明の薬剤は非経口的に投与されることができる。種々の水性担体(例えば水、緩衝された水、0.4%の食塩水、0.3%のグリシン、ヒアルロン酸など)が、用いられることができる。これらの組成物は、従来の、周知の殺菌技術によって殺菌されることができるか、又は、フィルターをかけられて無菌でもよい。あるいは、凍結乾燥されて、投与の前に滅菌溶液と結合されている凍結乾燥された調製であるにつれて、結果として生じる水溶液は用途のために包装されることができる。
【0183】
エアゾール投与のために、本発明の薬剤は、表面安定化剤及び推進体に加えて好ましくは供給される。表面安定化剤は、もちろん、非中毒性でなければならなくて、推進体に好ましくは溶解しなければならない。このような薬品の代表例は、6から22まで炭素原子(例えば脂肪族多価アルコールを有するカプロン酸で、オクタン酸で、ラウリン酸で、パルミチン酸で、ステアリンで、リノール酸で、リノレン酸で、オレステリック酸で、オレイン酸又はその周期的無水物)を含んでいる脂肪酸のエステル類又は部分的エステルである。
エステル類を調合されて、例えば、混合であるか天然グリセリドは、使用されることができる。表面安定化剤は、構成(好ましくは0.25−5%)の0.1%−20重量%を構成することができる。構成のバランスは、通常推進体である。鼻腔内交付のためのレシチンと同様に、例えば、要求されるにつれて、担体はまた、含まれることができる。
【0184】
本発明の薬剤は、また、リンパ組織のようなリポソーム(特定の組織に活性薬剤を目標とするのに役立つ)を経て投与されることができるか、又は細胞に選択的に目標とされることができる。リポソームは、エマルジョン類、フォーム、ミセル、不溶性単粒子層、液晶、リン脂質分散液、薄板状層などを含む。これらの調製において、単独で又は他の治療的であるか免疫原性組成物と結合する粒子とともに、ナノ複合微細構造構成物は、リポソームの一部として組み込まれる。
【0185】
上述の通り、それからそこの化合物が、グラインディング化合物が固体物理安定化剤として効果的に作用することができた時から、分散を安定させて、さらにほとんど必要であってはならない最も少なく一部の摩擦でと共に、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、確実な投薬量の形態(例えば、経口的な又は坐薬行政のために)に処方されることができる。
【0186】
しかしながら、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物が液(又はガスの)停職において利用されることになっている場合、一旦固体担体が除去又は少なくとも粒子かたまりの最小化を確実にするために実質的に除去されるならば、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物を含むナノ粒子はさらなる安定化を必要とすることができる。
【0187】
(治療的な用途)
本発明の薬剤の治療的な用法は、鎮痛、抗炎症剤、片頭痛、喘息を有し、活性薬剤が高い生物学的利用能によって投与されることを必要とする他の障害を含む。
【0188】
生物学的に活性な化合物の急速な生物学的利用能が必要である主領域のうちの1つは、痛みの救助においてある。
【0189】
軽微な鎮痛薬(例えば抑制剤(アスピリンは、薬を関連させた)が本発明による薬剤として用意されることができるシクロオキシゲナーゼ)。
【0190】
本発明の薬剤が、また、目疾患の治療のために使われることができる。すなわち、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、生理的食塩水又はゲルの水様の中止として、目上の投与のために処方されることができる。加えて、ナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物は、急速な中枢神経系浸透のための鼻を経て、投与のための粉末形態において調製されることができる。
【0191】
心血管疾患の治療は、また、本発明、例えば狭心症の治療及び、特に、モルシドミンに一致することがより良好な生物学的利用能からためになることができるナノ粒子状の形態における生物学的に活性な化合物から利益を得ることができる。
【0192】
他の本発明の薬剤の治療的な用法には、髪損失、性的機能不全又は乾癬の真皮治療の処置が含まれる。
【0193】
本発明は、現在ラロキシフェンの形の調製のためのより大きな特殊性に関して記載されている。
【0194】
(ラロキシフェンの形態)
本発明は、微粒子の形のないラロキシフェン、薬学的に許容可能なラロキシフェン塩類及び溶媒和物を含む。このようなアモルファス化合物の調製のための方法は、米国特許第6713494号明細書(Eli Lilly and Company)に記載されている。
【0195】
本発明のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物が結晶質の所で、本発明はそれのいかなる特定の多形体にも限られていると理解されてはならない。
【0196】
本発明の薬学的に許容可能な塩類は、有機であるか無機酸の範囲から形成されることができる。
【0197】
このような塩類を形成するために使用する典型的無機酸は、含む塩化水素、臭化水素、ハイドロ・ヨウ素、窒素を含む、高度に硫黄を含む、リンの、低リンの、そして、同類のものである。
【0198】
有機酸(例えば脂肪族モノフォニックの及びジカルボキシル酸、フェニル置換されたアルカン酸、ヒドロキシアルカン酸及びヒドロキシアルカン二酸、芳香族の酸、脂肪族化合物及び芳香族のスルホン酸類)に由来する塩類が、また、用いられることができる。このような薬学的に許容可能な塩類はこのように酢酸塩、フェニル酢酸塩、トリフルオロアセタート、アクリル酸塩、アスコルビン酸塩、ベンゾアート、クロロ・ベンゾアート、ジニトロ・ベンゾアート、ヒドロキシ・ベンゾアート、メトキシ・ベンゾアート、メチル・ベンゾアート、o−アセトキシベンゾアート、ナフタレン−2−ベンゾアート、臭化物、イソ酪酸塩、フェニル酪酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、ブチン−1,4−ジオアート、ヘキシン−1,4−ジオアート、カプロン酸塩、カプリル酸塩、塩化物、ケイ皮酸塩、クエン酸塩、ギ酸塩、フマル酸エステル、グリコール酸塩、ヒップラート、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレアート、ヒドロキシ・マレアート、マロナート、ヘプタノアート、マンデラート、メシラート、ニコチナート、硝酸、イソニコチナート、シュウ酸エステル、フタル酸塩、テレフタル酸塩、リン酸塩、モノ・リン酸水素、リン酸二水素、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、プロピオラート、プロピオン酸塩、フェニル・プロピオン酸塩、サリチル酸塩、セバシン酸、琥珀酸塩、スベリン酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、ピロ硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、スルホン酸塩、ベンゼン・スルホン酸塩、p−ブロモ・フェニル・スルホン酸塩、クロロ・ベンゼン・スルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、酒石酸、キシレンスルホン酸塩、及び、同類を含む。
【0199】
米国特許出願公開第20060154966号明細書は、ラロキシフェンD−乳酸塩、ラロキシフェンL−乳酸塩、ラロキシフェンDL−乳酸塩、ラロキシフェンD−乳酸塩半水化物、ラロキシフェンD−乳酸塩1/4−水和物、ラロキシフェンL−乳酸塩半水化物、ラロキシフェンL−乳酸塩1/4−水和物、ラロキシフェンDL−乳酸塩半水化物及びラロキシフェンDL−乳酸塩1/4−水和物の調製を述べる。
【0200】
特定の用途のために、好適な塩は、塩酸塩である。
【0201】
(粒子サイズ)
還元粒子サイズと関連する経費は、ミリングの直接経費に、限られていない。例えば、米国特許第6894064号明細書(Eli Lilly and Company;ベンゾ・チアペン、同上を含んでいる製剤、及び方法)、“非常に微細に分かれた材料は小型の充填材又は錠剤調製の問題点及び経費を示す。その理由は、次のことにある。材料は途切れずに続かなくて、機械を終える際に固められる”、そして、“このような終了した問題点は最終製品の非均質性を生成する。そして、それは薬剤物質において受け入れられない”と説明する。したがって、“力が、常に、最大生物学的利用能(粒子表面積)及び製造の実際的な限度を得る特性の間にある”、そして、“最高の溶液”が各々の状況に特有でその判定に関してはユニークであることをマークする妥協の点である。
【0202】
現在、それの処理ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物によって、指定された範囲の中に粒子サイズを持ってくるために、若干の周知のラロキシフェン塩酸塩の形と関連して改良された生体外解散側面及び生体内生物学的利用能を呈する医薬品組成物が調製されることができることを分かった。さらに、本発明の若干の形で、これらの好転は、製造斜視図から不利である特徴を輸入せずに成し遂げられることができる。
【0203】
上記したように、本発明は、それにおいて特徴を描写される微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物(約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズを有する粒状形態におけるもの)である。
【0204】
本発明の一つの形態において、平均粒子サイズは、約75nm及び約500nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約400nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約300nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約200nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約100nmの間である。
【0205】
(サイズ分布)
本発明の好ましい形態において、微粒子のラロキシフェン(それの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)は、狭い粒子サイズ分布を有する。
【0206】
本発明の好ましい形態において、粒子の約90%は、約500nm未満の粒子サイズを有する。粒子分布は、超音波処理を用いて、そして、分散からより大きな凝集物を除去する30秒の間の500rcfの遠心分離の後、粒子の分散の動的な光散乱によって測定されることができる。粒子サイズを計量する他の手段は実施例表面積測定値及び電子顕微鏡写真のためにある。そして、それは粒子の測定されたサイズ分布を支えるために用いることができる。
【0207】
本発明の1つの形において、粒子の約50%は、500nm未満の粒子サイズを有する。
本発明の他の形において、粒子の約90%は、500nm未満の粒子サイズを有する。
本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約100及び500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約400nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約300nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約200nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約100nm間の粒子サイズを有する。
【0208】
粒子サイズ生体外解散及び生体内吸収の役割に加えて、他の重要な態様は、製剤製造プロセスのさまざまな動作上のその役割である。粒子サイズ明細書が薬粒子の消化管の吸収のサイトへの一貫した配送を確実にすると共に、それも錠剤製造プロセスの湿式粒状化ステップの間、より良好な制御を考慮に入れる。粒子サイズを制御することによって、カーブがそうである粒状化電力消費の適当な進行を引き出すために必要な水で多くのバリエーションは、減少した。
【0209】
前の言及された制約の中で粒子サイズを維持することによって、水の確立した量は、単調な多く製品用の製造チケットにおいて口述されることができる。粒状化ステップは、多くの錠剤及びカプセルを製造している動作に共通で、粒状化の所望のエンドポイントをもたらすために、水の追加によって、典型的にドライブされる。粒状化エンドポイントに依る下流の装置動作は、粒状化に得られた乾燥粒状化及び結果として生じる粒子サイズ分布をミリングすることである。活性成分の入って来る粒子サイズも粒状化の間、形成されるドライミリングされた凝集物の最終的な粒子サイズ分布を遂行するということを発見された。一定の水量のために、より粗い分布は、ドライミリングされた凝集物のより微細なサイズ分布に結果としてなる。あまりに微細な粒状化分布は、圧縮ステップの間、劣った粒状化フロー及び個々の錠剤重量の弱いコントロールにつながることができる。このように、前に言及される狭い粒子サイズ制約は、また、粒状化ステップの間、必要な水における変化を減らして、容認できない錠剤重量による圧縮の間、錠剤の不認可を予防するために適切な分布のドライミリングされた顆粒を生産することによって方法をオートメーションにより従うようにすることに結果としてなった。
【0210】
(凝集物)
凝集物が大きさにおいて500nmを上回るに関係なく、ラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物(約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズを有する前記粒子)のかけらを含む凝集物は本発明の範囲内になるために理解されなければならない。
【0211】
本発明の中で、それの微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の特定の使用のために、凝集物の形成は、たいへん望ましい。それのラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物のかけらの凝集物は、本発明の中で従来は、減少した粒子サイズと関係している処理不利な点を引きつけることのない若干の周知のラロキシフェン塩酸塩の形と関連して、改良された生体外解散及び生体内生物学的利用能の効果を産出することができる。
【0212】
(他の特性)
本発明の好ましい形態において、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物が5m2以上の表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、7m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、10m2を上回る表面積を有する。好ましくはしかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、15m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、20m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、25m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、30m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、35m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、40m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、50m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、55m2を上回る表面積を有する。好ましくは、しかし、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物は、最高ほぼ57m2の表面積を有する。
【0213】
本発明の一態様において、イヌに経口投与されるときに、12ng/mLを超えるピークのプラズマ濃度(Cmax)を示す微粒子の結晶ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は、それについて形成される。
【0214】
本発明の一態様において、微粒子の結晶ラロキシフェンは、提供されるか、又は薬学的に許容可能な塩又はそれについてイヌに経口投与されるときに、濃度対時間カーブの下で領域を示す溶媒和物(33のng.h/mLより大きいAUC0−t)である。
【0215】
本発明の一態様において、イヌに経口投与されるときに、時間の中央値を1時間以内での最大プラズマ濃度(Tmax)に示す微粒子の結晶ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は、それについて形成される。
【0216】
(微粒子のラロキシフェン塩酸塩を生産する方法)
要約されるにつれて、さらなる本発明は方法をそれの前記微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を生産するために提供する。
【0217】
特に、本発明は、約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズを有する微粒子のラロキシフェン(又は薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物)を生産することのための方法を含む、ステップを含む方法の:
固体ラロキシフェン塩酸塩及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をミリングして、複数のミリングボディーを含むミルで、部分的に少なくとも中で分散する約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズによってそれの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を含む固体の分散物又は溶液を生産することは、グラインディング化合物をミリングした。
【0218】
本発明の好ましい形態において、ミリング・ステップは、ドライミリング・ステップである。
【0219】
本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nmのnm及び約500nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約400nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約300nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約200nmの間である。本発明の1つの形において、平均粒子サイズは、約75nm及び約100nmの間である。
【0220】
本発明の好ましい形態において、粒子の約50%は、約500nm未満の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約100及び500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nmのnm及び約500nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約400nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約300nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約200nm間の粒子サイズを有する。本発明の1つの形において、粒子の約90%は、約75nm及び約100nm間の粒子サイズを有する。
【0221】
用語“ミリング可能な”は、グラインディング化合物が本発明の方法のドライミリング条件の下で物理的に劣化することができることを意味する。本発明の一実施例において、ミリングされたグラインディング化合物は、ナノ粒子状の生物学的に活性な化合物に、相当する粒子サイズの中である。
【0222】
非常に好適な形において、グラインディング化合物は、固体のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物より硬い、そして、このように、物理的に分解することができるような本発明のドライミリング条件の下である。再び、理論に束縛されることを望まずに、これらの状況の下で、ミリング可能なグラインディング化合物が、ラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩のより小さいかけら又はそれの溶媒和物の生産を可能にしているドライミリング状況の下で生産されるグラインディング化合物のより小さいかけらによって、第2のルートによる本発明の効果を産出すると思われている。
【0223】
それのラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の固体の分散物又は溶液は、それからミリングボディーから切り離されることができて、ミルから除去されることができる。
【0224】
好適な態様において、グラインディング化合物は、分散又は溶液から分離される。さらなる態様において、少なくとも、一部のミリングされたグラインディング化合物は、微粒子のラロキシフェン塩酸塩から分離される。
【0225】
ミリングボディーは、ドライミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0226】
微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物及びグラインディング化合物の物理的な分解の範囲の量と関連するグラインディング化合物の量は、それについてラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の再凝集を阻害するのに十分である。グラインディング化合物は、本発明のミリング条件の下で、それについて製薬ラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物によって化学的に反動的でない。
【0227】
本発明の一実施例において、ミリングされたグラインディング化合物は、それについて微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物に相当する粒子サイズの中である。
【0228】
必要な低下を成し遂げるのに必要なグラインディング化合物の物理的性質は、正確なミリング状況に依存している。例えば、より硬いグラインディング化合物は、より活発なドライミリング状況の下で提供される充分な範囲に分解することができる。
【0229】
インディシア(例えば破壊靭性及びもろさインデックス)で測定されるにつれて、薬品がドライミリング状況の下で分解するというほどに関連するグラインディング化合物の物理的性質は硬度(脆さ)を含む。
【0230】
望ましくは、グラインディング化合物は、低い摩耗性の中である。低い摩耗性は、分散又はミリングボディーによるグラインディング化合物の微粒子のラロキシフェン塩酸塩の溶液の汚染及び/又は媒体ミルの粉砕室を最小にするために望ましい。摩耗性の間接的な徴候は、ミリングを主成分とする汚濁物のレベルを測定することによって得られることができる。
【0231】
望ましくは、グラインディング化合物には、ドライミリングの間、かたまりになる低い傾向がある。客観的にミリングの間、かたまりになる傾向を定量化することが難しい間、ドライミリング発展として媒体ミルのミリングボディー及び粉砕室上のグラインディング化合物の中で“固まる”レベルを観察することによって主観的な計測を得ることは可能である。グラインディング化合物は、無機であるか有機化合物であってもよい。
【0232】
実施例において、グラインディング化合物は、以下から選ばれる:ナトリウム水素硫酸塩、ナトリウム炭酸水素塩、水酸化ナトリウム又はコハク酸;結晶質の有機酸(例えばフマル酸(特急でない以外のために)、マレイン酸、酒石酸、クエン酸));あるいは、アンモニウムは、実施例(特急でない以外のために)塩化アンモニウム、塩酸メチルアミン、臭化アンモニウム、結晶質の水酸化物のために、炭酸水素塩(製薬許容可能なアルカリ金属の炭酸水素塩)に加塩する(又は揮発性のアミンの塩類)例えば、しかし、制限する、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、そして、バリウム(硫酸ナトリウム)塩化ナトリウム、ナトリウムメタ重硫酸塩、ナトリウム・チオ硫酸塩、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、重硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、カリミョウバン、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウムである。
【0233】
適当なグラインディング化合物の選択は、本発明の方法の特定の非常に有利な用途をもつ余裕がある。本発明ために、適当な若干のグラインディング化合物は、粒子サイズ(グラインディング化合物の分解のために不適当なこのような方法)に依存していない方法によって、それについて微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物と直ちに分離可能である。例えば、また、微粒子のラロキシフェンと異なる溶解度特性を備えている適当なグラインディング化合物を選んで、それの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は、比較的直接の選択的な解散技術によって、2つの分離を許す。このようなグラインディング化合物の実施例は、発明の詳細な説明において提供される。このように、本発明の方法の特に有利な用途は、グラインディング化合物としての水溶性塩の消費である。
【0234】
非常に有利な本発明の態様は、本発明の方法ために、適当な特定のグラインディング化合物がまた、薬剤ために、適当であるということである。本発明は、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物及び少なくとも一部のグラインディング化合物(非常に生産される薬剤)及び動物の治療の方法を組み込んでいて、人を含んでいて、前記薬剤を経由して前記生物学的に活性な化合物の治療的に有効な量を使用している薬剤の製造のための方法を含む。
【0235】
薬剤はミリングされたグラインディング化合物と共に微粒子のラロキシフェンだけ、薬学的に許容可能な塩だけ又はそれの溶媒和物だけを含むことができる、又は、より好ましくは、いかなる所望の賦形剤も薬品が薬剤の調製において共通して使うのを好むのと同程度よく、微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又はそれの溶媒和物及びミリングされたグラインディング化合物は一つ以上の薬学的に許容可能な担体と結合されることができる。
【0236】
本発明の1つの特定の形において、グラインディング化合物は、薬剤ために、適当で粒子サイズに依存していない方法によってそれの微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物と直ちに分離可能である。このようなグラインディング化合物は、以下の発明の詳細な説明に記載されている。それらが、グラインディング化合物が薬剤にそれについて微粒子のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物によって組み込まれることができる範囲の有意な柔軟性を産出するという点で、このようなグラインディング化合物は非常に有利である。
【0237】
本発明の1つの形において、グラインディング化合物は、塩化ナトリウムである。
【0238】
本発明の1つの形において、グラインディング化合物は、炭酸カルシウムである。
好ましい実施例において、グラインディング化合物は、製薬技術の当業者によるGRAS(一般に、安全であると考えられる)と考えられる化合物である。
【0239】
本発明の好ましい形態において、ステップの前に:
固体ラロキシフェン塩酸塩及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をミリングして乾燥質で、複数のミリングボディーを含むミルで、部分的に少なくとも中で分散する約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズによってそれの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を含む固体の分散物又は溶液を生産することはグラインディング化合物をミリングした;
本発明の方法は、それの固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を実質的に乾燥させるステップを備えている。
【0240】
好ましくは、しかし、そのステップの前に:
固体ラロキシフェン塩酸塩及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物をミリングして乾燥質で、複数のミリングボディーを含むミルで、部分的に少なくとも中で分散する約10nm及び約500nm間の平均粒子サイズによってそれの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を含む固体の分散物又は溶液を生産することはグラインディング化合物をミリングした;本発明の方法は、グラインディング化合物を実質的に乾燥させるステップを備えている。
【0241】
当業者は、化合物から水を取り除くことの多くの技術を知っている。本発明の1つの形において、固体のラロキシフェン(薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)を実質的に乾燥させるステップは、ラロキシフェン塩酸塩を適切な期間の間の乾燥剤減圧下にさらすことによって実行される。当業者は、適当な乾燥剤の範囲を知っている。
【0242】
本発明の1つの形において、乾燥剤は、P2O5である。
【0243】
ミリングボディーの数及びサイズは、ミリングの間、適用されるエネルギー量を変えるために多彩でありえる。これは、サイズの変化及び結果として生じるラロキシフェンの特徴に結果としてなる。実施例は製造の現在のスケールのために最適化される特定の組合せに明らかにする、しかしながら、当業者は方法が拡大・縮小されるにつれて、印加される媒体・サイズ、数及びエネルギーをミリングすることへのバリエーションが同じ製品を生産することを必要とすると認める。
【0244】
望ましくは、固体のラロキシフェン固体のラロキシフェン、薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物及びミリング可能なグラインディング化合物の混合物の固体のラロキシフェン(薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)の濃度は、約5%及び約25%の体積/体積の間である。好ましくはしかし、濃度は、約5%及び約20%の体積/体積の間である。本発明の非常に好適な形において、濃度は、約10%及び約15%の体積/体積の間である。本発明の1つの形において、濃度は、約15%の体積/体積である。
【0245】
(ミリングボディー)
本発明の方法では、ミリングボディーは、好ましくは化学的に不活発で、堅い。本願明細書において使われるように、用語“化学的に不活発な”はミリングボディーが化学的にラロキシフェン塩酸塩又はグラインディング化合物と反応しないことを意味する。
【0246】
ミリングボディーは、ミリング方法の破断及び腐食に基本的に抵抗する。
【0247】
ミリングボディーは、望ましく種々の滑らかな、正形状、平面又は湾曲面のいずれかを有することができる体の形で提供されて、鋭いか高くなった刃を欠いている。実施例、体が楕円ものを有する体の形でありえる適切なミリング、卵形のために、球面であるか右側の円筒状形状である。望ましくは、ミリングボディーは、一つ以上のビード、ボール、球体、ロッド、右側のシリンダ、ドラム又は半径−端右側のシリンダ(すなわちシリンダと同じ半径を有する半球状のベースを有する右側のシリンダ)の形で提供される。
【0248】
ミリング媒体本体は、約3及び10mmの間で、なお多く望ましく、より好ましくは、約1及び約15mmの間で、約0.1及び30mm間の効果的平均粒子直径(すなわち“粒子サイズ”)を好ましくは有する。
【0249】
粒状形態で、ミリングボディーは、セラミック、ガラス、金属又はポリマー組成物のようなさまざまな材料を含むことができる。体をミリングしている適切な金属は典型的に球形で、一般に良好な硬度(すなわちRHC 60−70)(丸み)を有する高い耐摩耗性、そして、狭いサイズ分布、そして、例えば、52100がクロムメッキするタイプから製作されるボールを含むことができる、鋼は316又は440Cステンレス鋼を入力するか又は1065の高い炭素鋼を入力する。
【0250】
好適なセラミック材料は、例えば、それらが欠かれることを回避することを可能にするために砕けるために望ましくは充分な硬度及び抵抗を有するセラミックの広い配列から選ばれることができるか又はミリングうえに十分に高い密度の間、圧壊されることができる。ミリング媒体のための適切な密度は、約1から15g/cm3までの範囲である。好適なセラミック材料は凍石、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ジルコニウム−二酸化ケイ素、イットリア安定する酸化ジルコニウム、マグネシアで安定する酸化ジルコニウム、窒化シリコン、炭化ケイ素、コバルト安定するタングステンカーバイド、などから選ばれることができる。そして、それの混合物と同程度よい。
【0251】
好適なガラス・ミリング媒体は、球形(例えばビード)で、狭いサイズ分布を有して、耐久性があって、例えば、鉛のないソーダ石灰ガラス及びホウケイ酸ガラスを含む。重合ミリング媒体は、好ましくは実質的に球形で、それらが欠かれるか又はミリングの間、圧壊されることを回避することを可能にする充分な硬度及び脆さを有する重合樹脂、製品の汚染に結果としてなっている摩擦を最小化する耐摩耗性及び不純物(例えば金属、溶媒及び残余のモノマー)の解放の広い配列から選ばれることができる。
【0252】
好適な重合樹脂は、例えば、クロスリンクされたポリスチレン(例えばジビニルベンゼン、スチレン共重合体、ポリアクリレート(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリカーボネート、ポリアセタール、塩化ビニル・ポリマー及び共重合体によってクロスリンクされるポリスチレン、ポリウレタン類、ポリアミド類、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、など)から選ばれることができる。非常に小粒子サイズ(メカノケミカル合成に対して)に材料を摩滅させる重合ミリング媒体の使用法は、例えば、米国特許第5,478,705号明細書及び第5,500,331号明細書において開示される。重合樹脂は、概して、約0.8から3.0g/cm3まで変動している密度を有することができる。より高い密度重合樹脂は、好まれる。あるいは、ミリング媒体は、重合樹脂を有する高密度中心的な粒子がその上に付着したことを成っている複合粒子でありえる。中心的な粒子は、ミリング媒体(例えばガラス、アルミナ、酸化ジルコニウム二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、ステンレス鋼、など)として有効なことは公知の材料から選ばれることができる。好適なコア材料は、約2.5g/cm3より大きい密度を有する。
【0253】
本発明の一実施例において、ミリング媒体は強磁性材料から形成される。それによって、磁気分離技術の活用法によってミリング媒体の衣服に起因している汚濁物の除去を容易にする。
【0254】
各々の種類のミリングボディーは、それ自身の効果がある。例えば、金属は最高比重を有する。そして、それは増加した影響エネルギーによる研磨効率を増やす。金属経費は最低から高さまで変動する、しかし、最終製品の金属汚染は問題でありえる。ガラスは、ローコストの見地及び0.004mmの低さの少ないビード・サイズの有効性から有利である。しかしながら、ガラスの比重は他の媒体より低い、そして、相当にミリング時間は必要である。最後に、セラミックは、低い衣服及び汚染(清掃及び高い硬度の容易さ)の見地から有利である。
【0255】
本発明の特定の形において、ミリングボディーは、ほぼ3cm3の体積及び40gの大量の複数の鋼鉄ボールを含む。
【0256】
(ドライミリング)
ドライミリングにおいて、本発明の方法(それの固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)及びグラインディング化合物は、結晶、粉、等の形で、振動の予め定められた強度で所定の期間の間機械的に煽動される(すなわち、動くことの有無にかかわらず)粉砕室の複数のミリングボディーを有する適切な規模に組み込まれる。概して、ミリング装置は、振動の外部用途によって運動をミリングボディーに与えるために用いる。それによって多様な翻訳、回転又は逆転動作又はそれの組合せは、粉砕室及びその内容に、又は刃に、ここを終端として接続している回転シャフト、プロペラ、インペラ又はパドルで又は両方の動きの組合せによる振動の内部適用によって適用される。
【0257】
ミリングの間、ミリングボディーに与えられる運動は、ミリングボディー及び反応体粉のかけらの間で有意な強度を有する多数の影響又は衝突と同様に力をせん断する用途に結果としてなることがありえる。塩酸塩及び挽くこと倍加させる固体のラロキシフェンは、多種多様な処理パラメータによって影響される:ミリング装置のタイプ;力の強度は、生成した、方法の運動学的な態様;ミリングボディーのサイズ、密度、形状及び構成;ラロキシフェン塩酸塩の重量比及びミリングボディーに対する研磨合成混合;ミリングの継続;研磨ものは倍加させる物理的性質;起動の間、ある空気;そして、他。
【0258】
都合のよいことに、媒体ミルは、繰り返し又は連続的に機械の圧縮力及び剪断ストレスを生物学的に活性な化合物の基質及びグラインディング化合物に印加することができる。適切な媒体ミルは、以下を含むが、これに限定されるものではない:高エネルギーのボール、砂、ビード又は真珠のミルはミル、遊星ミル、振動する動きボールミル、マルチ軸シェーカ/ミキサー、撹拌されたボールミル、水平小さい媒体機械、マルチ・リングを粉々にしているミル、などをバスケットに入れる。そして、小さいミリング媒体を含む。ミリング装置も、一つ以上の回転シャフトを含むことができる。
【0259】
本発明の好ましい形態において、ドライミリングは、ボールミルにおいて遂行される。明細書の剰余の全体にわたって、参照は、ボールミルを経由して行われているミリングを乾燥させるために実行される。このようなミルの実施例はアトリタミルである。そして、ミル、塔ミル、遊星ミル、振動するミル及び重力に従属するタイプ・ボールミルを旋回させる。本発明の方法に従うドライミリングがまた、ボール・ミリング以外のいかなる適当手段にもよって成し遂げられることができることはいうまでもない。例えば、ドライミリングは、また、ジェットミル、ロッドミル、ローラーミル又はクラッシャミルを使用して成し遂げられることができる。
【0260】
それの固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の粒子サイズが約100μmより少ないことは好まれるが、重要でない。そして、そのことは篩分析で測定されることができる。固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩の粗い粒子サイズ又はそれの溶媒和物が約100μmより大きい、それから、それは、好まれる固体のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩のかけら又はそれの溶媒和物が、大きさにおいて従来のミリング方法(例えばエアージェット又は断片化ミリング)を使用している100未満のμmになって最初である。
【0261】
成り立っている医薬品組成物又は本発明の処方された使用している、微粒子のラロキシフェン(又はそれの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)
概要において述べられるように、本発明も成り立っている医薬品組成物を形成するか又はそれの上述の微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物を使用することを処方した。
【0262】
本発明の医薬品組成物は薬学的に許容可能な担体を含むことができる。そこにおいて、“薬学的に許容可能な担体”はいずれでも含む、そして、全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌性で抗真菌性薬品、等張性及び吸収を遅延させている職員、などは非常に生理的に互換性を持つ。望ましくは、薬学的に許容可能な担体は、非経口であるか、静脈内であるか、腹膜内であるか、筋肉内であるか、舌下であるか、トランス真皮であるか、口頭の投与に適している。薬学的に許容可能な担体は、滅菌水溶液又は分散液と、不毛な注射可能な解釈又は分散の即座の調製のための無菌の粉とを含む。医薬品組成物の製造のこのような媒体及び作用薬の用法は、公知技術である。いかなる従来の媒体又は薬品が本発明の微粒子のラロキシフェン塩酸塩と適合しないこと以外は、本発明による医薬品組成物の製造においてそれの用途は考察される。
【0263】
本発明による医薬品組成物は、以下の添加物の一つ以上を含むことができる:
(1)重合は活性薬剤の表面を固守することができるが、一部を取り入れないか又はポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール、コルスポビドン、ポリビニルピロリドン−ポリビニルアクリラートの共重合体、セルロース誘導体、ヒドロキシ・プロピル・メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース・フタル酸塩、ポリアクリレート及びポリ・メタクリル酸塩、尿素、糖、多価アルコールが挙げられるが、これに限定されるものではなくて、活性薬剤(例えば重合表面安定化剤)自体を有するいかなる化学反応も受ける安定化剤に表面をつける、そして、それらのポリマー(乳化剤)はゴム、澱粉、有機酸及びそれらの塩類(ビニル・ピロリドン及び酢酸ビニル)に砂糖を加える;及び/又は
(2) さまざまなセルロース及び十字にリンクされたポリビニルピロリドン(微結晶性セルロース)のような結合薬品;及び/又は
(3) 充填薬品(例えばラクトース一水和物、無水ラクトース及びさまざまな澱粉);及び/又は
(4) 薬品(例えば圧縮、含んでいるコロイド状二酸化ケイ素である粉の流動性に作用する薬品、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、シリカゲル)に油をさすこと;及び/又は
(5) 甘味料(例えばいかなる自然な又は人工甘味料を含んでいる蔗糖も、キシリトール、ナトリウム・サッカリン、チクロ、アスパルテーム及びアクスルファームK);及び/又は
(6) 薬品に風味をつけること;及び/又は
(7) ソルビン酸カリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン、安息香酸及びその塩類(ブチルパラベン、アルコール類(例えばエチル又はベンジルアルコール)、フェノールの化合物(例えばフェノール)又は第四級の化合物(例えば塩化ベンザルコニウム)のようなパラヒドロキシ安息香酸の他のエステル類)のような防腐剤;及び/又は
(8) バッファ;及び/又は
(9) 薬学的に許容可能な不活性充填材(例えば微結晶性セルロース、ラクトース、二塩基性のリン酸カルシウム、糖類及び/又は前述のいずれかの混合物)のような希釈剤;及び/又は
(10) 穀物澱粉、ポテトデンプン、トウモロコシ澱粉及び修飾された澱粉のような湿潤剤、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、ナトリウム澱粉グリコール酸塩及びそれの混合物;及び/又は
(11) 崩壊剤;及び/又は
(12) 発泡性の薬剤(例えば有機酸(クエン酸及び酒石酸を含んで、リンゴ酸、フマル酸、脂肪酸、琥珀酸、例えば、そして、アルギン酸及び無水物及び酸性塩)又は炭酸塩(例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、ナトリウム・グリシン炭酸塩、L−リジン炭酸塩及びアルギニン炭酸塩)のような起沸性対又は重炭酸塩(例えば重炭酸ナトリウム又は重炭酸カリウム));及び/又は
(13) 他の薬学的に許容可能な賦形剤である。
【0264】
動物ために、そして、人において特に適切な医薬品組成物は、概して製造及び記憶の条件の下で無菌でなければならなくて、安定していなければならない。ナノ粒子を含む医薬品組成物は、高い薬剤濃度に適している溶液、ミクロエマルジョン、リポソーム又は他の手順に沿った構造として処方されることができる。
【0265】
本発明の医薬品組成物は、経口的に、直腸に肺もののような、膣内に、局所的に、トランス真皮で、いかなる薬学的に許容可能な方法(粉、軟膏又は低下)もの人間及び動物に又は頬側であるか鼻スプレーとして投与されることができる。
ラロキシフェンは重要な第1のパス代謝に従属する。そして、それは生物学的利用能に衝撃を与える。
【0266】
従来は、処方されたラロキシフェンは、通常、経皮的送達に従わないと考慮される。
しかしながら、微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は本発明の溶媒和物は、このような交付により従う。
【0267】
経口投与のための確実な投薬量の形態は、カプセル、錠剤、ピル、粉、ペレット、顆粒を有し、同類を含む。このような投薬量形は、また、バッファ・薬剤を含むことができる。
【0268】
本発明の医薬品組成物は、許容可能な担体(好ましくは水性担体)の中に浮遊される微粒子のラロキシフェン塩酸塩の溶液として、非経口的に投与されることができる。
種々の水性担体(例えば水、緩衝された水、0.4%の食塩水、0.3%のグリシン、ヒアルロン酸など)が、用いられることができる。これらの組成物は、従来の、周知の殺菌技術によって殺菌されることができるか、又は、フィルターをかけられて無菌でもよい。あるいは、凍結乾燥されて、投与の前に滅菌溶液と結合されている凍結乾燥された調製であるにつれて、結果として生じる水溶液は用途のために包装されることができる。
【0269】
エアゾール投与のために、本発明の医薬品組成物は、表面安定化剤及び推進体に加えて好ましくは供給される。表面安定化剤は、非中毒性でなければならなくて、推進体に好ましくは溶解しなければならない。このような薬品の代表例は、6から、オクタン酸、ラウリン酸で、パルミチン酸で、ステアリンのようで、リノール酸で、22の炭素原子(例えばカプロン酸)までリノレン酸、脂肪族多価アルコールを有するオレステリック酸、オレイン酸又はその周期的無水物を含んでいる脂肪酸のエステル類又は部分的エステルである。エステル類を調合されて、例えば、混合であるか天然グリセリドは、使用されることができる。表面安定化剤は、構成(好ましくは0.25−5%)の0.1%−20重量%を構成することができる。構成のバランスは、通常推進体である。鼻腔内交付のためのレシチンと同様に、例えば、要求されるにつれて、担体はまた、含まれることができる。
【0270】
本発明の医薬品組成物は、また、リンパ組織のようなリポソーム(特定の組織に活性薬剤を目標とするのに役立つ)を経て投与されることができるか、又は細胞に選択的に目標とされることができる。リポソームは、エマルジョン類、フォーム、ミセル、不溶性単粒子層、液晶、リン脂質分散液、薄板状層などを含む。これらの調製において、単独で又は他の治療的であるか免疫原性組成物と結合する粒子とともに、ナノ複合微細構造構成物は、リポソームの一部として組み込まれる。
【0271】
加えて、本発明の化合物は、維持された解放投薬量の形態として製剤によく適している。
製剤はまた、それらが活性成分だけを放出するように構成されることができる又は、好ましくは事項で、腸管の中で、及び/又は期間にわたって分かれる。このような製剤は、コーティング、エンベロープ又は重合物質又はワックスから作られることができる保護マトリックスを含むことができる。
【0272】
適切な表面安定化剤は、CTAB、セチル・ピリジニウム塩化物、ゼラチン、カゼイン、リン脂質、デキストラン、グリセロール、アラビアゴム、コレステロール、トラガカントゴム、ステアリン酸、ステアリン酸性エステル類及び塩類、カルシウム・ステアリン酸塩、グリセロール・モノ・ステアリン酸塩、セトステアリルアルコール、セトマクロゴルを乳状にしているワックス、ソルビタンエステル、ポリ・オキシ・エチレン・アルキル・エーテル、ポリ・オキシ・エチレン・ヒマシ油誘導体、ポリ・オキシ・エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ドデシル・トリメチル・アンモニウム臭化物、ポリ・オキシ・エチレン・ステアリン酸塩を含むことができる、コロイドの二酸化ケイ素、リン酸塩、ドデシル硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース・カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル・メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルソース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、非晶質のセルロース、マグネシウム・アルミニウム・ケイ酸塩、三エタノールアミン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、4(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−酸化エチレン及びホルムアルデヒドを有するフェノール高粒子、ポロキサマー、ポロキサミン、帯電されるリン脂質、ジ・ミリストイルホファチジルグリセロール、スルホコハク酸ジオクチル、ナトリウム・スルホ・コハク酸のジアルキルエステル、ジオクチル・ナトリウム・スルホサクシネート、ナトリウム・ラウリル硫酸塩、アルキル−アリル−ポリエーテルスルホン酸塩、ステアリン酸蔗糖の混合物及び蔗糖逆涙酸塩(構造の三ブロックコポリマー):−(−PEO−)−(−PBO−)−(−PEO−)−p−イソノニルフェノキシポリ−(グリシジル)、デカノイルN−メチル糖アミド;n−デシル−β−D−グルコピラノシド、n−デシル−β−D−マルトピラノシド、n−ドデシル−β−D−グルコピラノシド、n−ドデシル−β−D−マルトシド(ヘプタノイル−N−メチル糖アミド)n−ヘプチル−β−D−グルコピラノシド、n−ヘプチル−β−D−チオグルコシド、n−ヘキシル−β−D−グルコピラノシド(ノナノイル−N−メチル糖アミド)n−ノニル−β−D−グルコピラノシド、オクタノイル−N−メチルグルカミド、n−オクチル−β−D−グルコピラノシド、オクチル−酢酸ビニル及びビニル・ピロリドン及び/又は前述のいずれかの混合物のβ−D−チオ・グルコピラノシド、リゾチーム、PEG誘導体化されたリン脂質、PEG誘導体化されたコレステロール、PEG誘導体化されたコレステロール誘導体、PEG誘導体化されたビタミンA、PEG誘導体化されたビタミンE及びランダムコポリマーである。
【0273】
安定化剤がまた、そうすることができる適切な表面は、ポリマー、生物高粒子、多糖類、セルロース誘導体、アルギン酸塩、非重合化合物からなる群から選択される陽イオン表面安定化剤を有し、リン脂質を含む。
【0274】
適切な表面安定化剤は、また、カチオン脂質、塩化ベンザルコニウム、スルホニウム化合物、ホスホニウム化合物からなるグループから、選択された表面安定化剤(第四級アンモニウム化合物)を含むことができるベンジル−ジ(2−クロロエチル)臭化エチルアンモニウム、ココナッツ・トリメチルアンモニウム=クロリド、ココナッツ・トリメチル臭化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル塩化アンモニウム、ココナッツ・メチル・ジヒドロキシ・エチル臭化アンモニウム、デシル・トリエチル塩化アンモニウム、デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化デシル・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、C12−15−ジメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化C12−15ジメチルヒドロキシエチル塩化アンモニウム、ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル塩化アンモニウム、臭化ココナッツ・ジメチル・ヒドロキシエチル・アンモニウム、硫酸ミリスチルトリメチル・アンモニウム・メチル、ラウリルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウム=ブロミド、ラウリル・ジメチル(エタノキシ)4つの塩化アンモニウム、臭化ラウリル・ジメチル(エタノキシ)4つのアンモニウム、N−アルキル(C12−18)ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、N−アルキル(C14−18)ジメチル・ベンジル塩化アンモニウム、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド一水和物、ジメチル・ジ・デシル塩化アンモニウム、Nアルキル−ジメチル(C12−14)−1−ナフチルメチル塩化アンモニウム、トリメチル・アンモニウム・ハロゲン化物、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチル・アンモニウム塩、ラウリル・トリメチル塩化アンモニウム、エトキシル化されたアルキルアミドアルキルジアルキルアンモニウム塩、エトキシル化されたトリアルキル・アンモニウム塩、ジアルキルベンゼンジアルキルアンモニウム=クロリド(N−ジクレシルジメチルアンモニウム=クロリド、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド一水和物、N−アルキル(C12−14)ジメチル−1−ナフチルメチルアンモニウム=クロリド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム=クロリド、ジアルキル・ベンゼン・アルキルアンモニウム=クロリド、ラウリル・トリメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ベンジル・メチル塩化アンモニウム、アルキル・ベンジル・ジメチル・アンモニウム=ブロミド、C12トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C15トリメチル・アンモニウム=ブロミド、C17トリメチル・アンモニウム=ブロミド、ドデシルベンジルトリエチル塩化アンモニウム、ボリエステル繊維)、(DADMAC)ジアリルジメチルアンモニウム=クロリド、ジメチルアンモニウム=クロリド、アルキル・ジメチル・アンモニウム・ハロゲン化物、三セチル・メチルアンモニウム=クロリド、デシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、ドデシルトリエチルアンモニウム=ブロミド、テトラデシルトリメチルアンモニウム=ブロミド、メチルトリオクチルアンモニウム=クロリド、POLYQUAT 10(TM)、テトラブチルアンモニウム=ブロミド、ベンジル・トリメチル・アンモニウム=ブロミド、コリン・エステル類、塩化ベンザルコニウム、ステアラルコニウム=クロリド化合物、臭化セチル・ピリジニウム、塩化セチル・ピリジニウム、四級化されたポリオキシエチルアルキルアミンのハライド塩、MIRAPOL(TM)、ALKAQUAT(TM)、アルキル・ピリジニウム塩類;
アミン、アミン塩類、アミン酸化物、イミダゾリニウム塩類、プロトン化された四要素からなるアクリルアミド、メチル化された四要素からなるポリマー、陽イオン・グアー、臭化ポリメチルメタクリレート・トリメチル・アンモニウム、硫酸ポリビニルピロリドン−2−ジメチルビラミノエチルメタクリル酸塩ジメチル、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ボリエステル繊維(臭化2−メタクリルオキシエチルトリメチルアンモニウム)(S1001)、ボリエステル繊維(N−ビニルピロリドン/2−ジメチル・アミノエチル・メタクリル酸塩)ジメチル硫酸塩の第四級のもの(S1002)、(S−630)ポリ(ピロリドン−co−ビニルアセタート)、及び、ボリエステル繊維(2−メチルアクリルオキシアミドプロピルトリメチルアンモニウム=クロリド)(S1004)である。
【0275】
若干の実施例において、好適な表面安定化剤は、CTABである。
【0276】
塩酸微粒子のラロキシフェンが本発明の方法を使用してできる実施例において、そして、本発明の方法が、本発明の好ましい形態において、表面安定化剤を利用すること、医薬品組成物の表面安定化剤は、それが方法で使用したのと同じ表面安定化剤である。当業者によって理解されるように、医薬品組成物を調製することのためによりはるかに多量の表面安定化剤を微粒子のラロキシフェン塩酸塩に加えることは、望ましくてもよい。
【0277】
それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物が本発明の方法を使用して生じる実施例において、そして、本発明の方法が、本発明の好ましい形態において、グラインディング化合物を利用すること、医薬品組成物の水溶性の希釈剤は、方法で使用するグラインディング化合物と同様である。当業者によって理解されるように、方法で使用するグラインディング化合物の量と関連して、医薬品組成物を調製することのためによりはるかに多量の水溶性の希釈剤を微粒子のラロキシフェン塩酸塩に加えるか又は構成の調製の前にいくつかのグラインディング化合物を除去することは、望ましくてもよい。
【0278】
1つの形において、本発明、CTABの形の界面活性剤及び塩化ナトリウムの形の水溶性の希釈剤によれば、本発明の医薬品組成物は、本発明又は薬学的に許容可能な塩に従う微粒子のラロキシフェンを含む経口的な投薬量の形態又はそれの溶媒和物である。
【0279】
本発明の別の実施例(それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)が付加的な治療薬の有効量とともに投与されることができるにつれて、エストロゲン、プロゲスチン、ラロキシフェンを含むベンゾ・チオフェン化合物を含むがこれに限らず、ナフチルは抗エストロゲン活性、ビス・ホスホン酸塩化合物(例えばアレンドロネート及びチルドロナート)、副甲状腺ホルモン(PTH)があることを倍加させる。そして、PTH(例えばPTH(1−34)、カルシトニン、骨形態形成タンパク質(BMPs)又は組合せそれについて)の切り詰めた及び/又は再結合物形態を含む。利用できるこれらの付加的な治療薬の異なる形は、従来技術において同上及び適用できる一回分を盛っている療法と関連するさまざまなユーティリティと同様に、技術のそれらにとって周知である。
【0280】
エストロゲン及びプロゲスチンのさまざまな形は、市販である。ここに用いられているように、用語エストロゲンは、エストロゲン活性及びエストロゲンを主成分とする薬品を有する化合物を含む。実施例、エストラジオール・エストロン、エストリオール、イクイリン、イクイレニン、エストラジオールシピオナート、吉草酸エストラジオール、エチニル・エストラジオール、リン酸ポリ・エストラジオール、エストロピペート、ジエチルスチルベストール、ジエネストールのために、本発明の実行に役立つエストロゲン化合物は、含むクロロ三アニス・エン、そして、それの混合物である。エストロゲンを主成分とする薬品は、例えば、Premarin(TM)のような17−α−エチニル・エストラジオール(0.01−0.03mg/日)、メストラノール(05−0.15mg/日)及び抱合型発情遺伝子ホルモン類を含む(Wyeth−Ayerst;0.2−2.5mg/日)である。ここに用いられているように、用語プロゲスチンは、プロゲステロンの活性(例えばプロゲステロン、ノルエチノドレル、ノルゲストレル、メゲストール酢酸塩、ノルエチンドロン、プロゲスチンを主成分とする薬品、など)を有する化合物を含む。プロゲスチンを主成分とする薬品は、例えば、Provera(TM)のようなメドロキシプロゲステロンを含む(アップジョン;2.5−10mg/日)、ノレチルノドレル(1.0−10.0mg/日)及びノルエチンドロン(0.5−2.0mg/日)である。好適なエストロゲンを主成分とする化合物はPremarin(TM)である、そして、ノレチルモドレル及びノルエチンドロンは好適なプロゲスチンを主成分とする薬品である。各々のエストロゲン及びプロゲスチンに基づく作用薬の投与の方法は、従来技術において公知で、それと整合している。
【0281】
今、本発明を、後に続く限定するものではない例を参照して記載することにする。例の記載は、この明細書の先行する段落において少しも限定するものではなく、当該発明の方法及び組成物の例示のために提供される。
【0282】
[例]
多数の強化及び修正が基本的な発明の概念から逸脱することなく、上記した方法になされることができることは、材料及び製薬技術の当業者にとって明らかである。例えば、若干の用途で、生物学的に活性な化合物の基質は、前もって処理されることができて、前もって処理された形の方法に供給されることができる。全てのこのような変更態様及び強化は本発明の範囲内であると考慮される。そして、それの性質は前述の説明及び添付の請求の範囲から決定されることになっている。さらにまた、以下の実施例は、図示する目的だけのために提供されて、本発明の処理又は組成物の範囲を制限することを目的としない。
【0283】
A.塩化ナトリウムのグラインディング化合物でのジクロフェナクの酸の加工
ジクロフェナクの酸(DCA)
【0284】
【化2】
の0.439gの形態における生物学的に活性な化合物及び塩化ナトリウムの3.681gの形態におけるグラインディング化合物からなる混合物(それによって、2cm3の合計の体積を備えた、15及び85体積%に対応する、それぞれ、10.7及び89.3重量%における混合物を提供する)を、ミリング媒体としての十個の10mm(40g)のステンレススチールボールを含有する70cm3の焼き入れ鋼のボールミルコンテナを備えたSpec 8000Dミキサー/ミルを使用することで15分間ドライミリングした。これは、グラインディング化合物の塩化ナトリウムのマトリックス内で分散させられたナノ粒子状の形態におけるDCAを含む分散物の形成に帰着した。
【0285】
粒子サイズ上のNaClに、DCAの体積比の効果を調べるために、実験が外へもたらされたミリング:NaCl(総2cm3、15分のミリング時間量)に対するDCAの5つの体積%(3.43重量%)、10体積%(7重量%)、30体積%(22.5重量%)及び50体積%(45重量%)である。
【0286】
ナノ粒子状の形態におけるジクロフェナク酸の超微粒子は、希塩酸によって洗浄することによるグラインディング化合物を除去することによって回収された。洗浄された粉は、空気の数時間の間の室温で、その後乾燥した。
【0287】
ナノ粒子状の形態におけるジクロフェナク酸から、グラインディング化合物を除去するために、分散は、以下の通りに洗浄された。体積パーセントに従い、分散の量を変化させている0.25gのジクロフェナクのかけらを得ることは、使用された。15の体積% DCA分散のために、2.339gが円錐フラスコの0.01MのHCl及び1mMのCTAB(臭化セチル・トリメチル・アンモニウム)の活発にかきまぜられた溶液の40のmlにゆっくり加えられたこと。サンプルは、30分間撹拌されて、遠心分離(タカ管)のための15mLのプラスチック管に満たされた。サンプルは、それから繰り返しを3に従属した:遠心分離(ところが、遠心分離速度は、5,000gからの8,000gまで、そして、最後に3分の期間の間の12,000gに対する各々の洗っているステップのために増加した)、上澄みの除去、0.01MのHCl及び1mMのCTABの追加及び渦及び超音波処理(それぞれ5−10秒)による再分散させた。
【0288】
SEM及びTEM画像(図4)は、洗った後に、100−200nmのサイズ範囲の命令の直径のそのナノ粒子を示す。BET結果は図1において示した、得られた最も高い表面積(11.755の+−0.1035m2/g)が5体積% DCAのためにあったことを示す。図2から分かるように、動的光散乱(DLS)分析は、160+−30nmの粒子サイズを示した。
【0289】
200nm及び30−50nmのオーダー上の大多数より少ないナノ粒子については、15体積%サンプル(表面安定化剤CTABによって安定する)のための結果として生じる分散が、薬(XRD、FTIR及びDSCによって)のジクロフェナク酸の形を含むとわかった。ナノ粒子状の形態(分散を洗った後に、そして、表面安定化剤CTABによって安定させる)のDCAのTEMはまた、球状で非球面ナノ粒子を示した。そして、非球面粒子がロッド形に見えた。そして、約30nmの短軸寸法及び約150nmの長軸寸法を有した。175−185℃の範囲の融点によって、ナノ粒子状の形態におけるDCAの融点のDSC分析は、ジクロフェナク酸としてその識別に確証した。
【0290】
図7は、化合物(15体積%)を挽いているNaClを有するジクロフェナク酸のミリング時間を増やす効果を例示する)、融点が温度(たぶんジクロフェナク酸のかけらの直径の減少による)を低下させるためにシフトすることを示す。
【0291】
B.オランザピンプラス塩化ナトリウムのグラインディング化合物の加工
従来のオランザピン
【0292】
【化3】
の粉末の0.39gの形態における生物学的に活性な化合物を、NaClの3.68gの形態におけるグラインディング化合物と共にミリング装置(70cm3のステンレススチールボールミルコンテナ)に置いき、それによって、2cm3の合計の体積を備えた、15及び85体積%に対応する、それぞれ9.6及び90.4重量%における混合物を提供した。40gの10mmのスチールボールを含むミリング媒体を、ミリングに先立ちハウス真空の下で閉じた。冷却を、圧縮された空気の流れ(100kcpa)で達成した。混合物を、15分及び180分間ドライミリングし、両方の時間にミリングの後に結果として生じる組成物は、グラインディング媒体NaClに分散させられたナノ粒子状の形態におけるオランザピンを含んだ。
【0293】
図3から分かるように、結果として生じる分散の走査電子顕微鏡検査(SEM)は、100nmのオーダー上のオランザピンのナノ結晶構造及びナノ粒子を示した。検定される時間をミリングすることを含んだ、そして、2つの別々のミリングの180分は動作する。材料が15及び180分、若干の脱色を示した200℃の範囲の融点によって、時間をミリングして180分に生産されるナノ粒子の融点の分析は結果として生じる構成がオランザピンであることを確認した。そして、それは薬の劣化に帰される。
【0294】
C.塩化アンモニウムのグラインディング化合物でのジクロフェナクの酸の加工
従来のDCA
【0295】
【化4】
の粉末の0.439gの形態における生物学的に活性な化合物を、NH4Clの2.596gの形態におけるグラインディング化合物と共にミリング装置(70cm3のステンレススチールボールミルコンテナ)に置き、それによって、2cm3の合計の体積を備えた、15及び85体積%に対応する、それぞれ14.5及び85.5重量%における混合物を提供する。40gの10mmのスチールボール(10ピース)を含むミリング媒体を、ミルにおいて用いた。冷却を、圧縮された空気の流れ(100kcpa)で達成した。ミリングの時間は、15分であり、且つ、ミリングの後に結果として生じる組成物は、HN4Clグラインディング化合物に分散させられたナノ粒子状の形態におけるDCAを含んだ。
【0296】
ナノ粒子サイズは、洗った(図5)後に代表的なTEMから見られることができて、直径約200nm(DCA NaClミリングのために記載されているにつれて、0.01MのHCl及び1mMのCTABによって洗浄することは実行された)である。DSCの融点はナノ粒子がジクロフェナク酸(図6)として得られることを示す、ジクロフェナク酸の融点は182℃で文献の後ろにある。融点を177℃に見ることができる、シフトは多分少ない粒子サイズによるだろう。194℃の大きいピークは、NH4Clによるものである。
【0297】
D.ラロキシフェン
それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物が本発明の方法を使用して生じる実施例において、そして、本発明の方法が、本発明の好ましい形態において、グラインディング化合物を利用すること、医薬品組成物の水溶性の希釈剤は、方法で使用するグラインディング化合物と同様である。当業者によって理解されるように、方法で使用するグラインディング化合物の量と関連して、医薬品組成物を調製することのためによりはるかに多量の水溶性の希釈剤を微粒子のラロキシフェン塩酸塩に加えるか又は構成の調製の前にいくつかのグラインディング化合物を除去することは、望ましくてもよい。
【0298】
1つの形において、本発明、CTABの形の界面活性剤及び塩化ナトリウムの形の水溶性の希釈剤によれば、本発明の医薬品組成物は、本発明又は薬学的に許容可能な塩に従う微粒子のラロキシフェンを含む経口的な投薬量の形態又はそれの溶媒和物である。
【0299】
本発明の別の実施例(それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)が付加的な治療薬の有効量とともに投与されることができるにつれて、エストロゲン、プロゲスチン、ラロキシフェンを含むベンゾ・チオフェン化合物を含むがこれに限らず、ナフチルは抗エストロゲン活性、ビス・ホスホン酸塩化合物(例えばアレンドロネート及びチルドロナート)、副甲状腺ホルモン(PTH)があることを倍加させる。そして、PTH(例えばPTH(1−34)、カルシトニン、骨形態形成タンパク質(BMPs)又は組合せそれについて)の切り詰めた及び/又は再結合物形態を含む。利用できるこれらの付加的な治療薬の異なる形は、従来技術において同上及び適用できる一回分を盛っている療法と関連するさまざまなユーティリティと同様に、技術のそれらにとって周知である。
【0300】
エストロゲン及びプロゲスチンのさまざまな形は、市販である。ここに用いられているように、用語エストロゲンは、エストロゲン活性及びエストロゲンを主成分とする薬品を有する化合物を含む。実施例、エストラジオール・エストロン、エストリオール、イクイリン、イクイレニン、エストラジオールシピオナート、吉草酸エストラジオール、エチニル・エストラジオール、リン酸ポリ・エストラジオール、エストロピペート、ジエチルスチベストール、ジエンストールのために、本発明の実行に役立つエストロゲン化合物は、含むクロロ三アニス・エン、そして、それの混合物である。エストロゲンを主成分とする薬品は、例えば、Premarin(TM)のような17−α−エチニル・エストラジオール(0.01−0.03mg/日)、メストラノール(05−0.15mg/日)及び抱合型発情遺伝子ホルモン類を含む(Wyeth−Ayerst;0.2−2.5mg/日)。ここに用いられているように、用語プロゲスチンは、プロゲステロンの活性(例えばプロゲステロン、ノルエチノドレル、ノルゲストレル、メゲストール酢酸塩、ノルエチンドロン、プロゲスチンを主成分とする薬品、など)を有する化合物を含む。プロゲスチンを主成分とする薬品は、例えば、Provera(TM)のようなメドロキシプロゲステロンを含む(アップジョン;2.5−10mg/日)、ノレチルノドレル(1.0−10.0mg/日)及びノルエチンドロン(0.5−2.0mg/日)である。好適なエストロゲンを主成分とする化合物はPremarin(TM)である、そして、ノレチルノドレル及びノルエチンドロンは好適なプロゲスチンを主成分とする薬品である。各々のエストロゲン及びプロゲスチンに基づく作用薬の投与の方法は、従来技術において公知で、それと整合している。
【0301】
病状を緩和するための使用
概要において述べられるように、楽にする病状、含んでいる骨粗鬆症、下がっている血清脂質及び阻害している子宮内膜症のための薬剤、子宮線維症及び乳癌の製造及び成り立っているか又は上述の微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩を使用して処方される組成物又は、骨粗鬆症(下がっている血清脂質)を含む病状を軽減して、子宮内膜症、子宮線維症及び乳癌を阻害するために、それの溶媒和物を使う能力で、さらなる本発明は上述の微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩を使う能力又はそれの溶媒和物を形成する。
【0302】
本発明は方法を病理学(例えば骨粗鬆症)の処置に提供する。そして、血清脂質が、本発明によって、それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の治療的に有効な量の投与によって子宮内膜症、子宮線維症及び乳癌を降ろして、阻害する。
【0303】
微粒子のラロキシフェン(又はそれの薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物)の特定の投薬量は、人間を含んで、哺乳類の兆し及び/又は疾患を治療するか、阻害するか又は、予防するために必要であった、この発明によって上記の病気を患うことは特定の疾患、症状及び、それのラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物の粒状形態による潜在的増加した有効性と同様に、厳しさ(例えば増加した溶解度、より急速な消滅、増加した表面積)に依存する。
【0304】
このような用途のために効果的総計は、依存する:所望の治療的な効果;投与のルート;
治療的に活性薬品の効力;処理の所望の継続;治療されている疾患の段階及びひどさ;
重量及び患者の健康の一般の状態;そして、定めている医師の判断である。
【0305】
通常、認められて効果的服用が、15mgから1000mgまで、そして、より概して15mgから80mgまである。このような投薬量は、1から各日の倍の3への処理を必要とする患者に又はより少なくとも6ヵ月間概して又は慢性的に有効性(一般に少なくとも2ヵ月の期間の)のために必要とされるのと同程度しばしば投与される。
【0306】
上記のように、それの微粒子のラロキシフェン又は薬学的に許容可能な塩又は溶媒和物は本発明の中で種々のルートによって投与されることができる。そして、それのより抜きは主治の医師によって決定される。
【0307】
本発明のラロキシフェン化合物は確立した手順(例えば米国特許第4,133,814号明細書、米国特許第4,418,068号明細書及び米国特許第4,380,635号明細書において詳述されるそれら)に従って作られることができる、そして、欧州特許出願95306050.6、公開番号0699672は、Kjell等により1995年8月30日に出願された。そして、1996年3月6日に公開された。そして、本願明細書においてその全ては参照によって組み込まれてある。加えて、欧州特許出願公開第0670162A1号明細書(1995年9月6日に公開された)において開示される情報は、本願明細書において参照によって組み込まれてある。
【0308】
アモルファス・ラロキシフェン塩類及び特定の薬学的に許容可能な塩類の調製のための方法は、この明細書のより初期に述べられる。
【0309】
D1.ラロキシフェンHCl
塩酸(0.5805g)従前通りの活発な製薬の合成ラロキシフェン10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)へのNaCl(5.5208g)によって導いたmm鋼鉄ボールである。ラロキシフェン塩酸塩/塩混合の総量は、薬の15の体積%を有する3cm3であった。ラロキシフェン塩酸塩及び塩化ナトリウムを挽いている化合物は、記憶減圧下によって粉になる前に乾燥していてP2O5が治ったように保たれた。鋼鉄粉砕室は水分及び空気を除去する閉減圧下であった。そして、低下/酸化を減らした。
【0310】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、微細なNaClの母体の範囲内で分散するラロキシフェン塩酸塩からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。
【0311】
粉砕室は、それから、真空をリリースするために慎重に開かれて、いかなる空輸粒子も沈殿することができるために閉まった。粉砕室は、それから純粋な粒子の吸入を予防する換気フード及び8ミリリットルのガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)によって移される内容において開かれて、P2O5の上の真空デシケータに格納された。
【0312】
ミリングされたラロキシフェン塩酸塩から塩化ナトリウムを除去するために、固体分散物は、以下の通りに洗浄された。固体の分散物は、界面活性剤CTABの0.1gを混ぜ合わせられて、25mLのショット瓶において配置された。20mLの氷は0.1MのHClの溶液を冷やした、そして、臭化(CTAB)1mMのセチル・トリメチル・アンモニウムは加えられた。瓶は、閉じて、Spexボールミルに直ちに取り付けられて、3分間振られた。振動している手順の後、淡黄色の分散は、形をなして、遠心分離の前にアイスバスにおいて保存した。サンプルは、それから以下(3x)に従属した:遠心分離(遠心分離速度は、6000gからの8000gまで、そして、最後にそれぞれ3分の期間の間の12000gに対する各々の洗っているステップのために増加した)、上澄みの除去、0.01MのHCl及び1mMのCTABの追加及び渦ミキシングによる再分散である。
【0313】
分散は、それから時計皿に積み換えられて、空気の流れを通じて乾燥した。
中止が乾燥した層をガラス面の上に形成するために下って乾燥させた約3時間乾燥した後に、これは、P2O5の上の真空デシケータの夜にわたって格納された。これは、真空デシケータのガラス・バイアルに格納された0.48gの乾燥粉を産生した。
【0314】
微粒子のラロキシフェン塩酸塩の解散特性は、シミュレーションされた胃状況のUSP装置で、そして、商業的なラロキシフェン塩酸塩と比較して試験された。約60mgの微粒子のラロキシフェン塩酸塩及び商業的なラロキシフェン塩酸塩は、それぞれ、ゼラチン・カプセルにもたらされた。解散特性は、溶液濃度対時間の関数として、続かれた。解散状況は、以下の通りだった:2gのNaClを含んでいる1Lの0.1MのHClは、ガスを除去されて、USPの37℃に持ってこられたパドルで漕ぐ解散容器を従わせて、そして、約80回転数/分で動いた。塩酸ラロキシフェンは、どちらででもあった粉として又は金属おもりを有するゼラチン・カプセルにおいて試験する。各々の時間位置のために、2mLのサンプルは溶液から取り除かれた、よりかなりの集計を取り除くために、それは10000gで1分間遠心分離機で分離された、そして、1.5mlは溶液の表面から引かれた、そして、濃度は特性、線形、精度及び反復に関して確証される方法を走らせているウォーターズHPLCを使用して測定された。
【0315】
図8の解散側面は商業的なラロキシフェン塩酸塩に対して微粒子のラロキシフェン塩酸塩のかなり強化された溶解度特性に明らかにする、これはシミュレーションされた腸の流体の50分後に溶液濃度のほとんど5倍の増加の実施例について参照されることができる。
それが強調されるために必要とするこれらのデータを理解するために、状況がラロキシフェンの市場に出された投薬量及び1リットルにつき60mgの薬の濃度の近くに保たれたことは、溶解度より上によい。
【0316】
図9aの走査型電子顕微鏡写真から分かるように、商業的なラロキシフェンHClのかけらは、最高数マイクロメートルのガラス質のかけらを有する幅広いサイズ分布を有するようである。NaClを有するラロキシフェンHClの塩製粉の後、約100−200nmのサイズの小さい構造は、支配的な特徴(図9b)である。洗っている手順及び乾燥、小さい構造がラロキシフェンHClのかけら(塩マトリックスが洗浄することによって削除されたので)のものであると考えられることができたあと、粒子のような建造物は約100−200nm(図9c及びd)のサイズを示す。
【0317】
SEMで測定されるサイズは、動的な軽い散乱(DLS)(図10)によって乾燥する前に、分散のサイズ分布との良好な一致においてある。ここで、1秒が300nm・ピークに達する強度の128 +−53nm(傾く数)の数が検出されたあと、粒子サイズはサイズ分布を有するマルヴァーンHPPS力光散乱装置で決定された。測定値の前に、いかなるよりかなりの集計も又は凝集物は6000gで1分の遠心分離によって除去された、そして、上澄みだけは分析された。これは、ミリング方法で得られた粒子が洗っている手順の間、かなり成長しなかったことを示す。
【0318】
粉になった後の減少した粒子サイズのさらなる証拠及び洗浄することは0.1m2/gの約7〜20m2/gに対する商業的なラロキシフェンHClのための微粒子のラロキシフェン塩酸塩から増加したBET表面積である。そして、粒子の直径が減少するにつれて、それは質量比に増加した表面によって説明されることができる。様々な例の表面積を以下に表にまとめる。
【0319】
【表1】
融点は、低減された粒子サイズについてのさらなる証拠である、商品と比較された際に、ナノ粒子状のラロキシフェンHClについて十摂氏温度だけ低減された立ち上がりを示す。
【0320】
XRD−spectra(図12)は、ナノ粒子状のラロキシフェンHClが商業的なラロキシフェンHClと同じ結晶相においてあって、粒子が結晶質のままのことを示唆するように見えることを示す。市販ラロキシフェンと比較して、ナノ粒子ラロキシフェンのピークを相関的に広げることは、減少する粒子サイズのさらなるインジケータである。
【0321】
溶液の1H−NMR−スペクトル(図13に示される)は、化合物が商業的なラロキシフェンHClと同一であることを確認する、また、界面活性剤CTABの約2重量%を洗って、乾燥した後にあると決定された。溶液の1H NMRスペクトルは約10mgの微粒子のラロキシフェンHClの中で測定された、そして、商業的なラロキシフェンHCl(示されないデータ)はd6−DMSOに溶けた。
【0322】
FT−IR−スペクトル(図14)は、さらにラロキシフェンHCl及びナノ粒子状のラロキシフェンHClの化学的な同一性を示す。
【0323】
洗った後の塩含有量は、ごくわずかな、そして、NaClの0.65重量%が残留した。ICP測定値によって定まるあったサンプルが有意に約0.08重量%のNaClによって、塩濃度を低下させることを示さなかった。この診察は、また、粉になっている(示されないデータ)塩の後、直接サンプルと比較して、洗った後に、サンプルのXRD−スペクトルのNaClパターンの消失で支えられた。
【0324】
化学的なHClがIR−スペクトルの類似性によって確認されて、さらにあったラロキシフェンの中で同一化する。そして、それはほとんど同一である。これも、洗った後のCTABの量が全く少ない(図14)ことを確認する。にもかかわらず、ゼータ電位の反転は、界面活性剤が同様に重要な役割を演ずることを示すようである。
【0325】
D2.ラロキシフェンHCl(非晶質のもの)
塩酸(0.3867g)従前通りの活発な製薬の合成ラロキシフェン10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)へのNaCl(3.672g)によって導いたmm鋼鉄ボールである。ラロキシフェン塩酸塩/塩混合の総量は、薬の15体積%を有する2cm3であった。ラロキシフェン塩酸塩及び塩化ナトリウムを挽いている化合物が、ミリングの前にいかなる付加的な乾燥工程なしでも用いられた。鋼鉄粉砕室は、空中から水分を除去して、低下/酸化を減らす閉減圧下であった。
【0326】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、微細なNaClの母体の範囲内で分散するラロキシフェン塩酸塩からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。
【0327】
粉砕室は、それから、真空をリリースするために慎重に開かれて、いかなる空輸粒子も沈殿することができるために閉まった。粉砕室は、それから純粋な粒子の吸入を予防する換気フード及び8mlのガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)によって移される内容において開かれて、P2O5の上の真空デシケータに格納された。
【0328】
ミリングされたラロキシフェン塩酸塩から塩化ナトリウムを除去するために、solid−分散は、以下の通りに洗浄された。固体の分散物の約4.1gは、25のmlショット瓶において配置されて、氷の20のmlが0.1MのHClの溶液を冷却した、そして、1mMのドデシル硫酸ナトリウム(SDS)が加えられたと付け加えた。瓶は閉じた、そして、Spexボールミルに取り付けられて、1分後に振りまわされるとすぐに、淡黄色の分散がそうであった振動している手順は形をなして、遠心分離の前にアイスバスにおいて保存した。サンプルはそれから3分の期間の間の6000gで遠心分離ステップを受けた、そして、上澄みは取り除かれた。サンプルは、4mLの0.1MのHCl及び1mMのSDS溶液によって分散した。
【0329】
分散は、それから時計皿に積み換えられて、空気の流れを通じて乾燥した。中止が乾燥した層をガラス面の上に形成するために下って乾燥させた約3時間乾燥した後に、これは、P2O5の上の真空デシケータの夜にわたって格納された。
【0330】
XRDはラロキシフェンの結晶構造をミリングして、洗った後に、HClが失われることを示す、そして、10から35(2シータ)への強度の幅広い増加は形のない相(図15)の間直説法である。ミリングの前に、ミリングの後、そして、洗った後に、XRDスペクトルは、異なる処理ステージを示す。商業的なラロキシフェン HClは、その結晶状態による異なったピークを示す。塩製粉の後の一般的なピークは大部分は塩化ナトリウム及びアルミニウム試料ホルダの使用法による、それらがマトリックスであまり薄いにつれて、ラロキシフェンHClのピークは識別されることができない。ものを洗っているステップの後、塩化ナトリウムの若干のピークは残る、しかし、ラロキシフェンHClの幅広いバンドだけは見られることができる。そして、それはアモルファス相に帰されることができる。
【0331】
そこで、関係された、示している非常に少し水晶の命令がそうであるラロキシフェンHClの結晶に関連したほんの少数のピークだけは、形成される。XRDスペクトルも、約27(2シータ)のピークから分かるように、サンプルのままになっている若干の塩化ナトリウムがまだあるという何かを示す。
【0332】
SEMは、若干の小さい粒子が100−200nmについてのサイズが形成されていたことを示す。いくつかの粒子は、わずかに延長される(図16)ようである。
【0333】
BET表面積は、10.6m2/gであるために正確に計っていた(高い表面を有する材料が形成されたことを確認して、SEM画像から結果を支える)。
【0334】
IR−スペクトル(特に2960cm−1のピーク)ラロキシフェンのHCl塩が中であることを示すの両方のミリングされた洗浄されたサンプル(図17)。若干のピークは純粋なラロキシフェンHClスペクトルにおいてそれからより発音されない、しかし、これは残留する塩によるかもしれない。
【0335】
D3. ラロキシフェン・遊離塩基
0.3640g Raloxifene遊離塩基及び3.6725gのNaCl(20体積 %薬)は、室温で、15分の間の10の10mmの鋼鉄ボールでミリングされた。
【0336】
出発のSEMは、ガラス質の見ているラロキシフェン・ベースの大きな部分を示して、微細構造(あまり滑らかでない(図18a及びb))を有しない。塩製粉の後のSEMは、対照的に、より大きな凝集物(図18c及びd)を形成する直径約100nmの小さいかけらを有する微細構造を示す。粒子は形状において均一に見えている、そして、塩又は薬の違いは観察されることができない。
【0337】
ボール・ミリングの後、塩は、主にpH9(ラロキシフェンの溶解度が非常に低い)のバッファの分散によって除去された、しかし、NaClは、溶ける(0.01MのTRIS−バッファに、pHは、HClによって調整された)(TRIS:(塩酸トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)。コロイド的に粒子を安定させて、寄せ集めを予防するために、ノニオン界面活性剤Plasdone(R)S−630(0.5g/mL)及びイオン界面活性剤ナトリウム・ドデシル硫酸塩特別割引販売(0.2mM)は、加えられた(図19)。分散は、50のmlを中で撹拌された。その後に、15分(水浴の超超音波処理の2、3秒が続く)の間の磁気撹拌器棒との言及された混合である。
【0338】
分散は、それから、15のmlの Falcon管及び5,000gの遠心分離速度を使用している遠心分離によって洗浄された。上澄みは廃棄された、そして、沈殿物は振動することによって30mLの0.01MのTRIS−バッファ(pH9)及び1mMの特別割引販売によって分散した。5,000gのさらなる遠心分離はあとに続いた、そして、ペレットは3mLの0.01Mのトリス(pH9)及び1mMの特別割引販売によって分散した。
【0339】
分散は窒素流を通じて乾燥した、そして、真空は乾燥した。図20のSEM画像はナノ・スケール上の微細構造を現す。そして、それは100nm未満での構造を示す。
粒子は構造のようなネットワークで乾燥したようである。そして、多分重合界面活性剤Plasdoneによって架橋されるだろう。
【0340】
BET表面積は、0.4095m2/g、57.7178の+−の非常にかなりの表面積を示した。1.3g/cm3の密度によって、算出する。そして、モノ分散したナノ粒子を装って、このような表面積を有する粒子直径は、約80nmである。(1.2g/cm3の密度のために:85nm、そして、1.4g/cm3(70nm))。
【0341】
XRDはラロキシフェン・ベースが不定形であることを示す、そして、洗った後の結果として生じる製品は同様に不定形であると、それもラロキシフェンのHCl塩(図21)に明確に異なるピークに明らかにする。粉XRDは、ラロキシフェン(ralox)遊離塩基が粉になって、洗った後に保持されることを示す。範囲の塩をミリングしているサンプルは、NaClの強いピークによって支配される;洗った後に、NaClピークの低い強度は、NaClの量が非常に減少して、ラロキシフェン・遊離塩基のアモルファス相を現すことを示す。塩母体の前に粉になっている塩が除去されたあと、ラロキシフェン・遊離塩基は直接サンプルと比較して、まだ少量のNaClを含むようである。
【0342】
拡散反射IRによって、遊離塩基がボール・ミリングの後、保持されることを示された、そして、マトリックス(図22)の消滅の後、約2900cm−1のピークとして示す。マトリックスの消滅の後、約1750cm−1の付加的なピークはノニオン界面活性剤Plasdone S−630にきっとよる。そして、それは多分ナノ粒子の表面に適用されるだろう。
【0343】
形のないラロキシフェンの下位100nmのかけらが主成分を解くと結論されることができる、Plasdoneがありえるノニオン界面活性剤によって被覆する形成する。
【0344】
D4.動物実験
この研究は、12匹の雄で雌のビーグル犬に2つの投薬量製剤の経口投与に続いているラロキシフェン塩酸塩の薬物動態学の調査を必要とした。
形が調査した2つの投薬量は、1であった)ラロキシフェン塩酸塩のかけら(本発明及び2の方法に従って開発される))標準のAPIである。カプセルがPharmaceutics Laboratory of TetraQによって備えたので、両方の形は投与された。
【0345】
イヌへの投与の前に試験されるにつれて、微粒子のラロキシフェン塩酸塩は以下の特性を有した:粒子の>75%、160−342nmの範囲の90%>によって、サイズの220−350nmの範囲であった。差を走査している熱量測定又はDSCは、近似の10℃に比較APIと比較して、溶解することの開始の減少を示した。シミュレーションされた胃流体及びシミュレーションされた腸の流体(1Lの流体の60mg)の標準状態の微粒子のラロキシフェンの消滅は、比較APIと比較して、解散の重要な増加を示した。90分のポスト追加で、ほぼ15mg/Lの微粒子のラロキシフェンは、SGFのための8mg/Lの比較API対検出された;そして、4.5mg/L対SIFのための0.75mg/Lである。
【0346】
サンプルが迫撃砲及び乳棒を使用することをすりへらすことを要約するために従属しないときに、より重要でない増加が観察された点に注意する。挽くことは、比較APIの解散側面に影響を及ぼさなくて、しかしながらラロキシフェン塩酸塩のための解散率及び溶解度を増やした。これは、比較APIでなく、微粒子のラロキシフェンの遊離した凝集物の存在と整合している。
【0347】
研究は、6人の男性及び6匹の雌の健康なビーグル犬において行われる交差試験として設計された。ラロキシフェンは、各々各々の2つの一回分を盛っている場合上の2つの調製のうちの1つを受信している3匹の雌のイヌに加えて、3人の男性を有する経口の服用として投与された。11のプラズマ・サンプルは各々の服用に続いている24時間の期間の各々の動物から集められた、そして、これらの全てはラロキシフェン濃度の決定に利用できた。
【0348】
プラズマ・サンプルはドライアイス上のTetraQ−ADME研究所へ運搬された、そして、全ては到着に応じて完全な(冷凍された)状態においてあった。プラズマ・サンプルのラロキシフェンの濃度は、展開されるLC−MS/MS分析で測定されて、TetraQ−ADMEによって確証された。
【0349】
薬物動態学的分析は、Excel Softwareのための目的書面にしたマクロを使用して実行された。標準モデルから独立した薬物動態学的方法が、用いられた。名目サンプリング時間が、算出において使われた。プラズマ・ラロキシフェン濃度は、以下のパラメータを決定するために用いた:
(i)Cmax 最大のプラズマ濃度(生のデータから直接に読み込まれる)。
【0350】
(ii)Tmax Cmaxが達成された時間(また、生のデータから直接に読み込まれる)。
【0351】
(iii)ke 端末除去率定数(ほぼログ線形端末除去相(Excel 2003ソフトウェアの最小二乗法線形後退機能を使用する)に最高の適合の回帰直線の傾斜として決定された)。
最終版3又は4つのかなりの濃度からのデータが、全てのデータセットのための回帰分析において使われた。
【0352】
(iv)t1/2 端末除去半減期=ln2/ke
(v)AUC0−t 時刻ゼロから分析(台形の支配統合で測定される)の計量の下限より上の最後のかなりのラロキシフェン濃度の時間へのプラズマ濃度時間カーブの下の領域である。第1のかなりの濃度の前に起こった定量化(LLOQ)の下限より少ない濃度値は、ゼロにセットされた。
【0353】
(vi)AUCt−∞ 最後の時間からのプラズマ−濃度時にカーブの下の領域は、公式Ct/keによって定まる、プラズマ濃度を無限に調整したどこでCt、値がその時に、最後の測定されたプラズマ濃度が起こった最高の適合で境界線上に算出した、そして、keが終端の除去率定数である濃度は上で定められる。
【0354】
(vii)AUC0−∞ AUC0−t及びAUCt−∞の和。
【0355】
個々の主体データは、線形濃度尺度を使用して計画されて、図23に示される。iCeuticaラロキシフェンHClナノ粒子は通常、試験物質1としてラベルされる、そして、商業的な利用できるラロキシフェンHClは試験物質2としてラベルされる。グループの一回分を盛っている各々のための各名目サンプリング時間の平均+−SD値は、図24の表でグラフィック形に示される。
【0356】
グループの一回分を盛っている各々のための平均+−SDデータは、図25において示される。付加的な比較は、図26の2つの一回分を盛っているグループのためのCmax及びAUC0−t結果のためになされる。
【0357】
微粒子のラロキシフェンHClの投与は濃度対時間カーブの下で最大のプラズマ濃度(Cmax)及び面積の56%の増加の近似の59%の増加に結果としてなった(AUC0−tは、市販API(12.26の+−5.47及び4.54ng/mL 7.69の+−及び33.39の+−20.54及び21.36の+−16.79 ng.h/mL、それぞれ)のそれらの以下の投与に匹敵した。加えて、最大濃度(Tmax)までの時間の中央値は、市販APIのその以下の投与と比較して微粒子のラロキシフェンHClの投与に続いて、より短かった(それぞれ1.00対1.50時間)。
【0358】
1匹の雌の動物に対するもの以外は、AUC0−tの分析及び個々の動物のためのCmaxデータは全てが市販APIと比較して微粒子のラロキシフェンHClの投与に続いているより高い結果のパターンに続くことを示した。そのために、下の結果は微粒子のラロキシフェンHClの投与に続いているAUC0−t及びCmaxのために得られた。このイヌのための結果は、他の動物に対するものと、明らかに矛盾した;しかしながら、説明は、結果のこの見かけの不整合に対して提供されることができない。
【0359】
得られた結果間のバリエーションは、両方の製剤の中で一回分を盛ること後の、相当に高かった。データの正式な統計比較は、実行されなかった。しかしながら、より短いTmax結果としての井戸が本発明の製剤には初めに、そして、処理期間の全体にわたって成し遂げられているより高いプラズマ濃度に結果としてなる方法のラロキシフェンのプラズマ薬物動態学に影響するために可能性があることを示唆するにつれて、より高いCmax及びAUC0−tは結果としてなる。
【0360】
E.冷却されたアトリションミルにおける塩化ナトリウムのグラインディング化合物でのフェノフィブラートの加工
5gのフェノフィブラート
【0361】
【化5】
の形態における生物学的に活性な化合物を、おおよそ1kgの0.25インチのステンレススチールのミリングボールを備えた20mLの体積において1:7体積比(15%:85%)に対応する37gの塩化ナトリウムと共に110mLのアトリションミル(Union Process,Modified Model 01−HD)に置いた。ミリングベッセルを、外部の循環冷却器の使用を通じて0℃に維持し、且つ、アルゴンガスの流れの下でミリングを行った。ミリングを、30、45、及び60分間に500rpmで行い、且つ、粒子を、塩化ナトリウムを取り除くために脱イオン水において洗浄した。図27は、おおよそ700nm、500nm、及び50nm未満の結果の粒子を図示するSEMピクチャを示す。
【0362】
F.ラクトースのグラインディング化合物を使用することでミリングされたラロキシフェンHCL
塩酸(0.5805g)従前通りの活発な製薬の合成ラロキシフェン10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)へのラクトース(4.284g)によって導いたmm鋼鉄ボールである。ラロキシフェン塩酸塩/ラクトース混合の総量は、薬の15体積%を有する3cm3であった。ラロキシフェン塩酸塩及びラクトースを挽いている化合物は、記憶減圧下によって粉になる前に乾燥していてP2O5が治ったように保たれた。鋼鉄粉砕室は水分及び空気を除去する閉減圧下であった。そして、低下/酸化を減らした。
【0363】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、ラクトースの母体の範囲内で分散するラロキシフェン塩酸塩からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。
【0364】
粉砕室はそれから、真空をリリースするために慎重に開かれた、そして、いかなる空輸粒子も定着することができた。粉砕室は、純粋な粒子の吸入を予防するために、換気フードにおいて開かれた、そして、8mLのガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)で移されて、P2O5である。
【0365】
真空デシケータに格納される内容は、SEM画像(図28)から見られることができる、薬の混合物及びラクトースを挽いている化合物は、ラロキシフェン薬を表すと考えられている100nm以下で、粒子を含む。図28aは、よく5ミクロン・メーターの下の若干の小さい粒子がミリングから形成されることを示す。より高い拡大で下部構造、それは、粒子を示す約100nmの粒子要素が、見られることができる。
【0366】
ラクトースの粒子及び化合物を挽いているNaClの解散は、市販API(図29)と比較された。ミリングされたラロキシフェンが示したラクトース及びNaClはAPIと関連して解散特性を強化した。そして、それは種々のグラインディング化合物を使用している薬の解散特性を強化する能力を例示して、さらにグラインディング化合物がそれらの強化された特性を保持するために製剤の前にAPIから切り離される必要はないことを証明する。
【0367】
G.ラクトースのグラインディング化合物を使用することでミリングされたオランザピンの遊離塩基
従来の活発な製薬合成オランザピンの遊離塩基(0.5846g)は、10x10を含むミリングボディーを有する鋼鉄容器(75cm3)に、ラクトース(4.284g)によって導かれたmm鋼鉄ボールである。オランザピン/ラクトース混合の総量は、薬の15体積%を有する3cm3であった。オランザピンの遊離塩基及びラクトースを挽いている化合物は、記憶減圧下によって粉になる前に乾燥していてP2O5が治ったように保たれた。鋼鉄粉砕室は水分及び空気を除去する閉減圧下であった。そして、低下/酸化を減らした。
【0368】
粉砕容器は、Spexボールミルに載置して、15分間振られて、圧縮空気の流れによって冷却した。これは、ラクトースを挽いている居住区域の中で分散するオランザピンの遊離塩基からなる固体の分散物の形成に結果としてなった。粉砕室は、それから、真空をリリースするために慎重に開かれて、いかなる空輸粒子も沈殿することができるために閉まった。
粉砕室は、それから純粋な粒子の吸入を予防する換気フード及び8つのmlガラス・バイアルに2mmの篩(ミリングボディーを取り出すために)によって移される内容において開かれて、P2O5の上の真空デシケータに格納された。
【0369】
図30から分かるように、純粋な粒子は、ラクトースを挽いている化合物のミリングの後、得られることができる。
【0370】
GRAS化合物の幅広い範囲が本発明のためにグラインディング化合物として使われることができることを思われる。しかしながら、若干のグラインディング化合物は、特定の効果を提供することができる。
例えば、オランザピン−塩化ナトリウムに対する合成混合物を挽いている類似した状況の下で生じられるオランザピン−ラクトース研磨合成混合物は優れた流動性を呈するように見える。そして、それはオートメーション化した製剤システムで有利である。
【0371】
多数の強化及び修正が基本的な発明の概念から逸脱することなく、上記した方法になされることができることは、材料及び製薬技術の当業者にとって明らかである。例えば、若干の用途で、前駆体生物学的に活性薬品化合物は、前もって処理されることができて、前もって処理された形の方法に供給されることができる。全てのこのような変更態様及び強化は本発明の範囲内であると考慮される。そして、それの性質は前述の説明及び添付の請求の範囲から決定されることになっている。さらにまた、前の実施例は、図示する目的だけのために提供されて、本発明の処理又は組成物の範囲を制限することを目的としない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む組成物を生産するための方法であって、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられた生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体分散物を生産することに十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすること:のステップを含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、方法。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
前記時間間隔は、5分と2時間との間、5分と1時間との間、5分と45分との間、5分と30分との間、及び10分と25分との間からなる群より選択された範囲である、方法。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の方法において、
前記ミリリングの媒体は、セラミック、ガラス、重合体、強磁性体、及び金属からなる群より選択される、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
前記ミリングの媒体は、1mmと20mmとの間、2mmと15mmとの間、及び3mmと10mmとの間からなる群より選択された直径を有するスチールボールである、方法。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載の方法において、
前記生物学的に活性な化合物は、生物製剤、アミノ酸、タンパク質、ペプチド、ヌクレオチド、核酸、及び類似物、同族体、及び一次誘導体からなる群より選択される、方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法において、
前記生物学的に活性な化合物は、抗肥満ドラッグ、中枢神経系刺激物、カロチノイド、コルチコステロイド、エラスターゼ阻害剤、抗真菌薬、腫瘍学治療法、制吐薬、鎮痛薬、心血管の薬剤、NASID及びCOX−2阻害剤のような抗炎症剤、駆虫薬、抗不整脈薬、(ペニシリンを包含する)抗生物質、抗凝固薬、抗うつ薬、抗糖尿病剤、抗てんかん薬、抗ヒスタミン剤、抗高血圧薬、抗ムスカリン薬、抗ミコバクテリアの薬剤、抗悪性腫瘍薬、免疫抑制薬、抗甲状腺薬、抗ウイルス薬、抗不安薬、鎮静剤(催眠剤及び神経遮断薬)、収斂薬、アルファ−アドレナリン作動性レセプタ遮断薬、ベータ−アドレノセプター遮断薬、血液製剤及び代用品、心臓の変力の薬剤、造影剤、咳抑制剤(去痰薬及び粘液溶解剤)、診断の薬剤、画像診断の薬剤、利尿薬、ドーパミン作動性物質(抗パーキンソン薬)、止血剤、免疫学的な薬剤、脂質を調整する薬剤、筋弛緩薬、副交感神経作動薬、上皮小体のカルシトニン及び二ホスホン酸塩、プロスタグランジン、放射性医薬品、(ステロイドを包含する)性ホルモン、抗アレルギー性の薬剤、刺激薬及び食欲抑制薬、交感神経作動薬、甲状腺の薬剤、血管拡張薬、並びにキサンチンからなる群より選択される、方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法において、
前記生物学的に活性な化合物は、ハロペリドール、DL塩酸イソプロテレノール、テルフェナジン、塩酸プロプラノロール、塩酸デシプラミン、サルメテロール、クエン酸シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィル、フェナミン酸、ピロキシカム、ナプロキセン、ボルタレン(ジクロフェナク)、ロフェコキシブ、イブプロフェンオンダンステトロン、スマトリプタン、ナラトリプタン、酒石酸エルゴタミン・プラス・カフェイン、メチルセギド、オランザピン、ラロキシフェン、及び、フェノフィブラートからなる群より選択される、方法。
【請求項11】
請求項1乃至10のいずれかに記載の方法において、
前記グラインディング化合物は、硫酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、塩化アンモニウム、メチルアミン塩酸塩、臭化アンモニウム、結晶質の水酸化物、炭酸水素塩、薬学的な許容可能なアルカリ金属の炭酸水素塩、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、カリ石、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、及びラクトースからなる群より選択される、方法。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれかに記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことのステップをさらに含むと共に、
前記ナノ粒子は、200nmと比べてより少ないものである平均的な粒子サイズを有する、方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも25%は、取り除かれる、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも50%は、取り除かれる、方法。
【請求項15】
請求項14に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも75%は、取り除かれる、方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の実質的に全ては、取り除かれる、方法。
【請求項17】
医薬を製造するための方法であって、
請求項1乃至16のいずれかに記載の方法を含むと共に、それによって生産されたナノ粒子の化合物の治療的に有効な量を薬学的に許容可能な担体と組み合わせることのステップをさらに含む、方法。
【請求項18】
請求項1乃至16のいずれかに記載の方法によって生産された生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含むナノ粒子の組成物。
【請求項19】
請求項17に記載の方法によって生産された生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む薬学的な組成物。
【請求項20】
請求項18に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、ナノ粒子の組成物。
【請求項21】
請求項20に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項22】
請求項21に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項23】
請求項19に記載の薬学的な組成物において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、薬学的な組成物。
【請求項24】
請求項23に記載の薬学的な組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、薬学的な組成物。
【請求項25】
請求項24に記載の薬学的な組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、薬学的な組成物。
【請求項26】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ジクロフェナクである、ナノ粒子の組成物。
【請求項27】
請求項26に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、ナノ粒子の組成物。
【請求項28】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ジクロフェナクである、薬学的な組成物。
【請求項29】
請求項28に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、薬学的な組成物。
【請求項30】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ナプロキセンである、ナノ粒子の組成物。
【請求項31】
請求項30に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、ナノ粒子の組成物。
【請求項32】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ナプロキセンである、薬学的な組成物。
【請求項33】
請求項32に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、薬学的な組成物。
【請求項34】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、オランザピンである、ナノ粒子の組成物。
【請求項35】
請求項34に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、NH4Clである、ナノ粒子の組成物。
【請求項36】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、オランザピンである、薬学的な組成物。
【請求項37】
請求項36に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、NH4Clである、薬学的な組成物。
【請求項38】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、シルデナフィルである、ナノ粒子の組成物。
【請求項39】
請求項38に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、クエン酸である、ナノ粒子の組成物。
【請求項40】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、シルデナフィルである、薬学的な組成物。
【請求項41】
請求項40に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、クエン酸である、薬学的な組成物。
【請求項42】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ラロキシフェンである、ナノ粒子の組成物。
【請求項43】
請求項42に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、NaClである、ナノ粒子の組成物。
【請求項44】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、シルデナフィルである、薬学的な組成物。
【請求項45】
請求項44に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、NaClである、薬学的な組成物。
【請求項46】
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられた生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体分散物を生産することに十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすることの工程によって形成された、生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む、ナノ粒子の組成物。
【請求項47】
請求項46に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、ナノ粒子の組成物。
【請求項48】
請求項47に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項49】
請求項48に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項50】
請求項46乃至49のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記工程は、前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことのステップをさらに含む、ナノ粒子の組成物。
【請求項51】
このような処置の要望においてヒトを処置することの方法であって、
請求項18、20、21、22、26、27、30、31、34、35、38、39、42、43、46、47、48、49、及び50のいずれかに記載のナノ粒子の組成物、請求項19、23、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、及び45のいずれかに記載の薬学的な組成物、及び請求項17に記載の医薬からなる群より選択されたメンバーの薬学的な有効な量を投与することのステップを含む、方法。
【請求項1】
生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む組成物を生産するための方法であって、
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられた生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体分散物を生産することに十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすること:のステップを含む、方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、方法。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の方法において、
前記時間間隔は、5分と2時間との間、5分と1時間との間、5分と45分との間、5分と30分との間、及び10分と25分との間からなる群より選択された範囲である、方法。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれかに記載の方法において、
前記ミリリングの媒体は、セラミック、ガラス、重合体、強磁性体、及び金属からなる群より選択される、方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、
前記ミリングの媒体は、1mmと20mmとの間、2mmと15mmとの間、及び3mmと10mmとの間からなる群より選択された直径を有するスチールボールである、方法。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載の方法において、
前記生物学的に活性な化合物は、生物製剤、アミノ酸、タンパク質、ペプチド、ヌクレオチド、核酸、及び類似物、同族体、及び一次誘導体からなる群より選択される、方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法において、
前記生物学的に活性な化合物は、抗肥満ドラッグ、中枢神経系刺激物、カロチノイド、コルチコステロイド、エラスターゼ阻害剤、抗真菌薬、腫瘍学治療法、制吐薬、鎮痛薬、心血管の薬剤、NASID及びCOX−2阻害剤のような抗炎症剤、駆虫薬、抗不整脈薬、(ペニシリンを包含する)抗生物質、抗凝固薬、抗うつ薬、抗糖尿病剤、抗てんかん薬、抗ヒスタミン剤、抗高血圧薬、抗ムスカリン薬、抗ミコバクテリアの薬剤、抗悪性腫瘍薬、免疫抑制薬、抗甲状腺薬、抗ウイルス薬、抗不安薬、鎮静剤(催眠剤及び神経遮断薬)、収斂薬、アルファ−アドレナリン作動性レセプタ遮断薬、ベータ−アドレノセプター遮断薬、血液製剤及び代用品、心臓の変力の薬剤、造影剤、咳抑制剤(去痰薬及び粘液溶解剤)、診断の薬剤、画像診断の薬剤、利尿薬、ドーパミン作動性物質(抗パーキンソン薬)、止血剤、免疫学的な薬剤、脂質を調整する薬剤、筋弛緩薬、副交感神経作動薬、上皮小体のカルシトニン及び二ホスホン酸塩、プロスタグランジン、放射性医薬品、(ステロイドを包含する)性ホルモン、抗アレルギー性の薬剤、刺激薬及び食欲抑制薬、交感神経作動薬、甲状腺の薬剤、血管拡張薬、並びにキサンチンからなる群より選択される、方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法において、
前記生物学的に活性な化合物は、ハロペリドール、DL塩酸イソプロテレノール、テルフェナジン、塩酸プロプラノロール、塩酸デシプラミン、サルメテロール、クエン酸シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィル、フェナミン酸、ピロキシカム、ナプロキセン、ボルタレン(ジクロフェナク)、ロフェコキシブ、イブプロフェンオンダンステトロン、スマトリプタン、ナラトリプタン、酒石酸エルゴタミン・プラス・カフェイン、メチルセギド、オランザピン、ラロキシフェン、及び、フェノフィブラートからなる群より選択される、方法。
【請求項11】
請求項1乃至10のいずれかに記載の方法において、
前記グラインディング化合物は、硫酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、コハク酸、フマル酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、塩化アンモニウム、メチルアミン塩酸塩、臭化アンモニウム、結晶質の水酸化物、炭酸水素塩、薬学的な許容可能なアルカリ金属の炭酸水素塩、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、塩化アンモニウム、グラウバー塩、炭酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、カリ石、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、及びラクトースからなる群より選択される、方法。
【請求項12】
請求項1乃至11のいずれかに記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことのステップをさらに含むと共に、
前記ナノ粒子は、200nmと比べてより少ないものである平均的な粒子サイズを有する、方法。
【請求項13】
請求項12に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも25%は、取り除かれる、方法。
【請求項14】
請求項13に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも50%は、取り除かれる、方法。
【請求項15】
請求項14に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも75%は、取り除かれる、方法。
【請求項16】
請求項15に記載の方法において、
前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の実質的に全ては、取り除かれる、方法。
【請求項17】
医薬を製造するための方法であって、
請求項1乃至16のいずれかに記載の方法を含むと共に、それによって生産されたナノ粒子の化合物の治療的に有効な量を薬学的に許容可能な担体と組み合わせることのステップをさらに含む、方法。
【請求項18】
請求項1乃至16のいずれかに記載の方法によって生産された生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含むナノ粒子の組成物。
【請求項19】
請求項17に記載の方法によって生産された生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む薬学的な組成物。
【請求項20】
請求項18に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、ナノ粒子の組成物。
【請求項21】
請求項20に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項22】
請求項21に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項23】
請求項19に記載の薬学的な組成物において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、薬学的な組成物。
【請求項24】
請求項23に記載の薬学的な組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、薬学的な組成物。
【請求項25】
請求項24に記載の薬学的な組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、薬学的な組成物。
【請求項26】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ジクロフェナクである、ナノ粒子の組成物。
【請求項27】
請求項26に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、ナノ粒子の組成物。
【請求項28】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ジクロフェナクである、薬学的な組成物。
【請求項29】
請求項28に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、薬学的な組成物。
【請求項30】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ナプロキセンである、ナノ粒子の組成物。
【請求項31】
請求項30に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、ナノ粒子の組成物。
【請求項32】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ナプロキセンである、薬学的な組成物。
【請求項33】
請求項32に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、Na2CO3、NaHCO3、NH4Cl、及びNaClからなる群より選択された少なくとも一つのメンバーである、薬学的な組成物。
【請求項34】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、オランザピンである、ナノ粒子の組成物。
【請求項35】
請求項34に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、NH4Clである、ナノ粒子の組成物。
【請求項36】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、オランザピンである、薬学的な組成物。
【請求項37】
請求項36に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、NH4Clである、薬学的な組成物。
【請求項38】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、シルデナフィルである、ナノ粒子の組成物。
【請求項39】
請求項38に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、クエン酸である、ナノ粒子の組成物。
【請求項40】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、シルデナフィルである、薬学的な組成物。
【請求項41】
請求項40に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、クエン酸である、薬学的な組成物。
【請求項42】
請求項20乃至22のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、ラロキシフェンである、ナノ粒子の組成物。
【請求項43】
請求項42に記載のナノ粒子の組成物において、
前記グラインディング化合物は、NaClである、ナノ粒子の組成物。
【請求項44】
請求項23乃至25のいずれかに記載の薬学的な組成物において、
前記生物学的に活性な化合物は、シルデナフィルである、薬学的な組成物。
【請求項45】
請求項44に記載の薬学的な組成物において、
前記グラインディング化合物は、NaClである、薬学的な組成物。
【請求項46】
少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物に分散させられた生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む固体分散物を生産することに十分な時間間隔で、複数のミリングボディーを含むミルにおいて固体の生物学的に活性な化合物及びミリング可能なグラインディング化合物をドライミリングすることの工程によって形成された、生物学的に活性な化合物のナノ粒子を含む、ナノ粒子の組成物。
【請求項47】
請求項46に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子は、200nm、100nm、75nm、50nm、及び40nmからなる群より選択されたサイズと比べてより少ない平均的なサイズを有する、ナノ粒子の組成物。
【請求項48】
請求項47に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも50%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項49】
請求項48に記載のナノ粒子の組成物において、
前記ナノ粒子の少なくとも75%の粒子サイズは、前記平均的なサイズの範囲内にある、ナノ粒子の組成物。
【請求項50】
請求項46乃至49のいずれかに記載のナノ粒子の組成物において、
前記工程は、前記少なくとも部分的にミリングされたグラインディング化合物の少なくとも一部分を取り除くことのステップをさらに含む、ナノ粒子の組成物。
【請求項51】
このような処置の要望においてヒトを処置することの方法であって、
請求項18、20、21、22、26、27、30、31、34、35、38、39、42、43、46、47、48、49、及び50のいずれかに記載のナノ粒子の組成物、請求項19、23、24、25、28、29、32、33、36、37、40、41、44、及び45のいずれかに記載の薬学的な組成物、及び請求項17に記載の医薬からなる群より選択されたメンバーの薬学的な有効な量を投与することのステップを含む、方法。
【図1】
【図2】
【図3(a)】
【図3(b)】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図2】
【図3(a)】
【図3(b)】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【公表番号】特表2009−541362(P2009−541362A)
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−516825(P2009−516825)
【出願日】平成19年6月29日(2007.6.29)
【国際出願番号】PCT/AU2007/000910
【国際公開番号】WO2008/000042
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(509002774)アイスイティカ ピーティーワイ リミテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年6月29日(2007.6.29)
【国際出願番号】PCT/AU2007/000910
【国際公開番号】WO2008/000042
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(509002774)アイスイティカ ピーティーワイ リミテッド (1)
【Fターム(参考)】
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