説明

パターン形成方法

【課題】微細な反転パターンを、少ない工程数で、良好な形状で形成できるパターン形成方法を提供する。
【解決手段】支持体上に、レジスト組成物を用いてレジストパターンを形成する工程(i)と、前記レジストパターンが形成された前記支持体上に、反転パターン形成用材料を塗布して前記レジストパターンの高さと同じかそれよりも薄い膜厚のパターン反転用被膜を形成する工程(ii)と、前記レジストパターンをエッチングにより除去し、反転パターンを形成する工程(iii)と、を備え、前記反転パターン形成用材料は、シリコン含有量が15質量%超のシロキサンポリマーを含有することを特徴とするパターン形成方法。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持体上に、レジスト組成物を用いてレジストパターンを形成する工程(i)と、
前記レジストパターンが形成された前記支持体上に、反転パターン形成用材料を塗布して前記レジストパターンの高さと同じかそれよりも薄い膜厚のパターン反転用被膜を形成する工程(ii)と、
前記レジストパターンをエッチングにより除去し、反転パターンを形成する工程(iii)と、を備え、
前記反転パターン形成用材料は、シリコン含有量が15質量%超のシロキサンポリマーを含有することを特徴とするパターン形成方法。
【請求項2】
前記エッチングがウェットエッチングである請求項1に記載のパターン形成方法。
【請求項3】
前記工程(ii)において、前記反転パターン形成用材料を塗布した後、150℃以上の温度にてベークする請求項1または2に記載のパターン形成方法。
【請求項4】
前記パターン反転用被膜の膜厚は、前記レジストパターンの高さの50%未満である請求項1〜3のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
【請求項5】
前記シロキサンポリマーは、下記式(x0−1)で表される構成単位を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
【化1】

【請求項6】
前記シロキサンポリマーは、下記式(x1−1)で表される構成単位を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
【化2】

[式中、Rは有機基である。]
【請求項7】
前記Rは、置換基を有していてもよいアルキル基、アリール基またはアラルキル基である請求項6に記載のパターン形成方法。
【請求項8】
前記反転パターン形成用材料は、前記レジストパターンを溶解しない有機溶剤を含有する請求項1〜7のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
【請求項9】
前記有機溶剤は、アルコール系有機溶剤、フッ素系有機溶剤、および水酸基を有さないエーテル系有機溶剤からなる群から選択される少なくとも1種である請求項8に記載のパターン形成方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2010−151924(P2010−151924A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−327488(P2008−327488)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(000220239)東京応化工業株式会社 (1,407)
【Fターム(参考)】