説明

ヒスタミン−3受容体拮抗薬

本発明は、本明細書で定義されているような式Iの化合物、または薬学的に許容できるその塩;式Iの化合物を含有する医薬組成物、式Iの化合物を調製する方法、ヒスタミンH3受容体に拮抗することにより治療することができる障害または状態を治療する方法、そのような治療を必要としている哺乳類に上記に記載の式Iの化合物を投与することを含む方法、およびうつ病、気分障害、統合失調症、不安障害、アルツハイマー病、注意欠陥多動性障害(ADHD)、精神病性障害、認知障害、睡眠障害、肥満症、眩暈、てんかん、動揺病、呼吸器疾患、アレルギー、アレルギー誘発性気道応答、アレルギー性鼻炎、鼻詰まり、アレルギー性うっ血、うっ血、低血圧、心血管疾患、胃腸管の疾患、胃腸管の運動過剰および運動低下ならびに酸性分泌物からなる群から選択される障害または状態を治療する方法であって、そのような治療を必要としている哺乳類に、上記に記載の式Iの化合物を投与することを含む方法を対象とする。
【化1】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】

または薬学的に許容できるその塩
[式中、
およびRは、各々独立して、
水素、
1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、
OH、1〜4個のC〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルアミノ、ハロゲンで置換されていてもよく、C〜C10アリールオキシ(1〜2個のハロゲンで置換されていてもよい)で置換されていてもよいC〜C14アリール、およびC〜C10アリール基で置換されていてもよく、1〜3個のC〜Cアルキル基で置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリールからなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC〜Cアルキル基、
〜Cシクロアルキル、
〜C14アリール、
(C〜C)アルキルで置換されていてもよい−(C〜C)アルキル−O−(C〜C)アルキル、
−(C〜C)アルキル−C(=O)O−(C〜C)アルキル、
1個または複数のC〜Cアルキル−カルボニル基で置換されていてもよい3〜8員ヘテロシクロアルキル、
1個または複数のC〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜C10アリールスルホニル、
5〜10員ヘテロアリール、および
〜C14アリール−C〜Cアルキレン−O−C〜Cアルキル(各C〜Cアルキルおよび各C〜Cアルキレンは、1〜4個のC〜Cアルキルで置換されていてもよい)からなる群から選択され、
または、RおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、4、5、6、または7員の飽和または不飽和脂肪族環を形成していてもよく、前記脂肪族環における炭素のうちの1つは、O、S、NR、またはCOによって置き換えられていてもよく、前記環は、C〜C10アリーレンと縮合していてもよく、環炭素において、
−OH、1個または複数のハロゲンで置換されていてもよく、1個または複数のC〜Cアルキルで置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリール、
1個または複数のC〜Cアルコキシで置換されていてもよく、1個または複数のC〜Cジアルキルアミノカルボニルで置換されていてもよいC〜Cアルコキシ、ならびに
独立して1個または複数のC〜Cアルコキシで置換されていてもよい1または2個のC〜Cアルキルからなる群から選択される置換基で置換されていてもよく、
は、
水素、
1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、
ハロゲン、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜C10アリール、C〜Cアルキルアミノカルボニル、およびシアノからなる群から選択される置換基で置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリール、
〜Cアルコキシカルボニル、1個または複数のC〜Cアルキルで置換されていてもよい5〜10員ヘテロアリール、1〜4個のC〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、およびC〜C14アリールからなる群から選択される置換基で置換されていてもよいC〜Cアルキル基、
1または2個のC〜Cアルキルで置換されていてもよいC〜C10アリール、
〜Cアルキルカルボニル、
または、C〜C14アリール−C〜Cアルキレン−O−C〜Cアルキル(各C〜Cアルキルおよび各C〜Cアルキレンは、1〜4個のC〜Cアルキルで置換されていてもよい)であり、
は、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ハロゲン、ニトリル、−SO〜C、−SONHC〜C、および−C(=O)NHC〜Cからなる群から選択され、
nは、0、1、2、3、または4であり、
は、OH、−O(C〜C)アルキル、ハロゲンまたは水素であり、
は、水素、1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、またはC〜Cシクロアルキル−C〜Cアルキルであり、
は、水素、1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、またはC〜Cシクロアルキル−C〜Cアルキルであり、各C〜Cは、1〜4個のC〜Cアルキルで置換されていてもよく、
は、水素、1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、またはC〜Cシクロアルキル−C〜Cアルキルであり、
または、RおよびRは、それらが結合している窒素と一緒に、4、5、6、または7員の複素環を形成していてもよく、前記複素環は、1または2個のC〜Cアルキルで置換されていてもよく、前記複素環における前記窒素から少なくとも2個の原子によって隔てられている前記複素環の炭素のうちの1つは、O、S、NR、またはC=Oによって置き換えられていてもよく、Rは、水素、1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、またはC〜Cシクロアルキル−C〜Cアルキルであり、各C〜Cアルキルは、1〜4個のC〜Cアルキルで置換されていてもよい]。
【請求項2】
およびRが、それらが結合している窒素と一緒に、4、5、6、または7員の複素環を形成し、前記複素環は、1または2個のC〜Cアルキルで置換されていてもよく、前記複素環における前記窒素から少なくとも2個の原子によって隔てられている前記複素環の炭素のうちの1つは、O、S、NR、またはC=Oによって置き換えられていてもよく、Rは、水素、1〜4個のハロゲンで置換されていてもよいC〜Cアルキル、またはC〜Cシクロアルキル−C〜Cアルキルであり、各C〜Cアルキルは、1〜4個のC〜Cアルキルで置換されていてもよい請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項3】
およびRが、それらが結合している窒素と一緒に、5または6員飽和複素環を形成する請求項2に記載の式Iの化合物。
【請求項4】
前記飽和複素環が、ピロリジニル基である請求項3に記載の式Iの化合物。
【請求項5】
が、水素であり、RおよびRが、独立して、水素またはFであり、Rが、水素またはC〜Cアルキルである請求項2に記載の式Iの化合物。
【請求項6】
が、HまたはFである請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項7】
が、HまたはFである請求項2に記載の式Iの化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の式Iのシスシクロブチル異性体またはトランスシクロブチル異性体。
【請求項9】
請求項2に記載の式Iのシスシクロブチル異性体またはトランスシクロブチル異性体。
【請求項10】
化合物が、
cis−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
cis−[3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
cis−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチル−メチル−アミド;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
cis−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
cis−3−(2,3−ジクロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
cis−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
cis−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸イソブチル−アミド;
cis−(3−アザ−ビシクロ[3.2.2]ノン−3−イル)−[3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−メタノン;
trans−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
trans−[3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
trans−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチル−メチル−アミド;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
trans−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
trans−{3−[3−クロロ−4−((R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−シクロブチル}−ピロリジン−1−イル−メタノン;
trans−3−(2,3−ジクロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
trans−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
trans−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸イソブチル−アミド;および
trans−(3−アザ−ビシクロ[3.2.2]ノン−3−イル)−[3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−メタノン。
cis−[3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
cis−[3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−ピペリジン−1−イル−メタノン;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸イソブチル−メチル−アミド;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸シクロプロピルメチル−アミド;
cis−[3−(3,5−ジフルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
cis−3−(2,6−ジフルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
cis−3−(5−クロロ−2−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸イソブチル−アミド;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸メチル−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミド;
cis−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
cis−{3−[3−クロロ−4−((R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−3−フルオロ−シクロブチル}−ピロリジン−1−イル−メタノン;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸シクロプロピルメチル−メチル−アミド;
cis−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
cis−3−フルオロ−3−[3−フルオロ−4−((S)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
cis−[3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−(2,3−ジヒドロ−5H−ベンゾ[f][1,4]オキサゼピン−4−イル)−メタノン;
cis−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
cis−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチル−メチル−アミド;
cis−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸メチル−(3−メチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミド;
cis−3−フルオロ−3−[3−フルオロ−4−((R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
cis−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸イソブチル−アミド;
cis−[3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
cis−[3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
cis−3−(2,3−ジクロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
trans−[3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
trans−[3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−ピペリジン−1−イル−メタノン;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸イソブチル−メチル−アミド;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸シクロプロピルメチル−アミド;
trans−[3−(3,5−ジフルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
trans−3−(2,6−ジフルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
trans−3−(5−クロロ−2−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸イソブチル−アミド;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸メチル−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミド;
trans−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸メチルアミド;
trans−{3−[3−クロロ−4−((R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−3−フルオロ−シクロブチル}−ピロリジン−1−イル−メタノン;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸シクロプロピルメチル−メチル−アミド;
trans−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド;
trans−3−フルオロ−3−[3−フルオロ−4−((S)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
trans−[3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブチル]−(2,3−ジヒドロ−5H−ベンゾ[f][1,4]オキサゼピン−4−イル)−メタノン;
trans−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
trans−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸エチル−メチル−アミド;
trans−3−(3−クロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸メチル−(3−メチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミド;
trans−3−フルオロ−3−[3−フルオロ−4−((R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルメチル)−フェニル]−シクロブタンカルボン酸エチルアミド;
trans−3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブタンカルボン酸イソブチル−アミド;
trans−[3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;
trans−[3−フルオロ−3−(3−フルオロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−シクロブチル]−ピロリジン−1−イル−メタノン;および
trans−3−(2,3−ジクロロ−4−ピロリジン−1−イルメチル−フェニル)−3−フルオロ−シクロブタンカルボン酸ジメチルアミド
からなる群から選択される請求項1に記載の式Iの化合物。
【請求項11】
ヒスタミン−3受容体に拮抗することにより治療することができる障害または状態を治療する方法であって、そのような治療を必要としている哺乳類に、請求項1に記載の式Iの化合物を投与することを含む方法。
【請求項12】
うつ病、気分障害、統合失調症、不安障害、認知障害、アルツハイマー病、注意欠陥障害、注意欠陥多動性障害、精神病性障害、睡眠障害、肥満症、眩暈、てんかん、動揺病、呼吸器疾患、アレルギー、アレルギー誘発性気道応答、アレルギー性鼻炎、鼻詰まり、アレルギー性うっ血、うっ血、低血圧、心血管疾患、胃腸管の疾患、胃腸管の運動過剰および運動低下ならびに酸性分泌物からなる群から選択される請求項11に記載の方法であって、そのような治療を必要としている哺乳類に、請求項1に記載の式Iの化合物を投与することを含む方法。
【請求項13】
障害または状態が、不安障害、注意欠陥多動性障害、注意欠陥障害、呼吸器疾患、肥満症、認知障害、および精神病性障害からなる群から選択される請求項12に記載の方法。
【請求項14】
障害または状態が、成人呼吸窮迫症候群、急性呼吸窮迫症候群、気管支炎、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、嚢胞性線維症、喘息、肺気腫、鼻炎および慢性副鼻腔炎からなる群から選択される呼吸器疾患である請求項12に記載の方法。
【請求項15】
請求項1に記載の式Iによる化合物を調製するための方法であって、
式4の化合物を、
【化2】

式2の化合物から誘導される有機金属試薬と反応させ、
【化3】

続いて、直接アミド形成で式Iの化合物を得るステップを含む方法。


【公表番号】特表2009−513619(P2009−513619A)
【公表日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−537213(P2008−537213)
【出願日】平成18年10月16日(2006.10.16)
【国際出願番号】PCT/IB2006/002977
【国際公開番号】WO2007/049123
【国際公開日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【出願人】(397067152)ファイザー・プロダクツ・インク (504)
【Fターム(参考)】