説明

ヘッドライトを取り付けるための構造グループ

【課題】 本発明は、自動車のフェンダ(4)の窪み(5)の領域にヘッドライトを取り付けるための構造グループ(1)であって、この構造グループが、変形構造体を有する構造グループに関する。
【解決手段】 本発明では、フェンダが、自動車のボンネットとの継目の領域でシーリングチャネル部材(6)と接続されており、ヘッドライトを取り付けるためのヘッドライト収容部(3)の一方の側面が、シーリングチャネル部材と接続され、それと逆の側面が、フェンダと接続されており、ヘッドライト収容部の下側が、自動車の支持構造(8)と連結されたコンソール部材(7)と接続されており、そのようにして、シーリングチャネル部材、ヘッドライト収容部及びコンソール部材から成る構造ユニットが、変形構造体を構成することを提案する。そのような構造グループの構成によって、車両のフェンダとヘッドライトの領域における歩行者との衝突時に、その領域での十分な変形が保証され、そのため歩行者を負傷させる虞が軽減される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のフェンダの窪みの領域にヘッドライトを取り付けるための構造グループであって、この構造グループが、変形構造体を備えている構造グループに関する。
【背景技術】
【0002】
そのようなヘッドライトを取り付けるための構造グループは、特許文献1により周知である。その構造グループは、ヘッドライト用筐体と、そのための支持部材と、支持部材と固定的に接続された変形構造体とを備えている。支持部材は、固定器具を用いて、車両のフレームに取り付けられている。変形構造体は、ヘッドライトの照射方向に向かってヘッドライト用筐体を越えて張り出すとともに、ヘッドライト用筐体に対して側方にずらして配置されている。ヘッドライト用構造グループへの衝突、特に、歩行者との衝突は、効果的かつ優しく吸収されている。
【0003】
そのような周知の構造グループでは、変形が専ら別個の変形構造体の領域に起こることが欠点である。構造グループのそれ以外の部分は、構造グループへの衝突、特に、歩行者との衝突を吸収することには余り寄与していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】欧州特許公開第1577610号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、車両のフェンダとヘッドライトの領域における歩行者との衝突時に、その領域での十分な変形が保証されて、それにより歩行者を負傷させる虞が軽減される、ヘッドライトを取り付けるための構造グループを実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、冒頭に挙げた形式の構造グループにおいて、フェンダが、自動車のボンネットとの継目の領域でシーリングチャネル部材(Dichtkanalkoerper )と接続され、ヘッドライトを取り付けるためのヘッドライト収容部が、その一方の側面をシーリングチャネル部材と接続され、その側面と逆の側面をフェンダと接続されており、ヘッドライト収容部の下側が、自動車の支持構造と連結されたコンソール部材と接続され、そのようにして、シーリングチャネル部材、ヘッドライト収容部及びコンソール部材から成る構造ユニットが変形構造体を構成していることによって解決される。
【0007】
従って、本発明では、ヘッドライト収容部の取付部分を同じく変形に対して適した形で構成するとともに、有利には、衝突時にヘッドライト収容部が変形することができるように、ヘッドライト収容部を構成するものと規定する。
【0008】
本発明の有利な改善構成では、シーリングチャネル部材は、変形構造体の変形領域を構成し、シーリングチャネル部材は、折れ曲がるスレート、特に、ほぼ直角に折れ曲がるスレートとして構成されており、その辺部は、フェンダ及びヘッドライト収容部と接続されて、辺部の間には、変形可能な湾曲部が形成されている。シーリングチャネル部材の変形作用は、主に、衝突、特に、歩行者との衝突により、上方からの力の成分を主とする力が加わった場合に、シーリングチャネル部材の二つの辺部の間の湾曲部が変形することが可能であることによって得られる。そのようなフェンダに加わる力の作用により、フェンダからシーリングチャネル部材に力が伝わるために、シーリングチャネル部材の湾曲部の領域において、シーリングチャネル部材が変形することとなる。フェンダに加わる力の作用により、折れ曲がることができる辺部の領域でも、一定の変形可能な形態が得られる。フェンダと接続されたシーリングチャネル部材の辺部が、辺部とフェンダの接続領域の間に、辺部の自由端の方に開いた切欠き部を備えるのが特に有利であると考える。そのような開いた切欠き部によって、フェンダに衝突力が加わった場合に、シーリングチャネル部材の辺部が折り曲がることが可能となっている。そのため、シーリングチャネル部材は、そのような領域において、特に効果的に変形することができる。
【0009】
リベット接合によって、シーリングチャネル部材の辺部をフェンダ及びヘッドライトと接続するのが有利である。そのような接続手法は、多くの利点を有する。即ち、リベット接合点の間隔を調整することによって、より良好な変形によるエネルギー吸収を保証することができる。有利には、リベット接合点の配置箇所の間に、シーリングチャネル部材の当該の開いた切欠き部を配置し、そのような切欠き部によるシーリングチャネル部材の局所的な弱体化によって、歩行者との衝突時、特に、歩行者の頭との衝突時に、より大きな変形行程が得られる。要するに、本発明にもとづくシーリングチャネル部材とフェンダ及び/又はヘッドライトとの接続によって、組立時に、フェンダに対するヘッドライト収容部の正確な位置付けが可能となり、その結果最小限の時間で、ヘッドライトを収容するためのフェンダ内の窪みに関するヘッドライト収容部内に取り付けられたヘッドライトの正確な位置決めが可能となる。そのようにして、ヘッドライト収容部に取り付けられたヘッドライトは、目視可能な外側に向かって平坦な面でフェンダと繋がるように、正確に位置決めすることができる。
【0010】
更に、変形構造体の構成に関して、ヘッドライト収容部が、ヘッドライトの取付板と、その取付板及びシーリングチャネル部材と接続された補強部品とを備え、その取付板が、フェンダと接続されており、その補強部品が、変形構造体の変形領域を形成するのが有利であると考える。その場合、そのような補強部品によって、シーリングチャネル部材によって形成される前述した変形領域とは別に、変形構造体の更に別の変形領域が形成されることとなる。特に、補強部品は、フレーム部材として構成される。このような取付板と補強部品とにもとづき、ヘッドライト収容部を二つの部材により構成することによって、取付板の比較的堅固な構成と、それによるヘッドライトの正確な取付とによって、補強部品の領域での歩行者との衝突時におけるヘッドライト収容部の変形を実現することができる。補強部品は、ほぼフレームで確定された面内で変形する。
【0011】
補強部品は、有利には、リベット接合によりシーリングチャネル部材と接続された辺部を備えている。そのような辺部が補強部品の更に別の領域に移行する部分においても、変形力が加わった場合に、補強部品の変形を思い通りに実現することができる。シーリングチャネル部材にヘッドライト収容部の方を向いた辺部を配備するとともに、ヘッドライト収容部の補強部品に、シーリングチャネル部材の前記の辺部上に載せられる辺部を配備することによって、そのような二つの辺部でシーリングチャネル部材とヘッドライト収容部との接続部を画定することができる。そのような接続部をリベット接合によって実現するのが特に有利であると考える。そのような領域においても、リベット接合点の間隔を調整して、変形によるエネルギーの最適な吸収を保証すべきである。
【0012】
変形構造体の更に別の変形領域は、有利には、自動車の支持構造とヘッドライト収容部、特に、ヘッドライト収容部の取付板との間に配置されたコンソール部材において形成される。即ち、コンソール部材は、互いに角度を付けて配置された、特に、互いに直角に配置された二つのコンソール部分を備えており、変形構造体の変形領域が、二つのコンソール部分の接続領域におけるコンソール部材の弱体部によって形成されるものと規定する。そのような弱体部は、例えば、二つのコンソール部分の接続領域におけるコンソール部材の括れた部分として構成される。これらのコンソール部分は、特に、リベット接合により接続された別個の部品とする。そうすることによって、コンソール部分を所定通り配置することによって、コンソール部分とヘッドライト収容部、そのためヘッドライトを互いに正確に位置決めするとともに、その位置において、コンソール部分をリベット接合することが可能となる。
【0013】
フェンダと、シーリングチャネル部材と、ヘッドライト収容部と、コンソール部材との中の一つ以上は、有利には、金属板、特に、アルミニウム板から構成される。アルミニウム板は、金属板部分、特に、変形する金属板部分を互いにリベット接合するのに非常に適している。
【0014】
図面にもとづき、本発明の有利な実施例を詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】破線で示したヘッドライトガラスの輪郭と、ヘッドライトガラスとボンネット開口部の間でフェンダに当たった、歩行者の頭を象徴するテストピースとを図解した、ヘッドライトを取り付けるための構造グループの立体図
【図2】別の視点から見た図1の構造グループの立体図
【図3】ヘッドライト収容部の支持構造の領域における図1と2に図解した構造グループの垂直断面図
【図4】フェンダとシーリングチャネル部材の接続領域の断面図
【図5】シーリングチャネル部材の変化形態の図
【図6】シーリングチャネル部材の更に別の変化形態の図
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1〜3による立体図は、ヘッドライトガラス2に関して、その外側の輪郭だけを破線で図示したヘッドライトを取り付けるための構造グループ1を図示している。構造グループ1は、ヘッドライトをヘッドライト収容部3に取り付けるためのヘッドライト収容部3と、ヘッドライトガラス2の横断面の形状と適合した窪み5を有するフェンダ4と、フェンダ4と接続されたシーリングチャネル部材6と、ヘッドライト収容部3の下側の領域と接続されたコンソール部材7とを備えている。コンソール部材7は、自動車、例えば、乗用車の支持構造8と接続されている。そのような支持構造8とは、車両の縦方向構材である。コンソール部材7は、特に、支持構造と捻子で固定されている。
【0017】
ヘッドライト収容部3、フェンダ4、シーリングチャネル部材6及びコンソール部材7は、アルミニウム板から構成されている。そうすることによって、これらの構成要素は、リベット接合により互いに接続するのに非常に適したものとなっている。
【0018】
ヘッドライト収容部3は、二つの部材から成り、ヘッドライトを配置してヘッドライトを固定するための取付板9と、フレーム部材10として形成された補強部品とから構成されている。この構造グループを組み立てた状態では、取付板9は、ほぼ水平に置かれ、フレーム部材10は、ほぼ垂直に置かれる。取付板9とフレーム部材10は、リベット接合により互いに接続されている。フレーム部材10は、その取付板9と逆側をフェンダ4と接続されるとともに、車両のホイールハウスと隣接している。
【0019】
フレーム部材10は、その上方端部の領域をフェンダ4と直に接続されるのではなく、シーリングチャネル部材6と接続されており、そのシーリングチャネル部材自体は、フェンダ4と接続されている。図4の図面から分かる通り、シーリングチャネル部材6は、直角に折り曲げられたスレートとして構成されている。シーリングチャネル部材6の一方の辺部11は、下方に折り曲げられたフェンダ4の辺部12と重ね合わせた状態でリベット接合されている。その辺部12は、フェンダ4と車両の図示されていないボンネットとの間の継目を画定している。シーリングチャネル部材6の他方の辺部13は、フレーム部材10の一方の辺部14と重ね合わせた状態でリベット接合されている。辺部12は、ほぼ垂直に置かれ、辺部14は、ほぼ水平に置かれている。シーリングチャネル部材6をフェンダ4及びヘッドライト収容部3のフレーム部材10とリベット接合することによって、ヘッドライト収容部3をフェンダに関して正確な高さと側方の位置に調整して、そのように調整した位置でリベット接合することが可能となっている。
【0020】
シーリングチャネル部材6の辺部11と13の間には、フェンダ4とヘッドライト(ヘッドライトガラス2)の領域における歩行者との衝突時に、その領域の変形を保証する湾曲部15が形成されている。図1には、衝突した歩行者の頭を象徴する、その領域でフェンダ4に当たった球形のテストピース16が図解されている。そこには、フェンダ4の金属板が、テストピース16の作用によりシーリングチャネル部材6と隣接する領域内に膨らんでいることが図解されている。
【0021】
変形によるエネルギー吸収の調整は、シーリングチャネル部材6の辺部11とフェンダ4の辺部12との接続領域において、図5と6に図解されている通り、リベット接合点17の間隔を調整することによって実現することができる。更に、これら二つの図面は、辺部11の自由端18の方に開いた一つ以上の切欠き部19によるシーリングチャネル部材6の辺部11の領域における局所的な弱体部によって、歩行者のための変形行程が一層大きく得られることを図解している。図5による実施構成では、切欠き部19は弓状に形成され、図6の実施構成では、切欠き部19は長方形に形成されている。
【0022】
フレーム部材10を用いて、ヘッドライト収容部3を二つの部材から構成することによって、衝突時に、フレーム部材10が、折れ曲がるか、或いは割れる形で変形することができるので、更に別の変形領域が得られている。
【0023】
コンソール部材7は、互いに直角に配置された二つのコンソール部分20と21を有し、これらの部分は、リベット接合により接続されており、その結果コンソール部分20と21を正確に位置決めした後、それらを接続する、特に、リベットで接合することによって、水平に置かれたコンソール部分20の、そのためヘッドライト収容部3の正確な位置決めを実現することができる。コンソール部分20も、ヘッドライト収容部3と、具体的には、その取付板9とリベットで接合されている。二つのコンソール部分20と21は、接続領域において、括れた部分22として形成された弱体部を有する。従って、そのような括れた部分22によって、衝突時に、二つのコンソール部分の間の角度が鋭角になるという意味において、二つのコンソール部分20と21の角度状態が変化することができるので、更に別の変形領域が構造グループ1に形成されることとなる。
【0024】
以上の通り、構造グループの構成要素が、歩行者との衝突時に、独自の変形行程を提供する、即ち、フェンダ4と、シーリングチャネル部材6と、特に、そのフレーム部材10の領域におけるヘッドライト収容部3と、特に、括れた部分22の領域におけるコンソール部材7とが変形することができる構造グループ1を提案した。
【符号の説明】
【0025】
1 構造グループ
2 ヘッドライトガラス
3 ヘッドライト収容部
4 フェンダ
5 窪み
6 シーリングチャネル部材
7 コンソール部材
8 支持構造
9 取付板
10 フレーム部材
11 シーリングチャネル部材6の辺部
12 フェンダ4の辺部
13 シーリングチャネル部材6の辺部
14 フレーム部材10の辺部
15 湾曲部
16 テストピース
17 リベット接合点
18 辺部11の自由端
19 切欠き部
20 コンソール部分
21 コンソール部分
22 括れた部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車のフェンダ(4)の窪み(5)の領域にヘッドライトを取り付けるための構造グループ(1)であって、この構造グループ(1)が、変形構造体を有する構造グループにおいて、
フェンダ(4)が、自動車のボンネットとの継目の領域で、シーリングチャネル部材(6)と接続されており、ヘッドライトを取り付けるためのヘッドライト収容部(3)が、その一方の側面をシーリングチャネル部材(6)と接続され、それと逆の側面をフェンダ(4)と接続されており、ヘッドライト収容部(3)の下側が、自動車の支持構造(8)と連結されたコンソール部材(7)と接続されており、そのようにして、シーリングチャネル部材(6)、ヘッドライト収容部(3)及びコンソール部材(7)から成る構造ユニット(3,6,7)が、変形構造体を構成することを特徴とする構造グループ。
【請求項2】
シーリングチャネル部材(6)が、変形構造体の変形領域を形成し、シーリングチャネル部材(6)が、折れ曲がるスレート又はほぼ直角に折れ曲がるスレートとして構成され、その辺部(11,13)が、フェンダ(4)及びヘッドライト収容部(3)と接続され、これらの辺部(11,13)の間に、変形する湾曲部(15)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の構造グループ。
【請求項3】
辺部(11,13)が、リベット接合によりフェンダ(4)及びヘッドライト収容部(3)と接続されていることを特徴とする請求項2に記載の構造グループ。
【請求項4】
フェンダ(4)と接続された、シーリングチャネル部材(6)の辺部(11)が、辺部(11)とフェンダ(4)の接続領域において、辺部(11)の自由端(8)の方に開いた切欠き部(19)を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の構造グループ。
【請求項5】
ヘッドライト収容部(3)が、ヘッドライトの取付板(9)と、取付板(9)及びシーリングチャネル部材(6)と接続された補強部品(10)とを備えており、取付板(9)が、フェンダ(4)と接続され、補強部品(10)が、変形構造体の更に別の変形領域を形成していることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の構造グループ。
【請求項6】
補強部品(10)が、フレーム部材として構成されていることを特徴とする請求項5に記載の構造グループ。
【請求項7】
補強部品(10)が、リベット接合によりシーリングチャネル部材(6)と接続された辺部(14)を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の構造グループ。
【請求項8】
コンソール部材(7)が、互いに角度を付けて配置された、或いは互いに直角に配置された二つのコンソール部分(20,21)を有し、二つのコンソール部分(20,21)の接続領域におけるコンソール部材(7)の弱体部によって、変形構造体の更に別の変形領域が形成されていることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の構造グループ。
【請求項9】
コンソール部分(20,21)が、リベット接合により接続された別個の部品であることを特徴とする請求項8に記載の構造グループ。
【請求項10】
フェンダ(4)、シーリングチャネル部材(6)、ヘッドライト収容部(3)及びコンソール部材(7)の中の一つ以上が、金属板又はアルミニウム板から構成されていることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の構造グループ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−292468(P2009−292468A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−134566(P2009−134566)
【出願日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【出願人】(508174975)ドクトル イング ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト (134)
【氏名又は名称原語表記】Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Porscheplatz 1, D−70435 Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】