説明

ベルトモール取付構造

【課題】容易に且つ安定して車体パネル側に対して固定保持されるようにしたベルトモール取付構造を提供する。
【解決手段】ベルトモール13をパネル側に固定されたリテーナに樹脂クリップ16を介して取り付けるベルトモール取付構造10であって、リテーナは、クォーターウィンドウガラス12の下縁に沿うようパネルに固定した車体側リテーナ14と、車体側リテーナ14に設けた複数の係合部に個々に係合した複数のモール側リテーナ15と、から成り、ベルトモール13は、車体側リテーナ14と係合した複数のモール側リテーナ15にクリップ16を介してパネルに取り付けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のクォーターウィンドウガラスの下縁の車体側への接着部分をベルトモールで覆うベルトモール取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、図10に示すように、自動車のクォーターウィンドウ1は、車体パネル2の開口部2aの周縁に沿って接着されたクォーターウィンドウガラス3から構成されている。クォーターウィンドウ1は、クォーターウィンドウガラス3の下縁の車体側への接着部分を覆うために、クォーターウィンドウガラス3の下縁に沿ってベルトモール4を備えている。
【0003】
ベルトモール4は図11に示すように車両前後方向に沿って延びており、図12に示す取付構造5によってクォーターウィンドウガラス3の下縁に対して取り付けられている。図12の取付構造5は、ベルトモール4と、リテーナ6と、樹脂クリップ7と、から構成されている。
【0004】
ベルトモール4は、樹脂クリップ7に被嵌されるように全体が逆U字形に形成されていると共に、車幅方向外側の下縁4aがクォーターウィンドウガラス3の下縁を覆うように車体パネル2の開口部2aまで延びている。また、ベルトモール4の車幅方向内側の下縁4bは、クォーターウィンドウガラス3の表面に弾性的に当接するリップ部4cを備えている。
【0005】
このベルトモール4は、図13に示す自動車の車室ドア9のドアガラス9aの下縁を覆うベルトモール4’と同じものが使用される。ベルトモール4は、例えば、ベルトモール4’の車幅方向内側の下縁4’bが中間高さ付近で切断されて、二つのリップ部4’cのうち下方のリップ部4’cが切り落とされることで形成されている。
クォーターウィンドウガラス3の下縁は、ベルトモール4を装着することで、フロントドア,リヤドア等のドアに装着されたドアモールと同じ外観品質そして統一感が得られる。
【0006】
リテーナ6は、車体パネル2の開口部2aを画成するパネル表面2bに対向するベース部6aと、このベース部6aの車幅方向外縁から上方に立ち上がる保持部6bと、から構成されている。リテーナ6は、図11に示すように、車両前後方向に延びるベルトモール4に関して、適宜の間隔で複数箇所に設けられる。
【0007】
樹脂クリップ7は、各リテーナ6の保持部6bに被嵌されたときリテーナ6に対して保持されるように、断面逆U字形に形成されている。樹脂クリップ7のリテーナ6からの脱落を防止するように、リテーナ6の保持部6bの上端は車幅方向内側に折り曲げられており、これに対応して、樹脂クリップ7の下方に開放した凹部7aが上側で同様に車幅方向内側に屈曲している。
【0008】
このような構成の取付構造5によれば、まずベルトモール4の適宜の位置に対して樹脂クリップ7及びリテーナ6が組み付けられる。その後、クォーターウィンドウガラス3が車体パネル2の開口部2aの周縁に対してウレタン等の接着剤8で接着された後、この接着剤8が硬化する前に車幅方向外側から各リテーナ6のベース部6aがクォーターウィンドウガラス3の下縁と車体パネル2のパネル表面2bとの隙間Sに挿入されて仮固定される。そして、この接着剤8が硬化することでリテーナ6は車体パネル2に固定される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述した取付構造5においては、接着剤8が硬化するまでリテーナ6が車体パネル2に対して動かないように仮固定する必要があると共に、リテーナ6が完全に固定されるまでに時間がかかるので、作業性が悪い。
【0010】
また、リテーナ6は、車体パネル2に対して位置決めされず、接着剤8内に保持されるので、個々のリテーナ6の車体パネル2に対する相対位置にバラツキが発生することがある。このため、クォーターウィンドウガラス3の下縁において、リテーナ6で保持されるベルトモール4の姿勢が安定しにくく、特にクォーターウィンドウガラス3の下縁が長い場合にはベルトモール4が波打って見えてしまうことがある。
【0011】
本発明は、以上の点にかんがみ、容易に且つ安定して車体パネルに固定されるようにしたベルトモール取付構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、本発明は、自動車の車体又はドアのクォーターウィンドウを構成するパネルの開口部周縁に沿って接着されたクォーターウィンドウガラスの下縁の接着部分を覆うベルトモールをパネル側に固定されたリテーナに樹脂クリップを介して取り付けるベルトモール取付構造であって、リテーナは、クォーターウィンドウガラスの下縁に沿うようパネルに固定された車体側リテーナと、車体側リテーナに設けられた複数の係合部に個々に係合した複数のモール側リテーナと、から成り、ベルトモールは、車体側リテーナと係合した複数のモール側リテーナにクリップを介してパネルに取り付けられていることを特徴としている。
【0013】
本発明のベルトモール取付構造において、好ましくは、モール側リテーナは、車体側リテーナとの係合状態でパネルとの間隙内にスペーサを備えている。
本発明のベルトモール取付構造において、車体側リテーナは、クォーターウィンドウガラスをパネル開口部に固定する前にパネルに取り付けられる。或いは、ベルトモールにクリップ及びモール側リテーナが装着された状態で自動車の車幅方向外側から各モール側リテーナが車体側リテーナの係合部に係合されて、ベルトモールがパネルに取り付けられる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、クォーターウィンドウガラスを車体パネルの開口部に接着する前に、車体側リテーナを車体パネルの表面に例えば直接溶接によって固定する。従って、クォーターウィンドウガラスを車体パネルの開口部に固定するための接着剤の硬化を待たずに、車体側リテーナの各係合部に対してそれぞれモール側リテーナを係合させて、ベルトモールを樹脂クリップ及びモール側リテーナを介して車体側リテーナに固定する。これにより、上述した接着剤の硬化前に、ベルトモールがクォーターウィンドウガラスの下縁を覆うように取り付けられるので、ベルトモールを短時間で容易に取り付けることができる。また、車体側リテーナが車体パネルの開口部を画成するパネル表面に直接に固定されるので、車体側リテーナが正確に位置決めされる。
従って、車体側リテーナの各係合部にそれぞれモール側リテーナが係合することで、各モール側リテーナが安定して位置決めされ、ベルトモールが安定して取り付けられることになる。これにより、クォーターウィンドウガラスの下縁で、ベルトモールが波打って見えるようなことはなく、真っ直に装着される。
このようにして、クォーターウィンドウガラスの下縁の車体パネルの開口部に対する接着部分がベルトモールで覆われて隠蔽されると共に、ベルトモールが安定して取り付けられるので、クォーターウィンドウガラスの下縁周辺領域における外観品質が向上する。特に、クォーターウィンドウロアガラスの下縁が車両前後方向に長い場合、長尺なベルトモールの見栄えを確実に良好にできる。
モール側リテーナが車体側リテーナとの係合状態でパネル表面との間の間隙内にスペーサを備えている場合には、モール側リテーナが車体側のパネル表面に対して安定して取り付けられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図中のFrは車両前方、Upは車両上方、LHは車幅方向であって左方を示す。
図1は本発明の実施形態に係るベルトモール取付構造10を適用した車両後部側面の斜視図である。ベルトモール取付構造10は、自動車11のクォーターウィンドウガラス12が車体側と接着する下縁部分を覆うベルトモールを車体に取り付けるための構造であり、図3に示すように、ベルトモール13と、車体側リテーナ14と、モール側リテーナ15と、樹脂クリップ16と、から構成されている。
【0016】
ベルトモール13は、図5に示すように、樹脂クリップ16に被嵌するように全体が逆U字形に形成されていると共に、車幅方向外側の下縁13aが、図3に示すように自動車11の車体パネル11aの開口部11bまで延びてクォーターウィンドウガラス12の下縁を覆う。ベルトモール13の車幅方向内側の下縁13bは、クォーターウィンドウガラス12の表面に弾性的に当接するリップ部13cを備えている。
なお、このベルトモール13は、従来のベルトモール4と同様に、図13に示す自動車の車室ドア9のドアガラス9aの下縁を覆うベルトモール4’と同じものを使用してもよい。
【0017】
車体側リテーナ14は、図2に示すように、クォーターウィンドウガラス12の下縁の全長に亘って車両前後方向に延びており、図3に示すように、車体パネル11aの開口部11bを画成するパネル表面11cに溶接によって固定されている。
図4(A)に示すように、車体側リテーナ14は、車体パネル11aの開口部11bを画成するパネル表面11cに固定されるベース部14aと、このベース部14aの車幅方向外縁から斜め上方へ延出した傾斜部14bと、この傾斜部14bの先端から車幅方向外側へ水平に延出した平板部14cと、この平板部14cの先端から上方へ起立した壁部14dと、から断面略L字型に構成されている。これらのベース部14a,傾斜部14b,平板部14c及び壁部14dは、一枚の鋼材をプレス成形して一体に構成される。
この車体側リテーナ14には、図2に示すように、その全長に亘って分散配置された複数箇所(図示の場合、八箇所)に、それぞれ係合部14eが形成されている。より詳細には、図4(B)に示すように、車体側リテーナ14における係合部14eの配置領域には、前述の傾斜部14bを車両上下方向に貫通する差し込み口14fが係合部14eとして形成されている。
【0018】
モール側リテーナ15は、図4(C)に示すように、車体側リテーナ14の差し込み口14f内に挿入されるベース部15aと、このベース部15aの車幅方向外縁から上方に立ち上がる保持部15bと、から構成されており、断面L字型を呈する。モール側リテーナ15は、前述の差し込み口14fに、車体側リテーナ14の車幅方向外側から進入するように取り付けられ、具体的にはベース部15aがその下面を車体側リテーナ14のベース部14aと対向させ、上面を平板部14cと対向させるよう、差し込み口14fを車幅方向に貫通させて取り付けられている。
モール側リテーナ15は、車体側リテーナ14の各差し込み口14fに対応して、車両前後方向に延びる一つのベルトモール13に対して適宜の間隔で複数箇所毎に設けられる。
【0019】
図3に示すように、車体側リテーナ14にモール側リテーナ15が装着された状態では、モール側リテーナ15のベース部15aとパネル表面11cとの間に隙間S1ができるため、スペーサ17がこの隙間S1に介装される。これにより、モール側リテーナ15は、車体パネル11aのパネル表面11cに対して安定して保持される。
【0020】
樹脂クリップ16は、弾性を有する樹脂材料から構成されており、図6及び図7に示すように、モール側リテーナ15の保持部15bに被嵌されたときにモール側リテーナ15に保持されるように、断面逆U字形に形成されている。樹脂クリップ16のモール側リテーナ15からの脱落を防止するために、モール側リテーナ15の保持部15bの上端には図4(C)に示すように車幅方向内側に折り曲げられた折曲部15dが形成されており、この折曲部15dに対応して樹脂クリップ16の下方に開放した凹部16aが上側で同様に車幅方向内側に屈曲している。
【0021】
本発明の実施形態に係るベルトモール取付構造10は以上のように構成されており、この構成部品の自動車11への取付けは、例えば図8に示す手順による。
先ず、自動車11の車体パネル11aに設けられた開口部11bのパネル表面11c上に例えば溶接等によって車体側リテーナ14を固定する。次に、樹脂クリップ16にモール側リテーナ15を組み付け、これを複数個用意し、ベルトモール13の長手方向(車両前後方向)の適宜の複数の位置で、各樹脂クリップ16がベルトモール13に被嵌されるように、モール側リテーナ15を組み付けた各樹脂クリップ16をベルトモール13に組み付ける。
【0022】
最後に、各モール側リテーナ15のベース部15aを車幅方向外側から車体側リテーナ14の対応する差し込み口14f内に挿入して、樹脂クリップ16及びモール側リテーナ15と一体になったベルトモール13を車体に組み付ける。
以上で、クォーターウィンドウガラス12の下縁に対するベルトモール13の取付けが完了する。
【0023】
ベルトモール13の取付作業は、図9に示す手順で行なわれてもよい。
この場合も、車体側リテーナ14は、前もって自動車11の車体パネル11aに設けられた開口部11bのパネル表面11c上に固定されている。
そして、図9の手順では、図8と異なり先ず車体側リテーナ14の各差し込み口14fに、それぞれモール側リテーナ15のベース部15aを挿入し、複数のモール側リテーナ15を車体側リテーナ14に装着する。続いて、モール側リテーナ15毎に樹脂クリップ16を組み付ける。最後に、ベルトモール13を各樹脂クリップ16で被嵌するように組み付ける。
以上で、クォーターウィンドウガラス12の下縁に対するベルトモール13の取付けが完了する。なお、ベルトモール13の各樹脂クリップ16への組み付けは、上方からでなく、例えばベルトモール13の一端から順次に回転方向に組み付けるようにしてもよい。
【0024】
このようにして、ベルトモール13は、クォーターウィンドウガラス12の下縁に対して、長手方向の複数箇所(図示の場合、八箇所)を、それぞれ樹脂クリップ16,モール側リテーナ15及び車体側リテーナ14によって支持されて、車体パネル11aのパネル表面11cに固定されるので、ベルトモール13のパネル表面11cに対する取付位置が安定化すると共に、クォーターウィンドウガラス12の下縁が車両前後方向へ長い場合でも、ベルトモール13が全長に亘って安定して取り付けられる。
【0025】
また、ベルトモール取付構造10全体が、クォーターウィンドウガラス12の車体パネル11aの開口部11bへの接着に干渉しないので、クォーターウィンドウガラス12を保持するための接着剤の硬化を待つ必要がない。従って、ベルトモール13の取付けが迅速に行なわれ、組立時間が短くて済む。
さらに、図9に示すように、ベルトモール13がクォーターウィンドウガラス12の下縁に対して上方からも取り付けられるので、取付の自由度が大きくなり作業性が向上する。
【0026】
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、クォーターウィンドウは自動車の車体の後部でドアの後方に配置されているが、これに限らず自動車の車体ドアに配置されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施形態に係るベルトモール取付構造を適用した車両後部の斜視図である。
【図2】図1の自動車のクォーターウィンドウガラスとその下端に対応した配設されたベルトモールを示す概略側面図である。
【図3】図2のクォーターウィンドウガラスの下端におけるベルトモール取付構造を示す断面図である。
【図4】(A)は図2のA−A線に沿った車体側リテーナの概略断面図、(B)は図2のB−B線に沿った車体側リテーナの概略断面図、(C)は図2のB−B線に沿ったモール側リテーナの概略断面図である。
【図5】図2のA−A線に沿ったベルトモールの概略断面図である。
【図6】(A)は樹脂クリップの正面図、(B)はC−C線断面図である。
【図7】図6の樹脂クリップの拡大断面図である。
【図8】図3のベルトモール取付構造におけるベルトモールの取付手順例を示す斜視図である。
【図9】図3のベルトモール取付構造におけるベルトモールの他の取付手順の例を示す斜視図である。
【図10】従来の自動車におけるクォーターウィンドウを示す概略側面図である。
【図11】図10の自動車におけるクォーターウィンドウモールを示す概略側面図である。
【図12】図11のベルトモール取付構造の一例の構成を示す概略断面図である。
【図13】図11のベルトモール取付構造で使用されるベルトモールでドアモールを取り付けた場合の概略断面図である。
【符号の説明】
【0028】
10 ベルトモール取付構造
11 自動車
11a 車体パネル
11b 開口部
11c パネル表面
12 クォーターウィンドウガラス
13 ベルトモール
13a 下縁
13b 下縁
13c リップ部
14 車体側リテーナ
14a ベース部
14b 傾斜部
14c 平板部
14d 壁部
14e 係合部
14f 口
15 モール側リテーナ
15a ベース部
15b 保持部
15d 折曲部
16 樹脂クリップ
16a 凹部
17 スペーサ
S1 隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の車体又はドアのクォーターウィンドウを構成するパネルの開口部周縁に沿って接着されたクォーターウィンドウガラスの下縁の接着部分を覆うベルトモールを、上記パネル側に固定されたリテーナに樹脂クリップを介して取り付けるベルトモール取付構造であって、
上記リテーナは、上記クォーターウィンドウガラスの下縁に沿うよう上記パネルに固定された車体側リテーナと、上記車体側リテーナに設けられた複数の係合部に個々に係合した複数のモール側リテーナと、から成り、
上記ベルトモールは、上記車体側リテーナと係合した上記複数のモール側リテーナに上記クリップを介して上記パネルに取り付けられていることを特徴とする、ベルトモール取付構造。
【請求項2】
前記モール側リテーナは、前記車体側リテーナとの係合状態で前記パネルとの間隙内にスペーサを備えていることを特徴とする、請求項1に記載のベルトモール取付構造。
【請求項3】
前記車体側リテーナは、前記クォーターウィンドウガラスをパネル開口部に固定する前に前記パネルに取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトモール取付構造。
【請求項4】
前記ベルトモールにクリップ及びモール側リテーナが装着された状態で自動車の車幅方向外側から各モール側リテーナが前記車体側リテーナの係合部に係合されて、前記ベルトモールが前記パネルに取り付けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトモール取付構造。
【請求項5】
前記車体側リテーナの係合部にそれぞれモール側リテーナ及びクリップが装着された状態で、上方から各クリップに対してベルトモールが装着されて、前記ベルトモールが前記パネルに取り付けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載のベルトモール取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2009−190699(P2009−190699A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−36704(P2008−36704)
【出願日】平成20年2月18日(2008.2.18)
【出願人】(000157083)関東自動車工業株式会社 (1,164)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】