説明

レジスト組成物、レジストパターン形成方法

【課題】EUV用またはEB用として有用なレジスト組成物、該レジスト組成物を用いるレジストパターン形成方法の提供。
【解決手段】フッ素原子およびケイ素原子から選ばれる少なくとも1種と、芳香族基と、塩基の作用により分解して極性が増大する極性変換基とを有する樹脂成分(C)と、露光により酸を発生し且つ酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A)(ただし前記樹脂成分(C)を除く。)と、を含有し、前記樹脂成分(C)中の前記芳香族基を有する構成単位の割合が20モル%以上であることを特徴とするEUV用またはEB用レジスト組成物。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フッ素原子およびケイ素原子から選ばれる少なくとも1種と、芳香族基と、塩基の作用により分解して極性が増大する極性変換基とを有する樹脂成分(C)と、露光により酸を発生し且つ酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A)(ただし前記樹脂成分(C)を除く。)と、を含有し、
前記樹脂成分(C)中の前記芳香族基を有する構成単位の割合が20モル%以上であることを特徴とするEUV用またはEB用レジスト組成物。
【請求項2】
前記樹脂成分(C)を、前記樹脂成分(A)100質量部に対して1〜15質量部含有する、請求項1に記載のEUV用またはEB用レジスト組成物。
【請求項3】
前記樹脂成分(A)が、露光により酸を発生する構造を含む構成単位(a0)を有し、
前記樹脂成分(A)中の前記構成単位(a0)の割合が5モル%以上である、請求項1または2に記載のEUV用またはEB用レジスト組成物。
【請求項4】
フッ素原子およびケイ素原子から選ばれる少なくとも1種と、芳香族基と、塩基の作用により分解して極性が増大する極性変換基とを有する樹脂成分(C)と、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A)(ただし前記樹脂成分(C)を除く。)と、露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)と、を含有し、
前記樹脂成分(C)中の前記芳香族基を有する構成単位の割合が20モル%以上であり、
前記酸発生剤成分(B)を、前記樹脂成分(A)100質量部に対して15質量部以上含有することを特徴とするEUV用またはEB用レジスト組成物。
【請求項5】
前記樹脂成分(A)が、さらに、酸の作用により分解して極性が増大する酸分解性基を含む構成単位(a1)を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のEUV用またはEB用レジスト組成物。
【請求項6】
支持体上に、請求項1〜5のいずれか一項に記載のEUV用またはEB用レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜をEUVまたはEBにより露光する工程、及び前記レジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を含むレジストパターン形成方法。

【公開番号】特開2013−68646(P2013−68646A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−204956(P2011−204956)
【出願日】平成23年9月20日(2011.9.20)
【出願人】(000220239)東京応化工業株式会社 (1,407)
【Fターム(参考)】