説明

レーザプリンタ装置

【課題】 カートリッジの有無を検知するセンサと基板部とを結ぶ配線を、コストをかけずに、かつ、熱の影響を受けないように引き回すことのできるレーザプリンタ装置を提供する。
【解決手段】 用紙を搬送するモータ6が枠体12の内側に配設され、その下方にカートリッジの有無を検知する検知部を設けたモータカバー7がベース部材11に取り付けられている。検知部で捉えられた信号は、配線9を介して枠体12の外側に配設された基板部10に送られる。ベース部材11には、モータカバー7を係止するための第1の切り起こし部11aが形成され、さらに、所定の位置に第2の切り起こし部11bが形成されている。配線9は、第1の切り起こし部11aによってモータカバー7とベース部材11との間に生じた隙間から、第2の切り起こし部11bを経て基板部10に接続される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はレーザプリンタ装置に関し、特に、レーザスキャニングユニットを備えたレーザプリンタ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
プリンタ装置の一形態にレーザプリンタ装置がある。図8に示すように、レーザプリンタ装置101では、レーザプリンタ装置101の給紙口113から給紙された所定の用紙120が感光体102を通過する際に、レーザスキャニングユニット104により画像信号に基づいた所定のレーザ光線をその感光体102に照射することによってその用紙120にトナーが転写される。トナーが転写された用紙120は定着ユニット105において、所定の温度にて定着されて排紙口114から排紙される。この種のレーザプリンタ装置101では、感光体102にトナーを供給するためのトナーを収容したカートリッジ103の出し入れが所定のメンテナンス扉を開けて行なわれ、カートリッジ103がレーザプリンタ装置101に装着されているのを所定の検知部(図示せず)にて検知した後に、所定の印刷動作が行なわれることになる。
【0003】
ところで、レーザプリンタ装置101では、レーザプリンタ装置の筐体の骨組みとして互いに対向するように1対の枠体(図示せず)が配設されている。カートリッジ103、感光体102、定着ユニット105およびレーザスキャニングユニット104は、この1対の枠体の中のそれぞれ所定の位置に配設されている。一方、用紙120の搬送(点線矢印)を含むレーザプリンタ装置101を駆動させるモータ(図示せず)は1対の枠体の外側の所定の位置に配設されている。また、レーザプリンタ装置101の動作を制御する基板部(図示せず)は、その1対の枠体うちの一方の枠体の外側に配設されている。その基板部とカートリッジ103が装着されていることを検知する検知部とは所定の配線を介して電気的に接続されている。なお、レーザプリンタ装置内の配線構造について開示した文献として特許文献1がある。
【特許文献1】実用新案登録第3085412号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のレーザプリンタ装置では次のような問題点があった。レーザプリンタ装置101では、装置の小型化が進められ、その一環で、モータを1対の枠体の内側に配設することが求められている。1対の枠体の内側にモータを配設する場合には、メンテナンスの際に出し入れが行なわれるカートリッジ103と干渉しないようにカートリッジ103に接近させてモータを配設することが要求される。
【0005】
ところが、モータをカートリッジ103に接近させると、カートリッジ103を検知するセンサと基板とを結ぶ配線がモータの熱の影響を受けることになる。そのモータの熱の影響を避けて配線しようとすると、配線が定着ユニットの側に接近することがあった。定着ユニットでは、温度約200℃程度で定着を行なうために、配線が定着ユニットの熱の影響を受けてしまうという問題があった。これに対して、配線が熱の影響を受けないように耐熱性の高い配線材料を使用しようとすると、コストが上昇してしまうという問題があった。また、モータと定着ユニットとの双方を避けて配線を引き回そうとすると、配線がより長くなってしまいノイズの影響を受けやすくなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、カートリッジの有無を検知するセンサと基板部とを結ぶ配線を、コストを上げることなく、かつ、熱の影響を受けないように引き回すことのできるレーザプリンタ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るレーザプリンタ装置は、1対の枠体とベース部材と感光体とカートリッジとレーザスキャニングユニットと定着ユニットとモータとモータカバー部材と検知部と基板部と配線とを備えている。1対の枠体は互いに対向するように配設されている。ベース部材は、1対の枠体の間を渡すように、1対の枠体のそれぞれに固定されている。感光体はベース部材の下方に配設され、所定の用紙に画像を印刷するためのトナーを転写する。カートリッジはベース部材の下方に感光体と対向するように着脱可能に配設され、トナーを供給する。レーザスキャニングユニットはベース部材に載置され、所定の画像信号に基づいてレーザ光線を感光体に照射する。定着ユニットは感光体の上方にベース部材と並ぶように配設され、用紙に転写されたトナーを定着する。モータは1対の枠体のうちの一方の枠体の内側に配設され、用紙を搬送するための駆動力を付与する。モータカバー部材はベース部材に装着され、モータを下方から覆う。検知部はモータカバー部材に取付けられ、カートリッジの有無を検出する。基板部は一方の枠体の外側に配設され、印刷動作を制御する。配線は検知部と基板部との間を接続する。ベース部材は、モータカバー部材を留めるための第1切り起こし部と、その第1切り起こし部から距離を隔てられ、モータと定着ユニットの間に設けられた第2切り起こし部とを備えている。配線は、モータカバーと第1切り起こし部との隙間から取り出され、第2切り起こし部に留められて基板部に接続されている。
【0008】
この構成によれば、小型化を図るためにモータが枠体の内側に配設されたレーザプリンタ装置において、検知部と基板部とを接続する配線を、検知部を配設したモータカバーが取付けられるベース部材にそれぞれ設けられる所定の第1の切り起こし部と第2の切り起こし部とを経由させることで、コストを上昇させることなく、モータや定着ユニットの熱の影響を受けることなく比較的短い距離でもって接続することができる。
【0009】
本発明に係る他のレーザプリンタ装置は、レーザスキャニングユニットを有するレーザプリンタ装置であって、所定のベース部材と検知部と駆動部と定着ユニット基板部と配線とを備えている。ベース部材はレーザスキャニングユニットを載置する。検知部はベース部材における互いに対向する1対の第1端部のうちの一方の第1端部の下方に配設され、印画のためのトナーを供給し所定の方向に出し入れされるカートリッジの有無を判断する。駆動部はベース部材における一方の第1端部の側方に配設され、用紙を搬送する。定着ユニットはベース部材において1対の第1端部が対向する方向と略直交する方向に対向する1対の第2端部のうちの一方の第2端部の側方に、ベース部材と並ぶように配設され、レーザスキャニングユニットによって用紙に転写されたトナーを定着する。基板部は、駆動部に対してベース部材が位置する側とは反対の側に配設され、印刷動作を制御する。配線は検知部と基板部とを接続する。その配線は検知部からベース部材を貫通する所定の開口部を通り、駆動部と定着ユニットとの間を経由して基板に接続されている。
【0010】
この構成によれば、検知部と基板部とを接続する配線を、検知部を配設したモータカバーが取付けられるベース部材にそれぞれ設けられる所定の開口部を通り駆動部と定着ユニットの間を経由させることで、コストを上昇させることなく、モータや定着ユニットの熱の影響を受けることなく比較的短い距離をもって接続することができる。
【0011】
また、ベースカバー部材に装着され、駆動部を下方から覆う駆動部カバー部材を備え、検知部はその駆動部カバー部材に取り付けられ、所定の開口部は、駆動部カバー部材とベース部材との取付け部分における定着ユニット側に設けた隙間であることが好ましい。
これにより、開口部をベース部材に別途形成することなく駆動部カバー部材とベース部材との隙間を利用することができる。
【0012】
また、そのベース部材に駆動部カバー部材を留めるために第1切り起こし部を設けることで、この隙間を確実に形成することができる。
【0013】
さらに、駆動部と定着ユニットの間を確実に経由させるために、ベース部材における定着ユニットの側の端部に第2切り起こし部を形成することが好ましく、これにより、配線をその第2切り起こし部に留めることで配線を基板に接続することができる。
【0014】
また、ベース部材の1対の第1端部のそれぞれを支持する1対の枠体を備えて、その1対の枠体のうちの一方の側に位置する枠体の内側に駆動部を配設し、その枠体の外側に基板部を配設することが好ましく、これにより、レーザプリンタ装置の小型化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の実施の形態に係るレーザプリンタ装置について説明する。図1および図2に示すように、レーザプリンタ装置で1では、フレームとして互いに対向するように1対の枠体12(一方のみ図示)が配設され、その枠体12の間を渡すように所定のベース部材11が、その枠体12に固定されている。ベース部材11の下方には、所定の用紙20に画像を印刷するためのトナーを転写する感光体2が配設されている。また、ベース部材11の下方には、その感光体2と対向するように、トナーを供給するカートリッジ3が配設されている。
【0016】
感光体2の上方には、用紙20に転写されたトナーを定着するための定着ユニット5がベース部材11と並ぶように配設されている。そして、ベース部材11には、所定の画像信号に基づいてレーザ光線を感光体2に照射するレーザスキャニングユニット4が載置されている。このように、感光体2、カートリッジ3、定着ユニット5およびレーザスキャニングユニット4は、1対の枠体12によって挟まれた領域における所定の位置に配設されている。
【0017】
さらに、このレーザプリンタ装置1では、装置の小型化を図るために、用紙20の搬送等を行なう駆動源となるモータ6が、図2に示すように、1対の枠体12における一方の枠体12の内側(1対の枠体内)に配設されている。このとき、モータ6はカートリッジ3と接近した位置に配設されることになるため、モータ6の下方には、モータ6を下方から覆うモータカバー7が配設されている。そのモータカバー7は、ベース部材11に取り付けられている。
【0018】
そして、そのモータカバー7には、図3に示すように、レーザプリンタ装置1にカートリッジ3が装着されていることを検知するための検知部8が設けられている。図4に示すように、カートリッジ3がレーザプリンタ装置1に装着されると、カートリッジ3に設けられた所定の接点部3aが検知部8に接触して、カートリッジ3が装着されたことが検知される。
【0019】
検知部8で捉えられた信号は、配線9を介して、レーザプリンタ装置1の印刷動作を制御する基板部10に送られることになる。その基板部10は、図2に示すように、一方の枠体12の外側に配設されている。
【0020】
次に、検知部8と基板部10とを接続する配線9の引き回しについて詳しく説明する。まず、ベース部材11には、モータカバー7を係止するために、図5に示すように、ベース部材11の所定の部分を上に向かって折り曲げた第1の切り起こし部11aが設けられている。さらに、その第1の切り起こし部11aから距離を隔てて第1の切り起こし部11aと定着ユニット5との間の所定の箇所に、第2の切り起こし部11bが形成されている。
【0021】
図6および図7に示すように、配線9は、モータカバー7がベース部材11に取り付けられた状態で第1の切り起こし部11aによってモータカバー7とベース部材11との間に生じた隙間を経て、検知部8が配設されたベース部材11の裏側から表側に引き出されている。ベース部材11の表側に引き出された配線9は、次に、第2の切り起こし部11bに留められ、そして、図2に示すように、枠体12に設けられた所定の開口部12aを経て基板部10に接続される。本実施の形態に係るレーザプリンタ装置1は、以上のように構成される。
【0022】
次に、上述したレーザプリンタ装置1の動作について説明する。まず、トナーを収容したカートリッジ3がレーザプリンタ装置1内に装着されると、カートリッジ3に設けられた接点部3aが検知部8に接触して、カートリッジ3が適切に装着されていることを示す信号が配線9を介して基板部10へ送られる。
【0023】
次に、レーザプリンタ装置1の給紙口13あるいは給紙トレイ(図示せず)から給紙(矢印31)された所定の用紙20が感光体2へ送られる(図1参照)。感光体2には、レーザスキャニングユニット4により画像信号に基づいた所定のレーザ光線が照射され、用紙20が感光体2を通過する際に、そのレーザ光線の照射に基づいて用紙20にトナーが転写される。トナーが転写された用紙20は定着ユニット5へ送られる。定着ユニット5では、たとえば約200℃程度の所定の温度にてトナーを用紙20に定着させる処理が施される。定着処理が完了した用紙20は排紙口14から排紙(矢印32)されることになる。このようにして、レーザプリンタ装置1による一連の印刷処理が完了する。
【0024】
上述したレーザプリンタ装置1では、モータ6が枠体12の内側に配設され、そのモータ6をカバーするモータカバー7に、カートリッジ3が装着されたことを検知する検知部8が配設されている。その検知部8に接続された配線9は、図2に示すように、ベース部材11に形成された第1の切り起こし部11aによる隙間と第2切り起こし部11bを経て枠体12の外側に配設された基板部10に接続される。
【0025】
このように、まず、配線9が第1の切り起こし部11aによる隙間を経てベース部材11の表側に引き出されることで、ベース部材11の表側に引き出されずに裏側のカートリッジ3の側においてカートリッジ3に不本意に接触したり、また、カートリッジ3の取り出しの際に人の手に触れたりすることがなくなる。
【0026】
そして、配線9が第1切り起こし部11aと定着ユニット5との間に設けられた第2切り起こし部11bを経て基板部10へ接続されることで、配線9が比較的温度の高い定着ユニット5に接触したり、モータ6に接触したりするようなことがなくなる。これにより、配線9が熱による損傷を受けることが阻止されて、耐熱性の高い配線材料を使用する必要がなくなり、コストの上昇を抑制することができる。さらに、配線9が、モータ6と連動する一連のギア(図示せず)に接触することもなく、比較的短い距離でもって基板部10と接続されてノイズの影響を受けるのを抑制することができる。
【0027】
このように、小型化を図るためにモータ6が枠体12の内側に配設されたレーザプリンタ装置1では、検知部8と基板部10とを接続する配線9を、検知部8を配設したモータカバー7が取付けられるベース部材11にそれぞれ設けられる所定の第1の切り起こし部11aと第2の切り起こし部11bとを経由させることで、コストを上昇させることなく比較的短い距離でもって接続することができる。
【0028】
なお、今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の実施の形態に係るレーザプリンタ装置を示す分解斜視図である。
【図2】同実施の形態において、ベース部材と枠体との取付け部分における配線の引き回しを示す部分斜視図である。
【図3】同実施の形態において、モータカバーに取付けられた検知部を示す部分斜視図である。
【図4】同実施の形態において、カートリッジが装着された状態における検知部を示す部分斜視図である。
【図5】同実施の形態において、ベース部材における切り起こし部を示す部分斜視図である。
【図6】同実施の形態において、ベース部材の切り起こし部周辺の配線の引き回しを示す第1の部分斜視図である。
【図7】同実施の形態において、ベース部材の切り起こし部周辺の配線の引き回しを示す第2の部分斜視図である。
【図8】従来のレーザプリンタ装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 レーザプリンタ装置、2 感光体、3 カートリッジ、4 レーザスキャニングユニット、5 定着ユニット、6 モータ、7 モータカバー、8 検知部、9 配線、10 基板部、11 ベース部材、11a 第1の切り起こし部、11b 第2の切り起こし部、12 枠体、13 給紙口、14 排紙口、20 用紙。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに対向するように配設された1対の枠体と、
前記1対の枠体の間を渡すように、前記1対の枠体のそれぞれに固定されたベース部材と、
前記ベース部材の下方に配設され、所定の用紙に画像を印刷するためのトナーを転写する感光体と、
前記ベース部材の下方に前記感光体と対向するように配設され、トナーを供給するカートリッジと、
前記ベース部材に載置され、所定の画像信号に基づいてレーザ光線を前記感光体に照射するためのレーザスキャニングユニットと、
前記感光体の上方に前記ベース部材と並ぶように配設され、用紙に転写されたトナーを定着するための定着ユニットと、
前記1対の枠体のうちの一方の枠体の内側に配設され、用紙を搬送するための駆動力を付与するモータと、
前記ベース部材に装着され、前記モータを下方から覆うするカバー部材と、
前記カバー部材に取付けられ、前記カートリッジの有無を検出する検知部と、
前記一方の枠体の外側に配設され、印刷動作を制御する基板部と、
前記検知部と前記基板との間を接続する配線と
を備え、
前記ベースは、
前記モータカバーを留めるための第1切り起こし部と、
前記第1切り起こし部から距離を隔てられ、前記モータと前記定着ユニットの間に設けられた第2切り起こし部と
を備え、
前記配線は、前記モータカバーと前記第1切り起こし部との隙間から取り出され、前記第2切り起こし部に留められて前記基板部に接続されている、レーザプリンタ装置。
【請求項2】
レーザスキャニングユニットを有するレーザプリンタ装置であって、
レーザスキャニングユニットを載置する所定のベース部材と、
前記ベース部材における互いに対向する1対の第1端部のうちの一方の第1端部の下方に配設され、印画のためのトナーを供給し所定の方向に出し入れされるカートリッジの有無を判断する検知部と、
前記ベース部材における前記一方の第1端部の側方に配設され、用紙を搬送するための駆動部と、
前記ベース部材において前記1対の第1端部が対向する方向と略直交する方向に対向する1対の第2端部のうちの一方の第2端部の側方に、前記ベース部材と並ぶように配設され、前記レーザスキャニングユニットによって用紙に転写されたトナーを定着するための定着ユニットと、
前記駆動部に対して前記ベース部材が位置する側とは反対の側に配設され、印刷動作を制御する基板部と、
前記検知部と前記基板部とを接続する配線と
を備え、
前記配線は、前記検知部から前記ベース部材を貫通する所定の開口部を通り、前記駆動部と前記定着ユニットとの間を経由して前記基板に接続された、レーザプリンタ装置。
【請求項3】
前記ベース部材に装着され、前記駆動部を下方から覆う駆動部カバー部材を備え、
前記検知部は前記駆動部カバー部材に取り付けられ、
前記所定の開口部は、前記駆動部カバー部材と前記ベース部材との取付け部分における前記定着ユニット側に設けた隙間である、請求項2記載のレーザプリンタ装置。
【請求項4】
前記隙間は、前記駆動部カバー部材を留めるための前記ベース部材に設けた第1切り起こし部により生じた隙間である、請求項3記載のレーザプリンタ装置。
【請求項5】
前記ベース部材における前記定着ユニットの側の前記一方の第2端部に形成された第2切り起こし部を備え、
前記配線は、前記第2切り起こし部に留められて前記基板に接続される、請求項2〜4のいずれかに記載のレーザプリンタ装置。
【請求項6】
前記ベース部材の前記1対の第1端部をそれぞれ支持する1対の枠体を備え、
前記1対の枠体のうちの前記一方の側に位置する枠体の内側に前記駆動部が配設され、前記枠体の外側に前記基板部が配設された、請求項2〜5のいずれかに記載のレーザプリンタ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−259523(P2006−259523A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−79531(P2005−79531)
【出願日】平成17年3月18日(2005.3.18)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】