説明

中空半導体パッケージの製造方法

【課題】 加熱により反りが発生する脆性な基板を利用した場合でも基板の破損を防止することができ、生産性の高い中空半導体パッケージの製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体素子2の回路面を配線基板側にして、半導体素子を基板1にフリップチップ実装し、光硬化性封止用部材15を、半導体素子が搭載された基板側から半導体素子及び基板に被せ、光硬化性封止用部材を、真空下で、半導体素子及び基板へ弾性体17を介した加圧押し当てにより貼り付けて半導体素子と基板との間の隙間に中空部4を形成し、真空状態を維持したまま、光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射して光硬化性封止用部材を硬化させる。半導体素子を、基板上にマトリクス状又は直線状に複数配置し、光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射して光硬化性封止用部材を硬化させた後、各々の半導体素子を基板とともに個別に切断してもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中空半導体パッケージの製造方法に関し、特に、高周波特性が要求される半導体製品等、半導体回路の周囲に空気又は真空層を確保した中空半導体パッケージの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
高周波特性が要求される半導体製品は、半導体回路の周囲に空気又は真空層を確保することがその特性を確保する上で重要な要素の一つとなっている。この目的のため、通常、図7に示すように、内部が中空となる箱型パッケージ46が採用されている。尚、図7(a)は、ワイヤボンディング接合の場合、図7(b)は、バンプボンディング接合の場合を示している。
【0003】
図7(a)に示したワイヤボンディング接合では、箱型パッケージ46の内部の中空部42に配置された半導体素子41がワイヤ44を介して基板側電極45に接続され、カバー43によって封止されている。また、図7(b)に示したバンプボンディング接合では、箱型パッケージ56の内部の中空部52に配置された半導体素子51がバンプ54を介して基板側電極55に接続され、カバー53によって封止されている。
【0004】
しかしながら、図7に示した構成では、箱型パッケージ46、56をセラミックではなく、モールド樹脂で製造したとしても、中空でない通常のモールド封止の場合より製造工程が増加するとともに、封止工程において1個づつカバー43、53を取り付ける必要があるため、中空半導体パッケージの製造コストが上昇するという問題があった。
【0005】
そこで、例えば、特許文献1には、表面弾性波装置(SAWデバイス)の製造方法として、表面弾性波素子をフリップチップ実装した配線基板上の表面弾性波素子側に、一定以上の剛性を持たせた基材による熱硬化性樹脂シートを載置し、熱硬化性樹脂シートを熱プレスにより表面弾性波素子及び配線済み基板に押し当て、そのまま熱硬化させて封止することで、フリップチップ実装された表面弾性波素子と基板との間に中空部を形成する技術が開示されている。
【0006】
図8は、上述のようにして製造された中空半導体パッケージの一例を示す。この中空半導体パッケージは、表面弾性波素子62が中空部69及びバンプ68を介して基板61と接続され、熱硬化性樹脂63によって封止されている。
【0007】
通常、上記熱硬化性樹脂63は、加熱により粘度が著しく低下してしまうため、特許文献1に記載された製造方法に適用すると、フリップチップ実装された表面弾性波素子62と基板61との間に樹脂が入り込み、中空部69を形成することが困難である。そこで、上記特許文献に記載の方法では、熱硬化性樹脂63を形成する熱硬化性樹脂シートの加熱硬化時の粘度降下を抑制し、さらに、樹脂シート基材の剛性を高めることで、表面弾性波素子62と基板61との間への樹脂入り込み、及び貼付時の空隙(ボイド)を抑制している。このように、同特許文献に記載の方法では、箱型パッケージの製造、及びカバー付け工程が不要となり、工程の削減という面で一応の効果を奏している。
【0008】
【特許文献1】特開2004−7051号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、上記特許文献1に記載の中空半導体パッケージの製造方法においては、熱硬化性樹脂を利用するため、加熱を必須とする。そのため、セラミックに代表されるような脆性基板に対して熱プレス貼付を行うと、クラックが発生する可能性が高いという問題点があった。
【0010】
例えば、図9に示すように、加熱により反りが発生した脆性な基板74に対し、熱プレス72により熱硬化性樹脂シート71を押し付けるため、基板74上のストレスが集中する部分に割れ、欠け73が発生する可能性が高い。
【0011】
そこで、本発明は、上記従来の中空半導体パッケージの製造方法における問題点に鑑みてなされたものであって、加熱により反りが発生する脆性な基板を利用した場合でも、基板の破損を防止することができ、生産性の高い中空半導体パッケージの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、本発明は、中空半導体パッケージの製造方法であって、半導体素子の回路面を配線基板側にして、該半導体素子を該基板にフリップチップ実装し、光硬化性封止用部材を、前記半導体素子が搭載された前記基板側から、該半導体素子及び該基板に被せ、前記光硬化性封止用部材を、真空下で、前記半導体素子及び前記基板へ弾性体を介した加圧押し当てにより貼り付けて前記半導体素子と前記基板との間の隙間に中空部を形成し、真空状態を維持したまま、前記光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射して該光硬化性封止用部材を硬化させることを特徴とする。
【0013】
そして、本発明によれば、封止材として光硬化性樹脂を用いることで、封止工程を常温下で行うことが可能となり、加熱により反りが発生する基板においても、反りを発生させることなく樹脂シートの加圧貼付けを行うことができ、割れや、欠けを抑制することができるとともに、半導体素子と基板との間の隙間への樹脂入り込みを回避することもできる。
【0014】
前記中空半導体パッケージの製造方法において、前記半導体素子は、前記基板上にマトリクス状又は直線状に複数配置され、前記光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射して該光硬化性封止用部材を硬化させた後、各々の半導体素子を前記基板とともに個別に切断することができる。これによって、マトリクス状等に複数の半導体素子を配置して配線基板上に一括で封止することがきるため、生産性が向上する。
【0015】
前記中空半導体パッケージの製造方法において、前記光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射するにあたって、前記弾性体を回避して樹脂硬化用光線を照射することができる。これによって、光硬化性封止用部材を短時間で硬化させることができ、さらに生産性が向上する。
【発明の効果】
【0016】
以上のように、本発明によれば、加熱により反りが発生する脆性な基板を利用した中空半導体パッケージの製造において、基板の破損を防止することができ、生産性の高い中空半導体パッケージの製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1は、本発明にかかる製造方法によって製造した中空半導体パッケージの一例を示す。この中空半導体パッケージは、個片化された配線済み基板1上に半導体素子2がフリップチップ実装され、基板1と半導体素子2とはバンプ5を介して接続される。基板1は、光硬化性樹脂3により覆われている。光硬化性樹脂3は、紫外線により硬化反応するものを用いる。半導体素子2の回路面は基板1側を向いており、半導体素子2と基板1との間には中空部4が形成され、これにより、良好な高周波特性が得られる。
【0018】
次に、本発明にかかる空半導体パッケージの製造方法のフローを図2を中心に参照しながら説明する。
【0019】
まず、ステップ0において、最終的に分割される個片がマトリクス上に等ピッチで配置され、配線された基板11を準備する。次に、ステップ1において、ステップ0で準備した基板11内の個片の各配線パターンに、半導体素子2をフリップチップ実装により複数個接続する。これによって、図3に示すような基板11が得られる。尚、基板11上には、分割ライン19が引かれている。
【0020】
次に、図2のステップ2において、基板11の半導体素子2が配置された側に、適切なサイズの光硬化性樹脂シート15を載せ、ステップ3において、光硬化性樹脂シート15が載った実装済み基板を真空チャンバ16に引き込み、チャンバ内を10Pa程度の真空状態にする。
【0021】
このステップ3で到達する真空度は、高真空であるほど、基板11に対して光硬化性樹脂シート15を気泡なく貼り付けることができて有利である。しかし、貼付け対象である光硬化性樹脂シート15の特性によっては、真空度が高すぎると、樹脂シート内の成分がアウトガスとなって光硬化性樹脂シート15の外部に放出され、光硬化反応前に樹脂シートが変質するため、利用する部材によって適用する真空度の個別評価が必要である。
【0022】
次に、ステップ4において、真空状態において、実装済み基板11上に配された光硬化性樹脂シート15側から、高圧空気により加圧用ゴムシート17を介して、光硬化性樹脂シート15を基板11及び半導体素子2に押し付け、貼付けを行う。
【0023】
この貼付け作業には、真空度、加圧用気体圧力、加圧用ゴムシート17の硬度及びシート厚等のパラメータの適切な選択が必要である。適切なパラメータの選択が行われなかった場合には、基板11上に実装された半導体素子2の周囲に空隙が発生したり、光硬化性樹脂シート15が破断することとなる。
【0024】
図4に空隙25が発生した場合の一例を基板分割前の状態で示す。各パラメータは、定性的な表現として、真空度:高、加圧力:高、ゴムシート硬度:低、ゴムシート厚:薄とすることで、フリップチップ周囲に空隙が発生する可能性は低減するが、前記したように光硬化性樹脂シート15を変質させることなく到達可能な真空度は、利用する光硬化性樹脂シート15の特性に依存する。
【0025】
また、加圧力が大きすぎると、図5に示すように、半導体素子の肩(エッジ)部分から樹脂シートが引きちぎられて樹脂破損27が発生する。そのため、加圧用ゴムシート17のパラメータとして、ゴム硬度、ゴム厚みを決定した後、加圧力を選択する。実用的な組み合わせとしては、例えば、ゴムシート硬度:50°、ゴムシート厚:0.5mm、及び加圧力:0.5MPaという組み合わせ、並びに、ゴムシート硬度:25°、ゴムシート厚:3mm、加圧力:0.7MPa程度という組み合わせが考えられる。
【0026】
次に、図2のステップ5において、ステップ4で高圧空気により加圧を行っていた加圧用ゴムシート17を真空引きにより光硬化性樹脂シート15から剥がし、光硬化性樹脂シート15が貼り付けられた基板26と加圧用ゴムシート17との間に空間を形成する。
【0027】
次に、ステップ6において、真空下において、貼付済みの光硬化性樹脂シート15に対して硬化用の紫外線照射18を行い、光硬化性樹脂シート15を硬化させる。照射による硬化時間は、概ね10分程度である。
【0028】
最後に、ステップ7において、真空チャンバ16内を大気開放し、樹脂封止済み基板11を取り出し、UVテープ等のダイシングテープに貼付を行い、ダイシングソー20により、分割ライン19を目処に個片化を行う。
【0029】
次に、前記ステップ3〜6で使用する真空チャンバ16の一例を図6に示す。本発明では、光硬化性樹脂シート15(図2参照)をフリップチップ実装済み基板11の上に載せた後、同図に示すような真空貼付及び真空下で光硬化を行う真空チャンバ16にて封止を行う。この真空チャンバ16内で光硬化性樹脂シート15を硬化させるので、大気開放後、差圧により、未硬化の樹脂がフリップチップの下に入り込む不具合は発生しない。
【0030】
真空チャンバ16は、上部28と下部29の2つに分けることができる。上部28は、下部29に対して上下に開閉可能である。真空チャンバ16の閉時は、Oリング39等により、真空度を維持することができる。経路31は、下部チャンバ40用の真空経路であり、下部チャンバ40内の真空度を上げることと、大気開放のために設けられる。経路30は、上部チャンバ38用の真空経路及び加圧経路であり、上部チャンバ38に取り付けられた加圧用ゴムシート17を制御するために備えられる。
【0031】
下部チャンバ40は、経路31により真空引きが行われる。その際、上部チャンバ38側も経路30により、同時に真空引きを行うことで、下部チャンバ40と上部チャンバ38との間に差圧が発生するのを防止する。これは、十分に真空度が上がる前に、加圧用ゴムシート17により光硬化性樹脂シート15が加圧貼付され、局所的に空気溜りが残るのを防止するためである。
【0032】
次に、真空引きにより上部チャンバ38内が所定の真空度に達した後、加圧のため、一旦真空をOFFにして、高圧空気を経路30に引き込む。ここで、加圧圧力を最大1MPaに調整する。尚、加圧にあたっては、空気でなくとも、窒素等の安定した気体を用いることができる。高圧空気により加圧用ゴムシート17が押し込まれ、光硬化性樹脂シート15を基板11及び半導体素子2に押し当てて貼付する。
【0033】
この後、光照射により、光硬化性樹脂シート15を硬化させるが、加圧に利用するゴムに代表される弾性体は、光の吸収率が高い。そのため、加圧用ゴムシート17を介して硬化を行わせると長時間を要するため好ましくない。そこで、再度、経路30を通じてチャンバ上部28を真空引きし、加圧用ゴムシート17を光硬化性樹脂シート貼付済み基板26から剥す。そして、加圧用ゴムシート17を回避して光を照射するため、ガラス板35及びミラー34、33を介して、光硬化性樹脂シート15に光照射を行う。照射する光は、光源36から発せられ、環状に配置された複数の光ファイバ37を通じてガラス板35に照射される。
【0034】
以上のように、本発明では、光硬化性樹脂シート15の貼付後、硬化過程において紫外線照射を採用しているため、封止時に加熱による高温プロセスとならず、加熱により反りが発生するような脆性な基板を採用した場合であっても、反りが発生しない。そのため、反った基板を押さえつけることで発生する割れ、欠けを防止することが可能となる。
【0035】
尚、上記実施の形態において、図3に示したように、基板11に半導体素子2をマトリクス上に配置しなくとも、直線的に配置したり、不等ピッチで配置してもよい。また、上記実施の形態において、基板11の外形について、明記していないが四角形であってもよいし、円形であってもよい。
【0036】
また、上記実施の形態において、個片化を実現するにあたって、ダイシングソー以外にレーザを用いることもできる。分割ライン19を下面から入れておき、上面の樹脂部のみをダイシングソーにより除去した後、ブレーキングにより個片化を行ってもよい。
【0037】
上記実施の形態では、本発明を高周波半導体素子に適用した場合について説明したが、表面弾性波素子や、フリップチップ実装可能なその他の素子に適用することもできる。
【0038】
上記実施の形態では、素子が実装される配線基板について、その材質について特に記載していないが、脆性でない材質で構成される部材(例えば、樹脂系基板、TABテープ等)であっても中空半導体パッケージを製造することができることはもちろんである。
【0039】
さらに、上記実施の形態では、光硬化性樹脂シート15を短冊状態に切断して使用した場合を例にとって説明したが、光硬化性樹脂シート15をロール状態で供給することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明にかかる中空半導体パッケージの製造方法によって製造された中空半導体パッケージの一例を示す断面図である。
【図2】本発明にかかる空半導体パッケージの製造方法の一実施の形態をステップを追って説明するための概略図である。
【図3】マトリクス状に半導体素子がフリップチップ実装された基板の一例を示す斜視図である。
【図4】本発明にかかる空半導体パッケージの製造方法において、光硬化性樹脂シートを不適切なパラメータの条件下で貼付した場合に発生する空隙の一例を示す概略図である。
【図5】本発明にかかる空半導体パッケージの製造方法において、加圧貼付時に、加圧力が強すぎて樹脂シートの一部が破損した状態の一例を示す断面図である。
【図6】本発明にかかる空半導体パッケージの製造方法で用いる真空チャンバの一例を示す断面図である。
【図7】従来の一般的な中空半導体パッケージを示す断面図であって、(a)は、ワイヤボンディングにより配線用金属端子が接合されたものを示し、(b)は、バンプボンディングにより配線用金属端子が接合されたものを示す。
【図8】従来の表面弾性波装置で採用されている中空半導体パッケージの一例を示す断面図である。
【図9】従来技術で開示されている加熱貼付による中空半導体パッケージの製造方法を説明するための概略図である。
【符号の説明】
【0041】
1 (個片化された配線済み)基板
2 半導体素子
3 光硬化性樹脂
4 中空部
5 バンプ
11 (分割前の)配線基板
15 光硬化性樹脂シート
16 真空チャンバ
17 加圧用ゴムシート
18 光硬化用光源
19 分割ライン
20 ダイシングソー
25 空隙
26 光硬化性樹脂シート貼付済み基板
27 樹脂破損
28 (チャンバ)上部
29 (チャンバ)下部
30 (チャンバ上部の真空、加圧)経路
31 (チャンバ下部の真空)経路
33 ミラー
34 ミラー
35 ガラス板
36 光源
37 光ファイバ
38 上部チャンバ
39 Oリング
40 下部チャンバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体素子の回路面を配線基板側にして、該半導体素子を該基板にフリップチップ実装し、
光硬化性封止用部材を、前記半導体素子が搭載された前記基板側から、該半導体素子及び該基板に被せ、
前記光硬化性封止用部材を、真空下で、前記半導体素子及び前記基板へ弾性体を介した加圧押し当てにより貼り付けて前記半導体素子と前記基板との間の隙間に中空部を形成し、
真空状態を維持したまま、前記光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射して該光硬化性封止用部材を硬化させることを特徴とする中空半導体パッケージの製造方法。
【請求項2】
前記半導体素子は、前記基板上にマトリクス状又は直線状に複数配置され、前記光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射して該光硬化性封止用部材を硬化させた後、各々の半導体素子を前記基板とともに個別に切断することを特徴とする請求項1に記載の中空半導体パッケージの製造方法。
【請求項3】
前記光硬化性封止用部材に樹脂硬化用光線を照射するにあたって、前記弾性体を回避して樹脂硬化用光線を照射することを特徴とする請求項1又は2に記載の中空半導体パッケージの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−303128(P2006−303128A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−121776(P2005−121776)
【出願日】平成17年4月20日(2005.4.20)
【出願人】(303013763)NECエンジニアリング株式会社 (651)
【Fターム(参考)】