説明

光モジュール

【課題】小型化に好適な光モジュールを提供する。
【解決手段】光モジュール10は、筐体12の側面に第1発光装置14と受光装置16が対向配置され、第2発光装置18と光ファイバ15が対向配置される。筐体の内部には第1光フィルタ22と第2光フィルタ26と光アイソレータ14が収容される。光ファイバを斜め研磨して、光ファイバと第2発光素子18bを最適に結合する光軸を第2側面12bの方向に傾かせることにより、第1発光装置を筐体の内部に進入させることができ、第2発光装置が受光素子の形成された側面の方に寄せて配置できて光モジュールの短手方向の寸法を短くできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば光通信システムに用いられる光モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、双方向光通信用の光モジュールが開示されている。この光モジュールの筐体には、発光素子、受光素子、及び光ファイバが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−209266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される光モジュールでは小型化が不十分であった。
【0005】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、小型化に好適な光モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る光モジュールは、第1側面と第2側面が対向し、第3側面と第4側面が該第1側面と該第2側面をつなぎつつ対向するように形成された筐体と、第1集光レンズと第1発光素子を有し、該第1集光レンズが該筐体の内部に位置することで、該第1側面から該筐体の内部に進入するように設けられた第1発光装置と、受光用集光レンズと受光素子を有し、該第2側面に設けられた受光装置と、該第3側面に設けられた、光信号を双方向に伝送する光ファイバと、第2集光レンズと第2発光素子を有し、該第4側面であって該第1側面と該第2側面の中間位置より該第2側面側に設けられた第2発光装置と、該第1発光素子から出射した第1送信光を反射して該光ファイバの端面に入射させ、該第2発光素子から出射した第2送信光を透過して該光ファイバの端面に入射させるように該筐体内に設けられた第1光フィルタと、該筐体内の該第1光フィルタと該光ファイバの間に設けられ、該第1送信光と該第2送信光を透過して該光ファイバの端面に入射させ、該光ファイバからの受信光を反射して該受光素子に入射させる第2光フィルタと、該筐体内の、該第1光フィルタと該第2光フィルタの間に設けられ、該第1送信光と該第2送信光のうち、該第1発光素子と該第2発光素子に戻る成分を遮断する光アイソレータと、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、発光装置を筐体内に進入させるように光軸を調整するので、小型化に好適な光モジュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の実施の形態1に係る光モジュールを含むシステム全体を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る光モジュールを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る光モジュールの動作を示す図である。
【図4】比較例の光モジュールを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る光モジュールを示す図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る光モジュールを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光モジュールを含むシステム全体を示す図である。光モジュール10は、10G−EPON(10Gigabit−Ethernet Passive Optical Network)システムの一部である。10G−EPONシステムは、局舎に設置される局側光回路終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と、OLTと各加入者宅をつなぐ光分岐線路と、加入者宅に設置される加入者側光回路終端装置(ONU:Optical Network Unit)を備えている。
【0010】
10G−EPONシステムは、1Gbps及び10Gbpsの伝送レートのデータを上り(ONUからOLT)及び下り(OLTからONU)の双方向に伝送する。この双方向通信は、一芯の光ファイバで、伝送レート、伝送方向ごとに設定された計4波長の信号を波長多重して行われる。
【0011】
OLTは、前述の双方向通信を実現するために光モジュール10(トリプレクサ)を備えている。光モジュール10はXFP(10 Gigabit Small Form−actor Pluggable)等の仕様に従うトランシーバに搭載されている。
【0012】
図2は、本発明の実施の形態1に係る光モジュールを示す図である。光モジュール10は、1Gbpsの下り信号を送信する発光素子と、10Gbpsの下り信号を送信する発光素子と、1Gbpsと10Gbpsのどちらの信号も受信可能な受光素子とを1芯の光ファイバに結合させたものである。以下、光モジュール10について詳細に説明する。
【0013】
光モジュール10は、筐体12を備えている。図1において筐体12は輪郭だけが示されている。筐体12は、第1側面12a、第2側面12b、第3側面12c、及び第4側面12dを備えている。第1側面12aと第2側面12bは対向している。第3側面12cと第4側面12dは、第1側面12aと第2側面12bをつなぎつつ対向している。
【0014】
第1側面12aには第1発光装置14が設けられている。第1発光装置14は、第1集光レンズ14aと、レーザダイオードで形成された第1発光素子14bを有している。第1集光レンズ14aは筐体12の内部に位置している。これにより第1発光装置14は第1側面12aから筐体12の内部に距離Lだけ進入している。
【0015】
第2側面12bには受光装置16が設けられている。受光装置16は、受光用集光レンズ16aと、フォトダイオードで形成された受光素子16bを有している。受光用集光レンズ16aは、第2側面12bに沿うように設けられている。
【0016】
第3側面12cには光ファイバ15が設けられている。光ファイバ15の端面は、ファイバコア(ファイバ内部で光が閉じ込められている領域)内の光伝搬方向に対して6〜8度程度傾くように斜め研磨されている。ところで、光ファイバの端面がファイバコア内の光伝搬方向に対し垂直な場合、加入者側から伝送された光がその端面で反射され、再び加入者側に戻ってしまい反射減衰量の規格(OLTはONUに対して一定以上の光を反射してはならない規格)を満足できなくなってしまう。これを防止するために、光ファイバ15の端面は斜め研磨されている。光ファイバ15の端面を6〜8度斜め研磨する場合、スネルの法則から、光ファイバ15と最適に結合する光軸はファイバコアの光伝搬方向に対し3〜4度傾く。
【0017】
第4側面12dには第2発光装置18が設けられている。第2発光装置18は、第2集光レンズ18aと、レーザダイオードで形成された第2発光素子18bを有している。第2発光装置18は、第4側面12dの第2側面12b側に設けられている。つまり、第2発光装置18は、第4側面12dであって第1側面12aと第2側面12bの中間位置より第2側面12b側に設けられている。第2発光装置18を第2側面12b側に設けるのは、光ファイバ15と第2発光素子18bを最適に結合する光軸を第2側面12bの方向に傾けるためである。
【0018】
第1発光素子14b、受光素子16b、第2発光素子18bのそれぞれは、1枚の集光レンズを介することで収束光学系を成して、光ファイバ15と結合している。なお、図2に示す通り、第1側面12a及び第2側面12bと平行方向を「長手方向」と称する。そしてこの長手方向と垂直で、第3側面12c及び第4側面12dと平行な方向を「短手方向」と称する。
【0019】
筐体12の内部には、第1光フィルタ22、光アイソレータ24、及び第2光フィルタ26が設けられている。第2光フィルタ26は、第1光フィルタ22と光ファイバ15の間に設けられている。光アイソレータ24は、第1光フィルタ22と第2光フィルタ26の間に設けられている。
【0020】
第1光フィルタ22と第2光フィルタ26は、第1発光素子14b又は第2発光素子18bから出射した光を光ファイバ15に結合させるように導くものである。また、第2光フィルタ26は受信光を受光素子16bに導くものである。光アイソレータ24は、第1発光素子14bと第2発光素子18bから出射した光がこれらに戻らないように設けられるものである。
【0021】
光アイソレータ24の最適入力波長は、光モジュール10の動作温度範囲の最大値と最小値の中間の温度に最適化され、第1発光素子14bの発光波長と第2発光素子18bの発光波長の中間の値に設定されている。本発明の実施の形態1に係る光モジュール10の動作温度範囲は0℃〜80℃である。そのため、光アイソレータ24の最適入力波長は、40℃に最適化され、第1発光素子14bの発光波長と第2発光素子18bの発光波長の中間の値に設定されている。
【0022】
図3は、本発明の実施の形態1に係る光モジュールの動作を示す図である。第1光フィルタ22は、第1発光素子14bから出射した第1送信光を反射して光ファイバ15の端面に入射させ、第2発光素子18bから出射した第2送信光を透過して光ファイバ15の端面に入射させる。第2光フィルタ26は、第1送信光と第2送信光を透過して光ファイバ15の端面に入射させ、光ファイバ15からの受信光を反射して受光素子16bに入射させる。光アイソレータ24は、第1送信光と第2送信光のうち、第1発光素子14bと第2発光素子18bに戻る成分(戻り光という)を遮断する。
【0023】
上記のような構成により、第1発光素子14bから出射した第1送信光は集光レンズ14aに集光された後、第1光フィルタ22で反射され、光アイソレータ24と第2光フィルタ26を透過し光ファイバ15の端面に入射する。第2発光素子18bから出射した第2送信光は集光レンズ18aに集光された後、第1光フィルタ22、光アイソレータ24、及び第2光フィルタ26を透過し光ファイバ15の端面に入射する。光ファイバ15からの受信光は第2光フィルタ26で反射し集光レンズ18aによって集光されて受光素子16bの受光面に入射する。
【0024】
ところで、光ファイバ15は斜め研磨されて、光ファイバ15と第2発光素子18bを最適に結合する光軸を第2側面12bの方向に傾かせている。図3には、この傾きを分かりやすくするために、第2側面12bと平行な破線が描かれている。
【0025】
本発明の実施の形態1に係る光モジュールの特徴の説明に先立ち、その意義を明確にするめに比較例について説明する。図4は、比較例の光モジュールを示す図である。 比較例の光モジュール100は、光ファイバ104を備えている。光ファイバ104の端面はファイバコア内の光伝搬方向に対し垂直に形成されている。光ファイバ104と第2発光素子18bを最適に結合する光軸は、第2側面12bと平行方向に伸びている。
【0026】
比較例の光モジュール100は、第1集光レンズ14aの直近に光アイソレータ106を備えている。また、第2集光レンズ18aの直近に光アイソレータ108を備えている。これにより、第1送信光は第1光フィルタ22に入射する前に光アイソレータ106を透過する。第2送信光は第1光フィルタ22に入射する前に光アイソレータ108を透過する。
【0027】
比較例の光モジュール100では、光ファイバ104と第2発光素子18bを最適に結合する光軸が第2側面12bと平行方向に伸びるため、第1光フィルタ22と第2光フィルタ26は筐体の短手方向の中央に配置される。また、光アイソレータが2つ必要である。これらの要因により比較例の光モジュール100は小型化が困難である。特に、光モジュールをXFPサイズのトランシーバに搭載する場合には光モジュールの短手方向の寸法制約を満たすのが困難となる。
【0028】
ところが、本発明の実施の形態1に係る光モジュール10は、光ファイバ15と第2発光素子18bを最適に結合する光軸が第2側面12bの方向に傾けられているため、この光軸上に設けられる第1光フィルタ22、光アイソレータ24、及び第2光フィルタを第2側面12b側に寄せて配置できる。第1光フィルタ22、光アイソレータ24、及び第2光フィルタ26を第2側面12b側に寄せて配置すると、第1発光装置14の最適配置位置(光ファイバ15との結合が最適となる位置)も第2側面12b側に寄る。これにより第1発光装置14を筐体12の内部に距離Lだけ進入させることができるので光モジュール10の短手方向の寸法を短くできる。
【0029】
第1発光素子と受光素子を1つの側面に並べると、これらの相互干渉を抑制するために、第1発光素子と受光素子の間隔を十分あけなければならない。そのため、筐体の長手方向寸法を大きくする必要があった。しかしながら、本発明の実施の形態1に係る光モジュール10によれば、第1発光素子14bが第1側面12aに固定され、受光素子16bが第2側面12bに固定されることで、これらが対向して設けられている。よって、第1発光素子14bと受光素子16bとの距離を十分確保しつつ、光モジュールの長手方向の寸法を短くできる。長手方向の寸法を短くすると、第2集光レンズ18aと光ファイバ15との距離を短くできるので、集光レンズ18aの結像倍率を下げて動作温度の変動による結合効率の変化(トラッキングエラー)を小さくすることが可能となる。
【0030】
比較例のように光アイソレータを発光素子の直近に配置すると、光ケラレを防ぐために受光径の大きな光アイソレータが必要となり、光モジュールの小型化に不利である。光アイソレータは、送信信号光のスポット径がより絞られる光ファイバ15近傍に配置することが望ましい。本発明の実施の形態1に係る光モジュール10によれば、光アイソレータ24を第1光フィルタ22と第2光フィルタ26の間に配置したため、光アイソレータ24を光ファイバ15の近傍に配置できる。よって、光アイソレータ24の小型化と低コスト化を図ることができる。
【0031】
ところで、前述の戻り光を抑制するために、光アイソレータの最適入力波長の変化を抑制することが望ましい。しかしながら、光アイソレータの最適入力波長は、温度依存性がある。つまり、光モジュールの温度変化量に略比例して、光アイソレータの最適入力波長が変化する。そのため、例えば、光アイソレータの最適入力波長を、「10℃」に最適化して、第1発光素子14bの発光波長と第2発光素子18bの発光波長の中間の値に設定すると、0℃の場合は光アイソレータの最適入力波長の変化は小さいが、80℃の場合はそれが非常に大きくなってしまう。
【0032】
そこで、光アイソレータ24の最適入力波長は、光モジュール10の動作温度範囲の最大値と最小値の中間の温度(40℃)に最適化し、第1発光素子14bの発光波長と第2発光素子18bの発光波長の中間の値に設定した。そのため、光モジュールの温度が0℃となった場合も80℃となった場合も、光アイソレータの最適入力波長の変化が大きくなることを回避できる。こうして、最適入力波長の変化を抑制しつつ、1つの光アイソレータ24で第1送信光と第2送信光のうち第1発光素子14bと第2発光素子18bに戻る成分(戻り光)を減衰させることができる。なお、戻り光の減衰は相対強度雑音の規格を満足する必要がある。
【0033】
本発明の実施の形態1に係る光モジュールは様々な変形が可能である。例えば、光モジュール10の動作温度範囲は0℃〜80℃に限定されない。
【0034】
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る光モジュールを示す図である。本発明の実施の形態2に係る光モジュールは、前述した実施の形態1に係る光モジュールと共通点が多い。そのため、前述した実施の形態1に係る光モジュールとの相違点を中心に説明する。
【0035】
光アイソレータ24の第4側面12d側には第1光フィルタ50が固定されている。一方、光アイソレータ24の第3側面12c側には第2光フィルタ52が固定されている。第1光フィルタ50、光アイソレータ24、及び第2光フィルタ52は1つの部品54を形成するように一体化されている。
【0036】
本発明の実施の形態2に係る光モジュールによれば、第1光フィルタ50、光アイソレータ24、及び第2光フィルタ52は1つの部品54とすることで構成を簡易化できるので、光モジュールを小型化できる。なお、本発明の実施の形態2に係る光モジュールは少なくとも実施の形態1に係る光モジュールと同程度の変形は可能である。
【0037】
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3に係る光モジュールを示す図である。本発明の実施の形態3に係る光モジュールは、前述した実施の形態2に係る光モジュールと共通点が多い。そのため、前述した実施の形態2に係る光モジュールとの相違点を中心に説明する。
【0038】
光アイソレータ60に第1光フィルタ62と第2光フィルタ64が固定されて、1つの部品66が形成されている。そして、第2光フィルタ64の光アイソレータ60に固定された面と反対の面は、光ファイバ15の端面に固定されている。
【0039】
第1送信光と第2送信光は、光ファイバ15に近づくほどスポット径が絞られる。そのため、光アイソレータ60は光ファイバ15に近づけるほど小さくできる。本発明の実施の形態3に係る光モジュールによれば、部品66を光ファイバ15の端面に接触させて光アイソレータ60を光ファイバ15に近接させるので、光アイソレータ60を小型化できる。なお、本発明の実施の形態3に係る光モジュールは少なくとも実施の形態1に係る光モジュールと同程度の変形は可能である。
【符号の説明】
【0040】
10 光モジュール、 12 筐体、 14 第1発光装置、 14a 第1集光レンズ、 14b 第1発光素子、 15 光ファイバ、 16 受光装置、 16a 受光用集光レンズ、 16b 受光素子、 18 第2発光装置、 18a 第2集光レンズ、 18b 第2発光素子、 22 第1光フィルタ、 24 光アイソレータ、 26 第2光フィルタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1側面と第2側面が対向し、第3側面と第4側面が前記第1側面と前記第2側面をつなぎつつ対向するように形成された筐体と、
第1集光レンズと第1発光素子を有し、前記第1集光レンズが前記筐体の内部に位置することで、前記第1側面から前記筐体の内部に進入するように設けられた第1発光装置と、
受光用集光レンズと受光素子を有し、前記第2側面に設けられた受光装置と、
前記第3側面に設けられた、光信号を双方向に伝送する光ファイバと、
第2集光レンズと第2発光素子を有し、前記第4側面であって前記第1側面と前記第2側面の中間位置より前記第2側面側に設けられた第2発光装置と、
前記第1発光素子から出射した第1送信光を反射して前記光ファイバの端面に入射させ、前記第2発光素子から出射した第2送信光を透過して前記光ファイバの端面に入射させるように前記筐体内に設けられた第1光フィルタと、
前記筐体内の前記第1光フィルタと前記光ファイバの間に設けられ、前記第1送信光と前記第2送信光を透過して前記光ファイバの端面に入射させ、前記光ファイバからの受信光を反射して前記受光素子に入射させる第2光フィルタと、
前記筐体内の、前記第1光フィルタと前記第2光フィルタの間に設けられ、前記第1送信光と前記第2送信光のうち、前記第1発光素子と前記第2発光素子に戻る成分を遮断する光アイソレータと、を備えたことを特徴とする光モジュール。
【請求項2】
前記光アイソレータの最適入力波長は、前記光モジュールの動作温度範囲の最大値と最小値の中間の温度に最適化され、前記第1発光素子の発光波長と前記第2発光素子の発光波長の中間の値に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
【請求項3】
前記光ファイバの端面は斜め研磨されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光モジュール。
【請求項4】
前記光アイソレータの前記第4側面側には前記第1光フィルタが固定され、前記光アイソレータの前記第3側面側には前記第2光フィルタが固定されることで、前記第1光フィルタ、前記光アイソレータ、及び前記第2光フィルタを一体化したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光モジュール。
【請求項5】
前記第2光フィルタの前記光アイソレータに固定された面と反対の面は、前記光ファイバの端面に固定されたことを特徴とする請求項4に記載の光モジュール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−45092(P2013−45092A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−185280(P2011−185280)
【出願日】平成23年8月26日(2011.8.26)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】