説明

化合物

、R、HET−1及びHET−2が、明細書中に記載されるとおりである式(I)の化合物、及びその塩とプロドラッグは、グルコキナーゼ(GLK)の活性化物質であり、そしてこれによって例えば2型糖尿病の治療において有用である。式(I)の化合物を製造するための方法も記載される。



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式(I):
【化1】

の化合物であって、
式中:
は、イソプロピル、ブタ−2−イル、1,1,1−トリフルオロプロパ−2−イル、1,3−ジフルオロプロパ−2−イル、ブタ−1−イン−3−イル、1−ヒドロキシプロパ−2−イル、ヒドロキシブタ−3−イル、1−ヒドロキシブタ−2−イル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、1−メトキシプロパ−2−イル、1−メトキシブタ−2−イル、2−ヒドロキシプロパ−1−イル、2−メトキシプロパ−1−イル、2−ヒドロキシブタ−1−イル、2−メトキシブタ−1−イル、1−フルオロメトキシプロパ−2−イル、1,1−ジフルオロメトキシプロパ−2−イル及び1−トリフルオロメトキシプロパ−2−イルから選択され;
HET−1は、2位の窒素原子及び所望によりO、N及びSから独立に選択される1又は2個の更なる環のヘテロ原子を含有する、5又は6員のC−連結のヘテロアリール環であり;この環は、いずれかの窒素原子においてRから選択される置換基によって、及び/又はいずれかの利用可能な炭素原子においてRから独立に選択される1又は2個の置換基によって所望により置換され;
HET−2は、O、S及びNから独立に選択される1、2又は3個の環のヘテロ原子を含有する、ベンゼン環に縮合した、5−7員の複素環式環であり(但し、環内にO−O、S−O又はS−S結合がないことを条件とする)、ここにおいて、いずれかの環の炭素又は硫黄原子は、所望により酸化されていることができ、そしてここにおいて、HET−2は、いずれかの窒素原子においてRから選択される置換基によって、及び/又はいずれかの利用可能な炭素原子においてRから独立に選択される1又は2個の置換基によって所望により置換され;
は、(1−4C)アルキル、(3−6C)シクロアルキル、ベンジル、(1−4C)アルキルカルボニル、(1−4C)アルキルスルホニル、ヒドロキシ(1−4C)アルキル及び(1−4C)アルコキシ(1−4C)アルキルから選択され;
は、(1−4C)アルキル、(3−6C)シクロアルキル、(1−4C)アルコキシ、ヒドロキシ、フルオロ及びクロロから選択され;
は、水素、フルオロ及びクロロから選択され;
は、(1−4C)アルキル、ハロ、ヒドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルキルS(O)p(1−4C)アルキル、アミノ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルキルアミノ(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)アルキルアミノ(1−4C)アルキル及びHET−3から独立に選択され;
は、(1−4C)アルキル、ヒドロキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルコキシ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルキルS(O)p(1−4C)アルキル、アミノ(1−4C)アルキル、(1−4C)アルキルアミノ(1−4C)アルキル、ジ(1−4C)アルキルアミノ(1−4C)アルキル及びHET−3から独立に選択され;
HET−3は、O、N及びSから独立に選択される1、2又は3個の環のヘテロ原子を含有する5又は6員のC−又はN−連結の非置換のヘテロアリール環であり;
pは、(それぞれの出現において独立に)0、1又は2である;
式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項2】
HET−1が、所望により置換されているチアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、イミダゾリル、ピリミジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル及びトリアゾリルから選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項3】
HET−1が、炭素又は窒素においてメチル又はエチルによって所望により置換されているピラゾリル、チアジアゾリル及びピラジニル(但し、これによって窒素が四級化されないことを条件とする)から選択される、請求項1又は請求項2に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ
【請求項4】
が、以下の副式X:
【化2】

[式中、Rは、メチル、トリフルオロメチル、エチニル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メトキシメチル、フルオロメトキシメチル、ジフルオロメトキシメチル及びトリフルオロメトキシメチルから選択される]である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項5】
が、1−ヒドロキシプロパ−2−イル、1−メトキシプロパ−2−イル、1−ヒドロキシブタ−2−イル、イソプロピル、テトラヒドロフラニル及び1,3−ジフルオロプロパ−2−イルから選択される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項6】
HET−1が、メチル又はエチルによって炭素又は窒素において所望により置換されているピラゾリル、チアジアゾリル及びピラジニル(但し、これによって窒素が四級化されないことを条件とする)から選択され;そしてRが、1−ヒドロキシプロパ−2−イル、1−メトキシプロパ−2−イル、1−ヒドロキシブタ−2−イル、イソプロピル、テトラヒドロフラニル及び1,3−ジフルオロプロパ−2−イルから選択され;例外として、HET−1が非置換のピラゾリル(すなわちNH−ピラゾリル)である場合、Rは、1−メトキシプロパ−2−イル、イソプロピル及びテトラヒドロフラニルから選択される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項7】
ベンゼン環に縮合したHET−2によって形成される二環系が、以下の式A乃至M:
【化3】

(式中、R2aは、水素であるか又は請求項1において定義したとおりのRから選択され、R3aは、水素であるか、又は請求項1において定義したとおりのRから選択され、そしてそれぞれのRは、請求項1において定義したとおりである)から選択される、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項8】
ベンゼン環に縮合したHET−2によって形成される二環系が、式E、F、G及びHから選択される、請求項7に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項9】
3aが水素であり、R2aが水素又はメチルであり、そしてRが水素又はフルオロである、請求項7又は請求項8に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項10】
ベンゼン環に縮合したHET−2によって形成される二環系が、以下の式(Z):
【化4】

[式中、Rが水素又はフルオロであり、ZがCH又はNR2aであり、R2aが水素又はメチルであり、そしてZがC(=O)又はSOである]である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項11】
HET−1は、ピラゾリル、メチルチアジアゾリル(特に3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)、又は所望により置換されたピラジニルであり、ここにおいて、所望による置換基はメチル及びエチルから選択され;
は、1−ヒドロキシプロパ−2−イル、1−メトキシプロパ−2−イル、テトラヒドロフラニル、1,3−ジフルオロプロパ−2−イル、イソプロピル又は1−ヒドロキシブタ−2−イルであり;例外として、HET−1が非置換のピラゾリル(すなわちNH−ピラゾリル)である場合、Rは、1−メトキシプロパ−2−イル、イソプロピル及びテトラヒドロフラニルから選択され;
ベンゼン環に縮合したHET−2によって形成される二環系が、式E、F及びGから選択され;
それぞれのR3aは、水素であり;
2aは、水素又はメチルであり;
は、水素又はフルオロである;請求項7に記載の式(I)の化合物、又はその塩又はプロドラッグ。
【請求項12】
請求項1に記載の式(I)の化合物であって、これが、一つ又はそれより多い以下のもの:
3−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)オキシ]−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルオキシ)−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(8−フルオロ−2,3−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(7−フルオロ−5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−5−[(1−メチル−1H−インドール−5−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルオキシ)−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−5−(1H−インドール−5−イルオキシ)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−(1−ベンゾチエン−5−イルオキシ)−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(4−ベンジル−9−フルオロ−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(8−クロロ−3−エチル−2−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;及び
3−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエトキシ]−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;及び/又は
3−[(7−フルオロ−5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;及び
3−[(1,1−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−5,1,2−ベンゾオキサチアゼピン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;及び/又は
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(8−クロロ−2,3−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}ベンズアミド;
3−[(2,3−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)−3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−{[2−フルオロ−1−(フルオロメチル)エチル]オキシ}−5−[(9−フルオロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}ベンズアミド;
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−[(1−メチルエチル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(1−メチルエチル)オキシ]−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;及び
3−[(8−クロロ−2,3−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−(ヒドロキシメチル)プロピル]オキシ}]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;及び/又は
3−[(1,1−ジオキシド−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾチエン−5−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
N−(1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)−3−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]ベンズアミド;
N−(1−エチル−1H−ピラゾール−3−イル)−3−[(9−フルオロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}ベンズアミド;
3−[(9−フルオロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(7−フルオロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;及び/又は
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−[(2,2,3−トリメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]ベンズアミド;
N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−3−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]−5−[(2,2,3−トリメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−5−[(2,2,3−トリメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−({2,2−ジメチル−3−[(メチルオキシ)メチル]−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル}オキシ)−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンズアミド;
3−({2,2−ジメチル−3−[(メチルオキシ)メチル]−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル}オキシ)−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−({2,2−ジメチル−3−[(メチルオキシ)メチル]−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル}オキシ)−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−5−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−5−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンズアミド;
3−[(2,2−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−[(2,2−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−[(2−メチル−1,1−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−5,1,2−ベンゾオキサチアゼピン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−[(1,1−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−5,1,2−ベンゾオキサチアゼピン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−1H−ピラゾール−3−イル−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−[(1−メチルエチル)オキシ]−5−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−[(3−メチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−[(9−クロロ−4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
N−(5−メチルピラジン−2−イル)−3−[(1−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)オキシ]−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−1H−ピラゾール−3−イル−5−[(3S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ]ベンズアミド;
3−[(2−メチル−1,1−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−5,1,2−ベンゾオキサチアゼピン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−[(1,1−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−5,1,2−ベンゾオキサチアゼピン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−[(5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンズアミド;
3−[(1−メチルエチル)オキシ]−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−[(2,3−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−1,3−ベンゾオキサジン−7−イル)オキシ]−5−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−N−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンズアミド;
3−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−5−[(4−メチル−5−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,4−ベンゾオキサゼピン−8−イル)オキシ]−N−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ベンズアミド;
3−[(7−フルオロ−5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−[(7−フルオロ−5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
3−[(7−フルオロ−5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;
3−[(5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−2−ヒドロキシ−1−メチルエチル]オキシ}−N−(5−メチルピラジン−2−イル)ベンズアミド;及び
3−[(5,5−ジオキシド−3,4−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾオキサチエピン−8−イル)オキシ]−5−{[(1S)−1−メチル−2−(メチルオキシ)エチル]オキシ}−N−1H−ピラゾール−3−イルベンズアミド;
である、式(I)の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグ。
【請求項13】
請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグを、医薬的に受容可能な希釈剤又は担体と一緒に含んでなる医薬組成物。
【請求項14】
医薬として使用するための請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグ。
【請求項15】
GLKによって仲介される疾病の治療のための医薬の製造における、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグの使用。
【請求項16】
2型糖尿病の治療のための医薬の製造における、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグの使用。
【請求項17】
GLKに仲介される疾病を治療する方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物に、有効な量の請求項1乃至11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグを投与することによる、前記方法。
【請求項18】
GLKに仲介される疾病が2型糖尿病である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
GKLによって仲介される疾病の治療のための医薬として使用するための、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はその医薬的に受容可能な塩又はプロドラッグ。
【請求項20】
GLKによって仲介される疾病が糖尿病である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
請求項1乃至11のいずれか1項に記載の式(I)の化合物の製造のための方法であって、以下の方法a)乃至e)(ここにおいて、可変基は、他に記述しない限り、請求項1において式(I)の化合物のために定義したとおりである):
(a)以下の式(III)の酸又はその活性化された誘導体の、以下の式(IV)の化合物:
【化5】

[式中、Rは先に定義したとおりであるか、又はその保護された形態である]との反応;
又は
(b)以下の式(V)の化合物の、以下の式(VI)の化合物:
【化6】

[式中、Xは脱離基であり、そしてXはヒドロキシル基であるか、又はXがヒドロキシル基であり、そしてXが脱離基であり、そしてここにおいて、Rは先に定義したとおりであるか、又はその保護された形態である]との反応;
方法(b)は、更に以下の式(VII):
【化7】

[式中、Pは、本明細書中に記載されるとおりの保護基である]の中間体エステルを使用し、それに続く、他に記載されそして当業者にとって周知の方法によるエステルの加水分解及びアミドの形成によって達成することもでき;
又は
(c)以下の式(VIII)の化合物の、以下の式(IX)の化合物:
【化8】

[式中、Xは脱離基又は有機金属試薬であり、そしてXはヒドロキシル基であるか、又は、Xがヒドロキシル基であり、そしてXが脱離基又は有機金属試薬であり、そしてここにおいて、Rは先に定義したとおりであるか、又はその保護された形態である]との反応;
方法(c)は、更に以下の式(X):
【化9】

の中間体エステルを使用し、それに続く、他に記載されそして当業者にとって周知の方法によるエステルの加水分解及びアミドの形成によって達成することもできる;
又は
(d)以下の式(XI)の化合物の、以下の式(XII)の化合物:
【化10】

[式中、Xは、脱離基であり;そしてここにおいて、Rは、本明細書中で先に定義したとおりであるか、又はその保護された形態である]との反応;
又は
(e)以下の式(XIII)の化合物:
【化11】

[式中、Y及びYは、0−4個の原子のリンカーであり、ここにおいて、それぞれのリンカー原子は、C、N、S又はOから独立に選択され(ここにおいて、いずれかのC又はSは所望により酸化されていることができ、そしていずれかの原子は所望により置換されていることができ、但しこれが四級化されず、そしてS−S又はO−O結合がないことを条件とする)、Xがいずれかの求核種であることができ、そしてXが脱離基であるか、又はその逆であり、そしてここにおいて、Rは、先に定義したとおりであるか、又はその保護された形態である]の、式(I)の化合物への環化;
方法(e)は、更に以下の式(XIV):
【化12】

の中間体エステルを使用し、それに続く、他に記載されそして当業者にとって周知の方法によるエステルの加水分解及びアミドの形成によって達成することもできる;
そしてその後、必要な場合:
i)式(I)の化合物を他の式(I)の化合物に変換すること;
ii)いずれもの保護基を除去すること;及び/又は
iii)その塩又はプロドラッグを形成すること;
を含んでなる方法。

【公表番号】特表2008−545684(P2008−545684A)
【公表日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−512906(P2008−512906)
【出願日】平成18年5月23日(2006.5.23)
【国際出願番号】PCT/GB2006/001887
【国際公開番号】WO2006/125972
【国際公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】