説明

半導体の実装体および実装方法

【課題】電気絶縁性等の電気的信頼性に加え、より高い放熱性を有し、且つ更なる小型化、多ピン化が可能になり、極めて低コストの半導体装置を提供する。
【解決手段】テープキャリアに半導体素子6を搭載し、半導体素子6を封止樹脂13で封止すると同時に金属放熱板7の貫通孔14に充填する封止樹脂13で金属放熱板7もテープキャリアに固着させ、金属放熱板7の裏面ザグリ孔11に充填した封止樹脂13でアンカー効果をもたせ、封止樹脂13に放熱性のあるフィラーを含有することで金属放熱板7への熱伝導性を高め、より高い絶縁性を持ったままでさらに熱伝導性を向上させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体の実装体および実装方法に関し、テレビ等のディスプレイ用途に多用されるテープキャリアパッケージのコストダウン、小型化に有効な構造に係るものである。
【背景技術】
【0002】
現在、IC部品、半導体製品の多くの製品単価は非常に安く、常にコストダウンを要求されている。そのような中で、TCP(Tape Carrier Package)やCOF(Chip On Film)等のパッケージに対しても同様に更なるコストダウンや製品の小型化、多ピン化が求められている。
【0003】
その結果、製品の小型化に伴って、半導体素子上で局所的に発生する発熱量は増大傾向にある。発熱、蓄熱は回路等の耐久性に悪影響を及ぼすので、半導体の実装体には電気絶縁性等の電気的信頼性に加えて、従来よりも高い放熱性が要求される。
【0004】
放熱方法としては、熱伝導性が高い金属性フィンや金属放熱板と、半導体素子とを接触させて取り付ける方法が一般化している。しかしながら、コスト的に見合わない場合が多くある。
【0005】
図6は、一般的なテープキャリアを示す平面図である。図7は、図6のテープキャリアに半導体素子および金属放熱板を装着したTCPの平面図である。図8は、図7におけるC−C´断面図である。
【0006】
図6〜図8に示すように、一般的なテープキャリア101は、ポリイミドフィルム等のフィルム基材102の上に導体パターン103を設け、導体パターン103をソルダーレジスト104で被覆したものであり、アウターリード105がソルダーレジスト104から露出している。導体パターン103は、一端がフィルム基材102のデバイスホール102aの内側に突出するインナーリード(フライングリード)103aと、フィルム基材102の上に延在するパターンリード104bと、ソルダーレジスト104から露出する前述のアウターリード105からなる。
【0007】
このテープキャリア101のデバイスホール102aに半導体素子106を配置し、ILB(Inner Lead Bonding)により半導体素子106とインナーリード103aとを接続し、インナーリード103aの保護のためにデバイスホール102aにアンダーフィル樹脂113(もしくは非導電性ペースト)を充填し、テープキャリア101と半導体素子106とのギャップを埋めるアンダーフィル樹脂113で半導体素子106を封止してTCP108を形成する。アンダーフィル樹脂113はデバイスホール102aの周辺のテープキャリア101の表面上まで延在する。
【0008】
金属放熱板107は、半導体素子106に対応する搭載位置に凹部107aを有しており、凹部107aに放熱グリス112を塗布してTCP108に装着する。すなわち、放熱グリス112を介してTCP108の半導体素子106の裏面に金属放熱板107を押し付けながら、粘着テープ109を用いてフィルム基材102と金属放熱板107とを互いに固着させる。TCP108と金属放熱板107とにはあらかじめ開口穴110が形成してあり、開口穴110の周囲にランド110aを形成したTCP108の上面側からネジ等の締結部材111を取り付け、締結部材111でTCP108と金属放熱板107とを締結して金属放熱板を装着したTCPを完成させる。
【特許文献1】特開2006−243733号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記の従来の構成では、TCP108上面から開口穴110にネジ等の締結部材111を挿入し、締結部材111でTCP108に金属放熱板107を取り付ける際に、締結部材111の締め付けが強過ぎるとフィルム基材102が変形することがあり、このためにフィルム基材102上の導体パターン103が変形し、または断線するという課題があった。
【0010】
また、金属放熱板107の凹部107aにおいて半導体素子106の周囲は放熱グリス112を除いて空洞であり、半導体素子106で発生する熱は、主として放熱グリス112を介して金属放熱板107に伝導する。このため、放熱グリス112と金属放熱板107との接触面積および放熱グリス112と半導体素子106との接触面積の多寡が放熱性に影響する要素となる。
【0011】
しかしながら、金属放熱板107の凹部107aに放熱グリス112を塗布する際に、放熱グリス112の塗布量の管理が難しく、放熱グリス112の塗布量が過少である場合には、前述の接触面積の不足により放熱性が悪化するという課題があった。
【0012】
また、フィルム基材102に開口孔110を設けるために、開口孔110の存在によって導体パターン103の配線の引き回しのための領域が減少し、パッケージの小型化や多ピン化に適していないという課題があった。
【0013】
本発明は上記した課題を解決するものであり、TCPと金属放熱板とをネジ等の締結部材を用いずに取り付けることができ、かつ優れた放熱性を実現でき、さらには生産設備を少なくすることで低コスト化が可能になり、パッケージの小型化や多ピン化に対応可能となり、かつ信頼性を確保した半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記した課題を解決するために、本発明の半導体の実装体は、導体配線を配置したフレキシブルなベース基材と、前記ベース基材のデバイスホールに搭載する半導体素子と、前記デバイスホールに充填して前記半導体素子を封止する封止樹脂と、前記ベース基材に対向して配置する金属放熱板とを備え、前記金属放熱板が前記デバイスホールに連通する貫通孔を有し、前記封止樹脂を前記デバイスホールおよび前記貫通孔に充填して前記金属放熱板を前記ベース基材に固着させることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の半導体の実装体において、前記金属放熱板は、前記貫通孔の一部をなし、かつ前記貫通孔より広い拡幅部を有する孔を備え、前記封止樹脂が前記拡幅部を満たすことを特徴とする。
【0016】
また、本発明の半導体の実装体において、前記金属放熱板は、前記ベース基材と対向する面と表裏をなす反対側の主面に、前記貫通孔に連通し、かつ前記貫通孔より広い拡幅部を有する座ぐり孔を備え、前記封止樹脂が前記拡幅部を満たすことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の半導体の実装体において、前記金属放熱板は、表裏の主面に、前記貫通孔に連通し、かつ前記貫通孔より広い拡幅部を有する座ぐり孔を備え、前記封止樹脂が前記拡幅部を満たすことを特徴とする。
【0018】
また、本発明の半導体の実装体において、前記封止樹脂は、電気絶縁性と放熱性を兼ね備えることを特徴とする。
また、本発明の半導体の実装体において、前記封止樹脂は、放熱性のあるフィラーを含有することを特徴とする。
【0019】
本発明の半導体の実装方法は、導体配線を配置したフレキシブルなベース基材のデバイスホールに半導体素子を配置し、前記ベース基材に対向して金属放熱板を配置し、前記金属放熱板を表裏に貫通して形成した貫通孔および前記デバイスホールに封止樹脂を充填し、前記封止樹脂で前記金属放熱板を前記ベース基材に固着させることを特徴とする。
【0020】
また、本発明の半導体の実装方法は、前記封止樹脂が前記金属放熱板の前記貫通孔に形成した拡幅部を満たして樹脂アンカー部を形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
以上のように、本発明の半導体の実装体は、封止樹脂が半導体素子を封止するとともに、半導体素子を搭載したベース基材と金属放熱板とを固着させるので、金属放熱板を取り付ける際に、ネジ等の締結部材が不要となり、ネジの締め付けに起因するベース基材の変形、基材上の導体パターンの変形および断線といった現象が無くなり、且つネジ等の締結部材の配置領域をなくして小型化、多ピン化が可能になる。さらに、放熱グリスが不要となり、低コスト化を実現できる。
【0022】
半導体素子が、その全周囲において封止樹脂に接し、金属放熱板が貫通孔および拡幅部の全内壁面で封止樹脂と当接することで優れた放熱性を実現できる。また、封止樹脂に放熱性のあるフィラーを含有することで金属放熱板への熱伝導性を高めて、より高い絶縁性を持ったままでさらに熱伝導性を向上させることができる。
【0023】
よって、電気絶縁性等の電気的信頼性に加え、より高い放熱性を有し、且つ更なる小型化、多ピン化が可能になり、極めて低コストで半導体装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるテープキャリアを示す平面図である。図2は、本発明の実施の形態1における金属放熱板の平面図である。図3は、図2におけるA−A´断面図である。図4は、本発明の実施の形態1におけるテープキャリアに金属放熱板を装着したTCPを示す平面図である、図5は、図4におけるB−B´断面図である。
【0025】
図1〜図5において、1はテープキャリア、2はフィルム基材、2aはデバイスホール、3は導体パターン、3aはパターンリード、4はソルダーレジスト、5はアウターリード、6は半導体素子、7は金属放熱板、8はTCP(Tape Carrier Package)、9は粘着テープ、10は金属放熱板の半導体素子搭載用座ぐり孔、11は金属放熱板の裏面座ぐり孔、12はインナーリード、13は樹脂、14は金属放熱板の貫通孔を各々示している。
【0026】
図1〜図5に示すように、テープキャリア1は、ポリイミドフィルム等のフィルム基材2の上に導体パターン3を設け、導体パターン3をソルダーレジスト4で被覆したものであり、アウターリード5がソルダーレジスト4から露出している。
【0027】
導体パターン3は、一端がフィルム基材2のデバイスホール2aの内側に突出するインナーリード(フライングリード)12と、フィルム基材2の上に延在するパターンリード3aと、ソルダーレジスト4から露出する前述のアウターリード5からなる。
【0028】
図2および図3に示すように、金属放熱板7は、表裏の主面間を貫通する貫通孔14を有し、テープキャリア1に対向する主面に半導体素子搭載用座ぐり孔10を有し、テープキャリア1と対向する主面と表裏をなす反対側の主面に裏面座ぐり孔11を有している。
【0029】
半導体素子搭載用座ぐり孔10は半導体素子6を格納するためのもので、貫通孔14の一部なすとともに、貫通孔14より広い拡幅部に、後述する樹脂アンカー部を受け止める座10aを形成している。裏面座ぐり孔11は貫通孔14の一部をなすとともに、貫通孔14より広い拡幅部に、後述する樹脂アンカー部を受け止める座11aを形成している。
【0030】
図4および図5に示すTCP8の製造工程では、最初に、テープキャリア1のデバイスホール2aに半導体素子6を配置し、インナーリード12に半導体素子6をボンディングする。
【0031】
次に、テープキャリア1の裏面側に対向して金属放熱板7を配置し、テープキャリア1に実装した半導体素子6を金属放熱板7の半導体素子搭載用座ぐり孔10に格納するように金属放熱板7を位置合わせし、粘着テープ9でテープキャリア1の下部に金属放熱板7を固着する。
【0032】
次に、テープキャリア1のデバイスホール2aおよび金属放熱板7の半導体素子搭載用座ぐり孔10、貫通孔14、裏面座ぐり孔11に封止用の封止封止樹脂13を充填し、テープキャリア1および金属放熱板7と半導体素子6とのギャップを封止封止樹脂13で埋める。封止封止樹脂13の硬化により半導体素子6を封止して実装体としてのTCP8を形成する。
【0033】
封止封止樹脂13は、デバイスホール2aの周辺のテープキャリア1の表面上まで延在して樹脂アンカー部をなし、半導体素子搭載用座ぐり孔10を満たして拡幅部の座10aに当接する部位が樹脂アンカー部を形成し、さらに、裏面座ぐり孔11を満たして拡幅部の座11aに当接する部位がアンカーとして機能することで、テープキャリア1と金属放熱板7とを締結する。
【0034】
よって、半導体素子6を封止封止樹脂13で封止する同時に金属放熱板7とテープキャリア1との固着が可能になり、従来のように、テープキャリア1と金属放熱板7とを締結するためのネジ等の締結部材が不要となるとともに、ネジ等の締結部材を用いての取り付け工程が不要となる。
【0035】
このため、従来において課題であった、ネジ等の締結部材の締め付けに起因するフィルム基材2の変形が生じず、導体パターン3の変形、断線の現象が無くなる。また、従来において必要であったネジ等の締結部材を配置するための開口孔をテープキャリア1に設ける必要がなくなるので、導体パターン3の配線引き回しのための領域が広くなり、TCP8の多ピン化、小型化が可能になる。
【0036】
本実施の形態では、金属放熱板7の表裏面に貫通孔14より広い拡幅部を形成し、拡幅部の座10a、11aで封止樹脂13の樹脂アンカー部を受け止めた。しかしながら、拡幅部は貫通孔14の軸心方向の途中位置に形成することも可能である。また、半導体素子搭載用座ぐり孔10、貫通孔14、裏面座ぐり孔11の形状は本実施の形態に示すものに限らず、種々の形状とすることが可能である。
【0037】
従来においては、図8に示すように、放熱グリス112を用いるために、半導体素子106の半分程度がアンダーフィル樹脂113から露出していた。しかしながら、本実施の形態では、熱硬化樹脂などの接着性のある封止樹脂13を充填し、封止樹脂13により半導体素子6の全周囲を保持して強固に固定できる。
【0038】
また、半導体素子6で発生する熱が封止樹脂13を介して放熱板7に伝導するに際して、半導体素子6の周囲と放熱板7との間を封止樹脂13が満たすことで、半導体素子6と封止樹脂13との接触面積および放熱板7と半導体素子6との接触面積を十分に確保することができ、十分な放熱性を実現できる。
【0039】
さらに、金属放熱板7の半導体素子搭載用座ぐり孔10、貫通孔14、裏面座ぐり孔11の内壁面はエッチング等により粗面仕上げとすることで、封止樹脂13との接合強度が増すとともに、封止樹脂13との界面における熱伝導性が向上する。
【0040】
また、ここで使用する封止樹脂13に放熱性のあるフィラーを含有することで金属放熱板7への熱伝導性を向上させることができる。このフィラーとしては、例えば特開2005−306718において公知の無機フィラーを多く充填することにより、高い絶縁性を持ったままで、さらに熱伝導性を向上させて優れた放熱性を実現できる。
【0041】
また、従来のような、ネジ等の締結部材を用いての取り付け工程が不要となり、かつ放熱グリス塗布工程がなくなるので、極めて低コストでの実装体を作成することが可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の半導体の実装体によれば、電気絶縁性等の電気的信頼性に加え、より高い放熱性を備えたTCPを形成することが可能になり、テレビ等のディスプレイ用途に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施の形態1におけるテープキャリアの平面図
【図2】本発明の実施の形態1における金属放熱板の平面図
【図3】図2におけるA−A´断面図
【図4】本発明の実施の形態1における金属放熱板付きTCPの平面図
【図5】図4におけるB−B´断面図
【図6】一般的なテープキャリアの平面図
【図7】従来の金属放熱板付のTCPの平面図
【図8】図7におけるC−C´断面図
【符号の説明】
【0044】
1、101 テープキャリア
2、102 フィルム基材
2a、102a デバイスホール
3、103 導体パターン
3a、103b パターンリード
4、104 ソルダーレジスト
5、105 アウターリード
6、106 半導体素子
7、107 金属放熱板
8、108 TCP(Tape Carrier Package)
9、109 粘着テープ
10 金属放熱板の半導体素子搭載用座ぐり孔
11 金属放熱板の裏面座ぐり孔
12、103a インナーリード
13 封止樹脂
14 金属放熱板の貫通孔
107a 凹部
110 開口孔
111 ネジ等の締結部材
112 放熱グリス
113 アンダーフィル樹脂

【特許請求の範囲】
【請求項1】
導体配線を配置したフレキシブルなベース基材と、前記ベース基材のデバイスホールに搭載する半導体素子と、前記デバイスホールに充填して前記半導体素子を封止する封止樹脂と、前記ベース基材に対向して配置する金属放熱板とを備え、
前記金属放熱板が前記デバイスホールに連通する貫通孔を有し、前記封止樹脂を前記デバイスホールおよび前記貫通孔に充填して前記金属放熱板を前記ベース基材に固着させることを特徴とする半導体の実装体。
【請求項2】
前記金属放熱板は、前記貫通孔の一部をなし、かつ前記貫通孔より広い拡幅部を有する孔を備え、前記封止樹脂が前記拡幅部を満たすことを特徴とする請求項1に記載の半導体の実装体。
【請求項3】
前記金属放熱板は、前記ベース基材と対向する面と表裏をなす反対側の主面に、前記貫通孔に連通し、かつ前記貫通孔より広い拡幅部を有する座ぐり孔を備え、前記封止樹脂が前記拡幅部を満たすことを特徴とする請求項1に記載の半導体の実装体。
【請求項4】
前記金属放熱板は、表裏の主面に、前記貫通孔に連通し、かつ前記貫通孔より広い拡幅部を有する座ぐり孔を備え、前記封止樹脂が前記拡幅部を満たすことを特徴とする請求項1に記載の半導体の実装体。
【請求項5】
前記封止樹脂は、電気絶縁性と放熱性を兼ね備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体の実装体。
【請求項6】
前記封止樹脂は、放熱性のあるフィラーを含有することを特徴とする請求項5に記載の半導体の実装体。
【請求項7】
導体配線を配置したフレキシブルなベース基材のデバイスホールに半導体素子を配置し、前記ベース基材に対向して金属放熱板を配置し、前記金属放熱板を表裏に貫通して形成した貫通孔および前記デバイスホールに封止樹脂を充填し、前記封止樹脂で前記金属放熱板を前記ベース基材に固着させることを特徴とする半導体の実装方法。
【請求項8】
前記封止樹脂が前記金属放熱板の前記貫通孔に形成した拡幅部を満たして樹脂アンカー部を形成することを特徴とする請求項7に記載の半導体の実装方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−224733(P2009−224733A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−70507(P2008−70507)
【出願日】平成20年3月19日(2008.3.19)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】