説明

原稿画像読取記録装置

【課題】 制御プログラムの更新に要する時間を短縮化できる原稿画像読取記録装置を提供する。
【解決手段】 制御プログラム16をセクタ単位で記憶する記憶手段と、メモリカード(外部記憶媒体)17に格納された更新用の複数の制御プログラム46A、46B、46C中のバージョン情報を一覧表示する表示手段と、一覧表示されたバージョン情報の中からバージョン情報を選択する選択手段と、データ差分情報テーブル47を検索し、選択されたバージョン情報に対応するデータ差分情報に基づいて、記憶された制御プログラム16中のデータを更新すべきセクタを特定する特定手段と、特定されたセクタ上のデータを、選択されたバージョン情報に対応する更新用の制御プログラム46C中の当該セクタに格納可能なデータに書き換える書換手段と、を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内蔵のフラッシュメモリ等に制御プログラムが記憶された原稿画像読取記録装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
周知のように、原稿画像読取記録装置を制御するための制御プログラムは、原稿画像読取記録装置に内蔵されたフラッシュメモリに記憶されていることが多い。このような原稿画像読取記録装置における制御プログラムの更新方法としては、フラッシュメモリ上の制御プログラムを、適宜のインターフェース経由の専用装置、USB(Universal Serial Bus)インターフェース経由のパーソナルコンピュータ、又は、電話回線経由のパーソナルコンピュータ等から送信された更新用の制御プログラムに書き換える方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平11−282690号公報(第4頁、図2等)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記のような方法では、フラッシュメモリ上の全エリアのデータを更新するので、制御プログラムの更新に時間がかかるという問題点がある。
【0004】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、制御プログラムの更新に要する時間を短縮化できる原稿画像読取記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための本発明は、複数のセクタを有しかつ原稿画像読取記録装置又はそのオプション装置を制御するための制御プログラムをセクタ単位で記憶する記憶手段と、着脱可能な外部記憶媒体に格納された更新用の複数の制御プログラム中のバージョン情報を一覧表示する表示手段と、この表示手段により一覧表示されたバージョン情報の中からバージョン情報を選択する選択手段と、前記外部記憶媒体に格納されかつバージョン情報とデータ差分情報とを対応付けたデータ差分情報テーブルを検索し、前記選択手段により選択されたバージョン情報に対応するデータ差分情報に基づいて、前記記憶手段により記憶された制御プログラム中のデータを更新すべきセクタを特定する特定手段と、この特定手段により特定されたセクタ上のデータを、前記選択手段により選択されたバージョン情報に対応する更新用の制御プログラム中の当該セクタに格納可能なデータに書き換える書換手段と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、更新すべきセクタ上のデータのみを書き換えるので、原稿画像読取記録装置又はそのオプション装置を制御するための制御プログラムの更新に要する時間を短縮化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る原稿画像読取記録装置1は、図1に示すように、制御部2、フラッシュメモリ3、RAM(Random Access Memory、随時書き込み読み出しメモリ)4、画像メモリ5、コーデック(CODEC)6、モデム7、NCU(Network Control Unit、回線網制御装置)8、カードリード・ライト部9、記録部10、読取部11、操作部12、表示部13、及びオプション装置14等を備えたものであり、各部2〜14はバス15を介して互いに通信可能に接続されている。
【0008】
フラッシュメモリ3は、図示しない複数のセクタを有しており、原稿画像読取記録装置1を制御、即ち各部3〜14の動作を制御するための制御プログラム16をセクタ単位で記憶している。また、このフラッシュメモリ3は、指定フォルダ名も記憶している。制御部2は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)等で構成されており、フラッシュメモリ3上の制御プログラム16等に従って各部3〜14の動作を制御する。
【0009】
RAM4は、原稿画像読取記録装置1に関する各種の情報〔例えば、ライフ情報(プリント枚数、読取枚数等)、機器設定情報(発信元名、発信元番号等)、ファクス(FAX)送信履歴情報、格納履歴情報(コピー履歴、ファクス受信履歴等)、用紙サイズ情報、出力条件情報(原稿種類、濃度、倍率、部数等)〕を記憶する。
【0010】
読取部11は、原稿の画像を画像データとして読み取る。画像メモリ5は、読み取られた画像データを一時的に記憶する。記録部10は、記憶された画像データ等を電子写真方式等により記録用紙に記録(印刷)する。このように、原稿画像読取記録装置1は、原稿の画像を画像データとして読み取る読取手段、この読取手段により読み取られた画像データを記憶する記憶手段、及びこの記憶手段により記憶された画像データを記録用紙に記録する記録手段を備えている。
【0011】
カードリード・ライト部9は、着脱自在に装着されたメモリカード(外部記憶媒体)17上のデータを読み出したり、適宜のデータをメモリカード17に書き込んだりする。着脱可能な外部記憶媒体は、メモリカード17の他、超小型のハードディスクドライブ(HDD)であるマイクロドライブ等であってもよい。メモリカード17としては、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア(商標)、xDピクチャーカード(登録商標)、マルチメディアカード(商標)、SDカード、miniSD(商標)カード、メモリスティック、メモリスティックDuo等が挙げられる。
【0012】
オプション装置14は、原稿画像読取記録装置1にオプションとして装着される装置であり、フラッシュメモリ23等を備えている。このフラッシュメモリ23も、図示しない複数のセクタを有しており、オプション装置14を制御するための制御プログラム26をセクタ単位で記憶している。オプション装置14としては、NIC(Network Interface Card)、フィニッシャー、両面プリントユニット、2ビントレイ(ジョブセパレーター)等が挙げられる。
【0013】
表示部13は、操作部12等に併設されたLCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)等で構成されており、各種の情報を表示する。操作部12は、各種の操作をするための操作キー等を備えている。原稿画像読取記録装置1に対するユーザによる各種の操作は、この操作部12を通じて行われる。
【0014】
コーデック6は、読み取られた画像データを送信等のためにMH(Modified Huffman)方式、MR(Modified READ)方式、MMR(Modified Modified READ)方式等により符号化したり、受信した画像データを復号化したりする。
【0015】
モデム7は、例えばITU−T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。NCU8は、PSTN(Public Switched Telephone Network、公衆電話交換網)31に接続されており、電話回線を制御して電話をかけたり切ったりする。
【0016】
上記のように構成された原稿画像読取記録装置1は、コピー機の他、ファクス通信機等としても機能する複合機である。なお、原稿画像読取記録装置1は、コピー機やファクス通信機の他、インターネットファクス通信機、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナ等として機能する複合機等であってもよい。
【0017】
次に、原稿画像読取記録装置1を制御するための制御プログラム16の書換処理の一例を図2及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理は、フラッシュメモリ3上の制御プログラム16等に基づいて制御部2が発行する命令に従って行われる。
【0018】
この処理においては、図2に示すように、まず、操作部12により制御プログラム16の書換指示が実行され(ステップS1)、フラッシュメモリ3に記憶された指定フォルダ名(例えば、「ROM_DATA」)と同じフォルダ名の図4のような更新用のルートフォルダ41がメモリカード17上にあるか否かが判断される(ステップS2)。そして、ルートフォルダ41がないと判断された場合は(ステップS2でNO)、制御プログラム16中の「更新用のルートフォルダが存在しません。」等のエラーメッセージが表示部13に表示され(ステップS3)、処理が終了する。
【0019】
一方、ルートフォルダ41があると判断された場合は(ステップS2でYES)、制御プログラム16中のバージョン情報(例えば、「V-3000」等の機種名)と同じフォルダ名の図4のような更新用のサブフォルダ42がルートフォルダ41内にあるか否かが判断される(ステップS4)。そして、サブフォルダ42がないと判断された場合は(ステップS4でNO)、制御プログラム16中の「更新用のサブフォルダが存在しません。」等のエラーメッセージが表示部13に表示され(ステップS3)、処理が終了する。
【0020】
一方、サブフォルダ42があると判断された場合は(ステップS4でYES)、サブフォルダ42内にある図4のような更新用の複数(例えば3つ)の制御プログラム46A、46B、46C中のバージョン情報(例えば、機種名、仕向け先、リビジョン)が表示部13に図5のように一覧表示される(ステップS5)。なお、更新用の制御プログラム46A、46B、46Cは、フラッシュメモリ3のセクタに関する情報を有しており、フラッシュメモリ3にセクタ単位で格納可能となっている。
【0021】
そして、操作部12により、一覧表示されたバージョン情報の中から適宜のバージョン情報(例えば図5中の「NO.」が「03」のもの)が選択された場合は(ステップS6でYES)、図3及び図4に示すように、サブフォルダ42内にあるデータ差分情報テーブル47が検索され、選択されたバージョン情報に対応するデータ差分情報に基づいて、フラッシュメモリ3上の制御プログラム16中のデータを更新すべきセクタが特定される(ステップS7)。一方、図2に示すように、一覧表示されたバージョン情報の中から適宜のバージョン情報が選択されていない場合は(ステップS6でNO)、ステップS6に戻る。
【0022】
ここで、データ差分情報テーブル47は、図6に示すように、バージョン情報(例えば、リビジョン)とデータ差分情報とを対応付けたものである。データ差分情報は、原稿画像読取記録装置1に内蔵されたフラッシュメモリ3の各セクタ上のデータを更新するか否かについての情報であり、例えば、データを更新するセクタについては「1」と設定されていると共に、データを更新しないセクタについては「0」と設定されている。
【0023】
次いで、図3に示すように、特定されたセクタのうちの1つのセクタ上のデータが、選択されたバージョン情報に対応する更新用の例えば制御プログラム46C中の当該セクタに格納可能なデータに書き換えられる(ステップS8)。特定されたセクタの全てについてデータの書換が終了した場合は(ステップS9でYES)、図2に示すように、処理が終了する。一方、図3に示すように、特定されたセクタの全てについてデータの書換が終了していない場合は(ステップS9でNO)、ステップS8に戻る。
【0024】
上記のように構成された原稿画像読取記録装置1によれば、更新すべきセクタ上のデータのみを書き換えるので、制御プログラム16の更新に要する時間を短縮化できるという利点がある。
【0025】
次に、オプション装置14を制御するための制御プログラム26の書換処理の一例を図7及び図8に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理も、原稿画像読取記録装置1のフラッシュメモリ3上の制御プログラム16等に基づいて制御部2が発行する命令に従って行われる。
【0026】
この処理においては、図7に示すように、まず、操作部12によりフラッシュメモリ23上の制御プログラム26の書換指示が実行され(ステップS21)、フラッシュメモリ3に記憶された指定フォルダ名(例えば、「ROM_DATA」)と同じフォルダ名の図4のような更新用のルートフォルダ41がメモリカード17上にあるか否かが判断される(ステップS22)。そして、ルートフォルダ41がないと判断された場合は(ステップS22でNO)、フラッシュメモリ3上の制御プログラム16中の「更新用のルートフォルダが存在しません。」等のエラーメッセージが表示部13に表示され(ステップS23)、処理が終了する。
【0027】
一方、ルートフォルダ41があると判断された場合は(ステップS22でYES)、フラッシュメモリ23上の制御プログラム26中のバージョン情報(例えば、「IS-100」等の機種名)と同じフォルダ名の図4のような更新用のサブフォルダ52がルートフォルダ41内にあるか否かが判断される(ステップS24)。そして、サブフォルダ52がないと判断された場合は(ステップS24でNO)、フラッシュメモリ3上の制御プログラム16中の「更新用のサブフォルダが存在しません。」等のエラーメッセージが表示部13に表示され(ステップS23)、処理が終了する。
【0028】
一方、サブフォルダ52があると判断された場合は(ステップS24でYES)、サブフォルダ52内にある図4のような更新用の複数(例えば2つ)の制御プログラム56A、56B中のバージョン情報(例えば、機種名、仕向け先、リビジョン)が表示部13に図9のように一覧表示される(ステップS25)。なお、更新用の制御プログラム56A、56Bも、オプション装置14のフラッシュメモリ23のセクタに関する情報を有しており、フラッシュメモリ23にセクタ単位で格納可能となっている。
【0029】
そして、操作部12により、一覧表示されたバージョン情報の中から適宜のバージョン情報(例えば図9中の「NO.」が「02」のもの)が選択された場合は(ステップS26でYES)、図8に示すように、サブフォルダ52内の図4のようなデータ差分情報テーブル57が検索され、選択されたバージョン情報に対応するデータ差分情報に基づいて、フラッシュメモリ23上の制御プログラム26中のデータを更新すべきセクタが特定される(ステップS27)。
【0030】
ここで、データ差分情報テーブル57は、図10に示すように、バージョン情報(例えば、リビジョン)とデータ差分情報とを対応付けたものである。ここでいうデータ差分情報は、オプション装置14に内蔵されたフラッシュメモリ23の各セクタ上のデータを更新するか否かについての情報であり、例えば、データを更新するセクタについては「1」と設定されていると共に、データを更新しないセクタについては「0」と設定されている。
【0031】
次いで、図8に示すように、特定されたセクタのうちの1つのセクタ上のデータが、選択されたバージョン情報に対応する更新用の例えば制御プログラム56B中の当該セクタに格納可能なデータに書き換えられる(ステップS28)。特定されたセクタの全てについてデータの書換が終了した場合は(ステップS29でYES)、図7に示すように、処理が終了する。一方、図8に示すように、特定されたセクタの全てについてデータの書換が終了していない場合は(ステップS29でNO)、ステップS28に戻る。
【0032】
上記のように構成された原稿画像読取記録装置1によれば、更新すべきセクタ上のデータのみを書き換えるので、制御プログラム26の更新に要する時間を短縮化できるという利点がある。
【0033】
以上のように、制御プログラム16又は制御プログラム26の更新に際しては、原稿画像読取記録装置1に接続される専用装置やパーソナルコンピュータ等を準備する必要がないので、制御プログラム16、26の更新を簡単に行うことができる。なお、本実施形態のように、記憶手段により記憶された指定フォルダ名と同じフォルダ名のルートフォルダ41がメモリカード17等の外部記憶媒体上にあるか否かを判断するルートフォルダ判断手段と、このルートフォルダ判断手段によりルートフォルダ41があると判断された場合に、記憶手段により記憶された制御プログラム16又は制御プログラム26中のバージョン情報と同じフォルダ名のサブフォルダ42又はサブフォルダ52がルートフォルダ41内にあるか否かを判断するサブフォルダ判断手段とを設けておき、表示手段が、サブフォルダ判断手段によりサブフォルダ42又はサブフォルダ52があると判断された場合に、サブフォルダ42内にある更新用の複数の制御プログラム46A、46B、46C、又はサブフォルダ52内にある更新用の複数の制御プログラム56A、56B中のバージョン情報を一覧表示するように構成しておけば、外部記憶媒体が制御プログラム16又は制御プログラム26の更新に使用できるか否かを簡単に判別できるという利点がある。
【産業上の利用可能性】
【0034】
以上のように、本発明に係る原稿画像読取記録装置は、当該原稿画像読取記録装置又はそのオプション装置を制御するための制御プログラムの更新に要する時間を短縮化するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】実施形態に係る原稿画像読取記録装置の構成例を示すブロック図。
【図2】原稿画像読取記録装置を制御するための制御プログラムの書換処理の一例を示すフローチャート。
【図3】原稿画像読取記録装置を制御するための制御プログラムの書換処理の一例を示すフローチャート。
【図4】メモリカードの内容を示す模式図。
【図5】更新用の制御プログラム中のバージョン情報を一覧表示した画面の一例を示す説明図。
【図6】データ差分情報テーブルの一例を示す説明図。
【図7】オプション装置を制御するための制御プログラムの書換処理の一例を示すフローチャート。
【図8】オプション装置を制御するための制御プログラムの書換処理の一例を示すフローチャート。
【図9】更新用の制御プログラム中のバージョン情報を一覧表示した画面の一例を示す説明図。
【図10】データ差分情報テーブルの一例を示す説明図。
【符号の説明】
【0036】
1 原稿画像読取記録装置
2 制御部
3 フラッシュメモリ
9 カードリード・ライト部
12 操作部
13 表示部
14 オプション装置
16 制御プログラム
17 メモリカード(外部記憶媒体)
23 フラッシュメモリ
26 制御プログラム
46A、46B、46C 更新用の制御プログラム
47 データ差分情報テーブル
56A、56B 更新用の制御プログラム
57 データ差分情報テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のセクタを有しかつ原稿画像読取記録装置又はそのオプション装置を制御するための制御プログラムをセクタ単位で記憶する記憶手段と、
着脱可能な外部記憶媒体に格納された更新用の複数の制御プログラム中のバージョン情報を一覧表示する表示手段と、
この表示手段により一覧表示されたバージョン情報の中からバージョン情報を選択する選択手段と、
前記外部記憶媒体に格納されかつバージョン情報とデータ差分情報とを対応付けたデータ差分情報テーブルを検索し、前記選択手段により選択されたバージョン情報に対応するデータ差分情報に基づいて、前記記憶手段により記憶された制御プログラム中のデータを更新すべきセクタを特定する特定手段と、
この特定手段により特定されたセクタ上のデータを、前記選択手段により選択されたバージョン情報に対応する更新用の制御プログラム中の当該セクタに格納可能なデータに書き換える書換手段と、
を備えたことを特徴とする原稿画像読取記録装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−227989(P2006−227989A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−42160(P2005−42160)
【出願日】平成17年2月18日(2005.2.18)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】