説明

地図表示装置

【課題】ユーザが地図をスクロールして目的地としたい施設を探すときの利便性を向上させた地図表示装置を提供する。
【解決手段】地図20をスクロールすることによって表示モニタに表示することができるアイコン23a,23bを検出し、検出されたアイコン23a,23bを表示するために地図20をスクロールすることによって地図20が表示される方向を示す目印21Aを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示された地図をスクロールすることができる地図表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
表示モニタに表示された地図をスクロールさせることができる地図表示装置が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−134504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている従来の地図表示装置では、現在表示されている地図の範囲内にユーザが目的地としたい施設が存在しない場合、ユーザは地図をスクロールして所望の施設を探すことができる。しかし、表示中の地図範囲に対して当該施設が地図上でどの方向に位置するか分からない場合、ユーザは地図をスクロールすべき方向が分からないため、試行錯誤的に地図をスクロールして当該施設を探す必要がある。このように、地図のスクロール機能を有する従来の地図表示装置では、ユーザが目的地としたい施設を探すときに、ユーザにとって不必要な手間や時間を強いてしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザが地図をスクロールして目的地としたい施設を探すときの利便性を向上させた地図表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明の地図表示装置は、表示モニタと、アイコンが表示された地図を表示モニタに表示させ、スクロール指示に応じて、該地図をスクロールさせる地図表示制御手段と、表示モニタの表示画面外の所定領域に存在するアイコンを検出するアイコン検出手段と、アイコン検出手段によって検出されたアイコンを表示させるために地図をスクロールさせる方向を示す目印を表示させる目印表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザが地図をスクロールして目的地としたい施設を探すときの利便性を向上させた地図表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態におけるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における地図の目印表示処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態における施設アイコンが存在する方向を示す目印を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施形態における施設アイコンが存在する方向を示す目印を説明するための図である。
【図5】施設アイコンが存在する複数方向を示す目印を説明するための図である。
【図6】複数の施設アイコンが存在する方向を示す目印を説明するための図である。
【図7】地図の中心からの距離によって変更される施設アイコンが存在する方向を示す目印を説明するための図である。
【図8】地図の中心からの距離によって変更される施設アイコンが存在する方向を示す目印を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1を参照して、本発明の一実施形態によるナビゲーション装置1の構成を示す。このナビゲーション装置1は、地図をスクロールさせることによって表示モニタ16に表示することができるアイコンが存在する方向を示す目印を表示することができる。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、タッチパネル19およびディスクドライブ111を有している。ディスクドライブ111には、地図データを記憶したDVD−ROM112が装填されている。
【0010】
制御回路11は、マイクロプロセッサおよびその周辺回路からなる。この制御回路11は、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。制御回路11は、DVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行い、その処理結果を経路として表示モニタ16に表示させる。
【0011】
現在地検出装置14は、車両の現在地を検出する装置である。現在地装置14は、振動ジャイロ14a、車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)センサ14cなどからなる。振動ジャイロ14aは、車両の進行方向を検出し、車速センサ14bは車速を検出する。GPSセンサ14cは、GPS衛星から送信されるGPS信号に基づいて現在地を検出する。現在地検出装置14は、これらの装置14a〜14cが検出した情報を使用して車両の現在地を検出する。ナビゲーション装置1は、現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲などを決定する。また、ナビゲーション装置1は地図上の現在地に自車位置マークを表示する。
【0012】
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示させるための画像データを格納する。この画像データは、地図描画用データや各種の図形データからなり、DVD−ROM112に記憶された地図データに基づいて適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって表示モニタ16に地図などを表示することができる。
【0013】
タッチパネル19は、表示モニタ16の表面に積層される透明のタッチスイッチであり、表示モニタ16に表示される画像はタッチパネル19を透過して表示される。表示モニタ16に表示されたボタンやメニュー画面の項目などをユーザが指などで押圧すると、タッチパネル19が押圧される。タッチパネル19は、押圧位置に応じた信号をタッチパネルコントロール部110に出力する。タッチパネルコントロール部110はタッチパネル19から出力された信号に基づいてタッチパネル19の押圧位置を算出し、その算出結果を制御回路11に出力する。そして、制御回路11は、押圧された各種ボタンやメニュー画面の項目などに定義された処理が実行されるように制御を行う。
【0014】
また、地図が表示モニタ16に表示されているとき、ユーザが表示モニタ16の画面を押圧すると、タッチパネル19が押圧され、押圧された位置が地図の中心に移動するように地図がスクロールされる。
【0015】
ディスクドライブ111は、装填されたDVD−ROM112から、表示モニタ16に地図を表示するための地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM112以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどから地図データを読み出してもよい。
【0016】
表示モニタ16は、車両の現在地周辺の地図やメニュー画面などの各種情報を表示する。スピーカ17は、ユーザに操作案内したり、経路誘導したりするための音声を出力する。入力装置18は、ユーザが各種コマンドの設定などするための操作キーを有し、操作パネル上のボタンスイッチなどによって実現される。
【0017】
ユーザは、表示モニタ16の画面の指示やスピーカ17からの音声指示にしたがって入力装置18やタッチパネル19を操作することにより、目的地を設定することができる。
【0018】
目的地がユーザによって設定されると、現在地に経路探索の開始点が設定され、目的地に経路探索の終了点が設定される。そして、開始点から終了点までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このようにして求められた経路は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して表示モニタ16に表示される。これにより、ユーザは地図上の探索された経路を表示モニタ16上で認識することができる。また、ナビゲーション装置1は、探索された経路にしたがって車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行指示を行い、車両を経路誘導する。
【0019】
次に、図2のフローチャートを参照して、本発明の一実施形態における地図の目印表示処理を説明する。図2の処理は、表示モニタ16に表示された地図がスクロールされるとスタートするプログラムにより、制御回路11において実行される。
【0020】
ステップS101では、表示モニタ16に表示されている地図の縮尺を検出する。ステップS102では、ステップS101で検出された地図の縮尺に基づいて、表示されている地図の中心を基準とした検出範囲を決定する。表示モニタ16に表示されている地図が広域地図の場合は検出範囲を広くし、詳細地図の場合は検出範囲を狭くする。ここで、検出範囲は、画面に表示される地図の範囲より大きなものとなっている。本実施の形態では、制御回路11の制御により、表示モニタ16に表示される地理的範囲よりも大きめの範囲の地図のイメージを描画して画像メモリ15に蓄積しておく。そして、表示モニタ16に地図を表示する際に当該画像メモリ15から地図イメージを読み込むときのアドレスをスクロール量に応じて移動する、言い換えると原点の位置を移動することにより、地図のスクロールを実現する。すなわち、画像メモリ15に描画される広めの地図の範囲が本実施形態の検出範囲と対応している。なお、地図データがメッシュ単位で管理されている場合、検出範囲をメッシュ単位で決定し、たとえば表示されている地図のメッシュを囲むメッシュを検出範囲とするようにしてもよい。
【0021】
ステップS103では、地図の中心の位置を検出する。ステップS104では、ステップS103で検出された地図の中心を基準とした検出範囲内における施設アイコンを表示する施設を検出する。施設アイコンとは、所定の施設の存在を地図上に示すアイコンである。施設とは、たとえばガソリンスタンド、ファミリーレストラン、コンビニエンスストア、金融機関、駐車場などである。施設アイコンは、これらの施設を種類ごとにそれぞれ明示または示唆するアイコンである。なお、全ての種類の施設アイコンを表示するとなると、狭い面積内に多数の施設アイコンが密集し、ユーザが各施設アイコンを識別し難くなるおそれがある。これを避けるため、ユーザの操作に基づいて、各施設アイコンを対応する施設の種類ごとに表示対象とするか否かを設定できるようにしてもよい。ステップS105では、検出範囲内に施設アイコンを表示する施設が存在するか否かを判定する。施設アイコンを表示する施設が存在する場合はステップS105が肯定判定され、ステップS106へ進む。施設アイコンを表示する施設が存在しない場合はステップS105が否定判定され、ステップS101に戻る。
【0022】
ステップS106では、地図の中心の位置と、地図の縮尺とに基づいて表示モニタ16に表示されている地図の範囲を算出し、ステップS104で検出された施設が施設アイコンとして既に表示モニタ16に表示されているか否かを判定する。既に表示されている場合はステップS106が肯定判定され、ステップS101に戻る。表示されていない場合はステップS106が否定判定され、ステップS107へ進む。ステップS107では、地図の中心に対する、検出された施設アイコンを表示する施設の方向を算出する。施設の情報は、施設(POI)データベースに格納されている。施設は、ジャンルごとに分類されている。データベースは、施設の位置情報として、緯度、経度のデータを有する。したがって、画面表示されている地図中心の位置と施設の位置とを結ぶ線分の方向を施設の方向として算出することができる。
【0023】
ステップS108では、ステップS107で算出された方向を示す目印を地図に重ねて表示させる。たとえば、図3(a)に示すように、矩形形状の地図20の辺の中で、検出された施設の方向である下方の辺周辺に波形21Aを目印として表示する。地図20の中心にはカーソル22が表示されている。そして、図3(a)に示すように、地図20を押圧して地図20を上方にスクロールさせると、地図20の下方が表示され、図3(b)に示すように、表示されていなかった施設アイコン23a,23bが表示される。施設の方向とは、上記線分が交差する表示画面の一辺の方向のことである。
【0024】
また、図4(a)に示すように、検出された施設の方向である下方向を示す矢印21Bを目印として表示するようにしてもよい。そして、図4(a)に示すように、地図20を押圧して地図20を上方にスクロールさせると、地図20の下方が表示され、図4(b)に示すように、表示されていなかった施設アイコン23a,23bが表示される。
【0025】
なお、検出された施設の方向が認識できれば、表示する目印は、波形や矢印に限定されない。
【0026】
図2のステップS109では、表示モニタ16の地図表示が終了か否かを判定する。地図表示が継続の場合はステップS109が肯定判定され、ステップS101に戻る。地図表示が終了の場合はステップS109が否定判定され、目印表示処理を終了する。
【0027】
以上の実施形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
スクロール後の地図表示画面に表示されない施設アイコンのうち、予め定めた周辺領域に存在する施設アイコンを検出し、検出されたアイコンを表示するために地図をスクロールする方向を示す目印を表示するようにした。これにより、ユーザが地図をスクロールして目的地としたい施設を探すときの利便性を向上させることができる。
【0028】
以上の実施形態のナビゲーション装置1を次のように変形することができる。
(1)地図上に表示されるアイコンであれば、施設アイコンに限定されない。
【0029】
(2)図2のステップS104で検出された施設が複数であり、ステップS107で算出された、検出された施設アイコンを表示する施設の方向が複数ある場合は、それぞれの方向を示す目印を複数表示するようにしてもよい。たとえば、地図の中心に対して、下方向と右方向に施設アイコンを表示する施設が存在する場合、図5(a)に示すように、矩形形状の地図20の辺の中で、検出された施設の方向である下方および右方の辺周辺に波形21C,21Dを目印として表示するようにしてもよい。
【0030】
矢印で検出された施設の方向を示す場合、図5(b)に示すように、検出された施設の方向である下方向を示す矢印21Eと、検出された施設の方向である右方を示す矢印21Fとを目印として重ねて表示するようにしてもよい。この場合、矢印21Eの下側の矢印21Fの方向を認識できるようにするため、上側の矢印21Eは半透明にされて表示される。また、図5(c)に示すように、下方を示す矢印21Gと、右方を示す矢印21Fとを重ねないで表示するようにしてもよい。
【0031】
(3)図2のステップS104で検出された施設の数に基づいて、施設の方向を示す目印の表示態様を変更するようにしてもよい。これにより、地図をスクロールさせて表示されるアイコンの数を予め認識することができ、便利である。
【0032】
たとえば、検出された施設の方向を波形で示す場合、検出された施設の数が1〜5の場合、図3(a)に示すように、1本の波形21Aで示す。検出された施設の数が6〜10の場合、図6(a)に示すように2本の波形21Iで示す。検出された施設の数が11以上の場合、3本の波形で示す(不図示)ようにしてもよい。
【0033】
また、検出された施設の方向を矢印で示す場合、検出された施設の数が1〜5の場合、図4(a)に示すように、1つの矢印21Bで示す。検出された施設の数が6〜10の場合、図6(b)に示すように2つの矢印21Jで示す。検出された施設の数が11以上の場合、3つの矢印で示す(不図示)ようにしてもよい。
【0034】
(4)図2のステップS104で、さらに、表示されている地図の所定位置、たとえば表示されている地図の中心と、検出された施設との間の距離を算出し、算出された距離に基づいて目印の表示態様を変更するようにしてもよい。これにより、アイコンを表示させるためには地図をどの程度スクロールさせればよいかを予め認識することができ、便利である。この場合、検出された施設が複数あるとき、表示されている地図の中心と、検出された施設との間の距離の最小値を基準に目印の表示態様を変更するようにしてもよいし、表示されている地図の中心と、検出された施設との間の平均距離に基づいて目印の表示態様を変更するようにしてもよい。
【0035】
たとえば、検出された施設の方向を波形で示す場合、地図の中心と検出された施設との間の距離が大きいとき、図7(a)に示すように、波形21Kの振幅および波長を大きくする。また、地図の中心と検出された施設との間の距離が小さいとき、図7(b)に示すように、波形21Lの振幅および波長を小さくするようにしてもよい。なお、地図の中心と検出された施設との間の距離が大きいとき、波形の振幅のみを大きくし、地図の中心と検出された施設との間の距離が小さいとき、波形の振幅のみを小さくするようにしてもよい
【0036】
また、検出された施設の方向を矢印で示す場合、地図の中心と検出された施設との間の距離が大きいとき、図8(a)に示すように、大きな矢印21Mを表示する。また、地図の中心と検出された施設との間の距離が小さいとき、図8(b)に示すように、小さな矢印21Nを表示するようにしてもよい。
【0037】
(5)図2のステップS104で、さらに、検出された施設のジャンルを検出し、検出されたジャンルに基づいて目印の表示態様を変更するようにしてもよい。これにより、地図をスクロールさせると所望のジャンルの施設のアイコンを表示させることができるか否かを予め認識することができ、便利である。
【0038】
(6)図2のステップS102で決定される検出範囲をユーザが指定できるようにしてもよい。これにより、ユーザは、地図を少しスクロールすれば表示される施設アイコンの施設を検出するのか、それとも、地図を多くスクロールしなければ表示されない施設アイコンの施設を検出するのかを選択することができ便利である。検出範囲を指定する手段としては、たとえば、入力装置18を操作して、地図の中心からの距離を入力し、その距離で定義される範囲を施設検出範囲としてもよい。
【0039】
(7)目印の対象となっている施設アイコンが1つでも表示された場合、その他のアイコンが表示されていなくても目印を消去するようにしてもよい。また、目印の対象となっているアイコンが1つ表示された場合であっても、その他のアイコンが表示されていない場合、目印の表示を続行してもよい。
【0040】
(8)地図上に施設アイコンを表示するモード(アイコン表示モード)がオンされていないときでも、地図の目印表示処理を実行するモードに切り替えると、アイコン表示モードがオンされるようにしてもよい。また、地図の目印表示処理を実行しているとき、アイコン表示モードがオフされた場合、地図の目印表示処理を終了するようにしてもよい。
【0041】
実施形態と変形例の一つ、もしくは複数を組み合わせることも可能である。変形例同士をどのように組み合わせることも可能である。
【0042】
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
【符号の説明】
【0043】
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
16 表示モニタ
19 タッチパネル
20 地図
21A,21C,21D,21I,21K,21L 波形
21B,21E〜21F,21J,21M,21N 矢印
22 カーソル
23a,23b 施設アイコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示モニタと、
アイコンが表示された地図を前記表示モニタに表示させ、スクロール指示に応じて、該地図をスクロールさせる地図表示制御手段と、
前記表示モニタの表示画面外の所定領域に存在するアイコンを検出するアイコン検出手段と、
前記アイコン検出手段によって検出されたアイコンを表示させるために前記地図をスクロールさせる方向を示す目印を表示させる目印表示制御手段とを備えることを特徴とする地図表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の地図表示装置において、
前記目印表示制御手段は、前記アイコン検出手段によって検出されたアイコンの数に基づいて前記目印の表示態様を変更させることを特徴とする地図表示装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の地図表示装置において、
前記アイコン検出手段によって検出されたアイコンが表示される地図上の位置と、前記表示モニタに表示されている地図の所定位置との間の距離を算出する距離算出手段を備え、
前記目印表示制御手段は、前記距離算出手段によって算出された距離に基づいて前記目印の表示態様を変更させることを特徴とする地図表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の地図表示装置において、
前記アイコン検出手段は、
前記地図の範囲を指定する範囲指定手段と、
指定された範囲と表示画面内の地図範囲の差分を前記所定領域として算出する算出手段とを備えることを特徴とする地図表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−27691(P2011−27691A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−176509(P2009−176509)
【出願日】平成21年7月29日(2009.7.29)
【出願人】(000001487)クラリオン株式会社 (1,722)
【Fターム(参考)】