説明

多機能性を有する3種類混合セラミックス

【課題】 食品の揚げ物等に使用する食用油使用時の食品の揚げ上がり状態向上と食用油自体の劣化の低減と低めの揚げ温度でも良好に上げあがることと、廃棄油のバイオ燃料としてのリサイクル性を備え、なおかつ食品安全性にすぐれた地球環境に貢献できる技術を提供する。
【解決手段】 粉体状の土粘土と粉体状の陰イオン活性セラミックスからなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の遠赤外線発生セラミックスからなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土と粉体状の放射線セラミックスからなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物表面に金属被膜を形成させた組成物の組合せによる前記3種類からなる組成物を油に浸漬して使用。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、3種類のおのおの異なったセラミックス混合組成物を熱焼成形したものを油類に用いて、陰イオン作用と遠赤外線作用と劣化防止作用と活性酸素の賦活作用が効果的に同時に発揮できる多機能性を有する技術である。
【背景技術】
【0002】
天ぷらやフライものの揚げ物用油脂は使用時間と共に劣化が進み、食材の揚げ上がりの出来栄えが好ましくなくカラットぱりぱりした状態が薄れ、油脂自体が黒ずみ、異臭を放ち、好ましくないべたつきが多くなる問題点が現存しているし、その後の廃油時の廃棄においても環境に好ましくない影響を与えている。
【0003】
このような問題に対処するための工夫があり発明提案もなされている。
特許文献1の特開2002−142672号公報の触媒を用いた食品の製造方法及び食用油処理剤や特許文献2の特開2004−000107公報の食用油の酸化防止材、酸化防止具、及び浄化具や特許文献3の特開2000−063881の食用油の劣化防止剤などがあるが、いずれもチタンを用いてそれなりの効果がでているが、チタンの皮膜成型技術が酸化チタンの微粉体の吹き付けであるので、経年劣化でチタン膜が剥がれ落ちる欠点がある。
【0004】
また、いずれも劣化防止による油脂の使用期間の延長と揚げ具合向上のみに効果があるようではあるが、熱効率に関して、従来の天ぷらやフライものの揚げ温度に対しての技術的改善、詳しくはたとえば従来では食材の揚げ温度の油温が180℃で最適とされていたのが1割前後下げた温度でも同程度以上の揚がりぐあいができる技術がいまだ解決にいたってないのが現状である。
【0005】
また、異なった例であるが、特許文献4の特開2004−314880号公報の自動車用燃料タンクおよびその製造方法は、ガソリン、軽油、重油の燃料の劣化を抑え、さらにクラスターを小さくして着火性、燃焼性を改善して、不完全燃焼を低減し、燃料の消費量を低減することができる燃料タンクの提供されているが、機能が複雑すぎて実用化には未だ課題が多く、また光触媒効果で多機能性に欠ける技術である。
【0006】
重要なことは、廃油時点での廃棄油のリサイクルの技術的改善策がない発明提案であり、また、燃焼機関の燃焼効率改善が強く求められる現代は地球環境にも考慮しての発明が重要なテーマである。
【0007】
ましてや上記列記した課題のすべてを同時に解決できる手段は存在していない。
【特許文献1】特開2002−142672公報
【特許文献2】特開2004−000107公報
【特許文献3】特開2000−063881公報
【特許文献4】特開2004−314880公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は従来の解決されている課題はもちろんのこと、従来の開示技術以上に劣化しにくい油脂状態を活性保持し、従来の揚げ温度より低目温度でも同等以上の揚げ上がりを可能にするなどの安定化にともなう燃焼効率を改善し、廃棄油脂のリサイクル技術をも解決することであると共に、暗闇環境下でも従来にない方法で酸化チタンの光触媒効果が得られると共に従来にない強固な光触媒皮膜形成をなしえることにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
構成原理は陰イオン作用と遠赤外線作用と劣化防止作用と活性酸素の賦活作用が効果的に同時に発揮できる、従来の発明提案にない画期的な方法により、いままで解決できなかった課題をすべて克服できたことである。
【0010】
粉体状の土粘土と粉体状の陰イオン活性セラミックスからなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物(A)は主に陰イオンを多量に発生させる機能を有することを特徴とする。
【0011】
前記に関して詳しくは粉体状の粒径が500ナノメーターから2ミクロンメーターである土粘土85重量%〜90重量%と粉体の粒径が500ナノメーターから2ミクロンメーターの陰イオン活性セラミックスを10重量%〜15重量%からなる混合物を1000〜1200℃で熱焼成形させたセラミックス組成物から主に陰イオン(接触陰イオン測定値4000個前後)を多量に発生させる機能を有することを特徴とする。
【0012】
陰イオンが多量発生状態では、油脂をより一層クラスター化にする機能を有する。
【0013】
粉体状の土粘土と粉体状の遠赤外線放射鉱石からなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物(B)は遠赤外線を多量に発生させる機能を有することを特徴とする。
【0014】
前記に関して詳しくは粉体状の粒径が500ナノメーターから2ミクロンメーターである粉体状の土粘土75重量%〜85重量%と粉体状の粒径が500ナノメーターから2ミクロンメーターである遠赤外線放射鉱石であるペグマタイト15重量%〜25重量%からなる混合物を1100〜1300℃で熱焼成形させたセラミックス組成物から主に遠赤外線を多量に発生させる機能を有することを特徴とする。
【0015】
粉体状の土粘土と粉体状の放射性能を有するセラミックの混合セラミックスを高温で熱焼成形させたセラミックス組成物表面に酸化チタン被膜を形成させた組成物(C)は光触媒としての機能を有することを特徴とする。
【0016】
または、粉体状の土粘土と粉体状の放射性能を有するセラミックと粉体状の酸化チタンの混合セラミックスを高温で熱焼成形させたセラミックス組成物(C‘)は光触媒としての機能を有することを特徴とする。
【0017】
前記に関して詳しくは粉体の粒径が500ナノメーターから2ミクロンメーターである土粘土85重量%〜95重量%と粉体状の貴陽石もしくはラジウム鉱石もしくはトリウムなどと実質的に同等の放射性能を有するセラミックス5重量%〜15重量%を混合させたセラミック組成物を1000〜1200℃で熱焼成形させたセラミックス組成物表面に酸化チタン金属被膜を形成してなる組成物から主に光触媒機能を有することを特徴とする。
【0018】
または、粉体状の500ナノメーターから2ミクロンメーターである土粘土80重量%〜90重量%と粉体状の500ナノメーターから2ミクロンメーターである貴陽石もしくはラジウム鉱石もしくはトリウムなどと実質的に同等の放射性能を有するセラミックス5重量%〜15重量%と粉体状100ナノメーターから200ナノメーターであるの酸化チタン5重量%〜10重量%を混合させたセラミックス組成物を800〜950℃で熱焼成形させた組成物から主に光触媒機能を有することを特徴とする。
【0019】
前記の最良な放射性能を有するセラミックスはトリウムである。
【0020】
前記トリウムから放射される放射線波長が酸化チタン被膜に照射されることにより、暗闇暗視状態でも酸化チタン特有の光触媒機能が働くことが揚げ物油脂での食品の調理加熱で確認できたことが最大なる課題解決の一つであった。
【0021】
前記の説明であるが通常酸化チタンには可視光線以上の紫外線を照射しないと光触媒効果が出ないとされていたが紫外線の波長よりもエネルギーの高い電磁波でも可能であるが、それ以上にエネルギーの高い放射線波長の方が酸化チタンに対しての光触媒効果を働かせるものであることが大きな特徴の一つであることが確認できた。
【0022】
さらに前記の酸化チタン被膜形成には真空蒸着またはスパッタリングを用いたり酸化チタン粉体を高速でブラスト噴射もしくは酸化チタンをプラズマ溶射して金属被膜形成をすることを特徴とする。
【0023】
好ましくは酸化チタン被膜形成に真空蒸着またはスパッタリングを用いることは、酸化チタンの結晶系の一つである『アナターゼ』の粒子が100nm以下と非常に小さくなると、紫外線以上の波長エネルギーにより光触媒機能を呈すことは周知されていることによる。
【0024】
原理的には酸化チタンが、紫外線以上の波長エネルギーを吸収すると、電子と正孔が発生する。この電子と正孔が、有機物中の水分子と結合して、活性酸素種(スーパーオキサイドアニオン・OHラジカル)を作り出す機能は周知である。
【0025】
また、前記酸化チタン粉体を高速でブラスト噴射もしくは酸化チタンをプラズマ溶射して酸化チタン被膜形成されたセラミックス担体の酸化チタン被膜面上にさらに酸化チタンを真空蒸着又はスパッタリングさせて酸化チタン膜の2重コーティングを形成させることを特徴とする。
【0026】
前記組成物(A)と前記組成物(B)と前記組成物(C)もしくは前記組成物(A)と前記組成物(B)と前記組成物(C‘)を均等量に混合した組成物は陰イオン発生機能と遠赤外線発生機能と劣化防止機能と活性酸素の賦活作用の4種類の異なった機能を同時に併せ持つことを可能にさせたことが従来にない方法であり、これを用いての調理用揚げ物油脂や燃料用油に使用することは単に寄せ集めの技術構成でもないことは確かである。
【0027】
また、上記構成で燃焼装置の燃料活性剤、特に液体化石燃料に用いての燃焼改善機能を有する。
【発明の効果】
【0028】
本発明によれば、前記(A)の組成物から陰イオンが発生し油脂をより小さくクラスター化できるので対象揚げ物食品の油脂加熱調理時の熱伝導率が良くなるので揚げ具合と揚げ時間の短縮できる効果が認められる。
【0029】
前記(B)の組成物から遠赤外線が放射され油脂温度の安定化と伴って熱効率が良くなり揚げ物の食材への熱伝導率が良くなるので揚げ時間の短縮と揚げ温度の低温化ができるので油脂の劣化が遅くなり燃料節約にも効果があるので地球温暖化にも寄与できる技術効果である。
【0030】
前記(C)もしくは(C’)の組成物の酸化チタンの光触媒効果により油脂の劣化が遅くなる効果がある。
【0031】
前記(C)(C’)のセラミックス内部物質からの放射線発生により、本来酸化チタンは可視光線以上の電磁波が照射されないと効果が出ないのを、この内部よりの放射線の波長振動により暗闇状態の環境下での揚げ物調理の油脂中や燃料タンク内においても酸化チタンの光触媒効果と活性酸素賦活効果が出るので油脂劣化低減及び熱伝導促進効果がある。
【0032】
前記(C)の酸化チタンの被膜成型方法が蒸着もしくはスパッタリングもしくは酸化チタンの粉粒をブラスト噴射もしくは酸化チタンをプラズマ溶射して酸化チタン被膜形成後にさらに蒸着もしくはスパッタリングで酸化チタン膜を形成する2重コーティング方法なので、非常に強い光触媒効果と強固な被膜効果を有する。
【0033】
以上の3種類のセラミックスでの食材の揚げ温度が通常より5%〜10%低めでも同じ揚げ上がり状態を可能にしたことは、燃料代の節約にも大きく貢献できる効果があり発癌物質であるホルムアルデヒドの発生を低減する効果もある。
【0034】
本3種類混合のセラミックスペレット使用により油切れがよく、食材に対して付着油減少効果がある。
【0035】
遠赤外線セラミックス使用の油脂活性剤は油脂の分子群をクラスター化するのにあまり効果がなかったので、2週間に1度くらいセラミックスを熱水で洗浄しなくてはならなかったのが、本3種類混合のセラミックスペレット中には陰イオン発生セラミックスペレットを使用しているので陰イオンセラミックスで油脂のクラスターを促進するので月1回程度の熱水洗浄で済む大幅な維持管理効果がある。
【0036】
前記相乗効果に基づいて、最終的に廃油となる廃棄油脂を軽油等に混合してディーゼルエンジンの燃料にも使用できるので、地球環境にも貢献できる技術効果がある。
【0037】
本3種類混合セラミックスを化石燃料、特にガソリンや軽油等の燃料タンク内に内挿し使用することで燃焼機関のエンジン等の燃焼効率が良くなり燃費改善効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0038】
ペレット状に成形された前記組成物(A)と前記組成物(B)と前記組成物(C)もしくは(C’)を均等量に混合された混合物をステンレス製の網状の通気性を有する最小径のセラミックスペレット粒径の半分の径以下なるメッシュ状のステンレス収容体に収容し、油脂で満たされた天ぷら用またはフライ用加熱可能なセラミックス製または金属製の揚げ物用容器内の揚げ物用調理油に浸漬して、そのまま過熱して使用することを特徴とする。
【0039】
酸化チタン被膜の形成手段としては真空蒸着もしくはスパッタリングで実施する。
【0040】
メタリコン溶射技術等でも酸化チタン被膜形成は可能である。
【0041】
前記酸化チタン被膜形成手段の最適はスパッタリングであることが認められた。その理由として超低パーティクル化によるものと思われる。
【0042】
上記加熱方法は周知の調理用揚げ物油脂を過熱する方法で実施する。
【0043】
前記油脂の廃油脂をバイオ燃料として軽油等に混合し燃焼機関のディーゼルエンジン等に使用実施可能であった。
【0044】
前記油脂は化石燃料、特にガソリンや軽油、重油等の燃料タンク内に内挿し燃焼機関のエンジン等に使用実施可能であった。
【0045】
本各セラミックスペレットは食品分析センターにおいて有害物質の検出は一切ないことが実証されている。
【0046】
某てんぷら屋において、普段は揚げ物用油脂の温度を185℃にするのが、本3種類混合のセラミックペレット使用時において、170度で十分であることが報告されている。
【0047】
食品販売店等の揚げ物食用油脂は通常、7日で交換であるが、本3種類混合のセラミックスペレット使用での結果20日間の使用でも十分耐えうる報告がある。
【0048】
本3種類混合のセラミックスペレット使用において最終的に廃棄される廃油をディーゼル自動車の軽油と一対一の割合で混ぜ、燃料タンク満タン状態で連続使用したがなんら不調は起こらず、排気ガスの黒鉛濃度状態のクリーン度が増している。(白布をマフラー出口に巻きつけての比較測定方法)
【0049】
また、本3種類混合のセラミックスペレットを直接燃焼用化石燃料タンクに内挿して使用し、自動車の燃焼効率を改善する用途にも実施してもなんら問題はおこらなかった。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粉体状の土粘土と粉体状の陰イオン活性セラミックスからなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土と粉体状の遠赤外線放射鉱石からなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土と粉体状の放射性能を有するセラミックスの混合セラミックスを高温で熱焼成形させたセラミックス組成物表面に金属被膜を形成させた組成物の組合せによる前記3種類からなる組成物を均等に混合し油に浸漬して使用することを特徴とする多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項2】
粉体状の土粘土と粉体状の陰イオン活性セラミックスからなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土と粉体状の遠赤外線放射鉱石からなる混合物を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土と粉体状の放射性能を有するセラミックスと粉体状の金属の混合物質を高温で熱焼成形させたセラミックス組成物の組合せによる前記3種類からなる組成物を均等に混合し油に浸漬して使用することを特徴とする多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項3】
粉体状の土粘土85重量%〜90重量%と粉体状の陰イオン活性セラミックスを10重量%〜15重量%からなる混合物を1000〜1200℃で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土75重量%〜85重量%と粉体状のペグマタイト15重量%〜25重量%からなる混合物を1100〜1300℃で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土85重量%〜95重量%と粉体状の貴陽石もしくはラジウム鉱石もしくはトリウムなどと実質的に同等の放射性能を有するセラミックス5重量%〜15重量%を混合させたセラミックス組成物を1000〜1200℃で熱焼成形させたセラミックス組成物表面に酸化チタン被膜を形成してなる組成物の組合せによる前記3種類からなる組成物を均等に混合し油に浸漬して使用することを特徴とする請求項1に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項4】
粉体状の土粘土85重量%〜90重量%と粉体状の陰イオン活性セラミックスを10重量%〜15重量%からなる混合物を1000〜1200℃で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土75重量%〜85重量%と粉体状のペグマタイト15重量%〜25重量%からなる混合物を1100〜1300℃で熱焼成形させたセラミックス組成物と粉体状の土粘土80重量%〜90重量%と粉体状の貴陽石もしくはラジウム鉱石もしくはトリウムなどと実質的に同等の放射性能を有するセラミックス5重量%〜15重量%と粉体状酸化チタン5重量%〜10重量%を混合させたセラミックス組成物を800〜950℃で熱焼成形させた組成物の組合せによる前記3種類からなる組成物を均等に混合し油に浸漬して使用することを特徴とする請求項2に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項5】
前記各粉体の粒径は100ナノメーターから2ミクロンメーターである請求項1から4に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項6】
前記のセラミックス担体の形状がボール状もしくはペレット状もしくは板状である請求項1から5に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項7】
前記それぞれのセラミックスの形状がボール状もしくはペレット状の粒径が8〜12mmであるか、一片が10〜15mmで厚みが2〜3mmの板状である請求項1〜6に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項8】
前記の3種のセラミックスボール状もしくはペレット状もしくは板状の混合物を高温加熱油脂に浸漬しても問題を生じない通気性を有する収容体に収容したことを特徴とする請求項1〜7に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項9】
金属被膜とは酸化チタン(TiO)である請求項1から8のいずれかに記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項10】
金属被膜形成手段は真空蒸着またはスパッタリングであることを特徴とする請求項9に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項11】
前記セラミック担体に酸化チタン粉体を高速でブラスト噴射もしくは酸化チタンを溶射して酸化チタン被膜形成されたものである請求項9記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項12】
請求項11に記載の酸化チタン被膜面上にさらに酸化チタンを真空蒸着又はスパッタリングさせて酸化チタン膜の2重コーティングを形成させることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項13】
油とは食用油脂であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項14】
食用油脂とは食材を揚げるために使用する調理用植物性及び動物性揚げ物用油脂であることを特徴とする請求項13に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項15】
前記油脂の廃油をバイオ燃料として使用することを特徴とする請求項13〜14に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項16】
前記バイオ燃料を燃焼機関に使用することを特徴とする請求項15に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項17】
前記バイオ燃料をディーゼルエンジンに使用することを特徴とする請求項15と16に記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項18】
前記3種混合セラミックスを液体燃料を使用しての燃焼機関の燃焼燃料用オイルタンク内で使用することを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。
【請求項19】
前記3種混合セラミックスをガソリン又は軽油又は重油を使用しての燃焼機関の燃焼燃料用オイルタンク内で使用することを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の多機能性を有する3種類混合セラミックス。

【公開番号】特開2008−285394(P2008−285394A)
【公開日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−159527(P2007−159527)
【出願日】平成19年5月21日(2007.5.21)
【出願人】(505460798)
【出願人】(505125668)
【出願人】(507125756)
【Fターム(参考)】