説明

多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置

【課題】 現用一般の多素子指向性アンテナを高所の電波発射源に向け仰角設定後、この設定済仰角を強固に固定して支柱に簡単かつ確実に取付けること。
【解決手段】 支柱1の上部とアンテナスティ2との間に支柱結合部材3を介在し、その上部に形成した対向片4の縁辺付近と上部とにそれぞれ一対の枢支孔5と、この孔を中心とした一対の円弧孔6とを透設する一方、前記各対向片4の縁辺に連設した一対の締着片7を有する筒状部8を支柱1の上部に挿着し、上記対向片間に前記スティ2を枢支すると共に、その上部におけるスティの対向孔9と対向片4の円弧孔6とに挿通した仰角固定ねじN3により、前記枢支孔5を中心としたスティの回動角を固定可能にすることで、前記アンテナの仰角設定後、この設定済仰角を前記仰角固定ねじN3で固定可能となした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現用一般のスティ付き多素子指向性アンテナナを地上波デジタルテレビ放送アンテナなど高所の電波発射源に精確に向け仰角設定して設置する際に好適な多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置に関する。
【背景技術】
【0002】
通信用アンテナの仰角を設定してベランダなどに取付ける装置としては従来、下記の特許文献1・特許文献2および特許文献3に記載のものがそれぞれ周知であるが、これらの従来例は、いずれも放送衛星や通信衛星からの到来電波を受信するためのパラボラアンテナを仰角設定して支柱やベランダに取付けるためのアンテナ取付け装置である。
【特許文献1】特開平7−226621号公報
【特許文献2】特開2001−298310号公報
【特許文献3】特開2003−46310号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記各従来例は、パラボラアンテナの仰角設定取付け装置であり、パラボラアンテナ取付け用アングル材の多数を複雑に組み合わせ、多数の板面同士の接面部分の多数個所を角度変更可能にねじ止めすることで、パラボラアンテナの受信面を上記放送衛星や通信衛星に向くように仰角設定したり、支柱に対してU字ボルトで多数のアングル材を複雑に組み合わせて取着し、その多数個所をねじ止め固定し仰角設定していたので、多数のアンテナ取付け部材と多数の止めねじとが必要だから、その部品管理・組合わせ梱包・倉庫保管・運搬流通・販売購入・開梱使用・保守点検などのすべての面で扱い辛く不便で面倒であるし、価格の面でも不利であったという本質的かつ、大きな問題点が有る。
【0004】
また、各従来例では、多数のアングル材を複雑に組み合わせ、多数の板面同士の接面部分の多数個所を角度変更可能にねじ止めすることで、パラボラアンテナの受信面を前記のように仰角設定するものだから、この仰角固定部分における多数の板面同士が滑り動き易く、折角設定したアンテナ仰角が経年変化し易いという本質的な問題点も有る。
【0005】
本発明は、高所から到来する地上波デジタルテレビ放送電波などのUHFやVHF帯域の到来電波を少しでも良く受信するために、現用一般のスティ付き多素子指向性アンテナを上記高所の電波発射源に向け簡単に仰角設定して支柱に取付けることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した本発明の目的は、多素子指向性アンテナを高所の電波発射源に向け仰角設定して支柱に取付けるに当たり、支柱上部とアンテナスティとの間に支柱結合部材を介在し、その上部に形成した対向片の上下にそれぞれ一対の枢支孔と、この孔を中心とした一対の円弧孔とを透設する一方、前記各対向片の縁辺に連設した一対の締着片を有する筒状部を支柱上部に挿着し、上記対向片間に前記スティを枢支すると共に、その上部におけるスティの対向孔と対向片の円弧孔とに挿通した仰角固定ねじにより、前記枢支孔を中心としたスティの回動角を固定可能にすることで、前記アンテナの仰角設定後、この設定済仰角を前記仰角固定ねじで固定可能としたことで達成できた。
【発明の効果】
【0007】
この発明における請求項1および請求項2の各発明によれば、支柱上部に強固に立設固定した支柱結合部材の上部対向片間に枢支したスティの対向孔と前記対向片の円弧孔とに挿通した只一本の仰角固定ねじにより、対向片内面をスティの外面に強固に圧着した状態で、前記枢支孔を中心としたスティの回動角を強固に固定し得るので、現用一般のスティ付き多素子指向性アンテナの購入者でも、このアンテナをスティと共に高所の電波発射源に向けて仰角設定後、この設定済仰角を前記只一本の仰角固定ねじを締め付けるだけで、容易かつ強固に固定でき、上記設定済仰角が経年変化しないという優れた効果が有る。
【0008】
さらに、前記支柱結合部材は、平面ほぼU字状に形成した対向片の中間部縁辺付近と上部とにそれぞれ透設した一対の枢支孔と、この孔を中心とした一対の円弧孔と、前記各対向片の縁辺に連設した一対の締着片を有する筒状部とを有するだけの簡単な構成であり、前記支柱結合部材を現用一般のスティ付き多素子指向性アンテナと共に梱包して市販する際、その部品管理・組合わせ・倉庫保管・運搬流通・販売購入・開梱使用・保守点検などのすべての面で扱い易く、価格的にも有利になったという優れた効果も有る。
【0009】
本発明における請求項3,請求項4の各発明によれば、前記諸効果に加え、前記各ねじを緩めた状態でスティをアンテナと共に高所の電波発射源に向け仰角設定した後、前記緩めた各ねじを締着することで、前記アンテナの設定済仰角を固定可能となしたので、屋根馬に立設した高所のアンテナ設置場所でも安全に多素子指向性アンテナの仰角設定とその固定作業が実行できるという効果を付加できた。
【0010】
この発明における請求項5の発明のように、前記対向片のUターン部にスティ係入用切欠を形成すれば、支柱結合部材に対してアンテナスティを一層大きく傾斜させ得るので、アンテナ仰角を可及的に大きく設定できるという効果を付加できた。
【0011】
また本発明における請求項6の発明のように、前記各ねじにボルトとナットとを用いれば、より一層確実強固に締着できると共に、ナットを僅かに緩めるだけで、簡単に仮ねじ止め状態となり、前記スティをアンテナと共に高所の電波発射源に向け仰角設定し易くなったし、この仰角設定後、緩めたナットをスパナなどにより締着するだけで、前記多素子指向性アンテナの設定済仰角を簡単かつ、強固に固定できるという効果を付加できた。
【0012】
さらに本発明における請求項7から請求項9までの各発明によれば、前記諸効果に加え、前記各ボルトの頭部やナットの空転止め突部を前記支柱結合部材の外面に突設したり、前記円弧孔以外の対をなす孔のうちのいずれか一方の孔の内周面に前記ナット代用雌ねじを形成したので、ボルトやナットの締め付け時にナットやボルトの空転止め工具を用いなくても、各ねじ類をスパナなどで簡単かつ確実に締着できるという効果を付加できた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明を実施するための最良の形態例としては、図1のようにビルの屋上などにほぼ鉛直に立設した支柱1に現用一般のUHFまたはVHF帯域の水平偏波の到来電波受信用の例えばアンテナスティ2に直角に取付けた多素子指向性アンテナAを山上サテライト局など高所の電波発射源に向け仰角設定して取付けるに当たり、本発明では、前記支柱1の上部と上記スティ2との間に金属などの強靱板を成形加工して作った図2のような支柱結合部材3を図1のように介在させて用いるのであるが、この結合部材3の上部には、予め図2のように平面ほぼU字状に弯曲させた対向片4を形成し、そのUターン部4Aの両側における対向片中間部の縁辺付近と上部とにそれぞれ同図のように一対の枢支孔5と、これら各孔を中心とした一対の円弧孔6とを対向透設する。
【0014】
一方、前記各対向片4の縁辺に上記各図と図3のように連設した一対の締着片7を一体的に有する筒状部8を設け、この筒状部8を支柱1の上部に図4のように挿入後、締着片7同士を締め付けねじN1で図2のよう締着して支柱1の上部に前記結合部材3を立設固定し、その対向片間に図3のように挿入した前記スティ2をその枢支孔5に挿通した枢支ねじN2で対向片4に図3のように枢支すると共に、その上部におけるスティ2の対向孔9と対向片4の円弧孔6とに図3のように挿通した仰角固定ねじN3により、前記枢支孔5を中心としたスティ2の回動角を図5のように固定可能に構成する。
【0015】
次いで、前記各ねじN1〜N3を図3のように僅かずつ緩めた仮締着状態では、結合部材3をスティ2とアンテナAと共に前記支柱1を中心として前記電波発射源に向けて水平回動できる一方、アンテナAをスティ2と共に前記円弧孔6内で仰角固定ねじN3が動く範囲内で、図6の水平状態から高所の電波発射源に向け図1のように仰角設定できるが、この仰角を大きく必要とする場合には、前記Uターン部4Aの上部に図2のように設けたほぼV字状のスティ係入用切欠4Bにスティ2を図1のように係入させて上記仰角設定した後、前記緩めた各ねじN1〜N3をそれぞれ図5のように締着することで、前記アンテナAの設定済仰角を図1のように固定可能となした本発明による多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置を構成できた。
【0016】
本発明の構成は以上のようなもので、前述したアンテナ仰角の設定手順としては、先ず前記図3のように各ねじN1〜N3を僅かずつ緩めた状態で、仰角設定途中のアンテナAで受信したUHFまたはVHF帯域の水平偏波の到来電波を同軸ケーブル(周知のものでよいから図示せず)を経て周知のテレビジョン受像機に入力し、その画面の映り具合が最良になるように確認したり、電界強度計の指示が最大となるように確認しながら、アンテナAを前述したように高所の電波発射源に精確に向くように上下・左右に回動させることで、二本のアンテナAの仰角と左右角とをそれぞれ図1のように精確に設定できる。
【0017】
次いで、上記テレビの映り具合を最良に保持したり、電界強度計の最大指示値を確認しながら、アンテナAの設定済仰角を最良に保持した状態で、今度は、前記緩めた各ねじN1〜N3をそれぞれ図5のように強固に締着することで、高所の電波発射源に精確に向けた多素子指向性アンテナAの設定済仰角を図1のように強固かつ、安定に固定でき、これらアンテナAでUHFまたはVHF帯域の水平偏波の到来電波を前記のようにテレビ画面の映り具合が最良の状態で長期に亘り安定に受信し、視聴することができた。
【0018】
なお、上記の仰角固定状態は、主として多素子指向性アンテナAに加わる荷重によるテコ応力にも強くなるように、前記対向片4の枢支孔5と円弧孔6とを前記各図のように可及的に大きく離隔させることで、テコの原理により極めて安定に長期間維持できた。
【実施例】
【0019】
前記対向片4のUターン部4Aに図2の鎖線および図4のようにほぼV字状のスティ係入用切欠4Bを形成すれば、支柱結合部材3に対してアンテナスティ2を前記のように一層大きく傾斜させ得るので、アンテナ仰角を大きく設定できる一方、本発明は、図7のように上下二本の多素子指向性アンテナAをスティ2と共に支柱結合部材3を介して支柱上部に前述した各図の範囲内で仰角設定後、この設定済仰角を固定して取着できる。
【0020】
この発明における前記各ねじN1〜N3には、タッピングねじや木ねじ状の強靱ねじを用いてもよいが、各ねじN1〜N3にボルトとナットとを用いれば、より一層確実強固に締着できると共に、ナットを僅かに緩めるだけで、各締着部が簡単に仮ねじ止め状態となり、前記スティ2をアンテナAと共に高所の電波発射源に向け仰角設定し易くなったし、緩めたナットをスパナなどにより締着するだけで、前記多素子指向性アンテナAの設定済仰角を簡単かつ、強固に固定できる。
【0021】
本発明における前記各ボルトの頭部やナットの空転止め突片3Aを前記支柱結合部材3の外面に図8のように突設したり、前記円弧孔6以外の対をなす各孔5・6・9のうちの一方の孔の内周面に前記ナット代用雌ねじを形成すれば、ボルトやナットの締め付け時にナットやボルトの空転せず、各ねじ類をスパナなどで簡単かつ確実に締着できる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
前述した各図示例では、UHF帯域の水平偏波の到来電波受信用の多素子指向性アンテナAの仰角設定取付け装置を示したが、本発明はVHF帯域の多素子指向性アンテナAの仰角設定取付け装置としても当然に実施できると共に、アンテナAに周知の垂直偏波受信用多素子指向性アンテナAを用いれば、UHFまたはVHF帯域の垂直偏波の到来電波を当然に受信できる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す側面的斜視図
【図2】本発明要部の実施形態の一例を示す斜視図
【図3】本発明要部の実施形態の一例を示す斜視図
【図4】支柱上部に支柱結合部材を挿着した状態の斜視図
【図5】本発明の実施形態の一例を示す斜視図
【図6】図1と状態を異にした斜視図
【図7】本発明の他の実施形態の一例を示す斜視図
【図8】本発明要部の他の実施形態の一例を示す斜視図
【符号の説明】
【0024】
A UHFまたはVHF帯域の多素子指向性アンテナ
1 支柱
2 アンテナスティ
3 支柱結合部材
3A 空転止め突片
4 対向片
4A Uターン部
4B スティ係入用切欠
5 枢支孔
6 円弧孔
7 締着片
8 筒状部
9 対向孔
N1 締め付けねじ
N2 枢支ねじ
N3 仰角固定ねじ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多素子指向性アンテナを高所の電波発射源に向け仰角設定して支柱に取付けるに当たり、支柱上部とアンテナスティとの間に支柱結合部材を介在し、その上部に形成した対向片の上下にそれぞれ一対の枢支孔と、この孔を中心とした一対の円弧孔とを透設する一方、前記各対向片の縁辺に連設した一対の締着片を有する筒状部を支柱上部に挿着し、上記対向片間に前記スティを枢支すると共に、その上部におけるスティの対向孔と対向片の円弧孔とに挿通した仰角固定ねじにより、前記枢支孔を中心としたスティの回動角を固定可能にすることで、前記アンテナの仰角設定後、この設定済仰角を前記仰角固定ねじで固定可能となした多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項2】
多素子指向性アンテナを高所の電波発射源に向け仰角設定して支柱に取付けるに当たり、支柱上部とアンテナスティとの間に支柱結合部材を介在し、その上部に形成した対向片の中間部縁辺付近と上部とにそれぞれ一対の枢支孔と、これら各孔を中心とした一対の円弧孔とを透設する一方、前記各対向片の縁辺に連設した一対の締着片を有する筒状部を支柱上部に挿入後、締着片同士を締着して支柱上部に前記結合部材を立設固定し、その対向片間に挿入した前記スティを対向片に枢支すると共に、その上部におけるスティの対向孔と対向片の円弧孔とに挿通した仰角固定ねじにより、前記枢支孔を中心としたスティの回動角を固定可能にすることで、前記アンテナをスティと共に高所の電波発射源に向けて仰角設定後、この設定済仰角を前記仰角固定ねじで固定可能に構成した多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項3】
多素子指向性アンテナを高所の電波発射源に向け仰角設定して支柱に取付けるに当たり、支柱上部とアンテナスティとの間に支柱結合部材を介在し、その上部に形成した対向片の中間部縁辺付近と上部とにそれぞれ一対の枢支孔と、この孔を中心とした一対の円弧孔とを透設する一方、前記各対向片の縁辺に連設した一対の締着片を有する筒状部を支柱上部に挿入後、締着片同士を締め付けねじで締着して支柱上部に前記結合部材を立設固定し、その対向片間に挿入した前記スティをその枢支孔に挿通した枢支ねじで対向片に枢支すると共に、その上部におけるスティの対向孔と対向片の円弧孔とに挿通した仰角固定ねじにより、前記枢支孔を中心としたスティの回動角を固定可能にすることで、前記アンテナをスティと共に高所の電波発射源に向けて仰角設定後、この設定済仰角を前記仰角固定ねじで固定可能に構成し、前記各ねじを緩めた状態でスティをアンテナと共に高所の電波発射源に向け仰角設定した後、前記緩めた各ねじを締着することで、前記アンテナの設定済仰角を固定可能となした多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項4】
多素子指向性アンテナを高所の電波発射源に向け仰角設定して支柱に取付けるに当たり、支柱上部とアンテナスティとの間に支柱結合部材を介在し、その上部に形成した対向片の中間部縁辺付近と上部とにそれぞれ一対の枢支孔と、これら各孔を中心とした一対の円弧孔とを透設する一方、前記各対向片の縁辺に連設した一対の締着片を有する筒状部を支柱上部に挿入後、締着片同士を締め付けねじで締着して支柱上部に前記結合部材を立設固定し、その対向片間に挿入した前記スティをその枢支孔に挿通した枢支ねじで対向片に枢支すると共に、その上部におけるスティの対向孔と対向片の円弧孔とに挿通した仰角固定ねじにより、前記枢支孔を中心としたスティの回動角を固定可能にすることで、前記アンテナをスティと共に高所の電波発射源に向けて仰角設定後、この設定済仰角を前記仰角固定ねじで固定可能に構成し、前記各ねじを緩めて結合部材をスティとアンテナと共に前記支柱を中心として高所の電波発射源に向けて水平回動し、アンテナをスティと共に電波発射源に向けて仰角設定した後、前記緩めた各ねじを締着することで、前記アンテナの設定済仰角を固定可能となした多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項5】
前記対向片のUターン部にスティ係入用切欠を形成してなる請求項1から請求項4までのいずれか一つの請求項に記載の多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項6】
前記各ねじにボルトとナットを用いてなる請求項1から請求項5までのいずれか一つの請求項に記載の多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項7】
前記各ボルトの頭部の空転止め突部を前記支柱結合部材の外面に突設してなる請求項6に記載の多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項8】
前記各ナットの空転止め突部を前記支柱結合部材の外面に突設してなる請求項6に記載の多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。
【請求項9】
前記円弧孔以外の対をなす孔のうちのいずれか一方の孔の内周面に前記ナット代用雌ねじを形成してなる請求項6に記載の多素子指向性アンテナの仰角設定取付け装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−311410(P2006−311410A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−133935(P2005−133935)
【出願日】平成17年5月2日(2005.5.2)
【出願人】(304005196)有限会社新潟有線テレビサービス (5)
【Fターム(参考)】