説明

小容量光端局装置

【課題】故障が発生している小規模電気所を容易に特定する。
【解決手段】電気所1A,1Bには、遠制子局装置103および通信用情報伝送装置104が設置されている。一方、監視外設備には、遠制子局装置103および通信用情報伝送装置104のいずれも設けられていない。営業所において、光ケーブルを介して電気所1A,1Bに繋がれる小容量光端局装置201は、「対局故障(SEND)検出なし」に設定されている。対局故障(SEND)とは、自局における故障ではなく、相手端において発生した何らかの故障のことである。一方、光ケーブルを介して監視外設備に接続される小容量光端局装置501は、「対局故障(SEND)検出あり」に設定されている。小容量光端局装置201、501の各々は、種々の故障を検出し、少なくとも1つの故障を検出すると一括故障警報Sbを出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、光ケーブルに接続される小容量光端局装置に関する。さらに詳しくは、遠方監視制御システムおよび通信監視システムが構築された光通信システムに採用される小容量光端局装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光通信ネットワークの整備に伴い、営業所と小規模電気所との間(または、小規模電気所と小規模電気所との間)は光ケーブルによって接続されて光通信システムを構築しており、営業所および小規模電気所には小容量光端局装置が採用されている。
【0003】
図3のように、小規模電気所8A,8Bと営業所9との間には、遠方監視制御システム(遠制システム)が構築されている。遠制システムでは、小規模電気所8A,8B(詳しくは、遠制子局装置803)と営業所9に設けられた制御所9b(詳しくは、遠制親局装置903)との間で遠方監視制御に関する情報(遠制情報)をやりとりすることによって、遠隔に設置された電力供給に関わる機器(例えば、変圧器や遮断器)を制御所9bから制御することができる。
【0004】
図4のように、従来の小容量光端局装置801(または901)は、小規模電気所における情報の送受信に関する種々の故障を検知する機能を有しており、故障を検知すると、故障毎に故障警報を出力する。故障の種別としては、自装置送信系故障(TX,LD,PLO),受信故障(RX,ERR),対局故障(SEND)がある。また、「装置の簡略化」,「コスト低減」,「適用される区間がローカルに限られる」等の小容量光端局装置に対する種々の理由から、これらの警報は、and,or等の演算により1つにまとめられ、一括故障警報として1出力接点のみから装置外部へ出力される。
【0005】
また、遠制システムでは、小規模電気所における故障の有無を営業所9に設けられた制御所9bにおいて把握するために、小容量光端局装置801から出力される一括故障警報Sbが小規模電気所8A,8Bから制御所9bへ伝送される。制御所9bでは、一括故障警報Sbの受信の有無によって、各小規模電気所における故障の有無を把握している。
【0006】
さらに、小規模電気所8A,8Bと営業所9との間には、光ケーブルを保守・管理するための通信監視システムも構築されている。通信監視システムでは、小容量光端局装置801から出力される一括故障警報Sbが小規模電気所8A,8B(詳しくは、通信用情報伝送装置804)から営業所9に設けられた通信所9a(詳しくは、通信監視装置904)へ伝送されて、通信所9aにおいて各小規模電気所における故障の有無が判断される。また、通信所9aにおいて、各小規模電気所で故障が発生していると判断されると、作業員が、その一括故障警報Sbを送信した小規模電気所へ出向してその小規模電気所に設置された種々の通信装置を点検・修理する。具体的には、小容量光端局装置801は、検知した故障の種類に応じて警報ランプが点灯するように構成されている。作業員は、この警告ランプを参照して、小規模電気所内でどのような通信故障が発生しているのかを判断する。
【0007】
なお、切換スイッチ802は遠制子局装置803に接続される光ケーブルを切り替えるために設けられ、切換スイッチ902は遠制親局装置903に接続される光ケーブルを切り替えるために設けられている。
【0008】
また、光端局装置についての文献としては特許文献1等が存在する。
【特許文献1】特開平8−97774号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来の小容量光端局装置は、種々の警報の各々について“出力させる”“出力させない”を設定可能にはなっておらず、対局故障(SEND)についての警報を含めたすべての警報を一括故障警報として出力している。したがって、対局故障(SEND)が検知された場合、小規模電気所8A,8B(A局,B局)の両方から一括故障警報が送信されるので、故障発生時には両方の設置箇所へ出向して状態確認をする必要がある。詳しく説明すると、対局故障(SEND)とは、自局(例えば、A局)における故障ではなく、相手端(B局)において発生した何らかの故障(例えば、受信故障(RX))のことである。例えば、B局側の受信が切れると、B局側で受信故障(RX)が検知されて一括故障警報が出力されるとともに、B局からA局にSENDビットが送られる。これにより、A局側において対局故障(SEND)が検知されて一括故障警報が出力される。すなわち、A局,B局の両方から一括故障警報が出力される。この場合、通信所では、A局,B局のどちらで故障が発生しているのかを特定することができないので、作業員はA局,B局の両方に出向して小容量光端局装置の警報ランプを見て故障状態を判断する必要がある。
【0010】
本発明は、故障が発生している設備の特定を容易にすることができる小容量光端局装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明による小容量光端局装置は、通信故障を監視する故障監視装置との間で情報を交換する故障情報伝送装置が設置された電気所において、電気所と他の設備とを繋ぐ光ケーブルに接続される。小容量光端局装置は、上記電気所における情報の送受信に関する故障(自装置故障)と上記光ケーブルを介して繋がれた他の設備における送受信に関する故障(対局故障)とを検知する故障検知部と、上記故障検知部によって少なくとも1つの故障が検知されると一括故障警報を上記故障情報伝送装置へ出力する一括故障警報出力部と、上記故障検知部から上記一括故障警報出力部への上記対局故障についての検知結果の出力を遮断する遮断状態と対局故障についての検出結果の出力を通過させる通過状態とを切換可能な検出結果切換部とを備える。上記検知結果切換部は、上記他の設備に上記故障情報伝送装置が設けられている場合には遮断状態に設定され、上記他の設備に上記故障情報伝送装置が設けられていない場合には通過状態に設定される。
【0012】
上記小容量光端局装置では、光ケーブルを介して対向する設備(対向装置)に故障情報伝送装置が設けられている場合、対局故障(SEND)を検知しないので、1つの電気所において故障が発生しても、その故障が発生している電気所に隣接する電気所からはその故障に起因する一括故障警報が送信されない。したがって、故障が発生している電気所の特定を容易にすることができる。一方、対向装置に故障情報伝送装置が設けられていない場合には、対局故障(SEND)を検知するので、対向装置の故障を監視することができる。
【0013】
また、小容量光端局装置は、故障情報伝送装置との間で通信故障についての情報を交換する故障監視装置が設置された営業所において、営業所と他の設備とを繋ぐ光ケーブルに接続される。小容量光端局装置は、上記営業所における情報の送受信に関する故障(自装置故障)と上記光ケーブルを介して繋がれた他の設備における送受信に関する故障(対局故障)とを検知する故障検知部と、上記故障検知部によって少なくとも1つの故障が検知されると一括故障警報を上記故障監視装置へ出力する一括故障警報出力部と、上記故障検知部から上記一括故障警報出力部への上記対局故障についての検知結果の出力を遮断する遮断状態と対局故障についての検出結果の出力を通過させる通過状態とを切換可能な検出結果切換部とを備える。上記検知結果切換部は、上記他の設備に上記故障情報伝送装置が設けられている場合には遮断状態に設定され、上記他の設備に上記故障情報伝送装置が設けられていない場合には通過状態に設定される。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、故障が発生している電気所の特定を容易にすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
【0016】
<構成>
図1は、この発明の実施形態による光通信システムの全体構成を示す。このシステムでは、営業所2と小規模電気所1A,1Bと間で光ケーブルを介して種々の情報(遠制情報,故障警報)がやりとりされる。
【0017】
小規模電気所1A,1Bと営業所2に設けられた制御所2bとの間には、遠方監視制御システム(遠制システム)が構築されている。遠制システムでは、小規模電気所1A,1Bと制御所2bとの間で、遠方監視制御に関する情報(遠制情報)がやりとりされることによって、小規模電気所付近に設けられた電力供給に関する機器(例えば、変圧器や遮断器)を制御所2bから遠方制御する。また、このシステムでは、小規模電気所における故障の有無に関する情報(一括故障警報Sb)が小規模電気所1A,1Bから制御所2bへ伝送され、制御所2bにおいて各小規模電気所における故障の有無を把握することができる。
【0018】
さらに、小規模電気所1A,1Bと営業所2に設けられた通信所2aとの間には、通信監視システムが構築されている。通信監視システムでは、一括故障警報Sbが小規模電気所1A,1Bから通信所2aへ伝送され、通信所2aにおいて各小規模電気所における故障の有無を把握することができる。
【0019】
〔小規模電気所〕
小規模電気所1A,1B(A局,B局)の各々には、2つの小容量光端局装置101と、切換スイッチ102と、遠制子局装置103と、通信用情報伝送装置104とが設けられている。
【0020】
小容量光端局装置101の各々は、小規模電気所における情報の送受信に関する種々の故障を検知する機能を有しており、故障を検知すると、故障毎に故障警報を出力する。また、小容量光端局装置101は、種々の故障のうち少なくとも1つを検知すると、一括故障警報Sbを出力する。なお、小規模電気所に設けられた小容量光端局装置101は、「SEND検出なし」に設定されている。
【0021】
切換スイッチ102は、遠制子局装置103に接続される光ケーブルを切り替える。
【0022】
遠制子局装置103は、切換スイッチ102によって自己に接続された光ケーブルを介して遠制情報を送受信する。遠制子局装置103は、受信した遠制情報に従って、機器(例えば、変圧器や遮断器)を制御する。また、遠制子局装置103は、小容量光端局装置101から出力された一括故障警報Sbを受け取り、一括故障警報Sbを営業所2へ送信する。
【0023】
通信用情報伝送装置104は、小容量光端局装置101から出力された一括故障警報Sbを受け取り、一括故障警報Sbを営業所2へ送信する。
【0024】
〔監視外設備(お客さま等設備)〕
監視外設備(お客さま設備等)には、遠制子局装置103および通信用情報伝送装置104のいずれも設けられていないが、小容量光端局装置601が設けられている。小容量光端局装置601は、小容量光端局装置101と同様の構成であり、「SEND検出なし」に設定されている。
【0025】
〔営業所〕
営業所2には、制御所2bと、通信所2aとが設けられている。また、営業所2には、小容量光端局装置201,501が設置されている。小容量光端局装置201,501は、小容量光端局装置101と同様の構成であり、小容量光端局装置201は「SEND検出なし」に設定され、小容量光端局装置501は「SEND検出あり」に設定されている。
【0026】
制御所2bには、切換スイッチ202と、遠制親局装置203とが設置されている。切換スイッチ202は、遠制親局装置203に接続される光ケーブルを切り替える。遠制親局装置203は、切換スイッチ202によって自己に接続された光ケーブルを介して遠制情報を送受信する。また、遠制親局装置203は切換スイッチ202によって自己に接続された光ケーブルを介して一括故障警報Sbを受信する。さらに、遠制親局装置203は、小容量光端局装置201,501からの一括故障警報Sbを受け取る。
【0027】
通信所2aには、通信監視装置204が設置されている。通信監視装置204は、光ケーブルを介して一括故障警報Sbを受信する。また、通信監視装置204は、小容量光端局装置201,501からの一括故障警報Sbを受け取る。
【0028】
遠制子局装置103から遠制親局装置203へ(または、通信用情報伝送装置104から通信監視装置204へ)伝送される一括故障警報には、その一括故障警報がどの遠制子局装置(または、通信用情報伝送装置)から送信されたのかを識別するための情報(例えば、各々の遠制子局装置に与えられる識別コード)が付与されている。これにより、遠制親局装置203(または、通信監視装置204)は、一括故障警報の発信元を識別することができる。
【0029】
<小容量光端局装置の内部構成>
図2は、図1に示した小容量光端局装置の内部構成を示す。小容量光端局装置101,201,501,601は、故障検知部111と、一括故障警報出力部112と、スイッチ(検出結果切換部)113とを含む。
【0030】
故障検知部111は、小規模電気所における情報の送受信に関する種々の故障を検知すると、検知した故障毎に故障警報を出力する。故障の種別としては、自装置送信系故障(TX,LD,PLO),受信故障(RX,ERR),対局故障(SEND)がある。故障TXは送信側の故障を示し、故障LDは過電流を示し、故障PLOはクロック系の故障を示し、故障RXは受信側の故障を示し、故障ERRはビットエラーを示す。対局故障SENDは、自局(例えば、A局)における故障ではなく、相手端(B局)において発生した何らかの故障(例えば、受信故障(RX))を示す。故障検知部111は、種々の故障(TX,LD,PLO,RX,ERR,SEND)を検知して、その検知した故障に応じた故障警報(STX,SLD,SPLO,SRX,SERR,SSEND)を出力する。例えば、故障検知部111は、故障TXを検知すると、故障警報STXを出力する。
【0031】
一括故障警報出力部112は、故障検知部111からの故障警報STX,SLD,SPLO,SRX,SERR,SSENDのうち少なくとも1つを受けると、一括故障警報Sbを出力する。
【0032】
スイッチ113は、故障検知部111から一括故障警報出力部112への故障警報SSENDの出力を接続/遮断する。「SEND検出なし」に設定されている場合、スイッチ113はオフになり、故障警告SSENDは一括故障警報出力部112へ出力されない。「SEND検出あり」に設定されている場合、スイッチ113はオンになり、故障警告SSENDが一括故障警報出力部112へ出力される。
【0033】
また、一括故障警報出力部112からの一括故障警報Sbは、遠制子局装置103および通信用情報伝送装置104(または、遠制親局装置203および通信監視装置204)へ出力される。
【0034】
<動作>
次に、図1に示した遠制システムによる動作について説明する。
【0035】
まず、小規模電気所A(A局)において通信故障が発生したとする。このとき、A局に設置された小容量光端局装置101は、一括故障警報Sbを遠制子局装置103および通信用情報伝送装置104へ出力する。
【0036】
次に、通信用情報伝送装置104は、光ケーブルを介して一括故障警報Sbを通信監視装置204へ伝送する。通信監視装置204は、光ケーブルを介して一括故障警報Sbを受信すると、A局に通信故障が発生した旨を作業員に通知する。例えば、通信監視装置204には警告ランプが設けられており、一括故障警報Sbを受信するとその警告ランプが点灯する。このようにして、通信所2aの作業員は、各小規模電気所における故障の有無を知ることができる。
【0037】
一方、遠制子局装置103は、光ケーブルを介して一括故障警報Sbを遠制親局装置203へ送信する。遠制親局装置203は、光ケーブルを介して一括故障警報Sbを受信すると、A局に通信故障が発生した旨を監視員に通知する。このようにして、制御所2bの作業員は、各小規模電気所における故障の有無を知ることができる。
【0038】
また、監視外設備(お客さま等設備)において故障が発生すると、小容量光端局装置501は、小容量光端局装置601からのSENDビットを受信し、一括故障警報Sbを遠制親局装置203および通信監視装置204へ出力する。これにより、通信所2aおよび制御所2bの各々において故障の有無を知ることができる。
【0039】
<効果>
以上のように、対向装置の故障を検出することができる小規模電気所(通信用情報伝送装置が設置された小規模電気所)では、小容量光端局装置は対局故障(SEND)を検知しないので、1つの小規模電気所において故障が発生しても、隣接する小規模電気所からその故障に起因する一括故障警報が送信されない。したがって、故障が発生している小規模電気所の特定を容易にすることができる。一方、通信用情報伝送装置が設置されていない設備に対向する小容量光端局装置は対局故障(SEND)を検出するので、対向装置における故障を監視することができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
以上説明したように、本発明は、遠方監視制御システムおよび通信監視システムが構築された光通信システムに採用される小容量光端局装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】この発明の実施形態による光通信システムの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示した小容量光端局装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】従来の光通信システムの全体構成を示す図である。
【図4】従来の小容量光端局装置について説明するための図である。
【符号の説明】
【0042】
1A,1B 小規模電気所
2 営業所
2a 通信所
2b 制御所
101,201,501,601 小容量光端局装置
102,202 切換スイッチ
103 遠制子局装置
104 通信用情報伝送装置
203 遠制親局装置
204 通信監視装置
111 故障検知部
112 一括故障警報出力部
113 スイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信故障を監視する故障監視装置との間で情報を交換する故障情報伝送装置が設置された電気所において、当該電気所と他の設備とを繋ぐ光ケーブルに接続される小容量光端局装置であって、
前記電気所における情報の送受信に関する故障(自装置故障)と、前記光ケーブルを介して繋がれた他の設備における送受信に関する故障(対局故障)とを検知する故障検知部と、
前記故障検知部によって少なくとも1つの故障が検知されると、一括故障警報を前記故障情報伝送装置へ出力する一括故障警報出力部と、
前記故障検知部から前記一括故障警報出力部への前記対局故障についての検知結果の出力を遮断する遮断状態と、当該対局故障についての検出結果の出力を通過させる通過状態とを切換可能な検出結果切換部とを備え、
前記検知結果切換部は、前記他の設備に前記故障情報伝送装置が設けられている場合には遮断状態に設定され、前記他の設備に前記故障情報伝送装置が設けられていない場合には通過状態に設定される
ことを特徴とする小容量光端局装置。
【請求項2】
故障情報伝送装置との間で通信故障についての情報を交換する故障監視装置が設置された営業所において、当該営業所と他の設備とを繋ぐ光ケーブルに接続される小容量光端局装置であって、
前記営業所における情報の送受信に関する故障(自装置故障)と、前記光ケーブルを介して繋がれた他の設備における送受信に関する故障(対局故障)とを検知する故障検知部と、
前記故障検知部によって少なくとも1つの故障が検知されると、一括故障警報を前記故障監視装置へ出力する一括故障警報出力部と、
前記故障検知部から前記一括故障警報出力部への前記対局故障についての検知結果の出力を遮断する遮断状態と、当該対局故障についての検出結果の出力を通過させる通過状態とを切換可能な検出結果切換部とを備え、
前記検知結果切換部は、前記他の設備に前記故障情報伝送装置が設けられている場合には遮断状態に設定され、前記他の設備に前記故障情報伝送装置が設けられていない場合には通過状態に設定される
ことを特徴とする小容量光端局装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−109568(P2008−109568A)
【公開日】平成20年5月8日(2008.5.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−292517(P2006−292517)
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【Fターム(参考)】