説明

情報提供装置

【課題】情報提供の優先度を動的に変更することにより適切な情報提供が行える情報提供装置を提供すること。
【解決手段】安全運転支援サービスを含む複数のサービス情報をサービス優先度に応じて提供する車両用の情報提供装置であって、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更し(S20)、変更した優先度に応じてサービス情報の提供を行う(S30)。このように、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更することにより、不要なサービス情報の提供を抑え、必要に応じたサービスの情報を適切に提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援サービスなどの情報を車両に提供する情報提供装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、車両に対し情報を提供する装置として、例えば特開2001−143191号公報に記載されるように、車両に送られてくる情報についてその重要さを指標とした優先順位を予め付与しておき、車両において情報を着信した際に優先順位に従って情報を提供するものが知られている。
【特許文献1】特開2001−143191号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このような装置にあっては、情報提供の優先順位の高いサービス、例えばISA(Intelligent Speed Adaptation)などの車両速度制限システムが一定時間継続される場合、その他のサービス情報の提供が行えないという問題点がある。例えば、車両速度制限システムのサービス提供区域に車両が進入した際に交通渋滞している場合、そのときの交通状況において車両速度制限システムのサービス情報の重要度は低いものとなる。このため、このような必要性の低い情報を予め定めた優先度に応じて提供すると、必ずしも適切な情報提供が行えないこととなる。
【0004】
そこで本発明は、情報提供の優先度を動的に変更することにより適切な情報提供が行える情報提供装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
すなわち、本発明に係る情報提供装置は、安全運転支援サービスを含む複数のサービス情報をサービス優先度に応じて提供する車両用の情報提供装置において、前記車両の走行状態を取得する走行状態取得手段と、前記車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更する優先度調整手段とを備えて構成されている。
【0006】
この発明によれば、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更することにより、車両の走行状態に応じて情報提供の優先度を動的に変更することができる。このため、必要に応じたサービスの情報を適切に提供することができる。
【0007】
また本発明に係る情報提供装置において、前記安全運転支援サービスは、車両速度制限に関するサービスであることが好ましい。
【0008】
また本発明に係る情報提供装置において、前記走行状態取得手段は、前記走行状態として過去の安全運転支援の実施状況を取得し、前記優先度調整手段は、安全運転支援の実施頻度が低いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすることが好ましい。この発明によれば、走行状態として過去の安全運転支援の実施状況を取得し、安全運転支援の実施頻度が低いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすることにより、安全運転支援サービスの必要性が低い場合に安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすることができる。このため、他のサービスの提供を優先させて行うことができ、必要に応じた適切な情報提供が行える。
【0009】
また本発明に係る情報提供装置において、前記走行状態取得手段は、前記走行状態として道路の渋滞状況及び車両の車速変化情報を取得し、前記優先度調整手段は、車両が渋滞に入っている場合に安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすることが好ましい。この発明によれば、走行状態として道路の渋滞状況及び車両の車速変化情報を取得し、車両が渋滞に入っている場合に安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすることにより、安全運転支援サービスの必要性が低い場合に安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすることができる。このため、他のサービスの提供を優先させて行うことができ、必要に応じた適切な情報提供が行える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両の走行状況などに応じて情報提供の優先度を動的に変更することにより適切な情報提供を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
【0012】
図1は本発明の第一実施形態に係る情報提供装置の構成概要図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態に係る情報提供装置1は、車両に設置され、車両の運転者に対し運転支援やメール通知などの情報を提供する装置である。
【0014】
情報提供装置1は、通信部2、ECU(ElectronicControl Unit)3及び情報提供部4を備えている。通信部2は、安全運転支援サービスを含む複数のサービス情報を通信を通じて取得する情報取得手段として機能するものであり、例えば路側装置と路車間通信を行う光ビーコン装置、電波ビーコン装置などが用いられる。この通信部2は、路側装置から送信されるサービス情報を受信する。そして、受信されたサービス情報は、ECU3に入力される。
【0015】
ECU3は、装置全体の制御処理を行うものであり、例えばCPU、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成される。また、ECU3は、安全運転支援サービスを含む複数のサービス情報を記録し、そのサービス情報に対しサービス優先度を設定する優先度設定手段として機能する。
【0016】
また、ECU3は、車両の走行状態を取得する走行状態取得手段として機能する。例えば、ECU3は、車両における運転支援状態に応じて車両の走行状態を取得する。具体的には、交通状況や走行状況などに応じて注意喚起、警告、制動制御介入を実施する安全運転支援サービスにおいて、設定期間中における安全運転支援の実施状況に基づいて車両の走行状態が判定される。その際、設定期間中における注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度のうちの一部又は全部に基づいて車両の走行状態を判定すればよい。
【0017】
そして、ECU3は、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更する優先度調整手段として機能する。例えば、安全運転支援サービスの情報について、設定期間中における注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度のうちの一部又は全部に基づいてサービス情報提供の優先度が変更される。この場合、注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度が高いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度が高く変更され、注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度が低いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度が低く変更される。
【0018】
情報提供部4は、安全運転支援サービスを含む複数のサービス情報を車両の運転者に提供するものであり、例えば視覚を通じて情報提供するモニタ、インジケータ、聴覚を通じて情報提供するスピーカ、ブザー、触覚を通じて情報提供する振動装置などが用いられる。
【0019】
次に本実施形態に係る情報提供装置の動作について説明する。
【0020】
図2は本実施形態に係る情報提供装置の基本動作を示すフローチャートである。この図2の制御処理は、例えば、ECU20により所定の周期で繰り返し実行される。情報提供装置の基本動作は、まず図2のS10に示すように、情報提供の優先度の読み込み処理が行われる。この情報提供の優先度の読み込み処理は、現時点での情報提供サービスの全アプリケーションの優先度を読み込み処理である。例えば、安全運転支援サービスや電話や電子メールなどのテレマティクスサービスなど全アプリケーションの優先度が読み込まれる。
【0021】
そして、S20に移行し、情報提供の優先度の変更処理が行われる。情報提供の優先度の変更処理は、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更する処理である。例えば、安全運転支援サービスの情報について、設定期間中における注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度のうちの一部又は全部に基づいてサービス情報提供の優先度が変更される。この場合、注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度が高いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度が高く変更され、注意喚起の頻度、警告の頻度、制御介入の頻度が低いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度が低く変更される。情報提供の優先度の変更処理の詳細については、後述する。
【0022】
そして、S30に移行し、優先度に応じたサービス提供が行われる。すなわち、複数のサービスについて提供する状況となった際に、優先度の高いサービスが優先して提供される。
【0023】
例えば、走行中の車両が安全運転支援サービスであるISA(IntelligentSpeed Adaptation)サービスを受けているときに、テレマティクスによるメール受信通知を受けた場合、ISAサービスとメール受信サービスとの優先度を比較し、優先度の高いサービスの提供が行われる。すなわち、メール受信サービスと比べてISAサービスの優先度が高い場合には、ISAサービスが継続して行われる。一方、ISAサービスと比べてメール受信サービスの優先度が高い場合には、メール受信サービスが実行される。S30の処理を終えたら、図2の一連の制御処理が終了される。なお、安全運転支援サービスは、ISAサービス以外のサービスであってもよい。
【0024】
図3は本実施形態に係る情報提供装置における優先度変更処理のフローチャートである。この図3の優先度変更処理は、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更する処理であり、例えばECU20により所定の周期で繰り返し実行される。
【0025】
優先度変更処理として、まず図3のS201に示すように、注意喚起が所定の期間内に実施されたか否かが判断される。注意喚起の実施は、例えば情報提供部4を通じ車両の走行速度について運転者に対し注意を喚起する処理である。例えば、車速が上限速度近傍である場合に注意喚起が行われる。このS201にて注意喚起が所定の期間内に実施されたと判断された場合には、安全運転支援サービスの必要性が高いと判断され、安全運転支援サービスの優先度が高められる(S205)。
【0026】
S201にて注意喚起が所定の期間内に実施されていないと判断された場合には、警報が所定の期間内に実施されたか否かが判断される(S202)。警報の実施は、例えば情報提供部4を通じ車両の走行速度について運転者に対し警報を発する処理である。例えば、車速が上限速度を超えている場合に警報が発せられる。このS202にて警報が所定の期間内に実施されたと判断された場合には、安全運転支援サービスの必要性が高いと判断され、安全運転支援サービスの優先度が高められる(S205)。
【0027】
S202にて警報が所定の期間内に実施されていないと判断された場合には、強制的な制動制御が所定の期間内に実施されたか否かが判断される(S203)。制動制御の実施は、例えば制動制御部5を通じ強制的に制動制御を行う処理である。例えば、車速が上限速度を所定時間以上超えている場合に実行される。このS203にて制動制御が所定の期間内に実施されたと判断された場合には、安全運転支援サービスの必要性が高いと判断され、安全運転支援サービスの優先度が高められる(S205)。
【0028】
S203にて制動制御が所定の期間内に実施されていないと判断された場合には、安全運転支援サービスの必要性が低いと判断され、安全運転支援サービスの優先度が低められる(S204)。
【0029】
S204、S205における優先度の変更は、例えば各サービスに設定される重み付けを変更することで行えばよい。例えば、図4に示すように、各サービスA〜Dについて初期値として、そのサービスの情報提供を無視した時に起こりえる事態の重大さに応じて重み付けが設定される。そして、車両の走行状態に応じて、初期値の重み付けを変更して、サービス情報の優先度を変更すればよい。図4では、サービスDの重み付けが低められている。S204又はS205の処理を終えたら、一連の制御処理を終了する。
【0030】
以上のように、本実施形態に係る情報提供装置1によれば、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更することにより、車両の走行状態に応じて情報提供の優先度を動的に変更することができる。このため、必要に応じたサービス情報を適切に提供することができる。
【0031】
例えば、安全運転支援サービスの必要性の高い車両に対しては安全運転支援サービスの優先度を高くし、安全運転支援サービスの必要性の低い車両に対しては安全運転支援サービスの優先度を低くする。これにより、予め決められた優先度で安全運転支援サービスを提供するのではなく、必要性に応じて安全運転支援サービスを提供することができる。従って、必要な安全運転支援サービスについては優先的に提供することができ、無駄な安全運転支援サービスについては提供を抑えて他のサービス情報の提供を優先させることができる。
【0032】
なお、本実施形態では、優先度変更処理として所定の期間内に注意喚起、警告、制動制御のいずれかが実施された場合に優先度を高めるものについて説明したが、注意喚起の実施のみの場合には優先度を高めず警告、制動制御のいずれかが実施された場合に優先度を高めるものであってもよい。また、注意喚起、警告の実施の場合には優先度を高めず制動制御が実施された場合のみ優先度を高めるものであってもよい。
(第二実施形態)
【0033】
図5は本発明の第二実施形態に係る情報提供装置の構成概要図である。
【0034】
第一実施形態に係る情報提供装置1は過去の車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更するものであったが、本実施形態に係る情報提供装置1aは、現在又は将来の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更するものである。
【0035】
本実施形態に係る情報提供装置1aは、第一実施形態に係る情報提供装置1とほぼ同様なハード構成を有するものであるが、車速検出部6を備える点で第一実施形態に係る情報提供装置1と異なっている。
【0036】
車速検出部6は、車両の走行速度、すなわち車速を検出するものであり、例えば車輪速センサなどが用いられる。
【0037】
図6は、本実施形態に係る情報提供装置における優先度変更処理のフローチャートである。この図6の優先度変更処理は、車両が走行する道路の渋滞状況を加味し、車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更する処理であり、例えばECU20により所定の周期で繰り返し実行される。
【0038】
優先度変更処理として、まず図6のS211に示すように、交通情報の取得処理が行われる。交通情報の取得処理は、自車両が走行する道路の交通情報を取得する処理である。例えば、ナビゲーションシステムや路車間通信などによって自車両が走行する道路が渋滞しているか否かの情報が取得される。
【0039】
そして、S212に移行し、車速変化情報の取得処理が行われる。車速変化情報の取得処理は、自車両の車速変化の情報を取得する処理である。例えば、車速検出部6の出力信号に基づいて自車両の車速変化状態が検出される。そして、ECU3によって自車両の車速変化状態が、車速増加傾向であるか、車速維持状態であるか、車速減少傾向であるかが判定される。
【0040】
そして、S213に移行し、自車両が走行する道路が渋滞状態であるか否かが判断される。このS213で道路が渋滞状態でないと判断された場合には、一連の制御処理を終了する。一方、S213で道路が渋滞状態であると判断された場合には、自車両の車速変化傾向が車速維持状態であるか又は車速減少傾向であるか否かが判断される(S214)。S214にて自車両の車速変化傾向が車速維持状態でなく、かつ車速減少傾向でないと判断された場合には、一連の制御処理を終了する。
【0041】
一方、S214にて自車両の車速変化傾向が車速維持状態であるか又は車速減少傾向であると判断された場合には、優先度変更処理が行われる(S216)。優先度変更処理は、安全運転支援サービスの優先度を低く変更する処理である。車両が走行する道路が渋滞しており、車速が維持状態又は減少傾向である場合、車両が渋滞に入っていると判断され、このような状態において安全運転支援サービスを提供しても有効でないため、安全運転支援サービスの優先度を低く変更して、他のサービス情報の提供を行いやすくする。これにより、適切なサービス提供が可能となる。
【0042】
例えば、走行中の車両が安全運転支援サービスであるISAサービスを受けているときに、テレマティクスによるメール受信通知を受けた場合、ISAサービスとメール受信サービスとの優先度を比較し、優先度の高いサービスの提供が行われる。すなわち、メール受信サービスと比べてISAサービスの優先度が高い場合には、ISAサービスが継続して行われる。一方、道路が渋滞しており車速が維持状態である場合には、ISAサービスの優先度が低められる。このため、ISAサービスと比べてメール受信サービスの優先度が高い場合には、メール受信サービスが実行される。S216の処理を終えたら、図5の一連の制御処理が終了される。
【0043】
以上のように、本実施形態に係る情報提供装置1aによれば、交通状況を加味し車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更することにより、車両の走行状態に応じて情報提供の優先度を動的に変更することができる。このため、必要に応じたサービス情報を適切に提供することができる。
【0044】
なお、上述した実施形態は本発明に係る情報提供装置の一例を示すものである。本発明に係る情報提供装置は、このようなものに限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しないように実施形態に係る情報提供装置を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の第一実施形態に係る情報提供装置の構成概要図である。
【図2】図1の情報提供装置の基本動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の情報提供装置における優先度変更処理を示すフローチャートである。
【図4】図1の情報提供装置における優先度変更処理の説明図である。
【図5】本発明の第二実施形態に係る情報提供装置の構成概要図である。
【図6】図5の情報提供装置における優先度変更処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0046】
1…情報提供装置、2…通信部、3…ECU、4…情報提供部、5…制動制御部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
安全運転支援サービスを含む複数のサービス情報をサービス優先度に応じて提供する車両用の情報提供装置において、
前記車両の走行状態を取得する走行状態取得手段と、
前記車両の走行状態に応じて安全運転支援サービスの情報提供の優先度を変更する優先度調整手段と、
を備えた情報提供装置。
【請求項2】
前記安全運転支援サービスは、車両速度制限に関するサービスであることを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
【請求項3】
前記走行状態取得手段は、前記走行状態として過去の安全運転支援の実施状況を取得し、
前記優先度調整手段は、安全運転支援の実施頻度が低いほど安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。
【請求項4】
前記走行状態取得手段は、前記走行状態として道路の渋滞状況及び車両の車速変化情報を取得し、
前記優先度調整手段は、車両が渋滞に入っている場合に安全運転支援サービスの情報提供の優先度を低くすること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−192317(P2009−192317A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−32018(P2008−32018)
【出願日】平成20年2月13日(2008.2.13)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】