説明

携帯デバイスのためのローカル検索および地図作成

本発明は、ユーザ・インタフェースに関し、より詳細には携帯計算デバイスのカスタマイズされたグラフィカル・ユーザ・インタフェースの生成に関する。本願は、コンピュータ実施の方法を開示し、本方法は地理的位置に関連する検索クエリーを携帯デバイスにおいて受信するステップ、検索クエリーに応答して1つまたは複数の検索結果であって、それぞれが地理的位置に関連する検索結果を提供するステップおよび各検索結果に対応し、また計算デバイスのキーに対応するアイコンを計算デバイスのグラフィカルディスプレイ上に提示するステップを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、ユーザ・インタフェースに関し、より詳細には携帯計算デバイスのカスタマイズされたグラフィカル・ユーザ・インタフェースの生成に関する。
【0002】
本願は、2005年11月7日出願の米国特許仮出願第60/734,675号「携帯デバイスのローカル検索および地図作成」の便益を主張し、その内容を参照により本願に組み込む。
【背景技術】
【0003】
セルラー電話機およびパーソナル・ディジタル・アシスタント(personal digital assistants;PDAs)などのハンドヘルド型の携帯デバイスは処理能力およびデータへのアクセス能力の双方に関して益々強化されつつある。しかしながら、ディスプレイのサイズが小さく、無線データ配信に利用可能な帯域幅が制限され、かつラップトップおよびデスクトップコンピュータに比し携帯デバイスのメモリソースが制限されるため、携帯デバイスがデータを効果的に表示できないことにより、これらの高性能化の有用性が制限されることが多い。
【0004】
ハンドヘルド型の携帯デバイス向けに特に設計された幾つかのアプリケーションが出現している。多くのこのようなアプリケーションは、ジャバ(登録商標)2プラットフォーム・マイクロ・エディション(Java(登録商標)2 Platform Micro Edition、J2ME)および無線のためのBRE(Binary Runtime Environment、BREW)などの特に携帯デバイス向けに設計されたアプリケーション開発プラットフォームに基づいている。遠隔地からハンドヘルド型の携帯デバイスにデータを取得するように設計された幾つかのアプリケーションは、インターネット・ウェブ・サイトから情報を取り出すためにユニフォーム・リソース・ロケータ(uniform resource locators;URLs)にユーザが入るのを可能にすることにおいて、従来のブラウザアプリケーションに対応するブラウザである。その他のアプリケーションは、例えばユーザ・インタフェースにおいてハイパーリンクの選択に応答して別のブラウザアプリケーションを動作させることにより、データの取出しを可能にする。加えて、特別の機能限定アプリケーションが利用可能であり、これは専用アプリケーション・サービス・プロバイダからデータにアクセスする機構を提供する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
携帯デバイスに有用な1つのアプリケーションは「ローカル検索(local search)」のアプリケーションである。このようなアプリケーションは検索を行い、検索結果が位置またはエリアに関係する場合にその特定の地理的位置またはエリアをユーザが指定するのを許容する。例えば、ユーザは「曖昧で概略のレストラン56523」を入力し、郵便番号56532の全ての曖昧で概略のレストランリストの提供を受けることができる。またはユーザは「LAXに近いホテル」を提示し、ロサンゼルス国際空港に近い全てのホテルを示すリストまたは地図を受信することができよう。携帯デバイスのユーザがその周辺のものに関する情報を探す、例えばその車両から特定の店舗または建物への方角を探すことが多いので、このようなローカル検索は携帯デバイスのユーザに特に有用でありうる。従って、情報への便利なアクセスおよびその情報の有用な提示をユーザに提供するコンピュータプログラムまたはインタフェースの必要性が存在する。
【0006】
一般に、本明細書は、例えばスクリーンが比較的小さく、データ伝送速度が遅い(または遅延の大きい)携帯デバイスを有するユーザが便利で有用な方法でこれらのデバイスと相互動作するのを許容する方法およびシステムに関係する。1つの例として、ユーザに地図などの画面をパンおよびズームする便利な手法を提供することができる。また、ユーザにローカル検索結果を表示し、ローカル検索結果と相互動作を行う技術を提供することができる。さらに、ユーザに旅行ルートの道案内を生成し、道案内情報と相互動作をする技術を提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施では、コンピュータ実施の方法を開示する。本方法は、地理的位置に関連する検索クエリーを携帯デバイスにおいて受信するステップ、検索クエリーに応答して、それぞれが地理的位置と関連する1つまたは複数の検索結果を提供するステップ、および、各検索結果に対応すると共に計算デバイスのキーに対応するアイコンを前記計算デバイスのグラフィカルディスプレイ上に提示するステップを含む。本方法は、検索クエリーを携帯デバイスと以前に関連した地理的位置とを結合させるステップをさらに含むことができる。1つまたは複数の検索結果を電話機キーパッドの数字に対応する数字を付したアイコンとして提示することができる。本方法は、加えて、第1のキーの選択に応答して、第1の検索結果に関する初期のテキストまたは図的情報を提示するステップを含むことができる。加えて、本方法は、第2のキーの選択に応答して、第1の結果に関する追加のテキストまたは図的情報を提示するステップを含むことができる。初期のまたは追加のテキストまたは図的情報は、第1の検索結果に関連する電話番号のクリック呼出し選択、または選択されれば第1の検索結果に関連する位置への道案内を提供する道案内選択を含むことができる。
【0008】
幾つかの態様では、本方法は、検索結果に関連する位置への道案内に関連する複数の通過地点標識をグラフィカルディスプレイ上に提示するステップ、および各通過地点の選択に応答して、各通過地点に関連する道案内を提示するステップを含むことができる。本方法は、また、直近のクエリーまたは位置に関する情報を記憶するステップ、および、ユーザの選択に応答して、位置または直近のクエリーの内の直近の第1のものを送信するステップを含むことができる。さらに、本方法は、アイコンの内の第1のものの選択のためにハイライトするステップおよびユーザが入力する方向に応答してアイコンの内の第2のものにハイライトを移すステップを含むことができる。
【0009】
さらに、その他の態様では、本方法は、ディスプレイにない検索結果の存在を示すアイコンをグラフィカルディスプレイの1つまたは複数の端部の近くに提示するステップをさらに含むことができる。地理的位置を検索クエリーの一部として提供することができる。
【0010】
別の実施では、有形の記録媒体を開示し、有形の記録媒体は、実行されれば地理的位置に関連する検索クエリーの携帯デバイスにおける受信、検索クエリーに応じる1つまたは複数の検索結果であって、検索結果のそれぞれが地理的位置と関連する1つまたは複数の検索結果の提供、および各検索結果に対応し、また計算デバイスのキーに対応するアイコンの計算デバイスのグラフィカルディスプレイ上における提示を含むステップを実行する命令を有する。1つまたは複数の検索結果を電話機キーパッドの数字に対応する数字を付したアイコンとして提示することができる。また、記録媒体は、実行されれば第1のキーの選択に応答して第1の検索結果に関する初期のテキストまたは図的情報を提示する命令をさらに有することができる。さらに命令は第2のキーの選択に応答して第1の結果に関する追加のテキストまたは図的情報を提示することができる。
【0011】
幾つかの態様では、命令は、検索結果に関連する位置への道案内に関連する複数の通過地点標識をグラフィカルディスプレイ上に提示し、各通過地点の選択に応答して各通過地点に関連する道案内を提示することができる。加えて、記録媒体は、直近のクエリーまたは位置に関する情報を記憶し、実行されればユーザの選択に応答して位置または直近のクエリーの内の第1のものを提示する命令を有することができる。
【0012】
別の実施では、携帯コンピュータ実施のローカル検索システムを開示する。本システムは、位置情報を受信し、対応して対応する地図および検索結果の情報を提供するインタフェース、インタフェースにより表示するための複数のタイルを保持する地図タイル記憶装置、および、インタフェースの一部であるデータ入力キーへの索引が付された検索結果を表示する表示手段を含む。
【0013】
1つまたは複数の実施形態の詳細を添付する図面および以下の説明において明らかにする。他の特徴、目的および利点は、説明、図面および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【0014】
種々の図面における同様の参照記号は同様の要素を示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1は携帯デバイスにおけるパン操作(panning operation)のための表示を示す。画面(a)は地図をその上に表示するデバイスを示す。地図は、ここではカリフォルニア州レッドウッド市周辺を中心とする地理的エリアをあるレベルでズームする画面を提供する。ユーザは、図面のデバイス(例えば、セルラー電話機)の中央に示すもののような、多方向選択キーの使用により地図上でパン(pan)することができる。特に、このようなキーはユーザが、その上部を押して上に移動させ、その右を押して右に移動させることを可能にする。このように、キーは平面ジョイスティックとほぼ同様に動作することができる。右に移動するためには数字6のキー、左に移動するためには数字4のキーなどのように、デバイスにおける数字キーもまた移動のために使用することができる。音声入力を含むパンのためのその他の入力機構もまた適宜使用することができる。
【0016】
ユーザが特定の方向に地図をパンすることを選択する場合、地図を幾つかの方法で再生成することができる。一例として、地図はラスターイメージの形式の幾つかの事前に構成されたタイル(tiles)を含むことができる。ディスプレイを埋め、恐らく幾らかディスプレイを越えるに十分な地図の中心の周りのタイルにより、表示する地図を構成することができる。ユーザがパンを要求する場合、その場合デバイスはこれらのタイルを一斉に移動させ、地図の全イメージが滑らかに移動するようにすることができる。各キーの押下のそれぞれに対するパン動作を単一列のタイルまたは一列のタイルの一部などの特定の距離に指標付け(indexed)することができる。
【0017】
ユーザが利用可能なタイルの範囲を超えてパンすれば、ユーザが画面(a)から右へパンした表示の右端に沿って図1の画面(b)に示すように、地図は一時的にこれらのタイルが空白のエリアを表示することができる。閲覧者が待機する間に地図に残る空白部を埋めるために所定の方法で遠隔サーバからのダウンロードによるように、欠落するタイルのそれぞれを次いで入手することができる。このように、閲覧者はダウンロード処理中に原地図情報の全てを詳細になお見ることができ、これは完全に新しい表示を全て再生成し、この間長い遅延時間のある携帯デバイスでは特に−ユーザが待機しなければならないであろう場合よりは好ましいであろう。
【0018】
加えてタイルの使用により、所定の距離を「ジャンプ」して前の地図を単に消去し、前の地図を全く新しい地図と取替えるのとは別の方法によりパンを生じることができる。例えばユーザがある方向に移動すると、所望の位置(location)−典型的に地図の中央−を表す十字線が新しくパンされた位置へジャンプし、十字線が再び表示の中央に来るまで地図は次いで円滑にスライドすることができる(例えば動画風に)。調整中または調整後に、追加タイルを必要なようにダウンロードまたはキャッシュからロードすることができる。
【0019】
地図を大幅にジャンプさせるよりむしろユーザが方向ボタンを押下する限り地図を移動させることにより、また円滑な地図のスクロールを生じることができる。パンの速度は事前設定、ユーザにより設定することができるか、またはボタンを押下する長さの関数とすることができる(速度のステップ関数上昇、パン速度の線形上昇、または速度と保持時間のある他の関数関係のいずれかとして、ボタンを押す時間が長いほど速くパンすることにより)。十字線を表示の中央に置いたまま、地図を大幅にジャンプさせて移動することにより、パンをまた生じるができる。柔軟性については、デバイス性能の評価(例えば、デバイスまたはアプリケーションを配備する場合固定する)、ユーザに利用可能な選択肢に基づくか、または測定性能に基づいて動的に設定するなど走査タイプを選択することができる。
【0020】
追加タイルをまた地図上に表示するものの周りにダウンロードし、デバイスのローカルメモリにキャッシュすることができる。このように、ユーザは追加タイルのダウンロードを強いることなく制限された範囲で初期イメージの周囲をパンすることができる。換言すれば、デバイスに記憶する地図表示の量は実際の表示の端部を越えて広がることができ、従って小さな動きはダウンロードの必要なく実行することができ、また追加タイルのダウンロードの前にもさらに多くの地図をユーザは見ることができる。
【0021】
ユーザが地図を見ているズームレベルに基づきタイルはまた互に異なりうる。特に、例えば米国全体の地図は複数のレイヤのタイルを使用して表示することができる。最高位のレイヤは非常に少ないタイルを有するであろうし、最高位のレイヤは単に少ないタイルの上に州線により描写することができよう。さらに近接するズームレベルでは、郡や州間ハイウェイなどの地域の詳細を示すことができ、追加タイルを同様に提供することができるであろう。数千または数百万またはそれ以上のタイルを含むことがありうるさらに近接するレベルでは、個々の通りを示すことができる。各レイヤは地図に対する特定の分解度で描写するそれ独自のタイルセットを持つことができ、より近接するそれぞれのレベルはさらに細かい分解度およびさらに多くのタイルを持つ。
【0022】
表示は動的地図タイルのダウンロードを使用し、タイル情報をキャッシュして生成することができる。本明細書にその全体を参照により組み込む共に出願中の米国特許出願第11/051,534号では、このような手法をさらに完全に開示する。
【0023】
また、図1はあるソフトキーの使用を示し、ソフトキーは変化する機能を変化する表示により示すキーでありうる。図1で、ソフトキーはキーパッドの上部隅に位置し、特徴「ズーム」(キーを押すとズームアウトするであろうことを示すために「ズーム−」と示す)および特徴「メニュー」(表示に選択メニューを呼出すであろう)に対応するが、その他の適する特徴を提供することが出来る。その他の可能なソフトキーは残りの図から明らかになるであろう。ソフトキーは選択とのその物理的配列(例えば、選択の直下に)により直感的にスクリーン上の選択に連結する。図1で、ソフトキーは以下で説明するようにズーム機能の呼出しを可能にし(左のキー)、またユーザが複数のメニュー選択を含むメニューの呼出しを可能にする(右のキー)。
【0024】
携帯デバイスのディスプレイに提供する地図は完全な特徴を備えたデスクトップコンピュータに正規に提供する地図とは異なりうる。例えば、携帯ディスプレイは一般に表示エリアが限られるので、通りの名前およびその他の特定情報はより頻繁に繰り返し、通りの名前およびその他の特定情報を小さなディスプレイにおいて示すであろうことを保証することができる。加えて、種々の色を使用して、完全な特徴を備えたコンピュータのディスプレイよりディスプレイの色の深さが浅いことに配慮することができる。
【0025】
図2aおよび図2bは携帯デバイスにおけるズーム操作の表示を示す。地図は、初期には特定のズームレベルで表示することができ、特定のズームレベルは事前設定するか、デバイスにより判断するか、またはタイルを記憶し、デバイスからの要求に応答してタイルを提供するサーバなどの遠隔システムにより判断することができる。例えば、検索が郵便番号またはエリアコードを含むローカル検索である場合、ズームレベルを地図により表示するエリアがエリアコードの範囲を近似するように選択することができる。また、地図が検索結果を返送する場合、ズームレベルを検索結果の範囲より少し広く設定し、全ての結果を見ることができるが、結果を実用的であるようにズームインするようにする。
【0026】
ユーザは次いで表示上で地図などをズームインまたはズームアウトすることができる。図2で、「ズームアウト」コマンドを「ズーム−」として示す左ソフトキーにより表す(しかし、これはまた「ズームアウト」と示すこともできよう)。右ソフトキーは次いで「ズーム+」または「ズームイン」キーでありうるが、図面ではそのような名称を付していない。ズームインキーはまた選択キーの中央のキーなどのキーパッド上の「OK」でもありうる。その他のキーもズーム機能を表現することができ、ズームは単に分離したコマンドであるよりはむしろユーザによる広範な動作行程の一部として生じることができる。例えば、地図作成アプリケーションに関してあるメニュー選択の実行後にのみズームのためのソフトキーを表示することができるか、またはこのようなソフトキーを適するコンテキストにおいて自動的に表示することができる。
【0027】
図2aの画面(a)に示すように、ズームインをズームボックスの使用により支援し、ズームボックスは単に略図であり、デバイスのディスプレイの形を近似し、ズームインが生じた後に示すことになるエリアの境界を描く。ズームボックスはまた陰を付すエリアまたはズームインエリアのその他の適する視覚的標識を含むことができる。ユーザが一度「ズームイン」を選択すれば初期ズームボックスを示し、ユーザが追加して何回かキーを押すとさらなるズームレベルを表現するサイズ縮小ボックスを表示することができる。「ズームイン」キーを押した後「ズームアウト」キーをその後押すとズームボックスは広いズームを通じて後退し、ズームボックスは大きくなり、ズームボックスがディスプレイを満たすと、ズームボックスは最終的にズームアウトすることになるようにすることができる(以下で説明する)。
【0028】
方向キー(例えば、制御パッドまたは2−4−6−8キー)の使用によるように、ユーザはまたディスプレイの周りにズームボックスを動かすことができる。例えば、ユーザが現在表示する地図の上部右手隅の小さなエリアにズームインすることを望めば、ユーザはまずユーザが好むだけ多数回「ズームイン」キーを押し、次いで「右」および「上」方向キーを押し、ズームボックスを所望のエリアの上に移動させることができる。このような移動は、ジャンプにおいてまたは例えば方向キーを押すたびに指標距離のズームボックスの移動を動画表示することにより、ズームボックスの円滑なパンとして生じることができる。
【0029】
ユーザは適する実行キーを押すことによりズームイン表示の表示処理を開始することができる。例えば、ユーザは選択キーの中央を押すことができる。加えて、ユーザが最後にズーム関係キーを押した後、数百ミリ秒の経過など、再生成処理を遅延させて起動することができる。
【0030】
ズームが比較的円滑に見えるようにするために、イメージを幾つかの方法で再生成することができる。例えば、ズームボックス内のイメージの一部を初期に拡大し、ディスプレイ全体を占めるようにすることができるが、分解度は望むよりは低い(多分、円滑化するか、または変形防止するが)。ユーザに次いでこのイメージを見る機会を提供することができる一方、より詳細な情報をズームイン表示のために取り出す。より詳細な情報は一部の以前の地図のより近接する画面を提供するタイルを含むことができる。
【0031】
原地図からズームイン地図への遷移は任意の適する機構により生じることができる。例えば、初期の地図の元の、低い解像度部をディスプレイに亘って提示することができるか、または元の、低い解像度部をディスプレイに亘って提示するまでサイズを徐々に増すことができる(適する変形防止またはその他の上位変換技術によりイメージの各サイズにおける適するピクセル値を計算する)。一度完全なサイズになると、全イメージを表示するまでより詳細なイメージからの散りばめたピクセルにより重ね書きするか、または低解像度から高解像度イメージへ遷移させるその他の既知の手法を通じるなどにより、より詳細なイメージは元の、低い解像度部の置換を開始することができる。加えて、地図情報を階層化することができ、通りの名前およびその他の同様な地図のラベルとは異なる時間即ち異なる速度で地図イメージを追加する。
【0032】
ズームアウトをズームインの発生と同様な方法で生じることができ、画面(d)乃至画面(f)に示す。ユーザが「ズームアウト」キーを選択する場合、表示する地図(画面(d))はその周りに空白の空間を伴いサイズを小さくすることができる(画面(e))。ユーザが「ズームアウト」を再度押せば、イメージはなおさらに、ズームアウトの最長距離まで小さくなることができる。また、ユーザが次いで「ズームイン」キーを押せば、イメージはディスプレイを満たすまで大きくなることができ、デバイスは次いで地図の上にサイズを小さくした方形としてズームボックスを示すことができる。画面(f)は画面(d)の表示から1階級ズームアウトする結果を示す。
【0033】
図示しないが、新しい表示が古い表示と同じ中心点に基づくことがないように、ユーザはまたズームアウトのためにズームボックスを移動させることができる。特に、方向キーを使用してボックスを移動させることができ、ズームインの場合のズームボックスによるようにボックスは略図の形式を取ることができる。ズームアウトキーを選択した後にボックスが特定の方向に移動する場合、イメージはスクリーン上で中心に残ることができるが(画面(e)のように)、略図はイメージの周り、およびその周りの空白空間に移動することができる。デバイスがそのようなエリアのイメージデータ(例えば、初期表示の端部の周りの残りのイメージタイル)を含めば、ズームボックスが移動するときにそのデータを表示することができる。また、初期表示の端部の周りの低解像度も示すことができる。
【0034】
表示の周りの空白エリアは多様な形式を取ることができる。例えば、空白エリアは簡単のため単純な同色でありうる。簡単な道具の形におけるなど、イメージを単にデバイスの標準デスクトップの上に重ねた感じをユーザにもたらすように、空白エリアはまた「背景」または「壁紙」のイメージでありうる。加えて、提示する位置に関係するデータを含むロゴまたはその他のプロモーションデータをエリアに提供することができ、グーグル(登録商標)の既知の広告のせりふまたは広告の感覚などのプログラムの一部としてエリアを表示することができる。
【0035】
ズームアウトの表示は以上のズームイン表示の方法に似た方法で初期表示から生成することができる。例えば、原表示より低い解像度に含む、初期のではあるが、縮退した画面をまず表示することができ、新しいイメージを(例えば、タイルの形式で)受信すると初期のではあるが、縮退した画面の周りに新しいイメージを詰め込むことができる。初期画面は中央に留まることができるか、またはそのエリアの周りで新しいイメージとより良好に整合するように、そのエリアの新しいイメージにより最終的に置き換えることができる(例えば、通りの名前またはその他のラベルを種々の位置に種々のズームレベルに対して提供すれば)。
【0036】
図3aおよび図3bは携帯デバイスにおけるローカル検索操作の表示を示す。デバイスにおける検索にはグーグル(登録商標)・ローカル・サービスなどのサーバにおける標準検索システムを使用することができる。検索バックエンドに接続するが、携帯デバイスにおける表示(例えば、クエリー(query)に応答するが、特定の街または郵便番号に関係する検索結果)に特に良く適する情報を提供するように構成されるウェブサーバによるように、取り出す情報を特に携帯の表示に対しフォーマットすることができる。図3aの画面(a)は、検索が取ることのできるフォーマット例と共にローカル検索入力ボックスを示す。検索入力ボックスを表示すると、ソフトキーは検索入力ボックスへのデータ入力に役立つ動作を反映するように変化することができる。
【0037】
ユーザは初期画面(画面(a))から「新しい検索をタイプする」ハイパーリンクの選択により検索要求を入力することができ、検索要求によりデバイスが空の検索入力ボックス(図示せず)を示すようにする。ユーザは郵便番号またはエリアコードまたは「jfkに近いホテル」または「sfのピザ」などのその他の情報などの位置情報を含む検索要求を入力することがある。このような状況では、要求を受信するサーバは位置情報を分析および特定し、その位置の周りの検索を実行するであろう。ユーザはまた「曖昧な概要」、「花」または「Uホール」などの位置情報のない検索要求を入力することができる。このような状況では、検索を実行する場合地図に示されるエリアに関してローカル検索を実行することができるか、またはローカル検索は地図の中心点である(が、多分地図に示されるものより小さいまたは大きなエリアを含む)中心点に基づくことができる。加えて、位置はユーザが全ての検索に亘って適用するように割り当てるか、または位置はGPS測定を通じるなどデバイスにより判断することができる。検索ボックスは検索ダイアログボックスに直接組み込むこともできる。
【0038】
ユーザは、次いで「入力」キーと等価なものの押下(例えば、制御パッドの中心を押す)によるように、検索要求を出すことができる。要求を適する特定およびその他の情報と共に次いでローカル検索サーバシステムなどの遠隔システムに送信することができる。そのシステムは要求を携帯デバイスから着信するものと認識することができ、対応して情報をフォーマット化することができるが、そうでなく任意の他のローカル検索として検索を実行することができる。例えば、システムは典型的な電話機キーパッドの9つの正整数を使用して作成することができる選択に対応するように9つのヒットに対する情報を返信することができる(10番目の結果も0キーに対して提供することができる)。
【0039】
このような検索結果を図3aの画面(b)に示し、ここで検索項目は「ピザ」であった。ここで、結果をグーグル(登録商標)ローカル検索と共通の方法で示し、ピンアイコンは検索結果を表現する。各ピンアイコンを地図の画鋲のように、結果(例えば、レストランまたはその他の店のアドレス)の位置の上に凡そ位置するように示す。
【0040】
各ピンにまたキーパッドのキーと関連する番号を付与する。関連キーを一度押すと画面(b)に示すように店の名前など、検索結果の要約情報を表示するようにすることになろう。携帯デバイスのキーパッドにより容易に特定することができないであろう9または10個の結果より多くを得ることのないように、ズームレベルを選択することができる。追加の結果が(例えば、多くの結果があるか、またはユーザが非常に厳密にズームインし、検索結果の表示がズームレベルを変化させなかったので)ディスプレイ境界の外に存在する場合、画面(b)に示すように他の検索結果を見るように、ユーザに他の選択を提供することができる。情報に関して種々の動作を取ることができる。例えば、ユーザはそのデバイスにおいて「送信」または類似のボタンを押し、検索結果との電話接続−クリックしてダイヤル処理を行うことができる。
【0041】
また、サイズが小さく、制限された数の入力キーのある携帯デバイスの場合、一度に地図上に少ない数の結果のみを表示し、ユーザによる閲覧と相互動作を容易にするようにするのが好ましいであろう。検索するエリアに追加の「ヒット(hits)」がある場合、表示は初期表示外に位置するこれらのヒットの存在に関するある標識を提供することができる。たとえば、ディスプレイのその側の外に追加ヒットがあるディスプレイの各端部にアイコン(図示せず)を表示することができよう。同様に、表示する初期地図から斜め方向にヒットが位置する場合、アイコンをその隅に示す(例えば、8つの可能な標識の道案内を提供する)ことができる。
【0042】
アイコンは、デスクトップコンピュータの場合など完全なデスクトップディスプレイ上のヒットを表現するピンに類似しうる。例えば、アイコンはピンのように単に円でありうるが、ピンがヒットを表現するように、アイコンは正にヒットを表現するが、アイコンはそのそれぞれのヒットの上に位置しないことを示すような地図への拡張がアイコンの下にない。アイコンはまたピンと区別するために、ピンとは異なる色を取ることができ、ピンの頭の周りに付けるか、またはピンの頭の周りに巻きつける矢印などの追加標識を備えることができ、またデバイスのキーパッドのキーと対応するか、または対応しなくても良い数字を備えることができる。例えば、数字はアイコンの方向にあるヒットの番号と対応することができる。このように、特定の方向のパンが別の方向のパンよりより成功しそうであることをユーザに通知することができる。このような追加の方向は携帯デバイスのユーザには特に貴重であるが、それはこのようなユーザは一度に非常に多くを見ることができず、また帯域幅も狭く、従ってユーザはより多くではあるが、より能率的にパンする必要がある。
【0043】
デバイスによる移動はまたユーザに動画のように思えるように生じることができる。例えば、1つのパン位置から別の位置へまたは小さなズームアウトまたはズームイン表示からズーム後の表示サイズへ円滑に拡大するように、タイルをディスプレイに亘って円滑に移動することができる。加えて、検索結果が提供されると、パンコマンドの入力に際して直ちにか、または結果が表示の端部に入るのに十分近いかのいずれかの場合、結果へのパンは表示が次の結果を取るようにすることができる。その上、ユーザが異なる番号の検索結果を選択すると、表示は1つの結果から次へ自動的に円滑にパンする、例えば新しい結果を表示の中央または中央の近くに配置することができる。
【0044】
画面(c)に図示するように、ユーザはまた2回検索結果に関係するキー(またはプロンプトが提示されたときには別のキー)を押し、結果に関する追加情報を取り出すことができる。このような情報は店の電話番号と共に店のアドレスおよびその他のコンタクト情報を含むことができる。再度結果が表示されると、番号または表示上の「呼」ハイパーリンクをハイライトし、それを選択することによるか、または「送信」または類似のボタンを押すことによるかのいずれかにより、電話番号によりクリックしてダイヤルする操作を可能にすることができる。
【0045】
追加選択をまたユーザに提示することができる。例えば、ユーザに選択肢を提供することができ、その選択によりユーザが検索結果の位置への、または検索結果の位置からの道案内を受信することを可能にする。道案内の他の終了地点を適する方法で選択することができる。例えば、携帯デバイスがGPSの能力があるか、または他の方法による位置決め能力がある場合、この道案内はデバイスの測定位置から自動的に計算することができる。あるいは、ユーザにその現在位置の入力を依頼することができ、道案内を入力位置と検索結果の位置との間に提供することになろう。また、特定の位置を履歴リストに格納することができ、従ってユーザにより容易に特定の位置を選択することができる。検索結果に関する追加情報をまた図示することができ、追加選択肢をユーザによる選択に供することができる。
【0046】
画面(d)は、検索履歴を記憶するデバイスにおけるその後に起こる検索を示す。表示は画面(a)の表示と類似するが、次に直近の検索を検索履歴の表示に利用することができる。従って、「ピザ」検索のハイパーリンクが表示に現れる。この履歴が有用でありうるのは、例えばこの履歴によりユーザが同じ検索を異なるエリアで行うことができるからである。例えば移動するセールスパーソンは特定のレストランチェーンを好むことがあり、そのチェーン名をお好みに入れるであろう。セールスパーソンは次いでセールスパーソンがいる町のその検索を容易に繰り返すことができ、検索に対する結果を(特に自動位置特定情報により適する地図を生成する場合は)素早く受信することができる。ユーザが検索履歴から項目を選択する場合、ユーザに項目を編集する機会を提供することができる。このような編集が生じれば、編集した検索要求を履歴リストに加えることができる。
【0047】
図3bは類似の検索処理をより詳細に示す。第1の画面で、地図を表示する。次いでユーザは重畳「メニュー」と位置により関連する右ソフトキーを選択する。ソフトキーを選択すると、選択メニューを地図の上に視覚的に生成し、地図の一部をメニューの周りを通じて示し、従って表示はより正確にユーザが典型的に知るデスクトップ・ウインドウ・システムに近似する。ユーザは「1」を選択し、第3の画面の検索ボックスをユーザに提供する(そしてメニューボックスを除去する)。ボックスは直近の検索を示し、検索の1つに向けて下に移動する方向キーを使用して、ユーザは直近の検索を簡単に入力することができ、次いで起動ボタンを押すことができる。URL選択またはそのような選択肢を使用して、ユーザは新しい検索のタイプを選ぶこともできる。
【0048】
本例では、ユーザは中央サーバに送信することができるクエリー「ピザ02138」を入力する。サーバはクエリーを分析し、その中のローカル情報を探すであろう。例えば、システムはクエリーの適する位置の5ディジットの数が郵便番号を表すものと仮定するであろう。システムは、また郵便番号などのローカル情報を伴う場合、食べ物の名前がレストランへの関心を表すと仮定であろう。方向ボタンの中心を押すことによるように、一度ユーザがそのクエリーを確認すると、クエリーを中央サーバに出すことができ、結果を返信することができる。次の画面はこのような結果の例示的表示を示す。図示するように、検索クエリーに応答して単一の結果を生成したが、これは特定のピザ店である。
【0049】
検索結果に関する詳細の追加を見る選択肢をユーザに付与することができ(例えば、1などのキーを押すことにより)、このような詳細を図3bの最後の表示に示す。詳細は特定の検索結果のアドレスおよび電話番号を示す。加えて、検索結果に関するある選択肢を提供する。例えば1つの選択肢は携帯デバイスによりダイヤルし、予約を取るレストランなどの検索結果へのコンタクトを試行するようにする。加えて、次に説明するように検索結果の位置に関係する道案内をまた提供することができる。
【0050】
図4aおよび図4bは携帯デバイスにおける道案内操作(directions operation)の表示を示す。道案内は、例えば考察したもののような他の選択肢を伴う「メニュー」項目下の選択でありうる。上述のように、道案内操作はまたローカル検索要求の結果から容易に選択することができる。コントラストをなす色の線または地図の上に重ねた重さにより、道案内が示されることができ、道案内はまた幾つかの通過地点(waypoint)を含むことができ、ここで、図示される経路は方向を変えるか、または或る道路から別の道路へ変わる。経路に沿う見晴らしまたは興味を持つ他の地点などのような、他の通過地点をまた提供することができる。特定の店、政府の建物、目標、景色の良い地点など、ユーザがルートの近くに表示することを好むであろう特定の通過地点に対する好みを選択するメニューをユーザに提供することができる。
【0051】
図4aの画面(a)は、道案内(directions)を受信するためにデータを入力する第1の表示を示す。この画面は、道案内の出発地点を入力する能力をユーザに提供する。描写画面で、ユーザは2つの方法で、即ち、アドレスまたは類似の位置情報を入力することと、地図上の地点を選択することにより、地点を選択することができる。対応するハイパーリンクを選択することによるように、ユーザが第1の選択肢を選べば、アドレスを入力することができる空のデータ入力ボックスをユーザに提供することができる。そのアドレスを遠隔システムに送信するであろうが、遠隔システムは、デバイスへ返送する道案内の準備において、アドレスを分析し、遠隔システムが参照するアドレスを判断することができる。ユーザのデバイスに最近入力した位置の位置データおよび位置の名前を記憶する「直近の場所(recent places)」のリスト、または好みとしてユーザにより特に特定する位置を表示する「好みの場所」のリスト(ほぼ標準ウェブブラウザのお気に入りのウェブサイトのような)から、ユーザはまた位置を選択することができる。ユーザが第2の選択肢を(地図上の位置を選択して)選べば、ダイアログを除去し、基盤をなす地図を表示し、ユーザは以上で説明したように地図ナビゲーション(例えば、パンおよびズーム)を使用し、表示する地図の中央にまたは中央の近くに出発地点を置くことができる。ユーザは次いでナビゲーションキーの中心を押し特定の出発位置の選択を示すことができる。
【0052】
一旦ユーザが出発地点を入力すれば、ユーザ(彼または彼女)は出発地点の入力に似た方法で終了地点を入力するであろう。画面(b)は終了地点情報入力のダイアログを示す。デバイスは最近特定した位置を探知し、最近特定した位置を「直近の場所」の選択として出発地点または終了地点のいずれかに提示し、ユーザによる地点の素早い特定を可能にすることができることに再度留意されたい。また、道案内受信の試みを取り消す(画面(a)の)選択肢、および出発地点の再選択に戻る(画面(b)の)選択肢などの、コンテキスト依存(context sensitive)のソフトキー(softkeys)を提供することもできる。
【0053】
一度出発および終了地点を提供すると、遠隔システム(グーグル(登録商標)・バックエンド・サーバなど)はルートを計算し、ルートを表示のためにデバイスに返信することができる。ルートは、出発および終了地点の特定情報と共に特定の色で地図上に配置することができる。例えば、出発地点は単純な緑のアイコンでありえ、一方終了地点は赤いアイコンでありうる。また、経路は、示唆する経路上でハイライトされるか太い線の形式でありうる。
【0054】
初期に、提案に係る道案内と共にダイアログを表示することができる。ダイアログ(図4aの画面(c)参照)は、例えば出発および終了地点の形式のルート概要および旅のための計算距離を示す。追加ダイアログを提供し、道案内の開始のために押すキーをユーザに示すことができるか、またはユーザは単に主ダイアログを下にスクロールし、道案内に到達することができる。この道案内は、単に当技術で良く知られる道案内を駆動する典型的な簡略ステートメント(short-hand statements)でありうる。
【0055】
ユーザはキーパッドを(または音声コマンド、またはGPSの読み取りさえも)使用し、ルート概要情報とほぼ同じようにポップアップウインドウに現れるナビゲーション情報によりルートの曲がり角を通過することができる。例えばキー3および1を押すことにより、ユーザはルートを通じてそれぞれ(図4bの下部の表示に示すように)前後に移動することができる。デバイスはまたこの機能に関する手がかりのためのテキストまたはアイコンをユーザに表示することができる。
【0056】
ユーザが曲がり角から曲がり角へ移動すると、経路に沿う実際の進行と共に、地図はさらに移動することができる。例えば、通過地点に対するテキスト指示(text indication)は1つの通過地点から次へジャンプすることができるが、タイルは円滑にパンするであろうから、従って第1の通過地点は初期にはスクリーンの中央近くに位置し、次いで第2の通過地点がスクリーンの方へ移動し(初期にはスクリーンから離れていれば)、次いでスクリーンの中央に移動する。タイルに基づくシステムでは、適するタイルを取り出し、2つの通過地点間の地図を示すことができる。また地図は回転することができ、従って地図上のユーザの進路は常に北向きの画面(即ち、デバイスの上向き)である。
【0057】
図5は携帯デバイスにおける地図移動ダイアログの表示を示す。この機能はデバイスを使用する場合に適する地点でユーザが地図移動イアログを呼出し、地図を中心に置く新しい位置を選択することを可能にする。入力は単に図示するようにテキスト入力ボックスに入力するアドレスを含むだけでよい。また、履歴を維持することができ、従ってユーザはアドレス全体をタイプする必要なく単に最近使用した位置の1つを選択することができる。
【0058】
地図が動くと、デバイスまたはデバイスが通信する遠隔システムは地図に適する初期レベルを設定することができる。例えばアドレスが簡単な通りのアドレスである場合、ズームレベルは非常に近いものでありうる。アドレスが郵便番号のように広い場合、ズームレベルをそのエリアに実質的に整合するように選択することができる。
【0059】
図6aは携帯デバイスにおける図的表示のズームおよびパン動作を示すフローチャート600である。フローチャート600は、以上の図1、図2aおよび図2bに示す画面描写の動作と同様に生じることができる動作を示す。ボックス602で、位置要求を初期に受信する。クライアントデバイスによるように、要求をユーザから直接受信することができ、または地図作成情報を提供するサーバにおいて受信することもできる。ボックス604において、要求に適するズームレベルを判断することができ、そのズームレベルのタイルをイメージタイルデータベースから取り出すことができる。位置要求において提供する位置などの(標準アドレス、GPS座標、または別の適する位置記述子として掲げることができる)地点の各側におけるある距離の全てのタイルであるように、タイルを計算することができる。ボックス606で、地図タイルまたは地図タイルの一部(例えば、表示許容エリアの端部を越えるタイルを削り取る場合)をデバイスに提供し(中央サーバがタイルを選択する場合)、デバイスにおいて表示する。
【0060】
ユーザに表示する地図により、地図と相互動作する幾つかの選択肢をユーザに提供することができる。この例で、3つの個別の地図の移動選択肢を説明する。第1の選択肢は地図のパンを含み、第2の選択肢は地図へのズームインを含み、第3の選択肢は地図におけるズームアウトを含む。
【0061】
第1のパンの選択肢で、ユーザはパンを行う選択をする(ボックス608)。選択は、例えば方向キーの1つの側の押下を含むことができるか、または電話機キーパッドの適するように番号を付したボタンの押下による。このような選択により地図が選択された方向に1つの指標位置を直ちに移動するようにすることができる(ボックス610)。選択によりまた携帯デバイスが新しい空間を追加タイルが埋める要求を行うようにすることができる(ボックス612)。その新しい空間はスクリーンの空白エリアであるか、またはスクリーンから外れているがスクリーンに近い空白エリアでありえ、これらのエリアではスクリーンの周りのタイルを以前にロードしており、次いでパンにより新たに表示するスクリーンの周りの追加タイルを要求し、別のパンの選択を予期してロードするようなエリアである。適する場合、新たに引出すタイルを表示に追加することができる。ユーザからの再生成選択を待つためなど、タイルの取り込みはまた遅延することがある。例えば、システムに対して通信毎の課金がある、または遅延が大きく、従ってパンに適する位置に関する最終決定がなされた後のみの単一の伝送が好ましい場合に、このような手法が適切でありうる。ボックス630で、次いで再度パンをするかまたはその他の動作を実行する機会をユーザに提供する。
【0062】
第2の選択肢−ズームイン−は、例えば方向キーの中心の押下から感応することができる「ズームイン」コマンド(ボックス614)に応じて生じる。コマンドを受信すると、地図の中心の所定の部分に境界を設け、全体としての表示の形に整合する形を有するエリアにおけるなど、地図の上にズームボックスの外形をドロー(draw)することができる(ボックス616)。ズームイン分解度における地図の再生成は、ズームインレベルの特定後に再度生じるか、またはユーザからの明確な再生成コマンドを待つことができる(ボックス618)。再生成は、状況に応じて、新しいタイルが読み取られるときに、この新しい高分解度のタイルで以前のタイルを置換することにより生じることができる(ボックス620)。(タイルが高分解度でありうるのは、タイルにピクセルが多くありうるか、またはタイルは同じ数のピクセルを有するが、タイルがズームイン画面のみを提示するのでタイルは小さいエリアをより詳細に提示することができるからである。)遷移を円滑にするために、初期に原タイル(original tiles)を増やすことができ、次いで新しいズームインタイルと置換することができ、従って初期には僅かに不鮮明なバージョンの画面を提示し、次いでより鮮明なバージョンと置き換える。再度、表示する地図の新しい画面により、ユーザにその他の選択をする機会を付与することができる。
【0063】
第3の選択肢−ズームアウト−では、例えば以上に示すように適するように構成するソフトキーの押下により生じることができるズームアウトの選択を行うことによりユーザは再度処理を開始する(ボックス622)。原タイルイメージからのピクセルの除去によるように、ユーザのデバイスはズームボックスにおける削減サイズで既存タイルを直ちに再描写することができる(ボックス624)。再度、ズーム処理の起動は直ちに、またはそうでなく自動的に生じることができるか、またはユーザによる明確な起動を待つことができる(ボックス626)。ズームを起動すると、デバイスは中央サーバが記憶装置から新しいズームレベルの適するタイルを選択し、後続するタイル表示のためにデバイスにタイルを配信するようにすることができる(ボックス628)。既存の削減したタイルを新たなタイルにより徐々に置き換えることによるように、表示を再び円滑にすることができる。
【0064】
図6bは携帯デバイスにけるメニュー表示動作を示すフローチャート636である。フローチャート636は以上の図2b、図3bおよび図4bに示す画面描写動作と同様に生じることができる動作を示す。初期のステップで、位置要求の初期の受信によるように、定義するエリアの画面を表示する(ボックス638)。要求はGPS能力のあるデバイスによるように、自動的に生成することができるか、または通りのアドレスのユーザによる入力またはリストするアドレスのユーザによる選択としてなどの、マニュアル入力を含むことができる。位置に対するズームレベルを次いで判断し、その位置の地図に対する適するズームレベルのタイルを取り出すことができる(中央サーバによるように)。ズームレベルは提供するアドレスの地理的広さの判断によるように、種々の適する機構により判断することができる。例えばアドレスが郵便番号全体に対するものであれば、郵便番号の全エリアを表示するであろうし、郵便番号全体の表示を可能とするであろうズームレベルを選択するであろう(ボックス642)。
【0065】
地図を表示すると、ユーザは地図上部に表示するメニューの上にpopを持つ選択を行うことができる(ボックス644、646)。メニューはユーザに多様な選択を提供することができる。ここでユーザによる入力を容易にするために、各選択を電話機キーパッドのキーに指標付けし、フローチャート636において番号を付した円により示す。第1の選択は「検索」であり、これは図6cに示す検索ボックスを表示するようにするであろう(ボックス648)。第2の選択は「道案内」であり、これは図6dに示す道案内入力ボックスを表示するようにするであろう(ボックス650)。第3の選択は「地図の移動」であり、これは「ズーム」の第6の選択がするであろうように(ボックス656)、図6aに示す地図選択ボックスを表示するようにするであろう(ボックス652)。
【0066】
その他の選択がユーザとの間に含む相互動作は少ない。例えば第4の選択肢の選択「衛星/地図の閲覧(view)」は、現在の表示が地図であれば地図に表示する情報形式を衛星写真に変更するようにし、その逆も同様である(ボックス654)。この選択のメニューにおけるラベルは、また選択が生じる場合、地図に現在表示するものとは反対の選択に替わるであろう。第7の選択肢の選択「ヘルプ」は、ヘルプの話題を検索可能な指標を含むであろうヘルプメニューを良く知られる方法で表示するようにするであろう(ボックス658)。同様に、第8の選択肢の選択「クイット(quit)」は、デバイスを地図作成アプリケーションまたは機能から標準機能に戻すであろう(ボックス660)。
【0067】
図6cは携帯デバイスにおけるローカル検索結果の表示を示すフローチャート662である。フローチャート662は以上の図3aおよび図3bに示す画面描写の動作と同様に生じることができる動作を示す。ユーザがローカル検索を行う(即ち、検索の結果が国、町または郵便番号などの位置と繋がる)選択をする場合、ユーザのデバイスは検索ボックスを表示し、ユーザが前に地図作成機能を使用していれば、ボックスを地図の上に表示することができる(ボックス664)。ユーザは次いでデバイスにクエリーを出し、デバイスは次にクエリーを符号化し、符号化したクエリーを中央検索エンジンサーバに提供することができる(ボックス666)。例えばユーザは「中華料理」を入力し、ユーザのデバイスは無指定位置(ユーザの自宅の郵便番号、または現在表示する地図の中心座標など)を添え、組み合わせたクエリーを検索エンジンの「ローカル検索」機能に届けることができる。サーバは各結果に関連する位置情報(例えば、座標)を伴う検索結果(例えば、ユーザの自宅エリアの中華レストランに関する情報)を生成することができる(ボックス668)。
【0068】
結果を受信すると、ユーザのデバイスは既存地図上に結果を表示するか、または結果が異なるエリアと相関すれば新しい地図を生成することができる。地図上の混乱を最小にするために位置を判断することができれば、結果の表示は結果の位置にまたは結果の位置の近くに各結果を表すアイコンの表示を含むことができる。各アイコンはセルラー電話機の数字1乃至9または0乃至9などのデバイスのキーに対応するラベルを備えることができる(ボックス670)。このような相関はさらなる調査のための1つまたは複数の結果の選択をユーザにとり大いに容易にすることができる。ボックス672で、ユーザは表示する検索結果の1つに対応する番号付きボタンを選択し、結果のアイコンを指すバブル(bubble)におけるなど、結果についての詳細を表示する。
【0069】
ボックス674で、ユーザはさらに選択を行い、特定の結果についての追加情報を見、および/または結果に関する動作を取る選択にアクセスする。例えばユーザにクリックして呼ぶリンクまたはアイコンを提供し(ボックス676)、その選択によりデバイスが検索結果に関連する電話番号に電話の呼びを行うようにすることができる(ボックス678)。ユーザはまたその現在の位置(例えば、地図の中心)から特定の結果への道案内を生成する選択を行うことができる(ボックス680)。ユーザはまた新たな検索を行うか、または既存の検索を編集することを選択することができる(ボックス682)。
【0070】
図6dは携帯デバイスにおける道案内の駆動の表示動作を示すフローチャート683である。フローチャート683は以上の図4aおよび図4bに示す画面を描く動作と同様に生じることができる動作を示す。ユーザはまず道案内メニューの表示を選択することができる(ボックス684)。ユーザは次いで道案内の第1および第2の終了地点の入力を選択することができる(ボックス685,686)。以上で説明したように、終了地点は地図の現中心として、アドレスとして、「直近の場所」の選択として、またはその他の適する機構により入力することができる。第2の終了地点を似た方法で入力することができる。選択した2つの終了地点と共に、デバイスは中央サーバなどにルート生成要求を出し、ルート情報を伴う応答を受信することができる(ボックス687)。ユーザへの表示のために地図上にルートを重畳するであろうように、ルート情報を提供することができる。本明細書において開示する他の動作によるように、ジャバ(登録商標)、ジャバ(登録商標)スクリプト、XMLまたはAJAXなどの組み合わせを使用して、このような動作を実施することができる。経路に沿う個々の個別通過地点の標識をまた提供することができ、従って各通過地点でアイコンを表示することができ、通過地点から通過地点へのルートを通過する場合詳細なバブルを表示することができる。ルートを次いでルートの一部またはルートの全ての地図上に(ズームレベルに依存しうる)重畳として表示し、ルートの凡その距離および移動時間を示す概観をまた表示することができる(ボックス688)。最後に(例えば、デバイスがルートを移動するときのユーザのデバイスからのGPS信号を使用して)自動的にまたは(例えば、ユーザが後退および前進ボタンを押し、1つの通過地点から次へ移動するように)手動でのいずれかにより、ルートに沿う移動を動画表示することができる。各通過地点に近づくか、または通過すると、情報バブルが現れ、次の通過地点への道案内のテキストを示すことができる(ボックス689)。
【0071】
図7は地図作成情報提供システム700の概要図を示す。システム700は携帯デバイス702などの幾つかの遠隔携帯デバイスと通信する地図作成サーバ708を含むことができる。通信は、インターネット706などの適切に構成されたネットワーク、セルラーデータネットワーク704などの1つまたは複数の私設ネットワークを通じて生じることができる。地図作成サーバ708は、例えばウェブサーバなどの1つまたは複数のサーバを含むことができるインタフェース710を通じて通信することができる。インタフェース710はデバイス702などのデバイスからメッセージを受信し、メッセージを解釈し、メッセージを適するように地図作成サーバ708(地図作成サーバ自体で1つまたは複数のサーバを含むことができる)の他の構成要素にルーティングすることができる。
【0072】
地図作成サーバ708の位置分析装置712は英語のアドレスなどの情報を受信し、アドレスを分析し、アドレスをGPS座標などの一般フォーマットの位置に変換することが出来る。位置分析装置は次いで地図生成装置714と通信することができ、システム700により記憶する種々のタイルの内からデバイス702により表示すべきタイルを判断するように、地図生成装置を構成することができる。例えば、地図生成装置714は地図に適するズームレベルを判断し、地図の正しい表示に必要なズームレベルに関連するタイルを判断することができる。地図生成装置714は次いでタイル選択装置718に必要なタイルの要求を行うことができる。タイルは、例えば最大タイルデータベース720および移動タイルデータベース722に記憶することができる。このような記憶装置は地図作成サーバ708の種々の構成要素が携帯およびデスクトップクライアント双方が必要とするように役立つことを可能にすることができる。ヘッダ情報などの情報を分析し、クライアントが携帯であるかまたは携帯でないかを判断することができる。両形態のクライアントから同様な情報(例えば、位置情報および要求を似た方法でフォーマットすることができる)を提供することができ、同じモジュールは可能な範囲で両者に役立つことができる。
【0073】
地図生成装置714はまた検索エンジン716と通信することができ、検索エンジン716からローカル検索結果などの情報を受信することができる。検索結果はまた各検索結果に関連する位置情報を含むことができ、従って地図生成装置714は結果に対する正しい位置の地図上に重畳するアイコンを生成することができる。加えて、地図生成装置は各結果により表示する吹き出しに対する情報の選択、および情報の適するフォーマット化によるように、各検索結果に対するテキスト情報を再フォーマット化することができる。
【0074】
検索エンジン716は直接、または地図生成装置714を通じてのいずれかによりデバイス702に情報を提供する場合に幾つかのデータベースにアクセスすることができる。例えば、検索エンジン716は発話集積データベース726に記憶するような文書の1つまたは複数の発話集積に関する検索を行うことができる。ウェブ検索、ローカル検索、イメージ検索、ブログ検索、買い物検索、書籍検索および同類のための個別発話集積など、発話集積を幾つかの方法に分割することができる。検索能率を増すために、指標データベース728を1つまたは複数の発話集積における文書指標として役立つように提供することができる。加えて、広告データベース724をまた提供し、検索エンジン716が広告データベース724にアクセスし、入力検索クエリーに関係する広告を生成することができる。このような広告を地図作成情報および/または検索結果と共に配信し、デバイス702において適するように表示することができる。
【0075】
図8は移動ローカル検索契約ページのスクリーン画面を示す。ディスプレイは、システムの使用のための案内を伴う携帯電話機の例示的スクリーンを示している。「開始」ボタンを選択し、ユーザをそのシステムに特定のソフトウェア構成を可能にするスクリーンに導くことができる。
【0076】
図9は移動ローカル検索デバイスの選択ページのスクリーン画面を示す。この特定ページはユーザにより殆ど完全に記入されている。一般に、4つの表示欄の最も左のものが提示する唯一の欄である。ユーザがキャリヤを選択すると、第2の欄はそのキャリヤがサポートする電話機ブランドにより満たす。ユーザは次いでこれらのブランドの1つを選択することができ、このブランドは第3の欄を利用可能なその製造会社のモデルにより埋めるようにするであろう。特定モデルのイメージが利用可能である場合、絵を示すことができるが、これは携帯電話機の顧客がそのデバイスのモデル番号を知らないことは多いが、モデルを容易に見つけ、スクリーンのイメージと比較することができるからである。ユーザはまた用紙に記入中に欄を変えることができ、右に従属する欄は、例えば新たに選択する製造会社の利用可能な電話機モデルを反映するように変更になるであろう。
【0077】
図10は移動ローカル検索デバイスの選択ページのスクリーン画面を示す。ユーザが図7のスクリーンから進むことを選択した後に、このスクリーンを表示するであろう。スクリーンは、以上で説明したサービスのようなサービスを使用するのにユーザが必要とするであろうデータファイルへのアクセス方法をユーザに説明する。携帯デバイスを持つユーザによるその後の訪問はユーザのデバイスに(例えば、J2MEの)コードをダウンロードすることになる。
【0078】
図11は汎用計算システム800、850のブロック図を示す。計算デバイス(computing device)800は、ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、パーソナル・ディジタル・アシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームおよびその他の適するコンピュータなどの種々の形式のディジタルコンピュータを表すと考えられる。計算デバイス850は、パーソナル・ディジタル・アシスタント、セルラー電話機、スマートフォンおよびその他の類似する計算デバイスなどの種々の形式の携帯デバイスを表すと考えられる。ここに示す構成要素、その結合および関係、およびその機能は例示に過ぎないことを意味し、本書類に記載するおよび/または特許を請求する発明の実施を制限することを意味しない。
【0079】
計算デバイス800はプロセッサ802、メモリ804、記憶デバイス806、メモリ804および高速拡張ポート810に接続する高速インタフェース808、および低速バス814および記憶デバイス806に接続する低速インタフェース812を含む。構成要素802、804、806、808、810、および812のそれぞれを種々のバスを使用して相互接続し、共通マザーボードまたはその他の適するような方法で搭載することができる。プロセッサ802は計算デバイス800内の実行命令を処理することができ、計算デバイス800内の実行命令はメモリ804または記憶デバイス806に記憶する命令を含み、これらの命令により高速インタフェース808に連結するディスプレイ816などの外部入/出力デバイス上のGUIに図的情報を表示する。他の実施では、複数のメモリおよび複数のタイプのメモリを伴う複数のプロセッサおよび/または複数のバスを適するように使用することができる。また、複数の計算デバイス800は必要な演算の一部を提供する(例えば、サーババンク、一群のブレードサーバまたはマルチプロセッサシステムのような)各デバイスと接続することができる。
【0080】
メモリ804は計算デバイス800内に情報を記憶する。一実施では、メモリ804はコンピュータ可読な記録媒体(media)である。一実施では、メモリ804は揮発性メモリユニット(単数または複数)である。別の実施では、メモリ804は不揮発性メモリユニット(単数または複数)である。
【0081】
記憶デバイス806は計算デバイス800に大規模記憶装置を提供することができる。一実施では、記憶デバイス806はコンピュータ可読媒体である。多様で、種々の実施では、記憶デバイス806はストレージエリアネットワークまたはその他の構成におけるデバイスを含むフロッピー(登録商標)・ディスク・デバイス、ハード・ディスク・デバイス、光ディスクデバイス、またはテープデバイス、フラッシュメモリまたはその他の類似の固体メモリデバイス、またはデバイスアレイでありうる。一実施では、コンピュータプログラムプロダクトを情報単体において有形に実施する。コンピュータプログラムプロダクトは、実行されれば上記のような1つまたは複数の方法を実行する命令を含む。情報キャリアは、メモリ804、記憶デバイス806、プロセッサ802におけるメモリ、または伝播信号などのコンピュータまたはマシーン可読媒体である。
【0082】
高速コントローラ808は計算デバイス800の帯域幅集約操作を管理し、一方低速コントローラ812は低位帯域幅集約操作を管理する。このような業務割り当ては例示に過ぎない。一実施では、高速コントローラ808はメモリ804、(例えばグラフィックプロセッサまたはアクセレレータを通じて)ディスプレイ816、および種々の拡張カード(図示せず)を収容することができる高速拡張ポート810に連結する。実施では、低速コントローラ812は記憶デバイス806および低速拡張ポート814に連結する。種々の通信ポート(例えば、USB、ブルートゥース、イーサネット(登録商標)、無線イーサネット(登録商標))を含むことができる低速拡張ポートは、キーボード、ポインティングデバイス、スキャナ、または例えばネットワークアダプタを通じてスイッチまたはルータなどのネットワークデバイスなどの1つまたは複数の入/出力デバイスに連結することができる。
【0083】
計算デバイス800は図面に示すように幾つかの異なる形態で実施することができる。例えば、計算デバイス800は標準サーバ820、またはこのようなサーバの複数個のグループとして実施することができる。計算デバイス800はまたラック・サーバ・システム824の一部として実施することができる。加えて、計算デバイス800はラップトップコンピュータ822などのパーソナルコンピュータに実施することができる。あるいは、計算デバイス800の構成要素をデバイス850などの携帯デバイス(図示せず)の他の構成要素と結合することができる。このようなデバイスのそれぞれは1つまたは複数の計算デバイス800、850を含むことができ、全システムは互に通信する複数の計算デバイス800,850により構成することができる。
【0084】
計算デバイス850は、他の構成要素の中でもプロセッサ852、メモリ864、ディスプレイ854などの入/出力デバイス、通信インタフェース866および通信機868を含む。デバイス850はまた追加の記憶装置を提供するマイクロドライブまたはその他のデバイスなどの記憶デバイスを備えることができる。構成要素850、852、864、854、866および868のそれぞれを種々のバスを使用して相互接続し、幾つかの構成要素を共通マザーボードにまたは適するような他の方法で搭載することができる。
【0085】
プロセッサ852は、メモリ864に記憶する命令を含む計算デバイス850内において実行する命令を処理することができる。プロセッサはまた個別のアナログおよびディジタルプロセッサを含むことができる。プロセッサは、例えばユーザ・インタフェースの制御、デバイス850により稼動するアプリケーションおよびデバイス850による無線通信などのデバイス850の他の構成要素の調整を行うことができる。
【0086】
プロセッサ852は制御インタフェース858およびディスプレイ854に連結するディスプレイインタフェース856を通じてユーザと通信することができる。ディスプレイ854は、例えばTFTLCDディスプレイまたはOLEDディスプレイ、またはその他の適するディスプレイ技術でありうる。ディスプレイインタフェース856はユーザに図的およびその他の情報を提示するディスプレイ854を駆動するための適する回路を含むことができる。制御インタフェース858はユーザからコマンドを受信し、プロセッサ852に届けるためにコマンドを変換することができる。加えて、外部インタフェース862をプロセッサ852との通信に供し、デバイス850の他のデバイスとの近接エリア通信を可能にする。外部インタフェース862は、例えば有線通信(例えば、ドッキング手順による)または無線通信(例えば、ブルートゥースまたはその他のこのような技術による)に備えることができる。
【0087】
メモリ864は計算デバイス850内に情報を記憶する。一実施では、メモリ864はコンピュータ可読媒体である。一実施では、メモリ864は揮発性メモリユニット(単数または複数)である。別の実施では、メモリ864は不揮発性メモリユニット(単数または複数)である。拡張メモリ874をまた提供し、例えばSIMMカードインタフェースを含むことができる拡張インタフェース872を通じてデバイス850に接続することができる。このような拡張メモリ874はデバイス850に特別記憶空間を提供するか、またはまたデバイス850のアプリケーションまたはその他の情報を記憶することができる。特に、拡張メモリ874は上記の処理を実行するかまたは補足する命令を含むことができ、またセキュリティ情報を含むことができる。従って、例えば拡張メモリ874をデバイス850のセキュリティモジュールとして提供し、デバイス850の安全な使用を可能にする命令によりプログラムすることができる。加えて、ハック不可能な方法で特定情報をSIMMカード上に配置するなどSIMMカードにより、追加情報と共に安全なアプリケーションを提供することができる。
【0088】
メモリは、例えば以下で考察するようにフラッシュメモリおよび/またはMRAMメモリを含むことができる。一実施では、コンピュータプログラムプロダクトを情報単体において有形に実施する。コンピュータプログラムプロダクトは、実行されれば上記のような1つまたは複数の方法を実行する命令を含む。情報キャリアは、メモリ864、拡張メモリ874、プロセッサ852におけるメモリ、または伝播信号などのコンピュータまたはマシーン可読媒体である。
【0089】
デバイス850は、必要であればディジタル信号処理回路を含むことができる通信インタフェース868を通じて無線により通信することができる。通信インタフェース868は、就中GSM音声呼、SMS、EMSまたはMMSメッセージング、CDMA、TDMA、PDC、WCDMA、CDMA2000またはGPRSなどの種々のモードまたはプロトコルの下における通信に備えることができる。このような通信は、例えば無線周波数通信機868を通じて生じることができる。加えて、ブルートゥース、WFIまたはその他のこのような通信機(図示せず)を使用するなどの短距離通信が生じうる。加えて、GPS受信機モジュール870はデバイス850に追加無線データを提供し、追加無線データをデバイス850において動作するアプリケーションにより適宜使用することができる。
【0090】
デバイス850はまたオーディオコーデック860を使用して可聴音による通信を行うことができ、オーディオコーデック860はユーザから通話情報を受信し、通話情報を使用可能なディジタル情報に変換することができる。オーディオコーデック860は、同様に例えばデバイス850の持つハンドセットのスピーカを通じてなど可聴音をユーザに生成することができる。このような音響は音声電話呼の音響を含むことができ、録音音響(例えば、音声メッセージ、音楽ファイル、など)を含むことができ、またデバイス850で動作するアプリケーションにより生成する音響を含むことができる。
【0091】
図面に示すように計算デバイス850を幾つかの異なる形式で実施することができる。例えば、計算デバイス850をセルラー電話機880として実施することができる。計算デバイス850をまたスマートフォン882、パーソナル・ディジタル・アシスタントまたはその他の類似の携帯デバイスの一部として実施することができる。
【0092】
本書類はローカル検索処理に関係するユーザ・インタフェースの特徴を説明し、ローカル検索処理はポケットPCなどのJ2ME、BREW、または別の適用可能な言語または環境において実施することができる。加えて、図面は簡単な地図の表示を示すが、実際の地図は図示するものとは異なりうる。例えば地図の変わりに、匹敵する地理的エリアの衛星イメージを示すことができる。また、「ハイブリッド」表示を使用することができ、ここで背景は、ラベルを伴う特別な色付けをした通りを重畳する衛星イメージである。
【0093】
また、携帯デバイスに表示するイメージは完全に形の整ったコンピュータにおいて示すものとは変化しうる。特に、携帯デバイスのスクリーンは一般に完全に形の整ったコンピュータにおけるものより小さいので、(通りを表す対応する線の上に置く通りの名前などの)ラベルは携帯イメージの場合より頻繁に繰り返し、ラベルが小さな携帯ディスプレイに現れることを保証することができる。
【0094】
携帯デバイスの要求を認識し、対応して応答するように、遠隔システムを構成することができる。例えば、要求におけるヘッダ情報によりあるデバイスを携帯と特定することができ、本システムはその情報を使用して、要求をあるウェブサーバにルーティングするか、またはウェブサーバにおけるあるフォーマット化を使用することができる。例えば以上で説明したように、システムは携帯デバイスに対しラベル情報をより頻繁に繰り返す種々のタイルを選択することができる。本システムはまたWML、Iモード、またはxHTMLなどの携帯フォーマットを使用して、情報をフォーマット化することができる。
【0095】
本システムおよび本明細書に記載する機能操作の全ては、本明細書において開示する構成手段およびその構成上の等価物を含むディジタル電子回路、またはコンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、または以上の組み合わせにおいて実施することができる。1つまたは複数のコンピュータプログラムプロダクト、即ちプログラマブルプロセッサ、コンピュータ、または複数のコンピュータを例とするデータ処理装置により実行する、またはデータ処理装置の機能を制御するための情報キャリア、例えばマシーンの読むことができる記憶デバイスまたは伝播信号において有形に実施する1つまたは複数のコンピュータプログラムプロダクトとして本技術を実施することができる。コンピュータプログラム(またプログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、またはコードとして知られる)を、コンパイルまたはインタプリート言語を含む任意の形式のプログラミング言語で書くことができ、独立のプログラムとして、またはモジュール、構成要素、サブルーチン、または計算環境における使用に適するその他のユニットとして含む、コンピュータプログラムを任意の形式で配備することができる。コンピュータプログラムは必ずしもファイルに対応しない。他のプログラムまたはデータを保持するファイルの一部、問題のプログラムに専用の単一ファイル、または複数の統合ファイル(例えば、1つまたは複数のモジュール、サブモジュールまたはコードの一部を格納するファイル)に、プログラムを格納することができる。1つのコンピュータ、または1つのサイトの、または複数のサイトに分散し、通信ネットワークにより相互接続する複数のコンピュータに、コンピュータプログラムを配備し実行することができる。
【0096】
本明細書に記載する処理および論理フローは1つまたは複数のプログラマブルプロセッサにより実行することができ、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサは入力データに関して動作し、出力を生成することにより説明した機能を実行する1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行する。処理および論理フローはまた専用論理回路、例えばFPGA(field programmable gate array、現場でプログラム可能なゲートアレイ)またはASIC(application specific integrated circuit、アプリケーション専用集積回路)により実行することができ、装置を専用論理回路、例えばFPGAまたはASICとして実施することができる。
【0097】
コンピュータプログラムの実行に適するプロセッサは例として汎用および専用マイクロプロセッサの双方および任意の種類のディジタルコンピュータの1つまたは複数のプロセッサを含む。一般に、プロセッサは読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリまたは双方から命令およびデータを受信することができる。コンピュータの本質的要素は命令を実行するプロセッサおよび命令およびデータを記憶する1つまたは複数のメモリデバイスである。一般にコンピュータは、また磁気的、磁気光学的ディスク、または光ディスクを例とするデータを記憶する1つまたは複数の大規模記憶デバイスを含むであろうし、またはデータを受信するか、または転送するか、または両方のために動作上データを記憶する1つまたは複数の大規模記憶デバイスに連結するであろう。コンピュータプログラム命令およびデータの実施に適する情報キャリアは、例として半導体メモリデバイス、例えばEPROM、EEPROMおよびフラッシュメモリデバイス、磁気ディスク、例えば内部ハードディスクまたは取り外し可能なディスク、磁気光学的ディスクおよびCDROMおよびDVDROMディスクを含む全ての形態の不揮発性メモリを含む。プロセッサおよびメモリは専用論理回路により補足するか、または専用論理回路を組み込むことができる。
【0098】
ユーザとの相互動作に備えるために、ユーザに情報を表示するディスプレイデバイス、例えばCRT(cathode ray tube、陰極線管)またはLCD(liquid crystal display、液晶ディスプレイ)モニタ、およびユーザがコンピュータに入力を行うことができるキーボード、およびポインティングデバイス、例えばマウスまたはトラックボールを有するコンピュータ上に、説明した技術の態様を実施することができる。その他の種類のデバイスを使用して、ユーザとの相互作用に備えることもできる、例えばユーザに提供するフィードバックは任意の形態の感覚フィードバック、例えば視覚フィードバック、聴覚フィードバックまたは触覚フィードバックでありえ、ユーザからの入力は音響、通話または触覚入力を含む任意の形態で受信することができる。
【0099】
例えば、データサーバとしてバックエンド構成要素を含むか、またはミドルウェア構成要素、例えばアプリケーションサーバを含むか、またはフロントエンド構成要素、例えばユーザが実施に関わることができるグラフィカル・ユーザ・インタフェースまたはウェブブラウザ、またはこのようなバックエンド、ミドルウェアまたはフロントエンド構成要素の任意の組み合わせを有するクライアントコンピュータを含む計算システムに本技術を実施することができる。システムの構成要素は任意の形態または媒体のディジタルデータ通信、例えば通信ネットワークにより相互接続することができる。通信ネットワークの例はローカル・エリア・ネットワーク(local area network、「LAN」)および広域ネットワーク(wide area network「WAN」)、例えばインターネットを含む。
【0100】
計算システムはクライアントおよびサーバを含むことができる。クライアントおよびサーバは一般に互いに遠く離れ、典型的に通信ネットワークを通じて相互動作する。クライアントおよびサーバの関係はそれぞれのコンピュータ上で動作し、互にクライアント−サーバの関係を有するコンピュータプログラムにより生じる。
【0101】
本発明の幾つかの実施形態を説明した。にもかかわらず、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の修正を行うことができることが理解されるであろう。例えば特定の図的表現を図面において例示として提示したが、ユーザに役立つ他の表現を使用することもできる。従って他の実施形態は添付する本特許請求の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【0102】
【図1】携帯デバイスにおけるパン操作用の表示を示す。
【図2a】携帯デバイスにおけるズーム操作用の表示を示す。
【図2b】携帯デバイスにおけるズーム操作用の表示を示す。
【図3a】携帯デバイスにおけるローカル検索操作用の表示を示す。
【図3b】携帯デバイスにおけるローカル検索操作用の表示を示す。
【図4a】携帯デバイスにおける道案内操作用の表示を示す。
【図4b】携帯デバイスにおける道案内操作用の表示を示す。
【図5】携帯デバイスにおける地図移動ダイアログ用の表示を示す。
【図6a】携帯デバイスにおける図的表示のズームおよびパン動作を示すフローチャートである。
【図6b】携帯デバイスにおけるメニュー表示動作を示すフローチャートである。
【図6c】携帯デバイスにおけるローカル検索結果の表示を示すフローチャートである。
【図6d】携帯デバイスにおける道案内の駆動の表示動作を示すフローチャートである。
【図7】地図作成情報提供システムの概要図を示す。
【図8】移動ローカル検索契約ページのスクリーン画面を示す。
【図9】移動ローカル検索デバイスの選択ページのスクリーン画面を示す。
【図10】移動ローカル検索デバイスの選択ページのスクリーン画面を示す。
【図11】汎用計算システムのブロック図を示す。
【符号の説明】
【0103】
700;地図作成情報提供システム
702;デバイス
704;セルラーデータネットワーク
706;インターネット
708;地図作成サーバ
710;インタフェース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ実施の方法であって、
地理的位置に関連する検索クエリーを携帯デバイスにおいて受信するステップと、
前記検索クエリーに応答して、それぞれが地理的位置と関連する1つまたは複数の検索結果を提供するステップと、
各検索結果に対応すると共に計算デバイスのキーに対応するアイコンを、前記計算デバイスのグラフィカルディスプレイ上に提示するステップと
を含む方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法において、前記検索クエリーを前記携帯デバイスと以前に関連した地理的位置とを結合させるステップをさらに含む方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法において、前記1つまたは複数の検索結果を電話機キーパッドの数字に対応する数字を付したアイコンとして提示する方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法において、第1のキーの選択に応答して第1の検索結果に関する初期のテキストまたは図的情報を提示するステップをさらに含む方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法において、第2のキーの選択に応答して前記第1の結果に関する追加のテキストまたは図的情報を提示するステップをさらに含む方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法において、前記初期のまたは追加のテキストまたは図的情報は、前記第1の検索結果に関連する電話番号のクリック呼出し選択を含む方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法において、前記初期のまたは追加のテキストまたは図的情報は、選択された場合に前記第1の検索結果に関連する位置への道案内を提供する道案内選択を含む方法。
【請求項8】
請求項4に記載の方法において、前記検索結果に関連する前記位置への道案内に関連する複数の通過地点標識を前記グラフィカルディスプレイ上に提示するステップと、各通過地点の選択に応答して各通過地点に関連する道案内を提示するステップとをさらに含む方法。
【請求項9】
請求項4に記載の方法において、直近のクエリーまたは位置に関する情報を記憶するステップ、および、ユーザの選択に応答して位置または前記直近のクエリーの内の直近の第1のものを送信するステップをさらに含む方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法において、前記アイコンの内の第1のものを選択のためにハイライトするステップ、および、ユーザが入力する方向に応答して前記アイコンの内の第2のものに前記ハイライトを移すステップをさらに含む方法。
【請求項11】
請求項1に記載の方法において、前記ディスプレイにない検索結果の前記存在を示すアイコンを前記グラフィカルディスプレイの1つまたは複数の端部の近くに提示するステップをさらに含む方法。
【請求項12】
請求項1に記載の方法において、前記地理的位置を前記検索クエリーの一部として提供する方法。
【請求項13】
命令を有する有形の記録媒体であって、
前記命令は、実行されると、
地理的位置に関連する検索クエリーの携帯デバイスにおける受信するステップと、
前記検索クエリーに応答して、それぞれが地理的位置と関連する1つまたは複数の検索結果の提供するステップと、
各検索結果に対応すると共に計算デバイスのキーに対応するアイコンを前記計算デバイスのグラフィカルディスプレイ上に提示するステップと
を実施する記録媒体。
【請求項14】
請求項13に記載の記録媒体において、前記1つまたは複数の検索結果を電話機キーパッドの数字に対応する数字を付したアイコンとして提示する記録媒体。
【請求項15】
請求項13に記載の記録媒体において、実行されれば第1のキーの選択に応答して第1の検索結果に関する初期のテキストまたは図的情報を提示する命令をさらに有する記録媒体。
【請求項16】
請求項15に記載の記録媒体において、実行されれば第2のキーの選択に応答して前記第1の結果に関する追加のテキストまたは図的情報を提示する命令をさらに有する記録媒体。
【請求項17】
請求項13に記載の記録媒体において、実行されれば前記検索結果に関連する前記位置への道案内に関連する複数の通過地点標識を前記グラフィカルディスプレイ上に提示し、各通過地点の選択に応答して各通過地点に関連する道案内を提示する命令をさらに有する記録媒体。
【請求項18】
請求項13に記載の方法において、直近のクエリーまたは位置に関する情報をさらに記憶し、実行されればユーザの選択に応答して位置または前記直近のクエリーの内の第1のものを提示する命令を有する方法。
【請求項19】
携帯コンピュータ実施のローカル検索システムであって、
位置情報を受信し、前記受信に応答して、対応する地図および検索結果情報を提供するインタフェースと、
前記インタフェースにより表示するための複数のタイルを保持する地図タイル記憶装置と、
前記インタフェースの一部であるデータ入力キーへの索引が付された検索結果を表示する表示手段と
を備えたシステム。

【図1】
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【図2a】
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【図3a】
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【図4a】
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【図5】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図6d】
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【図7】
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【図11】
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【図2b】
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【図3b】
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【図4b】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2009−515191(P2009−515191A)
【公表日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−540157(P2008−540157)
【出願日】平成18年11月7日(2006.11.7)
【国際出願番号】PCT/US2006/043474
【国際公開番号】WO2007/056450
【国際公開日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(特許庁注:以下のものは登録商標)
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【出願人】(507103802)グーグル・インコーポレーテッド (191)
【Fターム(参考)】