説明

新規な化合物

本発明はある種の新規な化合物に関する。具体的には、本発明は、式(I):


で表される化合物及びその塩に関する。本発明の化合物は、PI3−キナーゼ活性の阻害剤である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、
は、9員又は10員二環式ヘテロアリール(この9員又は10員二環式ヘテロアリールは、酸素及び窒素から独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、ハロ又は−CNによって場合により置換されている)であり;
は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、−OR、ハロ、−(CHNR、−SO及びフェニル(このフェニルは、C1〜6アルキル及び−ORから独立に選択される1又は2個の置換基によって場合により置換されている)から独立に選択される1又は2個の置換基によって置換されていてもよいピリジニルであり;
は、水素又はフルオロであり;
は、水素、メチル又はエチルであり;
は、水素、C1〜6アルキル又は6員へテロシクリル(この6員へテロシクリルは、酸素及び窒素から選択される1個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキルによって場合により置換されている)であり;
及びRは、それぞれ、独立して、水素、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル又は6員へテロシクリル(この6員へテロシクリルは、酸素及び窒素から選択される1個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキルによって場合により置換されている)であるか、又は、R及びRは、それらが結合されている窒素原子と一緒に連結されていて、5もしくは6員へテロシクリル又は10員二環式ヘテロシクリル(この5もしくは6員へテロシクリル又は10員二環式ヘテロシクリルは、酸素原子、イオウ原子又はさらなる窒素原子を場合により含有しており、C1〜6アルキル;C3〜6シクロアルキル;ハロ;オキソ;ハロによって置換されていてもよいフェニル;ピリジニル;−(CHOR10;−(CHNR1112;−COR13;及び−SO14から独立に選択される1又は2個の置換基によって場合により置換されている)を形成しており;
、R13及びR14は、それぞれ、独立にC1〜6アルキルであり;
は、水素又はC1〜6アルキルであり;
10は、水素、C1〜6アルキル又は−(CHフェニルであり;
11及びR12は、それらが結合されている窒素原子と一緒に連結されていて、酸素原子を含有していてもよい5員又は6員へテロシクリルを形成しており;
m、n、p及びqは、それぞれ、独立に0、1又は2である]
で表される化合物又はその塩。
【請求項2】
が、9員又は10員二環式ヘテロアリール[この9員又は10員二環式ヘテロアリールは、酸素及び窒素から独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキルによって場合により置換されている]である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、C1〜6アルキルによって置換されていてもよいインドリルである、請求項1又は2に記載の化合物。
【請求項4】
が、C1〜6アルキル及び−(CHNRから独立に選択される1又は2個の置換基によって置換されていてもよいピリジニルである、請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
が、C1〜6アルキルによって置換されていてもよいピリジニルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
が、−(CHNRによって置換されていてもよいピリジニルである、請求項4に記載の化合物。
【請求項7】
が、水素である、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
が、水素である、請求項1〜7のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
以下:
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−メチル−2−ピリジンカルボキサミド;
3−ブロモ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
5−フルオロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−[5−メチル−2−(メチルオキシ)フェニル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(メチルオキシ)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−メチル−2−ピリジンカルボキサミド;
3,5−ジフルオロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[1−エチル−6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−メチル−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−(メチルオキシ)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(ジメチルアミノ)メチル]−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(4−モルホリニルメチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(1−ピペリジニルメチル)−2−ピリジンカルボキサミド;3−フルオロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−(メチルスルホニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−クロロ−3−フルオロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−クロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(メチルアミノ)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(エチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(ジエチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(シクロプロピルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(1−ピロリジニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(ジメチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
3,6−ジクロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
3−クロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(4−モルホリニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
3−クロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(1−ピペリジニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
3−クロロ−6−(ジメチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−フルオロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−[メチル(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)アミノ]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−[(1−メチル−4−ピペリジニル)アミノ]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルアミノ)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−クロロ−3−(ジメチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
3−(ジメチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(4−モルホリニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
3−(ジメチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(1−ピペリジニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
3−(ジメチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(メチルアミノ)−2−ピリジンカルボキサミド;
3−(ジメチルアミノ)−6−(エチルアミノ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−クロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−(4−モルホリニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−クロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−(1−ピペリジニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−5−(4−モルホリニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−5−(1−ピペリジニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
3−クロロ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−アミノ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
5−アミノ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−5−メチル−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−メチル−3−ピリジンカルボキサミド;
3−アミノ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−4−(メチルアミノ)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−6−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−(メチルオキシ)−3−ピリジンカルボキサミド;
2−(エチルオキシ)−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−ピリジンカルボキサミド;
5−ブロモ−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−(1−ピロリジニル)−4−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(4−モルホリニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−(1−ピロリジニル)−4−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1−メチル−1H−インダゾール−4−イル]−6−メチル−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−(1−メチルエテニル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−(1−メチルエチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−[(4−メチル−1−ピペラジニル)メチル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[3−フルオロ−6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−3−メチル−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(4,4−ジメチル−1−ピペリジニル)メチル]−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(3,3−ジメチル−1−ピペリジニル)メチル]−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[4−(2−メチルプロピル)−1−ピペラジニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[4−(1−メチルエチル)−1−ピペリジニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−({4−[2−(4−モルホリニル)エチル]−1−ピペラジニル}メチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(オクタヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−4−イルメチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]メチル}−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[4−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]メチル}−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−(オクタヒドロ−2H−ピリド[1,2−a]ピラジン−2−イルメチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[2−(1−ピロリジニルメチル)−4−モルホリニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[2−(2−メチルプロピル)−4−モルホリニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−[(3−フェニル−1−ピペリジニル)メチル]−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−({2−[(フェニルオキシ)メチル]−4−モルホリニル}メチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−({3−[(フェニルメチル)オキシ]−1−ピペリジニル}メチル)−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[4−(1−エチルプロピル)−1−ピペラジニル]メチル}−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(4−シクロペンチル−1−ピペラジニル)メチル]−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−メチル−N−[1−メチル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(4−モルホリニルメチル)−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(1−ピペリジニルメチル)−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(4−メチル−3−オキソ−1−ピペラジニル)メチル]−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(4−アセチル−1−ピペラジニル)メチル]−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[4−(メチルスルホニル)−1−ピペラジニル]メチル}−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(1,1−ジオキシド−4−チオモルホリニル)メチル]−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]メチル}−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]メチル}−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(4,4−ジフルオロ−1−ピペリジニル)メチル]−N−[6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−(4−モルホリニルメチル)−N−[6−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[4−(メチルスルホニル)−1−ピペラジニル]メチル}−N−[6−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(1,1−ジオキシド−4−チオモルホリニル)メチル]−N−[6−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−[(4,4−ジフルオロ−1−ピペリジニル)メチル]−N−[6−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]メチル}−N−[6−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[3−メチル−4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]メチル}−N−[6−(1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−5−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;又は
その塩;
である、化合物。
【請求項10】
以下:
N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−6−{[4−(1−メチルエチル)−1−ピペラジニル]メチル}−2−ピリジンカルボキサミド;
6−{[(2R,6S)−2,6−ジメチル−4−モルホリニル]メチル}−N−[6−(1H−インドール−4−イル)−1H−インダゾール−4−イル]−2−ピリジンカルボキサミド;又は
その塩;
である、化合物。
【請求項11】
薬学的に許容される塩の形態にある、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
請求項1〜10のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と1種又はそれ以上の薬学的に許容される賦形剤とを含んでいる医薬組成物。
【請求項13】
薬物療法で使用するための、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害の治療で使用するための、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害の治療で使用するための医薬の製造における、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
【請求項16】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害の治療を必要としている患者に、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物又はその薬学的に許容される塩の安全且つ有効な量を投与することを含む、そのような障害の治療方法。
【請求項17】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害が、呼吸器疾患;アレルギー疾患;自己免疫疾患;炎症性障害;心血管疾患;悪性血液疾患;嚢胞性線維症;神経変性疾患;膵炎;多臓器不全;腎疾患;血小板凝集;ガン;精子運動性;移植拒絶;移植片拒絶;肺損傷;又は疼痛;である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害が、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、慢性関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患、血栓症、アテローム性動脈硬化症、悪性血液疾患、嚢胞性線維症、神経変性疾患、膵炎、多臓器不全、腎疾患、血小板凝集、ガン、精子運動性、移植拒絶、移植片拒絶、肺損傷、慢性関節リウマチもしくは骨関節炎が関与する疼痛、背痛、一般炎症性疼痛、肝後性神経痛、糖尿病性神経障害、炎症性神経障害疼痛(トラマ)、三叉神経痛又は中心性疼痛である、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害が、喘息である、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
不適切PI3−キナーゼ活性によって仲介される障害が、COPDである、請求項16に記載の方法。
【請求項21】
式(IA)
【化2】

[式中、
は、9員又は10員二環式ヘテロアリール(この9員又は10員二環式ヘテロアリールは、酸素及び窒素から独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、ハロ又は−CNによって場合により置換されている)であり;
は、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、−OR、ハロ、−(CHNR、−SO及びフェニル(このフェニルは、C1〜6アルキル及び−ORから独立に選択される1又は2個の置換基によって場合により置換されている)から独立に選択される1又は2個の置換基によって置換されていてもよいピリジニルであり;
は、水素又はフルオロであり;
は、水素、メチル又はエチルであり;
は、水素、C1〜6アルキル又は6員へテロシクリル(この6員へテロシクリルは、酸素及び窒素から選択される1個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキルによって場合により置換されている)であり;
及びRは、それぞれ、独立して、水素、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル又は6員へテロシクリル(この6員へテロシクリルは、酸素及び窒素から選沢される1個のヘテロ原子を含有しており、C1〜6アルキルによって場合により置換されている)であるか、又は、R及びRは、それらが結合されている窒素原子と一緒に連結されていて、酸素原子又はさらなる窒素原子を含有していてもよい5員又は6員へテロシクリル(この5員又は6員へテロシクリルは、C1〜6アルキルによって場合により置換されている)を形成しており;
は、C1〜6アルキルであり;
は、水素又はC1〜6アルキルであり;
mは、0、1又は2である]
で表される化合物又はその塩。

【公表番号】特表2011−522004(P2011−522004A)
【公表日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−512121(P2011−512121)
【出願日】平成21年6月3日(2009.6.3)
【国際出願番号】PCT/EP2009/056841
【国際公開番号】WO2009/147190
【国際公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】