説明

最終糖化産物の生成抑制剤、化粧料および飲食品

【課題】皮膚老化、動脈硬化症、アルツハイマー病、糖尿病合併症に関連することが知られた、最終糖化産物の生成を抑制する剤、並びに最終糖化産物生成の抑制が期待でき、これに係る上記各種症状の予防が期待できる化粧料及び飲食品を提供すること。
【解決手段】本発明最終糖化産物の生成抑制剤は、マメ科ディアリウムインダム(Dialium Indum)の果皮抽出物を有効成分として含み、皮膚外用剤を含む各種化粧料、飲食品に利用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マメ科ディアリウムインダム(Dialium Indum)の果皮抽出物を含む最終糖化産物生成抑制剤、それを含む化粧料および飲食品に関する。
【背景技術】
【0002】
現在の日本は、75歳以上の人口が国民の10%を超えるという本格的な高齢化社会を迎えている。これに比例して加齢による糖尿病合併症、動脈硬化症、アルツハイマー病等の各種疾患が急激に増加している。これらの関連する物質として、最終糖化産物(Advanced Glycation End products:AGE)が注目されている。AGEは、グルコースなどの還元糖とタンパク質のアミノ基とが非酵素的に反応し(メイラード反応)、いくつかの化学反応を経て形成される不可逆な高分子架橋物質であり、生体内ではこれらの反応は、長期間に渡り、ゆっくりとした化学反応を経て生成される。
生体組織におけるメイラード反応の進行により、皮膚組織においては皮膚弾性繊維の架橋などによる老化(弾性低下)を招き、血管壁組織や神経原線維へのAGEの沈着により動脈硬化やアルツハイマー病を招くといわれている。また、AGEは、糖尿病の合併症の発症・進展に対して大きな影響を与えるものと考えられている。
このため、AGEの生成を阻害することを目的に、種々の研究がなされており、現在すでに、アミノグアニジン、アミノプロピオニトリル、ペニシラミンなどが良く知られている。その他、尿素やグアニジン(特許文献1)、メチルトリシラノール等のケイ素化合物(特許文献2)、ベンゾフェノン類(特許文献3)、オウゴンフラボノイド(特許文献4)、各種植物エキスなど(特許文献5、6、7、8、9)が報告されている。
しかし、アミノグアニジンやアミノプロピオニトリルは効果的には強いが、幼年期の動物がこれらを食することにより、成長時に必要なコラーゲンなどの架橋を抑制し、奇形になる原因と考えられている。また、その他の化合物などは、作用が弱く、実用化のための満足のいくものではない。
【0003】
ところで、ジャケツイバラ亜科のジャケツイバラ属の植物に、美白効果(特許文献10)、コラゲナーゼ阻害作用(特許文献11)、抗酸化作用(特許文献12)、エラスターゼを阻害することによる抗老化作用(特許文献13)があることが報告されている。しかし、マメ科ジャケツイバラ亜科ディアリウム属のディアリウムインダムについては、その木材や果実の利用が認められる程度であり、その果皮の利用に関しては全く検討されていない。
【特許文献1】特開昭62−249908号公報
【特許文献2】特開昭62−249909号公報
【特許文献3】特開平4−368320号公報
【特許文献4】特開平3−240725号公報
【特許文献5】特開2004−189663号公報
【特許文献6】特開2005−35911号公報
【特許文献7】特開2006−28090号公報
【特許文献8】特開2006−273811号公報
【特許文献9】特開2007−254345号公報
【特許文献10】特開2006−265141号公報
【特許文献11】特開2003−286179号公報
【特許文献12】特開平10−045528号公報
【特許文献13】特開平10−029926号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、皮膚老化、動脈硬化症、アルツハイマー病、糖尿病合併症に関連することが知られた、最終糖化産物の生成を抑制する剤を提供することにある。
本発明の別の目的は、最終糖化産物生成の抑制が期待でき、これに係る上記各種症状の予防が期待できる化粧料および飲食品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは天然植物を利用して皮膚老化、動脈硬化症、アルツハイマー病、糖尿病合併症を阻害する効果のある組成物を探す目的で、多角的に研究した結果、ディアリウムインダムの果皮抽出物に、優れた最終糖化産物(AGE)生成の抑制効果があることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明によれば、マメ科ディアリウムインダムの果皮抽出物を有効成分として含むAGEの生成抑制剤が提供される。
また、本発明によれば、該AGEの生成抑制剤を含む化粧料又は飲食品が提供される。
【発明の効果】
【0006】
本発明の抑制剤は、天然植物であるディアリウムインダムの果皮抽出物を有効成分として含み、該有効成分として用いるディアリウムインダムの果皮を含む果実は、食用に供されている安全性の高いものであるので、生体への悪影響が無く、また、グルコース及び牛血清アルブミンのメイラード反応によるAGEの生成を、高い阻害率で抑制するため、AGEに関連する各種症状の予防等への利用が期待でき、例えば、皮膚外用剤を含む化粧料や飲食品へ応用することができる。
尚、AGEの生成抑制効果の評価は、例えば、タンパク質と還元糖とを溶液中で混合し加温状態で放置するとタンパク質と還元糖の付加体が形成され、該付加体がAGEであり、特異的な蛍光強度を示すので、この蛍光強度を利用して測定することができることが知られている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明に用いるディアリウムインダム(Dialium Indum)は、マメ科、ジャケツイバラ亜科、ディアリウム(Dialium)属の植物で主に東南アジアに分布している常緑樹である。別名で、ベルベットタマリンド(Velvet Tamarind)、アッサムケランジ(Asam Keranji)などと称されている。
【0008】
本発明のAGEの生成抑制剤は、ディアリウムインダムの果皮抽出物を有効成分として含む。
該果皮は、果実から種子と果肉を除いた外側の皮を有しておれば良く、該皮に果肉が付いた状態であっても良い。果皮はそのまま抽出に用いても良いし、また、例えば、天日もしくは60℃程度の温度で24時間乾燥させたものを用いることができる。抽出にあたっては、抽出効率を考慮し、果皮を細切り、粉砕等細かくすることが好ましい。
【0009】
前記果皮抽出物は、例えば、上記果皮を溶媒抽出する方法により調製することができる。溶媒としては、例えば、水や、エタノール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール等の親水性溶媒又はこれら2種以上の混合物が好ましく挙げられる。更に好ましくは、60〜100質量%のエタノール又はエタノール水溶液が、得られる果皮抽出物のAGEの生成阻害率が高い点で好ましい。
【0010】
抽出する際のディアリウムインダムの果皮及び/又はその乾燥物に対する溶媒量は、通常、5〜50倍量、その後の濃縮操作及び効果発現濃度を考慮すると、5〜20倍量程度がより好ましい。
抽出時間は、通常2〜10日間程度、抽出時の温度は4〜60℃が好ましいが、抽出の手軽さの点では、室温で7日間程度がより好ましい。
抽出物は、溶媒を含んだ状態で使用することもできるが、通常、精製、濃縮、乾燥して使用することができる。精製は、例えば、蒸留、ろ過、クロマトグラフィー、乾操などの手法を利用して行うことができる。また、濃縮、乾燥は、例えば、加温濃縮、減圧濃縮、噴霧乾燥、凍結乾燥により行うことができる。
得られる抽出物の形態は、溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状のいずれの形態でも良い。
【0011】
本発明のAGEの生成抑制剤の投与は、例えば、経口投与、皮膚吸収による塗布投与により行うことができる。
本発明のAGEの生成抑制剤の有効投与量は、抽出物の抽出溶媒の種類、投与対象の年齢、体重等により異なり、適宜選択することができるが、1日あたり、上記果皮抽出物の乾燥固形分換算で、通常100mg以上、好ましくは500mg〜2g程度である。
【0012】
本発明のAGEの生成抑制剤の剤型は特に限定されず、例えば、アンプル、カプセル、粉末、顆粒、丸剤、錠剤、固形、液、ゲル、気泡、乳液、クリーム、軟膏、シートとすることができる。
【0013】
本発明のAGEの生成抑制剤を所望の剤型にするために用いる成分は特に限定されず、通常、医薬、医薬部外品に用いられるものが挙げられる。例えば、固体状或いは液状パラフィン、クリスタルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ等の炭化水素類;シリコン油類、オリーブ油、地ロウ、カルナバロウ、ラノリン等の植物性もしくは動物性油脂やロウ;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、グリセリンステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、イソプロピルミリスチン酸プロピル、イソプロピルステアリン酸エステル等の脂肪酸又はそのエステル類;分岐脂肪酸の一価アルコール又は多価アルコールのエステル類;エチルアルコール、イソプロピルアルコール、セチルアルコール、パルミチルアルコール等のアルコール類;グリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール類又はそのエステル類;非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤等の界面活性剤が挙げられる。
【0014】
上記の他に、例えば、多糖類;コレステロール類;プラセンタエキス、甘草等の植物抽出物;グリチルリチン酸およびその誘導体、グリチルレチン酸およびその誘導体、トコフェロールおよびその誘導体、アスコルビン酸およびその誘導体、コウジ酸およびその誘導体、ハイドロキノン類、フラボノイド、レチノール、ヒノキチオール、インドメタシン、ブチルヒドロキシトルエン等の抗酸化剤もしくは紫外線吸収剤を配合することもできる。
更に、例えば、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属封鎖剤;カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム酸およびその誘導体、グラブリジン、各種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸、その塩等の薬剤;ビタミンC、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸等の美白剤;グルコース、フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類も適宜配合することができる。
これら他の成分の配合割合は、本発明の効果を損なわない範囲内で適宜選択して決定することができる。
【0015】
一般に、AGEは、血管内皮に蓄積することにより動脈硬化を引き起こすこと、腎臓細胞を障害し糖尿病性腎症を引き起こすこと、真皮内のコラーゲン繊維を架橋し皮膚のシワやタルミの原因となることなどが知られているので、本発明のAGEの生成抑制剤は、これら病態の原因を抑制する効果が期待できる。
【0016】
本発明の化粧料又は飲食品は、本発明のAGEの生成抑制剤を含む。
本発明の化粧料又は飲食品において、本発明のAGEの生成抑制剤の含有割合は、その種類や形態により適宜選択できるが、有効成分であるディアリウムインダムの果皮抽出物の乾燥固形分換算で、好ましくは0.0001質量%以上、より好ましくは0.01〜50質量%である。
化粧料又は飲食品が液状である場合は、溶質である乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、その抽出物の濃度は特に限定されない。
【0017】
本発明の化粧料又は飲食品は、その種類や形態に応じて公知の方法で製造することができる。
化粧料としては、例えば、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パック等の基礎化粧料;皮膚外用剤;洗顔料や皮膚洗浄料、ファンデーション、白粉、おしろい、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、眉墨、まつ毛等のメークアップ化粧料が挙げられる。
飲食品としては、例えば、サプリメント、ドリンク、シリアル、粉末飲料、ゼリー、ビスケット、飴、ガムが挙げられる。
【実施例】
【0018】
以下に実施例及び比較例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
実施例1
ディアリウムインダムの果皮抽出物の調製
ディアリウムインダムの果実から種子及び果肉を除いた果皮を天日で乾燥した乾燥物5g毎に、表1に示す各種溶媒50mlを各々添加し、室温で1週間放置した。これらの溶液をろ過して、ディアリウムインダムの果皮抽出物の試料を調製した。
AGEの生成阻害試験
試料溶液10μLに、0.36gのグルコースおよび8mgのウシ血清アルブミン(BSA)を10mlのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)に溶解した溶液(Glucose−BSA−PBS溶液)を1.4ml添加した。添加直後に、反応時間0時間用としての試料添加液0.4mlを、糖化反応が生じないように、40μLの100%(W/V)トリクロロ酢酸(TCA)水溶液を予め添加しておいたチューブに採取した。残りの試料添加液を60℃にて放置し糖化反応を進行させた。48時間経過後、反応液0.4mlを、40μLの100%TCA水溶液を予め添加しておいたチューブに採取し、糖化反応を停止した。得られた反応液を12000rpmで20分間遠心分離し、上清を除去して沈殿した変性BSAを回収した。
得られたBSAの沈殿に、0.1Nの水酸化ナトリウム水溶液でpHを10に調整したアルカリPBS溶液を添加し沈殿を溶解した。96ウェルのプレートに0.1mlずつ添加し、励起波長360nm、蛍光波長460nmの蛍光強度を測定した。この蛍光強度により、以下の式に従ってAGEの生成阻害率を算出した。結果を表1に示す。
【0019】
【数1】

Aは試料添加の48時間反応後の蛍光強度、Bは試料添加の0時間反応後の蛍光強度、Xは試料無添加の0時間反応後の蛍光強度、及びYは試料無添加の48時間反応後の蛍光強度をそれぞれ示す。
【0020】
比較例1
エイジツの果実(バラ科)、ドクダミの葉(ドクダミ科)、ブドウの葉(ブドウ科)、アケビの茎(アケビ科)、ダイオウの根(タデ科)、トチュウの葉(トチュウ科)、及びダイズの実(マメ科)のそれぞれを、実施例1と同様にして、表1に示す溶媒で抽出し、各種植物抽出物の試料を調製した。
得られた各試料、並びにAGEの生成抑制作用を有することが知られたアミノグアニジンを用いて、実施例1と同様に蛍光強度を測定し、AGEの生成阻害率を算出した。結果を表1に示す。
【0021】
【表1】

【0022】
表1より、実施例1のディアリウムインダムの果皮抽出物は、他の植物の抽出物や、AGEの生成抑制作用を有することが知られたアミノグアニジンと比較して、強いAGEの生成阻害率を示すことがわかった。中でも60〜100質量%のエタノール又はエタノール水溶液を用いて抽出したディアリウムインダムの果皮抽出物は、その阻害率が極めて高いものであった。
【0023】
比較例2
ディアリウムインダムの果皮以外の部位によるAGEの生成阻害効果について検討するために、ディアリウムインダムの花、葉及び樹皮のそれぞれを、実施例1と同様にして、表1に示す溶媒で抽出し、各抽出物の試料を調製した。
得られた各試料を用いて、実施例1と同様に蛍光強度を測定し、AGEの生成阻害率を算出した。結果を表2に示す。
【0024】
【表2】

表2より、ディアリウムインダムの花、葉、樹皮には、AGEの生成阻害効果は認められなかった。
【0025】
処方例1
60質量%エタノール水溶液によるディアリウムインダムの果皮抽出物0.1質量%、グリセリン5.0質量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O)1.0質量%、1,3−ブチレングリコール3.0質量%、エタノール10.0質量%、防腐剤・酸化防止剤を適量、精製水残部を用い、常法に従い化粧水を調製した。
【0026】
処方例2
50質量%1,3−ブチレングリコール水溶液によるディアリウムインダムの果皮抽出物0.5質量%、ステアリン酸 2.0質量%、ステアリルアルコール7.0質量%、ミツロウ2.0質量%、スクワラン5.0質量%、親油性モノステアリン酸グリセリン2.0質量%、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O)3.0質量%、グリセリン5.0質量%、防腐剤・酸化防止剤を適量、香料を 適量、精製水残部を用い、常法に従い化粧用クリームを調製した。
【0027】
処方例3
50質量%1,3−ブチレングリコール水溶液によるディアリウムインダムの果皮抽出物0.05質量%、スクワラン5.0質量%、ホホバ油5.0質量%、グリセリンモノステアレート2.0質量%、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O)3.0質量%、グリセリン2.0質量%、エタノール3.0質量%、防腐剤・酸化防止剤を適量、香料を適量、精製水残部を用い、常法に従い乳液を調製した。
【0028】
処方例4
50質量%1,3−ブチレングリコール水溶液によるディアリウムインダムの果皮抽出物0.05質量%、酢酸トコフェロール0.5質量%、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル4.0質量%、ステアリルアルコール4.0質量%、モクロウ18.0質量%、ワセリン33.0質量%、防腐剤・酸化防止剤を適量、香料を適量、精製水残部を用い、常法に従い軟膏を調製した。
【0029】
処方例5
100%エタノールによるディアリウムインダムの果皮抽出物の乾固物3.0質量%、結晶セルロース10.0質量%、トウモロコシデンプン20.0質量%、乳糖60.0質量%、ヒドロキシプロピルセルロース5.0質量%、ステアリン酸マグネシウム2.0質量%を用い、常法に従い錠剤を調製した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マメ科ディアリウムインダム(Dialium Indum)の果皮抽出物を有効成分として含む最終糖化産物の生成抑制剤。
【請求項2】
マメ科ディアリウムインダムの果皮抽出物が、ディアリウムインダムの果皮を、水、エタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンから選ばれる少なくとも1種を含む溶媒により抽出した抽出物である請求項1記載の最終糖化産物の生成抑制剤。
【請求項3】
溶媒が60〜100質量%のエタノール又はエタノール水溶液である請求項2記載の最終糖化産物の生成抑制剤。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項記載の最終糖化産物の生成抑制剤を含む化粧料。
【請求項5】
請求項1〜3のいずれか1項記載の最終糖化産物の生成抑制剤を含む飲食品。

【公開番号】特開2010−111615(P2010−111615A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−285026(P2008−285026)
【出願日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【出願人】(000004341)日油株式会社 (896)
【Fターム(参考)】