説明

枚葉紙をパイルに搬送するための方法および装置

【課題】枚葉紙を連続的にパイルの上方に搬送し、少なくとも1つのストッパの当接面の運動によって側縁で揃えて、枚葉紙をパイルに搬送するための方法において、1つの枚葉紙もしくは搬送エレメントの損傷の危険が減じられるようにする。
【解決手段】枚葉紙をパイルに搬送するための方法において、当接面28.1,28.2に対する各枚葉紙3の側縁27.1,27.2の位置を監視し、該側縁27.1,27.2が、当接面28.1,28.2の背後に位置している場合に、信号を送出するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、枚葉紙を連続的にパイルの上方に搬送し、少なくとも1つのストッパの当接面の運動によって側縁で揃えて、枚葉紙をパイルに搬送するための方法に関する。
【0002】
さらに、本発明は、枚葉紙をパイルに搬送するための装置であって、枚葉紙を連続的にパイルの上方に前進運動させるための装置と、枚葉紙を揃えるために往復運動可能である、該枚葉紙の側縁に対する当接面を備えた少なくとも1つのストッパとが設けられている形式のものに関する。
【背景技術】
【0003】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4328445号明細書に基づき、枚葉紙をパイルに搬送するための装置が公知である。この公知の装置では、枚葉紙印刷機の排紙装置の領域に、1つの枚葉紙のばたつき運動を検出する種々異なるセンサが設けられている。センサ信号はファジ調整器で評価される。望ましくないばたつき時には、吹出し空気調整部材または吸込み空気調整部材が操作される。この調整部材は枚葉紙をその走行中に鎮静させる。枚葉紙は落下によってパイルに積まれる。
【0004】
吹出し空気調整部材または吸込み空気調整部材のマニュアル式の調整時には、枚葉紙が、設定された搬送路から逸れ、ジョガとも呼ばれる突揃え器に積まれることが生ぜしめられ得る。この突揃え器は、正確なパイル形成のために、パイルの側方で往復運動可能である。突揃え器への紙積みは複数の枚葉紙の堆積に繋がり、これによって、枚葉紙を搬送の間に保持する通過するグリッパブリッジとの衝突の危険が存在している。
【特許文献1】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4328445号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、枚葉紙をパイルに搬送するための方法および装置を改良して、1つの枚葉紙もしくは搬送エレメントの損傷の危険が減じられるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題を解決するために本発明の方法では、当接面に対する各枚葉紙の側縁の位置を監視し、該側縁が、当接面の背後に位置している場合に、信号を送出するようにした。
【0007】
さらに、前記課題を解決するために本発明の構成では、当接面に対する側縁の位置のための少なくとも1つの検出器が設けられており、該検出器が、枚葉紙の位置および/または揃えのために、制御装置に接続されているようにした。
【0008】
有利な実施態様および構成はそれぞれ従属請求項から明らかである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、少なくとも1つの検出器、特に超音波間隔センサによって、1つの枚葉紙が側方の枚葉紙ストッパに積まれるかどうかが監視される。1つの枚葉紙が水平な方向で一方のストッパの鉛直な当接面を越えて張り出している場合には、制御装置で信号が発生させられる。この信号につき、枚葉紙の搬送が調整されるかまたは調整エレメントが枚葉紙の位置または揃えのために制御され、これによって、張り出した枚葉紙がパイルに落下し、後続の枚葉紙がもはやストッパに積まれない。
【0010】
枚葉紙に対して、各枚葉紙が整然とした搬送時に位置していることが望ましい許容可能なパス領域を規定することができる。このパス領域からの逸脱は検出器によって認められる。枚葉紙が連続的に、グリッパブリッジに設けられたグリッパによって搬送される場合、第1の実施態様によれば、1回の搬送サイクルの間にグリッパブリッジが認められないかどうかが検査されることによって、パス領域からの逸脱を認めることができる。なぜならば、グリッパブリッジが、誤って位置する枚葉紙によって検出器の検出方向で隠れて位置するからである。第2の実施態様では、検出器が、誤って位置する枚葉紙に直接向けられる。
【0011】
パイルの側方で往復移動する突揃え器が枚葉紙ストッパとして設けられている場合には、突揃え器への1つの枚葉紙の積み時に、突揃え器がその周期的な運動経過から逸脱して、側方の方向に加速させられ、これによって、慣性に基づき、枚葉紙が突揃え器から滑り、パイルに落下する。突揃え器の異常な側方の運動が、枚葉紙の自由落下に対する自由スペースを枚葉紙に十分に提供する。
【0012】
さらに、一方の突揃え器への1つの枚葉紙の積み時には、スライダ、吹出し空気装置または吸込み空気装置または別の搬送装置が操作され、これによって、枚葉紙が、許容可能なパス領域に戻される。
【0013】
印刷機では、枚葉紙の速度を減じるために、排紙装置領域に枚葉紙ブレーキが使用される。検出器が1つの枚葉紙を突揃え器の上方に認めた場合には、枚葉紙対称軸線に対する制動作用が枚葉紙走行方向に対して横方向でそれぞれ異なるように、枚葉紙ブレーキが制御され得る。これによって、後続の枚葉紙の位置変化、特に許容可能なパス領域への枚葉紙の僅かな回動が生ぜしめられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
【0015】
図1には、圧胴2.1を備えた、オフセット法で作業する印刷装置2が示してある。圧胴2.1は各枚葉紙を、回転方向矢印5によって示した処理方向で、圧胴2.1と、この圧胴2.1と協働するゴムブランケット胴2.2との間の印刷ギャップを通してガイドし、次いで、図示の例では、枚葉紙を、圧胴2.1に配置された、枚葉紙3の先行端部におけるくわえはしで枚葉紙3をつかむために設けられたグリッパ列の開放下で、1倍径の反転胴2.3のグリッパ列に引き渡す。引き続き、枚葉紙3の相応の引渡しが、1倍径の反転胴2.3から、図示の例では2倍径の後続の反転胴2.4に行われる。この反転胴2.4は枚葉紙3を排紙装置1のチェーン搬送器4に引き渡す。このチェーン搬送器4はエンドレスな2つの搬送チェーン6を有している。両搬送チェーン6のうち、各搬送チェーン6は、チェーン排紙装置1の各側壁の近傍で、運転中に、閉じられたチェーンパスに沿って循環する。各搬送チェーン6は、同期的に駆動される、互いに整合した軸線を備えた2つの駆動スプロケット7のそれぞれ1つに巻き掛かっていて、図示の例では、駆動スプロケット7に対して、処理方向で見て下流側に位置するそれぞれ1つの変向スプロケット8を介してガイドされており、これによって、各搬送チェーン6が、閉じられたチェーンパスを通走する。両搬送チェーン6の間には、これらの搬送チェーン6によって支持された、グリッパを備えたグリッパシステム9が延びている。このグリッパシステム9は、反転胴2.4に配置されたグリッパの間の空所を通走し、この場合、枚葉紙3の先行端部における前述したくわえはしを、反転胴2.4に配置されたグリッパの開放直前につかんで各枚葉紙3を受け取り、この枚葉紙3を枚葉紙案内装置10を越えて制動ステーション11に搬送し、この制動ステーション11への枚葉紙3の引渡しが行われれた後に開放する。制動ステーション11では、枚葉紙が、処理速度に比べて減じられた積み速度に制動され、この積み速度の達成後に最終的にリリースされ、これによって、いま減速された各枚葉紙3が最終的に前縁ストッパ12に衝突し、この前縁ストッパ12と、この前縁ストッパ12と反対の側に位置する後縁ストッパ13とに対して揃えられて、先行のかつ/または後続の枚葉紙3と一緒にパイル14を形成する。このパイル14は昇降装置によって、パイル14の増加の程度に応じて下降可能である。昇降装置のうち、図1には、パイル14を支持する積み台15と、この積み台15を支持する、一点鎖線で示した昇降チェーン16としか示されていない。搬送チェーン6は駆動スプロケット7と変向スプロケット8との間の移動区間に沿ってチェーンガイドレールによってガイドされる。このチェーンガイドレールはチェーン区分のチェーンパスを規定する。図示の例では、枚葉紙3が、図1で見て下側のチェーン区分によって搬送される。チェーンパスの、下側のチェーン区分によって通走される区分には、この区分に向かい合った、枚葉紙案内装置10に形成された枚葉紙案内面17が追従している。この枚葉紙案内面17と、それぞれ枚葉紙案内面17を越えてガイドされる枚葉紙3との間には、有利には運転中に支持エアクッションが形成されている。このためには、枚葉紙案内装置10が、枚葉紙案内面17に開口した吹出し空気ノズルを装備している。この吹出し空気ノズルは、図1には、その全体像の代わりに、シンボリックに管片18の形でしか示されていない。パイル14での印刷された枚葉紙の相互のブロッキングを阻止するためには、駆動スプロケット7から制動ステーション11への枚葉紙3の移動区間にドライヤ19とスプレー装置20とが設けられている。ドライヤ19による枚葉紙案内面17の過剰の加熱を回避するためには、枚葉紙案内装置10内に冷媒循環路が組み込まれている。この冷媒循環路は、枚葉紙案内面17に対応配置された冷媒槽23に設けられた入口管片21と出口管片22とによって図1にシンボリックに示してある。前述したチェーンガイドレールの図示は図1では省略されている。しかし、図示の例でのチェーンガイドレールの経過は各チェーン区分から認めることができる。
【0016】
枚葉紙3をパイル14に対して揃えるためには、ジョガとも呼ばれる側方の突揃え器24が設けられている。
【0017】
図2には、整然としたパイル形成時のパイル14の平面図が示してある。制動ステーション11は枚葉紙走行方向25に対して横方向に5つの吸着ベルトモジュール26.1,26.2,26.3,26.4,26.5を有している。各吸着ベルトモジュール26.1〜26.5は枚葉紙3を制動力F1で負荷する。吸着ベルトモジュール26.1〜26.5は枚葉紙対称軸線に対して対称的に枚葉紙走行方向25に位置している。枚葉紙3の側縁27.1,27.2は枚葉紙走行方向25に対して平行に位置している。突揃え器24はそれぞれ当接プレート28.1,28.2と、長手方向ガイド29.1,29.2と、リニア駆動装置30.1,30.2とから成っている。整然とした枚葉紙搬送時には、枚葉紙3が当接プレート28.1,28.2に対して中心に位置している。この当接プレート28.1,28.2の側方には、超音波間隔センサ31.1,31.2が設けられている。この超音波間隔センサ31.1,31.2はそれぞれ鉛直な方向で枚葉紙下面に測定ビーム32.1,32.2を送出する。超音波間隔センサ31.1,31.2とリニア駆動装置30.1,30.2とは制御装置33に接続されている。
【0018】
図3および図4には、1つの枚葉紙3が当接プレート28.2に積まれた状況が示してある。図4で詳しく明らかであるように、測定ビーム32.2が、当接プレート28.2の上方に位置する枚葉紙3の下面に衝突する。伝搬時間原理により、枚葉紙3が当接プレート28.2の上方に傾いて位置していることを示す信号を超音波センサ31.2が送出する。この超音波間隔センサ31.2の検出深さ34は、グリッパシステム9のグリッパブリッジ(つめざお)の通過時に信号が発生させられないように寸法設定されている。この信号はロータリエンコーダ35の信号と一緒に制御装置33で評価される。パイル14の上方の枚葉紙3の傾斜位置を補正するためには、制御装置33に調整信号が発生させられる。この調整信号は吸着ベルトモジュール26.1,26.2の制動力を変化させる。図3に示したように、吸着ベルトモジュール26.1,26.2の制動力F3,F2は、枚葉紙3が再び真っ直ぐにかつ中心でパイル14の上方にガイドされるまで、吸着ベルトモジュール26.3〜26.5に対する制動力F1に比べて僅かに高められている。制動力F1,F2,F3の調整時には、枚葉紙の印刷画像固有の重量分配が考慮され得る。
【0019】
付加的または択一的には、図5に詳しく示したように、突揃え器24.2が制御され、これによって、枚葉紙3が当接プレート28.2から下向きにパイル14にもたらされる。1つの枚葉紙3が当接プレート28.2に位置していることを示す信号を超音波間隔センサ31.2が供給すると、制御装置33によってリニア駆動装置30.2が制御され、これによって、当接プレート28.2が、枚葉紙の捕捉のために、パイル側面から離れる方向に移動させられる。当接プレート28.2の加速度と枚葉紙3の慣性とによって、この枚葉紙3が当接プレート28.2から下向きにパイル14の上面に落下する。当接プレート28.1,28.2は、図4に示したように、斜面36.1,36.2を備えており、これによって、落下する枚葉紙3がほぼ中心でパイル14に落下する。枚葉紙3が当接プレート28.2から下向きに落下した後、この当接プレート28.2が再びパイル側面の方向に移動させられる。当接プレート28.2の側方の捕捉運動のストロークは、当接プレート28.2の上方の枚葉紙3の張出しの量に関連して調整され得る。このために、検出器が設けられてよい。この検出器は枚葉紙3の存在のほかに張出しも供給する。枚葉紙搬送の妨害なしの運転中には、当接プレート28.1,28.2が、パイル14に積まれた枚葉紙3の突揃えのための周期的なストローク運動を実施する。このストローク運動は、当接プレート28.2の捕捉運動のストロークよりも著しく僅かな振幅を有している。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】枚葉紙をパイルに搬送するための装置を備えた印刷機の概略図である。
【図2】パイルの平面図である。
【図3】突揃え器プレートに位置する枚葉紙を備えたパイルの平面図である。
【図4】図3に示した枚葉紙を備えたパイルの正面図である。
【図5】突揃え器の異常な移動に対する概略図である。
【符号の説明】
【0021】
1 排紙装置、 2 印刷装置、 2.1 圧胴、 2.2 ゴムブランケット胴、 2.3 反転胴、 2.4 反転胴、 3 枚葉紙、 4 チェーン搬送器、 5 回転方向矢印、 6 搬送チェーン、 7 駆動スプロケット、 8 変向スプロケット、 9 グリッパシステム、 10 枚葉紙案内装置、 11 制動ステーション、 12 前縁ストッパ、 13 後縁ストッパ、 14 パイル、 15 積み台、 16 昇降チェーン、 17 枚葉紙案内面、 18 管片、 19 ドライヤ、 20 スプレー装置、 21 入口管片、 22 出口管片、 23 冷媒槽、 24,24.1,24.2 突揃え器、 25 枚葉紙走行方向、 26.1,26.2,26.3,26.4,26.5 吸着ベルトモジュール、 27.1,27.2 側縁、 28.1,28.2 当接プレート、 29.1,29.2 長手方向ガイド、 30.1,30.2 リニア駆動装置、 31.1,31.2 超音波間隔センサ、 32.1,32.2 測定ビーム、 33 制御装置、 34 検出深さ、 35 ロータリエンコーダ、 36.1,36.2 斜面、 F1,F2,F3 制動力

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枚葉紙を連続的にパイルの上方に搬送し、少なくとも1つのストッパの当接面の運動によって側縁で揃えて、枚葉紙をパイルに搬送するための方法において、
当接面(28.1,28.2)に対する各枚葉紙(3)の側縁(27.1,27.2)の位置を監視し、該側縁(27.1,27.2)が、当接面(28.1,28.2)の背後に位置している場合に、信号を送出することを特徴とする、枚葉紙をパイルに搬送するための方法。
【請求項2】
信号の送出後、搬送を停止する、請求項1記載の方法。
【請求項3】
少なくとも1つの枚葉紙(3)が、1つのストッパ(28.1,28.2)の上方に位置している場合に、枚葉紙(3)が、自由にパイル(14)に落下するように、ストッパ(28.1,28.2)の運動を制御する、請求項1記載の方法。
【請求項4】
ストッパ(28.1,28.2)を、枚葉紙(3)の慣性を上回る加速度でパイル(14)から離れる方向に運動させる、請求項3記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの枚葉紙(3)が、1つのストッパ(28.1,28.2)の上方に位置している場合に、枚葉紙(3)が、自由にパイル(14)に落下するように、枚葉紙スライダを操作する、請求項1記載の方法。
【請求項6】
信号の送出後、搬送時に1つの枚葉紙(3)の速度を搬送方向(25)に対して横方向の領域でそれぞれ異なる量に変化させることによって、後続の枚葉紙(3)を揃える、請求項1記載の方法。
【請求項7】
搬送方向(25)に位置する枚葉紙対称軸線に対して両側に所定の間隔を置いて設けられたニューマチック式のブレーキ(26.1〜26.5)を、それぞれ異なる制動作用で調整して、枚葉紙に制動力(F1〜F3)を作用させる、請求項6記載の方法。
【請求項8】
制動作用を印刷画像に関連して調整する、請求項6または7記載の方法。
【請求項9】
検出器(31.1,31.2)によって測定信号を、当接面に隣接したストッパ(28.1,28.2)の領域で送出し、側縁(27.1,27.2)の位置を検出器(31.1,31.2)と各枚葉紙(3)との間の信号伝搬時間の測定によって監視する、請求項1記載の方法。
【請求項10】
測定信号を、当接面(28.1,28.2)の背後に位置する枚葉紙(3)の枚葉紙下面に向かって送出する、請求項1記載の方法。
【請求項11】
枚葉紙をパイルに搬送するための装置であって、枚葉紙を連続的にパイルの上方に前進運動させるための装置と、枚葉紙を揃えるために往復運動可能である、該枚葉紙の側縁に対する当接面を備えた少なくとも1つのストッパとが設けられている形式のものにおいて、
当接面(28.1,28.2)に対する側縁(27.1,27.2)の位置のための少なくとも1つの検出器(31.1,31.2)が設けられており、該検出器(31.1,31.2)が、枚葉紙(3)の位置および/または揃えのために、制御装置(33)に接続されていることを特徴とする、枚葉紙をパイルに搬送するための装置。
【請求項12】
ストッパ(28.1,28.2)が、上方に位置する縁部を有しており、検出器(31.1,31.2)が、縁部の側方の周辺における領域に向けられている、請求項11記載の装置。
【請求項13】
グリッパブリッジ(9)に配置されたグリッパによる1つの枚葉紙(3)の搬送時に、検出器として超音波間隔センサ(31.1,31.2)が設けられており、該超音波間隔センサ(31.1,31.2)の検出領域(34)が、グリッパブリッジ(9)のパスの外部に位置している、請求項11記載の装置。
【請求項14】
ストッパ(28.1,28.2)が、枚葉紙長さに相応して検出器(31.1,31.2)と一緒に枚葉紙(3)の搬送方向(25)に調整可能である、請求項11記載の装置。
【請求項15】
制御装置(33)が、ストッパ(28.1,28.2)を搬送方向(25)に対して横方向に加速させるためのニューマチック式の調整部材(30.1,30.2)に接続されている、請求項11記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−99516(P2007−99516A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−265698(P2006−265698)
【出願日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【出願人】(390009232)ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト (347)
【氏名又は名称原語表記】Heidelberger Druckmaschinen AG
【住所又は居所原語表記】Kurfuersten−Anlage 52−60, Heidelberg, Germany
【Fターム(参考)】