説明

機械読取可能な情報を用いるホットメルト接着剤システムとその方法

ホットメルト接着剤システム(10)は、バルク状のホットメルト接着剤を液化するとともに、液化されたホットメルト接着剤を塗布位置へ送出するように構成される吐出装置(16)を備える。この吐出装置(16)は、システム動作に関連する温度等の少なくとも1つのシステム条件を確立及び/又は検証する制御装置(28)を備える。機械読取装置(62)が、制御装置(28)と連結され、機械読取可能な要素(64)から情報を受け取るとともに、この情報を、システム条件を確立及び/又は検証する際に使用するために、制御装置(28)に伝達することができる。システム(10)を操作する方法は、少なくとも1つのシステム条件に関する情報を機械読取可能な要素(64)から走査して制御装置(28)に読み込むこと、及び、この走査した情報を吐出装置(16)の操作中に使用することを含む。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[発明の分野]
本発明は、流動性材料を吐出する吐出システムに関し、特にホットメルト接着剤吐出システムに関する。
【背景技術】
【0002】
[発明の背景]
熱可塑性接着剤は、「ホットメルト」接着剤としても知られ、多くの種類の製品を接着する業界で広く用いられている。ホットメルト接着剤吐出システムは通常、1つ又は複数の吐出ガンと連結されたディスペンサと、ガンに流体接続された加熱ホースと、接着剤を溶融し、この加熱された液体接着剤を加熱ホースを介してガンに供給する溶融装置とを備える。従来のホットメルト接着剤システムの溶融装置は通常、タンクと、ヒータと、ポンプと、ポンプマニホールドと、制御装置とを備える。ヒータは通常、タンクの基部に位置して、タンク内に固体又は半固体状で収容された接着剤材料を溶融及び加熱する。ポンプマニホールドは、タンクに接続された入口を有するとともに、加熱ホースに接続されるようになっている複数の出口ポートを有する。
【0003】
接着剤材料がタンク内で溶融及び加熱された後、タンク及びポンプマニホールドに動作可能に連結されたポンプが、液体接着剤をタンクからポンプマニホールド及び加熱ホースを介して吐出ガンへ圧送する。通常、ガンは各自のマニホールドに接続されている。制御装置は、タンクヒータ及び加熱ホースに供給される電力を制御して、液体接着剤を、用途に応じて適切な粘度及び温度に維持する。制御装置はまた、システムの多くの他の動作を制御するために使用される。
【0004】
接着剤吐出動作を開始する前に、操作者は、システムパラメータが、使用されている特定の接着剤及び用途要件に適合する値に設定されていることを確認しなければならない。いくつかの例として、接着剤塗布温度、セットバック温度、及び温度過昇状態等のシステム条件を制御装置において設定しなければならない。システムパラメータが誤って設定された場合、接着剤の過熱及び炭化、又は動作上の問題及び接着剤の接合問題を生じ得る接着剤の加熱不足といった様々な問題が生じ得る。適切な吐出サイクルを確立するために様々な他の条件を設定する必要があり得る。例えば、システムの電源投入時と、実際に吐出を行うことのできる時刻との間には遅延時間が生じることになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、制御装置におけるシステムパラメータの適切な設定をより確実にする能力を持つホットメルト接着剤吐出システムが必要とされている。また操作者が、処理されている接着剤に適したシステム条件をより容易且つ積極的に確立するとともに、システム動作に関連する情報を効率的に利用することを可能にすることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[発明の概要]
本発明は包括的には、溶融装置と、適切な機械読取装置に連結された制御装置とを備えるホットメルト接着剤システムであって、機械読取装置は、機械読取可能な要素から情報を受信するとともに、この情報を制御装置に伝達することができる、ホットメルト接着剤システムに関する。溶融装置は、バルク状のホットメルト接着剤を液化するとともに、液化されたホットメルト接着剤を塗布位置へ送出するように構成される。制御装置は少なくとも1つのシステム条件を確立又は検証し、機械読取装置から受信した情報が制御装置によって使用されて、このシステム条件が確立又は検証される。
【0007】
例として、機械読取装置は、バーコード読取装置又は磁気帯読取装置の形態をとってもよいが、任意の他の機械読取可能な要素、及びこの要素を読み取る適切な装置を使用してもよい。機械読取装置によって受信された情報に基づいて確立されるシステム条件(単数又は複数)は、例えば、ホットメルト接着剤の塗布温度、ホットメルト接着剤の温度過昇状態、接着剤のセットバック温度、又はシステム洗浄動作に関連する警告若しくはパラメータ等の他の条件を含み得る。
【0008】
本発明はさらに、溶融装置を操作する制御装置を有するホットメルト接着剤システムを操作する方法を提供する。本方法は、機械読取可能な要素から少なくとも1つのシステム条件に関する情報を走査して制御装置に読み込むこと、及び、走査した情報を溶融装置の操作中に使用することを含む。走査した情報を使用することはさらに、適切な温度条件、警告条件、システム洗浄パラメータを設定することを含み得る。他の使用は、接着剤識別情報、又は溶融装置によって処理される接着剤の量を示す情報等の情報を収集することを伴う。本発明を実施する際に使用される種類のあらゆる情報が、様々な診断目的又は分析目的で同様にデータベースに記録されてもよい。好ましくは、この情報は、バルク状のホットメルト接着剤が通常パッケージングされる容器上に直接配置される。これは例えば、容器に貼られるか、又は容器の一部を形成するバーコード又は他の機械読取可能な要素を含み得る。その機械読取可能な要素に適した、従来のバーコードスキャナ、磁気帯スキャナ、又は他の装置を使用することができる。
【0009】
本発明から、特定のシステム動作手順又は接着剤の種類に関連するあらゆる必要なシステムパラメータを迅速且つ積極的にダウンロードする能力を含む様々な利点が認識される。それぞれの種類の接着剤のパラメータを、そうした情報の操作者による手動入力に頼るのではなく、接着剤のバルク容器に付随する機械読取可能な要素に含めることができ、次にこの機械読取可能な要素をシステム動作の直前に走査するか又は読み込む。様々なシステム警告により、製造作業中に接着剤の種類が変更された場合、又は設定が接着剤製造業者によって推奨されるものと異なる場合に、これを作業員に知らせることができる。ロット番号等の接着剤情報を走査するか又は読み取って制御装置に読み込むことによって、接着剤の欠陥ロットをより容易に識別することができる。各バルク容器が走査されるか又は読み取られる場合、所与の期間に使用される接着剤の量を求めて追跡することができる。全ての種類の接着剤が適切な条件下で塗布されていることを検証するといった目的で、いずれか又は全ての情報をデータベースに記録することができる。本発明はさらに、そのような機械読取可能な要素が任意の適切な様式で貼られており、操作者に配送される際に情報が入力されることを可能にするバルク状の接着剤材料のホットメルト接着剤容器を考慮する。
【0010】
本発明の上記及び他の特徴、利点及び目的が当業者には、添付図面と併せて解釈される以下の好適な実施の形態の詳細な説明を検討すればより容易に明らかとなるであろう。
【0011】
本明細書に組み込まれてその一部を成す添付図面は、本発明の実施の形態を示し、上記の発明の概要、及び下記の詳細な説明と併せて、好適な実施の形態の詳細を説明する役割を果たす。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
[好適な実施の形態の詳細な説明]
本発明の原理が以下で、ホットメルト接着剤システム10の具体的な説明に関連して説明されるが、本発明は、多くの他の種類のシステムに適用可能であり、以下で説明する詳細に限定されないことが理解されるべきである。以下で説明する様々な構成要素は、多くの異なる様式で修正し、削除し、追加し、全体として組み立てることができる。
【0013】
図1を参照すると、ホットメルト接着剤システム10は、一対の接着剤ガン12、14と、接着剤18をガン12、14に供給する吐出装置16と、吐出装置16をガン12、14に接続する加熱ホース20とを備える。コード組21を用いて、既知の様式でホース20を加熱しその温度を制御する。吐出装置16は、ホットメルト接着剤18を収容し溶融するタンク22と、このタンク22と流体連通するマニホールド24と、本発明の原理に従って構築され、マニホールド24に連結されるポンプ26と、制御装置28とを備える。タンク22は、側壁30と、タンク22内の接着剤材料18を溶融及び加熱するタンクヒータ34を含む基部32とを含む。基部32に近接するタンク出口36は、マニホールド24の入口40に接続する流路38に連結される。
【0014】
マニホールド24は、タンク22に隣接して配置され、タンクヒータ34とは別個の、制御装置28によって独立制御することができるマニホールドヒータ42を備える。ポンプ26は、マニホールド24に連結され、液体接着剤18をタンク22から、ポンプ26内に取り外し可能に配設されるフィルタ(図示せず)を介してマニホールド24内に圧送する。マニホールド24は、接着剤18を別個の流れに分割し、これらの流れを複数の出口ポート48に送る。複数の出口ポート48は、加熱ホース20に連結されるように構成され、それによって、液体接着剤18がガン12、14に供給される。
【0015】
ガン12、14は、フレーム50に取り付けられ、接着剤18を所望の製品(図示せず)に塗布する1つ又は複数の接着剤吐出モジュール52を含んでもよい。モジュール52は、このモジュール52に接着剤、作動空気及び処理空気を供給する各自のマニホールド54に連結されていてもよい。ホットメルト接着剤システム10は、それぞれ1本のホース20によって供給される2つのガンマニホールド54を示すが、第2のホース20がシステム10の両側に示されており、マニホールド54の背後にそれぞれ配置される追加のガンマニホールド(図示せず)に供給を行ってもよい。本発明の範囲から逸脱することなく、他のホットメルトシステムは、1つのガンを有するか、又は他のガンを有してもよく、システムのガン及び他の構成要素は、特定の接着剤吐出要件に応じて多くの異なる構成をとり得る。
【0016】
引き続き図1を参照して、本発明の1つの実施の形態によれば、バーコード読取装置すなわちスキャナ62が制御装置28に連結され、例えばホットメルト接着剤のバルク容器66に貼られてもよい従来のバーコードラベル64を読み取るように動作可能である。スキャナすなわち読取装置62は、図示のように把持されても、又は、定位置に固定されて、容器66を十分に接近させることでバーコード64aの読み取りを可能にしてもよい。バーコード読取装置62は、バーコード64aから情報を受けて、この情報を制御装置28に、様々なシステムパラメータ又はシステム条件を確立及び/又は検証する際に使用するために伝達することができる。通常、接着剤塗布温度、温度過昇、セットバック温度、及び他のセットアップ条件等のこれらの条件は、様々な方法により制御装置28に入力される。例えば、これらの条件は、従来のようにコントロールパッドを介して手動入力されても、又はリモートコンピュータ若しくは他の電子装置を介して、インターネット、イントラネット、赤外線装置、他の無線装置、メモリカード等を含むがこれらに限定されない任意数の方法により入力されてもよい。他の条件も同様に、ラベル64又は他の機械読取可能な要素に含まれる情報に基づいて設定することができる。例えば、様々な吐出サイクルパラメータを、サイクル時間、電源投入/電源切断又は吐出の時間遅延等に対して設定又は検証することができる。これは、診断目的又は分析目的で使用することのできる様々なシステム警告、接着剤情報、及び他のデータ集合を含む。ラベル64又は機械読取可能な要素から取得した情報は、ケーブル68を介して制御装置28に電気的に伝送される。この制御装置28は、バーコード読取装置62と通信を行うように構成された従来のプログラム可能論理制御装置(PLC)又は他のマイクロプロセッサベースの制御システムを含み得る。要素64はまた、ポータブルワンド又は他の読取装置により読取可能であるか、又はシステム10の一部である、例えば制御装置28内のこのような読取装置に接近すると読み取られる内蔵電子チップであってもよい。
【0017】
図2に示すように、多くの代替的な種類の機械読取可能な要素及びスキャナの1つは、磁気帯70aを有する適切なカード70と、磁気帯70aから情報を受けるように構成されたスキャナすなわち読取装置72とを備えてもよい。この場合は磁気帯70を有するカードである機械読取可能な要素は、ホットメルト接着剤の容器66と分離可能であり、且つ/又は独立していてもよい。例えば、操作者は、ホットメルト接着剤容器66から取り外し可能なカード70を供給されてもよく、又はカード70は操作者によって、システムのワークステーションにある一組のカードの中から、望ましい、例えば特定の種類の接着剤に関連するパラメータ組に基づいて選択されてもよい。カード70は、図1に関して上述したような様式で制御装置28に情報を伝送することができる。図2に示す他の全ての構成要素は、同じ参照番号を有するため、図1にも関連して説明されている。本発明とその様々な態様は、無線周波数(RF)技術(RFIDタグ又はトランスポンダ等)、WiFi技術といった任意の無線通信技術に依拠する他の要素、及び様々な種類の磁気装置を含むがこれらに限定されない、多くの他の種類の機械読取可能な要素を用いて実施することができる。
【0018】
本発明は、ホットメルト接着剤吐出システムの動作を改善するために多くの異なる様式で使用できることが理解されるであろう。ドラム又は他の種類の容器のような接着剤の容器上の機械読取可能な要素を走査(すなわち伝送)することによって、その接着剤に対応する特定の動作パラメータをシステム制御装置28に自動的にダウンロードすることができる。これにより、システム動作パラメータの誤りの可能性が最小化される。さらに、処理条件を、システムの動作前に操作者に確かめることができる。例えば、容器が走査され、前に走査された容器とは異なる情報を提供している場合、制御システムは操作者に対し、接着剤の変更が望まれていることを確認するよう促すことができる。これにより、システムの停止時間及び製品の廃物を生じる可能性のある、製造作業中における不注意による誤った接着剤の使用を確実になくす。さらに、システム制御装置は、接着剤製造業者によって推奨される設定とは異なる設定が使用されているかどうかをシステム10の動作中に追跡して、システム10に伴う保守上の問題又は他の問題の診断を支援することができる。システム洗浄動作中に、システム洗浄情報を有する機械読取可能な要素を走査することによって、システム洗浄手順に適した制御装置の設定を調節することができる。システム洗浄の後、接着剤容器のラベル又は特定のホットメルト接着剤に付随する他の機械読取可能な要素を再度走査することによって、制御装置28をホットメルト接着剤塗布用の設定に戻す。最後に、制御装置28はまた、システム10内で使用されている接着剤の量及び種類を追跡するのに適した情報を受信することができる。これは、接着剤の特定のロット又はバッチに欠陥があったかどうかの判定を助け、適切な保守を計画する目的でシステム10の使用を追跡することができる。塗布データの記録は、接着剤が適切な設定下で塗布されているという確認及び証明を提供することができる。
【0019】
本発明を、その様々な実施の形態の記載によって説明し、実施の形態をかなり詳細に記載してきたが、添付の特許請求の範囲をそのような詳細に制限するか又は何らかの形で限定することは意図されない。当業者には、付加的な利点及び修正形態が容易に明らかとなろう。したがって、本発明は、そのより広い態様において、図示し記載した特定の詳細、代表的な装置及び方法並びに説明的な例に限定されない。したがって、出願人の全般的な発明概念の範囲又は精神から逸脱することなく、そうした詳細からの逸脱を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の1つの例示的な実施の形態に従って構成される、溶融装置と、制御装置と、バーコードスキャナとを備えるホットメルト接着剤システムの概略図である。
【図2】図1と類似であるが、代替的なスキャナ及び磁気形態の機械読取可能な要素を示す概略図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バルク状のホットメルト接着剤を液化して、該液化したホットメルト接着剤を塗布位置へ送出するように構成された溶融装置であって、少なくとも1つのシステム条件を確立及び/又は検証する制御装置を備える溶融装置と、
前記制御装置に接続された機械読取装置であって、機械読取可能な要素から情報を受け、該情報を、前記システム条件を確立及び/又は検証する際に使用するために前記制御装置へ伝達することができる機械読取装置と
を備えるホットメルト接着剤システム。
【請求項2】
前記機械読取装置は、バーコード読取装置から成る請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項3】
前記機械読取装置は、磁気帯読取装置から成る請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項4】
前記機械読取装置は、RF読取装置から成る請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項5】
前記システム条件は、ホットメルト接着剤の塗布温度である請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項6】
前記システム条件は、ホットメルト接着剤の温度過昇状態である請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項7】
前記システム条件は、ホットメルト接着剤のセットバック温度条件である請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項8】
前記システム条件は、前記システムの動作に関連する警告である請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項9】
前記システム条件は、前記システムの洗浄動作である請求項1に記載のホットメルト接着剤システム。
【請求項10】
溶融装置を操作する制御装置を有するホットメルト接着剤システムを操作する方法であって、
少なくとも1つのシステム条件に関する情報を機械読取可能な要素から前記制御装置内に無線受信することと、
走査した情報を前記溶融装置の操作中に用いることと
からなるホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項11】
前記走査した情報を用いることは、
ホットメルト接着剤の塗布温度を設定すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項12】
前記走査した情報を用いることは、
ホットメルト接着剤の温度過昇状態を設定すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項13】
前記走査した情報を用いることは、
ホットメルト接着剤のセットバック温度を確立及び/又は検証すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項14】
前記走査した情報を用いることは、
前記制御装置において警告条件を設定すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項15】
前記走査した情報を用いることは、
前記制御装置においてシステム洗浄条件を設定すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項16】
情報を走査することは、
溶融装置内で処理されるホットメルト接着剤を識別する情報を走査すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項17】
前記走査した情報を用いることは、
前記溶融装置内で処理されるホットメルト接着剤の量を求めること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項18】
走査した情報をデータベースに記録すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項19】
情報を走査することは、
ホットメルト接着剤の容器上に配置される情報を走査すること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項20】
情報を走査することは、
磁気要素から前記情報を読み取ること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項21】
情報を走査することは、
バーコードから前記情報を読み取ること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項22】
情報を走査することは、
RFトランスポンダから前記情報を読み取ること
をさらに含む請求項10に記載のホットメルト接着剤システムを操作する方法。
【請求項23】
ホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法であって、
吐出されるホットメルト接着剤に関する情報を機械読取可能な要素から受け取ることと、
前記ホットメルト接着剤吐出システムのシステム条件を設定するために前記受け取った情報を利用することと、
ホットメルト接着剤を吐出するために、前記システム条件に従って前記ホットメルト接着剤吐出システムを操作することと
を含むホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項24】
前記情報は、ホットメルト接着剤の容器から受け取られる請求項23に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項25】
前記情報を前記機械読取可能な要素から光学的に受け取ること
をさらに含む請求項23に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項26】
前記情報を前記機械読取可能な要素から磁気的に受け取ること
をさらに含む請求項23に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項27】
前記情報を前記機械読取可能な要素から電子的に受け取ること
をさらに含む請求項23に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項28】
前記情報を無線信号により受け取ること
をさらに含む請求項27に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項29】
前記情報を電子チップから受け取ること
をさらに含む請求項23に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項30】
前記電子チップは、ホットメルト接着剤の容器に保持されている請求項29に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項31】
前記情報を前記電子チップから携帯機械読取装置により受け取ること
をさらに含む請求項30に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項32】
ホットメルト接着剤の前記容器が前記ホットメルト接着剤システムに接近すると前記情報を前記電子チップから自動的に受け取ること
をさらに含む請求項30に記載のホットメルト接着剤吐出システムを操作する方法。
【請求項33】
ホットメルト接着剤吐出システムに接着剤を供給するためのホットメルト接着剤の容器であって、前記容器には機械読取可能な要素が貼られており、該機械読取可能な要素は、前記ホットメルト接着剤システムを操作するための少なくとも1つの条件を確立及び/又は検証するための情報を保持しているホットメルト接着剤の容器。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2007−509744(P2007−509744A)
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538050(P2006−538050)
【出願日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【国際出願番号】PCT/US2004/033840
【国際公開番号】WO2005/046884
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(391019120)ノードソン コーポレーション (150)
【氏名又は名称原語表記】NORDSON CORPORATION
【Fターム(参考)】