説明

流量調節バルブ

【課題】バルブ流量を調節するアクチュエータの駆動力を減少させ、かつバルブの入口または出口に急激な圧力変化が発生しても、常に一定の流量が流れる流量調節バルブを提供する。
【解決手段】流路111が形成されたバルブ本体110と、流入された流体がバルブ本体の流路に流出する流出ホール123が形成された第1ポペット120と、バルブ本体の流路から流体が流入する流入ホール133が形成された第2ポペット130と、アクチュエータによって第1ポペットの外面に沿ってスライディングして第1ポペットの流出ホールを遮り、流出ホールの面積を調節するスリーブ140と、第1ポペットおよび第2ポペットの外面に沿ってスライディングが可能なように、第1ポペットに流入する流体の圧力によってスライディングして第2ポペットの流入ホールを遮り、流入ホールの面積を調節するスプール150を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流量調節バルブに関し、より詳細には、バルブの重さを減らすことができ、バルブ入口および出口の急激な圧力変化にも常に一定の流量が流れるようにする流量調節バルブに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、流量制御バルブは、化工プラントや原子力発電所、火力発電所、船舶、航空機、ロケットエンジンなどすべての産業全般に用いられている。
【0003】
液体推進ロケットは、液体状態の燃料と酸化剤を混合して燃焼室で燃焼させ、その排気ガスをノズルを介して噴出することにより、作用−反作用原理による推進力を得る飛行装置である。このような液体推進ロケットは、複数のバルブと複数のポンプを介して推進力を容易に調節できるという長所を有しているため、固体推進ロケットに比べて選好されている傾向にある。液体ロケットの推進力を調節するためには、燃焼室に供給される燃料および酸化剤の流量を調節しなければならず、このために流量制御バルブを必要とする。
【0004】
流量制御バルブが地上設備などで用いられる場合には、重さ増加による問題はないが、船舶、航空機、ロケットなどのような場合には、重いほど燃費が悪くなるため、バルブは軽いほど好ましい。
【0005】
従来技術に係る流量調節バルブは、ポペット(poppet)バルブが主に用いられるが、このようなポペットバルブは、バルブの流路中にポペットという開閉用部材を往復移動が可能なように設置し、このポペットの動きによって流路を選択的に開閉しながら開度を調整する構造でなされている。
【0006】
すなわち、このような従来技術に係る流量制御バルブは、バルブポペットが流動方向に対して垂直に運動してバルブの流路面積を調節することで流体の流量を制御する方式である。
【0007】
しかしながら、従来技術に係る流量調節バルブは、バルブポペットに作動する流体力により、ポペットが上下に動くときに多くの力が必要となるため、アクチュエータが大きくなるしかないという問題が発生する。
【0008】
また、バルブポペット上の流体力によってアクチュエータを駆動させる駆動力が大きくなければならないため、アクチュエータの構成がより一層複雑になって重くなり、制御が難しく、故障の頻度がそれだけ高くなる。
【0009】
さらに、流量制御バルブの入口または出口の圧力が外乱によって非正常的に急激に変化する場合、これによる急激な流量変化が発生し、システムの安全に致命的な結果をもたらすことがあるという短所がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上述のような問題点を解決するために案出されたものであって、バルブ流量を調節するアクチュエータの駆動力を減少させ、アクチュエータの大きさを減らすことができ、これによってバルブ全体の重さまでも減少させることができ、バルブの入口または出口に急激な圧力変化が発生しても、圧力変化が保障器具を介して吸収され、常に一定の流量が流れる流量調節バルブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る流量調節バルブは、流路が形成されたバルブ本体と、前記バルブ本体内に固定設置されるが、一側に流体が流入する流入口が形成され、前記流入した流体が前記バルブ本体の流路に流出する流出ホールが形成された第1ポペットと、前記バルブ本体内に固定設置されるが、一側に前記流体が流出する流出口が形成され、前記バルブ本体の流路から前記流体が流入する流入ホールが形成された第2ポペットと、アクチュエータによって前記第1ポペットの外面に沿ってスライディングして前記第1ポペットの流出ホールを遮り、前記流出ホールの面積を調節するスリーブと、前記第1ポペットおよび前記第2ポペットの外面に沿ってスライディングが可能なように前記第1ポペットおよび第2ポペットの間に備えられるが、前記第2ポペットに弾性支持され、前記第1ポペットに流入する流体の圧力によってスライディングして前記第2ポペットの流入ホールを遮り、前記流入ホールの面積を調節するスプール(spool)とを備えることができる。
【0012】
前記スプールは、両側が開口したパイプの形態で形成されるが、内部には前記スプールを2つの部分に区画する隔膜板が形成され、開口した前記スプールの両側にそれぞれ第1ポペットの他側または第2ポペットの他側が挿入され、前記第1ポペットの他側と前記スプールの隔膜板の間には前記第1ポペットと連通する第1チャンバが形成されるが、前記第1ポペットの他側には前記流体が流出入する筒孔が形成されることができる。
【0013】
前記第2ポペットの他側と前記スプールの隔膜板の間には第2チャンバが備えられるが、前記第2チャンバの内部には前記スプールを弾性支持するスプリングが載置され、前記スプールには前記第2チャンバと前記バルブ本体の流路を連通させる連通ホールが形成されることができる。
【0014】
前記スプールの隔膜板にはガイドホールが形成され、前記第1ポペットの他側と前記第2ポペットの他側は、前記隔膜板のガイドホールを貫通して前記スプールのスライディングを案内するガイドバーで連結され、前記第1ポペットには内部に突出した突出部が形成され、前記筒孔は、入口が前記突出部に形成されて出口が前記ガイドバーに形成されることができる。
【0015】
前記スリーブの一側にはラックが備えられ、前記アクチュエータは、前記ラックに歯合し、駆動部によって回転するピニオンを備えることができる。
【0016】
また、前記駆動部は、直流電気モータを備えることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係る流量調節バルブは、バルブの流量を調節するスリーブを薄い厚さで形成するため、スリーブに作用する流体の圧力による力(流体力)を減らすことができ、これによってスリーブを移動させる駆動力も減り、小さいアクチュエータを用いてスリーブを移動させることができ、流量調節バルブの重さを減らすことができるという長所がある。
【0018】
また、スリーブをラックとピニオンを用いて駆動させることにより、精密な流量制御が可能であるという長所がある。
【0019】
さらに、第1ポペットの流入口または第2ポペットの流出口に急激な圧力変化が発生しても、スプールが第2ポペットの流入ホールを遮断または開放して流入ホールの面積を調節することにより、常に一定の流量の流れるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明に係る流量調節バルブを示す断面図である。
【図2】本発明に係る流量調節バルブのスリーブのスライディング動作を示す断面図である。
【図3】図1のような入出口の圧力において、本発明に係る流量調節バルブの第1ポペットの流入口に外乱によって急激に高い圧力が発生した場合を示す動作状態図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る好ましい実施形態について詳しく説明する。これに先立ち、本明細書および特許請求の範囲に用いられる用語や単語は、通常的あるいは辞書的な意味として解釈されてはならず、発明者はその自身の発明を最も最善の方法として説明するために、用語の概念を適切に定義することができるという原則に立脚し、本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解釈されなければならない。
【0022】
したがって、本明細書に記載された実施形態と図面に示された構成は、本発明の最も好ましい一実施に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないため、本出願時点において、これらを代替することができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
【0023】
図1は、本発明に係る流量調節バルブを示す断面図である。
【0024】
本発明に係る流量調節バルブは、流路111が形成されたバルブ本体110と、バルブ本体110内に固定設置されるが、一側に流体が流入する流入口121が形成され、流入した流体がバルブ本体110の流路111に流出する流出ホール123が形成された第1ポペット120と、バルブ本体110内に固定設置されるが、一側に流体が流出する流出口131が形成され、バルブ本体110の流路111から流体が流入する流入ホール133が形成された第2ポペット130と、アクチュエータによって第1ポペット120の外面に沿ってスライディングして第1ポペット120の流出ホール123を遮り、流出ホール123の面積を調節するスリーブ140と、第1ポペット120および第2ポペット130の外面に沿ってスライディングが可能なように第1ポペット120および第2ポペット130の間に備えられるが、第2ポペット130に弾性支持され、第1ポペット120に流入する流体の圧力によってスライディングして第2ポペット130の流入ホール133を遮り、流入ホール133の面積を調節するスプール150とを備える。
【0025】
第1ポペット120の流入口121は流量調節バルブの入口を形成し、第2ポペット130の流出口131は流量調節バルブの出口を形成する。
【0026】
バルブ本体110の内部には第1ポペット120と第2ポペット130が備えられ、本体の内面と第1ポペット120および第2ポペット130の外面によって流路111が形成される。
【0027】
スリーブ140の一面にはラック141が備えられ、アクチュエータは、ラック141に歯合し、駆動部によって回転するピニオンPからなる。
【0028】
駆動部は、電気モータ方式、空圧方式、流圧方式などの多様な駆動手段を用いることができるが、好ましくは、より精密な制御のために、直流電気モータが用いられる。詳細に説明すれば、ピニオンPは、駆動力Tに軸設されて回転し、駆動力Tは、スリーブ140に精密な制御が提供されるように直流電気モータに連結される。
【0029】
スプール150は、両側が開口したパイプの形態で形成されるが、内部にはスプール150を2つの部分に区画する隔膜板151が形成され、開口したスプール150の両側にそれぞれ第1ポペット120の他側または第2ポペット130の他側が挿入され、第1ポペット120の他側とスプール150の隔膜板151の間には第1ポペット120と連通する第1チャンバC1が形成されるが、第1ポペット120の他側には流体が流出入する筒孔Hが形成される。
【0030】
すなわち、第1チャンバC1は、スプール150とスプール150に挿入された第1ポペット120の他側によって形成され、第1チャンバC1は、筒孔Hによって第1ポペット120と連通する。
【0031】
第2ポペット130の他側とスプール150の隔膜板151との間には第2チャンバC2が備えられるが、第2チャンバC2の内部にはスプール150を弾性支持するスプリングSが載置され、スプール150には第2チャンバC2とバルブ本体110の流路111を連通させる連通ホール153が形成される。
【0032】
すなわち、第2チャンバC2は、スプール150とスプール150に挿入された第2ポペット130の他側によって形成され、第2チャンバC2内に載置されたスプリングSは、一端が第2ポペット130の他側に支持され、他端がスプール150の隔膜板151に支持される。
【0033】
スプール150の隔膜板151にはガイドホール151aが形成され、第1ポペット120の他側と第2ポペット130の他側は、隔膜板151のガイドホール151aを貫通してスプール150のスライディングを案内するガイドバー160で連結され、第1ポペット120には内部に突出した突出部125が形成され、前記筒孔Hは、入口が突出部125に形成されて出口がガイドバー160に形成される。
【0034】
勿論、ガイドバー160は、スプール150の第1チャンバC1および第2チャンバC2を介して第1ポペット120と第2ポペット130を連結する。
【0035】
一方、第1ポペット120内の流体が第1チャンバC1に円滑に流動することができるように、筒孔Hが突出部125と第1チャンバC1内に位置するガイドバー160に渡って形成される。
【0036】
上述のように構成された本発明に係る可変式流量調節バルブの作用効果について説明すれば、次のとおりとなる。
【0037】
図2は、本発明に係る流量調節バルブのスリーブのスライディング動作を示す断面図であり、図3は、本発明に係る流量調節バルブの第1ポペットの流入口に高い圧力が発生した場合を示す動作状態図である。
【0038】
第1ポペット120の流入口121に流入した流体は、第2ポペット130の流出口131を介して吐出される。すなわち、流体は、第1ポペット120の流出ホール123を介してバルブ本体110の流路111に流動し、流路111内の流体は、第2ポペット130の流入ホール133を介して第2ポペット130に流動する。
【0039】
勿論、第1ポペット120内の流体は、筒孔Hを介して第1チャンバC1に流動することができる。
【0040】
まず、流量調節バルブの全体的な流量を調節させる方法について説明すれば、図2に示すように、スリーブ140が第1ポペット120の流出ホール123を遮り、第1ポペット120からバルブ本体110の流路111に流動する流体の流量を調節する。
【0041】
詳細に説明すれば、スリーブ140の一面に形成されたラック141は、ピニオンPと歯合し、駆動部に軸設したピニオンPの回転により、スリーブ140は、第1ポペット120の外面に沿ってスライディングする。スリーブ140のスライディングによってスリーブ140が第1ポペット120の流出ホール123を部分的に遮り、流出ホール123の面積を調節する。
【0042】
すなわち、スリーブ140のスライディングにより、第1ポペット120の流出ホール123の面積が調節される。したがって、流出ホール123の面積が大きくなれば流量調節バルブの流量が増加し、流出ホール123の面積が小くなれば流量調節バルブの流量が減少する。
【0043】
ピニオンPを回転させる駆動部は、電気直流モータで構成され、これによってスリーブ140を精密に操作することができる。また、スリーブ140を電気直流モータで調節することにより、流量調節バルブの重さを減少させることができる。
【0044】
次に、第1ポペット120の流入口121の圧力が増加したり第2ポペット130の流出口131の圧力が減少し、第1ポペット120の流入口121と第2ポペット130の流出口131の圧力の差について詳察する。
【0045】
第1ポペット120の流入口121の圧力が急激に増加する場合には、図3に示すように、第1チャンバC1の体積が増加するようになる。すなわち、増加した流入口121の圧力が筒孔Hを介して第1チャンバC1に伝達される。これにより、スプール150が第2ポペット130の方向にスライディングする。勿論、スプール150のスライディングは、ガイドバー160によって案内されることができる。
【0046】
スライディングしたスプール150は、第2ポペット130の流入ホール133を部分的に遮るようになり、流入ホール133の面積を調節するようになる。すなわち、第1ポペット120の流入口121の圧力増加によって第1ポペット120の流出ホール123に流出する流量は増加するが、スプール150のスライディングによって流入ホール133の面積が小くなり、第2ポペット130の流入ホール133を経る流量は、圧力が増加する前と同じようになる。結果的に、流量調節バルブに流体が急激に高い圧力で流入しても、流量調節バルブには常に一定の流量が流れるようになる。
【0047】
勿論、スプール150が第2ポペット130の流入ホール133を遮る程度は、第1チャンバC1の圧力と第2チャンバC2の圧力による力、およびスプリングSの弾性力が平衡をなす点で決定される。
【0048】
また、連通ホール153は、スプール150がスライディングするとき、第2チャンバC2と流路111の間で流体を流出入させる役割をする。
【0049】
第1ポペット120の流入口121の圧力が低くなれば、スプリングSの弾性力によってスプール150が元の位置にスライディングする。すなわち、スプール150のスライディングにより、第2ポペット130の流入ホール133の面積が大きくなる。結果的に、流量調節バルブには、常に一定の流量が流れるようになる。
【0050】
すなわち、上述のような流量調節バルブは、バルブの入口または出口の圧力が急激に変化しても、スプール150が第2ポペット130の流入ホール133の面積を調節し、常に一定の流量が流れるという長所がある。
【0051】
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【符号の説明】
【0052】
110:バルブ本体
111:流路
120:第1ポペット
121:流入口
123:流出ホール
125:突出部
130:第2ポペット
131:流出口
133:流入ホール
140:スリーブ
141:ラック
150:スプール
151:隔膜板
151a:ガイドホール
153:連通ホール
C1:第1チャンバ
C2:第2チャンバ
H:筒孔
P:ピニオン
T:駆動力

【特許請求の範囲】
【請求項1】
流路が形成されたバルブ本体と、
前記バルブ本体内に固定設置されるが、一側に流体が流入する流入口が形成され、前記流入した流体が前記バルブ本体の流路に流出する流出ホールが形成された第1ポペットと、
前記バルブ本体内に固定設置されるが、一側に前記流体が流出する流出口が形成され、前記バルブ本体の流路から前記流体が流入する流入ホールが形成された第2ポペットと、
アクチュエータによって前記第1ポペットの外面に沿ってスライディングして前記第1ポペットの流出ホールを遮り、前記流出ホールの面積を調節するスリーブと、
前記第1ポペットおよび前記第2ポペットの外面に沿ってスライディングが可能なように前記第1ポペットおよび第2ポペットの間に備えられるが、前記第2ポペットに弾性支持され、前記第1ポペットに流入する流体の圧力によってスライディングして前記第2ポペットの流入ホールを遮り、前記流入ホールの面積を調節するスプールと、
を備える流量調節バルブ。
【請求項2】
前記スプールは、両側が開口したパイプの形態で形成されるが、内部には前記スプールを2つの部分に区画する隔膜板が形成され、
開口した前記スプールの両側にそれぞれ第1ポペットの他側または第2ポペットの他側が挿入され、
前記第1ポペットの他側と前記スプールの隔膜板の間には前記第1ポペットと連通する第1チャンバが形成されるが、前記第1ポペットの他側には前記流体が流出入する筒孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の流量調節バルブ。
【請求項3】
前記第2ポペットの他側と前記スプールの隔膜板の間には第2チャンバが備えられるが、前記第2チャンバの内部には前記スプールを弾性支持するスプリングが載置され、
前記スプールには前記第2チャンバと前記バルブ本体の流路を連通する連通ホールが形成されることを特徴とする請求項2に記載の流量調節バルブ。
【請求項4】
前記スプールの隔膜板にはガイドホールが形成され、
前記第1ポペットの他側と前記第2ポペットの他側は、前記隔膜板のガイドホールを貫通して前記スプールのスライディングを案内するガイドバーで連結され、
前記第1ポペットには内部に突出した突出部が形成され、前記筒孔は、入口が前記突出部に形成されて出口が前記ガイドバーに形成されることを特徴とする請求項2に記載の流量調節バルブ。
【請求項5】
前記スリーブの一面にはラックが備えられ、
前記アクチュエータは、前記スリーブのラックに歯合し、駆動部によって回転するピニオンであることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の流量調節バルブ。
【請求項6】
前記駆動部は、直流電気モータであることを特徴とする請求項5に記載の流量調節バルブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−60135(P2010−60135A)
【公開日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−197714(P2009−197714)
【出願日】平成21年8月28日(2009.8.28)
【出願人】(504416633)コリア エアロスペース リサーチ インスティテュート (1)
【Fターム(参考)】