生体情報登録方法および生体情報登録システム
【課題】生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供する。
【解決手段】生体情報登録端末10は、ID照合要求を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13から照合結果を受信し、生体情報の入力を促す画面を表示し、生体情報登録有無の確認要求を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13から生体情報未登録通知を受信し、生体情報の入力を促す画面を表示し、生体情報登録要求を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13から生体情報登録完了通知を受信し、管理サーバ13は、生体情報登録端末10から前記ID照合要求を受信し、IDを照合しその結果を生体情報登録端末10に送信し、生体情報登録端末10から前記生体情報登録有無の確認要求を受信し、前記生体情報の登録有無を確認し、前記生体情報未登録通知を生体情報登録端末10に送信し、生体情報登録端末10から前記生体情報登録要求を受信し、前記生体情報を前記IDと対応付けて登録し、前記生体情報登録完了通知を生体情報登録端末10に送信する。
【解決手段】生体情報登録端末10は、ID照合要求を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13から照合結果を受信し、生体情報の入力を促す画面を表示し、生体情報登録有無の確認要求を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13から生体情報未登録通知を受信し、生体情報の入力を促す画面を表示し、生体情報登録要求を管理サーバ13に送信し、管理サーバ13から生体情報登録完了通知を受信し、管理サーバ13は、生体情報登録端末10から前記ID照合要求を受信し、IDを照合しその結果を生体情報登録端末10に送信し、生体情報登録端末10から前記生体情報登録有無の確認要求を受信し、前記生体情報の登録有無を確認し、前記生体情報未登録通知を生体情報登録端末10に送信し、生体情報登録端末10から前記生体情報登録要求を受信し、前記生体情報を前記IDと対応付けて登録し、前記生体情報登録完了通知を生体情報登録端末10に送信する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体情報を登録する方法およびこれを実施する生体情報登録システムに関する。
【背景技術】
【0002】
建物におけるユーザの入退出確認や生体情報登録システムを利用するユーザを特定するため、ユーザの指紋パターン、静脈パターン、目の彩光パターン、顔などのいわゆる生体情報を照合することにより、本人確認を行う生体認証技術が知られている。
【0003】
生体認証を行うためには、最初に生体情報を所定の方法によって予めサーバ等に登録する必要がある。従来、生体情報を登録するユーザ(被登録者)は、登録作業を行う登録作業者(管理者)が居る場所へ行き、登録作業者は被登録者の身分を確認した上で生体情報の登録作業を行っていた。
【0004】
また、登録作業者を、被被登録者の居る場所へ派遣させ、登録作業者と被登録者の身分を確認した上で生体情報の登録作業を行う方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2003−330895号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
生体情報を登録する被登録者が登録作業を実施する場所へ行き登録作業を行うとき、例えば、生体情報登録システムの利用範囲が、国土全体や世界規模等の広域な範囲に及び、さらに生体情報登録システムを利用するユーザの数が数千、数万オーダーの大量である場合、登録者が登録作業場所へ行くことにより移動コスト、作業量のコストが膨大になり登録作業自体が非効率的であり面倒である。
【0007】
また、特許文献1に記載の技術であっても、同様に、大勢の作業登録者を非登録者が居る場所へ派遣し登録作業を行う必要があるが、派遣する場所が国土全体、世界規模等の広域に及ぶ場合、登録作業にかかわる移動コストや作業コストが膨大なものとなる。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための一手段を以下に記載する。本発明を適用する生体情報登録システムは、生体情報登録端末および管理サーバが、ネットワークを介して接続されて構成される。生体情報登録端末には、IDカードからユーザIDを読み取るID読取装置と、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置が接続されている。前記ID読取装置および前記生体情報読取装置は、生体情報登録端末の内部に設けてもよい。
【0010】
前記生体情報登録端末は、ユーザIDを取得する処理と、該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する処理と、該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表装置に表示する処理とを実施することを特徴とする。
【0011】
前記管理サーバは、前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。生体情報登録システム1は、生体情報登録端末10と、管理サーバ13と、入退出制御装置14と、管理者端末15と、がネットワーク16に接続されて構成されるシステムである。生体情報登録端末10には、情報記録媒体(例えば、社員証等のIDカード)からユーザID(ユーザ識別情報)を読み取るID読取装置11およびユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置12が接続されている。生体情報登録端末10は、各拠点に設置された複数のユーザ共用の端末であっても、ユーザ端末であってもよい。また、ID読取装置111と生体情報読取装置112は、生体情報登録端末10の内部に設けてもよい。
【0014】
図2は、一般的な計算機220のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示す生体情報登録端末10、管理サーバ13および管理者端末15は、計算機220と同様のハードウェア構成である。計算機220は、CPU200、入力インタフェース(以下、「インタフェース」は「I/F」と記す)、出力I/F202、主メモリ(以下、「RAM」と記す)203、通信I/F204、ハードディスク装置(以下、「HDD」と記す)205がBUS等の通信線により接続される。
【0015】
生体情報登録端末10の入力I/F201には、ID読取装置111、生体情報読取装置112の他、キーボード210やマウス211、タッチパッド212等の入力装置が接続される。生体情報登録端末10の出力I/F202には、ディスプレイ等の表示装置213が接続される。また、管理者端末15の入力I/F201には、キーボード210やマウス211、タッチパッド212等の入力装置が接続される。管理者端末15の出力I/F202には、ディスプレイ等の表示装置213が接続される。
【0016】
CPU200は、HDD205に格納されるプログラム230をRAM203に読み込み、種々の処理を実行する。本実施例で説明するプログラム230やデータ231はあらかじめHDD205に格納しておいてもよいし、CD−ROM等の記憶媒体から入力してもよいし、ネットワーク16を介して他の装置からダウンロードしてもよい。また、当該プログラムにより実現される機能を、専用ハードゥエアにより実現してもよい。以下、プログラム230が、行為主体であるかのように記載する場合があるが、実際にはCPU200が当該プログラム230を実行して処理を行う主体であることは言うまでもない。
【0017】
また、図示していないが、ID読取装置11と生体情報読取装置12は、それぞれユーザIDと生体情報を読み取り、生体情報登録端末10に出力するプログラムを記憶する記憶装置やこのプログラムを実行するCPU、生体情報登録端末10との接続インタフェース等を具備する。入退出制御装置14もユーザの生体情報を読み取り、入退出の制御を行うプログラムを記憶する記憶装置やこのプログラムを実行するCPU、ネットワーク16との接続インタフェース等を具備する。
【0018】
図3は、第一実施形態による、生体情報登録端末10のHDD205に格納されているプログラムの機能を示す図である。生体情報登録端末10のHDD205には、ID、生体情報送信部311および基本制御部312からなるプログラム230が格納される。ID、生体情報送信部311は、ID読取装置11または生体情報読取装置12から、それぞれユーザIDまたは生体情報を取得し、これをネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する機能を持つ。基本制御部312は、いわゆるオペレーティングシステム(以下、「OS」と記す)やドライバソフトウェアである。OSは、生体情報登録端末10のハードゥエアの制御、RAM203の管理、プログラム230の実行制御や管理、他の計算機と通信を行う際のメッセージ交換等の動作制御等を行う。ドライバソフトウェアは、生体情報登録端末10に接続するハードウェアの動作制御等を行う。また、各計算機間で送受信されるメッセージは加工することなく送受信してもよいし、暗号化処理を実行する等してメッセージを加工して送受信してもよい。
【0019】
図4は、第一実施形態による、管理サーバ13のHDD205に格納されているプログラムの機能およびデータベース(以下、「DB」と記す)を示す図である。管理サーバ13のHDD205には、生体情報登録制御部411、基本制御部412および登録状況集計部413からなるプログラム230と、ユーザ関連情報DB414が格納される。生体情報登録制御部411は、生体情報登録端末10からネットワーク16を介して送信される、生体情報の登録を制御する機能を持つ。基本制御部412は、OSやドライバソフトウェアである。登録状況集計部413は、各ユーザの生体情報の登録状況を集計し、表示装置213に表示する機能を持つ。この機能により、管理者は、各ユーザの生体情報の登録状況を管理することができる。ユーザ関連情報DB414は、ユーザID、氏名、生体情報、生体情報登録状況等のユーザ関連情報を記憶するDBである。
【0020】
図5は、第一実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。ユーザ関連情報DB414は、ユーザID501と、氏名502と、生体情報503と、生体情報の登録状況504と、生体情報登録・更新時刻505と、生体情報有効期限506と、をそれぞれ対応付けて記憶する。ここで、生体情報503は、ユーザの生体情報を記号化して表現した情報であり、ユーザ認証に必要な情報である。生体情報登録状況504は、生体情報の登録状況を示す情報であり、未登録または登録の何れかの状態を示す。本実施例では、生体情報の登録状況を示す情報は、未登録フラグまたは登録フラグで管理する。生体情報登録・更新時刻505は、生体情報がユーザ関連情報DB414に登録された日時、またはユーザ関連情報DB414に登録済みの生体情報が更新された時刻を示す情報である。生体情報有効期限506は、生体情報の有効期限を示す情報である。
【0021】
図6は、第一実施形態による、入退出制御装置14の記憶装置に格納されているプログラムの機能を示す図である。入退出制御装置14の記憶装置には、生体情報読取・認証要求部611、電子ロック制御部612および基本制御部613からなるプログラムが格納される。生体情報読取・認証要求部611は、ユーザの生体情報を読み取り、管理サーバ13に認証要求を送信する機能を持つ。電子ロック制御部612は、管理サーバ13から送信された認証結果に基づき、電子ロックまたは電子ロック解除の制御を行う機能を持つ。基本制御部613は、OSやドライバソフトウェアである。
【0022】
図7は、第一実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ここでは、説明の便宜上、単に計算機を処理の実行主体として各処理を説明する。
【0023】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0024】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0025】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0026】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。
【0027】
生体情報登録端末10は、再度、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ710)。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得し、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ711)。
【0028】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録し、生体情報登録状況504に登録フラグを書き込む(ステップ712)。また、管理サーバ13は、生体情報登録・更新時刻505に生体情報の登録日時を書き込み、生体情報有効期限506に生体情報の登録時刻にあらかじめ定められた一定の時間を加算した時刻を書き込む(ステップ713)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ714)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0029】
なお、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
【0030】
図8は、第一実施形態による、生体認証を行う処理を示すシーケンス図である。入退出制御装置14は、ユーザの生体情報を読み取る(ステップ801)。次に、入退出制御装置14は、この生体情報を含む認証要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ802)。
【0031】
管理サーバ13は、認証要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている生体情報503とを照合し、当該ユーザの認証を行う(ステップ803)。管理サーバ13は、認証結果(認証成功)をネットワーク16を介して入退出制御装置14に送信する(ステップ804)。なお、認証不成功であれば、ステップ805以降の処理は行われない。
【0032】
入退出制御装置14は、ユーザ認証に成功したことを確認後、電子ロックを解除する(ステップ805)。これにより、例えばゲートが開閉される。そして、入退出制御装置14は、再度、電子ロックする(ステップ806)。
(第二実施形態)
図9は、第二実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。第二実施形態による、ユーザ関連情報DB414には、図5に示すデータ(ユーザID501、氏名502、生体情報503、生体情報登録状況504、生体情報登録・更新時刻505、生体情報有効期限506)の他、さらに管理者(あるいは承認者)メールアドレス901が格納されている。この管理者メールアドレスは、一ユーザIDに対して複数登録しておいてもよい。これにより、管理者が不在の場合でも生体情報の登録が可能となる。また、本第二実施形態では、生体情報登録状況504に、登録フラグ、未登録フラグの他、生体情報が仮登録状態であることを示す仮登録フラグが書き込まれる。
【0033】
図10は、第二実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ701−ステップ711までの処理は、図7に示す処理と同様であるので、図7を参照し説明する。
【0034】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読み取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0035】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0036】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0037】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。
【0038】
生体情報登録端末10は、再度、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ710)。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得し、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ711)。
【0039】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録する(ステップ1001)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504に仮登録フラグを書き込み、生体情報登録・更新時刻505に仮登録した日時を書き込み、生体情報有効期限506に仮登録した生体情報の有効期限を書き込む(ステップ1002)。次に、管理サーバ13は、生体情報を仮登録したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ1003)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の該当レコードの管理者メールアドレス901に基づき、承認依頼メールをネットワーク16を介して管理者端末15に送信する(ステップ1004)。
【0040】
管理者により承認が行われると、管理者端末15は、承認済みであることを示す情報をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1005)。管理サーバは、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504の仮登録フラグを登録フラグに変更し、生体情報登録・更新日時505および生体情報有効期限506の情報を更新する(ステップ1006)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ1007)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0041】
なお、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1001−ステップ1003の処理を行わずに、ステップ1004の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1005の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1001−ステップ1003の処理を行わずに、ステップ1004の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1005の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
(第三実施形態)
図11は、第三実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。第三実施形態による、生体情報登録システム1は、図1に示す生体情報登録システムのネットワーク16に、さらにユーザの携帯電話端末1100が無線接続可能な構成である。図示していないが、携帯電話端末1100は、生体情報を読み取るプログラムを格納する記憶装置、このプログラムを実行するCPU、ネットワーク16との接続インタフェース等を具備する。
【0042】
図12は、第三実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。第三実施形態による、ユーザ関連情報DB414には、図5に示すデータ(ユーザID501、氏名502、生体情報503、生体情報登録状況504、生体情報登録・更新時刻505、生体情報有効期限506)の他、さらに携帯電話端末1100のメールアドレス1201が格納されている。
【0043】
図13は、第三実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ701−ステップ709、およびステップ712−ステップ714の処理は、図7に示す処理と同様であるので、図7を参照し説明する。
【0044】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0045】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0046】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0047】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の携帯電話端末メールアドレス1201に基づき、生体情報の取得依頼をネットワーク16を介して携帯電話端末1100に送信する(ステップ1301)。
【0048】
携帯電話端末1100は、ユーザの生体情報を取得し(ステップ1302)、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1303)。
【0049】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録し、生体情報登録状況504に登録フラグを書き込む(ステップ712)。また、管理サーバ13は、生体情報登録・更新時刻505に生体情報の登録日時を書き込み、生体情報有効期限506に生体情報の登録時刻にあらかじめ定められた一定の時間を加算した時刻を書き込む(ステップ713)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ714)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0050】
なお、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1303で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。この場合、生体情報登録端末10からの生体情報と携帯電話端末からの生体情報とが一致した場合に、生体情報を登録するため、なりすましによる不正登録を防止できる。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1303で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
(第四実施形態)
図14は、第四実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。第四実施形態による、ユーザ関連情報DB414には、図5に示すデータ(ユーザID501、氏名502、生体情報503、生体情報登録状況504、生体情報登録・更新時刻505、生体情報有効期限506)の他、さらに管理者メールアドレス901、携帯電話端末メールアドレス1201が格納されている。
【0051】
図15は、第四実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ701−ステップ709の処理は、図7に示す処理と同様であるので、図7を参照し説明する。
【0052】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0053】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0054】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0055】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の携帯電話端末メールアドレス1201に基づき、生体情報の取得依頼をネットワーク16を介して携帯電話端末1100に送信する(ステップ1501)。
【0056】
携帯電話端末1100は、ユーザの生体情報を取得し(ステップ1502)、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1503)。
【0057】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録する(ステップ1504)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504に仮登録フラグを書き込み、生体情報登録・更新時刻505に仮登録した日時を書き込み、生体情報有効期限506に仮登録した生体情報の有効期限を書き込む(ステップ1505)。次に、管理サーバ13は、生体情報を仮登録したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ1506)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の該当レコードの管理者メールアドレス901に基づき、承認依頼メールをネットワーク16を介して管理者端末15に送信する(ステップ1507)。
【0058】
管理者により承認が行われると、管理者端末15は、承認済みであることを示す情報をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1508)。
【0059】
管理サーバは、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504の仮登録フラグを登録フラグに変更し、生体情報登録・更新日時505および生体情報有効期限506の情報を更新する(ステップ1509)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ1510)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0060】
なお、生体情報の仮登録通知(ステップ1506)および登録完了通知(ステップ1510)は、携帯電話端末1100に対して行うようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1504−ステップ1506の処理を行わずに、ステップ1507の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1508の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1504−ステップ1506の処理を行わずに、ステップ1507の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1508の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
【0061】
以上説明したように、上記本発明の実施形態によれば、生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供することができる。これにより、生体情報を登録する被登録者の数が数千、数万人以上のオーダーかつ、被登録者が国土全体、世界規模に散在する場合において、全ての被登録者を登録作業場所に出向せることなく、または、登録作業者を被登録者がいる場所へ派遣することなしに生体情報を登録することが可能となる。
【0062】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】第一実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。
【図2】第一実施形態による、生体情報登録端末10、管理サーバ13および管理者端末15のハードウェア構成の一例を示す図である。
【図3】第一実施形態による、生体情報登録端末10のHDD205に格納されているプログラムの機能を示す図である。
【図4】第一実施形態による、管理サーバ13のHDD205に格納されているプログラムの機能およびDBを示す図である。
【図5】第一実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示図である。
【図6】第一実施形態による、入退出制御装置14の記憶装置に格納されているプログラムの機能を示す図である。
【図7】第一実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【図8】第一実施形態による、生体認証を行う処理の一例を示すシーケンス図である。
【図9】第二実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。
【図10】第二実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【図11】第三実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。
【図12】第三実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。
【図13】第三実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【図14】第四実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。
【図15】第四実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
【0064】
10・・・生体情報登録端末、11…ID読取装置、12…生体情報読取装置、13…管理サーバ13、14…入退出制御装置、15…管理者端末、16…ネットワーク、1100…携帯電話端末、200…CPU、201…入力I/F、202…出力I/F、203…RAM、204…通信I/F、205…HDD、210…キーボード、211…マウス、212…タッチパッド、213…表示装置、220…計算機、230…プログラム、231…データ。
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体情報を登録する方法およびこれを実施する生体情報登録システムに関する。
【背景技術】
【0002】
建物におけるユーザの入退出確認や生体情報登録システムを利用するユーザを特定するため、ユーザの指紋パターン、静脈パターン、目の彩光パターン、顔などのいわゆる生体情報を照合することにより、本人確認を行う生体認証技術が知られている。
【0003】
生体認証を行うためには、最初に生体情報を所定の方法によって予めサーバ等に登録する必要がある。従来、生体情報を登録するユーザ(被登録者)は、登録作業を行う登録作業者(管理者)が居る場所へ行き、登録作業者は被登録者の身分を確認した上で生体情報の登録作業を行っていた。
【0004】
また、登録作業者を、被被登録者の居る場所へ派遣させ、登録作業者と被登録者の身分を確認した上で生体情報の登録作業を行う方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2003−330895号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
生体情報を登録する被登録者が登録作業を実施する場所へ行き登録作業を行うとき、例えば、生体情報登録システムの利用範囲が、国土全体や世界規模等の広域な範囲に及び、さらに生体情報登録システムを利用するユーザの数が数千、数万オーダーの大量である場合、登録者が登録作業場所へ行くことにより移動コスト、作業量のコストが膨大になり登録作業自体が非効率的であり面倒である。
【0007】
また、特許文献1に記載の技術であっても、同様に、大勢の作業登録者を非登録者が居る場所へ派遣し登録作業を行う必要があるが、派遣する場所が国土全体、世界規模等の広域に及ぶ場合、登録作業にかかわる移動コストや作業コストが膨大なものとなる。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための一手段を以下に記載する。本発明を適用する生体情報登録システムは、生体情報登録端末および管理サーバが、ネットワークを介して接続されて構成される。生体情報登録端末には、IDカードからユーザIDを読み取るID読取装置と、ユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置が接続されている。前記ID読取装置および前記生体情報読取装置は、生体情報登録端末の内部に設けてもよい。
【0010】
前記生体情報登録端末は、ユーザIDを取得する処理と、該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する処理と、該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表装置に表示する処理とを実施することを特徴とする。
【0011】
前記管理サーバは、前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。生体情報登録システム1は、生体情報登録端末10と、管理サーバ13と、入退出制御装置14と、管理者端末15と、がネットワーク16に接続されて構成されるシステムである。生体情報登録端末10には、情報記録媒体(例えば、社員証等のIDカード)からユーザID(ユーザ識別情報)を読み取るID読取装置11およびユーザの生体情報を読み取る生体情報読取装置12が接続されている。生体情報登録端末10は、各拠点に設置された複数のユーザ共用の端末であっても、ユーザ端末であってもよい。また、ID読取装置111と生体情報読取装置112は、生体情報登録端末10の内部に設けてもよい。
【0014】
図2は、一般的な計算機220のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示す生体情報登録端末10、管理サーバ13および管理者端末15は、計算機220と同様のハードウェア構成である。計算機220は、CPU200、入力インタフェース(以下、「インタフェース」は「I/F」と記す)、出力I/F202、主メモリ(以下、「RAM」と記す)203、通信I/F204、ハードディスク装置(以下、「HDD」と記す)205がBUS等の通信線により接続される。
【0015】
生体情報登録端末10の入力I/F201には、ID読取装置111、生体情報読取装置112の他、キーボード210やマウス211、タッチパッド212等の入力装置が接続される。生体情報登録端末10の出力I/F202には、ディスプレイ等の表示装置213が接続される。また、管理者端末15の入力I/F201には、キーボード210やマウス211、タッチパッド212等の入力装置が接続される。管理者端末15の出力I/F202には、ディスプレイ等の表示装置213が接続される。
【0016】
CPU200は、HDD205に格納されるプログラム230をRAM203に読み込み、種々の処理を実行する。本実施例で説明するプログラム230やデータ231はあらかじめHDD205に格納しておいてもよいし、CD−ROM等の記憶媒体から入力してもよいし、ネットワーク16を介して他の装置からダウンロードしてもよい。また、当該プログラムにより実現される機能を、専用ハードゥエアにより実現してもよい。以下、プログラム230が、行為主体であるかのように記載する場合があるが、実際にはCPU200が当該プログラム230を実行して処理を行う主体であることは言うまでもない。
【0017】
また、図示していないが、ID読取装置11と生体情報読取装置12は、それぞれユーザIDと生体情報を読み取り、生体情報登録端末10に出力するプログラムを記憶する記憶装置やこのプログラムを実行するCPU、生体情報登録端末10との接続インタフェース等を具備する。入退出制御装置14もユーザの生体情報を読み取り、入退出の制御を行うプログラムを記憶する記憶装置やこのプログラムを実行するCPU、ネットワーク16との接続インタフェース等を具備する。
【0018】
図3は、第一実施形態による、生体情報登録端末10のHDD205に格納されているプログラムの機能を示す図である。生体情報登録端末10のHDD205には、ID、生体情報送信部311および基本制御部312からなるプログラム230が格納される。ID、生体情報送信部311は、ID読取装置11または生体情報読取装置12から、それぞれユーザIDまたは生体情報を取得し、これをネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する機能を持つ。基本制御部312は、いわゆるオペレーティングシステム(以下、「OS」と記す)やドライバソフトウェアである。OSは、生体情報登録端末10のハードゥエアの制御、RAM203の管理、プログラム230の実行制御や管理、他の計算機と通信を行う際のメッセージ交換等の動作制御等を行う。ドライバソフトウェアは、生体情報登録端末10に接続するハードウェアの動作制御等を行う。また、各計算機間で送受信されるメッセージは加工することなく送受信してもよいし、暗号化処理を実行する等してメッセージを加工して送受信してもよい。
【0019】
図4は、第一実施形態による、管理サーバ13のHDD205に格納されているプログラムの機能およびデータベース(以下、「DB」と記す)を示す図である。管理サーバ13のHDD205には、生体情報登録制御部411、基本制御部412および登録状況集計部413からなるプログラム230と、ユーザ関連情報DB414が格納される。生体情報登録制御部411は、生体情報登録端末10からネットワーク16を介して送信される、生体情報の登録を制御する機能を持つ。基本制御部412は、OSやドライバソフトウェアである。登録状況集計部413は、各ユーザの生体情報の登録状況を集計し、表示装置213に表示する機能を持つ。この機能により、管理者は、各ユーザの生体情報の登録状況を管理することができる。ユーザ関連情報DB414は、ユーザID、氏名、生体情報、生体情報登録状況等のユーザ関連情報を記憶するDBである。
【0020】
図5は、第一実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。ユーザ関連情報DB414は、ユーザID501と、氏名502と、生体情報503と、生体情報の登録状況504と、生体情報登録・更新時刻505と、生体情報有効期限506と、をそれぞれ対応付けて記憶する。ここで、生体情報503は、ユーザの生体情報を記号化して表現した情報であり、ユーザ認証に必要な情報である。生体情報登録状況504は、生体情報の登録状況を示す情報であり、未登録または登録の何れかの状態を示す。本実施例では、生体情報の登録状況を示す情報は、未登録フラグまたは登録フラグで管理する。生体情報登録・更新時刻505は、生体情報がユーザ関連情報DB414に登録された日時、またはユーザ関連情報DB414に登録済みの生体情報が更新された時刻を示す情報である。生体情報有効期限506は、生体情報の有効期限を示す情報である。
【0021】
図6は、第一実施形態による、入退出制御装置14の記憶装置に格納されているプログラムの機能を示す図である。入退出制御装置14の記憶装置には、生体情報読取・認証要求部611、電子ロック制御部612および基本制御部613からなるプログラムが格納される。生体情報読取・認証要求部611は、ユーザの生体情報を読み取り、管理サーバ13に認証要求を送信する機能を持つ。電子ロック制御部612は、管理サーバ13から送信された認証結果に基づき、電子ロックまたは電子ロック解除の制御を行う機能を持つ。基本制御部613は、OSやドライバソフトウェアである。
【0022】
図7は、第一実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。なお、ここでは、説明の便宜上、単に計算機を処理の実行主体として各処理を説明する。
【0023】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0024】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0025】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0026】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。
【0027】
生体情報登録端末10は、再度、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ710)。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得し、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ711)。
【0028】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録し、生体情報登録状況504に登録フラグを書き込む(ステップ712)。また、管理サーバ13は、生体情報登録・更新時刻505に生体情報の登録日時を書き込み、生体情報有効期限506に生体情報の登録時刻にあらかじめ定められた一定の時間を加算した時刻を書き込む(ステップ713)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ714)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0029】
なお、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
【0030】
図8は、第一実施形態による、生体認証を行う処理を示すシーケンス図である。入退出制御装置14は、ユーザの生体情報を読み取る(ステップ801)。次に、入退出制御装置14は、この生体情報を含む認証要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ802)。
【0031】
管理サーバ13は、認証要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている生体情報503とを照合し、当該ユーザの認証を行う(ステップ803)。管理サーバ13は、認証結果(認証成功)をネットワーク16を介して入退出制御装置14に送信する(ステップ804)。なお、認証不成功であれば、ステップ805以降の処理は行われない。
【0032】
入退出制御装置14は、ユーザ認証に成功したことを確認後、電子ロックを解除する(ステップ805)。これにより、例えばゲートが開閉される。そして、入退出制御装置14は、再度、電子ロックする(ステップ806)。
(第二実施形態)
図9は、第二実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。第二実施形態による、ユーザ関連情報DB414には、図5に示すデータ(ユーザID501、氏名502、生体情報503、生体情報登録状況504、生体情報登録・更新時刻505、生体情報有効期限506)の他、さらに管理者(あるいは承認者)メールアドレス901が格納されている。この管理者メールアドレスは、一ユーザIDに対して複数登録しておいてもよい。これにより、管理者が不在の場合でも生体情報の登録が可能となる。また、本第二実施形態では、生体情報登録状況504に、登録フラグ、未登録フラグの他、生体情報が仮登録状態であることを示す仮登録フラグが書き込まれる。
【0033】
図10は、第二実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ701−ステップ711までの処理は、図7に示す処理と同様であるので、図7を参照し説明する。
【0034】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読み取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0035】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0036】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0037】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。
【0038】
生体情報登録端末10は、再度、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ710)。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得し、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ711)。
【0039】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録する(ステップ1001)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504に仮登録フラグを書き込み、生体情報登録・更新時刻505に仮登録した日時を書き込み、生体情報有効期限506に仮登録した生体情報の有効期限を書き込む(ステップ1002)。次に、管理サーバ13は、生体情報を仮登録したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ1003)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の該当レコードの管理者メールアドレス901に基づき、承認依頼メールをネットワーク16を介して管理者端末15に送信する(ステップ1004)。
【0040】
管理者により承認が行われると、管理者端末15は、承認済みであることを示す情報をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1005)。管理サーバは、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504の仮登録フラグを登録フラグに変更し、生体情報登録・更新日時505および生体情報有効期限506の情報を更新する(ステップ1006)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ1007)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0041】
なお、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ711で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1001−ステップ1003の処理を行わずに、ステップ1004の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1005の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1001−ステップ1003の処理を行わずに、ステップ1004の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1005の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
(第三実施形態)
図11は、第三実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。第三実施形態による、生体情報登録システム1は、図1に示す生体情報登録システムのネットワーク16に、さらにユーザの携帯電話端末1100が無線接続可能な構成である。図示していないが、携帯電話端末1100は、生体情報を読み取るプログラムを格納する記憶装置、このプログラムを実行するCPU、ネットワーク16との接続インタフェース等を具備する。
【0042】
図12は、第三実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。第三実施形態による、ユーザ関連情報DB414には、図5に示すデータ(ユーザID501、氏名502、生体情報503、生体情報登録状況504、生体情報登録・更新時刻505、生体情報有効期限506)の他、さらに携帯電話端末1100のメールアドレス1201が格納されている。
【0043】
図13は、第三実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ701−ステップ709、およびステップ712−ステップ714の処理は、図7に示す処理と同様であるので、図7を参照し説明する。
【0044】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0045】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0046】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0047】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の携帯電話端末メールアドレス1201に基づき、生体情報の取得依頼をネットワーク16を介して携帯電話端末1100に送信する(ステップ1301)。
【0048】
携帯電話端末1100は、ユーザの生体情報を取得し(ステップ1302)、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1303)。
【0049】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録し、生体情報登録状況504に登録フラグを書き込む(ステップ712)。また、管理サーバ13は、生体情報登録・更新時刻505に生体情報の登録日時を書き込み、生体情報有効期限506に生体情報の登録時刻にあらかじめ定められた一定の時間を加算した時刻を書き込む(ステップ713)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ714)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0050】
なお、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1303で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。この場合、生体情報登録端末10からの生体情報と携帯電話端末からの生体情報とが一致した場合に、生体情報を登録するため、なりすましによる不正登録を防止できる。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1303で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
(第四実施形態)
図14は、第四実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。第四実施形態による、ユーザ関連情報DB414には、図5に示すデータ(ユーザID501、氏名502、生体情報503、生体情報登録状況504、生体情報登録・更新時刻505、生体情報有効期限506)の他、さらに管理者メールアドレス901、携帯電話端末メールアドレス1201が格納されている。
【0051】
図15は、第四実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。ステップ701−ステップ709の処理は、図7に示す処理と同様であるので、図7を参照し説明する。
【0052】
先ず、ユーザは、ユーザIDが記憶されたIDカードをID読取装置11にかざすなどして、ID読取装置11にユーザIDを読み取らせる。生体情報登録端末10は、ID読取装置11により読取られ、出力されたユーザIDを取得する(ステップS701)。生体情報登録端末10は、このユーザIDを含むID照合要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ702)。
【0053】
管理サーバ13は、受信したユーザIDとユーザ関連情報DB414(図5)に記憶されているユーザID501とを照合する(ステップ703)。管理サーバ13は、照合結果(照合成功)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ704)。なお、上記照合結果が照合不成功を示す場合は、その旨が生体情報登録端末10にネットワーク16を介して送信され、ステップ705以降の処理は行われない。
【0054】
上記照合結果が照合成功を示す場合に、生体情報登録端末10は、生体情報の入力を促す画面を表示装置213に表示する(ステップ705)。ユーザは、例えば指を生体情報読取装置12にかざすなどして、生体情報読取装置12に生体情報(指静脈情報)を読み取らせる。生体情報登録端末10は、生体情報読取装置12により読取られ、出力された生体情報を取得する(ステップ706)。次に、生体情報登録端末10は、この生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ707)。
【0055】
管理サーバ13は、生体情報登録有無の確認要求に含まれる生体情報とユーザ関連情報DB414に記憶されている複数の生体情報503とを順次照合し、該当生体情報の登録有無の確認を行う(ステップ708)。確認の結果、ユーザ関連情報DB414に生体情報が登録されていなければ、管理サーバ13は、生体情報が未登録であることを示す情報(照合結果)をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ709)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の携帯電話端末メールアドレス1201に基づき、生体情報の取得依頼をネットワーク16を介して携帯電話端末1100に送信する(ステップ1501)。
【0056】
携帯電話端末1100は、ユーザの生体情報を取得し(ステップ1502)、この生体情報を含む生体情報登録要求をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1503)。
【0057】
管理サーバ13は、生体情報登録要求に含まれる生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録する(ステップ1504)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504に仮登録フラグを書き込み、生体情報登録・更新時刻505に仮登録した日時を書き込み、生体情報有効期限506に仮登録した生体情報の有効期限を書き込む(ステップ1505)。次に、管理サーバ13は、生体情報を仮登録したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に送信する(ステップ1506)。また、管理サーバ13は、ユーザ関連情報DB414の該当レコードの管理者メールアドレス901に基づき、承認依頼メールをネットワーク16を介して管理者端末15に送信する(ステップ1507)。
【0058】
管理者により承認が行われると、管理者端末15は、承認済みであることを示す情報をネットワーク16を介して管理サーバ13に送信する(ステップ1508)。
【0059】
管理サーバは、ユーザ関連情報DB414の生体情報登録フラグ504の仮登録フラグを登録フラグに変更し、生体情報登録・更新日時505および生体情報有効期限506の情報を更新する(ステップ1509)。最後に、管理サーバ13は、生体情報の登録が完了したことを示す情報をネットワーク16を介して生体情報登録端末10に通知する(ステップ1510)。この通知情報は、生体情報登録端末10の表示装置213に表示される。
【0060】
なお、生体情報の仮登録通知(ステップ1506)および登録完了通知(ステップ1510)は、携帯電話端末1100に対して行うようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に仮登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1504−ステップ1506の処理を行わずに、ステップ1507の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1508の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報をユーザ関連情報DB414の生体情報503に登録するようにしてもよい。また、管理サーバ13は、ステップ707において受信した生体情報をRAM203に一時格納しておき、ステップ1503で生体情報の登録要求を受信すると、一時格納した生体情報と該登録要求に含まれる生体情報とを照合し、照合一致した場合に、ステップ1504−ステップ1506の処理を行わずに、ステップ1507の承認依頼を管理者端末15に送信し、ステップ1508の承認済みを示す情報を受信すると、生体情報を含む生体情報の登録許可を生体情報登録端末10に通知し、生体情報登録端末10が生体情報をIDカードに登録するようにしてもよい。
【0061】
以上説明したように、上記本発明の実施形態によれば、生体情報の登録作業者や被登録者の手間をかけず、容易に生体情報の登録を行える技術を提供することができる。これにより、生体情報を登録する被登録者の数が数千、数万人以上のオーダーかつ、被登録者が国土全体、世界規模に散在する場合において、全ての被登録者を登録作業場所に出向せることなく、または、登録作業者を被登録者がいる場所へ派遣することなしに生体情報を登録することが可能となる。
【0062】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】第一実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。
【図2】第一実施形態による、生体情報登録端末10、管理サーバ13および管理者端末15のハードウェア構成の一例を示す図である。
【図3】第一実施形態による、生体情報登録端末10のHDD205に格納されているプログラムの機能を示す図である。
【図4】第一実施形態による、管理サーバ13のHDD205に格納されているプログラムの機能およびDBを示す図である。
【図5】第一実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示図である。
【図6】第一実施形態による、入退出制御装置14の記憶装置に格納されているプログラムの機能を示す図である。
【図7】第一実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【図8】第一実施形態による、生体認証を行う処理の一例を示すシーケンス図である。
【図9】第二実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。
【図10】第二実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【図11】第三実施形態による、生体情報登録システム1全体の構成を示す図である。
【図12】第三実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。
【図13】第三実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【図14】第四実施形態による、ユーザ関連情報DB414のデータ構成の一例を示す図である。
【図15】第四実施形態による、生体情報の登録処理の一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
【0064】
10・・・生体情報登録端末、11…ID読取装置、12…生体情報読取装置、13…管理サーバ13、14…入退出制御装置、15…管理者端末、16…ネットワーク、1100…携帯電話端末、200…CPU、201…入力I/F、202…出力I/F、203…RAM、204…通信I/F、205…HDD、210…キーボード、211…マウス、212…タッチパッド、213…表示装置、220…計算機、230…プログラム、231…データ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
生体情報登録端末および管理サーバが、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する処理と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項2】
生体情報登録端末、管理サーバおよび管理者端末が、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する処理と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、前記表示装置に表示する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う処理と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項3】
生体情報登録端末、管理サーバおよび携帯電話端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う処理と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項4】
生体情報登録端末、管理サーバ、携帯電話端末および管理者端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う処理と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う処理と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項5】
生体情報登録端末および管理サーバが、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する手段と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項6】
生体情報登録端末、管理サーバおよび管理者端末が、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する手段と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、前記表示装置に表示する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う手段と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項7】
生体情報登録端末、管理サーバおよび携帯電話端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う手段と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項8】
生体情報登録端末、管理サーバ、携帯電話端末および管理者端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う手段と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う手段と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項1】
生体情報登録端末および管理サーバが、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する処理と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項2】
生体情報登録端末、管理サーバおよび管理者端末が、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する処理と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、前記表示装置に表示する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う処理と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項3】
生体情報登録端末、管理サーバおよび携帯電話端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う処理と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項4】
生体情報登録端末、管理サーバ、携帯電話端末および管理者端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムにおける生体情報登録方法であって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する処理と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する処理と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する処理とを実施し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する処理と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する処理と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う処理と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する処理と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する処理と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う処理と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する処理とを実施し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する処理と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する処理とを実施する、
ことを特徴とする生体情報登録方法。
【請求項5】
生体情報登録端末および管理サーバが、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する手段と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項6】
生体情報登録端末、管理サーバおよび管理者端末が、ネットワークを介して接続されて構成される生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
再度、前記生体情報の入力を促す画面を前記表示装置に表示する手段と、
該生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、前記表示装置に表示する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う手段と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項7】
生体情報登録端末、管理サーバおよび携帯電話端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う手段と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報を前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【請求項8】
生体情報登録端末、管理サーバ、携帯電話端末および管理者端末が、ネットワークを介して接続可能に構成された生体情報登録システムであって、
前記生体情報登録端末は、
ユーザIDを取得する手段と、
該ユーザIDを含むユーザID照合要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバからユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して受信する手段と、
生体情報の入力を促す画面を表示装置に表示する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記管理サーバから前記生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して受信し、該情報を前記表示装置に表示する手段とを有し、
前記管理サーバは、
前記生体情報登録端末から前記ユーザID照合要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該ユーザID照合要求に含まれる前記ユーザIDと記憶装置にあらかじめ記憶されているユーザIDとを照合する手段と、
前記ユーザIDの照合結果(照合成功)を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記生体情報登録端末から前記生体情報登録有無の確認要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該確認要求に含まれる前記生体情報が前記記憶装置に登録されているか否かを確認する手段と、
該確認の結果、前記生体情報が未登録の場合、前記生体情報が未登録であることを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記携帯電話端末に前記生体情報の取得依頼を行う手段と、
前記生体情報を含む生体情報登録要求を前記ネットワークを介して受信する手段と、
該生体情報登録要求に含まれる生体情報及び仮登録フラグを前記ユーザIDと対応付けて前記記憶装置に登録する手段と、
前記生体情報の仮登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段と、
前記ネットワークを介して前記管理者端末に承認依頼を行う手段と、
前記管理者端末から承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記仮登録フラグを登録フラグに書き換え、生体情報の登録が完了したことを示す情報を前記ネットワークを介して前記生体情報登録端末に送信する手段とを有し、
前記携帯電話端末は、
前記管理サーバから前記生体情報の取得依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記生体情報を取得し、該生体情報を含む前記生体情報登録要求を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有し、
前記管理者端末は、
前記管理サーバから前記承認依頼を前記ネットワークを介して受信する手段と、
前記承認済みであることを示す情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信する手段とを有する、
ことを特徴とする生体情報登録システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
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【図10】
【図11】
【図12】
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【図14】
【図15】
【公開番号】特開2010−160709(P2010−160709A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−3037(P2009−3037)
【出願日】平成21年1月9日(2009.1.9)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年1月9日(2009.1.9)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】
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