説明

甲状腺受容体アゴニスト

本発明は、式(I)の化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩を提供する。本発明はまた、甲状腺受容体に媒介される状態の治療または予防におけるそのような化合物の使用を提供する。
【化18】


式中、R、R、n、Y、Y’、R、R、W、およびRは明細書に定義した通りである。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物であって、
【化1】

式中、
は、水素、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜8シクロアルキル、およびC3〜8シクロアルキル−C1〜3アルキルから選択され、前記アルキル、アルケニル、またはアルキニル基または基の一部は、ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、およびトリハロメトキシから独立して選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、前記シクロアルキル基または基の一部は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、メトキシ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、トリハロメトキシ、ハロC1〜4アルキル、ジハロC1〜4アルキル、およびトリハロC1〜4アルキルから独立して選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、
はそれぞれ、ハロゲン、メルカプト、ニトロ、シアノ、C1〜4アルコキシ、−CO、−CONHR、−CHO、−SO、−SONHR、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、NHR、およびN(Rから独立して選択され、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、またはアルコキシ基は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4アルコキシ、C1〜4アルキルチオ、メルカプト、ニトロ、シアノ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、およびトリハロメトキシから選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、
nは、0、1、2、または3であり、
YとY’は、一緒になってC(Ra’)=C(Ra’)−であるか、
あるいは、YおよびY’は、酸素、硫黄、および−CH(R)−から独立して選択され、但し、YおよびY’の少なくとも1つは−CH(R)−であり、さらにYおよびY’の1つが酸素または硫黄であるとき、Rは、水素、ハロゲン、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、またはトリフルオロメチルであり、
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、メルカプト、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、C1〜4アルコキシ、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、フルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、およびチオトリフルオロメチルから選択され、
a’は、水素、ハロゲン、メルカプト、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、C1〜4アルコキシ、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、フルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、およびチオトリフルオロメチルから選択され、
およびRは、ハロゲン、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、C1〜4アルコキシ、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、フルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、およびトリフルオロメチルチオから独立して選択され、
Wは、C1〜3アルキレン、C2〜3アルケニレン、C2〜3アルキニレン、N(R)−C1〜3アルキレン、C(O)−C1〜3アルキレン、S−C1〜3アルキレン、O−C1〜3アルキレン、C1〜3アルキレン−O−C1〜3アルキレン、C(O)NH−C1〜3アルキレン、NH(CO)−C0〜3アルキレン、およびC1〜3アルキレンC(O)NH−C1〜3アルキレンから選択され、前記アルキレン、アルケニレン、またはアルキニレン基または基の一部は、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、ハロ、C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ、フェニル、フェニルで置換されたC1〜3アルキル、ハロC1〜3アルキル、ジハロC1〜3アルキル、トリハロC1〜3アルキル、ハロC1〜3アルコキシ、ジハロC1〜3アルコキシ、トリハロC1〜3アルコキシ、および1、2、または3個のハロゲン原子で置換されたフェニルから選択された1または2個の基で場合によって置換されており、
は、水素、ヒドロキシ、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、C1〜4アルコキシ、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、およびトリフルオロメトキシから選択され、
は、−CO、−PO(OR、−PO(OR)NH、−SOOR、−COCO、CONROR、−SONHR、−NHSOc’、−CONHSO、および−SONHCORから選択され、
はそれぞれ、水素、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、およびC2〜4アルキニルから独立して選択され、
c’は、R、C5〜10アリール、およびアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、またはC1〜4アルキルから独立して選択された1、2、または3個の基で置換されたC5〜10アリールから選択され、
但し、同時にn=0、R=R=Br、Y=O、Y’=CH、W=CH−CH、かつR=COHであるとき、Rは、エチルまたは水素でない化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩。
【請求項2】
、R、n、R、R、およびRは、請求項1に定義した通りであり、
YおよびY’は、酸素、硫黄、または−CH(R)−から独立して選択され、但し、YおよびY’の少なくとも1つは−CH(R)−であり、さらにYおよびY’の1つが酸素または硫黄であるとき、Rは、水素、ハロゲン、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、C2〜4アルキニル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルであり、
Wは、C1〜3アルキレン、C2〜3アルケニレン、C2〜3アルキニレン、N(R)−C1〜3アルキレン、C(O)−C1〜3アルキレン、S−C1〜3アルキレン、O−C1〜3アルキレン、C(O)NH−C1〜3アルキレン、およびNH(CO)−C0〜3アルキレンから選択され、前記アルキレン、アルケニレン、またはアルキニレン基または基の一部は、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、ハロ、C1〜3アルキル、C1〜3アルコキシ、ハロC1〜3アルキル、ジハロC1〜3アルキル、トリハロC1〜3アルキル、ハロC1〜3アルコキシ、ジハロC1〜3アルコキシ、およびトリハロC1〜3アルコキシから選択された1または2個の基で場合によって置換されている請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(Ia)の化合物であって、
【化2】

式中、
nは、0、1、2、または3であり、
n=0であり、同時にRおよびRが共にBrであるとき、Rは、メチル、n−プロピル、i−プロピル、シクロブチル、i−ブチル、n−ブチル、t−ブチル、C2〜4アルケニル、およびC3〜6シクロアルキル−C1〜3アルキルから選択され、前記メチル、プロピル、ブチル、アルキル、またはアルケニル基または基の一部は、ハロゲン、メトキシ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、およびトリハロメトキシから独立して選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、前記シクロアルキル基または基の一部は、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、およびトリハロメトキシから独立して選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、
n=0であり、同時にRおよびRが共にBrでないか、あるいはn=1、2、または3であるとき、Rは、水素、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、およびC3〜6シクロアルキル−C1〜3アルキルから選択され、前記アルキルまたはアルケニル基または基の一部は、ハロゲン、メトキシ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、およびトリハロメトキシから独立して選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、前記シクロアルキル基または基の一部は、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、ハロメトキシ、ジハロメトキシ、およびトリハロメトキシから独立して選択された1、2、または3個の基で場合によって置換されており、
はそれぞれ、ハロゲン、C1〜2アルキル、C2〜3アルケニル、C2〜3アルキニル、C1〜2アルコキシ、ハロC1〜2アルキル、ジハロC1〜2アルキル、およびトリハロC1〜2アルキルから独立して選択され、
YとY’は、一緒になってC(Ra’)=C(Ra’)−であるか、
あるいはYは、OまたはSであり、Y’は、−CH(R)−であり、
は、水素、ハロゲン、C1〜2アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、およびトリフルオロメチルから選択され、
a’は、水素、ハロゲン、C1〜2アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、およびトリフルオロメチルから選択され、
およびRは、ハロゲン、C1〜4アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、およびトリフルオロメチルから独立して選択され、
Wは、C1〜3アルキレン、C2〜3アルケニレン、O−C1〜3アルキレン、C1〜3アルキレン−O−C1〜3アルキレン、C(O)−C1〜2アルキレン、C(O)NH−C1〜2アルキレン、およびNH(CO)−C1〜2アルキレンから選択され、アルキレン基または基の一部は、1つまたは複数のハロ基で場合によって置換されており、
は、−CO、−PO(OR、−SOOR、−NHSOc’、−COCO、およびCONRORから選択され、
はそれぞれ、エチル、メチル、および水素から独立して選択され、
c’は、R、フェニル、およびアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、またはメチルから独立して選択された1、2、または3個の基で置換されたフェニルから選択される化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩である請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
式(Ib)の化合物であって、
【化3】

式中、
nは、0、1、2、または3であり、
n=0であり、同時にRおよびRが共にBrであるとき、Rは、メチル、n−プロピル、i−プロピル、シクロブチル、i−ブチル、n−ブチル、t−ブチル、C2〜4アルケニル、およびC3〜6シクロアルキル−C1〜3アルキルから選択され、
n=0であり、同時にRおよびRが共にBrでないか、あるいはn=1、2、または3であるとき、Rは、水素、C1〜4アルキル、C2〜4アルケニル、およびC3〜6シクロアルキル−C1〜3アルキルから選択され、
はそれぞれ、ハロゲン、C1〜2アルキル、C2〜3アルケニル、C2〜3アルキニル、C1〜2アルコキシ、ハロC1〜2アルキル、ジハロC1〜2アルキル、およびトリハロC1〜2アルキルから独立して選択され、
YとY’は、一緒になってC(Ra’)=C(Ra’)−であるか、
あるいはYは、Oであり、Y’は、−CH(R)−であり、
は、水素、ハロゲン、およびC1〜2アルキルから選択され、
a’は、水素、ハロゲン、およびC1〜2アルキルから選択され、
およびRは、ハロゲン、C1〜4アルキル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、およびトリフルオロメチルから独立して選択され、
Wは、C1〜3アルキレン、C2〜3アルケニレン、O−C1〜3アルキレン、C1〜3アルキレン−O−C1〜3アルキレン、C(O)NH−C1〜2アルキレン、およびNH(CO)−C1〜2アルキレンから選択され、アルキレン基または基の一部は、1つまたは複数のハロ基で場合によって置換されており、
は、−COであり、
はそれぞれ、エチル、メチル、および水素から独立して選択される化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩である請求項1から3のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
薬剤として使用するための、請求項1から4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
甲状腺受容体活性に関連する疾患または障害に関連する状態の治療または予防に使用するための、請求項1から4のいずれかに記載の化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩。
【請求項7】
哺乳動物において甲状腺受容体活性に関連する疾患または障害を治療または予防する方法であって、治療上有効量の請求項1または2に定義した式(I)の化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩をその哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項8】
甲状腺受容体活性に関連する疾患または障害を治療または予防する薬剤を製造するための、請求項1から4のいずれかに記載の化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩の使用。
【請求項9】
請求項1から4のいずれかに記載の化合物、あるいは薬剤として許容されるそのエステルまたはアミドの塩、および薬剤として許容されるそのエステル、アミド、または塩の溶媒和物を含む、薬剤として許容されるそのエステル、アミド、溶媒和物、または塩、ならびに薬剤として許容される賦形剤を含む薬剤製剤。
【請求項10】
コレステロール/脂質低下剤、抗高脂血症剤、抗アテローム硬化症剤、抗糖尿病剤、抗骨粗鬆症剤、肥満抑制剤、成長促進剤、抗炎症剤、抗不安剤、抗うつ剤、降圧剤、強心配糖体、食欲抑制剤、骨吸収阻害剤、甲状腺模倣剤、タンパク同化剤、抗腫瘍剤、およびレチノイドから選択された追加の治療剤をさらに含む請求項9に記載の薬剤組成物。
【請求項11】
甲状腺受容体活性に関連する疾患または障害に関連する状態を診断するための診断薬としての標識形態での請求項6に記載の化合物の使用。
【請求項12】
甲状腺ホルモン受容体のリガンドを発見する方法であって、参照化合物として請求項1から4のいずれかに記載の化合物、または標識形態である請求項1から4のいずれかに記載の化合物を使用することを含む方法。
【請求項13】
甲状腺受容体活性に関連する疾患または障害に関連する状態が、(1)高コレステロール血症、異常脂質血症、あるいは血液または組織脂質レベルの不均衡によって発現する他の任意の脂質障害、(2)アテローム性動脈硬化症、(3)心血管系合併症のリスクのある甲状腺機能低下症を有する高齢の対象における補充療法、(4)心血管系合併症のリスクのある無症状甲状腺機能低下症を有する高齢の対象における補充療法、(5)肥満、(6)糖尿病、(7)抑うつ症、(8)骨粗鬆症(特に骨吸収阻害剤との組合せ)、(9)甲状腺腫、(10)甲状腺癌、(11)心血管疾患、またはうっ血性心不全、(12)緑内障、および(13)皮膚障害から選択される、請求項6に記載の化合物、請求項7に記載の方法、請求項8または11に記載の使用、あるいは請求項9または10に記載の薬剤製剤。
【請求項14】
がHでない、請求項1に記載の式(I)の化合物を調製する方法であって、
・式(II)の化合物(式中、R、n、Y’、Y、R、R、W、およびRは請求項1に定義した通り)を、
【化4】

・場合によって還元剤の存在下、式R1’−CHO、またはR1’’−C(O)−R1’’’の化合物(式中、R1’、R1’’、R1’’’は、生成化合物が請求項1に定義したR基を含むように選択される)と反応させ、その後、場合によって請求項1に記載の別の化合物に変換するステップを含む方法。
【請求項15】
が水素である、請求項1に記載の式(I)の化合物を調製する方法であって、
・式(III)の化合物(式中、R、n、Y’、Y、R、R、W、およびRは請求項1に定義した通り)を、
【化5】

・適切な還元剤と反応させ、その後、場合によって請求項1に記載の別の化合物に変換するステップを含む方法。
【請求項16】
追加の治療剤が、アシル補酵素Aコレステロールアシルトランスフェラーゼ(ACAT)阻害剤、ミクロソームトリグリセリド転送タンパク(MTP)阻害剤、コレステロールエステル転送タンパク(CETP)阻害剤、回腸胆汁酸トランスポーター(IBAT)阻害剤、任意のコレステロール吸収阻害剤、3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素A(HMG−CoA)還元酵素阻害剤、スクアレン合成酵素阻害剤、胆汁酸金属イオン封鎖剤、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)アルファアゴニスト、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)デルタアゴニスト、任意のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)ガンマ/デルタデュアルアゴニスト、任意のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)アルファ/デルタデュアルアゴニスト、ニコチン酸またはその誘導体、およびチアゾリジンジオンまたはその誘導体からなる群から選択された抗高脂血症剤である請求項10に記載の薬剤組成物。
【請求項17】
追加の治療剤が、エゼチミブ、シンバスタチン、アトルバスタチン、ロスバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン、フェノフィブラート、ゲムフィブロジル、およびベザフィブラートからなる群から選択された抗高脂血症剤である請求項10に記載の薬剤組成物。
【請求項18】
追加の治療剤が、ビグアナイド、グルコシダーゼ阻害剤、メグリチニド、スルホニル尿素、チアゾリジンジオン、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)アルファアゴニスト、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)ガンマアゴニスト、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)アルファ/ガンマデュアルアゴニスト、ナトリウムグルコースコトランスポーター(SGLT)1、2、または3阻害剤、グリコーゲンホスホリラーゼ阻害剤、aP2阻害剤、グルカゴン様ペプチド1(GLP−1)、ジペプチジルペプチダーゼIV阻害剤、グルココルチコイド(GR)アンタゴニスト、およびインスリンからなる群から選択された抗糖尿病剤である請求項10に記載の薬剤組成物。
【請求項19】
追加の治療剤が、メトホルミン、グリブリド、グリメピリド、グリピリド、グリピジド、クロルプロパミド、グリクラジド、アカルボース、ミグリトール、トログリタゾン、ピオグリタゾン、エングリタゾン、ダルグリタゾン、ロシグリタゾン、およびインスリンからなる群から選択された抗糖尿病剤である請求項10に記載の薬剤組成物。
【請求項20】
追加の治療剤が、aP2阻害剤、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)ガンマアンタゴニスト、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)デルタアゴニスト、ベータ−3アドレナリンアゴニスト、リパーゼ阻害剤、セロトニン再取り込み阻害剤、および食欲抑制剤からなる群から選択される肥満抑制剤である請求項10に記載の薬剤組成物。

【公表番号】特表2007−529567(P2007−529567A)
【公表日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−504342(P2007−504342)
【出願日】平成17年3月22日(2005.3.22)
【国際出願番号】PCT/EP2005/003033
【国際公開番号】WO2005/092317
【国際公開日】平成17年10月6日(2005.10.6)
【出願人】(500561610)カロ バイオ アクチェブラーグ (17)
【Fターム(参考)】