説明

画像出力方法および装置

【課題】装着体を用いずに使用者の視線情報を入力し、入力された視線情報に基づいて出力画像の表示領域を変更することができる画像出力方法および装置を提供する。
【解決手段】表示装置の水平方向に設けられた2台のカメラ31および32により使用者の顔画像を撮影し、画像処理部40により撮影された左右の顔画像に基づいて使用者の視線方向を検出し、この視線方向に基づいて使用者が注目する表示画面50の位置を検出する。ゲーム機本体10により画像処理部40により検出された位置に表示された出力画像の対象物を検出し、この対象物に基づいて出力画像の表示領域を変更する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に表示される出力画像の表示領域を変更する画像出力方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、表示装置に表示される出力画像の表示領域を変更するゲーム機が知られている。
このような出力画像の表示領域を変更する方法としては、ユーザの操作情報に基づいて行う方法と、ゲームの進行に応じて自動的に行う方法とがあった。
ユーザの操作情報に基づいて出力画像の表示領域を変更する方法では、コントローラ(入力装置)の操作が複雑になってユーザに負担がかかるとともに、他の操作と組み合わせるのが困難だった。
一方、ゲームの進行に応じて出力画像の表示領域を変更する方法では、ユーザが見たい領域が無視されるので、ユーザに不満がつのるといった問題があった。
【0003】
そこで、ユーザの頭部に表示領域制御機能付き装着体を装着し、この装着体によりユーザの視線を検出し、検出された視線に基づいて出力画像の表示領域を変化させるゲーム機が開示されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−288250号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のゲーム機では、視線の動きに追従して出力画像の表示領域を変えると、視線の動きが速くかつ複雑なため、不自然な見づらい映像になってしまうといった問題があった。例えば、視線の動きにキャラクタを追従させると、キャラクタとともに背景が様々な方向に頻繁に移動してしまい、落ち着かない映像となってしまう。
また、上記特許文献1のゲーム機では、装着体を装着しなければならないため、ユーザの頭部に負担がかかり、その快適性に問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、装着体を用いずに使用者の視線情報を入力し、入力された視線情報に基づいて出力画像の表示領域を変更することができる画像出力方法および装置を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の画像出力方法は、表示装置に表示される出力画像の表示領域を変更する画像出力方法であって、前記表示装置の水平方向の両側に設けられた2台のカメラにより前記表示装置を見る使用者の顔画像を撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップで撮影された顔画像に基づいて前記使用者の視線方向を検出する視線方向検出ステップと、前記視線方向検出ステップで検出された視線方向に基づいて前記使用者が注目する前記表示装置の表示画面の位置を検出する注目位置検出ステップと、前記注目位置検出ステップで検出された位置に表示された前記出力画像の対象物を検出する対象物検出ステップと、前記対象物検出ステップで検出された対象物に基づいて前記出力画像の表示領域を変更する表示領域変更ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の画像出力装置は、表示装置に表示される出力画像の表示領域を変更する画像出力装置であって、前記表示装置の水平方向の両側に設けられ、前記表示装置を見る使用者の顔画像を撮影する2台のカメラと、前記2台のカメラにより撮影された顔画像に基づいて前記使用者の視線方向を検出する視線方向検出手段と、前記視線方向検出手段により検出された視線方向に基づいて前記使用者が注目する前記表示装置の表示画面の位置を検出する注目位置検出手段と、前記注目位置検出手段により検出された位置に表示された前記出力画像の対象物を検出する対象物検出手段と、前記対象物検出手段により検出された対象物に基づいて前記出力画像の表示領域を変更する表示領域変更手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、2台のカメラにより撮影された使用者の顔画像に基づいて使用者の視線方向を検出し、この視線方向に基づいて使用者が注目する表示画面の位置を検出し、この位置に表示された出力画像の対象物を検出し、この対象物に基づいて出力画像の表示領域を変更する。
このため、使用者が注目する対象物に基づいて出力画像の表示領域を変化させることができるので、対象物の移動速度を最適に制御して出力画像の表示領域を変化させることができる。したがって、自然な動きの画像を出力し、従来のような使用者のストレスを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
上記目的を達成するため、表示装置の水平方向に設けられた2台のカメラにより使用者の顔画像を撮影し、撮影された顔画像に基づいて使用者の視線方向を検出する。次に、この視線方向に基づいて使用者が注目する表示画面の位置を検出する。次に、この位置に表示された出力画像の対象物を検出し、この対象物に基づいて出力画像の表示領域を変更する。
例えば、対象物が画面の中央に位置するように出力画像の表示領域を変更する。また、対象物が移動するときには、その動きの方向および大きさ(速さ)を検出し、これらを考慮して出力画像の表示領域を変更する。
なお、対象物がステータス情報のような画面に固定される情報や、移動にふさわしくない物の場合には、出力画像の表示領域は変更しないようにする。
【実施例1】
【0009】
以下、本発明の画像出力方法および装置について図面を参照して説明する。
実施例1は、本発明の画像出力装置を適用したゲーム機を例に説明する。
図1は、実施例1のゲーム機の構成を示す図である。
図1に示すように、実施例1のゲーム機は、テレビ受像機にゲームコンテンツを出力するものであり、本体10、コントローラ20、カメラ31、カメラ32および画像処理部40を備える。
【0010】
コントローラ20は、図示しない操作キー等を有し、ユーザの操作情報を入力する。本体10は、ゲームプログラムを実行して映像および音声を含むビデオ信号をテレビ受像機に出力する。
カメラ31および32は、テレビ受像機の表示画面50の水平方向の両側に取り付けられ、テレビ受像機の表示画面50の水平方向の略中央の手前に位置するユーザ中の顔Aを撮影する。カメラ31は、ユーザの左側からの顔Aを撮影し、カメラ32は、ユーザ右側からの顔Aを撮影することになる。
なお、本発明で用いる視線検出手段および装置は2台のカメラに限定されるものではない。
【0011】
図2は、図1に示される画像処理部40およびゲーム機本体10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像処理部40は、カメラ31および32により撮影された画像を取得し、取得された画像に基づいてユーザが注目するテレビ受像機の表示画面50の位置を検出するものであり、画像取得部41、顔検出部42、顔方向検出部43、目検出部44、視線方向検出部45および注目位置検出部46を備える。
【0012】
画像取得部41は、カメラ31および32により撮影された左右の画像を取得する。顔検出部42は、画像取得部41により取得されたカメラ31および32(左右)の画像に基づいてそれぞれのユーザの顔を検出する。顔方向検出部43は、顔検出部42により検出された左右の顔に基づいて顔の向きを検出する。目検出部44は、顔検出部42により検出された左右の顔に基づいて左右の顔のそれぞれの眼球(白目)および虹彩(黒目)を検出する。
視線方向検出部45は、顔方向検出部43により検出された顔方向および目検出部44により検出された左右の顔のそれぞれの眼球および虹彩に基づいてユーザの視線方向を検出する。注目位置検出部46は、視線方向検出部45により検出された視線方向に基づいてユーザが注目するテレビ受像機の表示画面50における注目位置を検出する。
【0013】
本体10は、対象物検出部51、注目対象物検出部52、注目対象物選択部53、属性検出部54、動きベクトル検出部55および表示領域変更部56を備える。
対象物検出部51は、注目位置検出部46により検出された注目位置に基づいて出力画像の対象物を検出する。ここで、対象物とは、ゲームに登場する人物等のキャラククタや、キャラクタの背景の物や、ゲームのステータスを表示する表示領域などをいう。
注目対象物検出部52は、対象物検出部51により検出された対象物が表示画面50の第1の所定時間以上(所定フレーム数以上)継続して検出された場合、この対象物を注目対象物として検出する。
注目対象物選択部53は、注目対象物検出部52により検出された注目対象物の中から第1の所定時間より長い第2の所定時間内に最も注目時間の長い注目対象物を選択する。
【0014】
ユーザは、表示画面50に表示される出力画像の複数の点に一瞬だけ注目する場合がある。このような場合、その点の対象物を注目対象物として検出して出力画像の表示領域を変更すると、様々な方向に頻繁に出力画像の表示領域が変更されてしまい落ち着きの無い映像が表示されてしまう。表示画面50に表示される出力画像の表示領域は、ユーザにとって顔の向きに相当する。ユーザの視線の動きに応じて表示領域を変更すると、ユーザは顔の向きが変わったように錯覚してしまう。
このような不自然な表示領域の変更を防止するため、対象物検出部51により検出された対象物が一定時間継続して検出されるかどうかを注目対象物検出部52よりに判定し、さらに、注目対象物検出部52により認識された注目対象物の中から最も注目時間の長い注目対象物を注目対象物選択部53により選択する。
【0015】
注目対象物属性検出部54は、実行されるゲームプログラムに含まれる対象物の属性情報に基づいて注目対象物選択部53により選択された注目対象物の属性情報を検出する。この属性情報は、例えば、キャラククタのように自由な方向に自由な大きさで移動させてもよい物や、背景のように移動させてもよいが動きの方向が制限される物、ステータス表示のように表示位置が固定される物などがある。このような対象物の属性情報により表示領域の変更方法が制限される。
動きベクトル検出部55は、注目対象物属性検出部54により検出された属性情報が移動させてもよい物であった場合、出力画像に基づいてその対象物の動きベクトル(動きの方向および大きさ)を検出する。
表示領域変更部56は、注目対象物属性検出部54により検出された対象物の属性情報よび動きベクトル検出部55により検出された対象物の動きベクトルに基づいて出力画像の表示領域を変更する。表示領域変更部56は、対象物に基づいてゆっくりとした自然な動きで表示領域を変更する。
【0016】
図3は、実施例1のゲーム機の動作を示すフローチャートである。
ゲームが開始されると、2台のカメラ31および32によりユーザの左右の顔が撮影され、画像取得部41により左右の顔の画像が取得される(ステップS1)。次に、顔検出部42により、画像取得部41により取得された左右の画像に基づいてそれぞれの左右それぞれのユーザの顔が検出される(ステップS2)。
次に、顔方向検出部43により、顔検出部42により検出された左右の顔に基づいて顔の向きが検出される(ステップS3)。同時に、目検出部44により、顔検出部42により検出された左右の顔に基づいて左右それぞれの眼球および虹彩が検出される(ステップS4)。
次に、視線方向検出部45により、顔方向検出部43により検出された顔方向および目検出部44により検出された左右の顔のそれぞれの眼球および虹彩に基づいて顔の視線の方向が検出される(ステップS5)。次に、注目位置検出部46により、視線方向検出部45により検出された視線方向に基づいてユーザが注目するテレビ受像機の表示画面50における注目位置が検出される(ステップS6)。
【0017】
次に、対象物検出部51により、視線方向検出部45により検出された視線方向に基づいて表示画面50に表示された出力画像の対象物が検出される(ステップS7)。
次に、注目対象物検出部52により、対象物検出部51により検出された対象物の継続検出時間がカウントされ、第1の所定時間以上カウントされた場合、その対象物が注目対象物として検出される(ステップS8)。
次に、注目対象物選択部53により、注目対象物検出部52により検出された注目対象物の中から第2の所定時間内に最も注目時間の長い注目対象物が選択される(ステップS9)。
次に、注目対象物属性検出部54により、注目対象物選択部53により選択された注目対象物の属性が検出される(ステップS10)。
ここで、注目対象物属性検出部54により対象物の属性が動く物として検出された場合、動きベクトル検出部55によりその対象物の動きベクトルが検出される(ステップS11)。
次に、表示領域変更部56により、注目対象物属性検出部54により属性が検出された対象物および動きベクトル検出部55により検出された動きベクトルに基づいて出力画像の表示領域が変更される(ステップS12)。
【0018】
図4は、出力画像の表示領域の変更方法の一例を示す図である。
図4(A)に示すように、窓OBJ3のある背景の下方に位置する台OBJ2の上に人物OBJ1が矢印A方向に歩いている場面を想定する。ここで、ABCは、ゲームのステータス情報OBJ4を意味する。
図4(A)中、人物OBJ1は、自由は方向に自由な大きさで移動可能な対象物である。台OBJ2および窓OBJ3は、上下方向の移動が禁止された移動可能な対象物である。ステータス情報OBJ4は、固定された対象物である。注目対象物を×印で表す。
【0019】
図4(B)は、注目対象物OBJ1が画面中央に位置するように出力画像の表示領域を変更する例である。
図4(C)は、注目対象物OBJ1の動きベクトルを検出し、検出された動きベクトルに基づいて出力画像の表示領域を変更する例である。この場合、注目対象物OBJ1が画面中央から移動方向の反対側に少しずれた位置に注目対象物OBJ1を移動するように出力画像の表示領域を変更すると、ユーザにとって見やすい自然な映像となる。
図4(D)は、ステータス情報OBJ4が注目対象物として検出された例である。この場合、注目対象物OBJ4は固定された対象物であるため、出力画像の表示領域が変更されない。
なお、表示領域変更処理は表示する位置の変更処理に限られるものではない。例えば、注目対象物検出部52において検出された注目対象の分布範囲に応じてズームイン・ズームアウトなど大きさを変更する処理を行う。
また、本発明の表示領域変更処理は2次元空間の表示領域変更に限られるものではない。3次元空間における視線や視点の変更処理も含まれる。
【0020】
このように実施例1によれば、2台のカメラ31および32により撮影された画像に基づいてユーザの視線方向を検出し、この視線方向に基づいてテレビ受像機の表示画面50の注目位置を検出し、この注目位置の対象物に基づいて出力画像の表示領域を変更するので、表示領域の変更をユーザに意識させることなく自然な動きで行うことができる。また、ユーザは、装着体を装着する煩わしさもなく、快適にゲームを行うことができる。
【0021】
なお、本発明の注目対象物検出部52における注目対象物の検出の際に、対象物検出部51により検出された対象物情報にユーザの操作情報やゲームの進行情報を組み合わせてもよい。
また、本発明の注目対象物選択部53における注目対象物の選択の際に、注目対象物検出部52により検出された注目対象物情報にユーザの操作情報やゲームの進行情報を組み合わせてもよい。
また、本発明の表示領域変更部56に従来のユーザの操作情報やゲームの進行情報を用いた従来の出力画像の表示領域の変更方法と組み合わせてもよい。
また、本発明の画像出力方法および装置は、ゲーム機に限り適用されるものではない。例えば、展示場などで表示装置にシミュレーション情報を表示する場合などに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】実施例1のゲーム機の構成を示す図である。
【図2】図1に示される画像処理部40および本体10の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例1のゲーム機の動作を示すフローチャートである。
【図4】出力画像の表示領域の変更方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0023】
10……ゲーム機本体、20……コントローラ、31および32……カメラ、40……画像処理部、41……画像取得部、42……顔検出部、43……顔方向検出部、44……目検出部、45……視線方向検出部、46……注目位置検出部、51……対象物検出部、52……注目対象物検出部、53……注目対象物選択部、54……注目対象物属性検出部、55……動きベクトル検出部、56……表示領域変更部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示装置に表示される出力画像の表示領域を変更する画像出力方法であって、
前記表示装置の水平方向の両側に設けられた2台のカメラにより前記表示装置を見る使用者の顔画像を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップで撮影された顔画像に基づいて前記使用者の視線方向を検出する視線方向検出ステップと、
前記視線方向検出ステップで検出された視線方向に基づいて前記使用者が注目する前記表示装置の表示画面の位置を検出する注目位置検出ステップと、
前記注目位置検出ステップで検出された位置に表示された前記出力画像の対象物を検出する対象物検出ステップと、
前記対象物検出ステップで検出された対象物に基づいて前記出力画像の表示領域を変更する表示領域変更ステップと、
を含むことを特徴とする画像出力方法。
【請求項2】
前記表示領域変更ステップは、前記対象物検出ステップで検出された対象物が前記表示画面の中央に位置するように前記出力画像の表示領域を変更することを特徴とする請求項1記載の画像出力方法。
【請求項3】
前記出力画像は、動画像であり、
前記表示領域変更ステップは、
前記動画像に基づいて前記対象物検出ステップで検出された対象物の移動の方向および大きさを検出する動き検出ステップを含み、
前記動き検出ステップで検出された対象物の移動の方向および大きさに基づいて前記出力画像の表示領域を変更することを特徴とする請求項3記載の画像出力方法。
【請求項4】
表示装置に表示される出力画像の表示領域を変更する画像出力装置であって、
前記表示装置の水平方向の両側に設けられ、前記表示装置を見る使用者の顔画像を撮影する2台のカメラと、
前記2台のカメラにより撮影された顔画像に基づいて前記使用者の視線方向を検出する視線方向検出手段と、
前記視線方向検出手段により検出された視線方向に基づいて前記使用者が注目する前記表示装置の表示画面の位置を検出する注目位置検出手段と、
前記注目位置検出手段により検出された位置に表示された前記出力画像の対象物を検出する対象物検出手段と、
前記対象物検出手段により検出された対象物に基づいて前記出力画像の表示領域を変更する表示領域変更手段と、
を備えたことを特徴とする画像出力装置。
【請求項5】
前記表示領域変更手段は、前記対象物検出手段により検出された対象物が前記表示画面の中央になるように前記視野を変化させることを特徴とする請求項5記載の画像出力装置。
【請求項6】
前記出力画像は、動画像であり、
前記表示領域変更手段は、前記動画像に基づいて前記対象物検出手段により検出された前記対象物の移動方向を検出する移動方向検出手段を有し、
前記移動方向検出手段により検出された前記移動方向に基づいて前記表示領域を変更することを特徴とする請求項4記載の画像出力方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−202181(P2006−202181A)
【公開日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−15185(P2005−15185)
【出願日】平成17年1月24日(2005.1.24)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】