説明

画像形成装置

【課題】シート処理装置が使用できない場合でもシート処理装置を取り外すことなく画像形成動作を行うことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体1の側方に画像形成装置本体1から排出されるシートSを処理するシート処理装置3を接離可能に接続する。そして、画像形成装置本体1からシート処理装置3を離間させたときには、画像形成装置本体1から排出されるシートを、画像形成装置本体1とシート処理装置3との間で補助シート積載部20に積載するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特に装置本体の側方にシート処理装置を接離可能に接続したものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置においては、例えば画像形成装置本体から排出される画像形成済みのシートを順次取り込んだ後、シートに対してステイプル等の処理を行うシート処理装置を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図10は、このような従来のシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の概略構成を示す図である。この複写機100は、装置本体101と、装置本体101の側方に接離可能に接続されたシート処理装置119とで構成されている。装置本体101の上部には、原稿給送装置102が装備され、装置本体101内部には画像読取部103及び感光体ドラム114等を備えた画像形成部104が設けられている。
【0004】
そして、画像を形成する際は、原稿給送装置102により搬送された原稿Dを画像読取部103により読み取り、読み取ったデータに基づいて画像形成部104の感光体ドラム114上にトナー像が形成するようにしている。
【0005】
また、このトナー像形成動作に伴ってカセット115に積載された紙あるいは、プラスチックフィルム等のシートが、記録開始信号に応じてカセット115から送り出されて感光体ドラム114と転写器116との間に進入する。
【0006】
そして、転写器116によって感光体ドラム114上のトナー像がシートに転写され、この後、トナー像が転写されたシートは定着器117を通過する間に定着器117の加熱加圧によってトナー像が定着される。さらに、この後、定着器117でトナー像が定着されたシートは、排紙口120から外部(シート処理装置119側)に排出される。
【0007】
一方、シート処理装置119は装置本体101から排出されたシートを受入口121から順に取り込み、取り込んだシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束をステイプルで綴じるステイプル処理、パンチ処理、ソート処理等の処理を行う。
【0008】
【特許文献1】特開2004−269158号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、このような従来のシート処理装置を備えた画像形成装置においては、例えばシート処理装置119が故障した場合、修理のため装置本体101からシート処理装置119を離間させる必要がある。
【0010】
ここで、シート処理装置119が故障しても画像形成動作を行う必要がある場合には、装置本体101からシート処理装置119を取り外した後、予備の排紙トレイを取り付け、この予備の排紙トレイにシートを排出するようにしている。また、この他、シートのサイズや材質等によってはシート処理装置を通過させることができない場合が有り、この場合にも装置本体からシート処理装置を取り外した後、予備の排紙トレイを取り付けるようにしている。
【0011】
しかし、このように装置本体からシート処理装置を取り外すには手間がかかるばかりでなく、元の状態に復帰させるのにも手間がかかる。つまり、故障やシートのサイズや材質等の理由により、シート処理装置が使用できない場合には、画像形成動作を行うためにはシート処理装置を装置本体から完全に取り外さなければならず、手間がかかる。
【0012】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シート処理装置が使用できない場合でもシート処理装置を取り外すことなく画像形成動作を行うことのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に接離可能に接続され、該画像形成装置本体から排出されるシートを処理するシート処理装置とを備えた画像形成装置において、前記画像形成装置本体から前記シート処理装置を離間させたとき、前記画像形成装置本体と前記シート処理装置との間で前記画像形成装置本体から排出されるシートを積載するための補助シート積載部を備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明のように、シート処理装置を離間させたときには、画像形成装置本体から排出されるシートを画像形成装置本体とシート処理装置との間で補助シート積載部に積載するようにする。これにより、シート処理装置を取り外すことなく画像形成動作を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図であり、図1において、1Aはカラー画像が形成可能な画像形成装置、1は画像形成装置本体(以下、装置本体という)、3はシート処理装置であるフィニッシャである。また、2は装置本体1の上面に略水平に設置された中継搬送装置であり、この中継搬送装置2により、装置本体1にて画像が形成された後のシートはシート処理装置3に搬送されるようになっている。
【0017】
ここで、装置本体1は、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する平行に配置された画像形成ユニット7a〜7dと、画像形成ユニット7a〜7dの下部に、これを縦断する態様で配置された転写ベルト8と備えている。
【0018】
そして、このように構成された装置本体1において画像を形成する場合には、まず画像形成ユニット7a〜7dに設けられた感光体ドラム71にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。次に、このように感光体ドラム上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を転写ベルト8に順次転写することにより転写ベルト上にカラー画像が形成される。
【0019】
一方、このようなトナー像形成動作に並行してシートSが、カセット5からピックアップローラ6により1枚ずつ送り出され、この後、2次転写ローラ81と転写ベルト8で構成される2次転写部に搬送される。そして、この2次転写部を通過する際、シート上に転写ベルト8上に形成されたカラー画像が転写される。
【0020】
次に、カラー画像が転写されたシートSは、定着器9に搬送され、そこで熱及び圧力を受けることにより、シート上にカラー画像が定着され、この後、定着器9の下流に設けられた排紙部10によって排出される。
【0021】
そして、このように排紙部10により排出されたシートSは、中継搬送装置2に設けられた複数の搬送ローラ対12,13,14により装置本体上方を搬送され、装置側面に接続されたシート処理装置3内に搬送される。この後、シートSは、シート処理装置3内において、ステイプル処理、パンチ処理、ソート処理等の処理がなされ、このような処理の後、シート処理装置3に設置された排紙トレイ11a,11b,11cへ排出される。
【0022】
ところで、本実施に形態において、シート処理装置3は、装置本体1にシート排出方向に接離可能に接続されており、中継搬送装置2とシート処理装置3との間でシートのジャムが起こった際にはシート処理装置3を装置本体1から離間させるようにしている。
【0023】
また、このシート処理装置3の装置本体1に対する接離方向の移動は、シート排出方向と直交する幅方向に平行に設けられた2本のガイドレール21によりガイドされるようになっている。なお、このガイドレール21は、その一端が装置本体1に固定され、他端がシート処理装置内にスライド可能に保持されている。
【0024】
ガイドレール21の固定端をシート処理装置側としてもよいが、装置本体1内をスライド可能とした場合、装置本体1内の画像形成部を始めとする構成部品の配置に影響を及ぼす虞があるため、シート処理装置内をスライド可能とするのが好ましい。
【0025】
ここで、中継搬送装置2とシート処理装置3との間でシートのジャムが起こった際、シート処理装置3を離間方向に移動させると、図2に示すようにシート処理装置3は、格納されたガイドレール21を露出させながら移動するようになっている。そして、このようにシート処理装置3をガイドレール21によりガイドさせながら所定位置にまで移動させた後、ジャムシートの処理を行うようにしている。
【0026】
なお、幅方向に配された2本のガイドレール21には、図3に示すように2本のガイドレール21に設けられたヒンジ20aを介して予備シート積載部である予備の排紙トレイ20が回動(起伏)可能に設けられている。そして、例えばシート処理装置3が故障した場合や、シート処理装置3で非対応のシートに画像形成を行いたい場合には、この予備の排紙トレイ20を図1に示される姿勢から図2、図3の(a)に示すように手動により起こし、シート積載位置にセットする。
【0027】
なお、本実施の形態においては、図3の(b)に示すように予備の排紙トレイ20のヒンジ付近には予備の排紙トレイ20の位置を保持するためロック部22が備えられている。そして、排紙トレイ20を使用する際は、手動により排紙トレイ20を起こすと、排紙トレイ20は、このロック部22により装置本体1から排出されるシートを積載する位置に保持されるようになっている。
【0028】
なお、この予備の排紙トレイ20及びガイドレール21は通常、中継搬送装置2からシート処理装置3へのシートの受け渡しを妨げないよう中継搬送装置2のシート排出口2aと、シート処理装置3受入口3aとを結ぶ直線より下方に配置されている。
【0029】
そして、このように予備の排紙トレイ20を起こすことにより、この後、画像形成動作が行われてシートが排出されると、シートは、このシート処理装置3の離間方向上流側に位置する予備の排紙トレイ20に排出積載されるようになる。
【0030】
このように、本実施の形態においては、シート処理装置3を装置本体1から離間させたとき、装置本体1から排出されるシートをシート処理装置3と装置本体1との間で排紙トレイ20に積載するようにしている。これにより、故障やシートのサイズや材質等の理由により、シート処理装置3が使用できない場合でも、シート処理装置3を取り外すことなくシート処理装置3を離間するといった簡単な動作で画像形成動作を行うことができる。
【0031】
なお、予備の排紙トレイ20をバネで上方に付勢すると共に、図4に示すように移動手段としてリンク機構23を設けるようにしても良い。そして、リンク機構23により、シート処理装置3の離間及び接続動作と連動して予備の排紙トレイ20を排出されるシートを積載する位置、或はガイドレール21と共にシート処理装置内部に収納可能となる位置まで移動させるようにしても良い。
【0032】
また、本実施の形態において排紙トレイ20のヒンジ20aを2本のガイドレール21に設けた構成について説明したが、装置本体1、あるいはシート処理装置3に直接設けるようにしてもよい。さらに、ガイドレール21の、シート処理装置3を離間させたとき装置本体1から排出されるシートを積載する位置に、予備の排紙トレイ20を取り付けるように構成しても良い。
【0033】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0034】
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。なお、図5において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0035】
図5において、13は装置本体1の上部に設けられた画像読取部であり、画像を形成する場合には、まず画像読取部13により原稿画像を読み取るようにする。そして、読み取った原稿画像に基づき画像形成ユニット7a〜7dに設けられた感光体ドラム71にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。
【0036】
そして、このように感光体ドラム上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を転写ベルト8に順次転写することにより転写ベルト上にカラー画像が形成される。
【0037】
一方、このようなトナー像形成動作に並行してシートSが、カセット5からピックアップローラ6により1枚ずつ送り出され、この後、2次転写ローラ81と転写ベルト8で構成される2次転写部に搬送される。そして、この2次転写部を通過する際、シート上に転写ベルト8上に形成されたカラー画像が転写される。
【0038】
次に、このようにカラー画像が転写されたシートSは、定着器9に搬送され、そこで熱及び圧力を受けることにより、シート上にカラー画像が定着され、この後、定着器9の下流に設けられた排紙部10によって排出される。
【0039】
次に、このように排紙部10により排出されたシートSは、装置本体側面に接続されたシート処理装置3内に受け入れられ、ステイプル処理、パンチ処理、ソート処理等の処理がなされる。そして、このような処理が行われた後、シート処理装置3に設置された排紙トレイ11へ排出される。
【0040】
また、このシート処理装置3の装置本体1に対する接離方向の移動は、ガイドレール21によりガイドされるようになっている。なお、このガイドレール21は、その一端が装置本体1に固定され、他端がシート処理装置内にスライド可能に保持されている。
【0041】
ここで、装置本体1とシート処理装置3との間でシートのジャムが起こった際、シート処理装置3を離間方向に移動させると、図6に示すようにシート処理装置3は、格納されたガイドレール21を露出させながら移動するようになっている。そして、このようにシート処理装置3をガイドレール21によりガイドさせながら所定位置にまで移動させた後、ジャムシートの処理を行うようにしている。
【0042】
ところで、図5において、22は装置本体1とシート処理装置3との間に位置している予備の排紙トレイであり、この予備の排紙トレイ22は通常、装置本体1からシート処理装置3へのシートの受け渡しを妨げないような位置に配置されている。
【0043】
一方、例えばシート処理装置3が故障した場合や、シート処理装置3で非対応のシートに画像形成を行いたい場合には、この予備シート積載部である予備の排紙トレイ22を図6に示すように手動により倒すようにしている。
【0044】
そして、このように予備の排紙トレイ22を倒すことにより、この後、画像形成動作が行われてシートが排出されると、このシートはシート処理装置3の離間方向上流側で予備の排紙トレイ22に排出積載されるようになる。
【0045】
このように、本実施の形態においては、シート処理装置3を装置本体1から離間させたとき、排紙トレイ22を倒して装置本体1から排出されるシートをシート処理装置3と装置本体1との間で排紙トレイ22に積載するようにしている。これにより、故障やシートのサイズや材質等の理由により、シート処理装置3が使用できない場合でも、シート処理装置3を取り外すことなくシート処理装置3を離間するといった簡単な動作で画像形成動作を行うことができる。
【0046】
なお、予備の排紙トレイ22は装置本体1とシート処理装置3との間に位置しているため、定着器9で発生する熱を遮断する効果も得られる。さらに、この排紙トレイ22に不図示の断熱材を設けることにより、さらなる熱の遮断効果を得ることが可能となる。
【0047】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0048】
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。なお、図7において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0049】
図7において、24は一端が装置本体1に固定され、他端がシート処理装置内にスライド可能に保持されているガイドレールである。そして、シート処理装置3を離間方向に移動させると、図8に示すようにシート処理装置3は、格納されたガイドレール24を露出させながら移動するようになっている。
【0050】
ここで、本実施の形態において、このガイドレール24は、図9に示すように幅方向に例えば3本設けられている。そして、この3本のガイドレール24a,24b,24cのうち、前後のガイドレール24a,24cは、例えばA4縦のシートの側端をそれぞれ支持する位置に、中央のガイドレール24bはシートの中央部を支持する位置に配置されている。
【0051】
これにより、この後、例えば画像形成動作を行い、中継搬送ユニット2からシートが排出されると、シートは、予備シート積載部を構成する3本のガイドレール24a,24b,24c上に直接排出積載されるようになる。
【0052】
図8及び図9において、25(25a,25b,25c)は、ガイドレール24a,24b,24cのシート処理装置側に突設されたストッパである。そして、このストッパ25a,25b,25cにより、中継搬送ユニット2から排出されたシートの先端を押えることにより、排出されたシートがガイドレール24a,24b,24cからシート処理装置3へ入り込むのを防ぐようにしている。なお、前後のガイドレール24a,24cの外側端部にリブを突設するようにすれば、前後のガイドレール24a,24cの側方からシートが落下しないようにすることができる。
【0053】
このように、本実施の形態においては、シート処理装置3を装置本体1から離間させたとき、中継搬送ユニット2から排出されるシートをシート処理装置3と装置本体1との間方で3本のガイドレール24a,24b,24cに積載するようにしている。これにより、故障やシートのサイズや材質等の理由により、シート処理装置3が使用できない場合でも、シート処理装置3を取り外すことなくシート処理装置3を離間するといった簡単な動作で画像形成動作を行うことができる。
【0054】
本実施の形態においては、3本のガイドレールにより構成された予備シート積載部について説明したが、3本のガイドレールに限るものではないことは言うまでもない。また、ガイドレールの形状を工夫すれば、上面にシートを積載することが可能な平坦な面を形成することも可能である。
【0055】
以上の説明において、シート処理装置が画像形成装置本体の側方に離設可能に取り付けられた構成を用いたが、本発明はシート処理装置が画像形成装置本体の上方に接離可能に取り付けられた構成においても有効である。
【0056】
また、シート処理装置がレールにガイドされて接離可能な構成に限らず、例えば、シート処理装置が画像形成装置本体にヒンジで取り付けられ、画像形成装置本体に対して回動して接離可能な構成においても本発明は有効である。シート処理装置が回動することによって画像形成装置本体に設けられた予備シート積載部の設置スペースが確保でき、かつ回動後のシート処理装置の姿勢が保持できれば、回動方向は限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。
【図2】上記画像形成装置に設けられたシート処理装置を装置本体から離間させたときの状態を示す図。
【図3】上記画像形成装置に設けられた排紙トレイの構成を説明する図。
【図4】上記画像形成装置に設けられた排紙トレイの他の構成を説明する図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。
【図6】上記画像形成装置に設けられたシート処理装置を装置本体から離間させたときの状態を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。
【図8】上記画像形成装置に設けられたシート処理装置を装置本体から離間させたときの状態を示す図。
【図9】上記画像形成装置に設けられたシート処理装置を装置本体から離間させたときの状態を示す平面図。
【図10】従来のシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の概略構成を示す図。
【符号の説明】
【0058】
1A 画像形成装置
1 画像形成装置本体
3 フィニッシャ
2 中継搬送装置
21 ガイドレール
20 予備の排紙トレイ
23 リンク機構
13 画像読取部
22 予備の排紙トレイ
24 ガイドレール
25 ストッパ
S シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に接離可能に接続され、該画像形成装置本体から排出されるシートを処理するシート処理装置とを備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置本体から前記シート処理装置を離間させたとき、前記画像形成装置本体と前記シート処理装置との間で前記画像形成装置本体から排出されるシートを積載するための補助シート積載部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記シート処理装置の前記画像形成装置本体に対する接離方向の移動をガイドすると共に、一端が前記画像形成装置本体と前記シート処理装置のいずれか一方に固定され、他端が他方の内部にスライド可能に保持され、かつ前記シート処理装置の離間方向の移動に伴って露出するガイドレールを備え、
前記補助シート積載部は、前記ガイドレールの、前記シート処理装置を離間させたとき前記画像形成装置本体から排出されるシートを積載する位置に設置される排紙トレイであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記シート処理装置の離間方向の移動に連動して前記排紙トレイを前記画像形成装置本体から排出されるシートを積載する位置に移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シート処理装置の前記画像形成装置本体に対する接離方向の移動をガイドすると共に、一端が前記画像形成装置本体と前記シート処理装置のいずれか一方に固定され、他端が他方の内部にスライド可能に保持され、かつ前記シート処理装置の離間方向の移動に伴って露出するガイドレールを備え、
前記補助シート積載部は、前記露出するガイドレールにより構成されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ガイドレールの上面にシート処理装置側へのシートの移動を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記補助シート積載部は、前記画像形成装置本体の側壁面に回動可能に設けられ、前記シート処理装置を離間させたとき、シートを積載する位置に移動可能な排紙トレイであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記排紙トレイに断熱材を取り付けたことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−206159(P2007−206159A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−22281(P2006−22281)
【出願日】平成18年1月31日(2006.1.31)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】