説明

画像表示装置

【課題】 操作スイッチの操作性を向上させる・
【解決手段】 外部メモリ17には、スイッチ表示毎に操作信号と次に表示画面に表示する表示内容との対応関係がキー情報として記憶されており、制御装置21は、操作スイッチの操作に応じた操作信号を取得し、取得した操作信号および外部メモリ17にキー情報として記憶された対応関係に基づいて、次に表示画面に表示する表示内容を決定し表示画面に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、方向キー、決定キー等の操作スイッチから入力される信号に基づいて選択可能なスイッチ表示の選択、実行を制御する画像表示装置に関し、例えば、ナビゲーション装置に用いて好適である。
【背景技術】
【0002】
このような画像表示装置としては、複数のサブ情報から成る情報群を表示画面に表示するとともに表示画面に表示されているサブ情報を指し示すポインタを表示画面に表示し、ユーザの方向キーによる入力操作があった場合、この操作入力に対応した方向にポインタを移動させ、ポインタが情報群に対して移動可能な方向を方向毎に示すポインタ移動マークを表示画面に表示するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2002−62859号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
また、このような画像表示装置には、表示画面に複数の画面を同時に表示するものがある。例えば、ナビゲーション装置は、地図上の自車位置に自車カーソルを表示する地図表示機能や施設名称、住所等の検索条件に基づく各種検索機能等を備え、図10に示すように、表示画面に地図画面(A面)と検索結果等をリスト表示するリスト画面(B面)を同時に並べて表示できるようになっている。
【0004】
図10に示す表示では、地図画面(A面)に、地図表示に加えてスイッチ表示A1、A2が表示され、リスト画面(B面)に、複数のスイッチ表示B1〜B4が表示されている。これらのスイッチ表示A1、A2、B1〜B4は、リモコンに設けられた上下左右の方向キーの操作に応じて順次選択され、決定キーの操作に応じて所定の機能を実行するようになっている。
【0005】
従来のナビゲーション装置は、図10に示すように表示画面に地図画面とリスト画面が同時に表示された状態で、ユーザによってリモートコントロール装置(以下、リモコンと称す)の方向キーが操作された場合、表示画面に表示された複数のスイッチ表示の相対位置に基づいて次に選択するスイッチ表示が決定される。すなわち、方向キーが操作された方向の最も近い場所に位置するスイッチ表示が次に選択するスイッチ表示として決定される。
【0006】
このため、地図画面の操作をしている最中にリスト画面のスイッチ表示を選択してしまったり、反対に、リスト画面の操作をしている最中に地図画面のスイッチ表示を選択してしまうといった状況が発生し、操作性がよくないといった問題があった。
【0007】
また、従来のナビゲーション装置は、表示画面に表示しきれない項目をリスト表示する場合、図11に示すようなアップスイッチUおよびダウンスイッチDを表示させ、リモコン操作によるこれらのアップスイッチU、ダウンスイッチDの指定に応じて、表示画面に表示されていない項目をスクロールさせて表示するようになっている。
【0008】
図11に示すように、リスト画面にスイッチ表示B1、B2、B3、アップスイッチUおよびダウンスイッチDが表示されており、例えば、ユーザのリモコンの方向キーの操作によりアップスイッチUが選択され、この状態でリモコンの「決定」キーが押下されると、リスト画面のスイッチ表示B1、B2、B3が下方向にスクロールする。反対に、ユーザのリモコンの方向キーの操作によりダウンスイッチDが選択され、この状態でリモコンの「決定」キーが押下されると、リスト画面のスイッチ表示B1、B2、B3が上方向にスクロールする。
【0009】
しかし、このような表示方法では、アップスイッチU、ダウンスイッチDといったスクロールのための表示を選択する操作と決定キーの押下操作が必要となり、操作性がよくないといった問題があった。
【0010】
本発明は上記問題に鑑みたもので、操作スイッチの操作性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、請求項1〜7に記載の発明では、操作スイッチの操作に応じた操作信号を取得する操作信号取得手段と、操作信号に基づいて選択可能な複数のスイッチ表示を表示画面に表示する表示制御手段と、スイッチ表示毎に操作信号と次に表示画面に表示する表示内容との対応関係を記憶する記憶手段と、を備え、表示制御手段は、操作信号取得手段が取得した操作信号および記憶手段に記憶された対応関係に基づいて、次に表示画面に表示する表示内容を決定し表示画面に表示することを特徴としている。
【0012】
このように、表示制御手段は、操作信号取得手段が取得した操作信号および記憶手段に記憶された対応関係に基づいて、次に表示画面に表示する表示内容を決定し表示画面に表示する。このため、表示画面に表示された複数のスイッチ表示の相対位置に基づいて次に選択するスイッチ表示が決定されてしまうことがなく、例えば、ある画面の操作の最中にスイッチ表示の相対位置に基づいて他の画面のスイッチ表示を選択してしまうといったことをなくすことが可能となる。この結果、操作スイッチの操作性を向上させることができる。
【0013】
また、表示画面に表示しきれない項目をリスト表示する場合、アップスイッチ、ダウンスイッチといったスクロールのためのスイッチ表示を表示することなく、リスト表示をスクロールさせることが可能となり、操作スイッチの操作性を向上させることができる。また、アップスイッチ、ダウンスイッチといったスクロールのためのスイッチ表示が不要となるので、各項目の配置の自由度を高めることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
(第1実施形態)
本発明の一実施形態に係る画像表示装置の構成について説明する。本実施形態では、画像表示装置としてナビゲーション装置を例に説明する。図1に、ナビゲーション装置の構成を示す。
【0015】
カーナビゲーション装置1は、位置検出器10、地図データ入力器15、操作スイッチ群16、外部メモリ17、表示装置18、リモコンセンサ19と、これら各装置が接続された制御装置21を備えている。
【0016】
位置検出器10は、いずれも周辺の地磁気センサ11、ジャイロスコープ12、距離センサ13、及び衛星からの電波に基づいて車両の現在位置を検出するためのGPS受信機14を有している。これらのセンサ等11〜14は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。
【0017】
地図データ入力器15は、記憶媒体が装着され、該記憶媒体に格納されている位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを入力するための装置である。記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROMまたはDVD−ROMを用いるのが一般的であるが、メモリカード、HDD等を用いてもよい。
【0018】
操作スイッチ群16は、表示装置18の表示画面の周囲に設けられた複数の押しボタンスイッチ(メカニカルスイッチ)、当該表示画面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置からなり、ユーザーによる押しボタンスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御装置21に出力する。
【0019】
外部メモリ17は、HDD等の書き込み可能な大容量記憶装置である。外部メモリ17には大量のデータや電源をオフしても消去してはいけないデータを記憶したり、頻繁に使用するデータを地図データ入力器6からコピーして利用する等の用途がある。なお、外部メモリ9は、比較的記憶容量の小さいリムーバルなメモリであってもよい。
【0020】
表示装置18は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有し、制御装置21からの映像信号に応じて液晶ディプレイ等の表示画面に当該映像を表示させる。表示装置18は、ナビゲーションとして地図や目的地選択画面等を表示するものであって、フルカラー表示が可能なものであり、液晶、有機EL等を用いて構成することができる。
【0021】
リモコンセンサ19は、ユーザの操作に基づいて赤外線等による無線信号を送信するリモコン20から受信した信号を制御装置21へ出力する。
【0022】
リモコン20は、図2に示すように、上下左右を示す「方向」キー20a、「決定」キー20b、「戻る」キー20c等を有し、キー毎に予め定められた操作信号を送信する。
【0023】
制御装置21は通常のコンピュータとして構成されており、内部には周辺のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスライン(いずれも不図示)が備えられている。制御装置21は、位置検出器10、地図データ入力器15、操作スイッチ群16、外部メモリ17、表示装置18、リモコンセンサ19から入力された各種情報に基づき、各種処理を実行する。
【0024】
より具体的には、制御回路21は、ナビゲーション装置1が起動するとき、ROMからブートプログラム、オペレーティングシステム(以下、OSと記す)等を読み出して実行し、このOS上で動作するプロセスとしては、メニュープログラム、目的地設定プログラム、経路探索プログラム、地図表示プログラムおよびその他のプログラムがある。
【0025】
メニュープログラムは、OS上で動作する各種プログラムを、そのプログラムの機能や目的別に階層的にメニュー表示し、そのメニュー表示されたものの中からユーザが選択したプログラムの実行を開始させる。
【0026】
目的地設定プログラムは、目的地を設定するためのプログラムであり、ユーザに目的地
入力を促す表示を表示装置18に行わせ、その結果ユーザによるリモコン20または操作
スイッチ群16を用いた目的地の入力に基づいて、当該目的地を制御回路21のRAMに
記憶させることによって上記設定を実現する。
【0027】
また、本実施形態の目的地設定プログラムは、目的地を設定する方法の1つとして、施設名称、住所等の検索条件に基づく各種検索機能(ジャンル検索、住所検索等)を備えている。そして、これらの検索機能は、検索結果を表示装置18の表示画面にリスト表示させ、その中の1つをユーザに選択させることで、目的地を特定するようになっている。
【0028】
経路探索プログラムは、操作スイッチ群16またはリモコン20により目的地が設定されると、現在地からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成し、表示装置18に表示させる。自動的に最適な経路を設定する手段としては、ダイクストラ法等が知られている。
【0029】
地図表示プログラムは、位置検出器10のセンサ11〜14から入力される各種信号に基づき現在地情報を算出し、算出した現在地情報に基づく車両現在地マークと、地図データ入力器15より読み出した地図データと、経路探索プログラムによって形成した案内経路等の付加データを重ねてその表示画面に表示させる。
【0030】
上記した構成において、制御装置21は表示装置18の表示画面に地図画面とリスト画面といったように、複数の画面を同時に表示することができるようになっている。
【0031】
図3に、表示装置18の表示画面の表示例を示す。地図画面(A面)には、スイッチ表示A1、A2が表示され、リスト画面(B面)には、スイッチ表示B1、B2が表示されている。これらのスイッチ表示A1、A2、B1、B2は、リモコン20の「方向」キー20aの操作によって選択可能となっており、リモコン20の「方向」キー20aの操作によって選択されると通常の表示色(通常色)から予め定められた表示色(選択色)に変化するようになっている。なお、図3は、スイッチ表示A1が選択された様子を示している。
【0032】
本実施形態の外部メモリ17には、操作信号と次に表示画面に表示する表示内容との対応関係がスイッチ表示毎に関連付けられキー情報として記憶されている。すなわち、スイッチ表示のそれぞれに、リモコン20の各キー20a〜20cが操作された時の動作がキー情報として規定されている。
【0033】
例えば、スイッチ表示A1については、
(1)「右キー」を示す操作信号が入力された場合には、次にリスト画面(B面)のスイッチ表示B1を選択する。
【0034】
(2)「上キー」を示す操作信号が入力された場合には、表示画面の全面をリスト画面(B面)とする。
【0035】
(3)「他キー」(左キーまたは下キー)を示す信号が入力された場合には、通常移動動作を行う。
【0036】
といったような対応関係がキー情報として記憶されている。また、図示しないが、(1)には地図画面のスイッチ表示の消去を指示する情報がキー情報として外部メモリ17に記憶されている。また、(2)では表示画面の全面をリスト画面とするため、地図画面の消去を指示する情報がキー情報として外部メモリ17に記憶されている。また、(3)の通常移動動作とは、従来の表示制御と同様に、「方向」キー20aが操作された方向の最も近い場所に位置するスイッチ表示を選択する動作に相当する。
【0037】
一方、スイッチ表示A2についての対応関係は未定義となっている。このように、上記キー情報は、全てのスイッチ表示について関連付けされるものではなく省略することも可能である。なお、この未定義は、上記通常移動動作と同様の動作である。
【0038】
制御装置21のCPUは、この外部メモリ17にキー情報として記憶された対応関係に基づいて、リモコン20から取得した操作信号に対応する次に表示画面に表示する表示内容を決定し、決定した表示内容を表示画面に表示する。
【0039】
例えば、図3に示したようにスイッチ表示A1が選択された状態で、リモコン20から右キーを示す操作信号が入力された場合、外部メモリ17から「「右キー」を示す操作信号が入力されると、次にリスト画面(B面)のスイッチ表示B1を選択する」といったキー情報を取得し、図4に示すように、リスト画面(B面)のスイッチ表示B1を選択して表示画面に表示する。
【0040】
また、制御装置21のCPUは、外部メモリ17に記憶された「地図画面のスイッチ表示の消去を指示する情報」に基づいて地図画面(A面)のスイッチ表示を消去する。このように、地図画面の操作からリスト画面の操作に切り替わったことをユーザに分かりやすく表示している。
【0041】
また、本実施形態の外部メモリ17には、リスト画面(B面)のスイッチ表示B1についてリモコン20の「方向」キー20aの操作に応じた操作信号と次に表示する表示内容との対応関係がキー情報として記憶されている。
【0042】
例えば、スイッチ表示B1については、
(1)「左キー」を示す操作信号が入力された場合には、次にA面を有効にしてスイッチ表示A1を選択する。
【0043】
(2)「上キー」を示す操作信号が入力された場合には、次にA面を有効にしてスイッチ表示A1を選択する。
【0044】
(3)「他キー」(右キーまたは下キー)を示す信号が入力された場合には、通常移動動作を行う。
【0045】
(4)「決定」キー(図中ではENTキーと記す)を示す操作信号が入力された場合には、スイッチ表示B1として規定された処理を実行する。
【0046】
といったような対応関係が記憶されている。
【0047】
また、スイッチ表示B2についての対応関係は、スイッチ表示A2と同様に未定義となっている。
【0048】
制御装置21のCPUは、この外部メモリ17にキー情報として記憶された対応関係に基づいて、リモコン20から取得した操作信号に対応する次に表示画面に表示する表示内容を決定し、決定した表示内容を表示画面に表示する。
【0049】
例えば、図4に示したようにスイッチ表示B1が選択された状態で、リモコン20から左キーを示す操作信号が入力された場合、外部メモリ17から「「左キー」を示す操作信号が入力されると、次にA面を有効にしてスイッチ表示A1を選択する」といったキー情報を取得し、図3に示したように、地図画面(A面)を有効にしてスイッチ表示A1を選択した画面を表示する。
【0050】
次に、図5を参照して、制御装置21のCPUによる画像表示処理について説明する。ここでは、図3、図4に示したように、表示装置18の表示画面に地図画面とリスト画面を表示し、各画面にそれぞれスイッチ表示を表示した状態における処理として説明する。制御装置21のCPUは、所定の初期化処理によって上記スイッチ表示の中から所定のスイッチ表示を選択した後、定期的に以下に示す処理を行う。
【0051】
まず、リモコン20からリモコンセンサ19を介して操作スイッチの操作信号を取得する(S100)。
【0052】
次に、選択しているスイッチ表示に関するキー情報を外部メモリ17から取得する(S102)。
【0053】
次に、S100において取得した操作信号とS102において取得したキー情報に基づいて、次に表示する表示内容が他画面のスイッチ表示を選択する内容であるか否かを判定する(S104)。
【0054】
ここで、次に表示する表示内容が他画面のスイッチ表示を選択する内容であると判定した場合(S104でYESと判定)、外部メモリ17から取得したキー情報に基づき、現画面のスイッチ表示の消去または現画面の消去を行う(S106)。
【0055】
次に、表示装置18の表示画面に移動先の最新情報を表示させる。具体的には、他画面のスイッチ表示を選択した画面を表示させる(S108)。
【0056】
次に、選択したスイッチ表示をRAMに記憶する(S110)。
【0057】
次に、選択したスイッチ表示を所定の選択色に変更し(S112)、本処理を終了する。
【0058】
また、S104において、次に表示する表示内容が他画面のスイッチ表示を選択する内容でないと判定した場合(S104でNOと判定)、キー情報に取得した操作信号の指定があるか否かを判定する(S114)。
【0059】
ここで、キー情報に取得した操作信号の指示があると判定した場合(S114でYESと判定)、現画面のスイッチ表示を通常色に変更する(S116)。
【0060】
次に、選択したスイッチ表示をRAMに記憶する(S118)。
【0061】
次に、選択したスイッチ表示を所定の選択色に変更し(S112)、本処理を終了する。
【0062】
また、S114において、キー情報に取得した操作信号の指示がないと判定した場合(S114でNOと判定)、操作信号に応じて選択可能なスイッチ表示をサーチする。具体的には、表示画面に表示しているスイッチ表示の位置およびS100において取得した操作信号に含まれる「方向」キー20aの方向に基づいて、操作信号に含まれる「方向」キー20aの方向にある選択可能なスイッチ表示をサーチする(S122)。
【0063】
次に、S114のサーチ結果に基づいて選択可能なスイッチ表示があるか否かを判定する(S124)。
【0064】
ここで、選択可能なスイッチ表示があると判定した場合(S124でYESと判定)、S116〜S120の処理へ進む。
【0065】
また、S124において、選択可能なスイッチ表示がないと判定した場合(S124でYESと判定)、本処理を終了する。
【0066】
上記したように、外部メモリ17には、スイッチ表示毎に操作信号と次に表示画面に表示する表示内容との対応関係が記憶されており、制御装置21は、操作スイッチの操作に応じた操作信号を取得し、取得した操作信号および外部メモリ17に記憶された対応関係に基づいて、次に表示画面に表示する表示内容を決定し表示画面に表示するので、表示画面に表示された複数のスイッチ表示の相対位置に基づいて、ある画面の操作の最中に他の画面のスイッチ表示を選択してしまうといったことをなくすことが可能となり、操作スイッチの操作性を向上させることができる。
【0067】
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態に係る画像表示装置のハードウェアは、図1に示した第1実施形態の画像表示装置と同じ構成となっており、制御装置21による処理が異なる。なお、上記した第1実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0068】
図6に、表示装置18に複数のスイッチ表示がリスト表示された例を示す。(a)は、スイッチ表示A1、B2、C3を表示し、(b)は、(a)の状態からリスト表示が1段下方向にスクロールしてスイッチ表示Z9、A1、B2を表示した場合の表示例である。
【0069】
本実施形態における画像表示装置1は、外部メモリ17にスイッチ表示毎に操作信号とリスト表示のスクロール指示との対応関係が記憶されている。
【0070】
具体的には、本実施形態の外部メモリ17には、スイッチ表示A1についてリモコン20の「方向」キー20aの操作に応じた操作信号と次に表示画面に表示する表示内容との対応関係がキー情報として記憶されている。
【0071】
例えば、スイッチ表示A1について、
(1)リスト表示の最上段に表示され、かつ、「上キー」を示す操作信号が入力された場合には、リスト表示を下方向へスクロールさせる。
【0072】
(2)リスト表示の最下段に表示され、かつ、「下キー」を示す操作信号が入力された場合には、リスト表示を上方向へスクロールさせる。
【0073】
といったような対応関係がキー情報として記憶されている。
【0074】
また、外部メモリ17には、スイッチ表示B2、C3、…、Z9についても、同様の対応関係がキー情報として記憶されている。
【0075】
制御装置21は、操作信号と外部メモリ17に記憶された対応関係に基づいてリスト表示をスクロールさせる。したがって、表示装置18の表示画面にスクロールバー等のリスト表示をスクロールさせるための表示を行うことなく、リスト表示をスクロールさせることができるようになっている。
【0076】
図7に、本実施形態に係る制御装置21のCPUによる表示制御処理を示す。制御装置21のCPUは、定期的に以下に処理を行う。制御装置21のCPUは、所定の初期化処理によって上記スイッチ表示の中から所定のスイッチ表示を選択し、定期的に以下に示す処理を行う。
【0077】
まず、リモコン20から操作信号を取得する(S200)。
【0078】
次に、選択したスイッチ表示がリスト表示の最上段であるか否かを判定する(S202)。
【0079】
ここで、選択したスイッチ表示がリスト表示の最上段であると判定した場合、S200において取得した操作信号が上方向を示す信号であるか否かを判定する(S204)。
【0080】
ここで、操作信号が上方向を示す信号であると判定した場合(S204でYESと判定)、非表示となっている項目を表示するように、表示リストを下方向へスクロールさせ(S206)、本処理を終了する。
【0081】
また、S202において、選択したスイッチ表示がリスト表示の最上段でないと判定した場合(S202でNOと判定)、選択したスイッチ表示がリスト表示の最下段であるか否かを判定する(S208)。
【0082】
ここで、選択したスイッチ表示がリスト表示の最下段でないと判定した場合(S208でNOと判定)、S200において取得した操作信号に含まれる信号の方向に最も近いスイッチ表示を選択し(S210)、本処理を終了する。
【0083】
また、S208において、選択したスイッチ表示がリスト表示の最下段であると判定した場合(S208でYESと判定)、S200において取得した操作信号が下方向を示す信号であるか否かを判定する(S212)。
【0084】
ここで、操作信号が下方向を示す信号であると判定した場合(S212でYESと判定)、非表示となっている項目を表示するように、表示リストを上方向へスクロールさせる。したがって、図6(a)に示す表示から図6(b)に示すような表示となる(S214)、本処理を終了する。
【0085】
また、S212において、操作信号が下方向を示す信号でないと判定した場合(S212でNOと判定)、S210へ進む。
【0086】
上記したように、外部メモリ17に、スイッチ表示毎に操作信号と次に表示画面に表示する表示内容との対応関係が記憶され、制御装置21は、操作スイッチの操作に応じた操作信号を取得し、取得した操作信号および外部メモリ17に記憶された対応関係に基づいて、次に表示画面に表示する表示内容を決定し表示画面に表示するので、表示画面に表示しきれない項目をリスト表示する場合、アップスイッチ、ダウンスイッチといったスクロールのためのスイッチ表示を表示することなく、リスト表示をスクロールさせることが可能となり、操作スイッチの操作性を向上させることができる。
【0087】
また、本実施形態において、制御装置21のCPUは、操作信号と予め外部メモリ17に記憶された対応関係に基づいてリスト表示をスクロールさせる例を示したが、例えば、リスト表示するスイッチ表示の数が少なくリスト表示のスクロール表示の必要がない場合、外部メモリ17に記憶された対応関係を変更してスクロール表示しないようにすることができる。
【0088】
例えば、図6(a)に示した状態において、スイッチ表示A1について、
(1)リスト表示の最上段に表示され、かつ、「上キー」を示す操作信号が入力された場合、リスト表示をスクロール表示しない。
【0089】
といったように、外部メモリ17に記憶された対応関係を変更すればよい。
【0090】
また、本実施形態において、表示装置21のCPUは、表示画面の縦方向に複数のスイッチ表示をリスト表示させる例を示したが、左右方向にリスト表示する場合に適用することもできる。この場合、制御装置21のCPUは、最も右に位置するスイッチ表示を選択し、かつ、右方向を示す操作信号が入力された場合、リスト表示を左側にスクロールし、反対に、最も左に位置するスイッチ表示が選択され、かつ、左方向を示す操作信号が入力された場合、リスト表示を右側にスクロールするように制御すればよい。
【0091】
(第3実施形態)
次に、第3の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態に係る画像表示装置のハードウェアは、図1に示した第1実施形態の画像表示装置と同じ構成となっており、制御装置21による処理が異なる。
【0092】
本実施形態に係る画像表示装置1は、表示装置18の表示画面に、地図画面とリスト表示画面を並べて表示することができる。また、地図画面として、現在地を示す「現在地画面」モードと操作信号に応じて地図をスクロール表示する「地図スクロール画面」モードの2つのモードを切り替えて表示するようになっている。
【0093】
図8に、表示装置18の表示画面に地図画面(A面)とリスト表示画面(B面)を並べて表示した表示例を示す。(a)は、左側に「現在地画面」を、右側にリスト表示画面を表示したもので、(b)は、左側に「地図スクロール画面」を、右側にリスト表示画面を表示したもので、(c)は、(b)の「地図スクロール画面」を上方向にスクロールしたものを表示したものである。なお、本実施形態において、「現在地画面」では、スイッチ表示A1、A2を表示し、「地図スクロール画面」では、スイッチ表示A1、A2を非表示とするようになっている。
【0094】
図9に、本実施形態に係る制御装置21のCPUによる表示制御処理を示す。以下、図8、図9を参照し、制御装置21による「現在地画面」モードと「地図スクロール画面」モードの表示切り替え処理について説明する。なお、地図画面(A面)の操作とリスト表示画面(B面)の操作の切り替えおよびリスト表示画面(B面)の表示については、上述した処理と同じになるため説明を省略し、ここでは、地図画面(A面)における「現在地画面」モードと「地図スクロール画面」モードの表示切り替え処理について説明する。
【0095】
図8に示したように、「現在地画面」モードではスイッチ表示A1、A2が表示され、「方向」キー20aの操作によってこれらのスイッチ表示A1、A2が選択される。一方、「地図スクロール画面」モードでは、「方向」キー20aの操作によって地図がスクロールする。
【0096】
このように、「方向」キー20aの操作に対する作動はモードによって異なるため、本実施形態における外部メモリ17には、「現在地画面」表示としてのキー情報と「地図スクロール画面」表示としてのキー情報が記憶されている。
【0097】
「現在地画面」表示としてのキー情報として、例えば、スイッチ表示A1については、
(1)「右キー」を示す操作信号が入力された場合には、リスト表示画面(B面)のスイッチ表示B1を選択。
【0098】
(2)「上キー」を示す操作信号が入力された場合には、全面をリスト表示画面(B面)にする。
【0099】
(3)「他キー」(右キーまたは下キー)を示す信号が入力された場合には、通常移動動作を行う。
【0100】
といったような対応関係が記憶されている。
【0101】
また、スイッチ表示A2については、
(1)「下キー」を示す操作信号が入力された場合には、「地図スクロール画面」を表示。
【0102】
(2)「右キー」を示す操作信号が入力された場合には、リスト表示画面(B面)のスイッチ表示B1に移動。
【0103】
といったような対応関係が記憶されている。
【0104】
また、「地図スクロール画面」表示としてのキー情報として、
(1)「上キー」を示す操作信号が入力された場合には、地図を下方向へスクロール。
【0105】
(2)「下キー」を示す操作信号が入力された場合には、地図を上方向へスクロール。
【0106】
(3)「左キー」を示す操作信号が入力された場合には、地図を右方向へスクロール。
【0107】
(4)「右キー」を示す操作信号が入力された場合には、地図を左方向へスクロール。
【0108】
(5)「戻るキー」を示す操作信号が入力された場合には、「現在地画面」に戻る。
【0109】
といったような対応関係が記憶されている。
【0110】
制御装置21のCPUは、所定の初期化処理によって上記スイッチ表示の中から所定のスイッチ表示を選択し、定期的に以下に示す処理を行う。
【0111】
まず、リモコン20からリモコンセンサ19を介して操作スイッチの操作信号を取得し(S100)、選択しているスイッチ表示に関するキー情報を外部メモリ17から取得する(S102)。なお、S100、S102は、図5に示した処理と同じである。
【0112】
次に、S100において取得した操作信号とS102において取得したキー情報に基づいて、地図スクロール画面の表示指示があるか否かを判定する(S304)。
【0113】
ここで、地図スクロール画面の表示指示があると判定した場合(S104でYESと判定)、地図スクロール画面を表示する(S306)。
【0114】
次に、S102において取得するキー情報を「地図スクロール画面」として記憶されたキー情報に更新する。具体的には、制御装置21のCPUがS102において取得するキー情報は、外部メモリ17の所定の領域に登録されたもので、この所定の領域に記憶されたキー情報を「地図スクロール画面」として記憶されたキー情報に更新し(S308)、本処理を終了する。
【0115】
また、S304において、地図スクロール画面以外の画面を表示すると判定した場合(S304でNOと判定)、S100において取得した操作信号とS102において取得したキー情報に基づいて、地図スクロールの指示があるか否かを判定する。
【0116】
ここで、地図スクロールの指示があると判定した場合(S304でYESと判定)、指定された方向に地図スクロールさせ(S312)、本処理を終了する。
【0117】
また、S310において、地図スクロールの指示がないと判定した場合(S304でNOと判定)、S122〜S120の処理を行い、本処理を終了する。なお、S122〜S120の処理については、図5に示した処理と同じであるため、説明を省略する。
【0118】
また、外部メモリ17には、「「戻るキー」を示す信号が入力された場合、「現在地画面」を表示する」といった対応関係がキー情報として記憶されており、図示しないが、制御装置21のCPUは、S100において取得した操作信号とS102において取得したキー情報に基づいて、「現在地画面」の表示指示があるか否かを判定し、「現在地画面」の表示指示があると判定した場合、「現在地画面」を表示するとともに、S102において取得するキー情報を「現在地画面」として記憶されたキー情報に更新するようになっている。
【0119】
上記したように、制御装置21は、操作信号に基づいて選択可能な複数のスイッチ表示を表示画面に表示する「現在地画面」モード(スイッチ表示モードに相当する)と操作信号に基づいて表示画面に地図をスクロール表示する「地図スクロール画面」モード(地図スクロールモードに相当する)を有し、外部メモリ17は、「現在地画面」モードとしてのキー情報と「地図スクロール画面」モードとしてのキー情報を記憶している。
【0120】
制御装置21は、「現在地画面」モードとして複数のスイッチ表示を表示画面に表示する場合、外部メモリ17から「現在地画面」モードとしてのキー情報を取得し、「地図スクロール画面」モードとして地図を表示画面に表示する場合、外部メモリ17から「地図スクロール画面」モードとしてのキー情報を取得するので、例えば、「現在地画面」モードでは、操作信号に応じてスイッチ表示の選択を行い、「地図スクロール画面」モードでは、操作信号に応じて地図をスクロール表示させるといった表示制御ができる。
【0121】
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、制御装置21がリモコンセンサ19を介してリモコン20の操作スイッチの操作に応じた操作信号を取得する処理が操作信号取得手段に相当し、制御装置21が表示装置18の表示画面に各種情報を表示する処理が表示制御手段に相当し、外部メモリ17が記憶手段に相当し、図7のS202に示した処理が最上段判定手段に相当し、図7のS204に示した処理が上操作判定手段に相当し、図7のS208に示した処理が最下段判定手段に相当し、図7のS212に示した処理が下操作判定手段に相当する。
【0122】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
【0123】
例えば、上記実施形態における制御装置21は、リモコンセンサ19を介してリモコン20から操作信号を取得する例を示したが、例えば、ハンドルの周囲に制御装置と車内LANによって接続された方向スイッチを備え、この方向スイッチをリモコン20として操作信号を取得してもよい。
【0124】
また、上記実施形態では、外部メモリ17にキー情報を記憶する例を示したが、外部メモリ17に限定されるものではなく、他の記憶媒体に記憶してもよい。
【0125】
なお、図5、7、9に示すフローチャートの各ステップの処理は、それぞれの機能を実現する手段として把握されるものであり、制御装置21としては、上記した実施形態に示すようなソフトウェアによって構成されるものに限らず、ハードウェアにより構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0126】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像表示装置としてのナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】リモコンの説明図である。
【図3】第1実施形態に係る表示装置の表示画面の表示例を示す図である。
【図4】第1実施形態に係る表示装置の表示画面の表示例を示す図である。
【図5】制御装置のCPUによる画像表示処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態に係る表示装置の表示画面の表示例を示す図である。
【図7】第2実施形態に係る制御装置のCPUによる表示制御処理を示すフローチャートである。
【図8】第3実施形態に係る表示装置の表示画面の表示例を示す図である。
【図9】第3実施形態に係る制御装置のCPUによる表示制御処理を示すフローチャートである。
【図10】課題を説明するための図である。
【図11】課題を説明するための図である。
【符号の説明】
【0127】
1…カーナビゲーション装置、10…位置検出器、11…地磁気センサ、
12…ジャイロスコープ、13…距離センサ、14…GPS受信機、
15…地図データ入力器、16…操作スイッチ群、17…外部メモリ、
18…表示装置、19…リモコンセンサ、20…リモコン、21…制御装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作スイッチの操作に応じた操作信号を取得する操作信号取得手段と、
前記操作信号に基づいて選択可能な複数のスイッチ表示を表示画面に表示する表示制御手段と、
前記スイッチ表示毎に前記操作信号と次に前記表示画面に表示する表示内容との対応関係を記憶する記憶手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記操作信号取得手段が取得した前記操作信号および前記記憶手段に記憶された前記対応関係に基づいて、前記次に前記表示画面に表示する表示内容を決定し前記表示画面に表示することを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
前記表示制御手段は、前記表示画面に複数の画面を表示し、前記記憶手段は、前記スイッチ表示毎に前記操作信号と次に有効とする画面との対応関係を記憶しており、
前記表示制御手段は、前記操作信号取得手段が取得した前記操作信号および前記記憶手段に記憶された前記対応関係に基づいて、前記複数の画面から特定の画面を有効として前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、前記スイッチ表示毎に前記操作信号と次に選択するスイッチ表示との対応関係を記憶しており、
前記表示制御手段は、前記操作信号取得手段が取得した前記操作信号および前記記憶手段に記憶された前記対応関係に基づいて、前記複数のスイッチ表示から特定のスイッチ表示を選択して前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
【請求項4】
前記表示制御手段は、前記表示画面に複数のスイッチ表示をリスト表示し、前記記憶手段は、前記スイッチ表示毎に前記操作信号と前記リスト表示のスクロール指示との対応関係を記憶しており、
前記表示制御手段は、前記操作信号取得手段が取得した前記操作信号および前記記憶手段に記憶された前記対応関係に基づいて、前記表示画面に前記リスト表示をスクロールさせることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記表示画面の縦方向に複数の前記スイッチ表示をリスト表示するようになっており、
前記操作信号に基づいて選択した前記スイッチ表示が前記リスト表示の最上段であるか否かを判定する最上段判定手段と、
前記操作信号取得手段が上方向を示す操作信号を取得したか否かを判定する上操作判定手段を備え、
前記表示制御手段は、最上段判定手段によって前記操作信号に応じて選択された前記スイッチ表示が前記リスト表示の最上段であると判定され、かつ、前記上操作判定手段によって前記上方向を示す操作信号を取得したと判定された場合、前記記憶手段に記憶された前記対応関係に基づいて前記リスト表示を下方向にスクロールさせることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
【請求項6】
前記表示制御手段は、前記表示画面の縦方向に複数の前記スイッチ表示をリスト表示するようになっており、
前記操作信号に基づいて選択した前記スイッチ表示が前記リスト表示の最下段であるか否かを判定する最下段判定手段と、
前記操作信号取得手段が下方向を示す操作信号を取得したか否かを判定する下操作判定手段を備え、
前記表示制御手段は、最下段判定手段によって前記操作信号に応じて選択された前記スイッチ表示が前記リスト表示の最下段であると判定され、かつ、前記下操作判定手段によって前記下方向を示す操作信号を取得したと判定された場合、前記対応関係に基づいて前記リスト表示を上方向にスクロールさせることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記操作信号に基づいて選択可能な複数のスイッチ表示を前記表示画面に表示するスイッチ表示モードと前記操作信号に基づいて前記表示画面に地図をスクロール表示する地図スクロールモードを有し、前記記憶手段は、前記スイッチ表示モードとしてのキー情報と前記地図スクロールモードとしてのキー情報を記憶しており、
前記表示制御手段は、前記スイッチ表示モードとして前記複数のスイッチ表示を前記表示画面に表示する場合、前記記憶手段から前記スイッチ表示モードとしてのキー情報を取得し、前記地図スクロールモードとして前記地図を前記表示画面に表示する場合、前記記憶手段から前記地図スクロールモードとしてのキー情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−139387(P2006−139387A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−326525(P2004−326525)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】