細胞周期阻害薬としてのgem−二置換およびスピロ環式アミノピリジン/ピリミジン
癌などのCDK4介在障害の治療に有用な化合物、医薬組成物および方法が提供される。本化合物は、gem−二置換またはスピロ環式ピリジン、ピリミジンおよびトリアジン誘導体である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式IまたはII
【化1】
の化合物、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩および溶媒和物
[式中、
A1およびA2は、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、ベンゼン、シクロペンタジエン、ピリジン、ピリドン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、2H−ピラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、フラン、オキサゾール、イソオキサゾール、オキサジアゾール、チオフェン、チアゾール、イソチアゾールまたはチアジアゾールを形成し、これらのいずれも、任意に部分的に飽和していてもよく、ならびにこれらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよく、
WおよびXは独立してCHまたはNであり、
Zは存在しない、−O−、−S(O)n、または−NHR3−であり、
R1は−Y−Raであり、ここで
Yは、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよく、
Raは、複素環、−NR3R4、−C(=O)NR3R4、−O−R5、または−S(O)n−R5であり、
R2およびR2aはそれぞれ、独立してアルキルまたはアルケニルであり、そのいずれかは、価数によって許容される場合1個以上のRxで任意に置換されていてもよく、
または、R2およびR2aは、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、下記式A
【化2】
のスピロ縮合環系を形成し、
ここで
Mは−CRdRe−、−O−、−S(O)n−または−NHR3−であり、
Rb、Rc、RdおよびReはそれぞれ独立してHもしくはRxであり、あるいは、隣接する炭素環原子上のRbおよびRdは、価数によって許容される場合二重結合を任意に形成していてもよく、また、隣接する炭素環原子上のRdおよびReは価数によって許容される場合二重結合を任意に形成していてもよく、
R3およびR4は各場合、独立して、
(i)水素または
(ii)アルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよい。)
であり、
または、R3およびR4はこれらが結合している窒素原子と一緒になって、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されている複素環を形成していてもよく、
R3*およびR4*は各場合、独立して、
(i)水素または
(ii)アルキル、アルケニル、アルキニルシクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよい。)
であり、
または、R3*およびR4*は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されている複素環を形成していてもよく、
R5およびR5*は各場合、
(i)水素または
(ii)アルキル、アルケニル、アルキニルシクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキル(これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよい。)
であり、
R6、R7、R8およびR9はそれぞれ独立して、HまたはRxであり、あるいは
(i)R6およびR7は、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、価数によって許容される場合=O、=Sまたは=NR3を形成していてもよく、
(ii)R8およびR9は、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、価数によって許容される場合=O、=Sまたは=NR3を形成していてもよく、
(iii)隣接する環炭素原子上の2個のR6基は、価数によって許容される場合二重結合を形成していてもよく、
(iv)隣接する環炭素原子上のR6およびR8は、価数によって許容される場合二重結合を形成していてもよく、
Rxは各場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)m−OR5、−(アルキレン)m−S(O)nR5、−(アルキレン)m−NR3R4、−(アルキレン)m−C(=O)R5、−(アルキレン)m−C(=S)R5、−(アルキレン)m−C(=O)OR5、−(アルキレン)m−OC(=O)R5、−(アルキレン)m−C(=S)OR5、−(アルキレン)m−C(=O)NR3R4、−(アルキレン)m−C(=S)NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=O)NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=S)NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=O)R5、−(アルキレン)m−N(R3)C(=S)R5、−(アルキレン)m−OC(=O)NR3R4、−(アルキレン)m−OC(=S)NR3R4、−(アルキレン)m−SO2NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)SO2R5、−(アルキレン)m−N(R3)SO2NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=O)OR5、−(アルキレン)m−N(R3)C(=S)OR5、または−(アルキレン)m−N(R3)SO2R5であり、
ここで、前記アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルおよびヘテロシクロアルキル基は、1個以上の−(アルキレン)m−OR5*、−(アルキレン)m−S(O)nR5*、−(アルキレン)m−NR3*R4*、−(アルキレン)m−C(=O)R5*、−(アルキレン)m−C(=S)R5*、−(アルキレン)m−C(=O)OR5*、−(アルキレン)m−OC(=O)R5*、−(アルキレン)m−C(=S)OR5*、−(アルキレン)m−C(=O)NR3*R4*、−(アルキレン)m−C(=S)NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=O)NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=S)NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=O)R5*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=S)R5*、−(アルキレン)m−OC(=O)NR3*R4*、−(アルキレン)m−OC(=S)NR3*R4*、−(アルキレン)m−SO2NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)SO2R5*、−(アルキレン)m−N(R3*)SO2NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=O)OR5*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=S)OR5*、または−(アルキレン)m−N(R3*)SO2R5*で独立してさらに置換されていてもよく、
nは、0、1または2であり、
mは0または1であり、
pおよびqは独立して、0、1または2であり、ならびに
rは、Zが存在しない場合、1、2または3であり、またはZが存在する場合、0、1または2である。]。
【請求項2】
A1およびA2が、これらが結合している環原子と一緒になって、
【化3】
を形成する、請求項1の化合物。
【請求項3】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項1の化合物。
【請求項4】
R1が、
【化4】
から選択される、請求項3の化合物。
【請求項5】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化5】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項4の化合物。
【請求項6】
R2およびR2aが、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、
【化6】
から選択されるスピロ縮合環系を形成する、請求項1の化合物。
【請求項7】
下記式IA
【化7】
[式中、tは0または1であり、ならびに
vは、0、1、2、3または4である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項8】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項7の化合物。
【請求項9】
R1が、
【化8】
から選択される、請求項8の化合物。
【請求項10】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化9】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項9の化合物。
【請求項11】
R1が、
【化10】
から選択される、請求項9の化合物。
【請求項12】
【化11】
が、
【化12】
から選択される、請求項7の化合物。
【請求項13】
下記式IB
【化13】
[式中、tは0または1であり、ならびにvは、0、1、2または3である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項14】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項13の化合物。
【請求項15】
R1が、
【化14】
から選択される、請求項14の化合物。
【請求項16】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化15】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項17の化合物。
【請求項17】
R1が、
【化16】
から選択される、請求項15の化合物。
【請求項18】
【化17】
が、
【化18】
から選択される、請求項13の化合物。
【請求項19】
下記式IC
【化19】
[式中、tは0または1であり、ならびにvは、0、1、2または3である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項20】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項21の化合物。
【請求項21】
R1が
【化20】
から選択される、請求項20の化合物。
【請求項22】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化21】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項21の化合物。
【請求項23】
R1が、
【化22】
から選択される、請求項21の化合物。
【請求項24】
【化23】
が、
【化24】
から選択される、請求項19の化合物。
【請求項25】
下記式ID
【化25】
[式中、tは0または1であり、ならびにvは、0、1、2または3である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項26】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項25の化合物。
【請求項27】
R1が、
【化26】
から選択される、請求項26の化合物。
【請求項28】
Raが、
(a)R5が1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化27】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項27の化合物。
【請求項29】
R1が、
【化28】
から選択される、請求項27の化合物。
【請求項30】
【化29】
が
【化30】
から選択される、請求項34の化合物。
【請求項31】
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)−1’−(フェニルカルボニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピペリジン]−3−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピペリジン]−3−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(2−(1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロペンタン]−3−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロペンタン]−3−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロブタン]−3−アミン;
7−フルオロ−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
7−フルオロ−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
7−フルオロ−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
7−(メチルスルホニル)−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
3−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−7−カルボニトリル;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,6’−ピリド[2’,3’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−8’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
2,2−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
(4S)−2,2−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
(4R)−2,2−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
ジスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−シクロヘキサン−4’,5”−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3”−アミン;
3’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−4−オール;
4,4−ジフルオロ−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(6−(4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル)−3−ピリジニル)−4,4−ジメチルスピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニルカルボニル)−1,3−チアゾール−2−イル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
7,7−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリミジン−2−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
N−(4−(1−ピペリジニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
N−(4−(4−モルホリニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
1’−メチル−N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピラン]−2−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピラン]−2−アミン;
N−(3−フルオロ−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピラン]−2−アミン;
tert−ブチル 4−(4−(スピロ[シクロヘキサン−1,9’−インデノ[2,1−d]ピリミジン]−2’−イルアミノ)フェニル)−1−ピペラジンカルボキシレート;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−インデノ[2,1−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロペンタン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
9,9−ジエチル−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−9H−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン−2−アミン
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘプタン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
(3R)−1−(6−(スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−イルアミノ)−3−ピリダジニル)−3−ピロリジノール;
2’−((4−(1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロヘプタン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
2’−((4−(1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロヘキサン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
2’−((4−(1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロペンタン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
2’−((4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロヘキサン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−6’,7’−ジヒドロ−5’H−スピロ[シクロペンタ−3−エン−1,8’−キナゾリン]−7’−オール;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−6’,7’−ジヒドロ−5’H−スピロ[シクロペンタン−1,8’−キナゾリン]−7’−オール;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−7’H−スピロ[シクロペンタン−1,8’−キナゾリン]−7’−オン;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−5’,6’−ジヒドロ−7’H−スピロ[シクロペンタ−3−エン−1,8’−キナゾリン]−7’−オン;
4,4−ジメチル−N−(6−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(6−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)−ピリダジン−3−イル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;および
4,4−ジメチル−N−(6−((シス−3,5−ジメチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン
から選択される化合物およびこれらの薬学的に許容される塩。
【請求項32】
薬学的に許容される媒体、補助剤または希釈剤と共に、請求項1の化合物を含む医薬組成物。
【請求項33】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象の癌を治療する方法。
【請求項34】
抗生物質型薬剤、アルキル化剤、代謝拮抗剤、ホルモン剤、免疫剤、インターフェロン型薬剤および様々な薬剤から選択される、少なくとも1種の化合物と併用で、請求項1の前記化合物が投与される、請求項33の方法。
【請求項35】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象の腫瘍サイズを低減する方法。
【請求項36】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象のcdk4またはcdk6介在障害を治療する方法。
【請求項37】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象の腫瘍の転移を低減する方法。
【請求項38】
癌の治療のための薬剤を調製するための、請求項1の化合物の使用。
【請求項1】
式IまたはII
【化1】
の化合物、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、塩および溶媒和物
[式中、
A1およびA2は、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、ベンゼン、シクロペンタジエン、ピリジン、ピリドン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、2H−ピラン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、フラン、オキサゾール、イソオキサゾール、オキサジアゾール、チオフェン、チアゾール、イソチアゾールまたはチアジアゾールを形成し、これらのいずれも、任意に部分的に飽和していてもよく、ならびにこれらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよく、
WおよびXは独立してCHまたはNであり、
Zは存在しない、−O−、−S(O)n、または−NHR3−であり、
R1は−Y−Raであり、ここで
Yは、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよく、
Raは、複素環、−NR3R4、−C(=O)NR3R4、−O−R5、または−S(O)n−R5であり、
R2およびR2aはそれぞれ、独立してアルキルまたはアルケニルであり、そのいずれかは、価数によって許容される場合1個以上のRxで任意に置換されていてもよく、
または、R2およびR2aは、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、下記式A
【化2】
のスピロ縮合環系を形成し、
ここで
Mは−CRdRe−、−O−、−S(O)n−または−NHR3−であり、
Rb、Rc、RdおよびReはそれぞれ独立してHもしくはRxであり、あるいは、隣接する炭素環原子上のRbおよびRdは、価数によって許容される場合二重結合を任意に形成していてもよく、また、隣接する炭素環原子上のRdおよびReは価数によって許容される場合二重結合を任意に形成していてもよく、
R3およびR4は各場合、独立して、
(i)水素または
(ii)アルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよい。)
であり、
または、R3およびR4はこれらが結合している窒素原子と一緒になって、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されている複素環を形成していてもよく、
R3*およびR4*は各場合、独立して、
(i)水素または
(ii)アルキル、アルケニル、アルキニルシクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキル(これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよい。)
であり、
または、R3*およびR4*は、これらが結合している窒素原子と一緒になって、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されている複素環を形成していてもよく、
R5およびR5*は各場合、
(i)水素または
(ii)アルキル、アルケニル、アルキニルシクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキル(これらのいずれも、価数によって許容される場合1個以上のRx基で任意に独立して置換されていてもよい。)
であり、
R6、R7、R8およびR9はそれぞれ独立して、HまたはRxであり、あるいは
(i)R6およびR7は、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、価数によって許容される場合=O、=Sまたは=NR3を形成していてもよく、
(ii)R8およびR9は、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、価数によって許容される場合=O、=Sまたは=NR3を形成していてもよく、
(iii)隣接する環炭素原子上の2個のR6基は、価数によって許容される場合二重結合を形成していてもよく、
(iv)隣接する環炭素原子上のR6およびR8は、価数によって許容される場合二重結合を形成していてもよく、
Rxは各場合、独立して、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、−(アルキレン)m−OR5、−(アルキレン)m−S(O)nR5、−(アルキレン)m−NR3R4、−(アルキレン)m−C(=O)R5、−(アルキレン)m−C(=S)R5、−(アルキレン)m−C(=O)OR5、−(アルキレン)m−OC(=O)R5、−(アルキレン)m−C(=S)OR5、−(アルキレン)m−C(=O)NR3R4、−(アルキレン)m−C(=S)NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=O)NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=S)NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=O)R5、−(アルキレン)m−N(R3)C(=S)R5、−(アルキレン)m−OC(=O)NR3R4、−(アルキレン)m−OC(=S)NR3R4、−(アルキレン)m−SO2NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)SO2R5、−(アルキレン)m−N(R3)SO2NR3R4、−(アルキレン)m−N(R3)C(=O)OR5、−(アルキレン)m−N(R3)C(=S)OR5、または−(アルキレン)m−N(R3)SO2R5であり、
ここで、前記アルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルアルキルおよびヘテロシクロアルキル基は、1個以上の−(アルキレン)m−OR5*、−(アルキレン)m−S(O)nR5*、−(アルキレン)m−NR3*R4*、−(アルキレン)m−C(=O)R5*、−(アルキレン)m−C(=S)R5*、−(アルキレン)m−C(=O)OR5*、−(アルキレン)m−OC(=O)R5*、−(アルキレン)m−C(=S)OR5*、−(アルキレン)m−C(=O)NR3*R4*、−(アルキレン)m−C(=S)NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=O)NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=S)NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=O)R5*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=S)R5*、−(アルキレン)m−OC(=O)NR3*R4*、−(アルキレン)m−OC(=S)NR3*R4*、−(アルキレン)m−SO2NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)SO2R5*、−(アルキレン)m−N(R3*)SO2NR3*R4*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=O)OR5*、−(アルキレン)m−N(R3*)C(=S)OR5*、または−(アルキレン)m−N(R3*)SO2R5*で独立してさらに置換されていてもよく、
nは、0、1または2であり、
mは0または1であり、
pおよびqは独立して、0、1または2であり、ならびに
rは、Zが存在しない場合、1、2または3であり、またはZが存在する場合、0、1または2である。]。
【請求項2】
A1およびA2が、これらが結合している環原子と一緒になって、
【化3】
を形成する、請求項1の化合物。
【請求項3】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項1の化合物。
【請求項4】
R1が、
【化4】
から選択される、請求項3の化合物。
【請求項5】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化5】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項4の化合物。
【請求項6】
R2およびR2aが、これらが結合している環炭素原子と一緒になって、
【化6】
から選択されるスピロ縮合環系を形成する、請求項1の化合物。
【請求項7】
下記式IA
【化7】
[式中、tは0または1であり、ならびに
vは、0、1、2、3または4である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項8】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項7の化合物。
【請求項9】
R1が、
【化8】
から選択される、請求項8の化合物。
【請求項10】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化9】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項9の化合物。
【請求項11】
R1が、
【化10】
から選択される、請求項9の化合物。
【請求項12】
【化11】
が、
【化12】
から選択される、請求項7の化合物。
【請求項13】
下記式IB
【化13】
[式中、tは0または1であり、ならびにvは、0、1、2または3である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項14】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項13の化合物。
【請求項15】
R1が、
【化14】
から選択される、請求項14の化合物。
【請求項16】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化15】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項17の化合物。
【請求項17】
R1が、
【化16】
から選択される、請求項15の化合物。
【請求項18】
【化17】
が、
【化18】
から選択される、請求項13の化合物。
【請求項19】
下記式IC
【化19】
[式中、tは0または1であり、ならびにvは、0、1、2または3である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項20】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項21の化合物。
【請求項21】
R1が
【化20】
から選択される、請求項20の化合物。
【請求項22】
Raが、
(a)R5が、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化21】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項21の化合物。
【請求項23】
R1が、
【化22】
から選択される、請求項21の化合物。
【請求項24】
【化23】
が、
【化24】
から選択される、請求項19の化合物。
【請求項25】
下記式ID
【化25】
[式中、tは0または1であり、ならびにvは、0、1、2または3である。]
を有する、請求項1の化合物。
【請求項26】
Yが、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジニル、ピペラジニル、フェニル、ピリジニル、ピリミジニル、シクロペンタジエニル、ピロリル、ピラジニル、ピリダジニル、イミダゾリル、オキサゾリルまたはチアゾリルである、請求項25の化合物。
【請求項27】
R1が、
【化26】
から選択される、請求項26の化合物。
【請求項28】
Raが、
(a)R5が1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に独立して置換されているアルキルである−OR5または−S(O)nR5;
(b)R3およびR4が独立して、1個以上の−OR5*または−NR3*R4*で任意に置換されているアルキルである、
または、R3およびR4が、これらが結合している窒素原子と一緒になって、
【化27】
を形成する−C(=O)NR3R4または−NR3R4
から選択される、請求項27の化合物。
【請求項29】
R1が、
【化28】
から選択される、請求項27の化合物。
【請求項30】
【化29】
が
【化30】
から選択される、請求項34の化合物。
【請求項31】
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)−1’−(フェニルカルボニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピペリジン]−3−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピペリジン]−3−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(2−(1−ピペラジニル)−5−ピリミジニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロペンタン]−3−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロペンタン]−3−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロブタン]−3−アミン;
7−フルオロ−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,4’−ピラン]−3−アミン;
7−フルオロ−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
7−フルオロ−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
7−(メチルスルホニル)−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−3−アミン;
3−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)スピロ[クロメノ[3,4−d]ピリミジン−5,1’−シクロヘキサン]−7−カルボニトリル;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,6’−ピリド[2’,3’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−8’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
2,2−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
(4S)−2,2−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
(4R)−2,2−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
ジスピロ[1,3−ジオキソラン−2,1’−シクロヘキサン−4’,5”−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3”−アミン;
3’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−4−オール;
4,4−ジフルオロ−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,5’−ピリド[3’,2’:5,6]ピラノ[3,4−d]ピリミジン]−3’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(6−(4−(ジメチルアミノ)−1−ピペリジニル)−3−ピリジニル)−4,4−ジメチルスピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニルカルボニル)−1,3−チアゾール−2−イル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
7,7−ジメチル−N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[d]ピリミジン−2−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
N−(4−(1−ピペリジニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
N−(4−(4−モルホリニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
1’−メチル−N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピペリジン]−2−アミン;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピラン]−2−アミン;
N−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピラン]−2−アミン;
N−(3−フルオロ−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)−2’,3’,5’,6’−テトラヒドロスピロ[インデノ[2,1−d]ピリミジン−9,4’−ピラン]−2−アミン;
tert−ブチル 4−(4−(スピロ[シクロヘキサン−1,9’−インデノ[2,1−d]ピリミジン]−2’−イルアミノ)フェニル)−1−ピペラジンカルボキシレート;
N−(4−(1−ピペラジニル)フェニル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−インデノ[2,1−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロペンタン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
9,9−ジエチル−N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−9H−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン−2−アミン
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[ピラン−4,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘプタン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
N−(5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
(3R)−1−(6−(スピロ[シクロヘキサン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−イルアミノ)−3−ピリダジニル)−3−ピロリジノール;
2’−((4−(1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロヘプタン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
2’−((4−(1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロヘキサン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
2’−((4−(1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロペンタン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
2’−((4−(4−メチル−1−ピペラジニル)フェニル)アミノ)スピロ[シクロヘキサン−1,7’−ピロロ[3,4−d]ピリミジン]−5’(6’H)−オン;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−6’,7’−ジヒドロ−5’H−スピロ[シクロペンタ−3−エン−1,8’−キナゾリン]−7’−オール;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−6’,7’−ジヒドロ−5’H−スピロ[シクロペンタン−1,8’−キナゾリン]−7’−オール;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−7’H−スピロ[シクロペンタン−1,8’−キナゾリン]−7’−オン;
5’−メチル−2’−((5−(1−ピペラジニル)−2−ピリジニル)アミノ)−5’,6’−ジヒドロ−7’H−スピロ[シクロペンタ−3−エン−1,8’−キナゾリン]−7’−オン;
4,4−ジメチル−N−(6−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)−3−ピリジニル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;
4,4−ジメチル−N−(6−(4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル)−ピリダジン−3−イル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン;および
4,4−ジメチル−N−(6−((シス−3,5−ジメチルピペラジン−1−イル)ピリジン−3−イル)スピロ[シクロヘキサ−2−エン−1,9’−ピリド[4’,3’:3,4]シクロペンタ[1,2−d]ピリミジン]−2’−アミン
から選択される化合物およびこれらの薬学的に許容される塩。
【請求項32】
薬学的に許容される媒体、補助剤または希釈剤と共に、請求項1の化合物を含む医薬組成物。
【請求項33】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象の癌を治療する方法。
【請求項34】
抗生物質型薬剤、アルキル化剤、代謝拮抗剤、ホルモン剤、免疫剤、インターフェロン型薬剤および様々な薬剤から選択される、少なくとも1種の化合物と併用で、請求項1の前記化合物が投与される、請求項33の方法。
【請求項35】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象の腫瘍サイズを低減する方法。
【請求項36】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象のcdk4またはcdk6介在障害を治療する方法。
【請求項37】
請求項1に記載の有効量の化合物を投与する段階を含む、対象の腫瘍の転移を低減する方法。
【請求項38】
癌の治療のための薬剤を調製するための、請求項1の化合物の使用。
【公表番号】特表2011−516558(P2011−516558A)
【公表日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−504114(P2011−504114)
【出願日】平成21年4月6日(2009.4.6)
【国際出願番号】PCT/US2009/039678
【国際公開番号】WO2009/126584
【国際公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年4月6日(2009.4.6)
【国際出願番号】PCT/US2009/039678
【国際公開番号】WO2009/126584
【国際公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】
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