説明

肺高血圧症並びに関連の疾患及び障害を治療するための方法及び組成物

肺高血圧症及び関連疾患を治療するためのトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤を含む組み合わせ。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
肺高血圧症の治療用薬物の製造におけるエンドセリン受容体アンタゴニスト及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項2】
肺高血圧症の治療のための抗凝固剤及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項3】
肺高血圧症の治療のためのカルシウムチャンネル遮断薬及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項4】
肺高血圧症の治療のためのプロスタサイクリン及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項5】
肺高血圧症の治療のための一酸化窒素又は一酸化窒素前駆体若しくは一酸化窒素放出化合物、及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項6】
肺高血圧症の治療のためのホスホジエステラーゼ5阻害剤及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項7】
肺高血圧症の治療のための利尿薬及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項8】
肺高血圧症の治療のための血小板由来成長因子及びトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤の使用。
【請求項9】
前記肺高血圧症が特発性肺動脈高血圧症である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項10】
前記肺高血圧症が家族性肺動脈高血圧症である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項11】
前記肺高血圧症が別の疾患又は状態に伴って起こる肺動脈高血圧症である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項12】
前記他の疾患又は状態が、膠原血管病、先天性の体循環から肺循環へのシャント、薬剤若しくは毒素、ゴーシェ病、糖原病、遺伝性出血性毛細管拡張症、血色素病、HIV感染、骨髄増殖性障害、門脈圧高進症、脾臓摘出術、又は甲状腺障害である、請求項11に記載の使用。
【請求項13】
前記肺高血圧症が、重大な静脈又は毛細血管の病変に伴って起こる肺動脈高血圧症である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項14】
前記肺高血圧症が肺静脈閉塞性疾患又は肺毛細血管腫症に伴って起こる、請求項13に記載の使用。
【請求項15】
前記肺高血圧症が新生児の持続性肺高血圧症である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項16】
前記トリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤が、式I:
【化1】

(式中、Aは必要に応じて置換されたシクロアルキル、アリール、又は複素環であり、
Xは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)−、−C(R)=C(R)−、−C≡C−、−N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−C(R)N(R)−、−N(R)C(R)−、−ONC(R)−、−C(R)NO−、−C(R)O−、−OC(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、−C(R)S(O)−、又は−S(O)C(R)−であり、
Dは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキルであり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
nは0〜3である)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
【請求項17】
前記化合物が、式II:
【化2】

(式中、Aは必要に応じて置換されたシクロアルキル、アリール、又は複素環であり、
Xは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)−、−C(R)=C(R)−、−C≡C−、−N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−C(R)N(R)−、−N(R)C(R)−、−ONC(R)−、−C(R)NO−、−C(R)O−、−OC(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、−C(R)S(O)−、又は−S(O)C(R)−であり、
Dは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
Eは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキルであり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
nは0〜3である)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を有する、請求項16に記載の使用。
【請求項18】
前記化合物が、式:
【化3】

(式中、A及びAはそれぞれ独立して、必要に応じて置換された単環式のシクロアルキル、アリール又は複素環である)を有する、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
エンドセリン受容体アンタゴニストとトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項20】
抗凝固剤とトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項21】
カルシウムチャンネル遮断薬とトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項22】
プロスタサイクリンとトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項23】
一酸化窒素前駆体又は一酸化窒素放出化合物と、トリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項24】
ホスホジエステラーゼ5阻害剤とトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項25】
利尿薬とトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項26】
血小板由来成長因子とトリプトファンヒドロキシラーゼ阻害剤とを含む医薬組成物。
【請求項27】
前記TPH1阻害剤が、式I:
【化4】

(式中、Aは必要に応じて置換されたシクロアルキル、アリール、又は複素環であり、
Xは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)−、−C(R)=C(R)−、−C≡C−、−N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−C(R)N(R)−、−N(R)C(R)−、−ONC(R)−、−C(R)NO−、−C(R)O−、−OC(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、−C(R)S(O)−、又は−S(O)C(R)−であり、
Dは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキルであり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
各Rは独立して、水素又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
nは0〜3である)の化合物又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物である、請求項19〜26のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項28】
前記化合物が、式II:
【化5】

(式中、Aは必要に応じて置換されたシクロアルキル、アリール、又は複素環であり、
Xは結合、−O−、−S−、−C(O)−、−C(R)=、=C(R)−、−C(R)−、−C(R)=C(R)−、−C≡C−、−N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−C(R)N(R)−、−N(R)C(R)−、−ONC(R)−、−C(R)NO−、−C(R)O−、−OC(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、−C(R)S(O)−、又は−S(O)C(R)−であり、
Dは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
Eは必要に応じて置換されたアリール又は複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル、アルキル−アリール、アルキル−複素環、アリール、若しくは複素環であり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキルであり、
は水素、アルコキシ、アミノ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシル、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
は水素、又は必要に応じて置換されたアルキル若しくはアリールであり、
nは0〜3である)又はその薬学的に許容される塩若しくは溶媒和物を有する、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項29】
前記化合物が、式:
【化6】

(式中、A及びAはそれぞれ独立して、必要に応じて置換された単環式のシクロアルキル、アリール又は複素環である)を有する、請求項28に記載の医薬組成物。

【図1】
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【公表番号】特表2010−533196(P2010−533196A)
【公表日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−516210(P2010−516210)
【出願日】平成20年7月9日(2008.7.9)
【国際出願番号】PCT/US2008/069471
【国際公開番号】WO2009/009561
【国際公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(508192566)レクシコン ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (38)
【Fターム(参考)】