説明

車両用内装材における軟質材の固定構造

【課題】部品及び設備を削減し固定作業を簡易にする。
【解決手段】本発明は、ドアトリム10におけるフェルト30の固定構造であって、ドアトリム10の車室外側に設けられ、ドアトリム10の車室外側面との間でフェルト30を挟み込む係止部44を有し、ドアトリム10の車室外側面と係止部44との間に差し込まれたフェルト30に対して、その差込方向に係止部44が係止することにより、フェルト30の差込方向とは反対方向への移動を規制する引掛け部40と、ドアトリム10の車室外側に立設され、フェルト30に形成された孔35に差し込まれてこの孔35の孔縁部と鉛直方向に係止することにより、フェルト30の脱落を規制する脱落規制ボス50とを備えた構成としたところに特徴を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用内装材における軟質材の固定構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、基材に表皮材を固定する表皮材の固定構造として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、基材の端部において折り返された表皮材の折り返し代部に係止プレートを設け、基材の裏面に係止手段を設け、係止プレートを係止手段に係止させることにより、表皮材の折り返し代部が基材の裏面に固定されるようになっている。係止プレートは、合成樹脂製の成形品であり、折り返し代部の裏面に溶着などの手段で固定されている。一方、係止手段は、基材と一体に形成された係止部と押え部とからなり、係止プレートを押え部で押さえ込んだ状態で係止プレートを係止部に係止させる構成とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平3−246133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の構成では、係止プレートを表皮材に対して溶着などの手段で固定する必要があるため、係止プレートの部品が追加されるとともに溶着などの工程が追加されることにより、コストアップにつながる。また、表皮材を基材の端部で折り返した上で係止プレートを係止部に係止させる必要があるため、固定作業が煩雑になる。また、係止プレートの代わりに、表皮材に孔を形成し、この孔に差し込まれるボスを基材に立設し、このボスを熱溶着することで表皮材を基材に固定する方法も考えられるものの、やはり溶着作業が必要になるため、上記と同様に固定作業が煩雑になるとともに、溶着するための設備が必要となる。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、部品及び設備を削減し固定作業を簡易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両用内装材における軟質材の固定構造であって、車両用内装材の一面側に設けられ、車両用内装材の一面との間で軟質材を挟み込む係止部を有し、車両用内装材の一面と係止部との間に差し込まれた軟質材に対して、その差込方向に係止部が係止することにより、軟質材の差込方向とは反対方向への移動を規制する引掛け部と、車両用内装材の一面側に立設され、軟質材に形成された孔に差し込まれてこの孔の孔縁部と鉛直方向に係止することにより、軟質材の脱落を規制する脱落規制ボスとを備えた構成としたところに特徴を有する。
【0007】
このような構成によると、引掛け部に係止部を設け、車両用内装材の一面と係止部との間に軟質材を差し込むだけで係止部が軟質材に係止するから、軟質材の固定作業が簡易になる。これに加えて、脱落規制ボスを軟質材の孔に差し込んで脱落規制ボスが孔の孔縁部に係止することにより、軟質材の脱落を規制できる。したがって、溶着などの固定作業が不要であり、軟質材に孔を形成するだけでよいため、係止プレート等の部品及び溶着設備を削減し固定作業を簡易にすることができる。
【0008】
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
引掛け部は、軟質材の外周縁よりも外側となる外周領域から軟質材の外周縁よりも内側となる内周領域に延出する形状をなしており、係止部は、軟質材の外周縁部に係止する構成としてもよい。
このような構成によると、車両用内装材の一面と係止部との間に軟質材の外周縁部を差し込むだけでよいから、例えば、軟質材の中央部に開口を設け、その開口縁部を係止部に差し込む場合と比較して固定作業を簡易にすることができる。
【0009】
脱落規制ボスは、外周領域における軟質材の上方に配置された引掛け部の延出方向に延びる軸線上に配置されている構成としてもよい。
このような構成によると、何らかの衝撃が軟質材に加わるなどして軟質材が引掛け部から外れかけた場合であっても、その引掛け部に対応して配置された脱落規制ボスにより軟質材の脱落を確実に規制することができる。
【0010】
引掛け部は、車両用内装材の一面に対してアンダーカット状をなして一面側に延出するガイド部を有し、このガイド部の延出端部に係止部が設けられており、係止部は、軟質材に食い込み可能な凹凸形状をなしている構成としてもよい。
このような構成によると、軟質材が凹凸形状をなして係止部に食い込むことにより、係止部による係止力を高めることができる。
【0011】
引掛け部は、車両用内装材の車室外側に対向して配置されたボディパネルに当接可能な当接部を有している構成としてもよい。
このような構成によると、引掛け部の軟質材に対する係止力を高めるとともに、車両用内装材がボディパネル側に押し込まれた場合であっても、当接部がボディパネルに当接することで車両用内装材の押し込みを規制することができる。
【0012】
引掛け部は、車両用内装材の一面との間に配置されたワイヤハーネスを支持してなる構成としてもよい。
このような構成によると、ワイヤハーネスを支持するクランプとして引掛け部を機能させることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、部品及び設備を削減し固定作業を簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施形態において軟質材がドアトリムの車室外側面に固定された状態を示した正面図
【図2】引掛け部および脱落規制ボスを斜め上方から見た斜視図
【図3】引掛け部および脱落規制ボスを側方から見た側面図
【図4】軟質材が係止部によって固定された状態を側方から見た側面図
【図5】軟質材を引掛け部に装着する途中の状態を示した側面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図5の図面を参照しながら説明する。本実施形態では、車両用内装材としてドアトリムに適用した場合を例示している。本実施形態のドアトリム10は、図4に示すように、ドアボディを構成するドアインナーパネル(本発明の「ボディパネル」の一例)20の車室内側に対向して配置されている。なお、ドアトリム10は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料、木質系材料と合成樹脂材料を混合したものなどによって構成されている。
【0016】
ドアトリム10の車室外側面(ドアインナーパネル20と対向する面)には、図1に示すように、フェルト(本発明の「軟質材」の一例)30が貼り付けられている。このフェルト30は、防音や断熱などの目的で用いられるものであり、ドアトリム10の車室外側面においてインサイドハンドル用開口部11、スピーカー取付用開口部12、側突用衝撃吸収材13などを除くほぼ全面に配置されている。フェルト30は、ドアトリム10に一体に成形された複数の引掛け部40によってドアトリム10の車室外側面に固定されている。
【0017】
引掛け部40は、ドアトリム10の車室外側面におけるフェルト30よりも外側となる外周領域R1において、フェルト30の外周縁に沿って間欠的に配置されている。具体的には、フェルト30の上縁31に図示3つの引掛け部40が配置され、フェルト30の両側縁32,32に図示2つの引掛け部40が配置され、フェルト30の下縁33に図示2つの引掛け部40が配置されている。さらに、各引掛け部40は、フェルト30の角部34を中心にそれぞれ配置されており、これらの引掛け部40によってフェルト30の角部34のめくれが規制されている。なお、以下において引掛け部40の詳細な構成は、フェルト30の上縁に沿って配置された引掛け部40を代表として説明することとし、他の引掛け部40については同様の構成であるため、その説明を省略する。
【0018】
引掛け部40は、図4に示すように、フェルト30の上縁31よりも外側となる外周領域R1から立ち上がった後に、フェルト30の上縁31よりも内側となる内周領域R2に向けて下方に延出するフック状をなしている。引掛け部40においてドアトリム10から立ち上がる部分は基端部41とされ、この基端部41の立ち上がり端部から下方に延びる部分は当接部42とされ、この当接部42の延出端部からドアトリム10側に延出する部分はガイド部43とされ、このガイド部43の延出端部に係止部44が設けられている。
【0019】
図2に示すように、基端部41、当接部42、およびガイド部43にかけての範囲には、その両側縁から立ち上がる一対の外周リブ45が設けられている。両外周リブ45により基端部41、当接部42、およびガイド部43にかけての範囲が補強されている。なお、本実施形態ではガイド部43には、肉抜き孔46が設けられており、この肉抜き孔46により、引掛け部40の軽量化ならびに成形時のヒケ防止などが施されている。
【0020】
当接部42は、図4に示すように、ドアインナーパネル20の車室内側面に当接している。このため、当接部42がドアトリム10の車室内側へ押圧されることでガイド部43が同方向へ移動し、係止部44がフェルト30に食い込み、引掛け部40のフェルト30に対する係止力が高まり、フェルト30の脱落を防止するとともに、ドアトリム10が車室内側から車室外側に押し込まれた場合でも、ドアトリム10が車室外側に撓むことを規制できる。また、後述する脱落規制ボス50の先端もドアインナーパネル20に当接しているため、より確実にドアトリム10の撓みを規制することができる。
【0021】
ガイド部43は、ドアトリム10に近づくにつれて基端部41に近づくアンダーカット形状をなしている。このため、図5に示すように、フェルト30をガイド部43に宛うようにしてフェルト30を係止部44とドアトリム10の車室外側面との間に差し込みやすくなり、フェルト30の固定作業を簡易にすることができるとともに、フェルト30の差し込み動作を案内することができる。
【0022】
係止部44は、図4に示すように、係止部44とドアトリム10の車室外側面との間にフェルト30を挟み込んでフェルト30を固定する機能を有している。本実施形態では、係止部44とドアトリム10の車室外側面との間が約3mmに設定されており、フェルト30の厚さが約10mmとされているため、フェルト30は、係止部44によって押し込まれ、この押し込みに伴って相対的に盛り上がった部分36が係止部44に対して上下方向に係止する。
【0023】
特に本実施形態では、係止部44におけるフェルト30との接触面に凹凸形状が施されており、この凹凸形状に沿ってフェルト30が食い込むことによって、より強い係止力が得られるようになっている。さらに、上述したように、ガイド部43がアンダーカット形状をなしているため、フェルト30の重さでガイド部43が下方に撓んだ状態となってフェルト30が係止部44から外れやすくなることを規制可能としている。また、引掛け部40の内側には、フェルト30のみならず、ワイヤーハーネスWHを収容することができ、ワイヤーハーネスWHを支持するクランプとしての役割も果たしている。
【0024】
フェルト30の上縁31に沿って配置された図示3つの引掛け部40の下方には、各引掛け部40に対応して図示3つの脱落規制ボス50が設けられている。この脱落規制ボス50は、円筒形状をなしてドアトリム10に一体に成形されている。また、脱落規制ボス50は、ドアトリム10の車室外側面における内周領域R2に立設されている。さらに、脱落規制ボス50は、対応する引掛け部40に近接して配置されている。
【0025】
引掛け部40に固定されたフェルト30において脱落規制ボス50と対応する位置には、孔35が貫通して形成されている。このため、脱落規制ボス50が孔35に差し込まれた状態では脱落規制ボス50と孔35の孔縁部とが上下方向に係止可能とされている。例えば、引掛け部40からフェルト30が外れる現象としては、フェルト30が引掛け部40へ差込方向とは反対に移動することで起こる場合が考えられるものの、その差込方向とは反対の位置に脱落規制ボス50が存在しているため、脱落規制ボス50が孔35の孔縁部に引っ掛かって係止し、フェルト30の脱落が規制される。一方、フェルト30の下縁33に沿って配置された引掛け部40は、基端部41でフェルト30の下縁33を受ける形態とされているため、脱落規制ボス50を設けるまでもなく、フェルト30の脱落を規制することができる。
【0026】
さらに、脱落規制ボス50は、図1に示すように、引掛け部40の延出方向に延びる軸線A1上に配置されている。このため、フェルト30の脱落を効率的に規制することができる。
【0027】
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。フェルト30をドアトリム10の車室外側面に貼り付けるに際しては、フェルト30の上縁部を、引掛け部40の係止部44とドアトリム10の車室外側面との間に差し込む。フェルト30が所定の位置まで差し込まれると、係止部44がフェルト30に係止するとともに脱落規制ボス50が孔35に嵌り込み、引掛け部40と脱落規制ボス50の双方によってフェルト30の上端部が保持される。その後、フェルト30の両側縁部と下縁部を残りの引掛け部40に装着する。こうして、フェルト30がドアトリム10の車室外側面に貼り付けられて固定される。
【0028】
以上のように本実施形態では、引掛け部40の係止部44と脱落規制ボス50の双方によってフェルト30をドアトリム10の車室外側面に固定するようにしたから、フェルト30の脱落を確実に規制できる。さらに、脱落規制ボス50を引掛け部40の軸線A1上に配置したから、フェルト30の脱落を効率良く規制できる。この上、係止部44の凹凸形状に沿ってフェルト30を食い込ませることができるため、係止部44による係止力を高めることができる。
【0029】
また、フェルト30の固定に際しては、フェルト30を係止部44とドアトリム10の車室外側面との間に差し込むだけでよく、極めて簡単に固定することができる。なお、フェルト30には孔35を設けるだけでよく、溶着などの工程が不要となり、溶着設備を削減することができる。さらに、引掛け部40をドアトリム10の車室外側面における外周領域R1に設けたから、フェルト30を引掛け部40に固定しやすくなる。この上、アンダーカット状をなすガイド部43に宛うようにしてフェルト30を引掛け部40に取り付けることができるため、固定作業が容易になる。
【0030】
また、引掛け部40に設けた当接部42をドアインナーパネル20に当接させることにより、引掛け部40のフェルト30に対する係止力を高めるとともに、ドアトリム10の撓みを規制することができる。これと同時に、ドアインナーパネル20からドアトリム10までの高さを調整しやすくなる。さらに、ワイヤーハーネスWHを引掛け部40によって支持することができるため、引掛け部40とは別にワイヤーハーネスWH保持用クランプを設けなくてもよい。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では引掛け部40を外周領域R1に設けているものの、本発明によると、引掛け部40を内周領域R2に設けてもよい。
【0032】
(2)上記実施形態ではフェルト30の上方に配置された引掛け部40に対応して脱落規制ボス50を設けているものの、本発明によると、他の引掛け部40に対応して脱落規制ボス50を設けてもよいし、引掛け部40の位置とは関係なく脱落規制ボス50を設けてもよい。
【0033】
(3)上記実施形態では引掛け部40の軸線A1上に脱落規制ボス50を配置しているものの、本発明によると、軸線A1から外れた位置に脱落規制ボス50を配置してもよい。
【0034】
(4)上記実施形態ではガイド部43がアンダーカット状をなしているものの、本発明によると、ガイド部43をドアトリム10の車室外側面に直交する配置で設けてもよい。
【0035】
(5)上記実施形態では係止部44が凹凸形状をなしているものの、本発明によると、係止部44がフラットな形状をなしているものも含まれる。
【0036】
(6)上記実施形態ではドアインナーパネル20に当接している当接部42を例示しているものの、本発明によると、ドアインナーパネル20に対して僅かな隙間をもって配置されているものも含まれる。
【0037】
(7)上記実施形態ではワイヤーハーネスWHを支持する引掛け部40を例示しているものの、本発明によると、ワイヤーハーネスWH以外の部材を支持する引掛け部40としてもよい。
【符号の説明】
【0038】
10…ドアトリム(車両用内装材)
20…ドアインナーパネル(ボディパネル)
30…フェルト(軟質材)
35…孔
40…引掛け部
42…当接部
43…ガイド部
44…係止部
50…脱落規制ボス
A1…軸線
R1…外周領域
R2…内周領域
WH…ワイヤーハーネス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用内装材における軟質材の固定構造であって、
前記車両用内装材の一面側に設けられ、前記車両用内装材の一面との間で前記軟質材を挟み込む係止部を有し、前記車両用内装材の一面と前記係止部との間に差し込まれた前記軟質材に対して、その差込方向に前記係止部が係止することにより、前記軟質材の前記差込方向とは反対方向への移動を規制する引掛け部と、
前記車両用内装材の一面側に立設され、前記軟質材に形成された孔に差し込まれてこの孔の孔縁部と鉛直方向に係止することにより、前記軟質材の脱落を規制する脱落規制ボスとを備えた車両用内装材における軟質材の固定構造。
【請求項2】
前記引掛け部は、前記軟質材の外周縁よりも外側となる外周領域から前記軟質材の外周縁よりも内側となる内周領域に延出する形状をなしており、前記係止部は、前記軟質材の外周縁部に係止することを特徴とする請求項1に記載の車両用内装材における軟質材の固定構造。
【請求項3】
前記脱落規制ボスは、前記外周領域における前記軟質材の上方に配置された前記引掛け部の延出方向に延びる軸線上に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用内装材における軟質材の固定構造。
【請求項4】
前記引掛け部は、前記車両用内装材の一面に対してアンダーカット状をなして前記一面側に延出するガイド部を有し、このガイド部の延出端部に前記係止部が設けられており、前記係止部は、前記軟質材に食い込み可能な凹凸形状をなしていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用内装材における軟質材の固定構造。
【請求項5】
前記引掛け部は、前記車両用内装材の車室外側に対向して配置されたボディパネルに当接可能な当接部を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両用内装材における軟質材の固定構造。
【請求項6】
前記引掛け部は、前記車両用内装材の一面との間に配置されたワイヤハーネスを支持してなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の車両用内装材における軟質材の固定構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−183920(P2011−183920A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−50659(P2010−50659)
【出願日】平成22年3月8日(2010.3.8)
【出願人】(000241500)トヨタ紡織株式会社 (2,945)
【Fターム(参考)】