説明

通信端末装置

【課題】音声ガイダンスと表示ガイダンスとを結び付けることにより、従来に比べて短縮ダイヤル、ワンタッチキーの登録操作を容易に行える通信端末装置を提供する。
【解決手段】短縮ダイヤルまたはワンタッチダイヤルの登録をユーザが希望する場合に、その操作の手順を、音声ガイダンス部30から音声出力すると共にLCDパネル10dに表示出力する。この際、LCDパネル10dの表示出力は、音声ガイダンス部30からの音声出力に応じて変更される。ユーザは、音声ガイダンス部30からの音声ガイダンスとLCDパネル10dにおける表示ガイダンスとを受けながら、短縮ダイヤルまたはワンタッチダイヤルの登録処理に必要な操作を、カーソルキー10a及びテンキー10bと、タッチスクリーン10eに表示されたソフトキーとを介して行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、他機器との間で通信を行う通信端末装置に関し、特に、各種の操作の手順を音声出力する音声案内手段を備えた通信端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ファクシミリ装置、またはファクシミリ機能を有する複合機などの通信端末装置には、通信相手先の設定を簡便に行うために、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルが備えられている。これらの短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルには予め、電話番号及びそれに付随した情報の登録操作が必要である。この登録操作をユーザが容易に行えるように、操作手順を音声案内(音声ガイダンス)する技術が提案されている(特許文献1など)。
【特許文献1】特開2004−255703号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載された装置では、音声ガイダンスのみでしかユーザに操作手順を知らせないので、どのキーを押せば良いのか、または登録処理がどこまで進んだのかを、ユーザが容易に把握できないこともあり、改善の余地がある。
【0004】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、音声ガイダンスと表示ガイダンスとを結び付けることにより、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録操作を従来に比べてより容易に行える通信端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る通信端末装置は、通信相手先の電話番号及び該電話番号に付随した情報を登録項目として記憶する手段と、操作の手順を音声出力する音声案内手段とを備えた通信端末装置において、登録項目を他の登録項目と区別して表示し、登録の際に必要な処理項目を表示する表示手段と、登録項目及び処理項目の選択を受け付ける受付手段と、前記音声案内手段からの音声出力に応じて前記表示手段が登録項目及び処理項目を表示するように前記表示手段及び前記音声案内手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
本発明の通信端末装置にあっては、音声案内手段からの音声出力に応じて表示手段が登録項目及び処理項目を表示する。よって、音声ガイダンスと表示ガイダンスとが連動してユーザに提示されるため、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録操作が容易に行える。
【0007】
本発明に係る通信端末装置は、前記受付手段が、登録項目の選択を受け付けるカーソルキーと、前記表示手段に表示されて処理項目の選択を受け付けるソフトキーとを有することを特徴とする。
【0008】
本発明の通信端末装置にあっては、カーソルキーにより登録項目の選択を受け付け、ソフトキーにより処理項目の選択を受け付ける。よって、ユーザは簡単な操作によって、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録を行える。
【0009】
本発明に係る通信端末装置は、前記制御手段が、一の登録項目の登録が終了した場合に次の登録項目の登録に進むように、前記表示手段及び前記音声案内手段を制御するようにしたことを特徴とする。
【0010】
本発明の通信端末装置にあっては、一つの登録項目の登録が終了すると、次の登録項目の登録に進むような音声ガイダンス及び表示ガイダンスを提示する。よって、ユーザは登録処理がどこまで進んだかを容易に把握でき、登録項目の登録し忘れがなくなる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の通信端末装置では、音声案内手段からの音声出力に応じて表示手段が登録項目及び処理項目を表示するようにしたので、音声ガイダンスと表示ガイダンスとを連動させてユーザに提示することがき、ユーザが行う短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録操作を容易とすることができる。
【0012】
本発明の通信端末装置では、カーソルキーにより登録項目の選択を受け付け、ソフトキーにより処理項目の選択を受け付けるようにしたので、ユーザは簡単な操作によって、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録を行うことができる。
【0013】
本発明の通信端末装置では、一つの登録項目の登録が終了すると、次の登録項目の登録に進むように表示手段と音声案内手段とを制御するようにしたので、ユーザは登録処理がどこまで進んだかを容易に把握することができ、登録項目の登録し忘れを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0015】
図1は、本発明の通信端末装置としての複合機(ファクシミリ複合装置)の構成を示すブロック図であり、図2は、後述する音声ガイダンス部30の構成を示すブロック図である。複合機は、本来のファクシミリ機能、コピー機能に加えて、外部端末装置からネットワークを介して電子メールを受信する機能、及び、入力した画像データをプリントアウトするプリンタ機能を備えた機能複合型のファクシミリ装置である。
【0016】
複合機は、MPU(Microprocessor Unit)1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Access Memory)3、メモリ制御部4、画像メモリ5、プリント画像処理回路6、LED(Light Emitting Diode)プリントヘッド7、プリンタ機構制御回路8、LAN(Local Area Network)インタフェイス9、操作/表示制御部10、スキャナ11、コーデック12、モデム13、NCU(Network Control Unit)14、音声ガイダンス部30などを備えている。
【0017】
MPU1は、バス31を介して複合機の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM2に格納された制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。ROM2は、複合機の動作に必要な種々のソフトウェアの制御プログラムを格納する。RAM3は、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。また、RAM3は、短縮ダイヤルの情報(短縮番号、相手先の電話番号、相手先名、相手先の読み仮名)を記憶する短縮ダイヤル記憶領域3aと、ワンタッチダイヤルの情報(ワンタッチキー番号、相手先の電話番号、相手先名、相手先の読み仮名)を記憶するワンタッチダイヤル記憶領域3bとを有する。
【0018】
画像メモリ5は、DRAMなどで構成され、メモリ制御部4の制御により、原稿を読み取って得られる画像データ、外部装置から受信した画像データなどを記憶する。LEDプリントヘッド7は、プリント画像処理回路6で処理された画像データに応じた画像を、給紙カセットから給送された用紙に印刷する。プリンタ機構制御回路8は、LEDプリントヘッド7を含めたプリンタの動作を制御する。LANインタフェイス9は、LANを介して他の複合機、パーソナルコンピュータなどの外部装置に接続されており、外部装置との間でデータのやりとりを行う。
【0019】
操作/表示制御部10は、少なくともカーソルキー10a及びテンキー10bを有するキー操作部10c、並びにLCD(LIquid Crystal Display)パネル10dのタッチスクリーン10eにおけるユーザの入力操作を受け付ける。カーソルキー10aは、相手先の電話番号、相手先名、相手先の読み仮名などの登録項目の選択を受け付けるために使用される。また、テンキー10bは、登録処理の際に、電話番号、相手先名、相手先の読み仮名などを入力するために使用される。タッチスクリーン10eには、登録の際に必要な処理項目(後述する「閉じる」、「編集」、「取消し」、「確定」など)を表すソフトキーが表示される。また、操作/表示制御部10は、複合機の動作状態を示す画面、ユーザへ操作入力を促す画面、ユーザへ警告を発する画面などをLCDパネル10dに表示させる。
【0020】
スキャナ11は、例えばCCDを利用した光学系で原稿を読み取り、読み取った画像データを出力する。コーデック12は、画像データに対して所定の圧縮方式に従って圧縮/伸長を行う。モデム13は、バス31に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム13は、同様にバス31に接続されたNCU14と直接的に接続されている。NCU14は、公衆電話回線網(PSTN:Public Switched Telephone Network)との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム13をPSTNと接続する。
【0021】
音声ガイダンス部30は、サブMPU21、ROM22、SRAM23、音声デコーダ24、AFE(Analog Front End)25、アナログ増幅器26、スピーカ27などを備えている。サブMPU21は、シリアルバス32を介してMPU1に接続されており、また、バス33を介して音声ガイダンス部30の上述したようなハードウェア各部と接続されている。ROM22は、音声ガイダンス用の制御プログラム及び音声ガイダンスメッセージを格納している。SRAM23は、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0022】
音声デコーダ24は、ROM22から読み出された符号化されている音声ガイダンスメッセージを音声波形のデータに復号する。AFE25は、音声波形のデータをアナログ信号に変換してアナログ増幅器26へ出力する。アナログ増幅器26は、このアナログ信号を増幅してスピーカ27へ出力する。
【0023】
音声ガイダンスがなされる場合には、音声デコーダ24で復号された必要な音声波形のデータが、AFE25を介してアナログ増幅器26へ送られ、スピーカ27から音声として出力されるようになっている。音声ガイダンスは、複合機に対する種々の処理操作を案内するものであり、本発明では、特に短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録処理における操作についての音声ガイダンス機能を少なくとも有している。
【0024】
本発明の複合機では、短縮ダイヤルまたはワンタッチダイヤルの登録をユーザが希望する場合に、その操作の手順を、音声ガイダンス部30から音声出力すると共にLCDパネル10dに表示出力する。この際、LCDパネル10dの表示出力は、音声ガイダンス部30からの音声出力に応じて変更される。そして、ユーザは、音声ガイダンス部30からの音声ガイダンスとLCDパネル10dにおける表示ガイダンスとを受けながら、短縮ダイヤルまたはワンタッチダイヤルの登録処理に必要な操作を行っていく。このときの必要な操作は、キー操作部10cのカーソルキー10a及びテンキー10bと、タッチスクリーン10eに表示されたソフトキーとを介して行われる。
【0025】
以下、本発明の複合機の動作について説明する。図3〜図6は、本発明の複合機における短縮ダイヤルの新規登録処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。また、図7及び図8は、本発明の複合機(LCDパネル10d)における画面表示の一例を示す図である。
【0026】
MPU1は、図7(a)に示すような短縮ダイヤル情報画面をLCDパネル10dに表示する(ステップS1)。カーソルは登録項目としての「電話番号」に置かれており、タッチスクリーン10eには処理項目としての「閉じる」、「編集」のソフトキーが表示されている。MPU1は、音声ガイダンス機能を実行して、「相手先番号を登録できます。登録する場合は「編集」を押して下さい。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。カーソルキーで他の項目を選択できます。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS2)。
【0027】
MPU1は、タッチスクリーン10eのソフトキーの「閉じる」、「編集」の何れが押されたか否かを判断し(ステップS3)、「閉じる」が押された場合には(S3:閉じる)、入力されたデータをRAM3の短縮ダイヤル記憶領域3aに記憶して(ステップS26)、動作が終了する。ソフトキー「編集」が押された場合(S3:編集)、MPU1は、図7(b)に示すような電話番号入力画面をLCDパネル10dに表示する(ステップS4)。タッチスクリーン10eには処理項目としての「クリア」、「取消し」、「確定」のソフトキーが表示されている。MPU1は、音声ガイダンス機能を実行して、「相手先番号をテンキーで入力して下さい。入力が完了したら「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS5)。
【0028】
MPU1は、登録対象の相手先の電話番号の入力を受け付け(ステップS6)、タッチスクリーン10eのソフトキーの「クリア」、「取消し」、「確定」の何れが押されたか否かを判断する(ステップS7)。「クリア」が押された場合(S7:クリア)、ユーザに入力ミスがあったので、動作がS6に戻って再入力を受け付ける。「取消し」が押された場合(S7:取消し)、動作がS1に戻って短縮ダイヤル情報画面を再表示する。
【0029】
ソフトキー「確定」が押された場合(S7:確定)、MPU1は、図7(c)に示すような短縮ダイヤル情報画面をLCDパネル10dに表示する(ステップS8)。カーソルは登録項目としての「相手先名」に置かれており、タッチスクリーン10eには処理項目としての「閉じる」、「編集」のソフトキーが表示されている。MPU1は、音声ガイダンス機能を実行して、「相手先名を入力できます。入力する場合は「編集」を押して下さい。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。カーソルキーで他の項目を選択できます。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS9)。
【0030】
MPU1は、タッチスクリーン10eのソフトキーの「閉じる」、「編集」の何れが押されたか否かを判断し(ステップS10)、「閉じる」が押された場合には(S10:閉じる)、入力されたデータをRAM3の短縮ダイヤル記憶領域3aに記憶して(ステップS27)、動作が終了する。ソフトキー「編集」が押された場合(S10:編集)、MPU1は、図7(d)に示すような相手先名入力画面をLCDパネル10dに表示する(ステップS11)。タッチスクリーン10eには処理項目としての「クリア」、「取消し」、「確定」のソフトキーが表示されている。MPU1は、音声ガイダンス機能を実行して、「相手先名をテンキーで入力して下さい。入力が完了したら「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS12)。
【0031】
MPU1は、登録対象の相手先名の入力を受け付け(ステップS13)、タッチスクリーン10eのソフトキーの「クリア」、「取消し」、「確定」の何れが押されたか否かを判断する(ステップS14)。「クリア」が押された場合(S14:クリア)、ユーザに入力ミスがあったので、動作がS13に戻って再入力を受け付ける。「取消し」が押された場合(S14:取消し)、動作がS8に戻って短縮ダイヤル情報画面を再表示する。
【0032】
ソフトキー「確定」が押された場合(S14:確定)、MPU1は、図8(a)に示すような短縮ダイヤル情報画面をLCDパネル10dに表示する(ステップS15)。カーソルは登録項目としての「読み仮名」に置かれており、タッチスクリーン10eには処理項目としての「閉じる」、「編集」のソフトキーが表示されている。MPU1は、音声ガイダンス機能を実行して、「相手先の読み仮名を入力できます。入力する場合は「編集」を押して下さい。終了する場合は「閉じる」を押して下さい。カーソルキーで他の項目を選択できます。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS16)。
【0033】
MPU1は、タッチスクリーン10eのソフトキーの「閉じる」、「編集」の何れが押されたか否かを判断し(ステップS17)、「閉じる」が押された場合には(S17:閉じる)、入力されたデータをRAM3の短縮ダイヤル記憶領域3aに記憶して(ステップS28)、動作が終了する。ソフトキー「編集」が押された場合(S17:編集)、MPU1は、図8(b)に示すような相手先読み仮名入力画面をLCDパネル10dに表示する(ステップS18)。タッチスクリーン10eには処理項目としての「クリア」、「取消し」、「確定」のソフトキーが表示されている。MPU1は、音声ガイダンス機能を実行して、「相手先の読み仮名をテンキーで入力して下さい。入力が完了したら「確定」を押して下さい。中止する場合は「取消し」を押して下さい。」のガイドメッセージを音声出力する(ステップS19)。
【0034】
MPU1は、登録対象の相手先の読み仮名の入力を受け付け(ステップS20)、タッチスクリーン10eのソフトキーの「クリア」、「取消し」、「確定」の何れが押されたか否かを判断する(ステップS21)。「クリア」が押された場合(S21:クリア)、ユーザに入力ミスがあったので、動作がS20に戻って再入力を受け付ける。「取消し」が押された場合(S21:取消し)、動作がS15に戻って短縮ダイヤル情報画面を再表示する。
【0035】
ソフトキー「確定」が押された場合(S21:確定)、MPU1は、タッチスクリーン10eに短縮ダイヤル情報画面を表示する(ステップS22)。このタッチスクリーン10eには、処理項目としての「閉じる」、「編集」のソフトキーが表示されている。MPU1は、タッチスクリーン10eのソフトキーの「閉じる」、「編集」の何れが押されたか否かを判断する(ステップS23)。「閉じる」が押された場合(S23:閉じる)、MPU1は、入力されたデータ(相手先の電話番号、相手先名、相手先の読み仮名)を短縮番号に対応付けてRAM3の短縮ダイヤル記憶領域3aに記憶して(ステップS24)、動作が終了する。「編集」が押された場合(S23:編集)、MPU1は、タッチスクリーン10eでのカーソルの位置が「電話番号」、「相手先名」、「読み仮名」の何れであるかを判断する(ステップS25)。カーソルの位置が「電話番号」である場合には(S25:電話番号)、動作がS4に戻り、カーソルの位置が「相手先名」である場合には(S25:相手先名)、動作がS11に戻り、カーソルの位置が「読み仮名」である場合には(S25:読み仮名)、動作がS15に戻る。
【0036】
なお、新規に短縮ダイヤルを登録する短縮ダイヤルの新規登録処理について説明したが、短縮ダイヤルを変更する短縮ダイヤルの変更登録処理についても同様に行える。また、ワンタッチダイヤルの登録処理(新規登録処理及び変更登録処理)に関しても同様に行うことができる。
【0037】
本発明の複合機では、LCDパネル10dでの表示内容に連動して、音声ガイダンスが出力されるので、ユーザは間違いなく迅速かつ容易に、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤルの登録操作を行うことが可能である。また、処理項目は必要なもののみが表示されるので、ユーザが操作に戸惑うことが少なくなる。更に、一つの登録項目の登録が完了した場合に、次の登録項目に順次移っていくので、ユーザは登録処理がどこまで進んだかを容易に把握でき、ある登録項目の登録を忘れてしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の複合機(通信端末装置)の構成を示すブロック図である。
【図2】音声ガイダンス部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の複合機(通信端末装置)における短縮ダイヤルの新規登録処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の複合機(通信端末装置)における短縮ダイヤルの新規登録処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の複合機(通信端末装置)における短縮ダイヤルの新規登録処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の複合機(通信端末装置)における短縮ダイヤルの新規登録処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の複合機(通信端末装置)における画面表示の一例を示す図である。
【図8】本発明の複合機(通信端末装置)における画面表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0039】
1 MPU
2 ROM
3 RAM
3a 短縮ダイヤル記憶領域
3b ワンタッチダイヤル記憶領域
10 操作/表示制御部
10a カーソルキー
10b テンキー
10c キー操作部
10d LCDパネル
10e タッチスクリーン
21 サブMPU
22 ROM
23 SRAM
24 音声デコーダ
25 AFE
26 アナログ増幅器
27 スピーカ
30 音声ガイダンス部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信相手先の電話番号及び該電話番号に付随した情報を登録項目として記憶する手段と、操作の手順を音声出力する音声案内手段とを備えた通信端末装置において、
登録項目を他の登録項目と区別して表示し、登録の際に必要な処理項目を表示する表示手段と、登録項目及び処理項目の選択を受け付ける受付手段と、前記音声案内手段からの音声出力に応じて前記表示手段が登録項目及び処理項目を表示するように前記表示手段及び前記音声案内手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
前記受付手段は、登録項目の選択を受け付けるカーソルキーと、前記表示手段に表示されて処理項目の選択を受け付けるソフトキーとを有することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
【請求項3】
前記制御手段は、一の登録項目の登録が終了した場合に次の登録項目の登録に進むように、前記表示手段及び前記音声案内手段を制御するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の通信端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−318713(P2007−318713A)
【公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−292704(P2006−292704)
【出願日】平成18年10月27日(2006.10.27)
【出願人】(000006297)村田機械株式会社 (4,916)
【Fターム(参考)】