遊技機
【課題】金属製の組付部材を封印シールにより覆う場合でも、該封印シールに設けた電子タグに記憶された識別情報を正常に読み取ることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】ベース部材201にカバー部材202を組み付けて閉鎖状態とし、金属製の閉鎖ネジ226を取付穴277からネジ穴209に螺入した後、ベース側封印部229及びカバー側封印部224の貼付面に跨るように封印シール400を貼付して封止状態を構成し、該封止状態を解除した際にはICタグ403に破損が生じアンテナ部406からの識別情報を含む電波の発信が不可能となるようにした。また、封止状態において封印シール400は、ICタグ403のアンテナ部406が配置されていないアンテナ非配置部にて、閉鎖ネジ226における取付穴227の開口227bを被覆する。
【解決手段】ベース部材201にカバー部材202を組み付けて閉鎖状態とし、金属製の閉鎖ネジ226を取付穴277からネジ穴209に螺入した後、ベース側封印部229及びカバー側封印部224の貼付面に跨るように封印シール400を貼付して封止状態を構成し、該封止状態を解除した際にはICタグ403に破損が生じアンテナ部406からの識別情報を含む電波の発信が不可能となるようにした。また、封止状態において封印シール400は、ICタグ403のアンテナ部406が配置されていないアンテナ非配置部にて、閉鎖ネジ226における取付穴227の開口227bを被覆する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回路基板を収納するベース体及びカバー体とからなる基板ケースを備える遊技機であって、
固有の識別情報が記憶される記憶部及び該記憶部に記憶された前記識別情報を含む電波を発信するアンテナ部を有する電子タグと、
前記電子タグを有し、前記ベース体とカバー体とを封止状態とするために用いられる封印シールと、
前記ベース体に設けられ、前記封印シールの一端側が貼付されるベース体側シール貼付部と、
前記カバー体に設けられ、前記封印シールの他端側が貼付されるカバー体側シール貼付部と、
前記ベース体に前記カバー体を組み付けるための部材であって、前記ベース体または前記カバー体のうち一方に形成される挿通部に挿通され他方に形成される被取付部に取り付けられる取付部と、前記挿通部に連通し前記一方のシール貼付部に臨むように形成される開口部に収納される頭部と、からなる金属製の組付部材と、
を備え、
前記組付部材の取付部を前記開口部から前記挿通部に挿通し前記被取付部に取り付けて前記ベース体に前記カバー体を組み付け、前記封印シールを前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部とに跨るように貼付した前記封止状態から該封止状態を解除した際に、前記電子タグに破損が生じ前記アンテナ部からの前記識別情報を含む電波の発信が不可能となり、
前記封印シールは、前記封止状態において前記アンテナ部が配置されていないアンテナ非配置部にて、前記開口部を被覆する、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記封印シールは略長方形状をなし、
前記ベース体側シール貼付部及び前記カバー体側シール貼付部と前記封印シールとにおける一対の長辺部間の幅寸法または一対の短辺部間の幅寸法のうち少なくとも一方が合致し、
前記アンテナ部を、前記封印シールの中心位置に対して点対称に配置した、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記アンテナ部は、破損が生じても前記電波を発信可能な発信可能部及び破損が生じると前記電波を発信不可となる発信不可能部と、を有し、
前記発信不可能部を、前記封止状態において前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部との境界位置に配置されるようにした、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部とに貼付された前記封印シールの表面を被覆するシール被覆部材を備える、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部とに貼付された前記封印シールの表面を被覆するシール被覆部材と、
前記ベース体側シール貼付部または前記カバー体側シール貼付部のうち少なくとも一方の周縁の少なくとも一部に突設され、前記封印シールの貼付位置を決定するための位置決め突部と、
を備え、
前記位置決め突部は、前記封印シールの表面側に配置される前記シール被覆部材に当接し、該当接によりシール被覆部材と前記封印シールの表面との間に隙間を形成可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
【請求項1】
回路基板を収納するベース体及びカバー体とからなる基板ケースを備える遊技機であって、
固有の識別情報が記憶される記憶部及び該記憶部に記憶された前記識別情報を含む電波を発信するアンテナ部を有する電子タグと、
前記電子タグを有し、前記ベース体とカバー体とを封止状態とするために用いられる封印シールと、
前記ベース体に設けられ、前記封印シールの一端側が貼付されるベース体側シール貼付部と、
前記カバー体に設けられ、前記封印シールの他端側が貼付されるカバー体側シール貼付部と、
前記ベース体に前記カバー体を組み付けるための部材であって、前記ベース体または前記カバー体のうち一方に形成される挿通部に挿通され他方に形成される被取付部に取り付けられる取付部と、前記挿通部に連通し前記一方のシール貼付部に臨むように形成される開口部に収納される頭部と、からなる金属製の組付部材と、
を備え、
前記組付部材の取付部を前記開口部から前記挿通部に挿通し前記被取付部に取り付けて前記ベース体に前記カバー体を組み付け、前記封印シールを前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部とに跨るように貼付した前記封止状態から該封止状態を解除した際に、前記電子タグに破損が生じ前記アンテナ部からの前記識別情報を含む電波の発信が不可能となり、
前記封印シールは、前記封止状態において前記アンテナ部が配置されていないアンテナ非配置部にて、前記開口部を被覆する、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記封印シールは略長方形状をなし、
前記ベース体側シール貼付部及び前記カバー体側シール貼付部と前記封印シールとにおける一対の長辺部間の幅寸法または一対の短辺部間の幅寸法のうち少なくとも一方が合致し、
前記アンテナ部を、前記封印シールの中心位置に対して点対称に配置した、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記アンテナ部は、破損が生じても前記電波を発信可能な発信可能部及び破損が生じると前記電波を発信不可となる発信不可能部と、を有し、
前記発信不可能部を、前記封止状態において前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部との境界位置に配置されるようにした、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部とに貼付された前記封印シールの表面を被覆するシール被覆部材を備える、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記ベース体側シール貼付部と前記カバー体側シール貼付部とに貼付された前記封印シールの表面を被覆するシール被覆部材と、
前記ベース体側シール貼付部または前記カバー体側シール貼付部のうち少なくとも一方の周縁の少なくとも一部に突設され、前記封印シールの貼付位置を決定するための位置決め突部と、
を備え、
前記位置決め突部は、前記封印シールの表面側に配置される前記シール被覆部材に当接し、該当接によりシール被覆部材と前記封印シールの表面との間に隙間を形成可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【公開番号】特開2011−45578(P2011−45578A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−197422(P2009−197422)
【出願日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]