説明

高圧水洗浄装置

【課題】作業者が誤ってノズル部分を手で握るという不具合を解消して高い安全性を確保することができる高圧水洗浄装置を提供すること。
【解決手段】先端にノズル15とランス14が取り付けられたフレキシブルホース13を縦型配管101の内部に下方から挿入しながら前記ノズル15から噴射される高圧水によって縦型配管101内を洗浄する高圧水洗浄装置において、互いに平行に配されたローラ(2部材)18間に前記フレキシブルホース13を通すとともに、該フレキシブルホース13の先端に取り付けられた前記ランス14の一部に前記ローラ18間の隙間よりも大きな外径を有する大径部14Aを形成する。又、前記ローラ18の近傍に飛散防止カバー12を立設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先端にノズルとランスが取り付けられたフレキシブルホースを縦型配管の内部に下方から挿入しながら前記ノズルから噴射される高圧水によって縦型配管内を洗浄する高圧水洗浄装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、縦型反応塔内には多数の縦型配管が配されており、各縦型配管内には触媒等の充填材が充填されているが、この充填材は定期的に(例えば1年に1回程度)新しいものと交換される。この充填材の交換に際しては、各縦型配管内に充填されている古い充填材を抜き出す必要があるが、この充填材は縦型配管の内面に付着しているためにその抜き出しは容易ではない。
【0003】
そこで、充填材の抜き出しに高圧水洗浄装置が使用されているが、この高圧水洗浄装置は、先端にノズルとランスが取り付けられたフレキシブルホースを縦型配管の内部に下方から挿入しながら前記ノズルから噴射される例えば40MPa以上の圧力の高圧水によって縦型配管内を洗浄するものである。
【0004】
尚、用途は異なるが、高圧水洗浄装置に関しては特許文献1〜3等に提案がなされている。即ち、特許文献1には、トンネルの内壁面等のように高所に位置する面積の大きな洗浄対象を自走しながら洗浄する洗浄装置が提案され、特許文献2には、先端に洗浄ノズルユニットを設けたランスを反応槽の軸方向及び垂直方向に対して傾斜させて設置し、洗浄ノズルを昇降動させて洗浄する密閉式自動洗浄装置が提案されている。又、特許文献3には、フィン付き伝熱管の洗浄に好適なウォータジェット洗浄用ノズルランス及びこれを用いた伝熱管洗浄方法が提案されている。
【特許文献1】特許第3712214号公報
【特許文献2】特開平6−007757号公報
【特許文献3】特開2001−241640号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、高圧水洗浄装置による縦型配管内の洗浄作業中、フレキシブルホースの先端に取り付けられたノズルの部分が高圧水によって押し出される充填材と共に縦型配管外に押し出されてくることがあり、そのとき、作業者が誤ってノズル部分を手で握るとノズルから噴射されている高圧水によって作業者に思わぬダメージを与える可能性がある。
【0006】
又、洗浄によって抜き出された充填材の塊やノズルが作業者に当たって作業者にダメージを与える可能性もあった。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、作業者が誤ってノズル部分を手で握るという不具合を解消して高い安全性を確保することができる高圧水洗浄装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、先端にノズルとランスが取り付けられたフレキシブルホースを縦型配管の内部に下方から挿入しながら前記ノズルから噴射される高圧水によって縦型配管内を洗浄する高圧水洗浄装置において、互いに平行に配された2部材間に前記フレキシブルホースを通すとともに、該フレキシブルホースの先端に取り付けられた前記ランスの一部に前記2部材間の隙間よりも大きな外径を有する大径部を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記2部材を回転可能なローラで構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記2部材の近傍に飛散防止カバーを立設したことを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記2部材が設置されたスライドベースを直交座標軸方向に移動可能に支持したことを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、互いに平行に配されたパイプレール上にスライドレールを直交するよう移動可能に配置し、前記スライドベースを前記スライドレールに沿って移動可能に配置するとともに、前記スライドレールの長手方向両端部をUボルトによって前記パイプレール上に移動可能に取り付けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、ノズルを上にしてフレキシブルホースを縦型配管内に下方から挿入して配管内を洗浄しているときに高圧水によって押し出される充填材の塊と共にノズルが配管外に押し出された場合であっても、ランスの大径部がストッパとして機能して平行な2部材間に係止され、それ以上のノズルの押し出しを防ぐため、高圧水を噴射しているノズルは常に2部材よりも上方で停止する。このため、作業者が誤ってノズルを手で握ることがなく、ノズルから噴射される高圧水によって作業者がダメージを受けることもないために高い安全性が確保される。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、ノズルの通過を阻止する2部材を回転可能なローラで構成したため、両ローラ間をフレキシブルホースが抵抗なくスムーズに通過することができるとともに、フレキシブルホースのローラとの摺擦による損傷が防がれて該フレキシブルホースの耐久性が高められる。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、洗浄によって縦型配管内から抜き出された充填材の塊等の飛散が飛散防止カバーによって防がれるため、より高い安全性が確保される。
【0016】
請求項4記載の発明によれば、例えば縦型反応塔の内部に収容された多数の縦型配管に対して洗浄を行う場合、フレキシブルホースが通された2部材が設置されたスライドベースをフレキシブルホースと共に2次元平面内で自由に移動させながら多数の縦型配管に対して洗浄を順次連続的に効率良く行うことができる。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、スライドベースが移動可能に配置されたスライドレールの長手方向両端部をUボルトによってパイプレール上に移動可能に取り付けたため、スライドベースを互いに直交するスライドレールとパイプレールに沿って2次元平面内を自由に移動させることができるとともに、該スライドベースの脱落を確実に防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0019】
図1は本発明に係る高圧水洗浄装置の平面図、図2は同高圧水洗浄装置の正面図(図1の矢視A方向の図)、図3は図2のB部拡大詳細図、図4は図2のC部拡大詳細図、図5は図4の矢視D方向の図、図6は図4のE−E線断面図、図7は同高圧水洗浄装置のシャッターの平面図、図8はスライドベースの平面図、図9(a),(b)はシャッターの開閉を示す部分平面図である。
【0020】
図1及び図2において、100は垂直に立設された円筒状の縦型反応塔であって、その内部には洗浄対象である多数の縦型配管101(図4参照)が収容されている。尚、縦型配管101の洗浄に際しては、縦型反応塔100の下端に結着されていた不図示のキャップが取り外され、多数の縦型配管101は管板面から下方に向かって開口している。又、縦型反応塔100の下端フランジ100Aには矩形枠状の吊フレーム102が取り付けられる。
【0021】
上記吊フレーム102には、2本のパイプレール1が水平且つ平行に支持されており、これらのパイプレール1上には、これらに直交する1本のスライドレール2がその長手方向両端部をUボルト3によって図1の矢印Y−Y’方向に移動可能に取り付けられている。
【0022】
ここで、スライドレール2の一端のパイプレール1への固定構造の詳細を図3に示すが、パイプレール1を吊り下げるように該パイプレール1の外周に掛けられたUボルト3の左右の上端ネジ部はスライドレール2を貫通しており、これらの上端ネジ部に螺合する上下一対のナット4を締め付けることによってスライドレール2がUボルト3によってパイプレール1に取り付けられている。この場合、Uボルト3とパイプフレーム1との間には若干の隙間が形成されているため、スライドレール2はパイプレール1の長手方向(矢印Y−Y’方向)に沿って移動することができる。
【0023】
ところで、図6に示すように、前記スライドレール2は2つのアングル材2Aを所定間隔離して平行に並設して構成されており、その上面にはスライドベース5が該スライドレール5の長手方向(図1及び図2の矢印Y−Y’方向)に移動可能に載置されている。図4及び図5に示すように、スライドベース5の長手方向両端部には総ネジボルト6が垂直に挿通しており、各総ネジボルト6のスライドベース5から下方へ延びる部分にはカラー7とブロック状の固定金具8が挿通している。
【0024】
上記固定金具8は、図6に示すように、スライドレール2の両アングル材2Aの間の溝に遊嵌するガイド部8Aと溝よりも幅広のストッパ部8Bとで一体に構成されており、総ネジボルト6の下部に螺合するロックナット9を締め付けることによって固定されるが、カラー7によってその位置が規定され、ストッパ部8Bとスライドレール2との間には若干の隙間が形成されており、従って、スライドベース5は、固定金具8のガイド部8Aにガイドされながらスライドレール2に沿って移動することができる。尚、各総ネジボルト6の下端部には袋ナット10が螺着されている。
【0025】
又、各総ネジボルト6のスライドベース5から上方に突出する上端部にはロックナット11が螺着されており、スライドベース5の側部に立設された飛散防止カバー12はロックナット11によってスライドベース5に固定されている。ここで、飛散防止カバー12は、矩形状の金網12Aの両面を矩形枠12Bで挟み込んで構成されており、その長手方向両端下部に直角に取り付けられたブラケット12Cが前記ロックナット11によって挟み込まれて固定されることによって、飛散防止カバー12がスライドベース5上に垂直に立設された状態で取り付けられている。
【0026】
ところで、本発明に係る高圧水洗浄装置には、図4及び図6に示すような撓曲可能なフレキシブルホース13が使用されるが、このフレキシブルホース13の先端部には所定長さ(本実施の形態では300mm)の金属製のランス14が接続され、このランス14の先端には同じく金属製のノズル15が取り付けられている。尚、フレキシブルホース13は、高圧水を供給する不図示のジェットポンプに接続されている。
【0027】
他方、図8に示すように、前記スライドベース5の幅方向中央には、前記フレキシブルホース13とその先端に取り付けられたランス14とノズル15が十分通過することができる幅の矩形孔5aが長手方向に沿って形成されており、該矩形孔5aの長手方向一端(図8の右端)には幅の狭い小さな矩形孔5bが連設されている。尚、この矩形孔5bもフレキシブルホース13とランス14及びノズル15が通過することができる大きさを有している。
【0028】
又、図4及び図6に示すように、スライドベース5の矩形孔5aの長手方向両側にはブロック16がそれぞれボルト17によって固定されており、両ブロック16間には2本のローラ18がその軸方向両端を軸受19を介して回転可能に支持されて架設されている。これら2本のローラ18は、スライドベース5の矩形孔5aの上方に互いに平行を成して長手方向に配されているが、両者間の隙間δはフレキシブルホース13とランス14及びノズル15の外径φd(本実施の形態では、φ13mm)よりも若干大きく(本実施の形態では、δ=13.5mm)に設定されている。
【0029】
而して、本実施の形態では、ランス14の上端部には、2本のローラ18間の隙間δよりも大きな外径φD(本実施の形態では、φ14mm)を有する大径部14Aが形成されている。従って、本実施の形態では、フレキシブルホース13の外径φdとローラ18間の隙間δ及びランス14の大径部14Aの外径φDとの間には次の大小関係が成立している。
【0030】
φD>δ>φd
ところで、図4及び図6に示すように、一方のブロック16とスライドベース5との間には図7に示すような円板状のシャッター20がその中心を前記ボルト17によって回動可能に支持されて配置されており、スライドベース5に形成された前記矩形孔5bがシャッター20によって開閉される。ここで、図7に示すように、シャッター20の外周の一部には矩形状の切欠き20aが形成されるとともに、円孔20bが形成され、円孔20bの横にはピン21が立設されている(図4参照)。又、図4に示すように、スライドベース5のシャッター20が設けられた部分にはプランジャ22が係脱可能に設けられており、このプランジャ22は不図示の付勢手段によって上方に付勢されており、その先端のピン22aはシャッター20の円孔20bに選択的に嵌合する。
【0031】
前述のようにランス14の一部に両ローラ18間の隙間δよりも大きな外径φDを有する大径部14Aを形成した結果、この大径部14Aは両ローラ18間の隙間を通過することができない。このため、スライドベース5にランス14の大径部14Aを通す場合には、図4に示すプランジャ22を下方に引いて該プランジャ22のピン22aをシャッター20の円孔20bから抜いてプランジャ22のロックを解除した後、ピン21を操作してシャッター20をボルト17を中心として回し、図9(a)に示すように、シャッター20に形成された切欠き20aをスライドベース5の矩形孔5bに合わせる。すると、スライドベース5の矩形孔5bが開放されるため、この矩形孔5bにランス14の大径部14Aを通し、その後、シャッター20を元の方向に回し、その円孔20bにプランジャ22のピン22aを嵌合させれば、図9(b)に示すようにスライドベース5の矩形孔5bがシャッター20によって閉じられるとともに、その回動がロックされる。
【0032】
以上のようにしてランス14の大径部14Aがスライドベース5を通過すると、それよりも下方のランス14とフレキシブルホース13を両ローラ18間に通すことができる。
【0033】
ところで、図1、図2及び図4に示すように、スライドベース5は縦型反応塔100の下方に配置され、縦型反応塔100内に収容された多数の縦型配管101内に充填された触媒等の充填材は、当該高圧水洗浄装置によって抜き取られて新しいものと交換される。即ち、フレキシブルホース13から供給される高圧水をノズル15から噴射しながら、ノズル15を上にしてフレキシブルホース13を縦型配管101の内部に下方から挿入すると、ノズル15から噴射される高圧水のバック噴射力によってフレキシブルホース13が縦型配管101内に引き込まれていき、縦型配管101内に充填された充填材がノズル15から噴射される高圧水によって破砕され、塊となって縦型配管101から押し出されて除去される。
【0034】
このような洗浄作業中に高圧水によって押し出される充填材の塊と共にノズル15が縦型配管101外に押し出されることがあるが、このような場合であっても、ランス14の大径部14Aがストッパとして機能して平行なローラ18間に係止され、それ以上のノズル15の押し出しを防ぐため、高圧水を噴射しているノズル15は常にローラ18よりも上方で停止する。このため、作業者が誤ってノズル15を手で握ることがなく、ノズル15から噴射される高圧水によって作業者がダメージを受けることもないために高い安全性が確保される。
【0035】
又、本実施の形態では、ノズル15の通過を阻止する2部材として回転可能なローラ18を用いたため、両ローラ18間をフレキシブルホース13が抵抗なくスムーズに通過することができるとともに、フレキシブルホース13のローラ18との摺擦による損傷が防がれて該フレキシブルホース13の耐久性が高められる。
【0036】
更に、本実施の形態では、スライドベース5上に飛散防止カバー12を立設したため、洗浄によって縦型配管101内から抜き出された充填材の塊等の飛散が飛散防止カバー12によって防がれる。このため、充填材の塊等が作業者に直接当たることがなく、より高い安全性が確保される。
【0037】
又、本実施の形態では、フレキシブルホース13が通されたローラ18が設置されたスライドベース5をスライドレール2に沿って図1及び図2の矢印X−X’方向に移動させることができるとともに、スライドレール2をこれに直交するパイプレール1に沿って図1の矢印Y−Y’方向に移動させることができるため、本実施の形態のように縦型反応塔100の内部に収容された多数の縦型配管101に対して洗浄を行う場合、スライドベース5をフレキシブルホース13と共に2次元平面内で自由に移動させながら多数の縦型配管101に対して洗浄を順次連続的に効率良く行うことができる。そして、この場合、スライドベース5が移動可能に配置されたスライドレール2の長手方向両端部をUボルト3によってパイプレール1上に移動可能に取り付けたため、スライドベース5の脱落を確実に防ぐことができる。
【0038】
尚、本発明は、縦反応塔の他、熱交換器等、他の任意の機器内に収容された縦型配管の高圧水による洗浄に供される高圧水洗浄装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明に係る高圧水洗浄装置の平面図である。
【図2】本発明に係る高圧水洗浄装置の正面図(図1の矢視A方向の図)である。
【図3】図2のB部拡大詳細図である。
【図4】図2のC部拡大詳細図である。
【図5】図4の矢視D方向の図である。
【図6】図4のE−E線断面図である。
【図7】本発明に係る高圧水洗浄装置のシャッターの平面図である。
【図8】本発明に係る高圧水洗浄装置のベースの平面図である。
【図9】(a),(b)はシャッターの開閉を示す部分平面図である。
【符号の説明】
【0040】
1 パイプレール
2 スラスドレール
2A スライドレールのアングル材
3 Uボルト
4 ナット
5 スライドベース
5a,5b スライドベースの矩形孔
6 総ネジボルト
7 カラー
8 固定金具
8A 固定金具のガイド部
8B 固定金具のストッパ部
9 ロックナット
10 袋ナット
11 ロックナット
12 飛散防止カバー
12A 飛散防止カバーの金網
12B 飛散防止カバーの矩形枠
12C 飛散防止カバーのブラケット
13 フレキシブルホース
14 ランス
14A ランスの大径部
15 ノズル
16 ブロック
17 ボルト
18 ローラ(2部材)
19 軸受
20 シャッター
20a シャッターの切欠き
20b シャッターの円孔
21 ピン
22 プランジャ
22a プランジャのピン
100 縦型反応塔
100A 縦型反応塔の下端フランジ
101 縦型配管
102 吊フレーム
φd ランス及びフレキシブルホースの外径
φD ランスの大径部の外径
δ ローラ間の隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端にノズルとランスが取り付けられたフレキシブルホースを縦型配管の内部に下方から挿入しながら前記ノズルから噴射される高圧水によって縦型配管内を洗浄する高圧水洗浄装置において、
互いに平行に配された2部材間に前記フレキシブルホースを通すとともに、該フレキシブルホースの先端に取り付けられた前記ランスの一部に前記2部材間の隙間よりも大きな外径を有する大径部を形成したことを特徴とする高圧水洗浄装置。
【請求項2】
前記2部材を回転可能なローラで構成したことを特徴とする請求項1記載の高圧水洗浄装置。
【請求項3】
前記2部材の近傍に飛散防止カバーを立設したことを特徴とする請求項1又は2記載の高圧水洗浄装置。
【請求項4】
直交座標軸方向に移動可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の高圧水洗浄装置。
【請求項5】
互いに平行に配されたパイプレール上にスライドレールを直交するよう移動可能に配置し、前記2部材が設置されたスライドベースを前記スライドレールに沿って移動可能に配置するとともに、前記スライドレールの長手方向両端部をUボルトによって前記パイプレール上に移動可能に取り付けたことを特徴とする請求項4記載の高圧水洗浄装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−28610(P2009−28610A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−193987(P2007−193987)
【出願日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【出願人】(390027188)栗田エンジニアリング株式会社 (26)
【Fターム(参考)】