説明

HCVNS5Aの阻害剤

本明細書では、C型肝炎を阻害するための化合物、医薬組成物および併用療法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iを有する化合物:
【化1】

式中、A’は単結合、−(CR−C(O)−(CR−、−(CR−O−(CR−、−(CR−N(R)−(CR−、−(CR−S(O)−N(R)−(CR−、−(CR−C(O)−N(R)−(CR−、−(CR−N(R)−C(O)−N(R)−(CR−、−(CR−C(O)−O−(CR−、−(CR−N(R)−S(O)−N(R)−(CR−および−(CR−N(R)−C(O)−O−(CR−ならびに(
【化2】

からなる群より選択される)ヘテロアリール基からなる群より選択され(式中、
はCH、NH、OまたはSであり、
、YおよびZは、各々独立して、CHまたはNであり、
はNH、OまたはSであり、
Vは−CH−CH−、−CH=CH−、−N=CH−、−(CH−N(R)−(CH−または−(CH−O−(CH−であり、aおよびbは、独立して、0、1、2または3であり、ただしaおよびbは両方とも0ではなく、
【化3】

は、フェニル残基上にヘテロ原子として1つまたは2つの窒素を任意に含み、
ヘテロアリール基の炭素は、各々独立して、ハロゲン、−OH、−CN、−NO2、ハロゲン、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、置換スルホンアミドおよび置換アミノからなる群より選択される置換基で任意に置換され、
ヘテロアリール基の窒素は、存在する場合、各々独立して、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、および置換スルホンアミドからからなる群より選択される置換基で任意に置換され、
aおよびbは、独立して、1、2、または3であり、
cおよびdは、独立して、1または2であり、
nおよびpは、独立して0、1、2または3であり、
kは0、1または2であり、
各Rは、独立して、水素、ハロゲン、−OH、−CN、−NO、ハロゲン、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、置換スルホンアミドおよび置換アミノからなる群より選択され、
各Rは、独立して、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、および置換スルホンアミドからなる群より選択され、
BはA’のいずれか一方の側に結合してもよく、その結果、A’が
【化4】

である場合、W−B−A’は、
【化5】

であり得る);
BおよびB’は、各々独立して、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、または複素環である4〜8員環であり、各ヘテロ原子は、存在する場合、独立して、N、OまたはSであり、BまたはB’の少なくとも一方は芳香族であり;
各Rは、独立して、−OH、−CN、−NO、ハロゲン、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、置換スルホンアミドおよび置換アミノからなる群より選択され;
BまたはB’が芳香族でない場合、1つ以上のオキソで置換されてもよく;
各rは、独立して、0、1、2または3であり;
Wは、独立して、
【化6】

から選択され(式中、
はCH、NH、OまたはSであり、
、YおよびZは、各々独立して、CHまたはNであり、
はNH、OまたはSであり、
Vは−CH2−CH2−、−CH=CH−、−N=CH−、−(CH2−N(R)−(CH2−または−(CH2−O−(CH2−であり、aおよびbは、独立して、0、1、2、または3であり、ただしaおよびbは両方とも0ではなく、
【化7】

は、フェニル残基上にヘテロ原子として1つまたは2つの窒素を任意に含み、
Wは、−OH、−CN、−NO、ハロゲン、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、置換スルホンアミドおよび置換アミノからなる群より選択される1つ以上の置換基で任意に置換され、
WとB’環は、B’上の炭素または窒素原子のいずれかを介して結合することができ、
Cyは5〜12員の単環式、二環式または三環式のシクロアルキル、複素環、アリール基またはヘテロアリール基であり、最高で3つのヘテロ原子は、独立して、N、SまたはOであり、−OH、−CN、−NO、ハロゲン、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、置換スルホンアミドおよび置換アミノからなる群より選択される1つ以上の置換基で任意に置換される);
各R、R、RおよびRは、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、アラルキルおよび(シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールまたはアリールであってもよい)4〜8員環からなる群より選択され(式中、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立して、N、OまたはSであり、
各R、R、RおよびRは、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、アラルキルまたは(シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールもしくはアリールであってもよい)4〜8員環により任意に置換されてもよく、各ヘテロ原子は、存在する場合、独立して、N、OまたはSであり、
とRは任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜5員の複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合され、
とRは任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜5員の複素環またはヘテロアリール環に任意に縮合される);
YおよびY’は、各々独立して、炭素または窒素であり;
ZおよびZ’は、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、1〜3つのアミノ酸、−[U−(CR42−NR5−C(R42−U−(CR42−NR7−(CR42−R8、−U−(CR42−R8、および−[U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−O−(CR42−R8からなる群より選択される(式中、
Uは−C(O)−、−C(S)−および−S(O)2−からなる群より選択され、
各R、RおよびRは、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群より選択され、
は、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、−C(O)−R81、−C(S)−R81、−C(O)−O−R81、−C(O)−N−R812、−S(O)2−R81および−S(O)2−N−R812からなる群より選択され、各R81は、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリールおよびアラルキルからなる群より選択され、
任意に、RおよびRは共に4〜7員環を形成し、
各tは、独立して、0、1、2、3、または4であり、
uは0、1、または2である。)
【請求項2】
A’は、単結合、−(CR2−O−(CR2−、−(CR2−N(R)−(CR2−、−(CR2−C(O)−N(R)−(CR2−、−(CR2−N(R)−C(O)−N(R)−(CR2−および−(CR2−N(R)−C(O)−O−(CR2−ならびに(
【化8】

からなる群より選択される)ヘテロアリール基からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
A’は、単結合、
【化9】

からなる群より選択される、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C〜CアルキルおよびC〜Cヘテロアルキルからなる群より選択され、式中、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立して、N、OまたはSであり、
とRは任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合され、
とRは任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合される、前記請求項のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
とRまたはRとRが任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合される、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
とRは結合して、
【化10】

からなる群より選択される複素環縮合環系を形成し、式中、Rは、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸および置換スルホンアミドからなる群より選択される、請求項4記載の化合物。
【請求項7】
とRは結合して、
【化11】

からなる群より選択される複素環縮合環系を形成し、式中、Rは、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸および置換スルホンアミドからなる群より選択される、請求項4または6記載の化合物。
【請求項8】
BおよびB’は共に
【化12】

からなる群より選択され、式中、
各Xは、独立して、NまたはCであり、もしCである場合、必要に応じて水素を含み、原子価殻を満たしてもよく;
各X’は、独立して、−N−または−CH−であり、ただしX’の2つ以下が−N−であり;
各Yは、独立して、−CH2−、−NH−、−O−、−S−、−C(O)2−、または−S(O)1−2−から選択され;
BおよびB’は、この分子上の任意の有効な結合点において、この化合物の残部に結合する、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
BおよびB’は共に
【化13】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示す、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
BおよびB’は共に
【化14】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示す、請求項8記載の化合物。
【請求項11】
BおよびB’は共に
【化15】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し、Xの2つ以下が窒素である、請求項8記載の化合物。
【請求項12】
BおよびB’は共に
【化16】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し、Rは、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸および置換スルホンアミドからなる群より選択される、請求項8記載の化合物。
【請求項13】
BおよびB’は共に
【化17】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し、Rは、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸および置換スルホンアミドからなる群より選択される、請求項8記載の化合物。
【請求項14】
BおよびB’は共に
【化18】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し、Rは、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸および置換スルホンアミドからなる群より選択される、請求項8記載の化合物。
【請求項15】
BおよびB’は共に
【化19】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し、6員環はヘテロ原子として1つまたは2つの追加の窒素を任意に含み、ただし前記6員環の全窒素数は2を超えない、請求項8記載の化合物。
【請求項16】
BおよびB’は共に
【化20】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し、フェニル部分はヘテロ原子として1つまたは2つの窒素を任意に含む、請求項8記載の化合物。
【請求項17】
BおよびB’は共に
【化21】

であり、式中、*は、この化合物の残部への結合点を示し;
フェニル部分はヘテロ原子として1つまたは2つの窒素を任意に含み;
は、水素、−OH、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸および置換スルホンアミドからなる群より選択される、請求項8記載の化合物。
【請求項18】
式IIを有する、請求項1記載の化合物:
【化22】

式中、A’は単結合、
【化23】

からなる群より選択される。
【請求項19】
式IIaを有する、請求項18記載の化合物:
【化24】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項20】
式IIbを有する、請求項18記載の化合物:
【化25】

式中、各XおよびXは、独立して、CまたはNである。
【請求項21】
式IIcを有する、請求項20記載の化合物:
【化26】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項22】
式IIdを有する、請求項18記載の化合物:
【化27】

式中、各XおよびXは、独立して、CまたはNである。
【請求項23】
式IIeを有する、請求項22記載の化合物:
【化28】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項24】
式IIfを有する、請求項18記載の化合物:
【化29】

式中、各XおよびXは、独立して、CまたはNである。
【請求項25】
式IIgを有する、請求項24記載の化合物:
【化30】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項26】
式IIhを有する、請求項18記載の化合物:
【化31】

式中、Xおよび各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項27】
式IIiを有する、請求項26記載の化合物:
【化32】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項28】
はCである、請求項26または27記載の化合物。
【請求項29】
はNである、請求項26または27記載の化合物。
【請求項30】
式IIjを有する、請求項18記載の化合物:
【化33】

式中、Xは−CH−、−NH−または−CH−CH−であり、
各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項31】
式IIkを有する、請求項30記載の化合物:
【化34】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項32】
式IIlを有する、請求項18記載の化合物:
【化35】

式中、各XおよびXは、独立して、CまたはNであり;
各Rは、オキソ、−OH、−CN、−NO、ハロゲン、C〜C12アルキル、C〜C12ヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイル、カルバモイル、置換スルホニル、置換スルホン酸、置換スルホンアミドおよび置換アミノからなる群より選択され;
sは0、1、2、または3である。
【請求項33】
式IImを有する、請求項32記載の化合物:
【化36】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項34】
式IInを有する、請求項18記載の化合物:
【化37】

式中、各XおよびXは、独立して、CまたはNであり;
b1はNまたはOであり;
b2はS(O)またはC(O)である。
【請求項35】
式IIoを有する、請求項34記載の化合物:
【化38】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項36】
式IIpを有する、請求項18記載の化合物:
【化39】

式中、各XおよびXは、独立して、CまたはNであり;
b1はNまたはOであり;
b2はS(O)またはC(O)である。
【請求項37】
式IIqを有する、請求項36記載の化合物:
【化40】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項38】
式IIIを有する、請求項1記載の化合物:
【化41】

式中、A’は単結合、
【化42】

からなる群より選択され;
各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項39】
式IIIaを有する、請求項38記載の化合物:
【化43】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項40】
式IIIbを有する、請求項38記載の化合物:
【化44】

式中、各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項41】
式IIIcを有する、請求項40記載の化合物:
【化45】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項42】
式IIIdを有する、請求項40記載の化合物:
【化46】

【請求項43】
式IIIeを有する、請求項42記載の化合物:
【化47】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項44】
式IIIfを有する、請求項40記載の化合物:
【化48】

【請求項45】
式IIIgを有する、請求項44記載の化合物:
【化49】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項46】
式IIIhを有する、請求項38記載の化合物:
【化50】

式中、各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項47】
式IIIiを有する、請求項46記載の化合物:
【化51】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項48】
式IIIjを有する、請求項46記載の化合物:
【化52】

【請求項49】
式IIIkを有する、請求項48記載の化合物:
【化53】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項50】
式IIIlを有する、請求項46記載の化合物:
【化54】

【請求項51】
式IIImを有する、請求項50記載の化合物:
【化55】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項52】
式IIInを有する、請求項38記載の化合物:
【化56】

式中、各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項53】
式IIIoを有する、請求項52記載の化合物:
【化57】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項54】
式IIIpを有する、請求項52記載の化合物:
【化58】

【請求項55】
式IIIqを有する、請求項54記載の化合物:
【化59】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項56】
式IVを有する、請求項1記載の化合物:
【化60】

式中、A’は単結合、
【化61】

からなる群より選択され;
各XおよびXは、独立して、CまたはNである。
【請求項57】
式IVaを有する、請求項55記載の化合物:
【化62】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項58】
式Vを有する、請求項1記載の化合物:
【化63】

式中、A’は単結合、
【化64】

からなる群より選択され;
各Xは、独立して、CまたはNであり、ただしXの2つ以下がNである。
【請求項59】
式Vaを有する、請求項57記載の化合物:
【化65】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項60】
式Vbを有する、請求項57記載の化合物:
【化66】

式中、各Xは、独立して、CまたはNである。
【請求項61】
式Vcを有する、請求項59記載の化合物:
【化67】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項62】
式Vdを有する、請求項59記載の化合物:
【化68】

【請求項63】
式Veを有する、請求項61記載の化合物:
【化69】

式中、XおよびX’は、各々独立して、1つの結合、−CH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−O−、−S−、−S(O)1−2−、−CHO−、−CHS−、−CHS(O)1−2−および−CHN(R)−からなる群より選択され、Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cヘテロアルキル、シクロアルキル、複素環、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、カルバモイルおよび置換スルホニルからなる群より選択される。
【請求項64】
、R、RおよびRは、各々独立して、水素、C〜CアルキルおよびC〜Cヘテロアルキルからなる群より選択され、
各ヘテロ原子は、存在する場合、独立して、N、OまたはSであり、
とRは任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合され、
とRは任意に結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合される、請求項18、20、22、24、26、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60および62のいずれか一項記載の化合物。
【請求項65】
とRまたはRとRの一方が結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合される、請求項64記載の化合物。
【請求項66】
とRおよびRとRの両方が結合して4〜8員の複素環を形成し、これは、別の3〜6員の複素環に任意に縮合される、請求項64記載の化合物。
【請求項67】
各Rは、独立して、−CN、−OCHF2、−OCF3、−CF3または−Fである、請求項18〜63のいずれか一項記載の化合物。
【請求項68】
YおよびY’の一方はNである、請求項20、22、24、26、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60および62のいずれか一項記載の化合物。
【請求項69】
YおよびY’の両方はNである、請求項68記載の化合物。
【請求項70】
A’は
【化70】

である、請求項18〜41、46、47、52、53、56〜61のいずれか一項記載の化合物。
【請求項71】
ZおよびZ’は、各々1〜3つのアミノ酸である、請求項1〜70のいずれか一項記載の化合物。
【請求項72】
前記アミノ酸はD型である、請求項71記載の化合物。
【請求項73】
ZおよびZ’は、各々独立して、−[U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−NR7−(CR42−R8、−U−(CR42−R8および−[U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−O−(CR42−R8からなる群より選択される、請求項1〜70のいずれか一項記載の化合物。
【請求項74】
ZおよびZ’の一方または両方は、−[U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項73記載の化合物。
【請求項75】
ZおよびZ’の一方または両方は、−U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項74記載の化合物。
【請求項76】
ZおよびZ’の一方または両方は、−U−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項74記載の化合物。
【請求項77】
ZおよびZ’の一方または両方は、−[C(O)−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項74記載の化合物。
【請求項78】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項77記載の化合物。
【請求項79】
ZおよびZ’の一方または両方は、−[C(O)−(CR42−NR5−(CR42−C(O)−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項77記載の化合物。
【請求項80】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR5−(CR42−C(O)−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項79記載の化合物。
【請求項81】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR7−(CR42−R8である、請求項77記載の化合物。
【請求項82】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR7−(CR42−C(O)−R81である、請求項81記載の化合物。
【請求項83】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR7−C(O)−R81である、請求項81記載の化合物。
【請求項84】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR7−(CR42−C(O)−O−R81である、請求項81記載の化合物。
【請求項85】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR7−C(O)−O−R81である、請求項84記載の化合物。
【請求項86】
ZおよびZ’の一方または両方は、−U−(CR42−R8である、請求項73記載の化合物。
【請求項87】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−R8である、請求項86記載の化合物。
【請求項88】
ZおよびZ’の一方または両方は、−[U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−O−(CR42−R8である、請求項73記載の化合物。
【請求項89】
ZおよびZ’の一方または両方は、−U−(CR42−NR5−(CR42−U−(CR42−O−(CR42−R8である、請求項88記載の化合物。
【請求項90】
ZおよびZ’の一方または両方は、−C(O)−(CR42−NR5−(CR42−C(O)−(CR42−O−(CR42−R8である、請求項89記載の化合物。
【請求項91】
ZおよびZ’の一方または両方は、−U−(CR42−O−(CR42−R8である、請求項88記載の化合物。
【請求項92】
請求項1〜55記載の化合物のいずれか1つを含む医薬組成物。
【請求項93】
薬剤製造における請求項1〜92のいずれか一項記載の化合物の使用。
【請求項94】
前記薬剤はC型肝炎の治療のための薬剤である、請求項93記載の使用。
【請求項95】
治療を必要としている患者に、治療有効量の、請求項1〜92記載の化合物のいずれか1つを投与することを含む、C型肝炎を治療する方法。


【公表番号】特表2012−510524(P2012−510524A)
【公表日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−539665(P2011−539665)
【出願日】平成21年12月2日(2009.12.2)
【国際出願番号】PCT/US2009/066459
【国際公開番号】WO2010/065674
【国際公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(511133439)プレシディオ ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】