説明

MEMSセンサ

【課題】MEMSセンサの製造に要する時間を短縮する。
【解決手段】シリコンマイク1では、基板2に貫通孔3が形成され、その貫通孔3に対向して、ダイヤフラム7が配置されている。ダイヤフラム7は、貫通孔3との対向方向に見たときのサイズが貫通孔3よりも小さいように形成されている。そして、ダイヤフラム7は、その周縁から貫通孔3の周縁よりも外側まで延びる複数の支持部8に支持されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術により製造される各種センサ(MEMSセンサ)に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、MEMSセンサが携帯電話機などに搭載され始めたことから、MEMSセンサの注目度が急激に高まっている。MEMSセンサの代表的なものとして、たとえば、シリコンマイク(Siマイク)がある。
図5は、従来のシリコンマイクの構造を示す模式的な断面図である。
シリコンマイク101は、シリコン基板102を備えている。シリコン基板102の中央部には、断面台形状の貫通孔103が形成されている。
【0003】
シリコン基板102上には、円形薄膜状のダイヤフラム104が設けられている。ダイヤフラム104は、貫通孔103と対向し、シリコン基板102の表面における貫通孔103の周囲の部分105(以下、背景技術および発明が解決しようとする課題の項において「貫通孔周辺部105」という。)との間に微小な間隔を空けて、貫通孔周辺部105から浮いた状態で配置されている。
【0004】
ダイヤフラム104には、支持部106が一体的に形成されている。支持部106は、ダイヤフラム104の周縁から側方に延び、先端部がシリコン基板102の表面上に積層された第1絶縁膜107および第2絶縁膜108の間に挟持されている。ダイヤフラム104は、支持部106により、シリコン基板102との対向方向に振動可能に支持されている。
【0005】
ダイヤフラム104の下面には、貫通孔周辺部105と対向する位置に、複数のストッパ109が突出している。ストッパ109は、ダイヤフラム104に過度の圧力が加わったときに、貫通孔周辺部105に当接することにより、ダイヤフラム104の振動幅を制限する。これにより、ダイヤフラム104の過度の振動によるダイヤフラム104または支持部106の破損を防止することができる。
【0006】
ダイヤフラム104の上方には、バックプレート110が設けられている。バックプレート110は、ダイヤフラム104に対して微小な間隔を空けて対向している。
シリコンマイク101の最表面は、保護膜111により被覆されている。具体的には、保護膜111は、第1絶縁膜107、第2絶縁膜108およびシリコン基板102の表面を連続して被覆し、シリコン基板102の表面からダイヤフラム104の周囲をダイヤフラム7と間隔を有して取り囲むように立ち上がり、バックプレート110の上面を被覆している。これにより、シリコン基板102上には、保護膜111により区画される空間112が形成されており、この空間112内に、ダイヤフラム104がシリコン基板102、バックプレート110および保護膜111と非接触な状態で配置されている。
【0007】
バックプレート110および保護膜111には、複数の貫通孔113がそれらを連続して貫通して形成されている。これにより、保護膜111の内側の空間112は、貫通孔103を介してシリコン基板102の裏面側の外部と連通するとともに、貫通孔113を介してシリコン基板102の表面側の外部と連通している。
ダイヤフラム104およびバックプレート110は、それらを対向電極とするコンデンサを形成している。このコンデンサには、所定の電圧が印加される。その状態で、音圧(音波)によりダイヤフラム104が振動すると、コンデンサの静電容量が変化し、この静電容量の変化によるダイヤフラム104およびバックプレート110間の電圧変動が音声信号として取り出される。
【0008】
シリコンマイク101の製造工程では、シリコン基板102上に第1犠牲層が形成され、その第1犠牲層上にダイヤフラム104が形成される。その後、第2犠牲層がダイヤフラム104の表面全域を被覆するように形成され、その第2犠牲層上にバックプレート110が形成される。バックプレート110の形成後、保護膜111が第1犠牲層、第2犠牲層およびバックプレート110を被覆するように形成される。そして、シリコン基板102に貫通孔103が形成され、保護膜111に貫通孔113が形成された後、貫通孔103,113から保護膜111の内側にエッチング液が供給され、第1犠牲層および第2犠牲層が除去される。これにより、ダイヤフラム104が貫通孔周辺部105から浮いた状態になるとともに、ダイヤフラム104とバックプレート110との間に微小な間隔の空間が形成される。
【特許文献1】特表2001−518246号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ダイヤフラム104における貫通孔周辺部105と対向する部分にストッパ109を設けなければならないため、ダイヤフラム104と貫通孔周辺部105との対向面積は、比較的大きい。一方、ダイヤフラム104と貫通孔周辺部105との間の間隔は、比較的小さいため、そのダイヤフラム104と貫通孔周辺部105との間の狭い部分に、エッチング液が進入しにくい。そのため、ダイヤフラム104と貫通孔周辺部105との間から第1犠牲層を除去するのに長い時間(たとえば、20〜30分間)を要し、これがシリコンマイク101の製造に長い時間を要する原因の1つとなっている。
【0010】
そこで、本発明の目的は、製造に要する時間を短縮することができる、MEMSセンサを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、貫通孔が形成された基板と、前記貫通孔に対向配置され、その対向方向に見て、前記貫通孔のサイズ以下のサイズを有する振動膜と、前記振動膜の周縁から前記貫通孔の周縁よりも外側まで延び、前記振動膜を振動可能に支持する複数の支持部とを含む、MEMSセンサである。
このMEMSセンサでは、基板に貫通孔が形成され、その貫通孔に対向して、振動膜が配置されている。振動膜は、貫通孔との対向方向に見て、そのサイズが貫通孔のサイズ以下に形成されている。そして、振動膜は、その周縁から貫通孔の周縁よりも外側まで延びる複数の支持部に支持されている。これにより、振動膜の支持強度が増すので、振動膜に過度の圧力が加わっても、振動膜が過度に振動することがない。よって、振動膜の過度の振動による振動膜および支持部の破損を防止することができる。
【0012】
MEMSセンサの製造工程では、基板上に犠牲層が形成され、犠牲層上に振動膜および支持部が形成された後、基板に貫通孔が形成され、その貫通孔を通して犠牲層にエッチャントが供給されることにより犠牲層が除去される。振動膜と基板における貫通孔の周辺部分とが(基板の表面に直交する方向において)対向しないか、または、その一部のみと対向し、全周にわたっては対向しないので、エッチャントを犠牲層に効率よく供給することができる。その結果、基板上の犠牲層を短時間で除去することができ、ひいてはMEMSセンサの製造に要する時間を短縮することができる。
【0013】
請求項2に記載のように、振動膜は、貫通孔との対向方向に見て、貫通孔のサイズよりも小さいサイズを有していてもよい。
また、請求項3に記載のように、振動膜は、貫通孔との対向方向に見て、貫通孔の周縁よりもその内側に配置されていてもよい。この場合、振動膜は、基板における貫通孔の周辺部分と(基板の表面に直交する方向において)対向しない。そのため、振動膜の振動幅は、振動膜と基板との当接によって制限されることはないが、振動膜が複数の支持部に支持されていることにより、振動膜が過度に振動するおそれはない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るシリコンマイクの構造を示す模式的な断面図である。
シリコンマイク1は、MEMS技術により製造されるセンサ(MEMSセンサ)である。シリコンマイク1は、シリコンからなる基板2を備えている。基板2の中央部には、平面視円形状の貫通孔3が形成されている。
【0015】
基板2上には、第1絶縁膜4が積層されている。第1絶縁膜4は、たとえば、SiO(酸化シリコン)からなる。
第1絶縁膜4上には、第2絶縁膜5が積層されている。第2絶縁膜5は、たとえば、SiOからなる。
第1絶縁膜4および第2絶縁膜5は、平面視で貫通孔3を含む領域上から除去されており、基板2の表面(上面)における貫通孔3の周囲の部分6(以下「貫通孔周辺部6」という。)は、第1絶縁膜4および第2絶縁膜5から露出している。
【0016】
基板2の上方には、貫通孔3に対向して、ダイヤフラム7が設けられている。ダイヤフラム7は、平面視で貫通孔3よりも径の小さい円形状に形成されている。そして、ダイヤフラム7は、平面視において、貫通孔3の周縁よりもその内側に配置されている。
ダイヤフラム7には、複数の支持部8が一体的に形成されている。各支持部8は、ダイヤフラム7の周縁から貫通孔3の周縁よりも外側まで延び、第1絶縁膜4および第2絶縁膜5との間に挟持されている。ダイヤフラム7は、複数の支持部8により、基板2の表面と直交する方向に振動可能に支持されている。ダイヤフラム7および支持部は、たとえば、ドープトポリシリコン(不純物のドープにより導電性が付与されたポリシリコン)からなる。
【0017】
ダイヤフラム7の上方には、バックプレート9が設けられている。バックプレート9は、ダイヤフラム7よりも小径な平面視円形状の外形を有し、ダイヤフラム7に対して間隔を空けて対向している。バックプレート9には、複数の孔10が形成されている。バックプレート9は、たとえば、ドープトポリシリコンからなる。
シリコンマイク1の最表面は、保護膜11により被覆されている。具体的には、保護膜11は、第1絶縁膜4、第2絶縁膜5および基板2の表面を連続して被覆し、基板2の表面からダイヤフラム7の周囲をダイヤフラム7と間隔を有して取り囲むように立ち上がり、バックプレート9の上面(ダイヤフラム7側と反対側の面)を被覆している。これにより、基板2上には、保護膜11により区画される空間12が形成されており、この空間12内に、ダイヤフラム7が基板2、バックプレート9および保護膜11と非接触な状態で配置されている。保護膜11は、たとえば、SiN(窒化シリコン)からなる。
【0018】
保護膜11は、バックプレート9の一部の孔10に入り込んでいる。保護膜11の孔10に入り込んだ部分13は、孔10からバックプレート9の下面(ダイヤフラム7との対向面)よりも下方に突出し、ダイヤフラム7とバックプレート9との接触を防止するための上ストッパとして機能する。
保護膜11には、保護膜11が入り込んでいない孔10と対向する各位置に、孔14が孔10と連通して形成されている。これにより、保護膜11の内側の空間12は、貫通孔3を介して基板2の裏面側の外部と連通するとともに、孔10,14を介して基板2の表面側の外部と連通している。
【0019】
ダイヤフラム7およびバックプレート9は、それらを対向電極とするコンデンサを形成している。このコンデンサ(ダイヤフラム7およびバックプレート9間)には、所定の電圧が印加される。その状態で、音圧(音波)によりダイヤフラム7が振動すると、コンデンサの静電容量が変化し、この静電容量の変化によるダイヤフラム7およびバックプレート9間の電圧変動が音声信号として取り出される(出力される)。
【0020】
図2は、図1に示すダイヤフラムおよび支持部の図解的な平面図である。
ダイヤフラム7は、その全体が仮想線で示す貫通孔3に対向している。
この実施形態では、4本の支持部8が設けられている。4本の支持部8は、ダイヤフラム7の周囲に等角度間隔(すなわち、90度間隔)で配置されている。これにより、ダイヤフラム7は、4方向から4点支持されている。
【0021】
図3A〜3Eは、図1に示すシリコンマイクの製造方法を説明するための模式的な断面図である。
まず、図3Aに示すように、熱酸化法により、基板2の母体であるシリコンウエハWの全面に、SiOからなる酸化膜21が形成される。以下では、シリコンウエハWの表面に形成される酸化膜21を表面酸化膜21Aとし、シリコンウエハWの裏面に形成される酸化膜21を裏面酸化膜21Bとして区別する。表面酸化膜21Aには、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、円形溝22が形成される。これにより、表面酸化膜21Aは、第1絶縁膜4と第1犠牲層23とに分断される。
【0022】
次に、図3Bに示すように、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition:プラズマ化学気相成長)法により、ウエハWおよび表面酸化膜21A上にSiNが堆積され、この堆積層がエッチバックされることにより、円形溝22に、SiN膜24が埋設される。その後、LPCVD(Low Pressure Chemical Vapor Deposition:減圧化学気相成長)法により、表面酸化膜21AおよびSiN膜上に、ドープトポリシリコンが堆積される。そして、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、ドープトポリシリコンの堆積層が選択的に除去される。これにより、表面酸化膜21AおよびSiN膜24上に、ダイヤフラム7および複数の支持部8が形成される。
【0023】
次いで、PECVD法により、ダイヤフラム7、支持部8、表面酸化膜21AおよびSiN膜24上の全域に、SiOが堆積される。そして、図3Cに示すように、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、SiOの堆積層に、円形溝25が形成される。これにより、第1絶縁膜4上に第2絶縁膜5が形成されるとともに、第1犠牲層23上に第2犠牲層26が形成される。ダイヤフラム7は、第2犠牲層26に覆われる。その後、ダイヤフラム7の形成方法と同様の方法により、第2犠牲層26上に、バックプレート9が形成される。また、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、第2犠牲層26に、複数の凹部27が形成される。
【0024】
その後、図3Dに示すように、PECVD法により、第1絶縁膜4、第2絶縁膜5、第1犠牲層23および第2犠牲層26を一括して覆うように、SiNからなる保護膜11が形成される。SiN膜24は、保護膜11と一体となる。そして、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、保護膜11に孔14が形成されるとともに、バックプレート9の孔10から保護膜11が除去される。
【0025】
次いで、フォトリソグラフィおよびエッチングにより、裏面酸化膜21Bに開口28が形成され、この開口28を介してシリコンウエハWがエッチングされることにより、シリコンウエハWに貫通孔3が形成される。
この後、エッチング液(たとえば、フッ酸)が貫通孔3および孔10,14を通して保護膜11の内側に供給されることにより、第1犠牲層23および第2犠牲層26が除去される。そして、裏面酸化膜21Bが除去され、シリコンウエハWが基板2に切り分けられることにより、図1に示すシリコンマイク1が得られる。
【0026】
以上のように、シリコンマイク1では、基板2に貫通孔3が形成され、その貫通孔3に対向して、ダイヤフラム7が配置されている。ダイヤフラム7は、貫通孔3との対向方向に見たときのサイズが貫通孔3よりも小さいように形成されている。したがって、ダイヤフラム7は、貫通孔周辺部6と基板2の表面に直交する方向において対向せず、ダイヤフラム7の振動幅は、ダイヤフラム7と基板2との当接によって制限されることはない。そのため、ダイヤフラム7は、その周縁から貫通孔3の周縁よりも外側まで延びる複数の支持部8に支持されている。これにより、ダイヤフラム7の支持強度が増すので、ダイヤフラム7に過度の圧力が加わっても、ダイヤフラム7が過度に振動することがない。よって、ダイヤフラム7の過度の振動によるダイヤフラム7および支持部8の破損を防止することができる。
【0027】
シリコンマイク1の製造工程では、シリコンウエハW(基板2)上に第1犠牲層23が形成され、第1犠牲層23上にダイヤフラム7および支持部8が形成された後、シリコンウエハWに貫通孔3が形成され、その貫通孔3を通して第1犠牲層23にエッチング液が供給されることにより、第1犠牲層23が除去される。ダイヤフラム7とシリコンウエハWにおける貫通孔周辺部6とが対向しないので、エッチング液を第1犠牲層23に効率よく供給することができる。その結果、シリコンウエハW上の第1犠牲層23を短時間で除去することができ、ひいてはシリコンマイク1の製造に要する時間を短縮することができる。
【0028】
なお、ダイヤフラム7は、平面視で貫通孔3の径と同じ径を有する円形状に形成されていてもよい。また、ダイヤフラム7は、平面視円形状に限らず、平面視楕円形状または平面視多角形状に形成されていてもよい。すなわち、ダイヤフラム7は、平面視で貫通孔3のサイズ以下のサイズに形成されていればよい。
また、図4に示すように、ダイヤフラム7は、平面視において、その中心が貫通孔3の中心からずれ、その一部が貫通孔周辺部6(図1参照)と基板2の表面に直交する方向に対向していてもよい。
【0029】
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
また、本発明は、シリコンマイクに限らず、静電容量の変化量を検知して動作する圧力センサや加速度センサなどに広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るシリコンマイクの構造を示す模式的な断面図である。
【図2】図2は、図1に示すダイヤフラムおよび支持部の図解的な平面図である。
【図3A】図3Aは、図1に示すシリコンマイクの製造方法を説明するための模式的な断面図である。
【図3B】図3Bは、図3Aの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図3C】図3Cは、図3Bの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図3D】図3Dは、図3Cの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図3E】図3Eは、図3Dの次の工程を示す模式的な断面図である。
【図4】図4は、他の実施形態(ダイヤフラムの配置位置が変更された態様)を説明するための図解的な平面図である。
【図5】図5は、従来のシリコンマイクの構造を示す模式的な断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 シリコンマイク
2 基板
3 貫通孔
7 ダイヤフラム(振動膜)
8 支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貫通孔が形成された基板と、
前記貫通孔に対向配置され、その対向方向に見て、前記貫通孔のサイズ以下のサイズを有する振動膜と、
前記振動膜の周縁から前記貫通孔の周縁よりも外側まで延び、前記振動膜を振動可能に支持する複数の支持部とを含む、MEMSセンサ。
【請求項2】
前記振動膜は、前記対向方向に見て、前記貫通孔のサイズよりも小さいサイズを有する、請求項1に記載のMEMSセンサ。
【請求項3】
前記振動膜は、前記対向方向に見て、前記貫通孔の周縁よりもその内側に配置されている、請求項1または2に記載のMEMSセンサ。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図3E】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−103701(P2010−103701A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−272298(P2008−272298)
【出願日】平成20年10月22日(2008.10.22)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】