Raf阻害化合物およびその使用方法
式Iの化合物は、Rafキナーゼの阻害に有用である。哺乳類細胞の中のかかる障害、または関連する病態の、生体外、原位置、および生体内診断、予防、または治療のための、式Iの化合物、ならびにその立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩の使用方法を開示する。例えば、癌を予防または治療する方法であって、有効量の請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を、単独で、または抗癌特性を有する1つ以上の付加的な化合物と組み合わせて、かかる治療を必要とする哺乳類に投与することを含む、方法が提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iより選択される化合物、
【化201】
、その立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩であって、式中、
Xは、NまたはCR12であり、
Yは、NまたはCR13であり、
Zは、NまたはCR14であり、X、Y、およびZのうちの2つ以下は、同時にNであることができ、
R1およびR2は、独立して、水素、ハロゲン、CN、−C(O)NR6R7、C1−C3アルキル、C1−C3アルケニル、C2−C3アルキニル、およびC1−C3アルコキシより選択され、
R3は、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルであり、
R4は、C3−C5シクロアルキル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、フェニル、3〜6員のヘテロシクリル、5〜6員のヘテロアリール、またはNR6R7であり、前記シクロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニル、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、OR15、ハロゲン、フェニル、C3−C4シクロアルキル、またはハロゲンで必要に応じて置換されるC1−C4アルキルで必要に応じて置換され、
R5は、水素、C1−C6アルキル、またはNR8R9であり、
R6およびR7は、各々独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R6およびR7は、独立して、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R8は、水素であり、
R9は、水素、(C0−C3アルキル)NR10R11、(C0−C3アルキル)OR10、(C1−C3アルキル)SR10、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、(C0−C3アルキル)C3−C6シクロアルキル、(C0−C3アルキル)フェニル、(C0−C3アルキル)3〜6員のヘテロシクリル、または(C0−C3アルキル)5〜6員のヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびフェニルは、ハロゲン、オキソ、OR16、NR16R17、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換され、
R10およびR11は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R10およびR11は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R12は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R13は、水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、またはハロゲンであり、前記アルキル、アルケニル、およびアルキニルは、OR18によって必要に応じて置換され、
R14は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R15は、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキルであり、
R16およびR17は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R16およびR17は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R18は、水素、またはC1−C3アルキルである、化合物、その立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩。
【請求項2】
Xは、NまたはCR12であり、
Yは、NまたはCR13であり、
Zは、NまたはCR14であり、X、Y、およびZのうちの2つ以下は、同時にNであることができ、
R1およびR2は、独立して、水素、ハロゲン、CN、C1−C3アルキル、およびC1−C3アルコキシより選択され、
R3は、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルであり、
R4は、C3−C5シクロアルキル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、またはNR6R7であり、前記シクロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニル、およびヘテロアリールは、OR15、ハロゲン、フェニル、C3−C4シクロアルキル、またはハロゲンで必要に応じて置換されるC1−C4アルキルで必要に応じて置換され、
R5は、水素、またはNR8R9であり、
R6およびR7は、各々独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R6およびR7は、独立して、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R8は、水素であり、
R9は、水素、(C0−C3アルキル)NR10R11、(C0−C3アルキル)OR10、(C1−C3アルキル)SR10、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、(C0−C3アルキル)C3−C6シクロアルキル、(C0−C3アルキル)フェニル、(C0−C3アルキル)3〜6員のヘテロシクリル、または(C0−C3アルキル)5〜6員のヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびフェニルは、ハロゲン、オキソ、OR16、NR16R17、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換され、
R10およびR11は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R10およびR11は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R12は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R13は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R14は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R15は、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキルであり、
R16およびR17は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R16およびR17は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xは、CR12であり、Zは、CR14である、請求項1〜2のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項4】
Xは、CHであり、Zは、CHである、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
X、Y、およびZは、CHである、請求項1〜2のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
Xは、CR12であり、Zは、CR14であり、Yは、Nである、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
XおよびZは、CHであり、Yは、Nである、請求項1〜4および6のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R1、R2、およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルより選択され、R4は、C3−C4シクロアルキル、またはOH、ハロゲン、もしくはC3−C4シクロアルキルで必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであり、R5は、水素、またはNHR9である、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
R1、R2、およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルより選択される、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
式Iの残基
【化202】
は、以下より選択され、
【化203】
【化204】
式中、波線は、式Iにおける残基の結合点を表す、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R1およびR2は、Fであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
R1、R2、およびR3は、Fである、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
R1は、Fであり、R2は、Clであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
R1は、Clであり、R2は、Fであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
R1は、Fであり、R2は、メチルであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
R1は、メチルであり、R2は、Fであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
R1は、Fであり、R2およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
R1は、Clであり、R2およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
R2は、Fであり、R1およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
R2およびR3は、Fであり、R1は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
R2は、CNであり、R1およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
R4は、シクロプロピル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、−CH2Cl、−CH2CF3、−CH2CH2CH2F、−CH2CH2CF3、フェニルメチル、シクロプロピルメチル、フェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2,5−ジフルオロフェニル、4−クロロ−3−トリフルオロメチルフェニル、1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル、フラン−2−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、チオフェン−2−イル、−NHCH2CH3、−NHCH2CH2CH3、−N(CH3)CH2CH3、−N(CH3)2、またはピロリジニルである、請求項1〜7および9〜21のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
R4は、シクロプロピル、プロピル、ブチル、イソブチル、−CH2Cl、−CH2CF3、−CH2CH2CH2F、−CH2CH2CF3、シクロプロピルメチル、−NHCH2CH2CH3、−N(CH3)CH2CH3、−N(CH3)2、またはピロリジニルである、請求項1〜7および9〜22のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
R4は、エチル、プロピル、または−CH2CH2CH2Fである、請求項1〜23のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
R4は、プロピルである、請求項1〜24のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
R5は、水素である、請求項1〜25のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
R5は、NHR9であり、R9は、水素、ハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキル、ハロゲンによって必要に応じて置換されるC3−C6シクロアルキル、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される3〜6員のヘテロシクリルである、請求項1〜26のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
R5は、NHR9であり、R9は、水素、2−フルオロエチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジフルオロシクロヘキシル、N−メチルアゼチジニル、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、またはピペリジニルである、請求項1〜27のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
R5は、NHR9であり、R9は、水素である、請求項1〜24、27および28のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体もしくは賦形剤と、を含む、薬学的組成物。
【請求項31】
b−Rafによって調節される疾患もしくは障害を予防または治療する方法であって、有効量の請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を、かかる治療を必要とする哺乳類に投与することを含む、方法。
【請求項32】
癌を予防または治療する方法であって、有効量の請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を、単独で、または抗癌特性を有する1つ以上の付加的な化合物と組み合わせて、かかる治療を必要とする哺乳類に投与することを含む、方法。
【請求項33】
前記癌は、肉腫である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記癌は、癌腫である、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記癌腫は、扁平上皮癌である、請求項32および34のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
前記癌腫は、腺腫または腺癌である、請求項32および34のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
前記癌は、乳癌、卵巣癌、頸癌、前立腺癌、精巣癌、尿生殖路癌、食道癌、喉頭癌、神経膠芽腫、神経芽細胞腫、胃癌、皮膚癌、角化棘細胞腫、肺癌、類表皮癌腫、大細胞癌腫、非小細胞肺癌腫(NSCLC)、小細胞癌腫、肺腺癌腫、骨癌、結腸癌、腺腫、膵臓癌、腺癌腫、甲状腺癌、濾胞癌腫、未分化癌腫、乳頭癌腫、精上皮腫、黒色腫、肉腫、膀胱癌腫、肝臓癌腫および胆汁道癌、腎臓癌腫、脊髄性障害、リンパ球様障害、毛様細胞、頬面窩洞および咽頭(口腔)癌、口唇癌、舌癌、口腔癌、咽頭癌、小腸癌、結腸直腸癌、大腸癌、直腸癌、脳癌および中枢神経系癌、ホジキン病、または白血病である、請求項32に記載の方法。
【請求項38】
療法に使用するための、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項39】
過剰増殖性疾患の治療に使用するための、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項40】
過剰増殖性疾患の治療のための薬剤の製造における、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項41】
癌療法を受けている患者の治療でb−Raf阻害剤として使用するための薬剤の製造における、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項42】
請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を含む、過剰増殖性疾患の治療に使用するための薬学的組成物。
【請求項43】
請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を含む、癌の治療に使用するための薬学的組成物。
【請求項44】
Xは、NまたはCR12であり、
Yは、NまたはCR13であり、
Zは、NまたはCR14であり、X、Y、およびZのうちの2つ以下は、同時にNであることができ、
R1およびR2は、独立して、水素、ハロゲン、CN、C1−C3アルキル、C1−C3アルケニル、C1−C3アルキニル、およびC1−C3アルコキシより選択され、
R3は、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルであり、
R4は、C3−C5シクロアルキル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、またはNR6R7であり、前記シクロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニル、およびヘテロアリールは、OR15、ハロゲン、フェニル、C3−C4シクロアルキル、またはハロゲンで必要に応じて置換されるC1−C4アルキルで必要に応じて置換され、
R5は、水素、またはNR8R9であり、
R6およびR7は、各々独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R6およびR7は、独立して、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R8は、水素であり、
R9は、水素、(C0−C3アルキル)NR10R11、(C0−C3アルキル)OR10、(C1−C3アルキル)SR10、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、(C0−C3アルキル)C3−C6シクロアルキル、(C0−C3アルキル)フェニル、(C0−C3アルキル)3〜6員のヘテロシクリル、または(C0−C3アルキル)5〜6員のヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびフェニルは、ハロゲン、オキソ、OR16、NR16R17、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換され、
R10およびR11は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R10およびR11は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R12は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R13は、水素、C1−C3アルキル、C1−C3アルケニル、C1−C3アルキニル、またはハロゲンであり、前記アルキル、アルケニル、およびアルキニルは、OR18によって必要に応じて置換され、
R14は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R15は、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキルであり、
R16およびR17は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R16およびR17は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R18は、水素、またはC1−C3アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項1】
式Iより選択される化合物、
【化201】
、その立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩であって、式中、
Xは、NまたはCR12であり、
Yは、NまたはCR13であり、
Zは、NまたはCR14であり、X、Y、およびZのうちの2つ以下は、同時にNであることができ、
R1およびR2は、独立して、水素、ハロゲン、CN、−C(O)NR6R7、C1−C3アルキル、C1−C3アルケニル、C2−C3アルキニル、およびC1−C3アルコキシより選択され、
R3は、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルであり、
R4は、C3−C5シクロアルキル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、フェニル、3〜6員のヘテロシクリル、5〜6員のヘテロアリール、またはNR6R7であり、前記シクロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニル、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールは、OR15、ハロゲン、フェニル、C3−C4シクロアルキル、またはハロゲンで必要に応じて置換されるC1−C4アルキルで必要に応じて置換され、
R5は、水素、C1−C6アルキル、またはNR8R9であり、
R6およびR7は、各々独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R6およびR7は、独立して、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R8は、水素であり、
R9は、水素、(C0−C3アルキル)NR10R11、(C0−C3アルキル)OR10、(C1−C3アルキル)SR10、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、(C0−C3アルキル)C3−C6シクロアルキル、(C0−C3アルキル)フェニル、(C0−C3アルキル)3〜6員のヘテロシクリル、または(C0−C3アルキル)5〜6員のヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびフェニルは、ハロゲン、オキソ、OR16、NR16R17、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換され、
R10およびR11は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R10およびR11は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R12は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R13は、水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、またはハロゲンであり、前記アルキル、アルケニル、およびアルキニルは、OR18によって必要に応じて置換され、
R14は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R15は、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキルであり、
R16およびR17は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R16およびR17は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R18は、水素、またはC1−C3アルキルである、化合物、その立体異性体、互変異性体、プロドラッグ、および薬学的に許容される塩。
【請求項2】
Xは、NまたはCR12であり、
Yは、NまたはCR13であり、
Zは、NまたはCR14であり、X、Y、およびZのうちの2つ以下は、同時にNであることができ、
R1およびR2は、独立して、水素、ハロゲン、CN、C1−C3アルキル、およびC1−C3アルコキシより選択され、
R3は、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルであり、
R4は、C3−C5シクロアルキル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、またはNR6R7であり、前記シクロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニル、およびヘテロアリールは、OR15、ハロゲン、フェニル、C3−C4シクロアルキル、またはハロゲンで必要に応じて置換されるC1−C4アルキルで必要に応じて置換され、
R5は、水素、またはNR8R9であり、
R6およびR7は、各々独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R6およびR7は、独立して、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R8は、水素であり、
R9は、水素、(C0−C3アルキル)NR10R11、(C0−C3アルキル)OR10、(C1−C3アルキル)SR10、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、(C0−C3アルキル)C3−C6シクロアルキル、(C0−C3アルキル)フェニル、(C0−C3アルキル)3〜6員のヘテロシクリル、または(C0−C3アルキル)5〜6員のヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびフェニルは、ハロゲン、オキソ、OR16、NR16R17、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換され、
R10およびR11は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R10およびR11は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R12は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R13は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R14は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R15は、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキルであり、
R16およびR17は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R16およびR17は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xは、CR12であり、Zは、CR14である、請求項1〜2のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項4】
Xは、CHであり、Zは、CHである、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
X、Y、およびZは、CHである、請求項1〜2のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
Xは、CR12であり、Zは、CR14であり、Yは、Nである、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
XおよびZは、CHであり、Yは、Nである、請求項1〜4および6のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
R1、R2、およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルより選択され、R4は、C3−C4シクロアルキル、またはOH、ハロゲン、もしくはC3−C4シクロアルキルで必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであり、R5は、水素、またはNHR9である、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
R1、R2、およびR3は、独立して、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルより選択される、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
式Iの残基
【化202】
は、以下より選択され、
【化203】
【化204】
式中、波線は、式Iにおける残基の結合点を表す、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R1およびR2は、Fであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
R1、R2、およびR3は、Fである、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
R1は、Fであり、R2は、Clであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
R1は、Clであり、R2は、Fであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
R1は、Fであり、R2は、メチルであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
R1は、メチルであり、R2は、Fであり、R3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
R1は、Fであり、R2およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
R1は、Clであり、R2およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
R2は、Fであり、R1およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
R2およびR3は、Fであり、R1は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
R2は、CNであり、R1およびR3は、水素である、請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
R4は、シクロプロピル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、−CH2Cl、−CH2CF3、−CH2CH2CH2F、−CH2CH2CF3、フェニルメチル、シクロプロピルメチル、フェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2,5−ジフルオロフェニル、4−クロロ−3−トリフルオロメチルフェニル、1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル、フラン−2−イル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、チオフェン−2−イル、−NHCH2CH3、−NHCH2CH2CH3、−N(CH3)CH2CH3、−N(CH3)2、またはピロリジニルである、請求項1〜7および9〜21のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
R4は、シクロプロピル、プロピル、ブチル、イソブチル、−CH2Cl、−CH2CF3、−CH2CH2CH2F、−CH2CH2CF3、シクロプロピルメチル、−NHCH2CH2CH3、−N(CH3)CH2CH3、−N(CH3)2、またはピロリジニルである、請求項1〜7および9〜22のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
R4は、エチル、プロピル、または−CH2CH2CH2Fである、請求項1〜23のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
R4は、プロピルである、請求項1〜24のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
R5は、水素である、請求項1〜25のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
R5は、NHR9であり、R9は、水素、ハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキル、ハロゲンによって必要に応じて置換されるC3−C6シクロアルキル、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される3〜6員のヘテロシクリルである、請求項1〜26のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
R5は、NHR9であり、R9は、水素、2−フルオロエチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、4,4−ジフルオロシクロヘキシル、N−メチルアゼチジニル、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、またはピペリジニルである、請求項1〜27のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
R5は、NHR9であり、R9は、水素である、請求項1〜24、27および28のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体もしくは賦形剤と、を含む、薬学的組成物。
【請求項31】
b−Rafによって調節される疾患もしくは障害を予防または治療する方法であって、有効量の請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を、かかる治療を必要とする哺乳類に投与することを含む、方法。
【請求項32】
癌を予防または治療する方法であって、有効量の請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を、単独で、または抗癌特性を有する1つ以上の付加的な化合物と組み合わせて、かかる治療を必要とする哺乳類に投与することを含む、方法。
【請求項33】
前記癌は、肉腫である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記癌は、癌腫である、請求項32に記載の方法。
【請求項35】
前記癌腫は、扁平上皮癌である、請求項32および34のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項36】
前記癌腫は、腺腫または腺癌である、請求項32および34のうちのいずれか1項に記載の方法。
【請求項37】
前記癌は、乳癌、卵巣癌、頸癌、前立腺癌、精巣癌、尿生殖路癌、食道癌、喉頭癌、神経膠芽腫、神経芽細胞腫、胃癌、皮膚癌、角化棘細胞腫、肺癌、類表皮癌腫、大細胞癌腫、非小細胞肺癌腫(NSCLC)、小細胞癌腫、肺腺癌腫、骨癌、結腸癌、腺腫、膵臓癌、腺癌腫、甲状腺癌、濾胞癌腫、未分化癌腫、乳頭癌腫、精上皮腫、黒色腫、肉腫、膀胱癌腫、肝臓癌腫および胆汁道癌、腎臓癌腫、脊髄性障害、リンパ球様障害、毛様細胞、頬面窩洞および咽頭(口腔)癌、口唇癌、舌癌、口腔癌、咽頭癌、小腸癌、結腸直腸癌、大腸癌、直腸癌、脳癌および中枢神経系癌、ホジキン病、または白血病である、請求項32に記載の方法。
【請求項38】
療法に使用するための、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項39】
過剰増殖性疾患の治療に使用するための、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物。
【請求項40】
過剰増殖性疾患の治療のための薬剤の製造における、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項41】
癌療法を受けている患者の治療でb−Raf阻害剤として使用するための薬剤の製造における、請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項42】
請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を含む、過剰増殖性疾患の治療に使用するための薬学的組成物。
【請求項43】
請求項1〜29のうちのいずれか1項に記載の化合物を含む、癌の治療に使用するための薬学的組成物。
【請求項44】
Xは、NまたはCR12であり、
Yは、NまたはCR13であり、
Zは、NまたはCR14であり、X、Y、およびZのうちの2つ以下は、同時にNであることができ、
R1およびR2は、独立して、水素、ハロゲン、CN、C1−C3アルキル、C1−C3アルケニル、C1−C3アルキニル、およびC1−C3アルコキシより選択され、
R3は、水素、ハロゲン、またはC1−C3アルキルであり、
R4は、C3−C5シクロアルキル、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、またはNR6R7であり、前記シクロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、フェニル、およびヘテロアリールは、OR15、ハロゲン、フェニル、C3−C4シクロアルキル、またはハロゲンで必要に応じて置換されるC1−C4アルキルで必要に応じて置換され、
R5は、水素、またはNR8R9であり、
R6およびR7は、各々独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R6およびR7は、独立して、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R8は、水素であり、
R9は、水素、(C0−C3アルキル)NR10R11、(C0−C3アルキル)OR10、(C1−C3アルキル)SR10、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6アルキニル、(C0−C3アルキル)C3−C6シクロアルキル、(C0−C3アルキル)フェニル、(C0−C3アルキル)3〜6員のヘテロシクリル、または(C0−C3アルキル)5〜6員のヘテロアリールであり、前記アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびフェニルは、ハロゲン、オキソ、OR16、NR16R17、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換され、
R10およびR11は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R10およびR11は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R12は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R13は、水素、C1−C3アルキル、C1−C3アルケニル、C1−C3アルキニル、またはハロゲンであり、前記アルキル、アルケニル、およびアルキニルは、OR18によって必要に応じて置換され、
R14は、水素、C1−C3アルキル、またはハロゲンであり、
R15は、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C3アルキルであり、
R16およびR17は、独立して、水素、またはハロゲンによって必要に応じて置換されるC1−C6アルキルであるか、あるいは、
R16およびR17は、それらが結合する原子と一緒になって、ハロゲン、オキソ、またはC1−C3アルキルによって必要に応じて置換される、3〜6員のヘテロシクリルを形成し、
R18は、水素、またはC1−C3アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【図1】
【図2】
【図2】
【公表番号】特表2013−503187(P2013−503187A)
【公表日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−527021(P2012−527021)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【国際出願番号】PCT/US2010/046952
【国際公開番号】WO2011/025938
【国際公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【出願人】(504344509)アレイ バイオファーマ、インコーポレイテッド (87)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【国際出願番号】PCT/US2010/046952
【国際公開番号】WO2011/025938
【国際公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【出願人】(504344509)アレイ バイオファーマ、インコーポレイテッド (87)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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