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Fターム[2E176AA04]の内容

Fターム[2E176AA04]に分類される特許

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【課題】鉄筋コンクリート造ないし鉄骨鉄筋コンクリート造の既存建物の耐震補強工法を提供する。
【解決手段】低降伏点鋼ないし極低降伏点鋼から成り塑性変形することで地震エネルギを吸収する細長く少なくともその長手方向中間部分が一定断面を有するエネルギ吸収鋼材10を梁端部に設置し、その際に、そのエネルギ吸収鋼材の第1端を柱の柱梁接合部に近接した位置に接合し、そのエネルギ吸収鋼材を梁端部に沿わせて梁14の長手方向に延在させ、そのエネルギ吸収鋼材10の第2端を梁端部の柱梁接合部から離隔した位置に接合する。地震が発生して柱梁接合部及び/または梁端部が変形した際に、エネルギ吸収鋼材が長手方向の引張荷重及び圧縮荷重を受けて伸縮塑性変形するようにする。更に、エネルギ吸収鋼材が座屈するのを防止するべくエネルギ吸収鋼材の長手方向中間部分を囲繞してエネルギ吸収鋼材を補剛する座屈拘束用の補剛材30を梁端部に設ける。 (もっと読む)


【課題】間柱を設置して既設建物を補強する際に、上階や下階からの作業を不要として、作業者の負担の軽減等を図る。
【解決手段】間柱3は水平部31と垂下部32とから構成されていて、該水平部31は天井側の梁23に剛結され、垂下部32は、床スラブ21の上面側から該スラブ21の上面21aに結合されるように構成されている。したがって、それら水平部31の剛結及び垂下部32の結合は、間柱3を設置しようとする階の作業だけで行うことができ、上階や下階からの作業が不要となるので、作業者の負担及び上階や下階の居住者の負担を軽減等することができる。 (もっと読む)


【課題】耐力上昇を制御しながら梁端の変形性能の向上を図ることができる梁端補強方法および梁端補強構造を提供する。
【解決手段】鋼材からなる柱に接合される梁端を補強する方法であって、梁下フランジ6に断面欠損部10を設ける一方で、梁下フランジ下面6aと柱頭部2の側面2aとに跨ってシート状の第一補強材14を設け、次いで、第一補強材14の柱頭部2の側面2aに設けた部分の上面を覆いつつ、シート状の第二補強材16を柱頭部2の外周に巻き付けるようにした。 (もっと読む)


【課題】コンクリート柱を太径化することなく、保護塗装や重機を必要とすることなく、且つ環境負荷の少ないコンクリート柱の補強工法を提供することにある。
【解決手段】コンクリート柱の表面を削る下地処理工程と、削ったコンクリート柱の周囲に有機繊維シートを巻き付ける巻き付け工程と、有機繊維シートの周囲に所定の空隙を有して型枠を設置し、セメント系無収縮グラウト材を注入するグラウト材注入工程とから成るので、施工後のコンクリート柱が太径化することもなく、保護塗装や重機を必要とすることなく、且つセメント系無収縮グラウト材には揮発性有機化合物(VOC)が含まれていないため環境負荷を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】現在のセメントを用いてひび割れが発生したコンクリートにおいて、ひび割れを発生させる望ましくないセメントの水和反応を抑制あるいは止めて、正常な反応にする方法を提供する。
【解決手段】ひび割れが発生したコンクリート製壁勾欄1の表面に保水材2とヒーター3と保温材4とを順次当接し、これらを当板5を介してアンカーで壁勾欄1に固定し、且つ保水材2に水を湿潤させると共に面状ヒーター3で保水材2中の水温を80度以上にして壁勾欄1を加水加熱養生する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート製や鋼製の電柱などの中空柱状物の内側に鉄筋を入れて、中空柱状物を容易に効率よく補強することができるようにする。
【解決手段】鉄筋22の展開中心に位置するガイド棒24と、ガイド棒24に摺動可能に嵌合し最上位に位置する上部リテーナ34と、回動自在に連結された長リンク部材31を有する上部展開リンク機構と、最下位に位置する下部リテーナ44と、鉄筋22のそれぞれの下端部と一端が回動自在に連結され、他端が下部リテーナ44と回動自在に連結された長リンク部材42を有する下部展開リンク機構と、上部展開リンク機構と下部展開リンク機構とを連結し、ガイド棒24に摺動可能に嵌合するスライドシャフト30と、を有し、上部展開リンク機構は短リンク部材32によってスライドシャフト30の上端部と連結され、下部展開リンク機構は短リンク部材43によってスライドシャフト30の下端部と連結される。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼製部材を使用し施工性に優れかつ耐力および剛性を確保でき、また、開口部の配置が可能な耐震壁を提供する。
【解決手段】この耐震壁10は、柱梁架構内に設けられて構造物の剛性および耐力を増加させる耐震壁であって、人力にて取り扱い可能なサイズを有しかつフランジ部を有する形鋼部材11,12と、鉄鋼製の補剛プレート13と、柱梁架構内に配置される鉄鋼製の枠部材14と、から構成され、形鋼部材の少なくとも一部が複数のピースに分割されており、補剛プレートはピースに分割されて隣り合う形鋼部材12,12の間に配置可能な程度の大きさを有し、枠部材は複数のピースに分割され、形鋼部材11,12をフランジ部が面内方向となる状態で水平方向および鉛直方向に配置し、隣り合う形鋼部材の間に補剛プレートを配置し、形鋼部材と補剛プレートとを互いにボルト接合して壁体を枠部材の周囲に構成するものである。 (もっと読む)


【課題】既設のコンクリート構造物の既設鉄筋に干渉することなく、コンクリート構造物の側面部からフーチング部内部に渡って鉛直方向補強筋を埋設することが可能なコンクリート構造物の補強工法の提供。
【解決手段】コンクリート構造物のフーチング部1上の柱部2の側面部に特殊コアドリル20のスピンドル部22およびこのスピンドル部22に取り付けられるコアビット21が収納可能かつモータ部23が収容不可能な深さの凹部6を切削し、この切削した凹部6内にはスピンドル部22がモータ部23からオフセットされた特殊コアドリル20のスピンドル部22およびコアビット21を収容して、フーチング部1内部に定着孔7を鉛直方向に削孔する。 (もっと読む)


【課題】 囲い鋼板と補強対象である柱との間に充填したグラウト材の圧力や硬化する過程での熱膨張によって、囲い鋼板が膨らんだり、重ね合わせ部が開いたりしないようにすることである。
【解決手段】 柱の少なくとも一面を囲む囲い鋼板における対向面3a,3dを押さえる第1押さえ片8a,9aと、この押さえ片と直角にするとともに、上記一対の対向面の間で上記対向面と交差する方向の交差面を押さえる第2押さえ片8b,9bとからなる一対の支保部材8,9を備え、これら支保部材8,9の第2押さえ片8b、9bを互いに重ね合わせるとともに、これら支保部材をターンバックル等の締結手段10で締結して上記第1押さえ片8a,9a間の間隔を調整可能にする一方、上記各支保部材8,9には、第2押さえ片8b,9bを上記交差面の方向に押し付ける力を付与するための締め付け具11,15を取り付ける取り付け部8c,9cを設けた。 (もっと読む)


【課題】 引張力の負担が少ない圧縮ブレースによる耐震補強構造、および既存建物とブレースとの接合を簡素化でき、コストダウンが可能な圧縮ブレースによる耐震補強方法を提供する。
【解決手段】 この耐震補強構造は、既存建物をブレースで補強する構造である。ブレースとして、両端が既存建物の躯体に接続される芯材と、この芯材の両面に沿って配置されて芯材の座屈を拘束する拘束材とを有し圧縮力を支持する圧縮ブレース2A,2Bを用いる。圧縮ブレース2A,2Bの芯材には、長さ方向の途中部分で一対の分割芯材に分割したものを用いる。鉄骨枠は、上部鉄骨枠材1だけとする。 (もっと読む)


【課題】既存RC造建物に対する耐震補強として既存躯体に対して新設躯体を一体に打ち継ぐための構造とその施工方法を提供する。
【解決手段】あと施工アンカー3を緩挿可能な寸法のアンカー孔4aと、多数のコッター孔4bを形成した補強鋼板4を既存躯体1の表面に接着し、アンカー孔を通して既存躯体に対してあと施工アンカーを打ち込んだうえで既存躯体の表面にコンクリートを打設して新設躯体2を形成することにより、コンクリートをアンカー孔およびコッター孔内に充填せしめて既存躯体と新設躯体との間にシアコッターを形成する。 (もっと読む)


【課題】ボルト接合のみで、耐震補強部材で柱を補強すると共にブレースの取り付けを行う。
【解決手段】耐震補強部材10は、断面がコ字状に形成され長手方向に合せ部を有する第1補剛部材12と、第2補剛部材14を有している。第1補剛部材12と第2補剛部材14は、断面がコ字状の部分で柱を側面から筒状に取り囲む。第1補剛部材12と第2補剛部材14の両側の合せ部には、フランジ16が外に向けて突設され、フランジ16にはボルト接合用の貫通孔18が設けられている。第1補剛部材12の上部の側壁には、フランジ16と平行に、ボルト接合用の貫通孔28が設けられた上側ブレース取付金具24が突設されている。第2補剛部材14の下部の側壁には、フランジ16と平行に、ボルト接合用の貫通孔28が設けられた下側ブレース取付金具26が突設されている。第1補剛部材12と第2補剛部材14は、柱の全長を取り囲む長さとされている。 (もっと読む)


【課題】従来の補強工法のように、補強用ロッドや補強材を均等に配置するための特殊工具等を用いたり、作業の専門性を必要とすることなく、簡単な方法で、安価且つ短時間に、老朽化した中空電柱を内部から補強することができる中空電柱の補強用材料及び補強方法を提供する。
【解決手段】縦方向に高強度繊維を用い、周方向に伸縮可能な繊維を用いて網目状に編んだ繊維袋を中空電柱の頂部の開口から内部に挿入し、繊維袋の上部を中空電柱の頂部に固定した後、中空電柱の頂部から高強度モルタルを繊維袋の内部に充填することによって、繊維袋の多数の高強度縦繊維が均等かつ効果的な配置状態となるようにした。 (もっと読む)


【課題】四角形の断面形状を有するコンクリート柱の外周面に沿って、補強用の鉄筋を所定のピッチで効率良く設置してゆくことのできる巻立て鉄筋を提供する。
【解決手段】四角形の断面形状のコンクリート柱20を補強する補強体11を形成する際に、コンクリート柱20の外周面に沿って設置される巻立て鉄筋10であって、複数の加工鉄筋14を接合して四角形の螺旋形状に連続させることでコンクリート柱20の周囲に設置される。加工鉄筋14は、コンクリート柱20の四角形の断面形状の3つの辺部20eに沿ったコの字形状となるように2箇所の角部14dを備えるコの字状本体部14aと、コの字状本体部14aの一方の端部の先端から折れ曲がって延設する張出し継手部14bとからなる。張出し継手部14bと、コの字状本体部14aの他方の端部14cとを接合することで、複数の加工鉄筋14が四角形の螺旋形状に連続する。 (もっと読む)


【課題】コンクリートポールの補強作業を簡単に短時間で実行することができ、長期に亘って安定した補強効果を得ることができる補強長さに制限のない繊維材料により補強したコンクリートポールを提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために本発明の繊維材料により補強したコンクリートポール1は、内部に鉄筋3が配設されたコンクリートポール本体5と、前記コンクリートポール本体5の外周面のうち、前記鉄筋3の配設位置外方の少なくとも一部に貼設されるシート状の繊維材料7に対して樹脂系接着剤9を含浸させることによって形成される繊維強化プラスチック層11と、を具備することによって構成されている。 (もっと読む)


【課題】仮設杭などの施工を行うことなく、且つ既存の基礎体に補強を要することなく、既存杭の軸力を受け替えることができる既存杭の軸力受け替え方法を提供する。
【解決手段】杭基礎T1の周辺地盤Gを掘削して既存杭1の一部を露出させ、既存杭1の外周面から中心軸O1を通って貫通するように、又は外周面から中心軸O1側に向けて凹むように設置孔3を形成する。また、設置孔3内に挿入設置した仮受け支柱4と仮受けジャッキ5を押圧させて既存基礎体2と既存杭1を支持するとともに既存杭1の残部1aを解体撤去する。さらに、地盤面G1上にコンクリートを打設して構築した新設基礎体6と既存基礎体2の間に新設躯体を設置する。そして、仮受け支柱4と仮受けジャッキ5による既存基礎体2と既存杭1の支持状態を解除するとともに、既存杭1の軸力を新設躯体に受け替える。 (もっと読む)


【課題】H形鋼からなる耐震補強フレームに対して、耐震補強用型枠を取り付ける際の作業性や施工性を向上させることができる、耐震補強用型枠支持金具を提供すること。
【解決手段】主材11と、主材11の一端側に固定され、主材11に対し垂直方向に延びる第1固定垂直材12と、主材11にスライド可能に取り付けられ、主材に対し垂直方向に延びる可動垂直材13と、主材11の他端側に固定され、主材11に対し垂直方向に延びる第2固定垂直材14と、第2固定垂直材14に回転可能に取り付けられると共に、先端が可動垂直材13に回転可能に支持され、回転して前後動することにより可動垂直材13のスライド量を決定すると共に、任意のスライド量で可動垂直材13を止める調整ボルト15と、を有する。 (もっと読む)


【課題】経済的に構築することが可能な耐震壁を提案する。
【解決手段】複数の開口部11,11,…を形成する格子10と、開口部11,11,…に配設された座屈補剛材20,20,…と、格子10の外周囲を覆う矩形状の枠材30と、を備える耐震壁1であって、格子10は、傾斜した状態で軸方向に力を伝達する複数の斜材12,12,…からなり、少なくとも座屈補剛材20の上側の辺と斜材12の下面との間には隙間が形成されている。 (もっと読む)


【課題】PC中空杭の端部に固定されているリング状鉄製端板を確実に破砕し、中空杭全体を容易に破壊する。
【解決手段】下端に掘進ガイド部材を有する回転軸の上記掘進ガイド部材より上位に、ほぼ上下に延長する所要長の複数本の切削長刃11を上記回転軸の周囲に互いに等角度間隔をあけて配置してなる破砕体Aを設け、上記複数本の切削長刃11は、互いの刃先の水平間隔を下方へ順次狭めてほぼクサビ状に配置され、そのクサビ状切削長刃11における最下端の刃先水平間隔を、既製端板つきコンクリート中空杭の内径よりも若干小さくし、そこから順次上方へ刃先水平間隔を拡大し、最上端の刃先水平間隔を既製端板つきコンクリート中空杭の端板の外径よりも若干大きくした、既製端板つきコンクリート中空杭破壊装置。 (もっと読む)


【課題】 既存の柱の強度を十分に向上させながら、補強された柱が地震発生時などに変形しても、柱の補強に用いた囲い鋼板が梁や床などの構造体に衝突して、その構造体を破損してしまうことがないようにする。
【解決手段】 柱1の周囲に複数の囲い鋼板2を柱の軸方向に連続的に配置し、これら囲い鋼板2を帯状シート3で結束するとともに、囲い鋼板2と柱1との間にグラウト材4を充填する柱の補強構造において、柱1と一体になった梁5や床6と、これらに隣接する囲い鋼板2との間に間隔Sを設け、複数の補強鋼板7を上記囲い鋼板2の一部に重ね合わせて、補強鋼板7で上記間隔Sの周囲を囲ってこれらを帯状シート3で結束し、上記補強鋼板7と囲い鋼板2とで構成する連続空間にグラウト材を充填する一方、柱1を変形させる衝撃が補強鋼板7に作用したとき、補強鋼板7が囲い鋼板2に対して相対移動する構成にした。 (もっと読む)


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