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Fターム[2G001GA01]の内容

Fターム[2G001GA01]に分類される特許

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【課題】カソードルミネッセンスを用いた半導体基板中の結晶欠陥の評価において、半導体基板表面のクリーニングをせずに高精度に結晶欠陥を評価することを可能にする。
【解決手段】欠陥検査装置100は、半導体基板2を支持するステージ3と、電子線照射部7と、CL検出器14と、X線検出器19と、データ処理部22とを備える。電子線照射部7は、半導体基板2に電子線を照射する。CL検出器14は、半導体基板2の検査箇所に電子線が照射されることによって検査箇所の結晶欠陥から発生したカソードルミネッセンス光を検出する。X線検出器19は、検査箇所に電子線が照射されることによって検査箇所の表面に付着する有機化合物から発生した炭素の特性X線を検出する。データ処理部22は、検出された炭素の特性X線の強度に基づいて、検出されたカソードルミネセンス光の有機化合物による減衰を補正する。 (もっと読む)


【課題】 X線分光性能が良好なX線モノクロメータを提供する。
【解決手段】 X線モノクロメータ11は、凹面を有する基板18と、凹面上に形成された複数の細孔を有する無機酸化物膜と、を備える。無機酸化物膜の複数の細孔は、凹面の法線方向に周期的に積層されている。 (もっと読む)


【課題】フライアッシュ、シリカフューム等の混和材や石灰岩からなる骨材が含まれている可能性のあるセメント系硬化体であっても、結合材全体の化学組成を高い精度で簡易に推定することのできる方法を提供する。
【解決手段】(A)セメント系硬化体において適宜定めた二次元領域をピクセル単位に区画した後、電子線マイクロアナライザーを用いて、ピクセル毎に化学組成を分析する工程と、(B)工程(A)で得られた分析結果に基いて、上記二次元領域内のピクセルから、特定のしきい値を基準として、結合材に相当するピクセル群を選択する工程と、(C)工程(B)で得られた、結合材に相当するピクセル群を対象として、該ピクセル群に属するピクセルの化学組成の平均値を算出することによって、セメント系硬化体中の結合材の化学組成の推定値を得る工程と、を含むセメント系硬化体中の結合材の化学組成の推定方法。 (もっと読む)


【課題】従来の三元散布図では表現できなかった3元素の強度の絶対値情報を併せて表示することにより、相解析の効率化や精度向上を図る。
【解決手段】
3元素の強度を強度和で規格化した相対値を表す軸(A軸、B軸、C軸)を正三角形の三辺に割り当て、その三角形が載る平面に直交する方向に3元素の強度の和を表す軸(D軸)を追加した、三角柱状の3次元空間を、マッピング分析において1箇所の微小領域で得られたデータ点をプロットする空間として設定する。そして、この3次元的なグラフを平面化して表示部の画面上に描画する。3次元的なグラフを見る方向を任意に変化可能とすることにより、従来の三元散布図上でのデータ点の位置も把握可能であるとともに、三元素の強度の絶対値も容易に知ることができる。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線スペクトルによる組成分析を行う際に、簡易な手順で精度よく組成分析を行う。
【解決手段】第1の元素xおよび第2の元素yを含む混合試料の蛍光X線スペクトルStにおいて、第1の元素xの蛍光X線の積分強度が第1の領域A>第2の領域B、第2の元素yの蛍光X線の積分強度が第2の領域B>第1の領域Aとなるように設定された第1の領域Aおよび第2の領域Bの積分強度Atおよび積分強度Btをそれぞれ算出し(ステップS106)、積分強度Btに基づき第2の領域Bにおける第2の元素yの強度分By/tの値を設定し、当該強度分By/tおよび第2の元素yの蛍光X線スペクトルSyの第1の領域Aおよび第2の領域Bの強度比(Ay/By)に基づき、第1の領域Aの第2の元素yの強度分Ay/tを算出し、第1の領域Aの第1の元素xの強度分Ax/tを、Ax/t=At−Ay/tから算出する(ステップS108)。 (もっと読む)


本発明は、試料のX線回折(XRD)解析及び/又はX線蛍光(XRF)解析を実行する方法であって、X線源からのX線を試料に照射し、走査波長選択器と波長選択器により選択されたX線を検出するX線検出器とを備えるXRD・XRF複合検出装置を提供し、走査波長選択器を使用して試料により回折されるX線の固定波長を選択してX線検出器を使用して試料での1つ又は複数の値の回折角φでの選択された固定波長のX線を検出することにより試料のXRD解析を実行し、及び/又は、走査波長選択器を使用して試料により発せられたX線の波長を走査してX線検出器を使用して走査された波長のX線を検出することにより試料のXRF解析を実行する方法を提供する。試料のXRD解析及びXRF解析の両方を実行する装置であって、走査波長選択器と、XRD・XRF複合検出装置を備える装置も提供される。 (もっと読む)


【課題】多様な試料を扱う二次イオン質量分析においても、装置周囲に付着した不純物の影響を排除し、精度のよい分析を行うことができる二次イオン質量分析方法を提供する。
【解決手段】電子線、放射線及び一次イオンから選ばれる1種以上を固体試料に照射し、該固体試料から発生する、電子、放射線及び二次イオンから選ばれる1種以上を検出して固体試料の分析を行う分析装置に用いられる試料ホルダーにおいて、封入された相変化材料が装着されている。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線分析時のX線透過シートの膨張を防止できるように試料セルを組み立てる試料セル組立具を提供する。
【解決手段】セル内枠10を嵌合した試料カップ11を、カップ端面111が下側となった状態で、試料カップ載置台71上に載置する。円柱部(位置決め部)712の外径はセル内枠10に内嵌し、試料カップ11を位置決めする。円柱部712の上面には突起部(押し上げ部)713が突出しており、カップ端面111を押し上げて試料カップ11の内側に向けて変形させる。高さが試料カップ11よりも高いシート載置具72上にX線透過シート12を載置し、上から外枠嵌合具73でセル外枠13を試料カップ11に嵌合させて、試料セル1を組み立てる。X線透過シート12を下側にして蛍光X線分析を行う際、内部圧力が上昇しても、カップ端面11が外側に向けて変形し、X線透過シート12の膨張が防止される。 (もっと読む)


本発明は、材料の性質を特徴付ける方法に関する。本方法は、X線の放射源(1)と検出器との間に、前記材料の少なくとも1つのサンプル(100)を提供する段階と、X線放射源を使用して、X線のN個のスペクトルをそれぞれ持続時間Δtにわたって前記材料に透過させる段階と、エネルギーまたは検出チャネルに基づいて、前記材料の透過関数を算出する段階と、少なくとも2つのエネルギー領域のそれぞれにおいて、透過関数の積分値を算出し、少なくとも第1透過係数(α1)および第2透過係数(α2)を得る段階とを有する。
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【課題】長期的に安定して、発熱による分光性能の低下が抑制される分光器を提供する。
【解決手段】分光器は、照射されたX線を分光する分光結晶(10)と、分光結晶の、X線照射領域(15)を除いた領域の少なくとも一部に形成された熱伝導部材(11)と、を有している。熱伝導部材(11)は、熱伝導部材(11)の熱伝導率が分光結晶(10)の熱伝導率よりも大きくなるように、カーボンナノファイバとカーボンナノチューブの少なくとも一方を含有した無機材料からなる。 (もっと読む)


【課題】基板表面などに存在する被測定物を反応性ガスにより溶解後、その基板に溶液を滴下して保持具で保持しながら基板表面で移動させ、被測定物を回収後乾燥させて基板表面に保持する試料前処理装置などにおいて、溶液の残量の影響を受けずに、所望の一定の滴下量が得られ、被測定物の回収が正しく行われるものを提供する。
【解決手段】溶液4の残量、弁82の開放時間および溶液4の滴下量の相関関係をあらかじめ記憶するとともに、溶液4の残量を検知し、その検知した溶液4の残量と相関関係とに基づいて、溶液4を滴下するための弁82の開放時間を決定する。 (もっと読む)


【課題】被検体に含まれる異物に対する感度を向上させ、被検体が移動する場合であっても異物検知が充分に行える蛍光X線検査装置及び蛍光X線検査方法を提供する。
【解決手段】移動する被検体100に含まれる異物110を検出し、かつ被検体を構成する1つの元素の原子番号が異物を構成する1つの元素の原子番号より大きい場合に適用され、被検体に1次放射線を照射する放射線源10と、1次放射線の照射によって異物を構成する1つの元素から放出される蛍光X線を検出する検出器12とを備え、被検体を構成する1つの元素のK吸収端のエネルギーをE1、異物を構成する1つの元素のK吸収端のエネルギーをE2としたとき、1次放射線がエネルギーピークEPを持ち、E2<EP<E1
である蛍光X線検査装置1である。 (もっと読む)


【課題】マルチチャネルアナライザ計測者の負担を軽減する。
【解決手段】所定のクロックで被測定信号をサンプリングして得られたサンプリングデータに基づいて被測定信号のピークを検出し、ピーク値を取得するマルチチャネルアナライザにおいて、被測定信号と所定のトリガレベルとを比較して、トリガ信号を発生するトリガ検出部と、ピーク検出時点のトリガ信号発生時点からのクロック数である第1クロック数を計測するピーク検出部と、外部から入力されるスタート信号からトリガ信号発生時点までのクロック数である第2クロック数を取得する時間情報取得部と、第1クロック数と第2クロック数とを合計しスタート信号からピーク検出時点までのクロック数である第3クロック数を算出する時間情報処理部とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、卓上型全反射蛍光X線分析装置を用いた検査結果に基づいて、ミネラルの充足、不足を簡便に、正確に判別する。また、体内に蓄積した有害な重金属を簡便に検査する。また、農作物、藻類・魚介類など海産物、食肉類・卵類・乳類など畜産類、菓子類、調味料及び香辛料、調理加工食品類に含まれる元素を簡便に検査する。
【解決手段】本発明は、カルシウム、銅、亜鉛、鉄などのミネラルの過不足を判別し、不足に対して、有効な食品の選別し、ヒトへの有効なミネラルの摂取方法を提供し、ミネラルの不足を効率的に解消する。体内に蓄積した有害な重金属のデトックス(解毒)作用に有効な食品を、卓上型全反射蛍光X線解析装置を用いた検査により選別し、出来るだけ速やかに解毒作用を行う。また、農作物、藻類・魚介類など海産物、食肉類・卵類・乳類など畜産類、菓子類、調味料及び香辛料、調理加工食品類中の元素を明らかにすることで、食の安全を守ることを可能にする。 (もっと読む)


【課題】 1MeVを超える高エネルギーX線のエネルギー弁別ができ、かつ高エネルギーX線がパルスで発生しても、パイルアップが生じにくい高エネルギーX線のエネルギー弁別検査装置と検出方法を提供する。
【解決手段】 被検査物6に向けて1MeVを超える高エネルギーX線1aを照射するX線発生装置11と、被検査物を透過して入射する入射X線1をコンプトン散乱させる散乱体12と、コンプトン散乱された散乱X線2の入射X線に対する散乱角を所定の範囲に制限する遮蔽体13と、遮蔽体で制限された散乱X線のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器14と、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器16とを備える。 (もっと読む)


【課題】試料の組成が異なる場合でも蛍光X線分析を利用して試料中の測定対象物の濃度を計測することができる濃度計測方法、及び蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明では、硫黄等の測定対象成分を含む液体燃料等の試料に対して蛍光X線分析を行い、蛍光X線分析により取得したスペクトルから求められる測定対象成分の蛍光X線強度から、散乱X線及びシステムピークによるバックグラウンドを減算し、バックグラウンドを減算した蛍光X線強度に対し、試料の組成に起因する蛍光X線強度変化の補正を行う。バックグラウンドを減算した蛍光X線強度に対して補正を行った後の値と測定対象成分との関係を示す検量線を予め定めておき、検量線に基づいて、試料中の測定対象成分の濃度を計算する。 (もっと読む)


【課題】 1MeVを超える高エネルギーX線のエネルギーを検出することができる高エネルギーX線の検出装置と検出方法を提供する。
【解決手段】 所定の方向から入射する入射X線1の照射によりこれをコンプトン散乱する散乱体12と、入射X線に対し特定の方向θにコンプトン散乱された散乱X線2のエネルギースペクトルを検出する散乱X線検出器14と、散乱X線のエネルギースペクトルから入射X線のエネルギースペクトルを演算する入射X線解析器16と、コンプトン散乱の断面積から入射X線1のエネルギースペクトルを補正する入射X線補正器18とを備える。 (もっと読む)


【課題】試料の内部構造を破壊することなく分析する。
【解決手段】干渉性X線が発せられるX線源と、前記X線源からのX線をコリメートするX線コリメータと、X線を吸収又は反射する材料により形成されており、前記X線の可干渉となる位置に設けられた参照穴及びX線透過窓とを有し、前記コリメートされたX線が照射されるX線吸収部と、前記X線透過窓を透過したX線が照射される位置に設置される試料と、前記試料により生じる散乱X線と、前記参照穴を通過したX線との干渉により生じたホログラムを検出する検出器と、前記検出器により得られた前記ホログラムに基づき前記試料の内部構造のイメージ画像を得るためフーリエ変換を行う処理部と、を有し、前記試料は、前記X線吸収部に対し相対的に移動させることができるものであることを特徴とするX線分析装置により上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】より多くの元素を同時に効率よく検出することができ、スペクトルのエネルギー分解能を高めることができる分光結晶13、波長分散型X線分析装置10および元素分布測定方法を提供する。
【解決手段】分光結晶13は、所定の基準直線を含む基準平面に対して垂直に交わる円弧を連ねた形状を成す内側面を有している。内側面は、基準直線に沿って試料1から検出器14に向かって、円弧の曲率半径が小さくなるとともに、円弧と基準平面とが交わる円弧交点と、基準直線と円弧含有平面とが交わる基準交点とを結ぶ線分と、基準交点から試料1側の基準直線との成す角が小さくなるよう構成されている。分光結晶13は、基準直線が試料1と検出器14とを結ぶ軸に一致するよう配置されている。検出器14が、X線を検出する線状または面状の検出部14aを有し、検出部14aが試料1と検出器14とを結ぶ軸に対して垂直を成すよう配置されている。 (もっと読む)


【課題】発光のブルーシフトが抑制された発光デバイスの製造に好適なIII族窒化物結晶基板、エピ層付III族窒化物結晶基板、ならびに半導体デバイスおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】III族窒化物結晶基板1の任意の特定結晶格子面のX線回折条件を満たしながら結晶基板の主表面1sからのX線侵入深さを変化させるX線回折測定から得られる特定結晶格子面の面間隔において、0.3μmのX線侵入深さにおける面間隔d1と5μmのX線侵入深さにおける面間隔d2とから得られる|d1−d2|/d2の値で表される結晶基板の表面層の均一歪みが1.9×10-3以下であり、主表面の面方位が、結晶基板の(0001)面または(000−1)面1cから<10−10>方向に10°以上80°以下で傾斜したIII族窒化物結晶基板1。 (もっと読む)


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