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Fターム[2G001GA01]の内容

Fターム[2G001GA01]に分類される特許

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【課題】試料等の機械的な回転を必要とすることなく、広い移行運動量qの範囲のX線及び中性子線の反射率曲線を短時間で測定すること。
【解決手段】湾曲結晶で構成される反射型ポリクロメータ1の湾曲面でX線(中性子線)を反射させて、試料Sの上面から見て扇型に集束されるX線束であって、水平方向の集束角に応じて鉛直面内でX線ビームと試料表面となす角度が連続的に変化するX線束を作成する。試料表面で反射されたX線強度分布を二次元検出器2で測定し、その二次元強度分布から試料表面に垂直な方向の散乱ベクトルの関数として変化するX線反射率曲線を求める。 (もっと読む)


【課題】X線における特定の波長領域を取り出すに当たり、効率よく狭い波長幅のものを取り出すことができ、フィルタリング性能の向上を図ることが可能となるX線源システム及びX線位相イメージングシステムを提供する。
【解決手段】X線源と、位相格子と、吸収格子と、を有するX線源システムであって、
位相格子は、X線源と一定の距離をおいて設置され、
位相格子の構造が、X線源より照射されたX線による位相波面を所定の形状に変形させる屈折レンズを、X線の照射される方向と直交する方向に並べた屈折レンズ群で構成されると共に、
吸収格子は、屈折レンズ群による干渉で特定の周波数領域のX線による干渉縞のコントラストが高くなる位置に設置され、
X線の透過率を高くした特定の領域が、屈折レンズ群による特定の周波数領域における干渉縞のX線強度が高くなる箇所に対応させて配設されている。 (もっと読む)


【課題】X線回折装置において異なる波長のX線に基づいた測定データを1回の測定によって同時に取得できるようにする。異なる波長の回折線のデータを2次元検出器の受光面の全領域を使って取得することを可能とする。
【解決手段】X線発生源2から発生した特性X線を試料3に照射し、試料3で回折した特性X線をX線検出部器6のX線検出部13によって検出する波長分別型X線回折装置1である。X線発生源2は、原子番号が異なる複数の金属によって構成され、それぞれの金属から互いに波長が異なる複数の特性X線を発生する。X線検出部13は、それぞれがX線を受光してX線の波長に対応したパルス信号を出力する複数のピクセル12で構成される。ピクセル12のそれぞれに付設されておりピクセル12の出力信号を特性X線の波長ごとに分別して出力する分別回路が設けられている。個々のピクセル12において波長別にX線強度を検出する。 (もっと読む)


【課題】結晶構造が回転対称の試料だけでなく、回転対称でない試料であっても、簡単に精度のよい分析をすることができるコンパクトな蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の蛍光X線分析装置は、結晶構造を有する試料Sが載置される試料台8と、試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、試料Sからの2次X線4を検出する検出手段7と、試料台8を回転させる回転手段11と、試料台8を平行移動させる平行移動手段12と、試料Sの回転角度とその角度で発生する2次X線4の強度とを対応させて取得した回折パターンに基づいて、隣り合う間隔が180°未満であって、回折X線を回避できる回避角度を少なくとも3つ選択するための選択手段17とを備え、制御手段15が、試料台8、回転手段11および平行移動手段12が当該装置の他の構造物と干渉しない回避角度に試料Sを設定するように回転手段11を制御する。 (もっと読む)


【課題】眼鏡レンズ基材上に形成される機能性膜の性能を高い信頼性をもって評価するための新たな手段を提供すること。
【解決手段】眼鏡レンズ基材上に機能性膜を形成するための成膜材料または該成膜材料を用いて形成された機能性膜の性能評価方法。前記評価される性能は、上記機能性膜表面の滑り感および上記機能性膜の密着性からなる群から選ばれ、上記成膜材料または上記機能性膜にX線を照射することにより発生する光電子量の経時変化に基づき、前記評価を行う。 (もっと読む)


【課題】核燃料棒上のクラッドの分析を遂行する方法の提供。
【解決手段】核燃料棒上のクラッドフレークの断面の分析方法であって、該フレークの結晶のモルホロジーを決定し、該フレークの結晶のサイズを決定し、該フレークの様々な場所における該フレークの元素分布を相関させ、しかもこれらの分布はエネルギー分散型分光器が取り付けられた走査電子顕微鏡でもって得られ、該元素分布により該結晶中の化学元素を決定し、そして鉄濃縮の減損並びに亜鉛及びケイ素の濃縮を該結晶のサイズ及びモルホロジーと相関させることを含む方法。 (もっと読む)


【課題】半田中のカドミウム濃度を蛍光X線で正確に分析する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】蛍光X線を用いた半田中のカドミウム濃度の分析方法で、銅基材の表面に半田の薄膜を付着させ、半田の薄膜中のカドミウム濃度を蛍光X線で分析する。なお、半田の薄膜は、膜厚が5〜50μmであることが好ましい。銅基材の表面に付着させた半田の薄膜を蛍光X線で分析するため、半田中のカドミウム濃度を正確に分析することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明はオージェ像収集方法及び装置に関し、S/N比のよいオージェ像を得ることを目的としている。
【解決手段】試料3に電子ビームを照射し、該試料3の表面から放出される二次的電子を分光器4によりエネルギー分光し、該分光した各エネルギーの二次的電子を検出器4bによりカウントするようにしたオージェ電子分光装置であって、前記検出器4bを複数用意し、前記異なるエネルギーの電子を同時にカウントするようにしたオージェ電子分光装置において、前記複数の検出器4bによりカウントされたデータに基づいて、エネルギー値毎に各検出器(チャネル)のカウント数のテーブルを作成し、該テーブルを用いてピークのチャネルとバックグラウンドのチャネルの組み合わせと、各組み合わせのS/N比を求め、最もS/N比が高い組み合わせを選択してピーク強度を算出するように構成する。 (もっと読む)


【課題】 主成分の数を間違って設定して多変量カーブ分解を行うと、評価対象物の情報を反映した妥当な解析データを得ることができない。
【解決手段】 複数の標本の原初スペクトルデータを主成分分析することにより、複数の暫定主成分スペクトルを求める。暫定主成分数を変えて、暫定主成分スペクトルの中から、寄与率の大きなものから順番に暫定主成分数の暫定主成分スペクトルを抽出する。抽出された暫定主成分スペクトルに基づいて計算された標本のスペクトルデータと、原初スペクトルデータとの差分スペクトルを、暫定主成分数ごとに求める。差分スペクトルに関連する情報エントロピーと、暫定主成分数との関係に基づいて、原初スペクトルデータの主成分数を決定する。 (もっと読む)


【課題】X線吸収部に対し試料部を相対的に移動することのできる明瞭なイメージ画像を得る。
【解決手段】干渉性X線が発せられるX線源と、X線源からのX線をコリメートするコリメータと、X線を吸収又は反射する材料により形成されており、X線の可干渉となる位置に設けられた参照穴及び透過窓とを有し、コリメートされたX線が照射されるX線吸収部と、透過窓を透過したX線が照射される位置の支持膜に試料が設置された試料部と、試料により生じる散乱X線と、参照穴を通過したX線との干渉により生じたホログラムを検出する検出器と、検出器により得られたホログラムに基づき試料の内部構造のイメージ画像を得るためフーリエ変換を行う処理部と、を有し、試料部は、X線吸収部に対し相対的に移動させることができるものであって、試料部とX線吸収部とが接触、または、試料部とX線吸収部との間隔が40μm以下となるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】測定対象物から放出された光電子のエネルギースペクトルを短時間に正確に取得することができるX線光電子分光装置およびX線光電子分光方法を提供する。
【解決手段】X線源10から出力されたX線3の照射により測定対象物2で発生した電子4が電子レンズ20およびエネルギー分析器30を経て検出器40に到達したときに検出器40により得られたエネルギースペクトルを、電子レンズ20による電子4の減速が調整されて測定対象物2のフェルミ準位よりも低束縛エネルギー側にある禁止帯に相当する帯域のものとして検出器40により得られたエネルギースペクトルに基づいて補正する。 (もっと読む)


【課題】X線レンズの集中スポットを小さくすることなく、蛍光X線分析の空間分解能をより向上させることができる蛍光X線検出装置及び蛍光X線検出方法を提供する。
【解決手段】蛍光X線検出装置は、X線管(X線源)11からの一次X線を集中スポット(第1空間)に集中させる第1X線レンズ12の焦点の位置と、取り込みスポット(第2空間)からの蛍光X線を集光してX線検出器(検出手段)21に検出させる第2X線レンズ22の焦点の位置とを、集中スポット及び取り込みスポットが重なる範囲内で離隔してある。集中スポットと取り込みスポットとが重なった検出領域からの蛍光X線のみが検出され、検出領域の大きさが空間分解能となる。集中スポットの大きさが空間分解能となる従来の蛍光X線検出装置に比べて、蛍光X線分析の空間分解能を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】標準物質を使用せず、装置の設置場所や測定者の如何にかかわらず、各測定点の測定値のランクを視覚的に容易に判別することができるX線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線分析装置は、試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、1次X線2が照射された試料Sから発生する2次X線6の強度を検出する検出手段9と、試料Sを測定位置に移動させる試料移動手段8と、試料Sを移動させ、試料Sの所定の測定点に1次X線2を照射させて検出された2次X線6の強度に基づいて複数の測定点について測定値を求める測定手段10と、測定手段10による各測定点の測定終了毎に、測定済の測定点を所定の測定値範囲毎にランク分けして、ランクによって大きさおよび色が異なるマークを決定する処理手段11と、処理手段11によって決定されたマークを試料Sの各測定点に対応した位置に画像表示する表示手段12とを備える。 (もっと読む)


【課題】試料台とその上に被せられる蓋体を有する試料導入用ホルダーであって、分析の際に、分析装置の外部からの操作を要せずに、蓋を取外して試料を開放することができる試料導入用ホルダーを提供する。
【解決手段】分析用試料を保持する試料台及びこの試料台に被せられる蓋体を有し、前記試料台と蓋体により試料及びガスを包含する空間を形成し、前記空間内と蓋体外部との圧力差が所定値以下では、前記空間内と蓋体外部間が雰囲気遮断状態となるように、試料台と蓋体がかん合しており、かつ前記かん合における試料台と蓋体間の接着力が、前記圧力差が前記所定値を超えたとき前記圧力差により蓋体が試料台上から除去される大きさであることを特徴とする試料導入用ホルダー。 (もっと読む)


【課題】例えば数MeV以上の高エネルギーのX線であって、かつ異なるエネルギーのX線を従来よりも安価に発生させる。
【解決手段】X線源1と、該X線源1から出射されたX線の特定スペクトル成分の透過を阻止することにより異なるスペクトルの検査用X線を出射するX線透過手段とを具備する。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料に含まれる主成分元素以外の高濃度元素と低濃度元素との分布状態を測定すること。
【解決手段】電子線源2が、鉄鋼材料Sに電子線Eを照射する。WDX3が、電子線Eの照射に伴い発生するX線を検出することによって、鉄鋼材料Sに含まれる主成分元素以外の低濃度元素の分布状態を測定する。EDX4が、Cr箔からなるフィルター7を透過したX線を検出することによって、主成分元素以外の高濃度元素の分布状態を測定する。これにより、鉄鋼材料Sに含まれる主成分元素以外の高濃度元素と低濃度元素との分布状態を同時、且つ、高精度に測定することができる。 (もっと読む)


【課題】内部の雑音を低減した多重エネルギ撮像データを得る。
【解決手段】CTシステム(10)が、走査対象(22)を収容する開口(48)を有する回転式ガントリ(12)と、制御器(28)とを含んでおり、制御器(28)は、第一の時間的期間(454)にわたり第一のkVp(452)を印加し、第一の時間的期間(454)とは異なる第二の時間的期間(458)にわたり第二のkVp(456)を印加し、第一の時間的期間(454)の少なくとも一部の間に第一の非対称型ビュー・データ集合(550)を取得し、第二の時間的期間(458)の少なくとも一部の間に第二の非対称型ビュー・データ集合(554)を取得して、取得された第一及び第二の非対称型ビュー・データ集合(550、554)を用いて画像を形成するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】対象物の元素組成を同定する方法を提供する。
【解決手段】この方法は、選択されたエネルギー範囲を獲得するために少なくとも1つのエネルギー選択規準に応じて照射エネルギー範囲のエネルギー範囲を選択するステップ(210)と、選択された元素を獲得するために、少なくとも1つの元素・選択規準に応じて、対象物の分析が実行される純粋な元素及び/又は化合物を選択するステップ(215)と、選択されたエネルギー範囲に応じて、選択された純粋な元素及び/又は化合物の吸収係数を決定するステップ(220)と、選択された純粋な元素及び/又は化合物の積分密度を決定するステップ(230)と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被洗浄基板の洗浄水中の不純物が被洗浄基板の汚染に及ぼす影響を評価する方法を提供する。
【解決手段】被洗浄基板としてのシリコンウエハの表面の汚染は、シリコンウエハ上に存在するSiOHに由来するOH基が吸着活性点となり、ここ金属含有成分、有機物等が吸着することにより生じる。そこで超純水製造システム1を基本システムとして洗浄した後のSiOH(OH基)の量と、シリコンウエハの洗浄条件や水質条件等の洗浄処理条件を変動させて洗浄した後のSiOHの量とを測定し、両者の比に基づき最適な水質を設定し、さらに当該設定水質の超純水を供給し得る最適なシステム設定となるように基本システムを組み換えたり、基本システムの構成要素の仕様を変更したりする。 (もっと読む)


【課題】バックグラウンド波形の急激に変化する偏曲点付近に存在するスペクトルであっても、蛍光X線ピーク波形とバックグラウンド波形の適当な分離を図ること。
【解決手段】典型的なバックグラウンド波形と強度を求めたい蛍光X線ピーク波形とそのピークの周辺にあり検出された複数の蛍光X線ピーク波形を使い、測定された波形を良く再現するようにバックグラウンド波形と蛍光X線ピーク波形の強度を変化させる。そして、出来上がったスペクトルから、蛍光X線ピーク波形とバックグラウンド波形を分離する蛍光X線分析装置を提供する。 (もっと読む)


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