説明

Fターム[2G001SA10]の内容

Fターム[2G001SA10]に分類される特許

141 - 160 / 164


【課題】 試料からの微弱な散乱光を、超小角領域まで精度よく検出できる光散乱測定装置を提供する。
【解決手段】 レーザー光源11と、レーザー光源11からの光を集光する第1のレンズ12と、ピンホールdを有するピンホール板13と、第1のレンズ12からピンホールdを介して入射した光を平行光にする第2のレンズ14と、第2のレンズ14から入射した平行光を検出器17の検出面に備えられたビームストッパー16で焦点を結ぶように集光する第3のレンズ15とを設ける。また、ピンホールdとビームストッパー16とを光学的に共役な位置に配置する。 (もっと読む)


【課題】 X線の吸収が少ない被検査体の透視画像の画質を向上させる。
【解決手段】 X線管1で発生したX線4をベルトコンベア5で運ばれてくる被検査体7に照射してラインセンサ3により透過X線を検出し透過像を得る。この透過像から被検査体7内部に存在する異物を検出する。X線管1とラインセンサ3の間に内部を真空としたケース2を配置すると、X線4はこのケース2内を通過するから、このケース2を通過する間ではX線4が空気によって吸収されることがない。これによりX線管1で発生したX線のうち、とくに波長の長い低エネルギーのX線が減衰することなく被検査体7に到達することになる。したがって、高エネルギーX線では透視画像にコントラストが付かず、低エネルギーX線で検査することが適当な種類の被検査体に対しても効果的に異物検出を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】液体試料だけでなくスラリー試料であっても、さらに液体中に浸漬した状態の固体粉末試料であっても、電磁波吸収測定により適切なデータが得られる試料測定用セル、及び電磁波吸収測定方法を提供すること。
【解決手段】電磁波透過性の材料で形成された2つの窓を相対する位置に有し、2つの窓の間に試料を存在させることが可能な電磁波通過部位と、電磁波通過部位の下方に設けられた、内部の液体を撹拌可能な攪拌手段を有する撹拌手段設置部位と、を有するセル構造を為しており、(1)セル構造内の電磁波通過部位の上方に、少なくとも1つの空孔を有する仕切り板を有する、又は(2)セル構造内の電磁波通過部位に、固体粉末試料を所定の電磁波通過長となるように配置可能でかつ固体粉末試料中に液体が浸透可能な試料容器を有する、試料測定用セル。 (もっと読む)


【課題】
非破壊検査による検査・試験パスの短縮を図り例えば薬剤開発期間の短縮、しいては製造・品質の安定化を図った分子構造複合同定装置を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、被検試料載置板16に載置された同じ被検試料17に対して0.5mm以下の直径に制限したX線ビームと赤外線・可視光・紫外線の何れか一つあるいは複数の波長ビームを照射する照射光学系(1,12;2,22,11)と、前記被検試料から得られるX線回折パターン及び前記被検試料から放出される反射光又は散乱光を検出する検出光学系(9;11,3,5)とを備え、前記被検試料から同時または連続して少なくともX線回折スペクトル及び可視光による反射光像を検査できるように構成した分子構造複合同定装置である。 (もっと読む)


【課題】半導体プロセスでの原位置・非接触温度測定のための改善された方法および装置を提供することである。
【解決手段】単結晶シリコンウェハをプロセスチャンバに配置し、第1と第2の入射X線源をそれぞれ、プロセスチャンバ内の前記ウェハとコミュニケートさせ、所定の第1の放射波長のX線を前記第1のX線源から選択し、所定の第2の放射波長のX線を前記第2のX線源から選択し、ここで第1の放射波長と第2の放射波長は相互に異なっており、選択されたX線を前記ウェハ上の測定スポットにフォーカスし、前記ウェハから反射された第1と第2のX線を受信し、受信された第1の波長の反射X線と第2の波長の反射X線に基づいて、温度測定中のウェハのシフト運動または撓みを考慮してウェハの格子定数を検出し、格子定数によって決定されたウェハの温度を求める。 (もっと読む)


【課題】 薄膜化した試料に電子線を照射して観察、特にX線検出による元素分析を、背景雑音を低減して高精度、高分解能で行える試料観察装置および試料観察方法を実現することを目的とする。
【解決手段】 薄膜試料の直後に孔部を有する軽元素材料からなる部材56を配置して、電子線8で該試料22の特定部位を観察する。
【効果】 本発明により、薄膜試料に電子線を照射して観察する際に、該試料以外の部分から発生するX線、および、該試料以外の箇所で散乱されて再び該試料に入射する電子線を低減できる。これにより高精度、高感度な2次電子像観察および元素分析が可能となり、一段と微細化が進むLSIデバイス等の内部観察等を、高精度、高分解能で実施できる試料観察装置および試料観察方法を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 X線による異物検出精度を要求レベルに維持しつつ処理能力を高めることができるX線異物検出装置を提供する。
【解決手段】 被検査物を搬送する搬送手段10と、搬送手段10により搬送される被検査物に所定の検査領域内でX線を照射して被検査物に含まれる異物を検出する異物検出手段20とを備えたX線異物検出装置において、搬送手段10が、検査領域内で並列する複数の管路状の搬送路p1、p2を有し、異物検出手段20が、複数の搬送路p1、p2の中の被検査物に向かってX線を照射するX線発生部21と、複数の搬送路中の被検査物を透過したX線を検出するX線検出部22とを含んで構成されている。 (もっと読む)


【課題】一台の装置で、小角散乱、X線回折、反射率測定等を容易に行える装置を提供する。
【解決手段】試料分析装置は、第1のX線収束ビームを試料表面に向け、第2のX線平行ビームを試料表面に向けるように構成された照射源を含む。動作アセンブリは、照射源を、X線が試料表面にかすめ角で向けられる第1の光源位置と、X線が表面に試料のブラッグ角近傍で向けられる第2の光源位置との間で移動させる。検出素子アセンブリは、照射源が、第1および第2の光源構成のいずれか、および第1および第2の光源位置のいずれかにあるときに、試料から散乱したX線を角度の関数として感知する。信号処理部は、検出素子アセンブリからの出力信号を受けてこれを処理し、試料の特性を判定する。 (もっと読む)


【課題】測定ヘッド下の検出器以外、クレードル(円弧)又はその他の構造体がなく、測定距離は、ソフトウェアにより自由に選択可能であり、ほとんどの部品が購入できるくらいに簡易な設計のため、複雑、不正確、さらにコスト高な構造を避けることができるゴニオメータを提供する。
【解決の手段】ゴニオメータ(1)は、応力測定及び粒子の微細構造の特定を行い、フレーム(4)と、測定位置(31)において測定を実行するため、第1の線形移動装置(5)、第2の線形移動装置(6)及び傾動装置(16)により移動可能にフレーム(4)に設けられた測定ヘッド(7,8,9,10)とを備え、傾動装置(16)の回転軸(12)が測定位置(31)に一致せず、測定中に、前記移動装置(5,6,16)により、測定ヘッド(7,8,9,10)の円弧形(30)の移動を作り出す手段を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
ナノ薄膜積層体の膜厚と界面幅を、測定範囲1mm以下の領域で、計測可能な微小部積層構造検査装置を提供する。
【解決手段】
X線源と試料の間に、分光素子と集光素子があり、X線源で発生したX線を分光素子で単色化し、集光素子により試料位置で、水平方向と垂直方向のX線束の大きさが10μm以下と1mm以下に集光して試料に照射する、分光素子と試料の間にある薄膜散乱体で散乱された入射X線のエネルギーと強度を散乱X線検出器で測定し、試料で鏡面反射されたX線を反射X線検出器で測定する、そして散乱X線検出器と反射X線検出器の出力を入れることで、入射X線と計測する反射X線のエネルギーを一致させて、散乱X線と反射X線の強度を計数するエネルギー同期計測装置を有し、入射X線のエネルギーを変えながら、試料からの蛍光X線の影響のない反射率を測定する微小部積層構造検査装置。 (もっと読む)


【課題】高いコントラストで、アモルファスと結晶との差異を画像化して観察可能なSEM装置を提供する。
【解決手段】試料に対して電子顕微鏡を走査しながら観察を行う構成を有し、紫外光、X線の、少なくともいずれかを照射可能な、照射系15を具備している二次電子像観察装置10を提供する。 (もっと読む)


【課題】 超伝導X線検出器と、低温初段増幅器と、コリメータとからなる超伝導X線検出装置の先端部分において、該検出器と該コリメータとの位置の粗調整が容易な構造とし、かつ、ボンディング配線を保護できる超伝導X線検出装置およびそれを用いた超伝導X線分析装置を提供する。
【解決手段】 超伝導X線検出器の検出部とコリメータの貫通穴との位置を、該検出器と該コリメータの少なくとも外周の一部を位置の基準として製作し、基準とした外周の一部が一致するように該検出器と該コリメータを装着固定する、あるいはセンサーホルダに設けた溝の壁に基準とした外周の一部が接するように装着固定する構造としたものである。 (もっと読む)


【課題】フィルタで捕捉した微粒子をX線分析装置により元素分析する際、微粒子以外にフィルタのベース部材の元素も測定することになり、本来の測定対象の微粒子の元素を特定する上で障害となっていた。
【解決手段】分析用フィルタ1は、穴径100nm〜1000nmのろ過穴3を複数有する樹脂からなるフィルタベース2と、フィルタベース2の片側の表面に金(Au)をイオンスパッタにて形成した金属被覆膜4とを有する。金属被覆膜4の膜厚は、X線分析装置の電子線が貫通しない程度で、ろ過穴3を塞がない程度が望ましく、40nm〜100nmが好適である。 (もっと読む)


【課題】
検体試料中のAl又はCuの測定を高精度で行うことができる二次イオン質量分析法を提供すること。
【解決手段】
本発明の二次イオン質量分析法は、イオンビーム調整用試料を用いてイオン光学系の調整を行う工程と、調整されたイオン光学系の下で検体試料中の検出対象元素の二次イオン強度を測定する工程を備える二次イオン質量分析法であって、検出対象元素がAl又はCuであるとき、イオンビーム調整用試料が、実質的に検出対象元素と異なる元素のみからなる材料で形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 入射ビームのビーム厚みによる回折X線像のぼけを低減し、かつ、ダイナミックレンジの大きな画像を再生することにより、明度差のある鮮明なポトグラフ画像を得ること。
【解決手段】 ビーム厚みが経時的に変化した入射X線ビーム2を測定試料3に入射して回折させ、該回折した回折X線ビーム4を2次元の回折画像として画素単位で経時的に連続して画像検出部150にて検出し、演算処理部200において、該検出された2次元の回折画像の画素毎に、入射X線ビーム2の経時的なビーム厚みの変化量Δξに対する回折X線ビーム4のX線強度の明度変化率ΔM/Δξを算出し、該2次元の回折画像の算出値である明度変化率ΔM/Δξを画素毎に積算し、該積算した積算値マトリックスImをポトグラフ画像として生成する。 (もっと読む)


【課題】 表面層を備えたサンプルの検査方法及び検査装置を提供する。
【解決手段】 その検査方法はX線の平行光線でサンプル22を照射中に、サンプル22の第1の反射率スペクトルを取得し、サンプル22の散漫反射特性を測定するために第1の反射率スペクトルを処理する。X線の収束光線でサンプル22を照射中に、サンプル22の第2の反射率スペクトルが取得される。サンプル22の表面層の特性を求めるために散漫反射特性を使用して、第2の反射率スペクトルが解析される。 (もっと読む)


本発明は、充填された容器における、ガラスの破片の様な異物を検査するための装置に関する。上記装置は、搬送面上に於いて一つ一つの容器10を連続して一列に搬送するための搬送ユニット16と、X線24を予め定められた方向に放射するためのX線源18と、及び上記容器10を横切った後のX線24を記録するためのユニット20,22とからなる。X線源18より放射されるX線24の方向は、搬送面に対し10°〜60°の間で傾いている。2つのX線源18が、搬送面の上下に夫々備えられ得る。X線源が上記態様で配置されていることから、X線の通過する経路は、容器底部の膨らみの最大勾配に対して凡そ接線方向となり、それ故上記装置は、充填された容器10における異物を検査するのに特に好適なものとなっている。
(もっと読む)


【課題】原子番号の低い結晶材料或いはワークに用いられる短波長X線回折測定装置及びその方法を提供する。
【解決手段】その装置はX線管1と、入射絞り2と、テーブル4と、サンプルまたはワーク3の位置制限部分に用いられる位置制限受光スリット5、測角器7と、検出器6と、エネルギー分析器9とを備えており、X線管1と検出器6はサンプルまたはワーク3が置かれるテーブル4の両側に位置し、検出器6は回折透過X線の受光に用いられる。本発明の短波長X線回折透過方法によれば、サンプルまたはワーク3を破壊せずに、より厚い結晶材料サンプルまたはワーク3の異なる深さと異なる箇所のX線回折スペクトルを測定し、コンピュータ10でデータ処理を行い、サンプル又はワーク3における各点の位相、残留応力等のパラメーター及びその分布を得ることができる。本発明は、操作が簡単で、測定時間が短いという利点を有し、正確で、かつ信頼できるX線回折スペクトルを得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、それぞれの3層が所定の材料である、少なくとも1つの三つ組層を有する多層構造体から成る。この材料の1つは、ランタン、酸化ランタン、又はランタン基合金を含む群からのものであり、第2の材料が第1材料と第3材料の間に配置される。この第2材料は、炭素、ケイ素、ホウ素、炭化ホウ素、又は炭化ケイ素を含む群からのものである。第3の材料は、ホウ素又は炭化ホウ素を含む群からのものである。代替案としては、第4の材料を追加して、この多層構造体をさらに強くし、かつその耐水性を向上させる。この第4材料は、ケイ素、ホウ素、炭化ホウ素、又は炭化ケイ素を含む群から選択する。第4材料は、第n周期の第3層と第(n−1)周期の第1層との間に配置される。
(もっと読む)


【課題】 蛍光X線の検出感度の向上及び装置の小型化を図ることができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】 リング状に形成されかつ軸方向の一端部(端部)2aからリング状の1次X線aをその少なくとも一部が集束するように放射するX線発生器2と、このX線発生器2で包囲された内部空間11に中心軸がX線発生器2の中心軸Dと一致するようにかつX線発生器2の中心軸D上の一端部2a近傍に配置した試料10と対向するように挿入されると共に、1次X線aの照射により試料10から発生する蛍光X線bを検出するX線検出器3と、を備えた。 (もっと読む)


141 - 160 / 164